Iron Rafunekku

申请号 JP2000615483 申请日 2000-05-02 公开(公告)号 JP3450302B2 公开(公告)日 2003-09-22
申请人 ヴァーコ アイ/ピー インコーポレイテッド; 发明人 ヨハネス ヘンリカス アントニウス マリー キャンプ; ジョージ ボヤッドジェフ; ディヴィッド ビー メイソン; ロナルダス リチャーダス マリア ロリング;
摘要
权利要求
  • (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 第1レベルの第1組のジョー(12、1
    4)を有し、該ジョーには、第1井戸掘削部品をグリップするための第1組のグリップダイ部分(20)が配置されており、第1組のジョーは凹部(22、24、2
    6、28)を形成しており、 第2レベルの第2組のジョー(16、18)を有し、該ジョーには、第2井戸掘削部品をグリップするための第2組のグリップダイ部分(20)が配置されており、 前記第1および第2組のジョーは、第1井戸掘削部品と第2井戸掘削部品との間のねじ連結部を緊締または弛緩させるトルクを付与し、 略前記第1レベルで前記凹部内に受け入れられ第1および第2井戸掘削部品の連結および分離を行うべく作動する複数のスピニングローラ(34、36、38、40)
    を更に有することを特徴とするねじ付井戸掘削部品を連結および分離する装置。 【請求項2】 前記スピニングローラ(34、36、3
    8、40)のローラ面が粗面化されていることを特徴とする請求項1記載の装置。 【請求項3】 前記スピニングローラ(34、36、3
    8、40)のローラ面にローレットが付されていることを特徴とする請求項1記載の装置。 【請求項4】 前記ローラ面はクロスハッチパターンのローレットが付されていることを特徴とする請求項3記載の装置。 【請求項5】 前記グリップダイ部分(20)は、第1
    および第2組のジョー(12、14、16、18)の壁に形成されたアリ形スロット(66)内に係合するアリ形ダイ部分であることを特徴とする請求項1記載の装置。 【請求項6】 各アリ形ダイ部分(20)の一側面は前記第1井戸掘削部品と係合するように配置され、各アリ形ダイ部分の反対側面は前記各アリ形スロット(66)
    の表面と係合するように配置されるローレットが付された背面であることを特徴とする請求項5記載の装置。 【請求項7】 前記第1組のジョーは第1ジョー(1
    2)および第2ジョー(14)を備え、 第1ジョーおよび第2ジョーの各々に1対の凹部(2
    2、24、26、28)が設けられ、 前記スピニングローラ(34、36、38、40)の1
    つが前記各凹部内に配置され、 前記アリ形ダイ(20)部分の1つが前記1対の各凹部の間に配置されていることを特徴とする請求項5記載の装置。 【請求項8】 前記スピニングローラ(34、36、3
    8、40)を駆動するモータに連結された1対のべべルギヤを備えた少なくとも1つのギヤ駆動装置(72)を更に有することを特徴とする請求項1記載の装置。 【請求項9】 前記各ギヤ駆動装置(72)が前記第1
    レベルに隣接する第3レベルに配置されていることを特徴とする請求項8記載の装置。 【請求項10】 前記各モータ(74)は前記スピナ組立体から横方向に延びていることを特徴とする請求項9
    記載の装置。 【請求項11】 前記第1組のジョーは第1ジョー(1
    2)および第2ジョー(14)を備え、 前記第1ジョー(12)はスピニングローラ(34、3
    6)が配置される第1および第2凹部(22、24)を形成し、 前記第2ジョー(14)はスピニングローラ(38、4
    0)が配置される第1および第2凹部(26、28)を形成し、 第1モータ(74)が、べべルギヤを用いた第1スピナ組立体(32)を介して、前記第1ジョー(12)のスピニングローラ(34、36)を駆動し、 第2モータ(74)が、べべルギヤを用いた第2スピナ組立体(34)を介して、前記第2ジョー(14)のスピニングローラ(38、40)を駆動することを特徴とする請求項1記載の装置。 【請求項12】 前記第1および第2モータ(74)は前記スピナ組立体(32、34)から横方向に延びていることを特徴とする請求項11記載の装置。 【請求項13】 前記第1および第2組のジョー(1
