A control device for controlling the drill rod

申请号 JP2013553974 申请日 2012-02-16 公开(公告)号 JP2014508871A 公开(公告)日 2014-04-10
申请人 サンドビク マイニング アンド コンストラクション オサケ ユキチュアSandvik Mining And Construction Oy; 发明人 オッシ ティエナリ、;
摘要 ドリルロッドを案内する制御装置は、フレーム(6)と、案内面が設けられフレーム(6)に対して移動可能に装着された2つの案内ジョー(8a、8b)とを含み、案内ジョーの間には穿孔の際、ドリルロッド(5)がセットされ、さらに、ドリルロッド(5)に対して案内ジョー(8a、8b)を動かすアクチュエータ(9)を含む。 制御装置は、案内ジョー(8a、8b)の間に連結されて案内ジョー(8a、8b)が常に互いに対して反対の方向に同じ速度で動くようにする同期手段と、案内ジョー(8a、8b)の案内面のドリルロッド(5)との 接触 を検出する検出器とを含む。
【選択図】図2
权利要求
  • フレーム(6)と、案内面が設けられ該フレーム(6)に対して線形に移動可能に装着された2つの案内ジョー(8a、8b)とを含み、該案内ジョーの間には穿孔の際、ドリルロッド(5)がセットされ、さらに、該ドリルロッド(5)の軸に対して横断方向に前記案内ジョー(8a、8b)を動かすアクチュエータ(9)を含み、該アクチュエータは、前記ドリルロッドを案内する際、前記案内ジョーを互いに近付け、また互いから離したりするドリルロッドを案内する制御装置において、該装置は、前記案内ジョー(8a、8b)の案内面の前記ドリルロッド(5)との接触を検出する検出器(18)を含むことを特徴とするドリルロッドを案内する制御装置。
  • 請求項1に記載の装置において、該装置は、前記案内ジョー(8a、8b)の間に連結されて該案内ジョー(8a、8b)が常に互いに対して反対の方向に同じ速度で動くようにする同期手段を含むことを特徴とする制御装置。
  • 請求項1または2に記載の装置において、前記アクチュエータ(9)は、前記ジョー(8a、8b)を動かす液圧シリンダであることを特徴とする制御装置。
  • 請求項3に記載の装置において、前記検出器(18)は圧力感知器であり、該感知器は、前記案内ジョー(8a、8b)が前記ドリルロッド(5)の表面に当接すると、該案内ジョー(8a、8b)の液圧シリンダの液圧流体供給路における液圧流体の圧力上昇を検出することを特徴とする制御装置。
  • 前記請求項のいずれかに記載の装置において、該装置は、前記案内ジョー(8a、8b)の位置を示す測定手段(24)を含むことを特徴とする制御装置。
  • 前記請求項のいずれかに記載の装置において、該装置は、前記案内ジョー(8a、8b)の動きを制御する制御部(20)を含むことを特徴とする制御装置。
  • 請求項6に記載の装置において、前記検出器(18)は前記制御部(20)に接続され、該制御部(20)は、前記案内ジョー(8a、8b)の前記ドリルロッド(5)への接触を示す信号を前記検出器(18)から受けると、前記案内ジョー(8a、8b)を前記ドリルロッド(5)から離れる方に案内位置へ所定の距離だけ自動的に動かすように配設されていることを特徴とする制御装置。
  • 請求項7に記載の装置において、前記制御部(20)は記憶手段を含み、該記憶手段は、前記案内ジョー(8a、8b)が前記ドリルロッド(5)を離れて案内位置へ動くと、該案内ジョー(8a、8b)の位置および該ドリルロッド(5)の情報をメモリに蓄積することを特徴とする制御装置。
  • 請求項8に記載の装置において、前記制御部(20)は、選択されたドリルロッド(5)に応じて前記案内ジョー(8a、8b)を適切な案内位置に直接動かすように設定可能なことを特徴とする制御装置。
  • 前記請求項のいずれかに記載の装置において、前記同期手段は、該制御装置のフレーム(6)に回転可能に装着された連結素子(10)と、両端で回転可能に装着された伝動アーム(11)とを含み、該伝動アームは、それらの回転軸の両側において前記連結素子(10)に、かついずれかの案内ジョー(8a、8b)に配設されていることを特徴とする制御装置。
  • 说明书全文

    発明の背景

    本発明は、ドリルロッドを案内する制御装置に関するものであり、本制御装置は、フレームと、案内面が設けられフレームに対して線形に移動可能に装着された2つの案内ジョーとを含み、案内ジョーの間には穿孔の際、ドリルロッドがセットされ、制御装置はさらに、ドリルロッド軸に対して横断方向に案内ジョーを動かすアクチュエータを含み、アクチュエータは、ドリルロッドを案内する際、ジョーを互いに近付けたり離したりする。

