Air supply control method and apparatus to the rock drilling machine

申请号 JP50857392 申请日 1992-05-05 公开(公告)号 JP3383299B2 公开(公告)日 2003-03-04
申请人 タムロック・オイ; 发明人 エンルンド,ペンティ; タンタリメーキ,カリ;
摘要
权利要求
  • (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】削岩機の打撃装置(5)を作動するための燃焼エンジン(3)により駆動される油圧ポンプ(1)
    と該打撃装置により穿けられた穿孔から穿孔泥を除去するための圧搾空気を発生するコンプレッサ(9)を回転モータ(10)を介して駆動する他の油圧ポンプ(8)とから成り、前記打撃装置(5)に供給される流体圧が穿孔条件に応じて調整可能な削岩装置による穿孔時の削岩調整方法において、 前記コンプレッサ(9)を駆動する前記他の油圧ポンプ(8)が可変容積形のポンプであり、 前記他の油圧ポンプ(8)により供給される圧力流体の体積流量が、前記打撃装置と前記油圧ポンプ(1)とを接続する圧力導管(4)から分岐する制御導管(11)に加えられる圧力により調整可能であり、 そして、前記可変容積ポンプからの体積流量が、前記打撃装置(5)の穿孔作業に使用される流体圧が通常の作業圧力以下の予め定めた値より低下したとき、前記ポンプ(8)から前記コンプレッサ(9)に供給される圧力流体の体積流量を増加させ、前記打撃装置(5)に供給される流体圧とは逆比例するように調整し、このことにより該コンプレッサの回転数及び供給する空気量を増加させるように成したことを特徴とする削岩調整方法。 【請求項2】前記他の油圧ポンプ(8)により供給される圧力流体の体積流量が、前記打撃装置(5)に供給される圧力流体の圧力に比例する値を基にして間接的に調整されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の削岩調整方法。 【請求項3】前記他の油圧ポンプ(8)の体積流量が、
    前記削岩機の送りモータ(18)の供給導管(24)の圧力に基づいて逆比例するように調整され、そして前記打撃装置(5)の衝撃圧力が前記送りモータ(18)の送り圧力に正比例するように調整されることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の削岩調整方法。 【請求項4】前記他の油圧ポンプ(8)の体積流量が、
    前記削岩機の回転モータ(29)への供給導管(31)の圧力に基づいて増加するように調整され、そして、同時に前記打撃装置(5)に供給される圧力流体の圧力が前記回転モータ(29)の前記供給導管(31)の圧力が増加するとき、前記打撃装置(5)に供給される圧力流体の圧力が減少し、かつ逆もまた可能であるように前記回転モータ(29)の前記供給導管(31)の圧力に逆比例するように調整されることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の削岩調整方法。 【請求項5】前記他の油圧ポンプ(8)の体積流量が実質上連続してかつ前記打撃装置(5)の圧力に逆比例するように調整されることを特徴とする請求の範囲第1〜
    4項のうちのいずれか1項に記載の削岩調整方法。 【請求項6】削岩機の打撃装置(5)を作動するための燃焼エンジン(3)により駆動される油圧ポンプ(1)
    と該打撃装置により穿けられた穿孔から穿孔泥を除去するための圧搾空気を発生するためのコンプレッサ(9)