    2、14、16、18)は、それぞれ、前記第1および第2井戸掘削部品と独立的に係合および離脱するように作動できることを特徴とする請求項1記載の装置。 【請求項14】 第1レベルの第1組のジョー(12、
    14)を備えた第1井戸掘削部品の第1ツールジョイントをグリップすると同時に、第2レベルの第2組のジョー(16、18)を備えた第2井戸掘削部品の第2ツールジョイントをグリップする段階と、 前記第1および第2組のジョーを相互に回転させて、前記第1井戸掘削部品と第2井戸掘削部品との間のねじ連結部を緊締または弛緩させる段階と、 前記第1組のグリップダイ部分(20)を第1ツールジョイントから離脱させかつ1組のローラ(34、36、
    38、40)と前記第1レベルの第1ツールジョイントとを係合させ、 前記ローラをスピンさせて、前記第1井戸掘削部品と第2井戸掘削部品とを連結または分離する段階とを有することを特徴とするねじ付井戸掘削部品を連結および分離する方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】(技術分野) 一連のドリルパイプまたは他の管を井戸に出し入れする際に、ドリルパイプおよびドリルカラー等の種々の掘削部品を連結および分離するのに、組合せトルクレンチ/
    スピニングレンチが使用されており、このような組合せトルクレンチ/スピニングレンチは、しばしば、「アイアン・ラフネック(iron roughneck)」と呼ばれている。 これらの装置はトルクレンチとスピニングレンチとを組合せたものであり、米国特許第4,023,449号、第4,3
    48,920号および第4,765,401号に開示されている。 尚、
    これらの米国特許は全てBoyadjieffが所有するものであり、これらの全ての開示を本願に援用する。 【0002】(背景技術) 従来技術のアイアン・ラフネックでは、スピニングレンチおよびトルクレンチが単一のキャリジに一体に取り付けられているが、それでもこれらは別々の機械である。
    ドリルパイプの2つの継手(ジョイント)間の連結を「解除」または弛緩するとき、トルクレンチの上側ジョーは管の上側継手の端部上にクランプするのに使用され、トルクレンチの下側ジョーは管の下側継手の端部上にクランプする。 ドリルパイプ製造業者は、ドリルパイプの継手の各端部に、「ツールジョイント」と呼ばれるねじ付部品を付加している。 ドリルパイプの金属壁はねじを切るには厚さが不充分であるため、ドリルパイプ製造業者はねじ付ツールジョイントを付加するのである。
    ツールジョイントはドリルパイプの端部上に溶接されかつ管の各端部に特徴的な膨出部を付与する。 雌ねじすなわち内ねじを備えた一方のツールジョイントは、「ボックス」と呼ばれる。 他端のツールジョイントは雄ねじすなわち外ねじを有し、「ピン」と呼ばれる。 【0003】ツールジョイント上へのクランプの後、上下のジョーは相対回転されて、上下のツールジョイント間の連結が解除される。 次に、上側ジョーが緩められるのに対し、下側ジョーは下側ツールジョイント上にクランプされた状態を維持する。 トルクレンチから分離されかつキャリジ上で高い位置に取り付けられたスピニングレンチは、ドリルパイプの上側継手のステムと係合しかつドリルパイプの上側継手が下側継手から分離されるまで上側継手をスピンする。 スピニングレンチおよびトルクレンチは別体の機構であるので、スピニングレンチはトルクレンチに充分に近付いてツールジョイントと係合することができず、従って、スピニングレンチは、係合するとしても、そのステムに沿って管と係合しなければならない。 【0004】スピニングレンチはトルクレンチに充分に近付くことができないため、従来技術のアイアン・ラフネックは、幾つかの形式のドリルステム部品の連結および分離に使用することはできない。 