Vestibule eave

申请号 JP26700395 申请日 1995-10-16 公开(公告)号 JPH09111983A 公开(公告)日 1997-04-28
申请人 Sekisui Chem Co Ltd; 積水化学工業株式会社; 发明人 UCHIDA MASAHITO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To expand and contract vestibule eaves by required width in response to a season and the weather and use the vestibule eaves by constituting the first vestibule eaves fixed onto a vestibule wall surface and second eaves in a freely taking-in-and-out manner from the first vestibule eaves. SOLUTION: First eaves 11 are fixed onto a vestibule wall-body surface 1a, and second eaves 12 are installed in a freely taking-in-and-out manner by sliding to the outdoor side from the inside of the first eaves 11. Third eaves are mounted so that projecting size can be adjusted in the freely taking-in-and- out manner by sliding to the outdoor side as required. This vestibule eaves are expanded and contracted in response to a season and the status of the weather and can be used by setting up a bellows type tent sheet in a protrusible manner to a front or a side surface by required width in place of the first and second eaves.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、この玄関庇が玄関壁体面に固定された第一庇と、この第一庇より出し入れ自在となされた第二庇とにより構成されていることを特徴とする玄関庇。
  • 【請求項2】玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、この玄関庇が玄関壁体面に固定された第一庇と、この第一庇の内部より順次に出し入れ自在となされた複数の第二庇群とにより構成されていることを特徴とする玄関庇。
  • 【請求項3】玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、この玄関庇が玄関壁体面に固定された第一庇と、この第一庇の側面の内部より回動により第一庇の外側側面に張り出す第二庇とにより構成されていることを特徴とする玄関庇。
  • 【請求項4】玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、屋外側に張り出し可能な蛇腹式のテントシートが玄関壁体面に固定されて設けられていることを特徴とする玄関庇。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建物の玄関に設けられる玄関庇に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来、住宅等の建物の玄関に、玄関壁体面に固定され、屋外側に張り出して設けられる玄関庇には、下記の2種類のものが一般的である。 即ち、図14
    に示すように、庇110の両側に支柱120、120が設けられて構成された所謂柱付玄関庇100と、図15
    に示すように、両側に支柱がない庇210のみで構成された所謂キャンチ玄関庇200がある(実開昭57−1
    17101号公報、及び実公平4−8180号公報 参照)。

    【0003】上記柱付玄関庇100においては、構造的に壁体の構造材と支柱により支持されているので、壁面よりの出っ張り寸法は、住宅を例にとれば、ほぼ2m程度までは壁面よりの出っ張らせて設けることが可能である。 一方、上記キャンチ玄関庇200の場合には、構造的に壁体の構造材のみで支持されているので、自重や強風に対する強度上の問題より、壁面よりの出っ張りは、
    ほぼ1m程度が限界とされている。

    【0004】上記のような玄関庇が住宅等の玄関先に設けられる場合、土地が狭いといった事情や、建築法規の建蔽率や容積率の点を勘案して、柱付玄関庇100かキャンチ玄関庇200のいずれかを選択して設けるのが現状である。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の柱付玄関庇100は、敷地自体に十分なスペースが取れない場合には設置が無理である。 又、建物の外壁面から1m以上突き出した庇は、その先端面より平距離で1
    m後退した線で囲まれた部分が建蔽率の対象となるため、建蔽率一杯まで建物を設けたい場合には不向きである。

    【0006】更に、上記キャンチ玄関庇200の場合には、庇の出っ張り寸法を1m未満とすることで、建蔽率の問題は解消されるが、風雨を避けたり、日差しを遮るといった点からは十分満足できる機能が得られないといった問題がある。

    【0007】又、柱付玄関庇100、キャンチ玄関庇2
    00の両者とも、ユニット住宅のように規格化されて標準モジュールが決まってしまっている場合には、それ以上の出っ張り寸法が欲しくても、この要望を満たすことができないといった問題がある。