    を回転モータ(10)を介して駆動する他の油圧ポンプ(8)とから成り、前記打撃装置(5)に供給される流体圧が穿孔条件に応じて調整可能な削岩装置において、 前記コンプレッサ(9)を駆動する前記他の油圧ポンプ(8)が可変容積形のポンプであり、 該可変容積ポンプにより供給される圧力流体の体積流量が、前記打撃装置と前記油圧ポンプ(1)とを接続する圧力導管(4)から分岐する制御導管(11)に作用する圧力により調整可能であり、 そして、打撃装置(5)の前記圧力導管(4)の流体圧が通常の作業圧力以下の予め定めた値より低下したとき、前記他の油圧ポンプ(8)から前記コンプレッサ(9)に供給される圧力流体の体積流量を増加させ、前記打撃装置(5)に供給される流体圧とは逆比例するように調整し、このことにより該コンプレッサの回転量及び供給する空気量を増加させるように成したことを特徴とする削岩装置。 【請求項7】異なる圧力値を有しかつその圧力を制御するために前記打撃装置(5)の前記圧力導管(4)に接続される2つの圧力制限スイツチ(6a,6b)からなり、 高い方の圧力に設定された前記圧力制限スイツチ(6a)
    が前記打撃装置(5)の通常運転圧力で作動し、 そして、低い方の圧力に設定された前記圧力制限スイツチ(6b)が前記圧力導管から接続解除され得るように弁(7)を介して前記打撃装置(5)の前記圧力導管(4)に接続され、 前記他の油圧ポンプ(8)の制御導管(11)が、低い方の圧力値に設定された前記圧力制限スイツチ(6b)の圧力導管に接続され、 その結果、前記打撃装置(5)に接続された前記導管内における圧力を低下させ、そして導管内のこの低い圧力が、前記コンプレッサ(9)を駆動する前記回転モータ(10)に供給される前記他の油圧ポンプ(8)からの圧力流体の体積流量を増加するように、該他のポンプを調整することを特徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。 【請求項8】前記他の油圧ポンプ(8)の前記制御導管(11)が、前記打撃装置(5)の前記圧力導管(4)の圧力に比例する圧力により連続してかつ段階的に制御されるように配設されることを特徴とする請求の範囲第6
    項に記載の装置。 【請求項9】前記他の油圧ポンプ(8)の制御導管(1
    1)が、前記打撃装置(5)の前記圧力導管(4)の圧力により直接制御されるように、該圧力導管に直結されていることを特徴とする請求の範囲第6項または第8項に記載の装置。 【請求項10】前記打撃装置(5)の前記圧力導管(4)の圧力が送りモータ(18)の圧力供給導管(24)
    の圧力により制御されるべく、前記圧力導管が前記圧力供給導管に接続され、 そして、コンプレッサ(9)を回転モータ(10)を介して駆動する前記他の油圧ポンプ(8)のための前記制御導管(11)が、前記送りモータ(18)の前記圧力供給導管(24)の圧力変化に対応するように該圧力供給導管に接続されていることを特徴とする請求の範囲第6項または第8項に記載の装置。 【請求項11】前記打撃装置(5)の前記圧力導管(4)が、該圧力導管内の圧力を回転モータ(29)の前記圧力供給導管(31)内の圧力に逆比例して制御するべく該圧力供給導管と接続され、そして前記他の油圧ポンプ(8)の制御導管(11)が、前記回転モータ(29)の圧力供給導管(31)内の圧力により制御されるように接続されていることを特徴とする請求の範囲第6項または第8項に記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は削岩装置により孔を穿つときの削岩調整方法に関し、そのさい削岩装置は、削岩機の打撃装置を作動するための燃焼エンジンにより駆動される油圧ポンプと該打撃装置により穿けられた穿孔から穿孔泥を除去するための圧搾空気を発生するコンプレッサを回転モータを介して駆動する他の油圧ポンプとから成る燃焼エンジン作動動ユニツトにより作動され、そして削岩機の打撃装置に供給されるような圧力流体の圧力が穿孔条件に応じて調整される削岩調整方法に関する。 本発明はまた、削岩機の打撃装置を作動するための燃焼エンジンにより駆動される油圧ポンプと該打撃装置により穿けられた穿孔から穿孔泥を除去するための圧搾空気を発生するためのコンプレッサを回転モータを介して駆動する他の油圧ポンプとから成り、前記打撃装置に供給される流体圧が穿孔条件に応じて調整可能な前記方法を実施するための削岩装置に関する。 〔背景技術〕 土または軟らかい岩石により被覆された地面に孔を穿つために、通例はいわゆる半衝撃を使用する。 