例えば、スパイラルカラーは、スピニングレンチのローラにより損傷を受ける虞れのあるステムに沿う外部スタビライザを有している。 他の部品は、表面および形状に他の変更がなされており、このため、部品のステムに沿ってスピニングローラと接触させるのに不適当なものとなっている。 【0005】(発明の開示) 本発明のアイアン・ラフネックは、広範囲の種類のドリルステム部品に損傷を与えることなく、これらの部品の自動化された連結および分離を行うことができる。 スピニングレンチはトルクレンチと一体化されて単一装置として構成されており、このため、スピニングローラはトルクレンチのジョーと同じレベルで部品と係合する。 これにより、スピニングローラは、ドリルステムと係合するのではなくツールジョイントと係合でき、従って、従来のアイアン・ラフネックのスピニングレンチの使用を妨げる例えばスタビライザブレードおよび他の特徴を回避できる。 スピニングレンチとトルクレンチとのこの一体化により、トルクレンチおよびスピニングレンチの位置変更を行うことなく、1対の管継手のスピニングおよびトルキングを行うことも可能になる。 このため、よりコンパクトな設計が可能になりかつより大きなトルク/
    駆動動比が得られる。 【0006】(発明を実施するための最良の形態) 本発明の他の特徴および長所は、添付図面を参照して述べる以下の詳細な説明から明らかになるであろう。 本願明細書の一部を構成する添付図面には、本発明の種々の特徴が具現されている。 本願は詳細な例示実施形態を開示するが、当業者には、本発明を実施する他の適当な構造および機械を使用できることは明白であろう。 従って、本願に開示する特定構造および機能的細部は単なる例示であって、本発明の好ましい実施形態を説明するものである。 【0007】図1および図2は、本発明の1つの特定実施形態に従って構成されたアイアン・ラフネック10を示すものである。 アイアン・ラフネック10の上右側ジョー12、上左側ジョー14、下右側ジョー16および下左側ジョー18の各々が、連結または分離すべき2つのドリルパイプセクションのツールジョイントをグリップするための1つの管グリップダイ要素すなわち「トングダイ」(図8)を有している。 本発明は、主として、
    ドリルパイプのツールジョイントの連結および分離に使用されるものとして説明するが、本発明は、防噴装置、
    ドリルカラー、螺旋溝を備えたドリルカラー、スタビライザ、ドリルビット、およびドリルビットを備えた底孔組立体を含む他の多くの掘削部品(但しこれらに限定されない)の連結および分離にも使用できる。 【0008】図5および図8に示すように、上右側ジョー12には、前方凹部22および後方凹部24が機械加工すなわち形成されている。 同様に、上左側ジョー14
    は、前方凹部26および後方凹部28を有している。 図6には左側スピナ組立体30が示されており、該組立体30は、左前方スピニングローラ34および左後方スピニングローラ36を有している。 右側スピニング組立体32は左側スピニング組立体30に対して鏡像関係をなして配置されておりかつ右前方スピニングローラ38および右後方スピニングローラ40を有している(図2および図8)。 図2および図8に示すように、左側スピナ組立体30は上左側ジョー14の上方に取り付けられており、かつ右側スピナ組立体32は上右側ジョー12の上方に取り付けられていて、スピニングローラ34、3
    6、38、40が、それぞれ、凹部26、28、22、
    24内に配置されている。 一方の管グリップダイ20がスピニングローラ34と36との間に配置され、他方の管グリップダイ20がスピニングローラ38と40との間に配置されている。 上側ジョー12、14のスピニングローラ34、36、38、40を管グリップダイ20
    と同じレベルに位置決めすることにより、スピニングローラ34、36、38、40は、下側ジョー16、18
