Sewing machine

申请号 JP2005356060 申请日 2005-12-09 公开(公告)号 JP2007159619A 公开(公告)日 2007-06-28
申请人 Tokai Ind Sewing Mach Co Ltd; 東海工業ミシン株式会社; 发明人 ANEZAKI TOMOAKI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a sewing machine capable of securely pressing an object to be sewn at a bottom dead center by a presser body with constant force.
SOLUTION: The presser body is prevented from floating from the bottom dead center by moving a restraining means to a prescribed operation position and mechanically retaining the presser body when the presser body, which is vertically moved together with a needle bar, is energized to the bottom dead center by the energization force of an energizing member. When the presser body starts to rise from the bottom dead center, the restraining means starts to move to a prescribed retreating position and allows the presser body to rise according to the rise of the needle bar. By mechanically preventing floating of the presser body located at the bottom dead center by the restraining means in this way, the object to be sewn can be securely pressed by the presser body with constant force regardless of the energization force of the energizing member.
COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT
权利要求
  • 縫い動作を行うために上下動される針棒と、前記針棒に対して相対的な上下動作可能に支持される布押え体と、前記布押え体を下方へ付勢する付勢部材とを具備したミシンにおいて、
    前記布押え体が前記付勢部材の付勢力によって下死点へと付勢された際に、前記布押え体を機械的に保持して前記布押え体が下死点から浮き上がることを防止する規制手段を具えたことを特徴とするミシン。
  • 前記規制手段は、前記付勢部材の付勢力によって下死点に付勢された前記布押え体が浮き上がることを防止する所定の作動位置と、前記針棒の上下動に応じて前記布押え体が上下動することを許容する所定の退避位置とに移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  • 前記ミシンは前記布押え体の下降時に該布押え体に設けられた係合部を下方から支承することで前記布押え体の下死点を規制する上下動可能な支承部材を有してなり、前記規制手段は前記支承部材の上下動に連動して前記作動位置と前記退避位置との間を移動することを特徴とする請求項2に記載のミシン。
  • 说明书全文

    本発明は針棒とともに上下動される布押え体を備えたミシンに関し、特に布押え体の下死点時における被縫製物の押え付けが確実に行え、かつ、布押え体による被縫製物を押え付けるが一定となるようにしたミシンに関する。

    従来から、上下に往復駆動される針棒に相対的に上下動することが可能に支持され、さらに前記針棒の軸上に設けられたコイルバネの付勢力により下方へと付勢されることによって、前記針棒に設けられているストッパを兼ねる縫い針取付部材(所謂針抱き)に当接部が押し当てられた状態となり、その状態で前記針棒とともに一体的に上下動される布押え体を備えたミシンが知られている。 こうしたミシンの一例としては、例えば下記に示すような特許文献1又は特許文献2に記載のミシンがある。 下記特許文献1には針棒駆動用の駆動軸(所謂ミシン主軸)をミシンの左右の向きに配置した形式のミシンが開示されており、特許文献2には針棒駆動用の駆動軸をミシンの前後の向きに配置した形式のミシン(所謂アームタイプのミシン)が開示されている。

    特開平5−245278号公報

    特開平9−84981号公報

    上記した特許文献1又は特許文献2に開示されているミシンにおいては、布押え体の針棒との一体的な上下動に伴い発生される騒音(衝突音)を軽減するために、布押え体の下降時に該布押え体に設けた係合部を下方から支承する支承部材を備えてなり、この支承部材を針棒の上下動に同期させて上下駆動するようにしている。 具体的には、布押え体の下降時に布押え体の係合部を支承部材により支承することで布押え体の下死点を規制する下限位置と、前記下限位置の上方に所定間隔を空けて設定された上限位置との間で、支承部材を針棒と同期させて往復駆動させるようになっている。 針棒の下降時には、支承部材が前記上限位置から前記下限位置に到達するまでの過程において、布押え体と支承部材の相対的速度差をできるだけ小さくしながら前記下限位置において支承部材で布押え体の係合部を支承するよう支承部材を駆動させることにより、布押え体を下死点位置(前記下限位置)に規制したときの布押え体の係合部と支承部材との衝突音の発生を回避するようになっている。 一方、針棒の上昇時には、下死点で規制されている布押え体の当接部の直下に針棒の針抱きが到達するまでの過程において、支承部材の上昇を開始させ、針棒の針抱きと布押え体の当接部との相対的速度差ができるだけ小さくなった状態で、針棒の針抱きが布押え体の当接部に当接するようにして支承部材を駆動させることにより、針棒の針抱きと布押え体の当接部との衝突音の発生を回避するようになっている。 このように、支承部材を備えたミシンでは、布押え体の下降時および上昇時に発生し得る衝突音を回避することによって、布押え体の上下動に伴う騒音が軽減されることとなる。