すなわち、衝撃機械の圧力レベルは低下されかつそれにより損傷も防止され、従って、削岩装置も保護される。 ジーゼルエンジン駆動の油圧装置または他の燃焼エンジン駆動の油圧装置において、この圧力レベル降下はモータの動力出力を小さく抑えるので、燃費の低減を意味する。 ジーゼルエンジン利用の油圧装置の他の代表的な特徴は同一のモータが削岩の油圧ポンプ(1または複数)および穿孔屑を勢いよく流し去るのに必要とされる圧搾空気の発生に必要なコンプレッサの油圧ポンプをも同時に回転させることが可能であるという点にある。 衝撃機械が半分の作業出力で運転されてもジーゼルエンジンの回転量は作業中ほぼ一定に保持されねばならないのであるが、
    そのことによるコンプレッサの作動には何ら影響を及ぼさない。 公知の方法において運転する削岩装置による代表的な問題は、半衝撃が加えられるとき、別途、付加的な空気を必要とするということである。 ジーゼルエンジンの最大の動力は一定であるので、圧搾空気を発生するためのより大きなコンプレッサは、穿孔作業自体に利用し得る動力を減少することなしに、または通常の運転に関して過度に高いレベルにジーゼルエンジンの出力およびサイズを増加することなしには、かかるコンプレッサを付加的に接続することができない。 〔発明の開示〕 本発明の目的は、燃料エンジン作動の動力ユニツトにより作動される削岩機に供給される勢いのある圧搾空気の量を制御する方法を提供することにあり、かかる方法によつて、空気の量は削岩機により要求される動力がその最大出力以下であるときに増加され得る。 本発明による方法は、コンプレッサを駆動する他の油圧ポンプが可変容積形のポンプであり、前記他の油圧ポンプにより供給される圧力流体の体積流量が、前記打撃装置と前記油圧ポンプとを接続する圧力導管から分岐する制御導管に加えられる圧力により調整可能であり、そして、前記可変容積ポンプからの体積流量が、前記打撃装置の穿孔作業に使用される流体圧が通常の作業圧力以下の予め定めた値より低下したとき、前記ポンプから前記コンプレッサに供給される圧力流体の体積流量を増加させ、前記打撃装置に供給される流体圧とは逆比例するように調整し、このことにより該コンプレッサの回転数及び供給する空気量を増加させるように成したこと特徴としている。 また、かかる方法を実施するための本発明による装置は、コンプレッサを駆動する他の油圧ポンプが可変容積形のポンプであり、該可変容積ポンプにより供給される圧力流体の体積流量が、前記打撃装置と前記油圧ポンプとを接続する圧力導管から分岐する制御導管に作用する圧力により調整可能であり、そして、打撃装置の前記圧力導管の流体圧が通常の作業圧力以下の予め定めた値より低下したとき、前記他の油圧ポンプから前記コンプレッサに供給される圧力流体の体積流量を増加させ、前記打撃装置に供給される流体圧とは逆比例するように調整し、このことにより該コンプレッサの回転量及び供給する空気量を増加させるように成したことを特徴としている。 本発明の基本概念は、空気コンプレッサを回転するためのポンプ供給圧力が可変容積ポンプであり、それによりコンプレッサの油圧モータへの圧力流体の体積流量かつしたがつてモータおよびコンプレッサの回転量が調整可能であり、そして可変容積ポンプが打撃圧力が予め定めた限界値を降下するかまたはその最大値から最小値へ一定にずれるとき、可変容積ポンプにより供給される圧力流体が増加されるように逆比例して削岩機の打撃装置の圧力流体の圧力により制御されるように配置され、その結果としてコンプレッサにより供給される空気量が増加しねそして圧力が反対方向に変化するとき、コンプレッサにより供給された空気量が可変容積ポンプにより供給された圧力流体の体積流量が減少するとき減少されることを特徴とする。 本発明による方法および装置の利点は、全穿孔動力が多量の土または岩の軟弱性により使用されることができないとき、削岩機の制限された動力により、ジーゼルエンジンのごとき燃焼エンジンにおいて節約されたその分の動力を空気量を増大するために転用可能であり、したがつて穿孔からの穿孔泥の除去を促進するということである。 さらに他の利点は完璧な穿孔の完了が保証されるように、穿孔ロツドが穿孔内にスタツクされるのを容易に阻止することである。 