    【0008】本発明は、従来のこのような上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、上記問題点を解消し、住宅等の狭い土地空間においても、建蔽率や機能上の支障がなく、要望に合った出っ張り寸法に対応可能な玄関庇を提供するものである。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】請求項1記載の玄関庇においては、玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、この玄関庇が玄関壁体面に固定された第一庇と、この第一庇の内部より出し入れ自在となされた第二庇とにより構成されていることを特徴とする。

    【0010】請求項2記載の玄関庇においては、玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、この玄関庇が玄関壁体面に固定された第一庇と、この第一庇の内部より順次に出し入れ自在となされた複数の第二庇群とにより構成されていることを特徴とする。

    【0011】請求項3記載の玄関庇においては、玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、この玄関庇が玄関壁体面に固定された第一庇と、この第一庇の側面の内部より回動により第一庇の外側側面に張り出す第二庇とにより構成されていることを特徴とする。

    【0012】請求項4記載の玄関庇においては、玄関の上部より屋外側に張り出して設けられる玄関庇であって、屋外側に張り出し可能な蛇腹式のテントシートが玄関壁体面に固定されて設けられていることを特徴とする。

    【0013】

    【作用】上記本発明の玄関庇においては、いずれも玄関壁面に固定して設けられた第一玄関庇より第二庇を、
    又、蛇腹式のテントシートを、必要に応じた幅だけ、前面、或いは側面に張り出して使用することが可能であり、例えば、季節や、天候状況、或いは朝から夜にかけての経時に対応して伸縮して用いることができ好都合である。

    【0014】又、第一庇、或いはテントシートの玄関壁面よりの出寸法を1m未満とすることにより、建蔽率の条件に対応することができる。 更に、支柱を設けることなく、第二庇の張り出し、或いはテントシートの張り出しにより、ほぼ2m程度までの玄関庇の壁面よりの出寸法が確保され、顧客のニーズに対応した満足度の高いものとすることができる。

    【0015】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は、請求項1記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図であり、玄関の上方より屋外側に張り出して設けられた玄関庇1であって、この玄関庇1は玄関壁体面1aに固定された第一庇11と、この第一庇11の内部より屋外側に摺動により出し入れ自在となされた第二庇12とにより構成されている。

    【0016】上記第二庇12は、第一庇11の内部の中空部に収納され、引き出されて用いられるようになっており、又、屋外側への出寸法は自在に調整可能となされている。 この第二庇12の第一庇11よりの出し入れの手段は、下記図5、及び図6において詳述する。

    【0017】図2は、請求項1記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図であり、玄関の上方より屋外側に張り出して設けられた玄関庇2であって、この玄関庇2は玄関壁体面2aに固定された第一庇21と、この第一庇2
    1の外側より屋外側に摺動により出し入れ自在となされた第二庇22とにより構成されている。

    【0018】上記第二庇22は、第一庇21の外周を覆うようにして、内部が中空となっており、この中空内に第一庇21が収納されるようになっており、屋外側への出寸法は自在に調整可能となっている。

    【0019】図3は、請求項2記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図であり、玄関の上方より屋外側に張り出して設けられた玄関庇3であって、この玄関庇3が玄関壁体面3aに固定された第一庇31と、この第一庇3
    1の内部より順次に屋外側に摺動により出し入れ自在となされた第二庇32、及び第三庇33とにより構成されている。

    【0020】上記第二庇32と第三庇33とは、その順に第一庇31より屋外側に摺動により引き出されて用いられるようになっており、又、屋外側への出寸法は自在に調整可能となっている。

    【0021】図4は、請求項3記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図であり、玄関の上方より屋外側に張り出して設けられた玄関庇4であって、この玄関庇4は玄関壁体面4aに固定された第一庇41と、この第一庇4
    1の両側の側面41a、41a側の内部より回動により第一庇41の外側側面に張り出すように設けられた第二庇42、42とにより構成されている。

