How to suture edge to a minimum and equipment

申请号 JP2007544586 申请日 2005-12-05 公开(公告)号 JP2008522662A 公开(公告)日 2008-07-03
申请人 イーグル オタワ, エルエルシーEagle Ottawa, Llc; 发明人 キャサリン, エム. パターソン,;
摘要 縁を最小にするために容易に組み立て可能なミシン(10)は針板アセンブリ(30)と往復針(16)を含んでいる。 往復針は少なくとも2個の材料片を結合するための針板(16)の上方に支持される。 縫合ガイドは、針の直下で結合されている材料片を案内するため、往復針から結合材料から伸びている縁の縁長(1)に相当する所定の距離だけ横方向に離間している。 縫合ガイドと当接するスペーサーは縫合ガイドを縁長に相当する所定の距離だけ横方向に離間させる。
权利要求
  • 2つの材料片を結合するためのミシンにおいて;
    針板アセンブリと;
    前記針板アセンブリの上方に支持され、すくなくとも2つの材料片を共に結合するための往復針と;
    前記針の直下で結合されている前記材料片を案内するため、少なくとも2つの材料片の少なくとも1つから伸びている縁の所定の縁長に相当する所定の距離だけ前記往復針から横方向に離間している縫合ガイドと;
    前記縫合ガイドに当接し、前記所定の縁長に相当する前記所定の距離だけ前記縫合ガイドを横方向に離間させるスペーサーと;
    を具備していることを特徴とするミシン。
  • 前記スペーサーが前記縫合ガイドと相対的に動くことを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • 前記スペーサーが前記所定の縁長に相当する前記所定の距離だけ前記針から横方向に離間した磨耗表面を有し、前記磨耗表面は前記縫合ガイドを前記所定距離だけ横方向に離間するため前記縫合ガイドに当接することを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • 前記所定の距離が最高7mmであることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • 前記所定の距離が5mm以下であることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • 前記針板アセンブリが前記針の直下に配置された送り金を含み、前記スペーサーが前記材料を前記送り金に対して固定することを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • 前記スペーサーが前記針から少なくとも前記所定の距離に等価な距離まで横方向に伸びていることを特徴とする請求項6記載のミシン。
  • 前記針が前記開口部に受け入れられるように前記材料を前記針板アセンブリに対して固定するための、前記縫合ガイドから横方向に離間した外部足部を有することを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • 前記スペーサーが前記針を案内するための針ガイドであることを特徴とする請求項1記載のミシン。
  • ミシンが往復針と針の直下に物品を案内するための前記往復針から横方向に離間した横方向に調整可能な縫合ガイドとを有し、前記ミシンで縫われた物品に所定の縁長を有する縁を形成するため前記ミシンを組み立てる方法において、
    前記縫合ガイドに面する磨耗表面を有し、且つ前記針から前記縫合ガイドに向けて前記所定の縁長に相当する距離だけ横方向に離間したスペーサーを提供する工程と;
    前記縫合ガイドを前記スペーサー磨耗表面に当接させる工程と;
    前記針に対して前記スペーサー磨耗表面に当接する前記縫合ガイドを固定する工程と;
    を具備することを特徴とする方法。
  • 前記縫合ガイドが前記縫合ガイドを前記ミシンのベッド形成部に固定することにより前記針に対して固定されることを特徴とする請求項10記載の方法。
  • 前記スペーサーが針ガイドであることを特徴とする請求項10記載の方法。
  • 前記スペーサーは前記縫合ガイドを前記針から異なる距離に離間させる一群のスペーサーから選択されることを特徴とする請求項10記載の方法。
  • 2つの材料片を結合する方法において、
    第1材料片を第2材料片上に位置決めする工程と;
    前記第1材料片の端部を前記第2材料片の端部と整合させる工程と;
    前記縫合ガイドを、前記往復針により形成された継ぎ目と前記材料端部間に形成された縁の所望の縁長に等しい距離だけ、前記縫合ガイドを横方向に離間するスペーサーにより往復針から横方向に離間した縫合ガイドと係合させる工程と;
    前記継ぎ目から前記縁に伸びる縁を形成するため前記針を使用して前記第1及び前記第2材料片を共に縫合する工程と;
    を有することを特徴とする方法。
  • 細長い第3材料片の縦長端部を前記縁の少なくとも1つに固定する工程と;
    前記第1及び第2材料片の前記端部を前記第3材料片で被覆する工程と;
    前記第3材料片の対向縦長端部を前記第1及び第2材料片の一方に固定する工程と;
    を有することを特徴とする請求項14記載の方法。
  • 前記第3材料片の前記縦長端部の少なくとも1つが縫合により固定されることを特徴とする請求項15記載の方法。
  • 前記スペーサーが前記第1及び第2材料片を介して前記針を案内する針ガイドであることを特徴とする請求項14記載の方法。
  • 継ぎ目から前記材料の端部に伸びる縁を有する第1材料片と;
    前記継ぎ目から前記第2材料の端部に伸びている縁を有し、且つ前記縫い目に沿って前記第1材料片に固定されている第2材料片と;
    前記端部を被覆し、且つ前記縁の少なくとも一つに固定された第1縦長端部と前記第1及び第2材料片の一つに固定された第2縦長端部を有する第3材料片と;
    を具備することを特徴とする物品。
  • 前記縦長端部の少なくとも一つが縫合により固定されることを特徴とする請求項18記載の物品。
  • 前記第1縦長端部が前記縫い目に沿って前記縁の少なくとも一つに固定されることを特徴とする請求項18記載の物品。
  • 2つの材料片を結合するのに適するミシンとともに使用するためのキットにおいて、前記ミシンが針板アセンブリと、少なくとも2つの材料片を共通結合するための前記針板上に支持された往復針と、前記針直下で結合されている材料片を案内するための少なくとも2つの材料片の少なくとも一つから伸びている縁の所定の縁長に相当する所定の距離だけ前記往復針から横方向に離間している縫合ガイドとを含み、さらに、
    異なる所定の縁長に相当する異なる所定距離を規定する少なくとも2つのスペーサーを具備し、使用時、前記スペーサーの一つが前記縫合ガイドに当接し、前記ガイドを前記スペーサーの前記一つにより規定される前記距離で横方向に離間させることを特徴とするキット。
  • 前記スペーサーの一つが5mm以下の所定の距離を規定することを特徴とする請求項21記載のキット。
  • 说明书全文