    しかしながら、布押え体を針棒の軸上に設けられたコイルバネによって針棒とともに上下動させるようにした上述のミシンでは、以下のような不具合があった。 第1に、布押え体がコイルバネにより針棒に対して下方に付勢されていて、針棒とともに上下動されるようにしたミシンでは、布押え体による被縫製物の押え付けもコイルバネの付勢力によって行われており、布押え体が被縫製物を押え付ける力はコイルバネの強さによって決まる。 このため、コイルバネの強さは布押え体が確実に被縫製物を押え付ける事が可能なだけ必要であり、被縫製物が厚い場合や皮革の場合などでは非常に強いコイルバネを使用しなければならない。 ただし、コイルバネの強さを余りに強くし過ぎると、針棒駆動用の駆動軸に掛かる負荷トルクが必要以上に増大することとなり、特に複数のミシンヘッドを備えた多頭ミシンなどにおいてはその負荷トルクが非常に大きなものとなり縫いに悪影響を及ぼすことがあった。

    第2に、コイルバネの付勢力による布押え体を押え付ける力は、布押え体が下死点に位置している状態において針棒の上下動に伴って変化する。 ここで、図12は従来知られた支承部材を備えたミシンにおいて、布押え体41が下死点に位置している状態を示す概略図である。 図12(a)は布押え体41が下死点に至った直後を示し、図12(b)は針棒3が下死点のときの状態を示している。 なお、布押え体41が下死点から上昇される直前についても図12(a)に示した状態と略同じとなる。 これらの図より明らかなように、布押え体41が下死点に至った直後はコイルバネ43が収縮されておらずその付勢力が弱い。 ところが、そこから針棒3が下死点に下降するにつれてコイルバネ43が収縮されて付勢力が増大し、図12(b)の針棒3が下死点に位置したときにコイルバネ43が最も収縮された状態となって、その付勢力は最も強くなる。 その後、針棒3が上昇するにつれてコイルバネ43の収縮が戻されて付勢力が弱くなる。 このように、布押え体41の被縫製物を押え付ける力は針棒3の上下動に応じて適宜に変化するため、布押え体41による被縫製物の押え付けは安定しないものであった。

    そこで、これらの不具合を解決するために、針棒と布押え体とをそれぞれ個別の駆動機構にて上下動させるようにしたミシンが以下に示す特許文献3に開示されている。 この特許文献3によれば、上下に往復駆動される針棒に対して布押え体が相対的に上下動可能に設けてある。 針棒と並行に設けられた基針棒には、針棒駆動用の第一昇降体及び布押え体駆動用の第二昇降体がそれぞれ上下動可能に設けてあり、両昇降体はミシン主軸の回転にそれぞれ連動して第一昇降体及び第二昇降体を個別に昇降駆動させる第一伝達機構及び第二伝達機構と連結してある。 両昇降体には、それぞれ基針棒と並行な軸心回りの回転が可能な第一駆動部材及び第二駆動部材が設けてある。 第一駆動部材には針棒に設けられた係合部と係合可能な凹部が設けてあり、第二駆動部材には布押え体に設けられた係合部と係合可能な凹部が設けてある。 両駆動部材は常にはその凹部に針棒または布押え体の係合部が係合する回転位置に保持されており、そのため両昇降体とともに針棒及び布押え体が上下動されることとなる。 そして、針棒及び布押え体の上下動を一時的に停止させる「ジャンプ状態」とするときは、両駆動部材を基針棒の軸心周りに回転させてその凹部と針棒または布押え体の係合部との係合を解除させる。 こうして、昇降体の上下動が針棒及び布押え体に伝達されない「ジャンプ状態」とする。 また、針棒には針棒及び布押え体のそれぞれに上方への付勢力を与える弾性部材(又は付勢部材)が設けてあり、前記「ジャンプ状態」とされたときには針棒及び布押え体の当接部がそれらに対応するストッパと当接し、針棒及び布押え体はそれぞれ上死点位置に保持されるようになっている。

    特許第2848968号公報

    上記特許文献3に開示されたミシンによれば、ミシン主軸の回転によって上下動される第2昇降体によって布押え体が他の部材と当接することなく上下動されるために衝突音が発生することがなく、従って布押え体の上下動に伴う騒音が軽減されている。 また、布押え体の係合部が第2駆動部材の凹部に係合して布押え体が上下動されるために、布押え体はその上下位置が規制されて、布押え体が被縫製物を押え付けているときに浮き上がることがないようにしている。

    しかしながら、上記特許文献3に開示されたミシンでは以下のような不具合がある。 すなわち、針棒と布押え体とをそれぞれ個別の駆動機構にて上下駆動させるようにしたミシンでは、針棒及び布押え体を一時的に停止させるのに針棒及び布押え体の双方をジャンプさせることとなる。 ところが、針棒及び布押え体の双方をジャンプさせると、針棒及び布押え体がそれぞれに対応するストッパと当接して上死点に保持されるときに衝突音が発生する。 この衝突音は針棒及び布押え体の双方で同時に発生するためジャンプ時の騒音が非常に大きなものとなって、特に複数のミシンヘッドを備えた多頭ミシンにおいてはミシンヘッドの数に対応してその騒音がより一層大きなものとなるので都合が悪い。

