Two or more linking method and apparatus therefor of the article

申请号 JP50522994 申请日 1993-08-09 公开(公告)号 JPH08505328A 公开(公告)日 1996-06-11
申请人 アイ エヌ エム グルッペン アーベー; スティグ―ルネ イングベッソン; 发明人 スティグ―ルネ イングベッソン;
摘要 (57)【要約】 可撓性の細ロープ(10)を用いて、漁業網の一部といった2つ以上の物品を連結する連結方法。 細ロープは、物品の少なくとも一部に2回以上巻き付けられ、ノット(19)が形成される。 連結を強固にするために、ノットに機械手段(11、21)を作用させてノットに1000N以上の張 力 を生じさせる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1.2つ以上の物品(1、4、6)の少なくとも一部分に可撓性の細ロープ(1 0)を2回以上巻き付けてノット(9)を形成し、2つ以上の物品を連結する連結方法において、前記ノットに機械手段(11)を作用させ、ノットに1000 N以上の張力を生じさせることを特徴とする連結方法。 2. 請求項1に記載の方法において、前記細ロープ(10)は前記物品の周囲に手作業で巻き付けられ、前記機械手段は手で支えることができることを特徴とする連結方法。 3. 請求項1および2に記載の方法を実施する装置であって、使用時に、前記細ロープが巻き付けられた物品に対して静止する静止部材(15)と、この静止部材と関連し、細ロープを挟持しつつ細ロープを静止部材(15)に対して移動させ把持/移動手段(20、12、13)とを備える装置。 4. 請求項3に記載の装置において、前記静止部材であるロッド(15)は、その一端に、連結される物品の少なくとも1つに当接する当接部材(16)を備え、前記把持/移動手段は、前記ロッド(15)が通過するハウジング(12)と、このハウジングに設けられて、ノットを形成する細ロープの少なくとも一端を把持する把持手段(20)と、ロッドに沿ってハウジングを移動させる手段(1 3、14)とを備えることを特徴とする装置。 5. 請求項3に記載の装置において、前記静止部材であるハウジング(31)は、連結される物品の少なくとも1つに当接する当接部材(16)を有し、前記把持/移動手段(20)は、ハウジング(31)に回転可能に支持されることを特徴とする装置。 6. 請求項4または5に記載の装置において、前記当接部材(16)は、間隔をおいて隣接する一対の顎部(17)を備え、各顎部には、連結される物品の少なくとも1つの少なくとも一部を収容するU字形の開口(18)が形成されることを特徴とする装置。 7. 請求項4または6に記載の装置において、前記ハウジング(12)をロッド(15)に沿って移動させる手段は、ウォームギヤ機構(14)を備えることを特徴とする装置。 8. 請求項4または5に記載の装置において、前記ハウジングをロッドに沿って移動させる手段は、電気的、油圧的または空気的に駆動されることを特徴とする装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 2つ以上の物品の連結方法およびそのための装置技術分野 本発明は、可撓性の細ロープ(cord)を用いて2つ以上の物品を連結する連結方法およびこの方法を実施する装置に関する。 その細ロープは、物品の少なくとも一部分に2回以上巻きつけられてノットを形作る。 この方法は、特に、漁業でネット(網)を支持ロープおよびチェーンに縛りつける際に使用されるが、これに限定されるものではない。 背景技術 トロール(底引き網)漁業で使用されるトロール網は、複数の部分ネットを引き裂き縄(ripline)を介して繋ぎ合わせて構成される。 引き裂き縄の直径は、 その素材や用途に応じて通常10〜35mmに設定されるが、28mmのものがよく使用される。 部分ネットの端部では網縄が集められて縁が形成される。 この縁は、直径4mm程の編込み細ロープによって引き裂き縄に縛られる。 細ロープを縛る作業は、引き裂き縄に沿って所定間隔ごとに手作業で行われる。 まず、細ロープを案内針(dolly)に通し、連結箇所ごとに案内針を縁に隣接する編目にくぐらせつつ引き裂き縄の周囲に数十回巻きつける。 一巻きごとに細ロープをきつく引き締める。 巻かれた細ロープの下に案内針を突き通し、縛りを固め、作業を完了する。 トロール網の下側前縁部には、同様に、いわゆるボルスライン(bo lseline)が縛りつけられる。 このボルスラインには通常HLC13−8サイズの鋼製チェーンが縛りつけられる。 鋼製チェーンはトロール船の牽引ギヤに取り付けられる。 トロール網には足場綱(footrope)が設けられ、足場綱にロックホッパーギヤ(rockhopper gear)などのギヤが掛け金で留められる。 トロール網を組み立てるためには数百もの縛りつけが必要とされることから、 組立作業には大きな労働を要し、作業時間もかかる。 陸上でトロール網を組み立てることはできても、船上でなければ、トロール網をトロール船の牽引ギヤに取り付けることはできない。 また、海上でトロール網の一部を取り替える必要性も起こり得る。 漁業網のネットの一部やギヤを交換するには、縛り付けは迅速に解除されなければならない。 そのため、縛りつけに用いられる細ロープは刃物で切断可能なものでなければならず、ワイヤ(鋼線)などの類を使用することはできない。 米国特許第1181191号や第1072301号には、1本のホースにワイヤ製のホースクランプを取り付ける装置が開示される。 