    【0022】上記第二庇42、42は、第一庇41の側面の壁体面4a側の内側にその一端が回動自在に軸着されている。 又、その外周側面42aは円弧形状をしており、又、壁体面4aに回動により当接する側面42bは平坦面となされている。

    【0023】以上説明した上記いずれの玄関庇1、2、
    3、及び4においても、摺動、或いは回動により屋外側に引き出されて用いられる第二庇、第三庇等には、最大に屋外側に引き出された状態でそれ以上に引き出されないように、ストッパー手段が装備されている。

    【0024】上記本発明の玄関庇の出し入れ手段の例を具体的に図5、及び図6を参照して以下に説明する。 図5、及び図6は、請求項1記載の玄関庇の構造を示す透視斜視図であり、図5は、第二庇が第一庇より、一杯に屋外側に引き出された態様を示し、図6は、第二庇が中程の位置に引き出された態様を示すものである。

    【0025】図5において、第一庇11の前面には、その内部より出し入れ自在となされた第二庇12が摺動可能に取り付けられている。 この第二庇12の両側の側面12aには、案内溝12bが設けられており、この案内溝12bは、第一庇12の内側側面に設けられたガイド11aに嵌め込まれて、安全確実に摺動可能となされており、又、引き出された状態で水平が確保されるように保持されている。

    【0026】上記第二庇12の背面の両端側には、ヒンジアーム13、13が対向するようにして取り付けられ、第一庇11に内蔵された状態となっている。 このヒンジアーム13、13の端部には、連結杆14が連結して取り付けられており、この連結杆14の一端に90°
    方向を変更可能なベベルギア15が回転可能に取り付けられている。

    【0027】このベベルギア15の一方に操作ハンドル16が接続され、手動で回転させることにより、連結杆14が回転され、この回転によりヒンジアーム13、1
    3が同時に伸縮するようになっている。 従って、第二庇12は、操作ハンドル16を回転させることにより、図5に示すように、屋外側に一杯展延されたり、或いは図6に示すように、ほぼ半分程度展延された状態で使用することも可能である。

    【0028】上記玄関庇1に設けられた第二庇は、上記実施例においては、手動の操作ハンドルにより出し入れする構造であるが、この操作ハンドルに代えて、電動モーターを取り付けることにより、スイッチのON/OF
    Fにより、より簡単、快適に操作することも可能である。

    【0029】図7に示す玄関庇1Aは、図1に示す玄関庇1の両端側に支柱17、17が設けられた例であり、
    又、図8に示す玄関庇1Bは、上記支柱17に代えて、
    玄関壁体面1aより斜めに玄関庇1の両端先端側をアーム18を用いて支えた構造である。 更に、図9に示す玄関庇1Cは、上記アーム18に代えて、伸縮アーム19
    が第二庇12側に取り付けられ、より安全、確実に第二庇12を支持することができるように配慮された例である。

    【0030】図10は、本発明の玄関庇の変形例を示す斜視図であり、図11は、図10に示す玄関庇の構造を示す透視斜視図である。 図10において、玄関壁体面5
    aに設けられた第一庇51の屋外側前面51からは、第一庇51の内部で重巻されたテントシート52が斜め下方に向かって展張されてた例を示すものである。

    【0031】この玄関庇5の構造は、図11に示すようになっている。 即ち、テントシート52は、第一庇51
    の前側内部に装備された巻芯53に重巻されて収納可能となされている。 又、このテントシート52前端には、
    支持アーム54が玄関壁体面5aにより連結して取りけられており、テントシート52を屋外側に向かって下方傾斜となるように支持している。

    【0032】上記巻芯53の一端には、回転軸56が接続され、この回転軸56の端部にベベルギア57が取り付けられ、90°方向転換して下方に設けられた操作ハンドル58を回転させることにより、この回転が巻芯5
    3に伝達されるようになっている。

