Beam mounting structure

申请号 JP2006084527 申请日 2006-03-27 公开(公告)号 JP2007255161A 公开(公告)日 2007-10-04
申请人 Shikoku Chem Corp; 四国化成工業株式会社; 发明人 KAWADA TSUKASA; FUJII MICHIHISA;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a beam mounting structure capable of mounting a beam by inexpensive and simple work, when installing a simple structure such as a pergola adjacently to an existing building. SOLUTION: A beam base end part fixing metal fitting 40 is arranged over the substantially total length in the horizontal direction on a wall surface of the building 10, and is fixed to a column 11 being a fixed structure of the building 10. A beam tip part fixing metal fitting 50 is fixed to the upper end of a column 21 of a fence 20. A base end part of a beam 30 is fixed to the beam base end part fixing metal fitting 40, and a tip part is fixed to the beam tip part fixing metal fitting 50. Thus, the beam 30 is installed between the building 10 and the fence 20. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT
权利要求
  • 屋外構築物の支柱に設けた梁先端部固定金具と、建築物の壁面に設けた梁基端部固定金具と、先端部が梁先端部固定金具に固定されるとともに、基端部が梁基端部固定金具に固定される梁とを有し、梁を屋外構築物と建築物との間に架設することを特徴とする梁の取付構造。
  • 前記梁基端部固定金具が建築物の横方向に同一断面形状で形成され、任意の部位で梁の基端部を固定できることを特徴とする請求項1記載の梁の取付構造。
  • 说明书全文

    本発明は、フェンス等の屋外構築物と建築物との間に梁を架設することが出来る梁の取付構造に関するものである。

    一般に、一戸建ての住宅においては、敷地の境界にフェンスを設けるとともに、エントランス、駐車場、庭等を確保しつつ建物を建設するものである。 しかしながら、建築当初に予定していなかったパーゴラ等を建物に隣接して設置したい場合がある。

    従来、このような建物に隣接してパーゴラを設置する場合であっても、建物に隣接しない場合と同様に、単独でパーゴラを設置するものであった。 例えば、支柱を設けるとともに、床づかで支持したデッキに補助支柱を設け、これら支柱及び補助支柱に梁を設け、さらに梁の上面に屋根用トレリスを設けるものであった(特許文献1参照)。 また、防護柵の支柱に梁部を設け、この梁部にパネルからなる屋根面を設けたパネル一体型の防護柵が提案されている(特許文献2参照)。

    特開2005−232732号公報

    特許第3598191号公報

    しかしながら、特許文献1で提案されているような従来のパーゴラを設置する技術においては、支柱を新たに設けなければならないので、支柱の材料費負担並びに設置作業を強いられるものであった。 また、特許文献2で提案されている防護柵においては、防護柵の設置時に同時に梁を設けるものであり、一旦設置した既設の防護柵の支柱に梁部を取付けるものではなく、さらに、梁部の先端は自由端となっているので、支持強度が小さく、大きな屋根を設けるのには不向きなものであった。

    本発明は、以上の問題点を解決し、既存の建築物に隣接してパーゴラ等の簡易構築物を設置する際、安価で、かつ簡単な作業で梁を架設することが出来る梁の取付構造を提供することを目的とする。

    本発明者は、上記問題点を解決するために鋭意検討し、建築物の壁面に着目するとともに、フェンス等の支柱に着目し、これら壁面及び支柱を梁を架設する固定構造物として利用すれば、新たに支柱を設置することなく梁を架設できることを見出し、本発明を完成させたものである。

    請求項1に係る梁の取付構造は、屋外構築物の支柱に設けた梁先端部固定金具と、建築物の壁面に設けた梁基端部固定金具と、先端部が梁先端部固定金具に固定されるとともに、基端部が梁基端部固定金具に固定される梁とを有し、梁を屋外構築物と建築物との間に架設することを特徴としている。

    請求項2に係る梁の取付構造は、請求項1記載の梁の取付構造において、梁基端部固定金具が建築物の横方向に同一断面形状で形成され、任意の部位で梁の基端部を固定できることを特徴としている。