また、他の利点は、コンプレッサの空気供給量を必要に応じて調整され得るので、小さい出力のまたは通常の動力のジーゼルエンジンを使用でき、かくして種々の条件下におけるジーゼルエンジンの出力を完全に利用することが可能であるということである。 本発明を添付図面において、より詳細に説明する。 〔発明を実施するための最良の形態〕 第1図は軸2によつて、ジーゼルエンジンのごとき燃焼エンジン3により公知の方法において回転させられる油圧ポンプ1を略示する。 ポンプ1からの圧力流体は圧力流体導管4を通って、ポンプが圧力流体を供給するとき作動中である打撃装置5へ通される。 圧力制限スイツチ6aおよび6bは圧力導管4、すなわち打撃装置の圧力流体導管に接続され、そして圧力選択スイツチ、すなわち弁7が圧力制限スイツチ間に接続される。 燃焼エンジン3は軸2により固定してまたは他の方法で軸2によつて可変容積ポンプ8を回転させる。 該可変容積ポンプ8により供給される圧力流体の体積流量は可変でありかつ制御され得る。 可変容積ポンプ8は、順次、コンプレッサ9用の回転モータ10に接続され、かつポンプ9により供給される圧力流体量がモータ10を回転させ、そして圧力流体量の変化がモータ10の回転量およびコンプレッサ9
    の回転量に影響を及ぼし、その結果としてコンプレッサにより発生される空気量がまた変化させられる。 制御導管11は打撃装置5に通じる圧力導管4から分岐する。 制御導管11は可変容積ポンプ8の制御導管に通じ、かくしてポンプ8により供給された圧力流体の体積流量を制御する。 圧力制限スイツチ6aおよび6bは異なる圧力限界値で作動し、スイツチ6aの圧力値は80バールのごとき、スイツチ6bの圧力値より、120バールのごとく高い。 弁7
    が閉止位置にあるとき、低い圧力値を有する制限スイツチ6aは非作動であり、そして通常の動圧力(120バール)が圧力制限スイツチ6aにより設定される。 弁7が接続位置にあるとき、低い圧力値を有する圧力制限スイツチ6bは作動する。 図に示される作動の主な特徴を以下に説明する。 その部品およびスイツチング原理は第2図ないし第4図に示される。 エンジン3が作動中のとき、該エンジンは圧力流体を圧力導管4に供給するポンプ1を回転させる。 導管4から圧力流体は打撃装置5に流れ、該打撃装置5は通常の穿孔において予め定めた代表的な範囲、例えば、弁7が閉止されるとき、圧力制限スイツチ6aにより決定される一定の圧力値において作動する。 スイツチ6aは導管4の圧力が120バールまたはそれ以上のごとく、スイツチ6a
    の限界値まで増加するとき、スイツチ6aは圧力値120バールが導管4内に維持されるようにスイツチ6aを通る圧力流体の流れを圧力流体容器に戻させる。 圧力値が減少し始めると、制限スイツチ6aは閉じられ、かつ圧力値さらに上昇する傾向があると、制限スイツチ6aは圧力が、
    十分な精度で、所望の公称値、すなわち、スイツチ6aの限界値に維持されるようにより開放する。 導管11を通ってポンプ8に作用する圧力はかくして導管4を通って打撃装置に作用する圧力と同一であり、ポンプにより供給される圧力流体の体積流量はジーゼルエンジン3により供給される動力が限界を超えないように調整される。 体積流量はモータ10により回転させられるコンプレッサにより発生された空気流が穿孔から穿孔泥および土材を除去するための通常の条件に十分であるようになる。 衝撃動力かつしたがつて衝撃圧力が破壊される岩または土層のごとき、穿孔条件により減少されねばならないとき、
    弁7は接続位置に位置決めされ、その結果より低い圧力値を有する圧力制限スイツチ6bが圧力を制御するために接続される。 原則として、スイツチ6bはスイツチ6aと同様に作動し、かつそれゆえ導管4内の圧力をその固有の限界値に、すなわち、例えば80バールに保持しようとする。 より高い圧力限界を有する圧力制限スイツチ6aが閉じられる一方より低い圧力限界を有する制限スイツチ6b