    【0033】従って、上記支持アーム54の度の調整に合わせて、テントシート52を巻芯53より繰り出すことができ、このテントシート52は下方傾斜に展張されるので、西日等の強い日差しを遮る上で効果的に用いることができる。 上記実施例は、手動の操作ハンドル5
    8に代えて、電動による操作とすることも可能である。

    【0034】図12は、請求項4記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図であり、図13は、図12に示す玄関庇の構造の要部を示す斜視図である。 図12、及び図13において、玄関壁体面6aからは、蛇腹式のテントシート61がその側面に適宜間隔で取り付けられた骨材62により支持され、玄関壁体面6aより一定の曲率半径で屋外側に展張されるようになっている。 上記骨材6
    2は、玄関壁体面6aの下方に集合されて回動可能に取り付けられている。

    【0035】上記蛇腹式のテントシート61は、操作ハンドル63の回転により、玄関壁体面6a側に折り畳まれた状態より、一定の曲率半径で屋外側に下方傾斜の状態で張り出してくことができ、この張り出し量は自在に調整して任意の角度で停止させておくことができる。 従って、西日等の強い日差しを遮る上で効果的な構造である。 又、上記実施例は、手動の操作ハンドル63に代えて、電動による操作とすることも可能である。

    【0036】更に、壁面側に折り畳まれたテントシート61を収納しておくための収納カバー64を上面より側面にかけて玄関壁体面6aに沿って設けることにより、
    不要時の収納とともに、見栄えをよくすることができる。

    【0037】本発明は、玄関庇の場合を例にとって主体的に説明したものであるが、玄関以外の窓等にももうけることが可能である。

    【0038】

    【発明の効果】上記本発明の玄関庇においては、いずれも玄関壁面に固定して設けられた第一玄関庇より第二庇を、又、蛇腹式のテントシートを、必要に応じた幅だけ、前面、或いは側面に張り出して使用することが可能であり、例えば、季節や、天候状況、或いは朝から夜にかけての経時に対応して伸縮して用いることができ好都合である。

    【0039】又、第一庇、或いはテントシートの玄関壁面よりの出寸法を1m未満とすることにより、建蔽率の条件に対応することができる。 更に、支柱を設けることなく、第二庇の張り出し、或いはテントシートの張り出しにより、ほぼ2m程度までの玄関庇の壁面よりの出寸法が確保され、顧客のニーズに対応した満足度の高いものとすることができる。 従って、玄関庇として好適である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】請求項1記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図。

    【図2】請求項2記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図。

    【図3】請求項3記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図。

    【図4】請求項4記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図。

    【図5】請求項1記載の本発明の玄関庇の構造を示す斜視図。

    【図6】請求項1記載の本発明の玄関庇の構造を示す斜視図。

    【図7】図1に示す玄関庇の変形例を示す斜視図。

    【図8】図1に示す玄関庇の他の変形例を示す斜視図。

    【図9】図1に示す玄関庇の更に他の変形例を示す斜視図。

    【図10】本発明の玄関庇の変形例を示す斜視図。

    【図11】図10に示す玄関庇の構造を示す透視斜視図。

    【図12】請求項5記載の本発明の玄関庇の一例を示す斜視図。

    【図13】図12に示す玄関庇の構造の要部を示す斜視図。

    【図14】従来の玄関庇を示す斜視図。

    【図15】従来の玄関庇を示す斜視図。

    【符号の説明】

    1、2、3、4、1A 玄関庇 1a、2a、3a、4a、5a、6a 玄関壁体面 11、21、31、41、51 第一庇 12、22、32、42 第二庇 11a ガイド 12a、42b 側面 12b 案内溝 13 ヒンジアーム 14 連結杆 15、57 ベベルギア 16、63 操作ハンドル 17 支柱 18 アーム 19 伸縮アーム 33 第三庇 42a 外周側面 52 テントシート 53 巻芯 54 支持アーム 56 回転軸 58 操作ハンドル 62 骨材 64 収納カバー

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