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Horizontal thread stand rod support device of a sewing machine

申请号 JP1821492 申请日 1992-02-28 公开(公告)号 JPH0570478U 公开(公告)日 1993-09-24
申请人 シンガー日鋼株式会社; 发明人 欣三郎 柳; 功 滝沢;
摘要 (57)【要約】 【目的】 ミシンの 水 平糸立棒支持装置の提供。 【構成】 ミシン本体20の上蓋1に形成され、一側壁5に開口6,106を有すると共に、糸巻き3を装着した糸立棒2の糸巻き装着部10を収容可能な収容凹所4
と、一側壁5の裏側に 位置 させて上蓋1に一体成形され、対向2側面にて区画される糸立棒案内部9と、糸巻き装着部10及び揺動案内部12,112を有する糸立棒2とを備え、開口6,106に挿入した揺動案内部1
2,112の揺動を糸立棒案内部9によつて案内すると共に、開口6,106の上縁部6a,106aによつて糸立棒2の回動 支点 を構成させる。 【効果】 上蓋及び糸立棒以外の別部材を必要としないので、構造が簡素であると共に、上蓋の表裏両面の形状を比較的簡素になし得るので、極めて容易に製造することができる。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 ミシン本体の上部を覆う上蓋に形成され、上下方向に延びる一側壁に開口を有すると共に、糸巻きを装着した糸立棒の糸巻き装着部を収容可能な収容凹所と、該一側壁の裏側に位置させて上蓋に一体成形され、上下に延びる対向2側面にて区画される糸立棒案内部と、糸巻きが装着される糸巻き装着部及び該糸巻き装着部に接続する揺動案内部を軸線方向に有する糸立棒とを備え、前記開口に挿入した該糸立棒の該揺動案内部の揺動を前記糸立棒案内部によつて案内すると共に、該開口の上縁部によつて該糸立棒の揺動支点を構成させることを特徴とするミシンの水平糸立棒支持装置。
  • 【請求項2】 糸立棒の軸線方向の中間部に位置させてストッパー部を形成すると共に揺動案内部に凸部を形成し、糸立棒案内部の対向2側面のいずれか一方に形成され、開口の上縁部を中心とする円弧状案内部に、前記凸部をスライド自在に係合させると共に、該開口の上縁部にストッパー部を係止させて、糸立棒の軸線方向の移動を阻止することを特徴とする請求項1のミシンの水平糸立棒支持装置。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    本考案は、ミシンの平糸立棒支持装置に関し、特に、ミシンの上蓋に装着さ れる糸立棒が、上蓋の取付け面と平行をなす形式のミシンの水平糸立棒支持装置 に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】

    従来、この種の水平糸立棒支持装置は、例えば実開昭56−69366号に開 示されるように、卓上型の家庭用ミシンに装備されている。 すなわち、糸立棒の 収納時にミシンカバーができるだけ嵩張らないようにするために、ミシン本体を 覆う上蓋に、糸巻きを収容できる収容凹所を形成し、糸巻き脱着作業時にのみ糸 立棒を上方に所定度揺動させて起立させると共に、糸巻きを装着した状態の糸 立棒を下方に所定角度揺動させた際、この糸立棒がほぼ水平となつて上蓋に保持 固定される。

    【考案が解決しようとする課題】

    【0003】 しかしながら、このような従来のミシンの水平糸立棒支持装置にあつては、糸 立棒の基台を上蓋の裏面に回動可能に支持すると共に、糸立棒が上方に回動され たときに基台を解放するばね体よりなるクリック機構を上蓋の裏面に設ける構造 であるため、糸立棒を保持する基台及びこの基台の回動支点を有する支持材等の 糸立棒及び上蓋とは別部材を必要として構造が複雑であるのみならず、これら部 品の組立作業も煩雑である。 しかして、本考案の目的は、糸立棒とは別部材から なる基台や、上蓋とは別部材からなる支持材等を使用することなく、簡単な構造 で糸立棒を揺動可能に支持できるミシンの水平糸立棒支持装置を提供するにある 。

    【課題を解決するための手段】

    【0004】 本願考案は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたものであり、その 構成は、ミシン本体の上部を覆う上蓋に形成され、上下方向に延びる一側壁に開 口を有すると共に、糸巻きを装着した糸立棒の糸巻き装着部を収容可能な収容凹 所と、該一側壁の裏側に位置させて上蓋に一体成形され、上下に延びる対向2側 面にて区画される糸立棒案内部と、糸巻きが装着される糸巻き装着部及び該糸巻 き装着部に接続する揺動案内部を軸線方向に有する糸立棒とを備え、前記開口に 挿入した該糸立棒の該揺動案内部の揺動を前記糸立棒案内部によつて案内すると 共に、該開口の上縁部によつて該糸立棒の揺動支点を構成させることを特徴とす るミシンの水平糸立棒支持装置である。 そして、糸立棒の軸線方向の中間部に位置させてストッパー部を形成すると共 に揺動案内部に凸部を形成し、糸立棒案内部の対向2側面のいずれか一方に形成 され、開口の上縁部を中心とする円弧状案内部に、前記凸部をスライド自在に係 合させると共に、該開口の上縁部にストッパー部を係止させて、糸立棒の軸線方 向の移動を阻止することができる。

