ハンマー調節機構付きボタン孔かがり機

申请号 JP2014135770 申请日 2014-07-01 公开(公告)号 JP2015147036A 公开(公告)日 2015-08-20
申请人 啓翔股▲ふん▼有限公司; 发明人 陳 満雄;
摘要 【課題】ハンマー調節機構付きボタン孔かがり機を提供する。 【解決手段】 本発明のハンマー調節機構付きボタン孔かがり機は、カットするボタン孔の長さを調整可能な縫製機に応用し、上側ユニット及び下側ユニットを有し、そのうち、上側ユニットは、ハンマーを設け、ハンマーが駆動装置の垂直動作により下側ユニットと共同で切断動作をし、更に、調節装置の連動により 水 平方向の変位をし、調整装置は、駆動装置に取り付けられる 位置 決めブロックを有し、位置決めブロックによりハンマーが接続する摺動台と可動的に組み合わせ、摺動台は、更に駆動源の連動により水平変位を呈する。本発明は、螺子棒の回転を駆動する駆動源を直接位置決めブロックに設け、螺子孔を有する摺動台及び螺子棒を相互に移動させ、調節装置の構成部材の数量を簡易化することができ、ボタン孔かがり機の操作空間の占有を減少することができる。 【選択図】図6
权利要求

ヘッド及び土台を設け、且つ前記ヘッド及び土台の間に支持柱を設け、前記ヘッドに上下往復運動可能な針棒を設け、前記土台に平座標のX,Y軸方向に沿って移動可能な生地送り台を設け、また、前記針棒の後方にボタン孔カット装置を設け、前記ボタン孔カット装置は、前記ヘッドの位置に組み付けられる上側ユニット及び前記土台位置に設置される下側ユニットを有し、前記上側ユニットは、前記下側ユニットに合わせて共同作用するハンマーを設け、前記ハンマーは、駆動装置の連動により垂直なZ軸方向に変位し、前記ハンマーは、更に調節装置の連動により水平なY軸方向に変位し、そのうち、前記調節装置は、前記駆動装置に取り付けられる位置決めブロックを有し、前記位置決めブロックは、前記ハンマーと接続する摺動台を可動的に取り付け、前記摺動台は、駆動源の連動により横方向Y軸の変位を行うハンマー調節機構付きボタン孔かがり機であって、 前記摺動台が螺子孔を有し、且つ前記螺子孔と駆動源が螺子棒で相互に組み合わせられ、前記螺子棒の軸心方向は、前記摺動台が前記位置決めブロックに対して動作する横方向Y軸方向に平行し、前記駆動源により前記螺子棒を回転させることによって、前記摺動台の螺子孔及び螺子棒を相対変位させることを特徴とするハンマー調節機構付きボタン孔かがり機。前記位置決めブロックは、前記螺子棒の軸方向と垂直な支持構造を有し、前記駆動源は、前記支持構造に取り付けられる請求項1に記載のハンマー調節機構付きボタン孔かがり機。前記駆動源は、ステッピングモータである請求項2に記載のハンマー調節機構付きボタン孔かがり機。前記駆動源は、手動調整つまみである請求項2に記載のハンマー調節機構付きボタン孔かがり機。前記手動調整つまみと位置決めブロックとの間に固定部材を有し、前記固定部材は、前記螺子棒が貫通する開口を有し、前記螺子棒の外周側に前記固定部材及び支持構造の共同の挟持を受ける位置決めリングを有する請求項4に記載のハンマー調節機構付きボタン孔かがり機。前記調節装置は、更に、指示装置を有する請求項4に記載のハンマー調節機構付きボタン孔かがり機。

说明书全文

本発明は、縫製物上でボタン孔を製造するボタン孔かがり機に関し、特に、部品交換を必要とせずに、ただハンマー及びカッターの相対位置を調整することによって、異なる長さのボタン孔を空けることができるボタン孔かがり機に関する。

図1及び図2に示すように、公知のボタン孔かがり機のボタン孔カット装置は、上下移動する軸部材10の一端に固定ブロック11を有し、この固定ブロック11内に気圧シリンダ12及び気圧シリンダ12と連動する摺動機構13を内蔵し、摺動機構13は、Y軸方向に沿って自動摺動することができ、この摺動機構13下端は、ハンマー14に固定される。