    請求項1に係る梁の取付構造においては、梁の先端部を屋外構築物の支柱に設けた梁先端部固定金具に固定するとともに、梁の基端部を建築物に設けた梁基端部固定金具に固定することにより、梁を屋外構築物と建築物とに簡単に架設することができる。 したがって、既存の屋外構築物と建築物とを利用し、梁先端部固定金具と梁基端部固定金具とを用意するだけで梁を架設することができるので、梁を架設するために新たに支柱等を設置する必要がなく、極めて安価かつ簡単に梁を架設することができる。

    請求項2に係る梁の取付構造においては、梁基端部固定金具を建築物の横方向に同一断面形状で形成しているので、梁基端部固定金具のどの部位においても梁の基端部を固定することができる。 その結果、建築物の構造(柱の位置、壁等の配置)に拘わらず屋外構築物の支柱位置に対応して梁を架設することができる。 すなわち、梁は屋外構築物の支柱に先端部を固定するものであるので、建築物においても支柱に対応する部位に柱等の固定構造物が必要になってくる。 しかしながら、建築物の固定構造物が屋外構築物の支柱と対応することは少なく、事実上、梁を強固に架設できない場合が生じる。

    そこで、梁基端部固定金具を建築物の横方向に同一断面形状で形成することにより、梁の基端部を梁基端部固定金具のどの部位においても固定することが出来るようにし、そして、梁基端部固定金具の建築物への固定は、固定構造物に対応した部位において行なうようにしたものである。 すなわち、梁の基端部の梁基端部固定金具への固定部位と、梁基端部固定金具の建築物への固定構造物への固定とを異なる部位で行なうことができるので、屋外構築物の支柱と、建築物の固定構造物とが対応していない場合であっても、確実に梁を架設することができる。

    本発明の梁の取付構造は、梁の先端部が梁先端部固定金具に、梁の基端部が梁基端部固定金具に固定されている。 梁先端部固定金具は、梁の先端部を屋外構築物の支柱に固定するためのもので、支柱に簡単な加工を施すことによって梁を固定出来る構造で在れば特に限定されないが、梁の内部に収納可能な構造が外観上好ましい。

    梁基端部固定金具は、梁の基端部を建築物に固定するためのものであり、通常、柱等の固定構造物に固定出来る構造であれば特に限定されなが、梁を建築物の任意の位置で固定出来るようにすることが好ましい。 このような構成にすることにより、建築物の固定構造物の配置及び屋外構築物の支柱の配置の総ての態様において、梁を架設することができる。 例えば、梁基端部固定金具を建築物の横方向に同一断面形状で形成することにより、梁基端部固定金具の任意の位置で梁を固定することができる。

    また、梁基端部固定金具は、梁を任意の度で傾斜した状態で固定出来るようにすることが好ましい。 梁を傾斜した状態で固定することにより、建築物と屋外構築物との間が短い場合であっても、建築物と屋外構築物との間に梁を架設することができる。 また、梁を余り傾斜させずに架設したい場合は、屋外構築物の支柱の上部に補助支柱を形成し、この補助支柱の上部に梁先端部固定金具を取付けて梁を架設してもよい。

    本発明による梁の取付構造の一実施形態を図面を参照して説明する。

    図1は梁を建築物とフェンス支柱との間に架設した状態を示す平面図、図2は同上正面図、図3は同上側面図、図4は梁先端部固定金具部分の平面図、図5は梁先端部固定金具部分の側面図、図6は図5中A−A線断面図、図7は図4中B−B線断面図、図8は図4中C−C線断面図、図9は梁基端部固定金具部分の縦断面図、図10は梁基端部固定金具部分の梁側から見た縦断面図である。

    図1〜図3において、10は建築物で、20は建築物10の前方に設けられた屋外構築物としてのフェンス20で、これら建築物10とフェンス20との間に梁30が架設されている。

    建築物10の壁面には梁基端部固定金具40が横方向の略全長に亘って設けられ、建築物10の固定構造物である柱11に固定されており、また、フェンス20の支柱21の上端には、図4及び図5に示すように、梁先端部固定金具50が固定されている。 そして、梁30の基端部を梁基端部固定金具40に固定するとともに、先端部を梁先端部固定金具50に固定することにより、梁30を建築物10とフェンス20との間に架設したものである。 なお、31は梁30の上部に設けた屋根体である。 また、梁30の外側は木目模様を有する樹脂カバーによって被覆され、木調の外観を呈している。