    本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、針棒駆動用の駆動軸(ミシン主軸)に過大な負荷トルクが掛かることなく、布押え体により被縫製物を確実に押え付けることができるようにするとともに、布押え体の被縫製物を押え付ける力が一定となるようにしたミシンを、ミシン運転時の騒音を大きくすることなく提供することにある。

    本発明に係るミシンは、縫い動作を行うために上下動される針棒と、前記針棒に対して相対的な上下動作可能に支持される布押え体と、前記布押え体を下方へ付勢する付勢部材とを具備したミシンにおいて、前記布押え体が前記付勢部材の付勢力によって下死点へと付勢された際に、前記布押え体を機械的に保持して前記布押え体が下死点から浮き上がることを防止する規制手段を具えたことを特徴とする。
    本発明の好ましい実施例として、前記規制手段は、前記付勢部材の付勢力によって下死点に付勢された前記布押え体が浮き上がることを防止する所定の作動位置と、前記針棒の上下動に応じて前記布押え体が上下動することを許容する所定の退避位置とに移動可能であることを特徴とする。

    これによると、針棒とともに上下動される布押え体が付勢部材の付勢力によって下死点に付勢されたときに、規制手段を所定の作動位置に移動させて布押え体を機械的に保持させることによって、前記布押え体が下死点から浮き上がることを防止する。 布押え体が下死点から上昇を始めると、規制手段は所定の退避位置への移動を開始して、前記針棒の上昇に応じて前記布押え体の上昇を許容する。 このようにして、規制手段によって下死点に位置する布押え体の浮き上がりを機械的に防止することにより、布押え体は付勢部材の付勢力に関係なく一定の力で被縫製物を確実に押え付けておくことができることとなる。

    本発明によれば、規制手段によって下死点にある布押え体を機械的に押え付けるようにしたことから、付勢部材の付勢力は針棒の上下動によって布押え体が一緒に上下動するだけの付勢力があればよく、針棒駆動用の駆動軸(ミシン主軸)に掛かる負荷トルクを軽減することができる。 また、規制手段による布押え体を押え付ける力は一定であるので、被縫製物の押え付けが安定することとなる。

    以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。

    まず、第1の実施形態として、針棒駆動用の駆動軸(ミシン主軸)を左右の向きに配置した形式のミシンに本発明を適用した場合について、図1乃至図8を用いて説明する。 ただし、以下に示す実施例では、ミシンヘッドHを複数備えた多頭多針タイプの刺繍ミシンを例に示す。 図1はミシン主軸を左右の向きに配置した形式の多頭多針ミシンにおける1つのミシンヘッドHの左側面図であり、図2はミシンヘッドHの左側面断面図、図3はアーム1の正面図である。 また、図4は布押え抱きの一部を破断して表した拡大斜視図である。 なお、図1及び図2においては右側、図3においては手前側が縫製作業等を行う作業者が実際に位置するミシン前面に相当する。

    ミシンヘッドHは、ミシンフレームMに固定されたアーム1と、該アーム1に対して横方向にスライド可能に支持される針棒ケース2とにより構成してあり、前記針棒ケース2には複数本の針棒3(図面では1本だけが示されている)が上下動可能に設けてある。 ミシンフレームMには複数個の上記ミシンヘッドHが所定の間隔で配列してあり、各ミシンヘッドHの下方には針板4がそれぞれ設けてある。 各針板4の下方には、回転駆動される図示しない周知の釜が設けてある。 図3に示すように、アーム1には各ミシンヘッドHに渡ってミシンの左右方向を貫通するミシン主軸5が配置してあり、このミシン主軸5は図示しないミシン駆動モータによって回転駆動される。 そして、アーム1内に位置するミシン主軸5の軸上には針棒駆動カム6、天秤駆動カム21及び支承部材駆動カム26がそれぞれ固定してある(図2参照)。

    図2から明らかなように、針棒駆動カム6の外周にはロッド7の一端にあたるリング状に形成された部分が結合してあり、ロッド7の他端はアーム1に軸支された針棒駆動レバー8の略中間部にピン9で連結してある。 針棒駆動レバー8の先端は、アーム1に針棒3に並行するようにして立設された基針棒12の軸上に上下動自在に設けた針棒昇降体11と連結部材10を介して連結してある。 針棒昇降体11には、基針棒12の軸心周りを回動可能な針棒駆動部材13が針棒昇降体11とともに上下動するように設けてある。 針棒駆動部材13には、針棒3に固定した針棒抱き14の突設する係合ピン14aと係合可能な形状をした係合凹部13aが形成してあるとともに、上下方向に所定の長さをもった係合片15が形成してある。 前記針棒昇降体11と前記針棒駆動部材13との間にはトーションスプリング16が設けてあり、この付勢力によって常には針棒駆動部材13が針棒昇降体11に固定したストッパ17と当接する回動位置に保持されるようになっている。 針棒駆動部材13が前記回動位置にあるときには、係合凹部13aと針棒抱き14の係合ピン14aとが係合する。 このような構成によると、ミシン主軸5が回転駆動されるに伴って針棒駆動カム6及びロッド7を介して駆動力が伝達されて、針棒駆動レバー8が揺動される。 針棒駆動レバー8が揺動されると、針棒駆動レバー8の先端に連結された針棒昇降体11及び針棒駆動部材13が上下動されるので、この動きにあわせて針棒抱き14の係合ピン14aが係合凹部13aに係合している針棒3が上下に駆動されることとなる。