    関連出願の相互参照 本出願は2004年12月6日に出願された米国仮特許出願第60/633,716号の優先権の利益を主張する。

    連邦政府委託研究に関する申立て 適用なし

    本発明は裁縫に関し、特に、ミシン、物品を縫合するためのミシンの組み立て、縫製物品、及び縫製物品を製作するため2つ又はそれ以上の部品を縫うための方法に関する。

    複数の材料片はしばしば裁縫物品を形成するため共に縫合される。 例えば、自動車の皮製シート用のカバーは各皮革片の端部に沿って共に縫合される2つ又はそれ以上の皮革片より成る。 2つの皮革片間の継ぎ目は皮革片の分離を防止するために強でなければならず、車のシートカバーの例において、継ぎ目は消費者にとって装飾的でまたは心地良いものであるべきである。

    図1及び図2に示される既知の物品は車のシートカバー用の皮革のような2つの材料片を結合するため接合継ぎ目を使用している。 物品は皮革片の仕上げ表面が互いに面するように2つの皮革片を互いの上部に位置決めすることにより形成される。 2つの皮革片は継ぎ目と各皮革片の端部間の縁を形成するため皮革片の端部から内方向に離間した接合継ぎ目を縫合することにより結合される。 その後物品は皮革片の仕上げ表面が車の座席カバーの外表面を形成するため上方向に面するように平らに敷かれる。