    が導管4内の圧力を制御し、導管4内の圧力が上昇するか下降するかに依存して、多少の圧力流体を圧力流体容器に許容する。 対応して、導管4内および導管11を通るポンプ8に作用する制御圧力は減少し、その結果としてポンプ8により供給された圧力流体の体積流量が増加する。 したがつて、モータ10の回転量かつしたがつてコンプレッサ9の回転量は増加しかつそれにより発生される空気の量が増加し、かくして穿孔からの穿孔泥の除去を促進する。 打撃装置5の衝撃動力が減少するので、ポンプ1の動力要求は通常の穿孔に比して減少され、かつジーゼルエンジンから要求する動力も少ない。 そのように節約された動力は、ポンプ8からの圧力流体の体積流量の増加が通常の穿孔の間中ポンプの通常の運転より大きな動力を必要とするとき、ポンプ8の回転に利用され得る。 本装置の利点は穿孔が低い衝撃動力で実施されることができかつより勢いのある空気が通常より普通に要求されるとき、削岩機および打撃装置において節約された動力がコンプレッサの回転にかつ空気流量を追加するのに利用されることができ、かつそこで過剰寸法のコンプレッサまたは過剰寸法のジーゼルエンジンがこの種の状況において要求されない。 第2図は第1図の装置を実現するための実用的な接続を略示する。 第2図において、第1図と同一の参照符号が対応する構成要素に使用される。 第1図に示した状況と比べて、第2図はまた打撃装置をオンおよびオフする調整弁12を示す。 第2図はさらに制御導管に設けられた別個の制御弁13を示し、この制御弁から別個の制御導管
    14がポンプ8に導く。 導管14内の圧力は弁13により制御される。 第2図はまたポンプ8と油圧モータ10との間の圧力流体導管15に設けられた制御可能な圧力制限スイツチ16を示す。 圧力制限スイツチ16はモータ10に作用する流体の圧力を制御する。 さらに、コンプレッサ制御スイツチ17がまたこの導管内に圧力制限スイツチ16を制御することによりコンプレッサをオンおよびオフするために設けられる。 弁12が第2図に示した位置にあるとき、圧力流体はそれを通って流れることができ、かつ打撃装置は作動中である。 対応して、それ自体公知である圧力制限スイツチ
    6aおよび6bが打撃装置の圧力導管4内の圧力流体の圧力を調整する。 第2図において、選択弁7がオンされかつ導管4内の圧力が弁7を横切って低い圧力制限スイツチ
    6aに作用する。 圧力制限スイツチ6bならびに圧力制限スイツチ6bにおいて、制御導管がその入口側の圧力導管からそのスピンドルへ通じ、そして圧力が図に示されたばねに抗してスピンドルを強制し、ばねが圧力限界を設定するために調整可能である。 圧力が予め設定した限界値を超えるとき、スピンドルが弁がそれを通って圧力流体容器への圧力流体の流れを許容し、かくして圧力を設定された限界値に維持する。 制御圧力導管11は弁6bからポンプ8を制御するために通じ、該ポンプ8は第1図の制御導管11が打撃装置5の導管4から直接分岐するために第1図から異なり、これに反して第2図において制御導管は選択スイツチ7により制御されるように配置される。 原則として、作動は両方の場合において同様であり、そして接続は、他の構成要素の選択およびポンプ8
    の制御接続に依存して、いずれかの方法において行われ得る。 弁7が第2図に示した位置にあるとき、導管11が圧力下にあり、そしてこの圧力は図に示したように弁13
    を移動し、その結果圧力はポンプ8の入口導管15からポンプの制御導管14へ弁13を横切って作用することができる。 結果として、ポンプ8により発生された圧力流体の体積流量はポンプの回転量が同一でありかつモータ3の回転量が一定に維持されるとしても増加され、そしてポンプ8から油圧モータへの圧力流体の流れおよびモータ
    10の回転量が増加される。 導管15に設けられた圧力制限スイツチ16はモータ10への圧力流体の圧力が予め定めた最大限界値を超えるようには許容せず、そして圧力制限スイツチは圧力制限スイツチ6aおよび6bと同様にこの方向に作動する。 圧力制限スイツチ16はさらにコンプレッサにおいて制御スイツチ17に通じる、別個の制御導管16
    aからなる。 コンプレッサの制御スイツチ17が図に示した位置にあるとき、導管16aが閉じられ、そして圧力制限スイツチ16が通常の圧力制限スイツチとして作動し、