この種のボタン孔かがり機が生地に孔を空ける時、先ず、前記ハンマー14を右方向へa1の位置まで横方向移動し、前記ハンマー14を降下し、下方のカッター15と共同で生地上にボタン孔16を空ける。ボタン孔16の長さL2がハンマー14の長さL1より大きい時、前記ハンマー14を左側a2の位置へ移動した後、再度ハンマー14を生地上に降下し、前回のボタン孔16の開孔の長さを増加させる必要がある。但し、2回の開孔の長さが依然としてボタン孔16の所要な長さL2より短い時、生地送り台を矢印a方向へ移動し、再度降下させ、3回目の孔空けを行い、所要のボタン孔16の長さに到達させる。

この種のボタン孔かがり機は、部品交換不要な状況で異なるボタン孔の長さに対して穴あけ作業を行うことができるが、製造するボタン孔の長さが長い時、ハンマーは、2回〜3回の降下を繰り返す必要があり、従って、ボタン孔を製造する全体の作業時間が比較的長く、迅速な作業を行うことができない。

図3に示すように、もう1種の従来のボタン孔かがり機のボタン孔カット装置は、基板上に設置されるブレード20を有し、切断ブロック21を併せて共同作用し、この切断ブロック21は、駆動ロッド22の連動を受け、ブレード20の垂直方向に運動し、更に、前記ガイドロッド24を有する平摺動板23と組み合わせ、このガイドロッド24が支持板25上の摺動支持部26内を移動し、更に、前記支持板25上に柱27の壁面上に取り付けられ、ステッピングモータ28を取り付けることに用い、前記ステッピングモータ28は、螺子棒29を駆動部材として前記水平摺動板23に接続し、このように、前記ステッピングモータ28を調整することによって前記水平摺動板23に前記切断ブロック21を連動させ、水平位置を変更し、ボタン孔かがり機に1回の切断動作で異なる長さのボタン孔16を完成させることができる。

しかしながら、この種のボタン孔かがり機の欠陥は、切断ブロックの水平運動を連動する駆動機全体の体積が膨大であり、且つ構成部材の数が多く、また、ヘッド及び土台の間の操作空間の大部分を占有し、製造コストの上昇を招くだけでなく、操作上の不便も招く。

国際公開第2004/070100号

本発明の目的は、調節装置の設計を簡易化し、機構全体の空間の占有を効率的に減少させ、調節装置が自動及び手動機構の調整に適用され、異なる使用状態に対して最適な設計形態を取ることができるハンマー調節機構付きボタン孔かがり機を提供することにある。

上記の目的を達成する為、本発明のボタン孔かがり機のボタン孔カット装置のハンマー調節機構は、ヘッド及び土台を設け、且つ前記ヘッド及び土台の間に支持柱を設け、前記ヘッドに上下往復運動可能な針棒を設け、前記土台に水平座標のX,Y軸方向に沿って移動可能な生地送り台を設け、また、前記針棒後方にボタン孔カット装置を設け、前記ボタン孔カット装置は、前記ヘッド位置に組み付けられる上側ユニット及び前記土台位置に設置される下側ユニットを有する。

前記上側ユニットは、前記下側ユニットに合わせて共同作用するハンマーを設け、前記ハンマーは、駆動装置の連動により垂直なZ軸方向に変位し、前記ハンマーは、更に調節装置の連動により水平なY軸方向に変位する。そのうち、前記調節装置は、前記駆動装置に取り付けられる位置決めブロックを有し、前記位置決めブロックは、前記ハンマーと接続する摺動台を可動的に取り付け、前記摺動台は、駆動源の連動により横方向Y軸の変位を行い、前記摺動台と位置決めブロックは、摺動溝及び摺動レールで互いに組み合わせられる。

本発明の特長は、前記駆動源が位置決めブロックと連なる支持構造に取り付けられ、摺動台が螺子孔を有し、且つ前記螺子孔と駆動源が螺子棒で相互に組み合わせられ、前記螺子棒の軸心方向が前記摺動台の前記位置決めブロックに対して動作するY軸方向に平行し、前記駆動源は、前記螺子棒の回転により、前記摺動台の螺子孔及び螺子を相対変位させる。そのうち前記駆動源は、ステッピングモータでもよし、手動調整つまみでもよい。