    この特有な方法は長年使用されてきた。 皮革のような材料は高価であり、物品の縫合を簡単にするために縁が例えば7−10mmとしばしば大きくなる。 不都合なことに、縁は継ぎ目の近くの不体裁な膨らみを除けば仕上げ製品では見ることができず、多くの物品において、有益な目的に役立たない。 したがって、大きな縁は物品のコストを増加させる無駄な材料を構成する。 より小さい縁が求められる物品において、大きな縁はしばしば物品の縫合後に別の操作でより小さい縁長に切り落とされる。 縁から切断された材料は廃棄物として捨てられ、この切断処理は物品のコストを更に増加させる追加の作業を要求する。

    ミシンは縫合ガイドを所望の縁長に調整することにより小さい縁を有する部品を形成するため具体的に構成できる。 縫合ガイドは針を塚する材料を案内するため縫合される材料と係合する。 任意の特定の縁長を与えるためミシン上の縫合ガイドを調整することは時間を消費する。 特に、往復針のような可動ミシン部品の近傍に縫合ガイドを調整する場合、縫合ガイドが適切に位置決めされ且つミシンの損傷を回避するのを保証するため縫合ガイドを適切に測定し且つ固定するために追加の配慮と時間を与えなければならない。

    さらに、ミシンの針により近い縫合ガイドを動かすことにより縫合ガイドとミシン部品間に小さい間隙を形成する。 縫合されている物品は7mm以上の縁を有する物品を形成するために構成されたミシンに比較して小間隙内でずり上がり且つミシンを絡ませる傾向がある。 したがって、小さい縁を要求する物品は典型的には縫合ガイドを使用せずに縫合され、オペレータは針に対して相対的に位置決めされた物品の端部を視覚的に維持しなければならない。 したがって、ミシンの使用者は小さい縁、即ち、7mm以下の縁を有する物品を縫合することはより困難であることが解った。 したがって、縁を最小にする簡単な方法及び装置を求める要望が存在する。

    本発明は最少の縁を有する2つの材料片を結合するための方法及び装置を提供する。 本装置は針板と往復針を含むミシンである。 往復針は少なくとも2つの材料片を共に結合するための針板の上方で支持される。 縫合ガイドは針の直下で結合されている材料片を案内するため接合材料から伸びる縁の縁長に相当する所定の距離だけ往復針から横方向に離間される。 縫合ガイドに当接するスペーサーは縫合ガイドを縁の縁長に相当する所定の距離で横方向に離間している。

    本発明の全般的な目的は縁を最少にするミシンを提供することである。 この目的は縁の所望の縁長に相当する所定の距離で縫合ガイドを横方向に離間するためスペーサーに当接する縫合ガイドを提供することにより達成される。

    本発明の他の目的は所定の縁長を有する縁を有する物品を形成するためミシンをすばやく構成するための方法を提供することである。 この目的は調整可能な縫合ガイドを提供し且つスペーサーに当接するため縫合ガイドを調整することにより達成される。

    本発明のこれらの及び他の目的及び利点は以下の記載から明らかであろう。 以下の詳細な説明において、本発明の好ましい実施例が添付図面を参照して記載される。 これらの実施例は本発明の完全な範囲を示すものではない。 本発明は他の実施例で採用できる。 したがって、本発明の範囲を解釈するためには特許請求の範囲を参照すべきである。

    図1及び図2に示されるように、縫製物品1は互いに縫合された2枚の柔軟材料2及び3から形成される。 縫合縁4は各材料片2、3の端部5から端部5に実質的に平行に伸びている接合継ぎ目6への所定の縁長だけ内方向に伸びている。 好ましくは、接合継ぎ目6は、以下に示されるように、縫合縁4を最少にするために容易に組立てられる単一針型ミシン10を使用して縫合される。