    に近接してスピンでき、従って、管ステムではなくツールジョイントと係合できる。 【0009】図1には、連結または分離すべき掘削部品に対して位置決めするための支持体42上に取り付けられたアイアン・ラフネック10が示されている。 支持体42は、トラック44上を走行して平移動できる。 アイアン・ラフネック10はまた、支持体42に沿って垂直移動させるキャリジ46にも取り付けられている。 キャリジ46の垂直移動は、リフトシリンダおよび2本のチェーンにより行われる。 チェーンには、管の連結または分離時に相対移動する管ねじにより引き起こされる垂直移動を補償するばねが取り付けられている。 【0010】ジョー12、14、16、18は、慣用トルクレンチのジョーと同様な態様で作動する。 図8に示すように、上側ジョー12、14は垂直ヒンジピン48
    により一体に枢着されており、上側ジョー12、14が互いに近付く方向および離れる方向に移動して、掘削部品をグリップまたは解放することができる。 図4は上側ジョー12、14が相対的閉位置にあるところを示し、
    一方、図8は上側ジョー12、14が相対的開位置にあって、これらの間にドリルパイプ60の継手がグリップされているところを示す。 下側ジョー16、18は上記上側ジョー12,14と本質的に同じであり、かつ上側ジョー12、14と同じヒンジピン48により相互連結されていて、グリップ状態と解放状態との間で枢動できる。 図2および図3には、上側ジョー12、14をこれらのグリップ状態と解放状態との間で作動させるための、上側ジョーの内端部54間に受け入れられた上側ジョーグリップピストン/シリンダ機構50が示されている。 これらの図面にはまた、上側ジョー16、18をこれらのグリップ状態と解放状態との間で作動させるための、上側ジョーの内端部56間に受け入れられた下側ジョーグリップピストン/シリンダ機構52が示されている。 これらの開状態において、ジョーは充分に開かれ、
    管の回りの位置とここから横方向にオフセットした位置との間でトルクレンチが移動できるようにする。 上側ジョーグリップピストン/シリンダ機構50および下側ジョーグリップピストン/シリンダ機構52は互いに独立して作動し、上側ジョーおよび下側ジョーの開閉を行う。 【0011】ジョーが管の2つのセクション間の連結部に配置された後、下側ジョー16、18が下方管セクションの上方ツールジョイントをグリップし、かつ上側ジョー12、14が上方管セクションの下方ツールジョイントをグリップする。 継手に、上側ジョー12、14および下側ジョー16、18が、図8に示す管60の垂直軸線58の回りで互いに回転され、管間のねじ連結部を弛緩または緊締する。 この相対回転を達成するため、図4および図8に示すように、左側トルキングピストン/
    シリンダ機構62は、そのシリンダが上左側ジョー14
    に連結されかつそのピストンが下左側ジョー18に連結されている。 また図4および図8に示されているように、右側トルキングピストン/シリンダ機構64は、そのシリンダが下右側ジョー16に連結されかつそのピストンが上右側ジョー12に連結されている。 かくして、
    トルキングピストン/シリンダ機構62、64は、上下のジョーを相対的に両方向にかつグリップされた管60
    の軸線58の回りに回転させることができる。 【0012】図8に示すように、各上側ジョー12、1
    4は単一の管グリップダイ20を有している。 本発明のアイアン・ラフネック10では、スピニングローラ3
    4、36、38、40は、各グリップダイ20が1対のスピニングローラ間に配置されるようにして、グリップダイと一緒に上側ジョーに配置されている。 この構造により、管グリップダイ20を取り付けるスペースは極く僅かで済む。 このように、管グリップダイ20を支持するのに幾つかの特別な特徴が使用される。 【0013】管グリップダイ20は扇形すなわちアリ形(dovetail-shaped)(図9A)をなしており、凹部2
    2、24、26、28間で上側ジョーに形成された対応するアリ形ほぞ孔すなわちスロット66内に嵌合される。 各ほぞ孔66は、それぞれの上側ジョーの本体内に向かうに従って拡がっている。 各アリ形グリップダイ2
    0は、その対応ほぞ孔66内に挿入され、アリ形連結を形成している。 アリ形管グリップダイの幅狭側端部は、