    導管15中の圧力をほぼ一定に保持する。 スイツチ17が上方に移動されるとき、導管16aはそれを通って圧力流体容器と連通し、該圧力流体容器は圧力制限スイツチ16を解放しかつ圧力流体が導管15から圧力流体容器へ直接流れるのを許容し、その結果として油圧モータ10は回転を停止しかつコンプレッサが空気発生を停止する。 衝撃圧力選択弁7が第2図に示された下方位置に切り換えられると、導管4から制御導管11への接続が遮断され、そして下方圧力限界を有する弁6bが非作動となる。
    圧力が導管11内で降下すると、弁13のスピンドルが図において上方に移動されかつ導管14および15を互いに分離し、そして導管14の圧力降下がポンプ8により供給される圧力流体の体積流量の減少を生じる。 モータ10およびコンプレッサ9の回転量はまたコンプレッサ9により発生される空気量の結果として生じる減少により低減される。 同時に打撃装置5は圧力制限スイツチ6aにより調整されるその通常の作動圧力で作動し始める。 第3図はコンプレッサにより供給された空気が打撃装置の圧力が削岩機の送りモータの圧力を基にして調整される構造において打撃装置の圧力導管内の圧力に応答して連続的に調整される装置を略示する。 第3図に示されるような送りモータの圧力による削岩機の衝撃圧力の調整は、フインランド特許出願第891655号に詳細に記載され、かつそれゆえここではさらに厳密には記載されない。 第3図において、上記と同一の参照符号が対応する部品に使用される。 第3図において、ポンプ1は可変容積ポンプであり、
    そして打撃装置5の圧力流体の送り圧力は送りモータ18
    からの圧力流体の圧力により制御される。 装置はさらに衝撃調整弁12および送りモータ調整弁19からなる。 そのうえ、スロツトル21、圧力比調整器22および送り圧力調整器23からなる調整ユニツト20からなる。 コンプレッサの送りポンプ8の作動は第3図に略示される。 第1図および第2図により概略的に示される油圧ポンプ8は第3
    図に示されるポンプに対して構造および作動が同じである。 図は流量調整シリンダ25およびばね負荷カウンタシリンダ26からなるジーゼルエンジンにより作動される可変容積ポンプ8を示す。 該ポンプはさらに圧力制御比例調整弁27からなる。 ポンプ8は圧力流体容器28からの圧力流体を吸い上げかつそれをさらに圧力導管15へ供給する。 該圧力導管15は圧力流体を、それ自体公知でかつこれに関してさらに詳細には説明されない、コンプレッサ9の油圧モータ10へ供給する。 油圧モータ10から戻る圧力流体は圧力流体容器28へ戻される。 条件が常に一定のままであるならば、打撃装置の送り導管4内の圧力は一定のままであり、制御導管11の圧力はまた一定でそしてポンプ8の作動はしたがつてその外部から制御されない。 ポンプ8の通常の構成沃素である流量調整シリンダ
    25およびばね負荷カウンタシリンダ26は圧力導管15の圧力が一定のままであるようにポンプ8の体積流量を自動的に保持する。 ポンプ8およびその一体の構成要素の構造および作動はそれ自体公知でありかつここではより詳細には説明されない。 穿孔の間中、ドリルビツトが、例えば柔らかい岩、
    孔、中空等に当たると、供給に抗する力かつしたがつて送りモータ18において普及している圧力は降下し、かつそこで打撃装置5の衝撃圧力は送り圧力により迅速に降下する。 この方法において送りに対する過度の衝撃動力およびその結果として生じる熱への変換は生じない。 対応して、圧力が降下するとき、制御導管11内の圧力はまた降下しかつ調整弁27によつてポンプ8により供給される圧力流体の体積流量を増加する。 ドリルビツトが再び通常の岩または岩面に当たると、送りモータ18の出口側の圧力は再び増加しかつ対応して、打撃装置5の圧力導管4の圧力が増加し、その結果としてポンプ8の制御弁
    26の圧力が増加しかつポンプ8により供給される体積流量が減少される。 打撃装置の圧力導管4から延びる制御導管11はさらに弁27のスピンドルの一端にスロツトル11
