Roller bit for excavation of tonnel with cutting ring comprising plural segments

申请号 JP13169499 申请日 1999-05-12 公开(公告)号 JPH11350879A 公开(公告)日 1999-12-21
申请人 Boart Longyear Gmbh & Co Kg Hartmetallwerkzeugfab; ボールト ロングイヤー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト ハルトメタルヴェルクツォイクファブリーク; 发明人 SAUER KLAUS-DIETER; FENNEL GUENTER; HEIDERICH ERNST; RIES BERND; WALTER REINHOLD;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce the manhour, cost and time required for repair a roller bit by arranging a plurality of segnements constituting a cutting ring to a roller base body separately so as to be replaceable.
SOLUTION: Wedge-shaped cut portions are formed on the periphery of a roller base 4, and the cut portions are further steppedly formed in a central range. A male thread 5 is provided at the wedge-shaped central working part, and after a cutting ring is inserted into wedge-shaped guides formed on both sides a screw 6 is screwed to the male thread 5 so that the screw 6 may hold a tightening element 7. Both cutting rings are tightened to the inner face of the guides by the element 7 through the face. An element 2 of the ring can be replaced by removing the element 7 after loosening the screw 6. Accordingly, the carrying cost for the whole roller bit is not made necessary and the time for repairing the bit is also reduced.
COPYRIGHT: (C)1999,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 トンネル掘削機用のローラビットであって、ローラベース体(4)と少なくとも1つの切削リング(1)とを備えている形式のものにおいて、切削リング(1)が複数の個々のセグメント(2)から成っており、該セグメントがローラベース体(4)に別体として交換可能に配置されていることを特徴とする、トンネル掘削機用のローラビット。
  • 【請求項2】 切削リング(1)のセグメント(2)
    が、鳩尾状ガイドや嵌合キーのような成形結合部を用いて、ローラベース体(4)に位置を規定されて配置されている、請求項1記載のローラビット。
  • 【請求項3】 切削リング(1)のセグメント(2)
    が、螺合可能なセグメント保持装置(6,7)を用いて、ローラベース体(4)と摩擦力結合的に及び/又は形状結合的に結合されている、請求項1又は2記載のローラビット。
  • 【請求項4】 切削リング(1)のセグメント(2)が緊締ナット(10)を用いてローラベース体(4)と結合されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のローラビット。
  • 【請求項5】 直径の異なった複数の切削リング(1)
    が設けられていて、該切削リングがローラビットに円錐形の形状を与えている、請求項1から4までのいずれか1項記載のローラビット。
  • 【請求項6】 切削リングが複数の切削エレメント(3)を有していて、該切削エレメント(3)が切削リング(1)に着脱可能に取り付けられている、請求項1
    から5までのいずれか1項記載のローラビット。
  • 【請求項7】 切削エレメント(3)が、ビットヘッドとビットシャンク(11)とを備えたビットとして構成されており、この場合ビットシャンク(11)が切削リング(1)の受容部(12)において保持されている、
    請求項6記載のローラビット。
  • 【請求項8】 ビットシャンク(11)及び受容部(1
    2)が円錐形に構成されている、請求項7記載のローラビット。
  • 【請求項9】 ビットシャンク(11)と受容部(1
    2)とが、互いに合わせられたねじ山を備えている、請求項7記載のローラビット。
  • 【請求項10】 ビットシャンク(11)及び受容部(12)が円筒形に構成されており、ビットシャンク(11)及び/又は受容部(12)がクランプエレメントを有している、請求項7記載のローラビット。
  • 【請求項11】 ビットシャンク(11)と受容部(1
    2)とが、固定ピンのための互いに合わせられた孔を有している、請求項7から10までのいずれか1項記載のローラビット。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、トンネル掘削機用のローラビット(Rollenmeissel)に関する。

    【0002】

    【従来の技術】公知のトンネル掘削機は切削ヘッドとローラビットとを備えており、ローラビットには、例えばビットである切削エレメントを備えた切削リングが設けられていて、この切削リングは1つの部分から成っている。 この切削リングは切削本体にプラス嵌め、締まり嵌めによって又は固定リング及び溝を用いて固定されている。 さらに、切削リングのない切削ローラも公知であり、このような切削ローラでは、ビットが直接ローラビットのベース体にろう接又は収縮固定されている。 切削リング及び、ビットを備えた切削ローラは、種々様々な形状を有することができる。

