Bit assembly

申请号 JP2010515539 申请日 2008-07-10 公开(公告)号 JP5443349B2 公开(公告)日 2014-03-19
申请人 ロビット ロックツールス リミテッド; 发明人 ミッコ マッティラ; ペッカ サルミ;
摘要
权利要求
  • ドリル装置内のビット組立体であって、
    前記装置は 前記組立体を打ちつけ 及び/又は 、前記組立体を回転させることにより作動し、
    前記組立体は、
    孔の中心部分を穿孔するパイロットビット(1)と、
    前記パイロットビット(1)と接続して固定されるとともに前記孔の外面を穿孔する円筒状内面を備えたリングビット(2) と、
    前記パイロットビット(1)と前記リングビット(2)との間の相互回転及び軸方向移動の阻止構成とを含み、これにより 前記阻止構成を開いて前記パイロットビット (1)を前記孔から引き出せるようになる一方で 、前記リングビット(2)が前記孔の中に残ったままになり、
    前記ビット組立体は、
    ケーシングチューブ 及び 、前記ケーシングチューブの延長部(6)と、
    前記ケーシングチューブの延長部(6)からリング状装置(8)を通じて前記パイロットビット 又は 、前記リングビットから前記ケーシングチューブの延長部(6)に牽引力を伝えるようになっている連結システムとを含み、
    前記ケーシングチューブが適所に残存する場合、前記リングビット (2)、及び 、前記パイロットビット (1)で穿孔を継続するために前記連結システムを開くことができ、
    前記リング状装置(8)が内側に向けられた 内面突出部分(9)を備え、これにより 前記装置を前記パイロットビット又は 前記リングビットのいずれかの外面上の横溝(10)内に回転するように固定して、その双方の軸方向の動きを制限又は 阻止するようになっていて、
    前記リング状装置(8)が、前記延長部(6)の内面に属するリング状溝(11)内に固定されたときに前記ケーシングチューブの延長部(6)内で軸方向に係止されることにより、前記リング状装置(8)が前記延長部内で回転できるように構成され、
    リング状溝(11)を備えた前記ケーシングチューブの延長部(6)が、前記リング状装置(8)の周囲に焼きばめによって固定されることにより、これらの部品の相互回転が可能なように収縮接合部は緩んだままにされ、
    前記パイロットビット(1)、又は、前記リングビット(2)が、相互回転により前記リング状装置(8)から離れて開き、前記装置に通すことができる体勢になることができる、
    ことを特徴とするビット組立体。
  • 前記リング状装置(8)が、前記パイロットビット(1)の外面内の横方向かつ終端する溝(10)にバイオネット結合のような方法で固定される、
    ことを特徴とする請求項1記載のビット組立体。
  • 前記パイロットビット(1)の表面上の縦方向洗浄溝(12)が、前記パイロットビットの表面上の縦方向連結溝(17) 及び 横溝(10)よりも深い、
    ことを特徴とする請求項1記載のビット組立体。
  • 说明书全文

    本発明は、ドリル装置内のビット組立体に関し、前記装置は前記組立体を打ちつけ及び/又は回転させることにより作動し、前記組立体は、孔の中心部分を穿孔するパイロットビットと、該パイロットビットと接続して固定されるとともに、前記孔の外面を穿孔する円筒状内面を備えたリングビットと、さらにパイロットビットとリングビットとの間の相互回転及び軸方向移動の阻止構成とを含み、これにより前記阻止構成を開いてパイロットビットを孔から引き出せるようになる一方で、リングビットが孔の中に残ったままになり、ビット組立体は、ケーシングチューブ及びこの延長部と、ケーシングチューブの延長部からリング状装置を通じて、パイロットビット又はリングビットからケーシングチューブの延長部に牽引を伝えるようになっている連結システムとを含み、ケーシングチューブが適所に残存する場合、リングビット及びパイロットビットで穿孔を継続するために前記連結システムを開くことができる。

    国際公開WO2004/057148号から、パイロットビット及びリングビットを備えた上記に示すようなドリル装置が以前より知られている。 しかしながら、この解決策では、ドリル孔の中の所望の地点に保護チューブが残るように穿孔を続けることは不可能である。

    国際公開WO1996/718798号からは、ケーシングチューブとリングビットとをドリル孔の所望の位置に残すことができ、パイロットビット、すなわち中間ビットのみによって穿孔を続けられるドリル装置が知られている。 この解決策では、パイロットビットのみで穿孔を続けると、基本的に孔の直径が小さくなる。 固定のために行う穿孔では、穿孔を継続することによりアンカーボルト又はケーブルがこれにくっつき、これが孔をより小さくする。 この場合、固定物の接合面は、孔の直径が孔の端部まで一定のままである場合に見込まれるものよりも小さく形成される。

    欧州特許公開第1144797号からは、溶接によりケーシングチューブの先端に最適に固定されたケーシングシューを収縮によってリングビットの周りに固定することにより、これらが互いに回転はできるが、軸方向にはロックされるようにすることが知られている。 リングビットの外面には、ケーシングシューの内面のリング状の隆起部分を入れ込む溝が存在するはずである。 この種の溝は、その壁厚の前記リングビットのリングマントルが溝に対して十分であることを必要とする。