    図2に示すように、針棒駆動レバー8を支えているアーム1の軸支箇所の上方部にあたるアーム1には支持軸18が固定してあり、この支持軸18には天秤レバー19が回動自在に支持してある。 天秤レバー19の先端にはカムフォロア20が設けてあり、カムフォロア20は天秤駆動カム21に形成したカム溝21aに嵌合してある。 また、支持軸18には、天秤レバー19と共に回動する天秤駆動レバー22が支持してあり、天秤駆動レバー22の先端にはコロ23が設けてある。 針棒ケース2には各針棒3に対応する天秤24がそれぞれ上下揺動可能に支持してあり、各天秤24は根元となる側に嵌合溝25aを有するボス部25を備えている。 そして、このボス部25の嵌合溝25aに、前記天秤駆動レバー22先端のコロ23が嵌合するようになっている。 このような構成によると、ミシン主軸5が回転駆動されるに伴って天秤駆動カム21が回転し、天秤レバー19及び天秤駆動レバー22を介して駆動力が伝達されて、天秤駆動レバー22先端のコロ23が嵌合している嵌合溝25aを有する天秤24が上下に揺動されることとなる。

    図1に示すように、ミシン主軸5の軸上に固定された支承部材駆動カム26にはカム溝26aが形成してあり、このカム溝26aには駆動レバー27に設けてあるカムフォロア28が嵌合してある。 駆動レバー27は針棒駆動レバー8と同様にアーム1に軸支されており、駆動レバー27の先端は基針棒12の軸上に上下動自在に設けた支承部材29と連結部材30を介して連結してある。 支承部材29には、針棒3に上下動可能に設けた布押え抱き31の係合ピン31aを下方から支承する支承片32が固定してある。 このような構成によると、ミシン主軸5が回転駆動されるに伴って支承部材駆動カム26が回転して駆動レバー27が揺動されて、支承部材29(及び支承片32)が基針棒12の軸上を上下に駆動されることとなる。

    各針棒3の下端部には、固定されている針抱き33によって縫い針34がそれぞれ設けてある。 各針棒3の略中間部には針棒抱き14がそれぞれ固定してあり、針棒抱き14には基針棒12側に突出するようにして係合ピン14aが設けてある。 針棒3における針棒抱き14の上方には、ストッパ35が別途固定してある。 各針棒3の上端部のバネ受け36と針棒ケース2の横フレーム2a上面との間には、針棒3を上方向に付勢するように針棒保持バネ37が設けてある。 この針棒保持バネ37の弾性力により、針棒3は常にはストッパ35が衝撃を和らげるための軟らかい素材からなるクッション38を介して横フレーム2aの下面で受止められた状態で、上死点位置に保持される。 さらに、各針棒3の針抱き33と針棒抱き14の略中間部には、布押え抱き31が針棒3に対して上下動可能に設けてある。 布押え抱き31には基針棒12側に突出するようにして係合ピン31aが設けてあるとともに、布押え抱き31の上面には筒部31bが設けてある。 図4から明らかなように、布押え抱き31の筒部31bには、止め部材39が針棒3に対して上下動自在に設けてあるとともに、止め部材39を下方に付勢するコイルバネ40が設けてある。 止め部材39は布押え抱き31の前面に設けた凹部に入り込む垂下部39aを一体的に有する形状に形成されており、この垂下部39aに対して布押え体41が下方に延びるようにしてねじ止め等により固定してある。

    布押え体41は下端に縫い針34の挿通可能な布押え部41aを有するとともに、略中間部には針棒3が貫通する当接部41bを有しており、その当接部41bと針抱き33との間には衝撃を和らげるための軟らかい素材からなるクッション42が設けてある。 前記針棒抱き14と前記布押え抱き31との間には布押え体41を下方へ付勢するコイルバネ43(付勢部材)が設けてある。 このコイルバネ43の付勢力によって布押え体41の当接部41bが針抱き33にクッション42を介して押し当てられることにより、針棒3に対する布押え体41の位置を規制するようになっている。