    【0003】公知の構成における欠点としては次のことが挙げられる。 すなわち公知の構成では、たとえ切削リングの一部だけしか修理の必要がない場合でも、修理が必要な場合には、ローラビット全体又はその切削リングを全体的に交換しなくてはならない。 その結果長い修理時間と材料技術的にかなりの費用がかかってしまう。 それというのは、このような修理を行うためには、ローラビットをドリルヘッドから完全に外さねばならないからである。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式のトンネル掘削機用のローラビットを改良して、先行技術における欠点を排除すること、
    すなわちローラビットの修理に要する手間、コスト及び時間を短縮することである。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明の構成では、ローラベース体と少なくとも1つの切削リングとを備えている形式の、トンネル掘削機用のローラビットにおいて、切削リングが複数の個々のセグメントから成っており、該セグメントがローラベース体に別体として交換可能に配置されている。

    【0006】

    【発明の効果】本発明のように、切削リングが少なくとも2つのセグメントから成っていて、該セグメントがローラベース体に交換可能に取り付けられていることによって、切削リング自体又は切削リングの摩耗した部分をセグメント毎に交換することが可能になり、したがって従来必要であった、ドリルヘッドからのローラビット全体の取外し及び取付けが不要になり、これに伴ってローラビット全体の搬送コストもかからなくなる。 さらに、
    切削リングのセグメントを現場において交換することができることに基づいて、修理時間が短縮されることにより、掘削にかかる時間全体が短くなる。 さらにまた材料コストも低減される。

    【0007】切削リングのセグメントは成形ガイドもしくは形状ガイドを用いて、形状結合的に、有利には鳩尾状ガイド又はT溝又は嵌合部材で、ローラベース体に位置を規定されて配置され、そして螺合可能なセグメント保持部材及び/又はねじ山付リングを用いてローラベース体と結合されていると、有利である。

    【0008】

    【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形態を説明する。

    【0009】図1には、4つのセグメント2から成る切削リング1が例示されている。 しかしながら本発明によればセグメント2の数は、2つのセグメント2とその都度の使用例に相応してそれよりも多くのセグメント2との間で選択することができる。 切削リング1もしくはセグメント2の外周部には、切削エレメント3例えば硬質合金ビットが挿入されている。 切削リング1は、該切削リング1が1条、2条又は多条に設けられているように、配置されることができる。 すなわち選択的に複数の切削リング1を互いに平行に並べて、図2以下の図面に示されているローラベース体4に配置することが可能である。 さらに付言すれば、この場合切削リング1の直径は図示されていない形式で第1の切削リングから後続の切削リングにまで上昇するように段付けされて選択することが可能であり、その結果切削ロールは円錐形の構成を有するようになる。

    【0010】図2には、ローラベース体4に固定された2条の切削体の配置形式が断面図で示されている。 この図2から分かるように、ローラベース体4の周囲には、
    鳩尾状の切欠きが加工されている。 この切欠きは中央領域において、さらにくさび状に軸線に向かって段付けされている。 このくさび状の中央加工部にはねじ山5が設けられており、このねじ山5には、切削リング1が両側に加工された鳩尾状ガイドに挿入された後で、ねじ6が緊締エレメント7を保持するようにねじ込まれている。
    この配置形式では両切削リング1は面を介して緊締エレメント7によって、鳩尾状ガイドの内面に対して確実かつ堅固に緊締されている。 ねじ6を弛めて緊締エレメント7を外すことによって、切削リング1のセグメント2
    は、容易にわずかな手間で現場において取外し可能及び交換可能である。

    【0011】図3にはねじ結合部を備えた3条の切削体の配置形式が示されている。 外側の切削リング1はこの実施例でも外側に向かって鳩尾状ガイド内に係合していて、さらにカラー8を有しており、このカラー8はローラベース体4の外周部に接触している。 外側の切削リング1の内方に向かって延びる成形部は、連続的にくさび状に構成されており、その結果、両側をくさび状に形成されている中央の切削リング1′は、外側の両切削リング1の間に配置されている。 ビット3の受容部の代わりに、ねじ6のための貫通孔が設けられており、このねじ6によって外側の切削リング1は中央の切削リング1′
    を介して、ローラベース体4の鳩尾状ガイドに堅固にかつ確実に緊締される。 緊締リング1,1′の形状によってこの場合個々のセグメント2は固定されている。

    【0012】図4には2条の切削体の別の実施例が示されており、この実施例ではローラベース体4において鳩尾状ガイドが下に配置されている。 切削リング1のセグメント2は両側に鳩尾状ガイドのための切欠きを備えており、その結果セグメント2の内方に向かって延びた面は、対応成形部を備えた中間リング9を取り囲んでいる。 切削体の組立てのためには、まず初めに下側の切削リング1がローラベース体4のガイドに接触させられる。 次いで中間リング9と上側の切削リング1とが接続される。 フラットな側において上からローラベース体4
    に螺合される緊締ナット10によって、該緊締ナット1
    0が切削リング1のセグメント2を形状結合的(formsc
    hluessig)にかつ摩擦結合的(kraftschluessig)に緊締することにより、セグメント2はローラベース体4に対して固定される。