    【作用】

    【0005】 このようなミシンの水平糸立棒支持装置によれば、糸巻きの装着又は取替え作 業時には、糸立棒の糸巻き装着部を引き起こして若干起立させる。 すなわち、糸 巻き装着部を引き起こせば、糸立棒は、揺動案内部の揺動が糸立棒案内部によつ て案内されながら、開口の上縁部が揺動支点となつて揺動する。 糸立棒が起立し たなら糸巻き装着部に糸巻きを装着する。

    【0006】 糸巻きを装着した糸立棒は、糸巻き装着部側を押し下げて収容凹所に収容させ る。 収容凹所は、糸巻きを装着した状態の糸立棒を収容可能な大きさを有するの で、糸立棒をほぼ水平つまり上蓋の取付け面と平行として体裁よく収容できる。 このように、糸巻き及び糸立棒を収容凹所に収容したままで、ミシンによる縫製 作業が行われる。

    【0007】 そして、糸立棒にストッパー部を形成すると共に揺動案内部に凸部を形成し、 対向2側面のいずれか一方に形成され、開口の上縁部を中心とする円弧状案内部 に、前記凸部をスライド自在に係合させると共に、該開口の上縁部にストッパー 部を係止させれば、糸立棒の軸線方向の移動をストッパー部及び凸部によつて阻 止することができる。 また、糸立棒の起立作動時に、ストッパー部が開口の上縁 部を支点としながら凸部が円弧部に沿つてスライドし、糸立棒が揺動する。 その 際、揺動案内部が糸立棒案内部をスライドする。

    【実施例】

    【0008】 以下、本考案の実施例について説明する。 図1〜図9は、本考案の1実施例を示す。 図中において符号1は上蓋を示し、 上蓋1は、図9に示すミシン本体20の上部を覆う。 この上蓋1の表面の後側中 間部には、糸巻き3を装着した状態の糸立棒2を収容可能な大きさとして、収容 凹所4を形成してある。 この収容凹所4の背面を形成して上下方向に延びる一側 壁5の上部には、糸立棒2が挿入可能な大きさの角穴からなる開口6が図3に示 すように穿設されている。

    【0009】 また、上蓋1の内側には、図4に示すように一側壁5の裏側かつ開口6の両側 に位置させて、後記する糸立棒2の揺動案内部12が適当な摩擦抵抗を有して挿 入される溝幅を与えた突出片7,8が形成されている。 この突出片7,8の上下 方向に延びる対向2側面にて区画される溝状部分が、糸立棒案内部9を構成して いる。 この突出片7,8は、上蓋1と共に合成樹脂によつて一体成形される。

    【0010】 一方、糸立棒2は、合成樹脂にて成形され、図5,図6に示すように糸巻き3 が装着される他端側の糸巻き装着部10及び糸巻き装着部10に接続する揺動案 内部12を軸線方向に有する。 糸立棒2の糸巻き装着部10は円形断面をなし、 また揺動案内部12は角形断面をなし、揺動案内部12の開口6との接触部左右 面は、開口6との間に適当な摩擦抵抗を有して嵌挿可能な大きさを有し、揺動 案内部12の一端側には、軸線方向に延びる上下方向のスリット11が形成され ている。 この揺動案内部12が両突出片7,8の間の糸立棒案内部9をスライド して糸立棒2が揺動案内される。 なお、揺動案内部12の開口6との接触部上下 面は、糸立棒2の揺動を阻害しないように、開口6との間に若干の隙間を与えて ある。

    【0011】 更に、揺動案内部12の一端部には、側方へ突出する凸部13が形成され、ま た、糸巻き装着部10と揺動案内部12との境界付近となる軸線方向の中間部に 位置させて、上方に突出するストッパー部14が形成されている。

    【0012】 そして、一方の突出片8の一端面8aの上端側には、図4,図7に示すように 糸立棒2のストッパー部14と凸部13との間隔にて形成する凹状寸法Xを半径 とする円弧部8bを形成し、一端面8aの下端部には、直線状をなして上下方向 に延びる係止部15を形成している。 この凹状寸法Xは、上蓋1の内方に設けた 一方の突出片8の円弧部8bと開口6の上縁部6aとの間隔にて形成する凸状寸 法Yと一致させてある。

    【0013】 しかして、揺動案内部12を挟圧してスリット11の幅を弾性的に縮小させた 状態で、図7に示すように糸立棒2をほぼ水平として、凸部13を有する揺動案 内部12を開口6から挿入し、揺動案内部12を押し込めば、ストッパー部14 が開口6の上縁部6aに当接し、同時にスリット11が弾性的に復元し、凸部1 3が一方の突出片8の円弧部8bに係合する。 これにより、糸立棒2が軸線方向 の移動が阻止されて上蓋1に取付けられる。 この状態で、揺動案内部12の下面 12aを開口6の下縁部6bに接触させ、上面12bを上蓋1の裏面1bに接触 させて、軸線をほぼ水平とした糸立棒2を上蓋1の収容凹所4の一側壁5に支持 することができる。 このようにして、上下方向の揺動のみが可能なように、糸立 棒2が一側壁5に取付けられる。