    次に、縫製時において駆動中の針棒3を一時的にジャンプ(すなわち、針棒3の上下動を一時的に停止)させるジャンプ駆動機構について説明する。 図1の想像線に示すように、アーム1の側面にはベース部材を介してモータ44が固定してある。 モータ44のモータ軸にはジャンプレバー45が固定してあり、ジャンプレバー45の先端にはローラ46が回転自在に設けてある。 このローラ46は、針棒駆動部材13の係合片15と接触可能に係合片15の後方に位置するように配置してある。 ジャンプレバー45は図示しないトーションスプリングによってローラ46が係合片15から離れる方向の付勢力が作用しており、常には図1の実線に示す回動位置に保持される。 所定のジャンプ信号に基づいてモータ44を駆動することによりジャンプレバー45を図1の想像線に示す位置に回動させると、ローラ46が係合片15を押圧して針棒駆動部材13をその係合凹部13aと針棒抱き14の係合ピン14aとの係合が解除されるジャンプ位置に、この実施例では図面手前から奥に向かって基針棒12の軸心周りに回動させる。 これにより、針棒駆動部材13の上下動が針棒3に伝達されないことから、針棒3及び布押え体41が「ジャンプ状態」となる。 なお、係合片15は、針棒駆動部材13の上下動範囲内においてローラ46との当接が可能な長さに設定してある。

    他方、針棒駆動部材13を前記ジャンプ位置から、針棒駆動部材13の係合凹部13aと針棒抱き14の係合ピン14aとが係合した状態にある元の回動位置へと戻すときには、モータ44の駆動を停止してジャンプレバー45をトーションスプリングによる付勢力によって、図1の実線に示す回動位置に戻す。 これにより、針棒駆動部材13はトーションスプリング16の付勢力によってストッパ17と当接する元の回動位置に戻されて(この実施例では図面奥から手前に向かって基針棒12の軸心周りを回動する)、針棒駆動部材13の係合凹部13aと針棒抱き14の係合ピン14aとが係合する。

    次に、下死点に位置した布押え体41の浮き上がりを防止する規制部材について説明する。 図3に示すように、アーム1の下端部前面(ミシン前面側)には押えレバー47が揺動可能に軸支してある。 押えレバー47は例えば図示のような曲線形状をした板状部材からなるものであって、押え片47aがミシン前面側(図3において垂直方向)に突出するようにして折り曲げ形成してあるとともに、押えレバー47の曲線形状にあわせてガイド溝47bが押えレバー47の上部から略中間部までにわたって形成してある。 ガイド溝47bにはピン48が摺動可能に嵌挿してあり、ピン48の一端は支承部材29の前面に固定されたブラケット49に固定してある。 これにより、ピン48が支承部材29の上下動にあわせて支承部材29とともに上下動されると、ピン48がガイド溝47b内を移動することによって押えレバー47は揺動する。 この押えレバー47は布押え体41が下死点に位置した際には、押え片47aが布押え抱き31の係合ピン31aを支承部材29の支承片32との間で挟み込むようにして上から押え付ける状態となるように揺動する(詳しくは後述する)。

    つづいて、上記構成になる本実施例の作用について説明する。 まず、針棒3と布押え体41の動作について説明する。 図5は、針棒3及び支承部材29の上下動の運動曲線を示したものである。 図6及び図7はミシンヘッドHの左側面図、図8はアーム1の正面図である。 ただし、ここでは布押え体41が下死点に位置している場合を示している。

    前記構成のミシンにおいて、図示しない色換え機構によって針棒ケース2をスライドして複数の針棒3の中から所望の色糸の仕掛けられた針棒3を選択すると、選択された針棒3がアーム1の基針棒12の前方に配置されることにより、該選択された針棒3の針棒抱き14の係合ピン14aが針棒駆動部材13の係合凹部13aに係合するとともに、天秤駆動レバー22のコロ23が選択された針棒3に対応する天秤24の嵌合溝25aに嵌合する。 そして、ミシン主軸5が回転駆動されると、選択された針棒3が図1又は図2に示す上死点に位置した状態と、図7に示す下死点に位置した状態との間を上下に駆動されるとともに、天秤24もその動きにあわせて上下に揺動される。 また、ミシン主軸5の回転駆動に伴って、支承部材29もまた図1又は図2に示す上限位置に位置した状態と、図6又は図7で示す下限位置との間を上下に駆動される。 こうした針棒3及び支承部材29の動きの様子が図5に示されている。 図5において、横軸は針棒3が上死点にあるときのミシン主軸5の度位置を0°としたミシン主軸5の回転角度を示し、縦軸は針棒3又は支承部材29の下死点位置を基準としたストローク値を示している。 針棒3が上死点から下降を始めると、布押え体41もコイルバネ43に押されて同時に下降を始める。 このとき、図5に示すように針棒3の下降開始と同時に支承部材29が上限位置から下降を開始し、図5の横軸に示したミシン主軸5の回転角度(主軸角度)が45°の時点で針棒3と略同一速度となる。 また、この時点で布押え抱き31の係合ピン31aの下面と支承部材29の支承片32の上面の高さが同一となり、この係合ピン31aが支承片32によってソフトに受止められる。 こうすることで、衝撃音は発生しない。

