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Production of pulp for molding by using cellulosic staple fiber as base stock

申请号 JP19085491 申请日 1991-07-05 公开(公告)号 JPH0641899A 公开(公告)日 1994-02-15
申请人 Envases Naturals Sa; エンヴァセス ナチュラルス ソシエダ アノニマ; 发明人 HOSE RUISU BESERA KAMARERO;
摘要 PURPOSE: To obtain the subject pulp for molding that is suitable for molding and dyeing without environmental pollution by hydrating cereal straw pulp that are cut to an even length in parallel with an alkali solution, extracting lignin by cooking it in an alkaline environment and removing it. CONSTITUTION: Straws are arranged in parallel, cut into strips so that the blade may cross the straw in the longitudinal direction. Then, the strip straw arranged in parallel are further cut into pieces with a plate system and the piece-form straw is conveyed with an endless conveying belt to the bath tank equipped with a mixer. An aqueous 3.5 wt.% solution of sodium hydroxide is added to the bath tank and they are mixed at 80 deg.C for 40 minutes to effect the hydration. Then, the straw and the resultant liquid are charged into the reactor to effect the cooking in the alkaline environment at 230 deg.C under 2.8 bar pressure for 2 hours to extract lignin from the fiber, finally the fibers are washed to remove the remaining lignin and alkali whereby the objective pulp for molding in the form of short-cut hydrated cellulose fibers is obtained, that is suitable for molding and dyeing.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 平行に揃え、長手方向に細片化してある切断した穀物の藁パルプをアルカリ溶液で水和した後、
    反応釜内でアルカリ性の環境で蒸解することにより繊維からリグニンを抽出し、最終的に繊維を洗浄してリグニンとアルカリを取り除き、成形及び染色するのに適した水和パルプとすることを特徴とする短繊維セルロースを原料とする成形用パルプの製造方法。
  • 【請求項2】 水和が、70〜100℃の温度の水が入った槽に1乃至3時間浸漬することにより行われることを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 【請求項3】 水和用の水のアルカリ化を、苛性ソーダを0.5〜3重量%の割合で加えることにより行うことを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  • 【請求項4】 リグニンの抽出を、230℃の温度及び2〜3気圧の圧力で2時間行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の方法。
  • 【請求項5】 蒸解を終えた繊維から蒸解液を分離し、
    この繊維を多段洗浄法に付してリグニン及びアルカリ物質を取り除くことを特徴とする請求項1又は4記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の目的】本発明の目的は、短繊維セルロースから成形用パルプを製造する方法を提供することである。 特に、本発明は、穀物の藁を成形用パルプに変換し、多くの用途に関して注型品を製造して、分解しにくく簡単には処分できない熱可塑性材料に替えることに中心を置いている。

    【0002】本発明の目的物である成形用パルプは、如何なる使用又は変換の段階においても環境を汚染せず、
    ひとたび固体状になると、従来からの手段により分解することが出来、例えば灰化により非常に僅かな乾燥した廃棄物と発熱となる。

    【0003】本発明の目的物であるパルプを使用した成形片をリサイクル又は分解するもう一つの可能性は、可燃性ガスと肥料として使用するのに適した有機廃物とをもたらすダイジェスタ(digester)内でのバクテリアによる分解である。

    【0004】

    【発明の履歴】考えられる先行技術には、後でシートにする製紙用パルプの製造がある。 製紙用パルプの製造にあっては、短繊維及び長繊維、故紙、その他実用的にはいろいろなものをその過程で使用する。

    【0005】製紙用パルプの製造過程の間に、原料は、
    化学薬品によって作用を受けて細片化され(strip
    ed)、しかる後、漂白剤、結合剤、染料、ブレーカー(brakers)、遅延剤、増白剤及び多数の他の製剤により最終的な外観を呈するようにする。 しかし、この追加の薬剤添加は、紙が生物分解可能であること、更には回収するのに適していることも妨げないが、紙の動物用飼料としての消費の妨げになる。

    【0006】このことが、製紙用パルプと本発明により提案されたパルプとの間の最も重要な差であり、それは両者の粘度、濃度及び大きさが類似しているからである。

    【0007】本発明により製造されたパルプは、成形後でも或いは成形前でも、そのまま動物用飼料として10
    0%役に立つ。 更に、このパルプの消化され易さの度合いから、速い肥育が可能であり、ビタミン剤で処理をした又はしていない、若い動物肥育用の粗又は中間のダート(dirt)を得ることもできる。

    【0008】

    【発明の記述】本発明は、安価で豊富な原料を使用する方法を提案するものである。 実際、本発明の方法の素材である穀物の藁は、現在のところ60〜70%廃棄処分されており、斯かる廃棄処分は有益でなく、地球の最も貧しい地域においてのみ、土と藁の日干し煉瓦の製造用にリサイクルされている。