    図3−図5を参照すると、本発明の好ましい実施例はDurkopp Adler America 社(ジョージア州、Norcross)から入手できる767 Durkopp Adler のようなまたは以下に記載されるような本発明を組み込むために変更されたConsew(ニューヨーク州、ニューヨーク)で入手できるミシンのような市販で入手できる単一針型ミシン10である。 ミシン10はベッド14の上方で支持された上部収容部12を有する。 この上部収容部12は上部収容部12から下方に伸びる本発明の押さ金アセンブリ20内に形成された開口部18を貫通する往復縫針(ミシン針)16を支持している。 往復針16は2枚の材料片2,3を貫通し、ベッド14内に取付られた針板アセンブリ30内に形成された開口部24内で往復動的に受止められる。 針16は糸を材料片2,3に通過させ、材料片2,3を接合する接合継ぎ目6を形成し、当技術で既知のように、物品の接合継ぎ目6から伸びる縁4を形成する。 有利なことには、各材料片2,3の端部5は針16の直下の材料片2,3を正確に案内する縫合ガイド40と接する。

    縫合ガイド40はベッド14に固定され、針16から縁長Lに等価な距離だけ横方向に離間され、針16直下を通過するように材料片2,3を案内するため材料片2,3の端部5と係合する。 縫合ガイド40は針板アセンブリ30の幅と所望の縁長Lに依存する針板アセンブリ30の近傍であり又はに及んでいる。 縫合ガイド40は材料片2,3の端部5と係合する垂直方向磨耗表面50を規定する磨耗プレート42を含んでいる。 磨耗表面50と針16間の側方距離は縁長Lを規定する。 磨耗プレート42は溶接によるような磨耗プレート44に固定された取付け板14によりベッド14に調整可能に固定される。

    取付け板44は針16から離間するように横方向に伸び、針16に対して磨耗表面50を固定するためベッド14に調整可能に取付られる。 好ましくは、取付け板44は取付け板44及び磨耗板42をベッド14に取外し可能に且つ調整可能に取付けるためベッド14に形成された取付け穴68にネジ止めする取付ネジを受けるための側方に伸びたスロット46を有する。 取付けネジ48は磨耗プレート42及び磨耗表面50を針16に対して固定するため取付け板44に対して締め付ける。 有利なことには、取付けネジ48を緩め、取付け板44が異なる縁長Lに調整するための針16に対して磨耗表面50を横方向に動かすベッド14に対して動かし且つ異なる長さの縁4を形成するのを可能にする。 調整可能な縫合ガイド40を提供することが好まれるが、もしミシン10が特定の縁長Lを有する縁4を有する材料片2,3を接合することのみを意図するのであれば、縫合ガイド40は本発明の範囲を逸脱することなく針16に対して永久的に固定できる。 更に、取付けプレート44に形成されたスロット46を貫通して伸び且つベッド14内に形成された取付け穴68をネジ止めする取付けネジ48を有する縫合ガイド40を調整可能に搭載することが開示されたが、クランプ、クリップ、他の機械的ファスナーを使用してベッド14に縫合ガイド40をクランプするような、磨耗表面50を針16に対して固定する他の方法が本発明の範囲を逸脱することなく使用可能である。

    針板アセンブリ30がベッド14に形成された開口部24に取付けられ、物品を針16の直下に支持する。 この針板アセンブリ30は針板32及び物品1を針16の直下に進める送り金34を含んでいる。 針板32は送り金34が伸びる開口部38を有する平表面36を有する。 送り金34は針16を越えて物品1を進めるため水平面36と開口部38上に位置決めされた物品1と係合する。 針16が材料片2,3内の連続した接合継ぎ目6を設けるため物品1から後退されるごとに、物品1は送り金34により進行方向に沿って進む。

    送り金34は針板32内の開口部38を貫通して上方に伸び、材料片2,3と係合する。 送り金34は押え金アセンブリ20に対して物品1を挟み、針16を越えて進行方向に物品1を引っ張る。 好ましくは、送り金34は物品1を針16を越えて引っ張るため下部材料片3と係合する歯又は滑り止め(図示せず)の列を含んでいる。