    以降、主軸角度100°付近までは支承部材29が針棒3と同一速度で下降を続けることで、前記係合ピン31aが支承片32に接触したままの状態で布押え体41の下降が続けられる。 そして、主軸角度が100°を超えて120°に至る間で支承部材29の下降速度が徐々に減速され、主軸角度120°になった時点で支承部材29の下降が完全に停止するので、布押え体41は下死点位置に保持される。 このときの状態が図6に示してあり、この状態では支承部材29の下降に伴い揺動する押えレバー47の押え片47aが、支承片32に接触している布押え抱き31の係合ピン31aの上面に当接している(詳しくは後述する)。 これ以降も針棒3はさらに下降を続け、主軸角度130°の付近で縫い針34が被縫製物(図示外)に挿針される。 そして針棒3は主軸角度180°で図7に示す下死点に至った後に上昇に移り、主軸角度230°の付近で被縫製物から縫い針34が抜け、さらに上死点に向かって上昇を続ける。

    一方、前記支承部材29は主軸角度120°から240°までの間、下限位置に保持されており、またこの間は押えレバー47の押え片47aが上面から布押え抱き31の係合ピン31aを支承片32に押え付けていることから、布押え体41の布押え部41aが前記挿針の直前から抜針の直後まで被縫製物を確実に押え込むことになる。 この状態にある場合には、図6及び図7に示すように針棒3の上下動に伴ってコイルバネ43の付勢力がその収縮状態により変化したとしても、上記のように押えレバー47aと支承片32との間で布押え抱き31の係合ピン31aを上下に挟み込んで保持し、これにより布押え体41の被縫製物を押え付ける力は針棒3の上下動に応じて適宜に変化することなく一定となることから、布押え体41は安定的に被縫製物を押え付けることができる。 支承部材29が主軸角度240°の時点から徐々に上昇し始めると、押えレバー47が揺動されて押え片47aによる前記係合ピン31aへの押え付けがなくなり(詳しくは後述する)、支承片32によって前記係合ピン31aが持ち上げられるようになることから、布押え体41が徐々に上昇し始める。 主軸角度260°の時点では、支承部材29とともに上昇している布押え体41が同じく上昇中の針棒3と同一速度に達し、布押え体41の当接部41bの下面とクッション42の上面とが同一高さとなり、衝撃を和らげるための軟らかい素材からなるクッション42が当接部41bにソフトに当たる。 これにより、衝撃音は発生しない。 その後の支承部材29は針棒3と同一速度で上昇し、主軸角度310°の時点から徐々に減速して主軸角度360°の時点で図1又は図2に示す上限位置に復帰する。

    次に、下死点に位置した布押え体41の浮き上がりを確実に防止する規制部材、つまり押えレバー47の動作について説明する。 上記のようにミシン主軸5の回動に応じて支承部材29が下降を始めると、支承部材29前面のブラケット49に固定してあるピン48も下降し始める。 図3から理解できるように、押えレバー47のガイド溝47bの上方部は真直ぐ下方に延びた形状に形成されており、ピン48が下降を始めて暫くの間は押えレバー47は揺動することなく図3に示す「退避位置」に保持される。 そして、ピン48がガイド溝47bのカーブ状に形成された部分にくると、押えレバー47は反時計方向に揺動され始める。 このとき、布押え抱き31の係合ピン31aは既に押えレバー47の押え片47aより下方に位置するようになっており、押え片47aが下降する係合ピン31aと干渉することのないようにしている(そうなるようにガイド溝47bの形状等が調整されている)。 支承部材29がピン48とともにさらに下降を続けて下限位置まで下降されたときには、図8より明らかなように押えレバー47は「作動位置」まで揺動されている。 すなわち、押えレバー47は、その押え片47aが支承片32に接触している布押え抱き31の係合ピン31aの上面に当接する前記「作動位置」まで揺動される。 このようにして、押えレバー47が前記「退避位置」にある場合には布押え体41の上下動を許容し、押えレバー47が前記「作動位置」にある場合には布押え体41の浮き上がりを下死点で規制することとなる。

    下降が終わり支承部材29がピン48とともに下限位置から上昇し始めると、押えレバー47が前記退避位置に向けて揺動されるので、押え片47aが布押え抱き31の係合ピン31aから離れるとともに、係合ピン31aの上下動経路から外れる。 これにより、布押え抱き31の係合ピン31aが押えレバー47の押え片47aと干渉することなく、布押え体41は針棒3とともに上昇する。 ところで、布押え体41は布の折り重ね部分などを布押え部41aで押えることがあり、そうした場合には下死点が上昇する。 このような場合には止め部材39がコイルバネ40の付勢に抗して上方に移動することによって、布押え体41の下死点の上昇が許容される。 なお、コイルバネ40は被縫製物が浮き上がらない程度にバネ力の強いものである。