    掘削装置には、異なる直径のドリルロッド、典型的には異なるドリルロッドが2本用いられることが多い。 穿孔の際は、ドリルロッドを案内しなければならず、そのために典型的には2つの別々の制御装置が、すなわち各ロッド径ごとに1つずつ用いられる。 各案内ごとに制御装置作動用の別個の油圧系統が必要であり、したがって操作者は、制御手段もそれぞれの案内ごとに別に持たなければならない。 さらに、このように重複して装置を使用すると、とくに装置にとって不利な位置、すなわち給送装置の端部では、制御装置の重量が増してしまう。

    米国特許公報第7,814,994号では、異なる直径のロッドを支持するのに1つの装置を用いる方式が公知である。 この方式は、ドリルロッドの両側に全体としてV字形状の案内ジョーを含み、両案内ジョーは、ドリルロッドに接触するまでそれぞれの油圧シリンダによってドリルロッドの方へ給送される。 この装置は、作動の信頼性がある程度、乏しいが、これは、案内ジョーがばらばらに動くことがあるためであり、案内ジョーの実際の位置がどうあっても不確実性がある。 また、この公報の方式では、案内ジョーは、案内位置にあるかぎりドリルロッドと連続的に接触し、したがって無用の摩擦と摩耗を生ずる。

    発明の簡単な説明

    本発明は、異なる直径のドリルロッドをたやすく簡略なやり方で扱うことができ、たやすく作動し作動に信頼性のある制御装置を提供することを目的とする。 本発明の制御装置は、案内ジョーの案内面のドリルロッドへの接触を検出する検出器を含むことを特徴とする。

    本発明の基本思想によれば、案内ジョーの駆動装置は、案内ジョーがドリルロッドをクランプした状況を検出する検出器などの検出要素を含む。 本発明の実施例の基本思想によればまた、案内ジョーは、両方とも常に同じ方向に同じ距離だけ同時に動くよう制約的に制御するように接続されている。 これによってドリルロッドは、その状態や直径の如何によらず常に適切な位置に正確に芯出しされる。 本発明の実施例によればさらに、案内ジョーを制御してドリルロッドから短い距離だけ離れるように動かす制御部を含み、これは、案内ジョーがドリルロッドをクランプせず、またロッドの表面と連続的に接触しないようにするものである。 本発明のさらに他の実施例によれば、検出素子は圧感知器を含み、これは、案内ジョーの給送シリンダの液圧流体の圧力上昇を検出し、その信号を基に制御装置は案内ジョーをドリルロッドから離す。

    本発明の制御装置は、さまざまな直径のロッドを案内するのに案内ジョーを1組しか必要としないという利点がある。 使用が単純で容易であるのも別な利点である。 これは、操作者が案内ジョーの閉鎖動作を指示さえすれば、残りの動作、すなわち使用中の特定のドリルロッドに応じて案内ジョーの位置を検出しドリルロッドを案内ジョーのクランプから自動的に解放することは、本制御装置が自動的に遂行するからである。 また、本制御装置の重さは、従来方式のものよりかなり軽い。

    ここで添付図面において本発明を詳細に説明する。

    制御措置を使用した削岩装置の概略図である。

    および

    本発明による制御装置の構造の概略外観図である。

    本発明の制御装置を作動させる液圧系統の概略図である。

    発明の詳細な説明

    図1は掘削装置を概略的に示し、これは台車1を含み、これにブーム2が接続されている。 次に、ブーム2には給送ビーム3が装着され、その上を穿孔機4が移動する。 次に、穿孔機4にはドリルロッド5が連結され、給送ビーム3の下端にはドリルロッド5を案内する制御装置6がある。

    図2aおよび図2bは本発明による制御装置の概略外観図である。 制御装置6は、フレーム7と、フレーム7に対して線形に動くように装着された対向する2つの案内ジョー8aおよび8bとを含み、案内ジョーは、ドリルロッド5の両側にあってこれに対して横断方向に動くように連結されている。 案内ジョーを動かすために、制御装置6は、案内ジョー8aおよび8bの両側にアクチュエータ9、この場合は液圧シリンダを含み、対称的な力を案内ジョーに課すようになっている。 各案内ジョー8aおよび8bは、それぞれの案内面8a'および8b'を含み、これらがドリルロッド5を制御する。

    案内ジョーの動きを同期させて互いに反対方向に同速度で、したがって同じ距離だけ動くようにするため、案内ジョーの間に同期手段が接続されている。 図2の実施例では、同期手段は連結素子10、この例では円盤からなり、これは、フレーム内の案内ジョー8bの両側に回転可能に装着され、円盤軸の反対側から伝動アーム11が案内ジョーに達している。 理論的には、円盤回転軸はさまざまな方向を有するが、現実的な理由から単純なのは、各円盤の回転軸が案内ジョーの動きの方向に垂直になるようにすることである。 伝動アーム11の長さは、案内ジョーの行程が正確に同じになるように互いに等しくし、対応して円盤軸はドリルロッド5の中心軸にある。