    押え金アセンブリ20は上部収容部12から下方に伸び且つ針16を越えて物品1を進めるため送り金34と協働する“ウオーキングフット”送り機構である。 当技術で既知のように、“ウオーキングフット”送り機構の押え金アセンブリ20は上部収容部12から下方に伸び且つ外部フット(足部)56と針ガイド22を針板アセンブリ30の上方に個別に支持する往復外部フットシャフト52と針ガイドシャフト54を含んでいる。 有利なことに、針ガイド22の幅は所望の縁長Lを有する縁4を有する物品1を縫合するためのミシン10をすばやくセットするように選択される。

    外部フット56は縫合ガイド40から針16から横方向に離間する方向に横方向に離間し、外部フット56を後方位置と前方位置間に往復動的に動かす外部フットシャフト52に取外し可能に取り付けられる。 好ましくは、外部フット56は物品1に係合する歯60の列を有する下部表面58を含み、外部フット56が物品1を物品の進行方向に引っ張るため物品の進行方向で後方位置から前方位置に移動するように物品1を針板アセンブリ30に対して固定する。 前方位置に到達すると、外部フット56は外部フットシャフト52により垂直に上昇し、外部フット56を物品1から解除し、外部フット56が物品1と係合するように降下されるどちらかの位置で外部フット56を後方位置に向かって後退させる。

    針ガイド22は針ガイドシャフト54に取外し可能に取り付けられ、外部フット56と縫合ガイド40間に挿入される。 縫合ガイド40に面する磨耗表面64は針ガイド22が針ガイドシャフト54により前方位置と後方位置間を移動するように縫合ガイド40と滑動可能に係合する。 針16と針ガイド磨耗表面64及び縫合ガイド磨耗表面50間の側方距離は縁長Lを規定する。

    針ガイド22を貫通して形成された開口部18は針16を往復動的に受け入れ、針16を物品1を突き抜けて針板開口部38に案内する。 好ましくは、針ガイド22は材料が針ガイド22と外部フット56と縫合ガイド40間に捕らえられるのを防止するように針16を案内するための開口部18を要求する外部フット56と縫合ガイド40間の空間を塞ぐ。 しかしながら、針ガイド22は、本発明の範囲を逸脱することなく、針ガイド22を貫いて開口部18の必要を除去する縫合ガイド40に向けて横方向に針16から伸ばすことができる。 もちろん、開口部18は、本発明の範囲を逸脱することなく、任意の形状の断面を有する貫通穴、または針ガイド22の端部に開くスロット等にできる。

    針ガイド22は物品1と係合する歯66の列を有する下部表面62を有し、針ガイド22が針16の直下の物品1を物品進行方向に引っ張るため物品進行方向で後方位置から前方位置へ移動するように物品1を針板アセンブリ30に対して固定する。 針ガイド22は物品1を物品進行方向に連続的に強制するため物品1を外部フット56と交互に係合させる。 上述のような“ウオーキングフット”送り機構が好まれるが、作動送り、針送り、牽引送り、ホイール送り等のような当技術で既知の任意の型の送り機構が本発明の範囲を逸脱することなく使用できる。

    ここで開示された実施例において、ミシン10は縫合ガイド40に面し且つ針16から縫合ガイド40に向かって針ガイドシャフトに対して所定の縁長Lに相当する距離だけ横方向に離間された磨耗表面64を有する針ガイド22を取り付けることにより所望の縁長Lを有する物品1を作るように組み立てられる。 縫合ガイド40は縫合ガイド磨耗表面50が針ガイド磨耗表面64に当接するまで針ガイド22に向けて横方向に動かされる。 一旦縫合ガイド40が針ガイド22に突き当たると、縫合ガイド40は縫合ガイド40をベッド14に固定するため取付けネジ48を取付け板44に締め付けることにより針16に対して相対的に固定される。