上記目的を達成する為、本発明の手動調整つまみ及び位置決めブロックの間は、前記螺子棒の軸方向の変位を制限する固定部材を有し、前記調節装置は、更に、指示装置を設け、前記指示装置は、前記位置決めブロック一側に位置する尺度及び前記摺動台に固定され、前記尺度を指向する指標を設ける。

上記のように、本発明の特長は、調節装置の構成部材の数が従来のボタン孔かがり機より少なく、機構全体の空間の占有を減少し、ボタン孔かがり機全体の製造コストを低減することができ、且つ本発明の調節装置は、自動及び手動機構の調整に適用され、異なる使用状態に対して最適な設計方式を取ることができる。

従来のボタン孔かがり機の単一のカッターの複数回切断動作の説明図である。

従来のボタン孔かがり機がボタン孔を縫製完成する平面図である。

従来のボタン孔かがり機がステッピングモータを採用し切断ブロックの移動を連動する説明図である。

本発明のボタン孔かがり機の側面透視図である。

図4のボタン孔カット装置上側ユニットの局部断面説明図である。

本発明の自動式調節装置の斜視図である。

本発明の手動式調節装置の断面図である。

本発明の手動式調節装置の斜視図である。

本発明の構造、使用及びその特徴を更に深く明確にし、詳細に認識、理解させる為、好適実施例を挙げ、図面を合わせて以下に詳細に説明する。

図4に示すように、本発明のボタン孔かがり機は、主にヘッド30と、土台31と、支持柱32と、を含み、そのうち、前記ヘッド30は、上軸33を有し、前記上軸33の一端は、駆動モータ(図示せず)の連動により回転し、他端に上下往復運動可能な針棒34を設け、且つ前記針棒34の前端にニードル35を設ける。前記土台31の上面に水平座標のX軸及びY軸方向(図6参照、水平平面でX軸はY軸に直交)に移動可能な生地送り台36を配置し、且つ前記生地送り台36上面に2つの押圧板37を設け、前記各押圧板37上にそれぞれ針板38を設ける。

このほか、前記針棒34の後方に更に一組のボタン孔カット装置を設け、前記ボタン孔カット装置は、上側ユニット40及び前記上側ユニット40を併せて共同作用する下側ユニット50から構成される。そのうち、上側ユニット40は、前記ヘッド30の位置に位置するハンマー41を有し、前記下側ユニット50は、前記ハンマー41下方に位置するカッター51を有し、且つ前記ハンマー41は、駆動装置42の連動によって、垂直なZ軸方向に変位し、このように、前記ハンマー41に下方向への運動過程で前記下側ユニット50のカッター51と接触作用を発生させることができる。

前記ハンマー41と駆動装置42は、調節装置43により相互に接続し、前記ハンマー41に前記調節装置43の連動により、水平のY軸方向に変位し、前記ハンマー41とカッター51の相対位置を調整し、空けるボタン孔(図2の16参照)の長さを変化させる。

図面の好適実施例において、本発明の駆動装置42は、生地を配置する時に駆動することに用いる駆動シリンダ421を配置し、前記駆動シリンダ421は、気圧シリンダ(図1の12を参照)を設けることができ、且つ前記駆動シリンダ421の一端は、第1支軸422により前記土台31に組み付け固定され、他端は、伸縮ロッド423を介して接続アーム424と連結し、前記接続アーム424は、前記ヘッド30に固定される第2支軸425を有し、前記第2支軸425を中心として自在に回転し、他端は、第3支軸426により上下軸427に接続する。そのうち、前記上下軸427は、前記ヘッド30に固定されるガイド428と相互に被さり合い、前記駆動シリンダ421の連動する上記上下軸427が行う上下方向の垂直変位を制限することに用いる。

図5及び図6に示すように、本発明の調節装置43は、上記上下軸427底端に取り付けられる位置決めブロック431を設け、前記位置決めブロック431により前記ハンマー41と接続する摺動台432を活動的に取り付け、前記摺動台432は、更に駆動源433の連動により横方向Y軸の変位をする。