    【0013】切削リング1もしくはセグメント2の同様な固定形式は、図5に示された1条の切削体においても選択されている。 図5の実施例において使用されている切削リング1はしかしながら個々の切削エレメントを有しているのではなく、個々のセグメント2をまとめた時に環状の切削リムを形成している。 個々のセグメント2
    は同様に緊締ナット10を用いてローラベース体4に保持されている。

    【0014】図6及び図7には切削リング1の特別な構成が示されており、この構成では個々の切削エレメント3は、セグメント2にろう接又は収縮によって固定されているのではなく、セグメント2と解離可能に結合されている。 これによって、個々のセグメント2の部分的な摩耗をさらに良好に考慮することができる。 すなわちこの場合セグメント2全体ではなく、摩耗した切削エレメント3だけを交換することができる。 その結果修理及び保守時間はさらに減じられ、所要材料量もさらに減じられる。 しかもこれによってローラビットの掘削時間をさらに短くすることができる。

    【0015】図6及び図7に示された実施例では、セグメント2との切削エレメント3の着脱可能な結合は、切削エレメント3がビットシャンク11を備えたビットの形で形成されていて、ビットシャンク11がセグメント2の対応する受容部12に係合していることによって、
    達成されている。 図6及び図7に示された実施例における切削エレメント3のビットシャンク11は、円筒形に形成されていて、同様に円筒形の受容部12内においてクランプエレメントによって固定されている。 これらのクランプエレメントは、図示のようにクランプスリーブ13として、ビットシャンク11に及び/又は受容部1
    2に配置されていることができる。 切削エレメント3を解離するために、セグメント2には各受容部12の外側領域に切欠き16が設けられており、この切欠き16を通して切削エレメント3の肩部領域14には、適当な工具を後ろから係合させることができ、そして切削エレメント3を押し出すことができる。

    【0016】切削エレメント3と切削リング1との間における解離可能な結合の別の可能性は、例えば図3に示されている、円錐形のビットシャンク11と相応に円錐形の受容部とを備えた形状である。 このようにクランプ作用をもって受容される切削エレメント3は、切削リング1に相応に設けられた孔15を通して交換のために押し出されることができる。

    【0017】また、切削エレメント3を切削リング1にねじ込むことも可能であり、そのためにビットシャンク11と受容部12とには相応なねじ山が設けられている。 固定のためにビットシャンク11と受容部12とは、選択されたすべての結合形式において、固定ピンのための互いに合わせられた孔を備えていることができる。 この構成は、クランプエレメントのない円筒形のビットシャンク11と受容部12とにおけるただ1つの結合部であってもよい。

    【0018】本発明におけるようにセグメントに分けられた切削リング1は、種々様々な材料例えば鋼、鋳鋼、
    チルド鋳鉄又は硬質合金から成ることができる。 また材料の組合せも可能であり、例えば切削リング1を鋼から製造し、これに結合される切削エレメント3を硬質合金から製造することができる。 ビットの形をした切削エレメント3では切削エレメント3は一体的に例えば硬質合金から成っていてもよいし、又は異なった材料例えば鋼製のビットシャンク11と硬質合金製のビットヘッドとから成っていてもよい。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】4つの切削リングセグメントを備えた切削体の配置形式を示す図である。

    【図2】ねじ結合を用いてロールベース体に固定された、セグメントに分けられた2条の切削体を示す断面図である。

    【図3】ねじ結合を用いてロールベース体に固定された、セグメントに分けられた3条の切削体を示す断面図である。

    【図4】緊締ナットによって固定されていて中間リングを備えた、セグメントに分けられた2条の切削体を示す断面図である。

    【図5】緊締ナットによって固定された、切削リムを備えた切削体を示す断面図である。

    【図6】交換可能な切削エレメントを備えた切削リングを示す斜視図である。

    【図7】図6に示された切削リングを示す平面図である。

    【符号の説明】

    1,1′ 切削リング、 2 セグメント、 3 切削エレメント(ビット)、 4 ローラベース体、 5
    ねじ山、 6 ねじ、 7 緊締エレメント、8 カラー、 9 中間リング、 10 緊締ナット、 11
    ビットシャンク、 12 受容部、 13 スランプスリーブ、 14 肩部領域、 15孔、 16 切欠き

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギュンター フェネル ドイツ連邦共和国 ブルクハウン アウゲ ッツダー シュトラーセ 1 (72)発明者 エルンスト ハイデリッヒ ドイツ連邦共和国 ホーエンローダ シュ タインブルーフ 25 (72)発明者 ベルント リース ドイツ連邦共和国 ヒュンフェルト フェ ルスターシュトラーセ 1 (72)発明者 ラインホルト ヴァルター ドイツ連邦共和国 ロスドルフ ハウプト シュトラーセ 46

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