    ツールジョイント内に食い込みかつグリップするように、上側ジョーの本体から離れる方向を向いている。 一実施形態では、ダイはほぞ孔66から取り外すことができ、このためほぞ孔66が摩耗したときにこれを交換することができる。 【0014】図9Bに示すように、例示の実施形態のトルクグリップダイ20はローレットが付された背面を有している。 これは、対応するほぞ孔66の背面に対してグリップダイ20を良好に固定し、ほぞ孔66の側面からのトルク荷重をほぞ孔の背面に伝達できるようにするためである。 ローレットが付された表面は、複数の尖ったピラミッド状突出部を形成する一連のV形溝で形成できる。 これにより、凹部22、24、26、28の近接により比較的薄い部片であり従って高荷重を受けてはならないほぞ孔66の側面を保護する。 下側ジョー16、
    18も上記ダイ構造を使用するか、他の構造を使用できる。 【0015】図6には、前方スピニングローラ34および後方スピニングローラ36を備えた左側スピナ組立体30が示されている。 右側スピナ組立体32は左側スピナ組立体30と鏡像関係をなしており、従ってこれを別途詳細に示すことはしない。 以下の説明は、右側スピナ組立体32にも適用されるものである。 スピナ組立体3
    0は、スピニングローラ34、36が凹部26、28内に入るようにして、上側ジョー12の上方に取り付けられている。 ハウジング68の側面には油圧スピニングモータ74が取り付けられている。 図7に示すように、スピナ組立体のハウジング68内には、モータ74からスピニングローラ34、36へと動力を伝達するためのギヤ列72が配置されている。 ローラ34、36を回転できかつ充分にコンパクトである限り、この目的のために他のモータおよびスピナ組立体を使用することもできる。 【0016】アイアン・ラフネック10の上方に位置する構造を障害物のないものとするため、モータ74は、
    スピナ組立体ハウジング68の上方ではなく、図2に示すようにスピナ組立体ハウジング68の側面に配置するのが好ましい。 ギヤ列のべべルギヤは、モータ74の水平軸線76からの回転運動をローラ34、36の垂直軸線78、80に伝達することを可能にする。 またギヤ列72は、単一モータ74からの動力を2つのローラ3
    4、36に等しく分配する機能を有している。 【0017】伝統的に、スピニングローラは管ステムの円滑面上で回転するため、円滑面を有している。 しかしながら、本発明では、スピニングローラ34、36は、
    ツールジョイントの粗面上で回転するのに有効である。
    ツールジョイントの表面は、管を正確に保持すべく食い込む管グリップダイ20により粗面化できる。 円滑面をもつスピニングローラはツールジョイント上の窪みおよび突出部により損傷を受けかつ継手表面から離れる方向に押されるため、スピニングレンチの機構に応力を付与する。 図6に示すように、ローラ34、36の表面には、ツールジョイント上の凹凸に良く一致するように、
    ローレットが付された山歯クロスハッチパターンが設けられている。 山歯パターンは、ばりその他の傷を受け入れることができる充分な開空間をローラ表面に付与し、
    パターンの隆起部は、あらゆるばりに食い込むように力を充分に集中させる。 ローラ表面上には、ローラがツールジョイント表面上の凹凸に一致できるようにする他のパターンを設けることもできる。 【0018】アイアン・ラフネック10を用いて上方のドリルパイプセクションのピンツールジョイントと下方の管セクションのボックスツールジョイントとの間のねじ連結部を分離させるとき、下方の管セクションが最初にスリップ内に設置される。 次にジョーグリップピストン/シリンダ機構50、52を付勢して、ジョー12、
    14、16、18を開く。 次に、ボックスツールジョイントが下側ジョー16と18との間に位置しかつピンツールジョイントが上方のジョー12と14との間に位置するように、アイアン・ラフネック10および支持体4
    2を移動させる。 次に、ジョーグリップピストン/シリンダ機構50、52を再び付勢して、下側ジョー16、
