Drilling apparatus for making a hole having a Andakatsuto portion

申请号 JP1651789 申请日 1989-01-27 公开(公告)号 JPH0641132B2 公开(公告)日 1994-06-01
申请人 アルツール・フイツシヤー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング; 发明人 ARUTSUURU FUITSUSHIYAA;
摘要
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】アンダカット部を備えた孔を製作するためのドリル装置であって、ドリルシャンクから突出したドリルチップを備えたドリルとドリルシャンクから突出したつばとを有している形式のものにおいて、ドリルシャンク(3)が、つば(4,24)とドリルチップ(1
    5)との間で、両端部に異なった大きさの開口部(1
    1,12)を備えたガイドスリーブ(2,22)によって包囲されており、ガイドスリーブ(2,22)が、つば(4,24)のための対向支承部及び壁ストッパとしてフランジ又は類似物の形状に形成されて突出したスリーブ縁部(9)を有していることを特徴とするアンダカット部を備えた孔を製作するためのドリル装置。
  • 【請求項2】ガイドスリーブ(2,22)が円錐状の内面(10)を有していることを特徴とする請求項1記載のドリル装置。
  • 【請求項3】スリーブ縁部(9)がきり先に向いた側に、プラスチック又はゴムから成る支持面を有していることを特徴とする請求項1又は2記載のドリル装置。
  • 【請求項4】つば(4,24)が湾曲して又は球状に形成されていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項記載のドリル装置。
  • 【請求項5】スリーブ縁部(9)が、つば(4,24)
    に向いた側に湾曲した支持面(8)を形成していることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項記載のドリル装置。
  • 【請求項6】ガイドスリーブ(2,22)が吸込み装置に接続されていることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載のドリル装置。
  • 【請求項7】ドリルシャンク(3)が切粉溝(16)を有していることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項記載のドリル装置。
  • 【請求項8】ドリル(1)のドリルシャンク(3)がドリルチップ(15)の下方に環状の拡張部(25)を有しており、拡張部(25)の直径が、ガイドスリーブ(2)の、拡張部(25)に向いた開口部(11)の直径よりも大きく形成されており、ドリル(1)を引き抜く場合に、拡張部(25)がガイドスリーブ(2)の開口縁部(28)にぶつかることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載のドリル装置。
  • 【請求項9】拡張部(25)が、ドリルシャンク(3)
    からきり先へ向かって円錐状に拡張していることを特徴とする請求項8記載のドリル装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アンダカツト部を備えた孔を製作するためのドリル装置であつて、ドリルシヤンクから突出したドリルチツプを備えたドリルとドリルシヤンクから突出したつばとを有している形式のものに関する。

    〔従来の技術〕

    拡張栓を作孔内に嵌合固着させるために、作孔底部にドリルの旋回によつてアンダカツト部を製作することが公知である。 挿入された拡張栓はその拡張部分で上部アンダカツト部に係合する。

    球形のつばが旋回支承部としてドリルシヤンクに設けられている、アンダカツト部を備えた孔を製作するためのドリル装置が、DE−OS第2349998号明細書より公知である。 旋回中、上記のつばは旋回支承部を形成するための作孔開口部に当接することができる。 上記公知のドリル装置の場合では、穿孔過程の間に孔内に発生した切り粉をすぐに外へ運び出すことができない。 さらにドリルの旋回範囲が規定されていないために、挿入しようとする拡張栓の拡張部分に十分に適合しないアンダカット部が形成されるおそれがある。

    〔本発明が解決しようとする課題〕

    本発明の課題は、構造が簡単であると共にアンダカツト部を製作するための旋回範囲が規定できる様な、アンダカツト部を備えた孔を製作するためのドリル装置を提供することにある。

    〔課題を解決するための手段〕

    上記の課題は、本発明によればはじめに述べた形式のドリル装置において、ドリルシヤンクが、つばとドリルチツプとの間で、両端部に異なつた大きさの開口部を備えたガイドスリーブによつて包囲されており、ガイドスリーブが、つばのための対向支承部及び壁ストツパとしてフランジ又は類似物の形状に形成されて突出したスリーブ縁部を有していることによつて解決されている。

    〔作用及び効果〕

    つばとドリルチツプとの間には、ドリルシヤンクを包囲するガイドスリーブが配置されており、その異なつた大きさの両開口部は、ドリルの旋回範囲を規定している。
    この場合、両開口部のうちの1方の開口部は、わずかなギヤツプした残さない用にドリルシヤンクを包囲しており、他方の開口部は、ドリルシヤンクと開口縁部との間の大きな環状ギヤツプを残している。

    ガイドスリーブの端部に位置する両開口部は、有利には円錐状のスリーブ内面を介して互いに連通している。 この場合、大きい方の開口部は、きり先に向いたスリーブ端部に又はつばに向いたスリーブ端部に設けることができる。 いずれにしろ、ドリルの旋回運動の中心点は小さい方の開口部領域内に位置している。

    ドリルシヤンクから突出したつばはスリーブ縁部に当接しており、スリーブ縁部は壁ストツパとしても役立つ。
    スリーブ縁部の壁当付け面には、有利には弾性的な材料、例えばプラスチツク又はゴムが被覆されている。

    スリーブ縁部はつばに面した側に、有利にはつばに相応した湾曲部を備えている。 わん曲したつばはスリーブ縁部にわん曲して形成した当接面と共に安定な旋回支承部を形成している。