そのうち、前記位置決めブロック431底部に摺動溝431aを有し、前記摺動台432上部に前記摺動溝431aと嵌合する摺動レール432aを設け、側面に更に使用者の前記ハンマー41の更換を便利にするハンマー押圧板432bを設ける。更に、前記摺動レール432aは、前記摺動溝431aから外向きに局部の長さを延伸し、且つ一端にY軸方向に沿って形成される螺子孔432cを有し、前記螺子孔432c及び螺子棒434が相互に螺合し、前記螺子棒434一端がステッピングモータ435から構成される駆動源433に接続し、そのうち、前記ステッピングモータ435は、前記位置決めブロック431後方に位置し、前記螺子棒434の軸心方向を前記摺動台432が前記位置決めブロック431に対して動作する横方向Y軸方向に平行にさせる。

前記駆動装置42は、前記位置決めブロック431、摺動台432及びハンマー41等の構成部材を連動し、同時に上下移動を行う時、前記駆動源433は、また、位置決めブロック431に従って同時に上下変位を行う。

図に示すように、前記位置決めブロック431の一端に前記ステッピングモータ435及び摺動台432の間に介する支持構造431bを有し、前記支持構造431bが前記螺子孔432cに対応する通孔431cを有し、前記ヘッド30外部に位置する駆動源433が前記支持構造431bに固定され、前記螺子434一端を前記ステッピングモータ435に接続させ、他端が前記通孔431cに貫通設定され、前記螺子孔432cに螺合し、前記ステッピングモータ435を介して前記螺子棒434の回転を連動し、前記摺動台432の螺子孔432cにより回転運動を直線運動に変換し、前記摺動台432を横方向Y軸方向に沿って相対変位を行うことができる。

図7、図8に示すように、本発明の調節装置43の駆動源433は、手動調整つまみ436でもよく、前記ステッピングモータ435との差異は、前記手動調節つまみ436及び位置決めブロック431の間に前記支持構造431b一端に位置する固定部材437を有し、前記固定部材437は、前記螺子棒434を貫通設置させる開口437aを設け、前記螺子棒434一端を前記手動調整つまみ436に接続させ、他端を前記通孔431c及び開口437aを介して前記螺子孔432cに螺合設置させる。

前記螺子棒434外周側に位置決めリング434aを設け、前記位置決めリング434aは、前記支持構造431b及び固定部材437の間に介され、前記固定部材437及び支持構造431bの相互の挟持を受け、前記螺子棒434の軸方向の変位を制限する。その残りの前記摺動台432及び螺子孔432c等の構造は、前記ステッピングモータ435の実施例と同一であり、ここでは再度記載しない。

本実施例において、前記調節装置43は、更に、指示装置438を設け、前記指示措置438aは、前記位置決めブロック431一側に尺度438aを有し、前記摺動台432は、前記尺度438の同一側に対応して指標438bを固定設置し、前記指標438bは、前記尺度438aを指向することに用い、使用者に読み取りを行わせることができる。

なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者が本発明の精神と領域を逸脱しない均等の範囲内で施した各種の変更や修正は勿論本発明特許請求の範囲に含まれる。

[従来技術] 10 軸部材 11 固定ブロック 12 気圧シリンダ 13 摺動機構 14 ハンマー 15 カッター 16 ボタン孔 20 ブレード 21 切断ブロック 22 駆動ロッド 23 水平摺動板 24 ガイドロッド 25 支持板 26 摺動支持部 27 柱 28 ステッピングモータ 29 螺子棒 [本発明] 30 ヘッド 31 土台 32 支持柱 33 上軸 34 針棒 35 ニードル 36 生地送り台 37 押圧板 38 針板 40 上側ユニット 41 ハンマー 42 駆動装置 421 駆動シリンダ 422 第1支軸 423 伸縮ロッド 424 接続アーム 425 第2支軸 426 第3支軸 427 上下軸 428 ガイド 43 調節装置 431 位置決めブロック 431a 摺動溝 431b 支持構造 431c 通孔 432 摺動台 432a 摺動レール 432b ハンマー押圧板 432c 螺子孔 433 駆動源 434 螺子棒 434a 位置決めリング 435 ステッピングモータ 436 手動調整つまみ 437 固定部材 437a 開口 438 指示装置 438a 尺度 438b 指標 50 下側ユニット 51 カッター

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