    フィンランド特許公開第98649号からは、ケーシングチューブを引っ張るとともに、パイロットビット又はリングビットの外面上にバイオネットロックのように係止できるリングを有する保護チューブ解放システムが知られている。 リングはその内面に溝を有し、相互係止を実現するためにビットの外面上に隆起部分がそれぞれ存在する。 この解決策では、円筒形ビットの表面上に隆起部分を作ることは困難である。 例えば、この解決策では、多くの場合形成されるパイロットビット面の上にも洗浄溝が利用されていない。 ケーシングチューブに関しては、チューブ延長部は使用されないが片持ちリングが使用されることにより、他方の軸方向は係止されないままになっている。 ケーシングチューブ内部でビットを逃すと、ケーシングチューブを引っ張るリングをビットと係止した状態に戻すことができないため、ケーシングチューブがあまりに早く孔の中に残されると、これをビットによって再びうまく「見つける」ことができないという理由で、これは困難な結果を招く。

    国際公開2004年57148号公報

    国際公開1996年718798号公報

    欧州特許第1144797号公報

    フィンランド特許第98649号公報

    上述の解決策に含まれる不都合を解消するために、またこれらの解決策の技術的効果を改善するために、リング状装置が内側を向いた部分を備え、これにより前記装置をパイロットビット又はリングビットのいずれかの外面上の横溝内に回転するように固定して、その双方の軸方向の動きを制限又は阻止するようにしたことを特徴とする新しいビット組立体を開発する。

    本発明の利点は、穿孔中に孔の中に引き込まれるケーシングチューブを、例えば岩に衝突したときなどに場合によってはドリル装置を孔から引っ張ることなく、孔の中の所望の位置に残すことができることである。 パイロットビット並びにリングビットがケーシングチューブを伴わずに穿孔し続けた場合でも、穿孔される孔の直径に変化はない。 この解決策では、ケーシングチューブを孔の中に引き込む牽引システムがパイロットビットの周囲に存在するので、多くの場合完成した孔の中に残されることになるリングビットの部品に関して材料を節約することができる。 ケーシングチューブが、リングビットではなくパイロットビットによって引っ張られる場合、パイロットビットとリングビットとの間の打撃面を以前の解決策に対して著しく小さくすることができ、これによりパイロットビットの円筒部分の壁厚も小さくすることができる。 一方で、本発明によるリング状装置とケーシングチューブ延長部との間の打撃面は容易に大きくすることができ、これによりパイロットビットの耐久性が延びる。 リング状装置をパイロットビットの外面に有利に係止することにより、パイロットビットの外面上の洗浄溝又はリングビット溝の少なくとも一部を使用できるようになる。 このことが可能になるのは、本発明によれば、リング状装置がその内面に内側を向いた隆起部分を含むからである。

    以下、添付図面を参照しながら本発明をより綿密に開示する。

    ドリル装置のパイロットビットを斜めに示す図である。

    リングビットを嵌め込んだドリル装置のパイロットビットを示す図である。

    ケーシングチューブに牽引力を伝えるリング状装置をパイロットビットに嵌め込んだドリル装置を示す図である。

    ドリル装置のビット組立体を示す図である。

    緩めたビット組立体の部品を示す図である。

    図1はパイロットビット1を示しており、このパイロットビット1は、ステム13と、ビットボタンを備えた打撃面14と、円筒部分16とを含み、この円筒部分は洗浄溝12及びこれよりも浅い溝17などの係止を目的とした縦溝、並びに係止用の横溝10を有する。 円筒部分16の先端は、その直径に関しては、より小さな円筒部分である。 ドリルくず洗浄溝12は、パイロットビット面上の縦方向の溝よりも深い。

    図2は、パイロットビット1の周りの適所に配置したリングビット2を示している。 係止爪7及び15などの部分が、前記ビット1及び2を互いに一方の回転方向に回転不可能に、また互いに双方の軸方向に移動不可能に係止している。

    図3は、ケーシングチューブに打撃力又は牽引力を伝えるとともにパイロットビット1の周りに設置されたリング状装置8を示している。 パイロットビットの外面上には、縦方向浅溝17、並びにそこから出る横溝10も存在する。 リング状装置8の内面には内面突出部分9が属し、これが前記縦溝17内に嵌め込まれるように固定され、また横溝10に当たるとさらに固定されることにより、 リング状装置8がパイロットビット1の周囲にバイオネット結合のように付着する。 従って、 リング状装置8をパイロットビット1の上方から取り外すこともできる。

    図4は、ケーシングチューブの端部に溶接されることになるケーシング延長部6の断面図を示しており、これがリング状装置の周囲に例えば、焼きばめによって固定されることにより、これらの部品の相互回転が可能なように収縮接合部は緩んだままにされる。 しかしながら、これらは互いに軸方向には係止されるが、これらのために軸方向に5〜10mmの小さな相互空隙が残る。 ケーシングチューブは図示していないが、これは公知の方法により、例えば延長部6への溶接固定により固定される。

    図5は、発明した構造による緩めた構成要素を示している。 リング状装置8の内側突出部分9のために、パイロットビット1の円筒部分上に溝10が存在し、そのうちの1つを小さく回転運動させることによりこの溝内に部分9をねじ込むことができる。 パイロットビット1を、 リング状装置8に双方向に通すこともできる。 延長部6を含むケーシングチューブが孔の中に残る場合、リングビット2は常に末端孔内に残るはずである。

    図面には、ケーシングチューブをパイロットビット1からリング状装置8によりケーシングチューブの延長部6に引っ張った構成を示している。 前記引っ張りを、前記リング状装置8によりリングビット2の外面から同様にケーシングチューブの延長部6まで構成することもできる。

    1 パイロットビット2 リングビット6 延長部7 係止爪8 リング状装置9 内面突出部分10 横溝11 リング状溝12 洗浄溝13 ステム15 係止爪17 縦方向連結溝

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