    18をボックスツールジョイント上にグリップしかつ上側ジョー12,14をピンツールジョイント上にグリップする。 ジョーグリップピストン/シリンダ機構50、
    52により付与される力によって、管グリップダイ20
    がツールジョイントに対して係合され、より良いグリップが得られる。 次に、トルキングシリンダ機構62、6
    4が付勢され、上側ジョーを静止下側ジョー(下側ジョーはスリップ内に設置されたドリルパイプの下方の継手上側にグリップされている)に対して反時計回り方向に回転させ、ピンツールジョイントとボックスツールジョイントとの間の連結部を弛緩する。 次にジョーグリップピストン/シリンダ機構50を付勢して上側ジョー1
    2、14を解放し、スピニングローラ34、36、3
    8、40をピンボックスツールジョイントと接触させる。 次に、左側油圧スピニングモータ74および右側油圧スピニングモータ82を付勢して、ドリルパイプの上方の継手が下方の継手から分離されるまで、ピンツールジョイントをボックスツールジョイントに対して反時計回り方向にスピンさせる。 【0019】アイアン・ラフネック10を使用してドリルパイプの上方の継手のピンツールジョイントとドリルパイプの下方の継手のボックスツールジョイントとの間のねじ連結部を連結するには、上記手順を逆に行えばよい。 【0020】上記特定の油圧モータ以外に、他の任意のパワフルなモータを使用できる。 また、スピナ組立体3
    0、32は、ジョーの上方、内方、側方または下方の他の位置に配置することもできる。 ローラは、上側ジョーおよび下側ジョーの両方に配置して他のオプション作動を行うこともできる。 本発明には、より多くのダイまたはローラを使用することもできる。 【0021】上記説明は本発明の多くの特別な特徴を含んでいるが、これらの特徴は本発明の範囲を制限するものと解釈すべきではなく、本発明の一例示実施形態と解釈すべきである。 従って、本発明の範囲は例示の実施形態により定められるものではなく、特許請求の範囲の記載およびこれらの均等物により定められるべきである。 [図面の簡単な説明] 【図1】本発明の一実施形態に従って構成されたアイアン・ラフネックがキャリジに取り付けられた状態を示す斜視図である。 【図2】図1のアイアン・ラフネックを後方から見た斜視図である。 【図3】図1のアイアン・ラフネックの右側側面図である。 【図4】図1のアイアン・ラフネックの平面図である。 【図5】図1のアイアン・ラフネックの右側ジョーの平面図であり、2つのスピニングローラを挿入する凹部を示すものである。 【図6】図1のアイアン・ラフネックの左側ローラ駆動組立体の斜視図である。 【図7】右側ローラ駆動組立体の平面図であり、ギヤ列を示すため頂カバーを取り外した状態を示すものである。 【図8】図3の8−8線に沿うアイアン・ラフネックの断面図であり、上側ジョーのスピニングローラおよび管グリップダイを示すものである。 【図9A】管グリップダイを前方から見た斜視図である。 【図9B】図9Aと同じ管グリップダイの後面図であり、ローレットが付された背面を示すものである。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボヤッドジェフ ジョージ アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92861 ベル パーク コラニー サー クル 18772 (72)発明者 キャンプ ヨハネス ヘンリカス アン トニウス マリー オランダ エヌエル−4876 ヴェーデー エッテン レール スクサルメイ 43 (72)発明者 ロリング ロナルダス リチャーダス マリア オランダ エヌエル−5341 イックスハ ー ロスマレン ガウデンレハンストラ ート 13 (56)参考文献 特開 昭51−106601(JP,A) 特表 昭57−501070(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl. 7 ,DB名) E21B 19/16

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