    有利なことに、縫合ガイド40を針ガイド22に当接することにより、縫合ガイド40は使用前の特定の縁長Lのためのミシン10の組み立てを簡単化する所望の縁長Lを規定する針16から所望の側方距離で確実に停止される。 さらに、縫合ガイド40を針ガイド22に当接するように位置決めすることにより、物品1がミシン10にずり上がり且つ絡まる縫合ガイド40と針ガイド22間の間隙を除去する。 さらに、もし縫合ガイド40が物品1又は不注意なこぶを掴むことにより所望な縁長設定から引き離されると、オペレータは、針16と縫合ガイド40間の距離を再測定することなく又はミシン10のリセットのため技術者を呼び出すことなく、縫合ガイド磨耗表面50が針ガイド磨耗表面64に当接するように縫合ガイド40を再調整することにより縫合ガイド40を所望の縁長Lにリセットできる。

    所望の縁長Lは物品1を形成する材料の厚みに依存する。 有利なことには、ミシン10はキット内の複数の針ガイド22を設けることが可能で、各針ガイド22は3mm、5mm及び7mmの縁長Lのような異なる所望の縁長Lに対応している。 針ガイド22は異なる所望の縁長Lを有する物品1を縫合するためのミシン10を組み立てるためにすばやく交換可能である。 縫合ガイド40を針ガイド22と接触させることにより縫合ガイド40を針16に対して横方向に離間させることが好まれるが、縫合ガイド40を所定の縁長Lに対応する所定の距離で確実に係合させる、外部フット56に固定され且つ針16を越えて縫合ガイド40方向に物品1上に伸びるブロックのような、任意のスペーサーが本発明の範囲から逸脱することなく使用できる。 したがって、もしミシン10が針ガイド22を必要としなければ、所望の縁長Lに相当する所定の距離で縫合ガイド40と確実に係合する任意のスペーサーが本発明の範囲を逸脱することなく使用できる。

    上記のミシン10は(本発明の譲受人に譲渡され、参照のために添付された)米国特許第6,792,883号に記載されているような二重針型ミシンを使用して形成された袋縫いを有する縫製物品を作るために使用できる接合継ぎ目6を有する物品1を縫製できる。

    図6及び図7に示されるように、上述の単一針型ミシン10により作られた接合継ぎ目6は二重針型ミシンの使用を必要としない強化継ぎ目を有する縫製物品100を制作するため細長いテープ124を使用して強化できる。 強化縫製物品100は互いに縫合された2つの平坦な柔軟材料片2,3で形成される。 テープ124は2つの材料片2,3間の接合継ぎ目6を強化するため縁4に対して且つ縁4上を縫合される。

    各材料片2,3は仕上げ表面126と非仕上げ表面128を有する。 非仕上げ表面128は接着剤のような当技術で知られた方法を使用して材料片2,3に固定された発泡剤のような裏当て材130を含むことが可能である。 材料片2,3は裏当て材付の又は無しの合成又は天然皮革、繊維等のような当技術で知られている任意の縫合可能な材料が可能である。 仕上げ及び非仕上げ表面を有する材料片2,3が開示されているが、材料片2,3は本発明の範囲から逸脱することなく2つの仕上げ又は非仕上げ表面を有しても良い。 さらに、2枚の材料片を結合することが開示されていても、2枚又はそれ以上の材料片が本発明の範囲を逸脱することなく接合できる。

    織布142により結合された縦長端部132,134を有する細長いテープ124は接合継ぎ目6に沿って伸びている。 縦長端部132の一方は一方の材料片3の縁4に固定され、他方の縦長端部134は他方の材料片2に固定され、2枚の材料片2,3間の接合継ぎ目6の引張力及び完全性を増すため織布142が材料片2,3の端部5をカバーしている。 テープ124は縫合、接着、リベット等の当技術で知られる方法を使用して材料片2,3に接合可能な当技術で知られた任意の型の材料である。 好ましくは、テープ124はナイロンで形成されるが、材料片2,3間の接合継ぎ目6を強化する当技術で知られた任意のテープ材料が本発明の範囲を逸脱することなく使用できる。