    液圧シリンダの両シリンダ室のいずれかへ液圧流体を導入すると、液圧シリンダのピストンが動く。 液圧シリンダは一方の端部が一方の案内ジョー、この例では案内ジョー8aに連結され、ピストンロッドの端部は対向する案内ジョー、この場合は8bに同様に連結されているので、ピストンが動くと、案内ジョーの間隔が増減する。 案内ジョー8aおよびb8bが動くにつれ、伝動アーム11は案内ジョーとともに同様に動き、連結素子10すなわち円盤を回転させる。 そうすると、円盤の回転によって、案内ジョー8aおよび8bは常に同じ速度で反対方向に動くことになり、したがって案内ジョー8aおよび8bの動く距離も互いに同じである。 伝動アーム11は、端部が両方とも円盤に接続され、円盤軸に平行な軸を中心に回転可能であり、この軸の両側では同じ距離にあり、案内ジョー8aまたは8bに対しても回転可能である。 円盤に代えて連結素子10としては、伝動アーム11の間に同様のベアリング等を有する支持アームだけを使用することもできる。

    図3は、制御装置の案内ジョーを作動させる液圧系統の簡単な概略図である。 液圧流体は、液圧流体路12および13を経由して液圧シリンダに供給され、液圧流体は流路12に沿って制御弁14に供給され、その液圧流体が流路13に沿って液圧流体溜め15に戻るようになっている。 制御弁14は電動制御され、流体を液圧シリンダの各シリンダ室へ送って、流路16に送れば案内ジョーを閉じ、流路17へ送れば案内ジョーを開くものである。 したがって、流路16および17のうちの他方が液圧流体の戻り流路として機能する。

    案内ジョーの閉鎖工程を自動制御するために、流路16は検出器18、この場合は圧力感知器を含んでいる。 案内ジョーが閉じるにつれ、液圧流体が液圧シリンダに供給される。 液圧シリンダは制御部20で制御され、その際、制御部20は制御線21に沿って制御弁14に制御信号を送る。 両案内ジョーがドリルロッド5の表面に両側から接触するようになると、ジョーはもはやその方向に動けない。 そこで、これによって流路16の圧力が上昇することになる。 案内ジョー8aおよび8bの案内面8a'および8b'がドリルロッド5に接触すると、つまりドリルロッド5の表面を押圧しさらにこれ以上ドリルロッドの方へ動けなくなると、圧力感知器は流路16の圧力上昇を検出する。

    制御部20に信号線22から圧力上昇が示されると、制御部20は、それに基づいて案内ジョーの閉鎖方向への液圧流体供給を遮断する。 その後、制御部20は、制御線23を通して弁14によって液圧流体供給を一時的に流路17へ接続し、案内ジョー8aおよび8bがわずかな距離、高々数ミリメートルだけドリルロッド5から離れる方向へ動いて案内ジョー8a8およびbの間に間隙ができるようにする。 この間隙内でドリルロッド5は、いずれの案内ジョーとも接触し続けることなく動くことができる。

    本制御装置はさらに測定手段24を含み、これは、制御装置フレームに対する案内ジョー8aおよび8bの位置を測定する。 ドリルロッド5の直径が既知であれば、各特定の制御位置における案内ジョー8aおよび8bの位置と、ドリルロッドの直径またはドリルロッドを識別する他のデータは、制御部20のメモリに蓄積され、そこで、同じ直径のドリルロッドを後に使用する際は、案内ジョーを適切な案内位置まで制御部20の制御により直接動かすことができ、その際、案内ジョーのドリルロッドへの接触をことさら検出する必要はない。 そこで、ある直径を使用して行なう最初の穿孔の後は、その直径について案内ジョーの位置を蓄積することができ、次にその装置で使用するすべてのドリルロッドについてプリセットした位置情報が案内ロッドに提供される。 この場合、ドリルロッドの直径が変わる都度、作業者は、操作装置25を使って案内ジョーの所要の位置を制御部20のメモリから直接選択することができる。

    案内ジョーは使用すれば摩耗するので、あるドリルロッド径に必要な案内ジョーの位置は、所望に応じて工程全体を開始から終了まで実行することでチェックすることができ、これによって案内ジョーの摩耗が補償される。

    本発明は、明細書および図面で例を挙げてのみ上述したが、何らこれに限定されるものではない。 案内ジョーの動きの同期は、ラックギア、リンク機構その他の複数のさまざまな方式で行なってもよい。 また、案内ジョーの動きの同期は、公知のいわゆるパイロットシリンダ方式によって行なってもよい。 これは、一方の液圧シリンダの動きによって、この液圧シリンダから液圧流体を同様の液圧シリンダの対応する液圧シリンダ室に送り、その結果、一方の液圧シリンダの動きで他方の液圧シリンダに同じ動きを生じさせるものである。

    圧力感知器に代わって、検出器としてさまざまな動き感知器または液圧流体流量を示す検出器を使用することができ、これによって動きまたは液圧流体流の終わりを検出して制御装置を制御する。 案内ジョー位置の判定をドリルロッドを使って行なうのではなく、同様の案内ジョーについて同じ位置判定を何らかの他の制御装置で行なった際、案内ジョー位置データを制御部20のメモリに入力してもよい。 当業者に明らかなように、本発明の基本概念は、さまざまなやり方で実現できよう。 したがって、本発明とその実施例は、上述の例に限定されず、特許請求の範囲内で変更してもよい。

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