    次に、第2の実施形態として、針棒駆動用の駆動軸(ミシン主軸)を前後の向きに配置した形式のミシン、いわゆるアームタイプのミシンに本発明を適用した場合について、図9乃至図11を用いて説明する。 図9及び図10は、ミシン主軸を前後の向きに配置した形式のミシンの1つのミシンヘッドにおけるアーム50の正面図を示す。 ただし、図9は針棒3及び布押え体41が上死点位置のときの状態を、図10は布押え体41が下死点に至った状態を示す。 図11は前記ミシンヘッドの右側面図であり、針棒3及び布押え体41が下死点にある状態を示している。

    アームタイプのミシンにおいて、アーム50の前面には横方向にスライド可能な針棒ケース2が支持してある。 この針棒ケース2は先の第1実施例のものと同一であってよいため、説明を省略する。 アーム50の前面部における左右方向のほぼ中央部には上下の端部をアーム50に支持された第1基軸52が設けられており、さらに第1基軸52の片側(図面では右側)には同じく上下の端部をアーム50に支持されたもう一本の第2基軸55が前記第1基軸52と並行するように設けられている。 前記第1基軸52の軸上には針棒3を上下駆動させるための針棒昇降体51が上下動可能に設けてあり、この針棒昇降体51には第1基軸52の軸心回りに回動可能な針棒駆動部材53が針棒昇降体51とともに上下動するように設けてある。 また、針棒駆動部材53には、針棒抱き14の係合ピン14aと係合可能な係合凹部53aが形成してある。 一方、第2基軸55の軸上には上下動可能に支承部材54が設けてあり、この支承部材54には布押え抱き31の係合ピン31aを支承する支承片56が固定してある。

    前記針棒昇降体51及び前記支承部材54は、図11に示すミシン主軸57の回転駆動によって上下動されるようになっている。 また、前記針棒昇降体51及び前記支承部材54にはフォーク部51a、54aがそれぞれ形成してあり、針棒昇降体51のフォーク部51aは第2基軸55に係合して第1基軸52に対する針棒昇降体51の回転が規制され、支承部材54のフォーク部54aは第1基軸52に係合して第2基軸55に対する支承部材54の回転が規制されている。 これにより、前記針棒昇降体51及び前記支承部材54の上下動作が安定した状態に保たれるようになっている。 これらの駆動機構に関しては周知であるため、ここでのより詳しい説明については省略する。 また、前記針棒昇降体51及び前記支承部材54の動作、言い換えれば選択された針棒3及び布押え体41の動作に関しては前記第1実施例と同じであるため、これについても説明を省略する。

    上述したアームタイプのミシンにおいて、下死点に位置した布押え体41の浮き上がりを確実に防止する規制部材について説明する。 支承部材54の前面(ミシン前面側)には所定角度をつけられて形成された例えば板状部材からなる押えレバー58が揺動可能に軸支してあり、該押えレバー58の先端部には押え片58aが図9において垂直方向に折り曲げ形成してある。 この押えレバー58の押え片58aは布押え体41が下死点に位置した際に、布押え抱き31の係合ピン31aを支承部材54の支承片56との間に上から押え付けて挟み込むことのできるよう形成されている。 針棒昇降体51のフォーク部51aの前面には例えば図示のようなクランク状に形成されたガイド溝59aを有する板状部材からなるガイド部材59が固定してあり、ガイド溝59aにはその一端が押えレバー58の略中間部に固定されたピン60が該ガイド溝59aに従って摺動可能に嵌挿してある。

    上記した押えレバー58の動作について説明する。 針棒昇降体51、支承部材54が上死点に位置している状態では、押えレバー58は図9に示すような「退避位置」に位置している。 この状態からミシン主軸57が回転駆動されて針棒昇降体51及び支承部材54が下降を始めると、支承部材54に軸支された押えレバー58及び一端が固定されたピン60が下降し始め、さらにガイド部材59も下降し始める。 ガイド部材59のガイド溝59aの下方部は真直ぐに形成されてなり、また、ピン60とガイド部材59はともに下降している(ただし、同じ速度ではなくガイド部材59の方が幾分速い)ため、下降を始めて暫くの間は押えレバー58が前記「退避位置」に保持された状態を保っている。 そして、下降が進みピン60がガイド溝59aの傾斜部分にくると、押えレバー58が反時計方向に揺動され始める。 このとき、布押え抱き31の係合ピン31aは、既に押えレバー58の押え片58aより下方に位置している(そうなるようにガイド溝59aの形状等が調整されている)。 これにより、下降する布押え抱き31の係合ピン31aが、揺動される押えレバー58の押え片58aと干渉することはない。 さらに下降が続き、支承部材54が下限位置まで下降されたときには、押えレバー58は図10に示す「作動位置」まで揺動されている。 すなわち、押えレバー58は、押え片58aが支承片56に接触している布押え抱き31の係合ピン31aの上面に当接する前記「作動位置」まで揺動される。 支承部材54以外の針棒昇降体51及びガイド部材59は更に下降を続けることにより、針棒3を図11に示す下死点まで下降する。 このとき、ピン60はガイド溝59aの上方部に形成された真直ぐな部分を摺動するので、押えレバー58は前記「作動位置」に保持された状態が保たれる。