    テープ124は縫合、接着、溶接等の当技術で知られた方法を使用して一方の材料片3の縁4に及び他方の材料片2に固定できる。 もちろん、テープ124は接合継ぎ目6が労力と糸を最少にするために作られる場合、図7に示されるように、接合継ぎ目6により一方の材料片3の縁4に固定できる。 有利なことには、この物品100はもし飾り縫いをするため他の縦長端部134が他方の材料片2に縫合されると唯一の追加の可視継ぎ目8付の強化接合継ぎ目6を有し、もし他方の縦長端部134が接着又は溶接のような他の方法を使用して他方の材料片2に固定されると追加の可視継ぎ目無しの強化接合継ぎ目6を有する。

    縫製物品100は一方の材料片3を上に向いた仕上げ表面126を有する平坦表面を位置決めし且つ両材料片2,3の仕上げ表面126が互いに対面するように他方の材料片2を一方の材料片3上に位置決めすることにより製造できる。 互いに縫合される両材料片2,3の端部5は整合され、物品100が単一針型ミシン10の針16の直下を通過するように縫合ガイド40に当接させるために位置決めされる。 接合継ぎ目6は、単一針型ミシン10を使用して、端部に平行なラインに沿って且つ所望の縁長Lに等価な距離だけ内側に離間した針16により縫合される。 好ましくは、縫合ガイド40は廃材を避けるため材料厚に適切な3−7mmのような縁長Lを規定する針ガイド22と接するようにセットされる。

    一旦接合継ぎ目6が縫合されると、もし同じミシン10が使用されると、オペレータは、後述のように、テープ124を一方の材料片3の縁4に対して縫合するため針ガイド22から離間するように調整可能縫合ガイド40をすばやく且つ容易に滑動させることができる。 テープ124はテープ124の縦長端部132が一方の材料片3の縁4の一部を覆うようにテープ124を縁4上に位置決めすることにより物品100に固定される。 もちろん、テープ124はテープ124を材料片2,3に永久的に固定する場合テープ124の動きを回避するため接着剤、接着テープ等を使用して材料片2,3に一時的に固定できる。 テープ124は材料端部5上に折り返され、他方の縦長端部134は縫合、接着、溶接等により他方の材料片2に固定される。 もしテープ124を物品100に固定するために同じミシン10が使用されると、オペレータは次の物品100で所望の縁長を持つ縁4を有する接合継ぎ目6を縫合するため縫合ガイド40を針ガイド22と当接する関係に後方に調節できる。 もちろん、大量稼動において、本発明の範囲を逸脱することなく、テープ124を物品100に縫合するために組み立てられた第2ミシン(図示せず)を使用できる。

    現在本発明の好ましい実施例と考慮されたものが示され且つ記載されたが、添付された特許請求の範囲により規定された本発明の範囲から逸脱することなく種々の変形及び改造が可能であることは当業者に自明であろう。 例えば、ベッドに形成されたスロット内に伸びる縫合ガイド磨耗板(プレート)は本発明の範囲を逸脱することなく溶接、機械的締付け具、リンケージ等により所望の縁長に相当する所望の側方距離で針ガイド磨耗表面に固定することができる。

    図1は従来技術の縫製物品の斜視図である。

    図2は図1のライン2−2に沿った断面図である。

    図3は本発明を内蔵するミシンの側面斜視図である。

    図4は図3のミシンの前面斜視図である。

    図5は図3のミシンの概略立面図である。

    図6は図3のミシンにより製作された縫製物品の斜視図である。

    図7は図6のライン7−7に沿った断面図である。

    符号の説明

    1 縫製物品 2、3 材料片 4 縁 5 端部 6 接合継ぎ目 10 ミシン 12 上部収容部 14 ベッド 16 針 20 押え金アセンブリ 24 開口部 30 針板アセンブリ 34 送り金 40 縫合ガイド 42 磨耗プレート(板)
    48 取付けネジ 50 磨耗表面 52 外部フットシャフト 56 外部フット(足部)

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