Thread tension control apparatus for sewing machine

申请号 JP2001257972 申请日 2001-08-28 公开(公告)号 JP2003062373A 公开(公告)日 2003-03-04
申请人 Pegasus Sewing Mach Mfg Co Ltd; ペガサスミシン製造株式会社; 发明人 YAMAZAKI TORU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a thread tension control apparatus for a sewing machine having a control means with which imparting thread tension can be instantaneously controlled and data on an appropriate press contacting force to a thread pinched between stitch balancing thread tension disks are stored.
SOLUTION: In the thread tension control apparatus for the sewing machine provided with a stitch balancing thread tension shaft fixed on a part of a sewing machine body and hooking a thread, a pair of the stitch balancing thread tension disks arranged on the stitch balancing thread tension shaft and an air cylinder with a driving rod energizing at least one of the pair of the stitch balancing thread tension disks and placing the thread hooked on the stitch balancing thread tension shaft between the pair of the stitch balancing thread tension disks and controlling a thread press contacting force between the pair of the stitch balancing thread tension disks generated by means of an air cylinder by means of an air regulator of the air cylinder, the air regulator is made to be an electric pneumatic type and a set air pressure of the electric pneumatic type air regulator is controlled by means of a micro computer.
COPYRIGHT: (C)2003,JPO
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一端をミシン本体の一部に固定され糸を係合する糸調子軸と、前記糸調子軸に配置される一対の糸調子皿と、該一対の糸調子皿の少なくとも一方に付勢する駆動ロッドを有するエアシリンダとを備え、糸調子軸に係合された糸を一対の糸調子皿の間に介在させ、エアシリンダによって発生する一対の糸調子皿間の糸圧接力をエアシリンダのエアレギュレータで調節するミシンの糸張力制御装置において、前記エアレギュレータを電空式にするとともに、該電空式エアレギュレータの設定エア圧力をマイコンで制御するようにしたことを特徴とするミシンの糸張力制御装置。 【請求項2】 エアシリンダに電磁弁を接続し、マイコンの指令に基づいて電磁弁を作動させることで、一対の糸調子皿間に挟持された糸への圧接力を解放して糸弛め操作を可能にした請求項1記載のミシンの糸張力制御装置。 【請求項3】 一対の糸調子皿が糸の本数に応じて配置され、マイコンが前記使用糸の糸圧接力を一括で制御する請求項1記載のミシンの糸張力制御装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、糸に張を安定的に付与するミシンの糸張力制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ミシンの糸張力制御装置としては、実公平7−52693号公報に開示されているように、レギュレータが付設されたエアシリンダを用いて一対の糸調子皿間の上糸に適正な張力を付与することが提案されている。 一対の糸調子皿は、ミシン本体の一部に固定された糸調子軸に配置されている。 一方の糸調子皿は糸調子軸に固定されており、他方の糸調子皿は糸調子軸に摺動可能に遊嵌されている。 なお、他方の糸調子皿はエアシリンダの駆動ロッドに取り付けられている。 そして、糸張力の調節、即ち、一対の糸調子皿間の糸への圧接力の可変は、エアレギュレータを操作してエアレギュレータとエアシリンダとの間に設けられた圧力メータの指示値によりエアシリンダへの適正エア圧を確認して行われる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、エアレギュレータとしては可変型定背圧バルブが用いられているので、作業者は糸張力の調節時に圧力メータのエア圧を読取らなければならず、その結果、ミシンの運転中にミシンを一旦停止することなく糸調子を瞬時に切り替えることはできなかった。 また、圧力メータと背圧調節摘みとが付設された可変型定背圧バルブにおいては従前の適正エア圧のデータを記憶できないので、糸の種類や太さ等によって予め設定されている適正エア圧データに基づいて変更する毎に背圧調節摘みの操作を行う必要があった。 従って、本発明の課題は、糸張力付与の調節を瞬時にすることができ、糸調子皿間に挟持された糸への適正な圧接力のデータを記憶する制御手段を有するミシンの糸張力制御装置を提供することにある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、一端をミシン本体の一部に固定され糸を係合する糸調子軸と、前記糸調子軸に配置される一対の糸調子皿と、該一対の糸調子皿の少なくとも一方に付勢する駆動ロッドを有するエアシリンダとを備え、糸調子軸に係合された糸を一対の糸調子皿の間に介在させ、エアシリンダによって発生する一対の糸調子皿間の糸圧接力をエアシリンダのエアレギュレータで調節するミシンの糸張力制御装置において、