    ガイドスリーブは、切り粉を吸出する吸込み装置に接続されてもよい。 、しかし、有利で簡単な構成ではドリルシヤンクがチツプ溝を有しており、このチツプ溝によつて、切り粉がガイドスリーブを介して作孔から外へ運び出される。

    ドリルを作孔から引き抜く場合に、ガイドスリーブがドリルチツプの鋭利な下縁部によつて損傷を受けないように、ドリルシヤンクとドリルチツプとの間の移行範囲には拡張部が設けられており、この拡張部は引き抜け防止ストツパとして役立つ。 この拡張部は環状に形成されており、それによつてガイドスリーブの開口縁部のためにのないストツパを形成している。

    〔実施例〕

    次に図示の実施例につき本発明を説明する。

    第1図では、ドリル1、ガイドスリーブ2、及びドリルシヤンク3の範囲に突出したつば4から成るドリル装置が壁6の作孔5内に挿入されている。 穿孔過程の間、ガイドスリーブ2はドリル1が側方にずれることを阻止するために案内部材もしくはセンタリング部材として役立つている。

    図示の位置において、ドリル1の旋回によつて、第1図で破線で示したようなアンダカツト部7を製作することができる。 旋回過程中、ドリル1は作孔5をあける場合と同様に図示されていない穿孔機によつて駆動させられ、同時に手によつて旋回させられる。 その場合、つば4は、スリーブ縁部9の湾曲した当接面8に当接する。
    ガイドスリーブ2の円錐状の内面10が上記旋回運動を制限しており、この運動の旋回の中心点は、ガイドスリーブ2の小さい方の開口部11の領域に位置している。
    ガイドスリーブ2の大きい方の開口部12は、つば4の直径よりも小さく形成されている。

    ドリル1はねじ山13を介して取外し可能にソケツト1
    4と結合されている。 この手段により、ガイドスリーブ2の組立てが容易となり、かつドリルチツプ15が消耗した場合にドリル1が極めて容易に交換可能となる。

    切り粉を開口部11及び12を介して作孔5から排除するチツプ溝16がドリルシヤンク3に形成されている。
    切り粉の排除を促進するために、つば4にはシヨベル型の溝17が形成されている。

    第2図に示すガイドスリーブ22の円錐状の内面は、第1図に図示された内面10とは逆の円錐状に形成されている。

    第3図では、つば4が、湾曲した当接面を備えた皿状のつば24として形成されているドリル装置の1実施例が図示されている。 ドリル1は、第3図では最大に側方へ旋回させた位置にある。

    ガイドスリーブ2,22のスリーブ縁部9には、プラスチツク18から成る当接面が形成されている。

    第4図では、ドリルシヤンク3が、ドリルチツプ15の下部に隣接して円錐状に延びる拡張部25を有しているドリル装置が図示されいている。 この場合、拡張部25
    は、ドリルチツプ15の下縁部26の下方ですでに、その直径がガイドスリーブ2の開口部11の直径よりも大きい様に形成されている。

    それによつて、拡張部25は引き抜け防止ストツパを形成しており、ガイドスリーブ2が作孔5内に固着している状態でドリル1を矢印27の方向に引き抜こうとする場合に、上記引き抜け防止ストツパがガイドスリーブ2
    の開口縁部28に衝突する。 ドリル1を矢印27の方向にさらに引張ることによつて、ドリル1はガイドスリーブ2と共に作孔5から引き抜かれる。 ほぼ環状の拡張部25は開口縁部28のために角のないストツパを形成しており、それによつて開口縁部28は損傷を受けない。
    拡張部25が存在しないと、ドリルチツプ15の下縁部26が開口縁部28に当接し、開口縁部28に損傷を与えるおそれがある。 それによつて開口縁部28が拡大されてしまうと、ドリルシヤンク3のための案内が悪化する。

    第4図に図示された円錐状の拡張部25は有利な1実施例であつて、これとは異なつて形成された縁部等でも、
    ドリル1を引き抜く場合に開口縁部28のための引き抜け防止ストツパを形成する拡張部として作用することができる。

    【図面の簡単な説明】

    図面は本発明のドリル装置の4つの実施例を示すもので、第1図は壁の作孔に挿入された第1実施例のドリル装置を示す図、第2図は第2実施例のガイドスリーブを示す図、第3図はドリルシヤンクに設けられた皿状のつばを備えた第3実施例のドリル装置を示す図、第4図は拡張されたドリルシヤンクを備えた第4実施例のドリル装置を示す図である。 1……ドリル、2……ガイドスリーブ、3……ドリルシヤンク、4……つば、5……作孔、6……壁、7……アンダカツト部、8……当接面、9……スリーブ縁部、1
    0……内面、11,12……開口部、13……ねじ山、
    14……ソケツト、15……ドリルチツプ、16……チツプ溝、17……溝、18……プラスチツク、22……
    ガイドスリーブ、24……つば、25……拡張部、26
    ……下縁部、27……矢印、28……開口縁部。

    フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−226310(JP,A) 特開 昭57−54099(JP,A) 特開 昭62−249714(JP,A) 特開 昭56−161112(JP,A) 特開 昭63−257610(JP,A) 特公 昭54−10386(JP,B2) 国際公開88/6070(WO,A)

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