    下降が終わり針棒昇降体51が下死点から上昇し始め、さらにその後に支承部材54が上昇し始めると、押えレバー58が前記「作動位置」から前記「退避位置」に向けて時計方向に揺動されるので、押え片58aは前記上昇にあわせて押え付けていた布押え抱き31の係合ピン31aから離れていくとともに、係合ピン31aの上下動経路から外れる。 これにより、布押え体41が針棒3とともに上昇し、また、上昇する布押え抱き31の係合ピン31aが押えレバー58の押え片58aと干渉することはない。

    上述したような各実施例によれば、布押え体41が下死点に位置したときには、押えレバー47、58の押え片47a、58aが布押え抱き31の係合ピン31aの上面に当接して支承片32、56との間に挟み込むことから、布押え体41が下死点に規制されて浮き上がりが防止される。 これにより、コイルバネ43の付勢力は針棒3の上下動によって布押え体41が一緒に上下動するだけの付勢力であってよく、従ってミシン主軸5、57に掛かる負荷トルクを軽減することができる。 また、押え片47a、58aによって下死点にある布押え体41を機械的に押え付けているため、その押え付ける力は一定であり被縫製物の押え付けが安定することとなる。 さらに、布押え体41はコイルバネ43によって針棒3とともに上下動するため、針棒3および布押え体41を一時的に停止させるには針棒3をジャンプさせるだけでよく、従ってジャンプ時の騒音が大きくなることもない。

    なお、上述した実施例においては押えレバー47、58を支承部材29、54の上下動によって揺動させる構成としたがこれに限らず、支承部材29、54の上下動にあわせて押えレバー47、58を揺動する専用の駆動源(例えばモータ)を設けるなど他の構成としてもよい。 また、押えレバー47、58の形状(乃至ガイド溝47b、59aの形状)は上述した実施例に示した形状に限らない。
    なお、上述した実施例では下死点に位置した布押え体41の浮き上がりを防止する規制部材として揺動される押えレバー47、58を用いる例を示したが、直動式のピンなど他の構成としてもよい。

    ミシン主軸を左右の向きに配置した形式の多頭多針ミシンにおける1つのミシンヘッドの左側面図である。

    図1に示したミシンヘッドの左側面断面図である。

    図1に示したミシンヘッドにおけるアームの正面図である。

    布押え抱きの一部を破断して表した拡大斜視図である。

    針棒及び支承部材の上下動の運動曲線を示したものである。

    布押え体が下死点に位置している状態のミシンヘッドの左側面図である。

    針棒及び布押え体が下死点に位置している状態のミシンヘッドの左側面図である。

    図6に示したミシンヘッドにおけるアームの正面図である。

    ミシン主軸を前後の向きに配置した形式のミシンのミシンヘッドにおけるアームの正面図であり、針棒及び布押え体が上死点に位置している状態を示す。

    ミシン主軸を前後の向きに配置した形式のミシンのミシンヘッドにおけるアームの正面図であり、布押え体が下死点に至った状態を示す。

    ミシン主軸を前後の向きに配置した形式のミシンにおけるミシンヘッドの右側面図である。

    従来知られた支承部材を備えたミシンにおいて布押え体が下死点に位置している状態を示す概略図であり、図12(a)は布押え体が下死点に至った直後を、図12(b)は針棒が下死点のときの状態を示す。

    符号の説明

    1(50)…アーム、2…針棒ケース、3…針棒、4…針板、5(57)…ミシン主軸、6…針棒駆動カム、7…ロッド、8…針棒駆動レバー、9…ピン、10…連結部材、11(51)…針棒昇降体、12…基針棒、13(53)…針棒駆動部材、13a(53a)…係合凹部、14…針棒抱き、14a(31a)…係合ピン、15…係合片、16…トーションスプリング、17(35)…ストッパ、18…支持軸、19…天秤レバー、20…カムフォロア、21…天秤駆動カム、21a…カム溝、22…天秤駆動レバー、23…コロ、24…天秤、25…ボス部、25a…嵌合溝、26…支承部材駆動カム、27…駆動レバー、28…カムフォロア、29(54)…支承部材、30…連結部材、31…布押え抱き、32(56)…支承片、33…針抱き、34…縫い針、36…バネ受け、37…針棒保持バネ、38(42)…クッション、39…止め部材、39a…垂下部、40(43)…コイルバネ、41…布押え体、41a…布押え部、41b…当接部、44…モータ、45…ジャンプレバー、46…ローラ、47(58)…押えレバー、47a(58a)…押え片、47b(59a)…ガイド溝、48(60)…ピン、49…ブラケット、51a(54a)…フォーク部、52…第1基軸、55…第2基軸、59…ガイド部材、H…ミシンヘッド、M…ミシンフレーム

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