    aを介して接続され、その結果急激な圧力変化の間中スロツトルの運動を低下させかつ滑らかにする。 送り装置
    18の打撃装置5および可変容積ポンプ1の作動において、打撃装置5は、その位置に依存して、打撃装置へ圧力流体を許容するかまたは許容しない弁12によつてオンされ得る。 対応して、その位置に依存して、送りモータ
    18へ送り弁19によつて圧力流体の供給を制御することができる。 第3図において、弁12および19は打撃装置5および送り装置18が作動中であるように位置決めされる。
    打撃装置の圧力導管から、導管11はポンプ8の調整弁27
    へ通じる。 打撃装置5の圧力導管から、導管が、まずスロツトル21に入りかつ次いで衝撃および送り圧力比調整器22を通って送りモータに進む弁ユニツト20に通じる。
    送り圧力調整器23は送りモータへの導管24の圧力を調整するように圧力比調整器22の出口導管に接続される。 この装置において、打撃装置5への圧力導管の圧力は圧力流体供給導管24に作用する圧力によつて調整される。 上述したフインランド特許出願に開示されるように、スロツトル21および調整器22の結合された作用は送りモータ18の圧力導管24との直線関係において打撃装置5の圧力導管を保持する。 送りモータ18の抵抗が減少されるとき、その導管14内の圧力が降下し、対応して、導管4内の打撃装置5の圧力流体の圧力は弁22およびスロツトル21が上述したフインランド特許出願に記載されたように可変容積ポンプを制御する。 打撃装置5の圧力はそれによりポンプ8の体積流量が衝撃圧力を増加しながら減少するように逆比例してコンプレッサ9の可変容積ポンプ8を制御し、かつしたがつてコンプレッサの回転量およびそれにより発生される空気量が減少する。 対応して、可変容積ポンプ8により供給される流体の体積流量が衝撃モータ5の圧力を減少しながら増加し、そしてコンプレッサ9のモータ10の回転量かつしたがつてまたコンプレッサにより発生される空気量が増加する。 この方法においてジーゼルエンジンの動力が好都合な条件においてかつ低い空気要求により硬い岩を穿孔するとき、
    コンプレッサにより発生される空気量が小さいように穿孔の間中有効に利用されることができ、そして条件が悪くなりかつ土または土層を通して穿孔せねばならないとき衝撃動力が低くなりかつ実質上ジーゼルエンジンの節約された動力全部がコンプレッサにより供給される空気量を増加するのに使用され、その結果多量の穿孔泥が穿孔から除去され、かつ穿孔装置が積層されるのを阻止する。 送り装置の送り導管24内に普及している最大圧力は圧力制限スイツチ23により調整され得、その結果最大供給動力が装置が他の方法で負荷に応答して作動するときそれによつて制限され得る。 送り抵抗が十分に低い限り、導管24の圧力は圧力制限スイツチ23の設定値以下のままであり、そして送りモータの送り圧力が負荷により変化する。 第4a図および第4b図はコンプレッサの空気供給が打撃装置の衝撃圧力に逆比例して調整され、衝撃モータの衝撃圧力に正比例または逆比例する調整パラメータとして他の幾つかの圧力値を使用する、他の適用可能な調整方法を示す。 第4a図はコンプレッサ9の可変容積ポンプ8が送りモータの圧力供給導管により制御される接続を略示する。
    第4a図の接続は、原則として、第3図に示した接続と同様でありかつ同様に作動するが、ポンプ8の制御導管11
    は打撃装置5の供給導管4に代えて送りモータ18の供給導管24に接続される。 打撃装置5の圧力は実質上送り装置の圧力に対して直接比にあるので、その調整は打撃装置の圧力流体に比例する。 第4b図は打撃装置5の圧力が調整器または油圧接続部
    30を介して回転モータ29の圧力により制限され、その結果圧力流体の圧力が回転モータ29の供給導管31内で増加するとき、打撃装置の供給導管4の圧力が減少する接続を略示する。 回転モータの圧力を基にして削岩機の打撃装置の衝撃圧力の調整は例えばフインランド特許第5589
    2号からそれ自体公知である。 本発明の実施例において、上述したフインランド特許またはフランス特許第21