    梁先端部固定金具50は、図6〜図8に示すように、断面形状が略「U」字状に形成されたもので、底板部51と両側の側板部52とで構成されている。 両側板部52の外側面間の長さは、梁30の内面間の長さと略同等に設定されており、梁先端部固定金具50を梁30に挿入した際、側板部52が梁30の内面に略接触するようになっている。

    前記底板部51には螺子挿通孔53が縦方向に2個形成されており、また、この底板部51の螺子挿通孔53に対応する螺子挿通孔22が支柱21に形成されている。 そして、螺子54を、螺子挿通孔53及び螺子挿通孔22を介して底板部51側から支柱21内部へ挿通し、支柱21内面に配置した裏板55に螺着している。 これにより、梁先端部固定金具50が支柱21に固定される。 なお、支柱21の螺子挿通孔22は、既存のフェンスにおいては形成されていないので、梁30を架設する際に、底板部51の螺子挿通孔53に対応するように形成するものである。

    前記側板部52には螺子孔56が縦方向に2個形成されており、また、この側板部52の螺子孔56に対応する螺子挿通孔32が、梁30の先端部の両側において形成されている。 そして、螺子57を梁30の外側から螺子挿通孔32を介して挿通し、側板部52の螺子孔56に螺着している。 これにより、梁30の先端部が梁先端部固定金具50に固定される。 したがって、梁30の先端部は、梁先端部固定金具50を介して支柱21の上部に固定されている。

    前記梁基端部固定金具40は、アルミニウム製形材によって同一断面形状に形成されており、図9及び図10に示すように、建築物10の柱11あるいは壁面に密接する建築物取付部41と、この建築物取付部41と対向して形成された梁取付部42とを有している。 この梁取付部42には、螺子挿通孔43が形成された凹部44が形成されており、この凹部44と建築物取付部41との間には、螺子で取付ける際に凹部43を補強するための補強リブ45が形成されている。 また、凹部44の螺子挿通孔43と対応して建築物取付部41にも螺子挿通孔46が形成されている。 そして、螺子47を凹部44側から螺子挿通孔42及び螺子挿通孔46を介して挿通し、建築物10の柱11に螺着している。 これにより梁基端部固定金具40が建築物10に強固に固定される。

    なお、凹部44に形成した螺子挿通孔43及び建築物取付部41に形成した螺子挿通孔46は、建築物10の柱11の配置に対応して形成するものである。 すなわち、建築物10の柱11の配置は、各建築物10により異なるので、種々の態様の柱の配置に対応することは困難である。 したがって、建築物10の柱11の配置に対応して、その都度螺子挿通孔43及び螺子挿通孔46を形成するものである。

    梁取付部42の下端には略90度の角度で突出した梁載置片48が形成されており、この梁載置片48には螺子挿通孔49が形成されており、この螺子挿通孔49に対応して梁30の基端部下面にも螺子孔33が形成されている。 そして、梁載置片48の下方か螺子挿通孔49を介して螺子34を挿通し、梁30の螺子孔33に螺着している。 これにより、梁30の基端部が梁基端部固定金具40に固定される。 なお、梁載置片48の螺子挿通孔49は、フェンス20の支柱21の間隔に対応して形成するものである。

    また、梁取付部42は建築物取付部41に対して下向きに傾斜して形成されているので、梁載置片48は斜め下方に傾斜して形成されている。 したがって、梁載置片43に梁30の基端部を載置した際、梁30に勾配を持たせた状態で架設できるので、梁30に載置した屋根体31にも勾配を付与することができる。

    本発明による梁の取付構造の一実施形態において、梁を建築物とフェンスとの間に架設した状態を示す平面図

    本発明による梁の取付構造の一実施形態において、梁を建築物とフェンスとの間に架設した状態を示す正面図

    本発明による梁の取付構造の一実施形態において、梁を建築物とフェンスとの間に架設した状態を示す側面図

    梁先端部固定金具部分の平面図

    梁先端部固定金具部分の側面図

    図5中A−A線断面図

    図4中B−B線断面図

    図4中C−C線断面図

    梁基端部固定金具部分の縦断面図

    梁基端部固定金具部分の梁側から見た縦断面図

    符号の説明

    10 建築物 11 柱 20 フェンス 21 支柱 30 梁 40 梁基端部固定金具 48 梁載置片 50 梁先端部固定金具

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