    前記エアレギュレータを電空式にするとともに、該電空式エアレギュレータの設定エア圧力をマイコンで制御することを特徴とする。 なお、エアシリンダに電磁弁を接続し、マイコンの指令に基づいて電磁弁を作動させることで、一対の糸調子皿間に挟持された糸への圧接力を解放して糸弛め操作を可能にするのが望ましく、また、一対の糸調子皿を糸の本数に応じて配置し、マイコンで前記糸の糸圧接力を一括制御するのが望ましい。 【0005】 【作用】本発明によれば、制御手段を用いて電空式エアレギュレータに印加される電圧を制御し、エアシリンダに供給されるエア圧を制御することで糸張力を調節することができる。 この際、エア圧の調節は電空式レギュレータが用いられているので、マイコンからの指令に素早く応対することができる。 特に、エアシリンダに接続された電磁弁を作動させると糸弛め動作が素早く行われ、
    電磁弁の動作を停止するとエアシリンダのエア圧力が作動前のエア圧に戻される。 又、入力データをマイコンに記憶させ、これを呼び出して再利用することができる。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本発明に係るミシンの糸張力制御装置を示す概要図である。 糸調子軸1は、
    ミシン本体Mにネジ6aで取付けられたU字形ブラケット6の立設部6bに固定され、略平に延びている。 エアシリンダ5はネジ5bでブラケット6に固定され、その駆動ロッド5aは糸調子軸1の軸線に沿って配置されている。 一対の糸調子皿2,3は糸調子軸1に摺動可能に配置されている。 また、一対の糸調子皿2,3は糸調子軸1を中心として回動可能に軸支されている。 複動式のエアシリンダ5の駆動ロッド5aには一方の糸調子皿3に係合する押圧片4が取付けられている。 エアシリンダ5の駆動ロッド5aが進出すると押圧片4が一方の糸調子皿3に係合し、一対の糸調子皿2,3がブラケット6の立設部6b側に付勢される。 【0007】エアシリンダ5とエア供給源Sの間にはエアレギュレータ7が介在している。 このレギュレータ4
    は電圧/空圧変換の電空式となっており、入力電圧値と出力エア圧値は線形の関係で変換される特性を持っている。 エアレギュレータ7はマイコン5からの指令に基づいてエアシリンダ5に供給されるエアの設定圧力を素早く可変調整する。 マイコン8はD/Aコンバータ9を付設し、D/Aコンバータ9はマイコン8からのデジタル指令をアナログ制御電圧(設定電圧)に変換する。 このアナログ制御電圧が電空式のエアレギュレータ7に供給されるとともに、この電圧値に応じたエア圧がエアシリンダ5に供給される。 その結果、駆動ロッド5aが進退されて一対の糸調子皿2,3間に介在する糸Tに所定の糸圧接力が素早く付与される。 【0008】また、エアシリンダ5の一方のポートには電磁弁10が接続されている。 この電磁弁10はエアシリンダ5へのエア入力をマイコン8の指令に基づいて行うものである。 この電磁弁10からのエアのゲージ圧は電空式エアレギュレータ7から出力されるエアのゲージ圧よりも高くしており、電磁弁10を働かせば瞬時にして一対の糸調子皿2,3にて挟持されている糸への圧接力を解放して糸弛めの操作を行う。 【0009】図2は、前記糸張力制御装置の制御ブロック図である。 マイコン8は、CPU11、ROM12、
    RAM13、インターフェイス14及びデータバス15
    を備えている。 布検知センサ16、スイッチ類17、レギュレータ駆動回路18及び表示器19はインターフェイス14に接続されている。 布検知センサ16は、ミシンの縫製部(図示せず)近傍に配置され、縫製部における布地の有無を判別する信号を出力している。 各電空式レギュレータ7は、レギュレータ駆動回路(図示せず)
    を備え、D/Aコンバータ9に接続されている。 スイッチ類17を操作すると、D/Aコンバータ9を介して各電空式レギュレータ7に所定のエア圧が供給される。 これにより、マイコンが複数糸の糸張力を一括で制御することとなる。 なお、本実施の形態では詳述していないが、布検知センサ16の出力信号を利用して糸調子の切替えを行うようにしてもよい。 【0010】本実施の形態では一対の糸調子皿が糸調子軸に摺動可能に配置されていたが、これに限定されるわけでない。 例えば、一方の糸調子皿を糸調子軸に固定して他方の糸調子皿のみを摺動自在とし、該他方の糸調子皿を一方の糸調子皿に付勢させるような構成にしてもよい。 また、本実施の形態においては、一度設定された糸張力データ即ちエアレギュレータ7への設定電圧値をR
    AM13に記憶させ、そのデータを呼出し可能にしておくとよい。 【0011】 【発明の効果】以上のように、本願請求項1に係る発明によれば、エア圧の調節は電空式レギュレータが用いられているので、マイコンからの指令に素早く応対することができる。 また、例えばオーバーロックミシン地縫い工程とその工程間の空環形成時において、ミシン運転を一旦停止させることなく必要に応じて一瞬にして複数本の糸の張力を同時に変更して糸調子の切替えを行うことができる。 さらに、入力データをマイコンに記憶させ、
    これを呼出して再利用することができるので、データの入力を変更の都度行わなくてよい。 【0012】特に、本願請求項2に係る発明によれば、
    エアシリンダに電磁弁を接続しているので、電空式エアレギュレータを操作することなく一対の糸調子皿間に挟持された糸への圧接力を瞬時に解放して糸弛め操作をすることができる。 そして、糸弛め操作を終了して糸に再度糸圧接力を付与させたい場合は、電磁弁による解放を停止するだけでよい。 また、本願請求項3に係る発明によれば、複数本の糸における糸圧接力の制御をマイコンで一括に実行させるようにしているので、複数本の糸を使用するミシンにも適用することができ、従来の糸張力制御装置のようにミシンの各糸毎にその背圧調節摘みを操作しなくてもよい。

    【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係るミシンの糸張力制御装置を示す概要図である。 【図2】同上装置の制御ブロック図である。 【符号の説明】 1 糸調子軸2,3 糸調子皿5 エアシリンダ5a 駆動ロッド7 電空式エアレギュレータ8 マイコン10 電磁弁

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