    29276号に開示された装置または衝撃圧力が回転モータの圧力導管の圧力に逆比例して調整される他の公知の装置を使用することができる。 第4b図に示した装置において、コンプレッサ9の可変容積ポンプ8の制御導管11が回転モータ29の供給導管31
    に調整器または油圧接続32により接続される。 圧力が回転モータ29の圧力導管31内で増加するとき、しようげき装置5の圧力導管内の圧力を減少させる。 対応して、調整器32による回転モータの供給装置31に接続される制御導管11の圧力が減少しかつコンプレッサ9により供給される空気量がコンプレッサの回転量が、上記で既述されたように、増加されるとき増加するようにポンプ8の体積流量を増加させる。 第4b図に示した装置において、もちろん、衝撃調整が回転モータの圧力導管の調整を基にして行われるとしても打撃装置5の圧力導管4に直接制御導管11を接続することができる。 本発明は上記にかつ添付図面において例としてのみ説明され、そしてこの例に決して制限されない。 本発明は添付の請求の範囲に定義された範囲内で広範に応用され得る。 ジーゼルエンジンまたは他の燃焼エンジンにより作動される動力ユニツトに包含される空気コンプレッサの空気供給は打撃装置の圧力が高いとき、空気供給が低く;対応して、打撃装置の圧力が低いとき、コンプレッサの空気供給が高いように削岩装置の打撃装置の圧力に逆比例して調整されることが必須である。 好適な実施例において、ジーゼルエンジンにより回転させられるコンプレッサの油圧モータの油圧ポンプは可変容積形のポンプであり、その結果ジーゼルエンジンの回転量がほぼ一定であるとき、コンプレッサモータのポンプにより供給される圧力流体の体積流量が段階的にまたは連続して衝撃圧力に逆比例して調整される。 本発明の基本概念は圧力を識別しかつ制御圧力を可変容積ポンプへ接続するための種々の方法および種々の接続において調整される可変容積ポンプを使用することにより適用され得る。 図および説明においては、本発明に必須でないので、装置の作動がそれによつて制御されかつ他の方法において保護される得る、種々の公知の調整および制御弁および遮断弁等は記載してない。 かかる調整、制御および保護接続の使用または省略は本発明を決して限定しないかまたはその保護範囲を制限しない。 コンプレッサの油圧モータへ圧力流体を供給する可変容積ポンプは種々の方法において制御されることができ、その結果体積流量は所望の接続を実現するために圧力を増加または減少しながら増加し得る。 また、種々の圧力逆転接続および構成要素が所望の作動を達成するのに適する方法において接続され得る。 図面の簡単な説明 第1図は、2つの異なる動力レベルで作動する打撃装置によつて本発明による制御原理を説明する概略図; 第2図は、2つの異なる動力において2つの圧力レベルで作動する打撃装置に関連してコンプレッサの空気出力を制御する実施例を示す概略図; 第3図は、打撃装置の連続圧力レベル調整に関連して本発明によるコンプレッサの空気出力の連続制御を説明する概略図; 第4a図および第4b図は、打撃装置を制御する他の圧力の制御により連続してコンプレッサの空気出力の調整を説明する概略図である。 〔符号の説明〕 1…油圧ポンプ、 3…燃焼エンジン、 4…圧力導管、 5…打撃装置、 6a…圧力制限スイツチ、 6b…圧力制限スイツチ7…弁、 8…他の油圧ポンプ、 9…コンプレッサ、 10…回転モータ、 11…制御導管、 18…送りモータ、 24…供給導管、 29…回転モータ、 31…供給導管。

    フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−34397(JP,A) 特開 昭62−260993(JP,A) 実開 昭59−61393(JP,U) 実開 昭61−23388(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) E21B 21/08 E21B 21/00

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