    【0014】 次に、上記実施例の作用について図7,図8を参照して説明する。 糸巻き3の装着又は取替え作業時には、糸立棒2の糸巻き装着部10を引き起 こして若干起立させる。 すなわち、糸巻き装着部10を引き起こせば、糸立棒2 は、ストッパー部14が開口6の上縁部6aを支点として、かつ、凸部13が円 弧部8bに沿つてスライドし、揺動案内部12が両突出片7,8の間の糸立棒案 内部9をスライドして糸立棒2が揺動する。 その際、揺動案内部12と糸立棒案 内部9との間、及び揺動案内部12の接触部左右面と開口6との間に、それぞれ 若干の摩擦抵抗力が与えられる。 糸立棒2の起立作動は、凸部13が円弧部8b に接続する係止部15に係止して停止する。 糸立棒2が起立したなら糸巻き装着 部10に糸巻き3を装着する。 糸立棒2の起立状態は、上記の摩擦抵抗力により 、良好に保持される。

    【0015】 糸巻き3を装着した糸立棒2は、糸巻き装着部10側を押し下げて収容凹所4 に収容させる。 この糸立棒2の傾倒に際しても、上記の摩擦抵抗力によつて良好 な操作フィーリングが得られる。 収容凹所4は、糸巻き3を装着した状態の糸立 棒2を収容可能な大きさを有するので、糸立棒2を図1に示すようにほぼ水平つ まり上蓋1の取付け面と平行として体裁よく収容できる。 このように、糸巻き3 及び糸立棒2を収容凹所4に収容したままで、ミシンによる縫製作業が行われる 。

    【0016】 図10,図11には、開口6及び糸立棒2の揺動案内部12の他の構造例を示 す。 この構造例にあつては、開口106の下縁部106b及び揺動案内部112 の下面112aに、それぞれ適合する直径DのいわゆるDホール及び直径dの凸 湾曲面を形成してある。 この構造例によつても、糸立棒2に水平状態と起立状態 との間の揺動を与えることが可能であり、上記実施例と同様の作用が得られる。 なお、糸立棒2の揺動支点は、開口106の上縁部106aである。

    【0017】 また、図12には、円弧部8bに代えて円弧状溝108bを一方の突出片8に 形成した更に他の構造例を示し、この円弧状溝108bに凸部13を係合させる 。 この構造例によれば、凸部13が円弧状溝108bに係合して糸立棒2の軸線 方向の移動が阻止されているので、ストッパー部14を省略することができると 共に、凸部13が円弧状溝108bの端部に係止して糸立棒2の揺動が停止する ので、円弧部8bに接続する係止部15も省略することができる。 なお、糸立棒 2の揺動支点は、開口6の上縁部6aである。

    【考案の効果】

    【0018】 以上の説明によつて理解されるように、本考案によれば、糸立棒案内部が、上 蓋の裏側に一体成形にて構成され、上蓋及び糸立棒以外の別部材を必要としない ので、構造が簡素であると共に、上蓋の表裏両面の形状を比較的簡素になし得る ので、成形金型に複雑な構造を与えることなく、例えば合成樹脂によつて極めて 容易に製造することができるという実用上の著効が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本考案の1実施例に係るミシンの水平糸立棒支持装置を取付けた上蓋の表面を示す斜視図。

    【図2】 同じく上蓋の裏面の一部を示す図。

    【図3】 同じく上蓋の表面の一部を示す斜視図。

    【図4】 同じく上蓋の裏面の一部を示す斜視図。

    【図5】 同じく糸立棒の上面側を示す斜視図。

    【図6】 同じく糸立棒の下面側を示す斜視図。

    【図7】 同じく作用説明図。

    【図8】 同じく作用説明図。

    【図9】 同じくミシンを一部省略して示す斜視図。

    【図10】 他の構造例に係る糸立棒の上面側を示す斜視図。

    【図11】 同じく他の構造例に係る上蓋の表面の一部を示す斜視図図。

    【図12】 更に他の構造例の一部を拡大して示す断面図。

    【符号の説明】

    1:上蓋、1b:裏面、2:糸立棒、3:糸巻き、4:
    収容凹所、5:一側壁、6,106:開口、6a,10
    6a:上縁部、7,8:突出片、8a:一端面、8b:
    円弧部、9:糸立棒案内部、10:糸巻き装着部、1
    1:スリット、12,112:揺動案内部、12a:下面、12b:上面、13:凸部、14:ストッパー部、
    15:係止部、20:ミシン本体、108b:円弧状溝、X:凹状寸法、Y:凸状寸法。

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