    【0009】本発明によれば、前記方法は、藁を長手方向に平行にして切断し、細片化することから始まる。

    【0010】藁を切断し、細片化したならば、それを周囲よりも高い温度和させ、水和したら、高温で蒸解する。

    【0011】強制的に水切りをして水から繊維を分離し、蒸解の間に生成した望ましくない反応残留物を取り除くための最終的な洗浄へと進行する。

    【0012】水分含有率80%の繊維パルプは、通常の成形工程に使用することができる。

    【0013】切断した藁の長さは、5mm以上、35m
    m以下である。

    【0014】細片化は、切ること、圧し潰すこと又は叩くことにより行うが、横切るようには細片化しない。

    【0015】水和は、70℃〜100℃の水を用いて、
    水の平均温度によって変るが1乃至2時間行う。 水和に用いる水には、NaOHを2%〜5%の用量加える。

    【0016】蒸解は、反応釜内で、水和に用いたのと同じ水で、最高250℃の熱及び3気圧の圧を加えて2
    時間行う。

    【0017】繊維の水切りをしたら、反応液を水和浴槽へと再循環するが、この浴槽ではNaOH濃度が2重量%と5重量%の間に維持される。 リグニンは、濃縮した後抽出して収益になる。

    【0018】リグニンは、知られているように、セルロース{リグノセルロース(lignin cellul
    ose)}の一部であり、70%まで炭素を含んでいる。 リグニンの特性のうちの、特に、燃料、皮なめし剤(tanner product)、及び防腐剤の基材としての特性により、リグニンは非常に優れた市場価値を有しており、本発明の場合、本方法の副生物としてできるものであり、この方法に部分的に資金を提供し、この方法をより収益性のあるものとしている。

    【0019】水切りをした繊維は、多段洗浄法に付して残留しているリグニン及びNaOHを取り除く。 多段洗浄が好ましいのは、洗浄液の苛性ソーダ及びリグニン濃度が累進的に高くなり、このことが、洗浄液にとって切断し細片化した藁の水和に使用するのに理想的だからである。

    【0020】藁の反応の間、即ち、はじめの水和工程及びその後の蒸解工程において、アルカリセルロースを解放する(releasing)適正な現象が起こり、このアルカリセルロースは、ヘミセルロース及びα−セルロースであって、成形過程における付着力と、採択した形状を維持する機械抵抗を与えるものであることに注目することが重要である。

    【0021】したがって、本発明は、基本的に、切断し細片化し平行に揃えた穀物の藁をアルカリ溶液で水和した後、反応釜内におけるアルカリ環境での蒸解法によりリグニンを繊維から抽出し、最終的に洗浄を行ってリグニン及びアルカリを取り除き、注型成形(moldin
    g)又は乾燥により成形して最後に通常の表面処理を受けるのに適した水和パルプとすることにある。

    【0022】

    【実施例】藁の梱から開始する。 梱は、梱包を解き、コンベヤの上に広げてフィーダーへと移送し、フィーダーでは、藁を先ず長手方向に揃え、横切るように切断してストリップにし、揃えた状態(alignation)
    を維持したままプレート系列(plate trai
    n)により細片化する。

    【0023】細片化した藁は、最大35mmの長さを有しており、エンドレスベルトで混合手段(mullin
    g means)を備えた浴槽へと移送される。

    【0024】浴槽には、水及び苛性ソーダ即ち水酸化ナトリウム(濃度3.5重量%)からなる液が供給されている。 温度を80℃に上げ、連続式に±5°で40分間混合する。

    【0025】パルプ、即ち、藁と液を反応釜に注ぎ込み、反応釜では、230℃で2時間2.8バールの圧力をかける。 しかる後、母液(mother water
    s)を浄化(elutriate)して水和槽にポンプで送り込む。 アルカリ溶液で水和した繊維は、ろ過により水を切り、周囲温度で、多段法により洗浄してアルカリ残留液を取り除く。

    【0026】物理的特徴: 穀物の未晒し(yellow)藁:5乃至35mmの長さの細片 太さ(thickness):0.116 密度:0.550 破壊長(breaking length):5050

    【0027】化学的特徴: 水及び藁 リグニン:14.2 ホロセルロース:66.1 セルロース:50.00 ペントサン:31.7 最終的に、アルカリの作用により無色で、丸く鮮やかな染色するのに適した水分含有量80%の繊維が得られる。 この繊維は、吸引により部分的に水を取り除いて成形し、かたちをつくり抵抗性を得るのに適している。 成形品は、吹込及び乾燥によるカウンターモールディング(counter molding)で製造し、その後保存及び防水処理を施すことができる。

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