また、米国特許第420 2384号や第3254680号には自動ロック式のストラップが開示される。 いずれの装置も本発明が意図する方法には適さない。 発明の要旨 本発明は、可撓性の細ロープを用いて2つ以上の物品を連結する際に、従来の方法に比べ時間がかからず労働力も必要としない連結方法を提供することを目的とする。 本発明の方法は、物品の少なくとも一部分に2回以上巻きつけられてノットを形作る細ロープを用いる。 本発明によれば、ノットに機械手段を作用させて、1 000N以上の張力を生じさせることを特徴とする。 細ロープを物品の周囲に2回だけ巻き付ければよいので、案内針を使用する必要がなく、縛りつけ作業が従来方法の作業時間の何分の一かで完了する。 確実にノットを十分な固さで縛りつけるために、細ロープの一端に簡単に連結される機械装置によって、所定の張力まで細ロープを強く引き締める。 また、本発明は、上記方法での引張工程を実施する装置を提供することを目的とする。 本発明によれば、この装置は、使用時に、細ロープを巻き付ける物品に対して静止する静止部材と、その細ロープを挟持しながら静止部材に対して移動させる把持手段とを備える。 本発明に係る方法および装置のその他の効果的な態様は、各従属項に詳述される。 図面の簡単な説明 図1は、一般的なトロール網を構成する多数の部分ネットを示す図である。 図2は、従来方法を用いてボルスラインおよび鋼製チェーンに取り付けられた部分ネットの一部を示す図である。 図3は、本発明に係る方法を用いてボルスラインおよび鋼製チェーンに取り付けられた部分ネットの一部を示す図である。 図4は、本発明の方法に適したノットを示す図である。 図5は、本発明の方法を実施する第1装置の概略斜視図である。 図6は、図5の装置の使用時の状態を示す概略斜視図である。 図7は、本発明の方法を実施する第2装置の概略平面図である。 詳細な説明 図1は、編み目状ポリエチレン製ネットからなるホワイトフィッシュトロール社(Whitefishtrawl)の「ベーリング海」型トロール網の一部を示す。 図1にはトロール網の前部領域が図示される。 この部分ネットは2つの主要部、すなわち、下部ネット1と上部ネット2とを備える。 下部ネットおよび上部ネットは、引き裂き綱3を介して互いに隣接し合う縁部で結合される。 引き裂き綱3(2本が図示される)は約28mmカラットのロープ(28 mm karat rope)からなっている。 下部ネット1の前縁部5にはボルスライン4が取り付けられる。 このボルスライン4は、同様に、28mmカラットのロープでよい。 トロール漁業中にトロール網の前縁部5に重みをつけるために、ボルスライン4にはチェーン6が取り付けられる。 チェーン6はロックホッパーギヤ(図示せず)への取り付け具としても機能する。 符号7で示されるように、上部ネット2の前縁部には、直径約2 4mmのコンビネーションロープが設けられる。 多数の部分ネットによってトロール網全体が作り上げられることから、トロール網には数しれぬ程多くのロープが取り付けられることとなる。 摩耗や損傷によって任意の部分ネットを交換する必要がたびたび生じるため、これらロープはごく簡単に部分ネットから取り外される必要がある。 好ましくは、ロープとトロール網との縛り付けがナイフなどの刃物によって切り離される。 図2は、ロープを部分ネットに取り付ける際に従来から最もよく知られている連結方法を示す。 図2において、下部ネット1の前縁部5にはボルスライン4およびチェーン6が取り付けられる。 前縁部5では、網縄をより集めて縁が形成され、その縁が一定間隔の巻縛り7によってボルスライン4に固定される。 同様に、一定間隔の巻縛り8によってチェーン6がボルスライン4に連結される。 巻縛り7、8は、直径4mm程度の編込み細ロープを案内針に通し、所定位置ごとに、ネットの網目に案内針を通しつつボルスライン4に数十回巻き付ける。 一回巻き付けるたびに細ロープを強く引き締めて所定の縛り張力を維持しなければならない。 巻かれた細ロープの下を案内針をくぐらせて縛りを固めれば、作業は完了する。 図3は、図2と同様のネット部分を示しているが、本発明に従って、下部ネット1、ボルスライン4およびチェーン6間が縛り付けられている。 縛り9は、結合させる物品の少なくとも一部に、ある長さの細ロープ10(図4参照)を2回以上巻き付け、ノットを形成することによって作られる。 図面には、特に図4に明示されるように、いわゆるクローブヒッチ(clove hitch)と呼ばれるノットが示されるが、その他のノット(結び方)を用いてもよい。 従来方法における細ロープに比較して、本発明の方法では、いくぶん太めの細ロープ、例えば直径1 4mmの細ロープを使用してノットを形成する。 本発明によれば、細ロープを巻き付けてノットを作った後、機械手段を作用させて、少なくとも数百ニュートンの張力をノットに生じさせる。 この張力は、通常1500〜5000Nであるが、1000〜50000Nであればよい。 船上での縛りつけ作業を容易にするために、ノットに張力を生じさせる機械手段が携帯可能であって手で持てることが望ましい。 図5〜図7は、本発明の方法を実施するために適した装置を示す。 図5および図6において参照符号11によって示される装置は、手で支えられる円筒形のハウジング12を有する。 ハウジング1 2の一端にはモータ13が内蔵される。 このモータ13は電気駆動、油圧駆動、 空気駆動のいずれでもよい。 モータ13は、ハウジング12内部のウォームギヤ機構14を駆動する。 このウォームギヤ機構14はモータの回転を縦長ロッド1 5の進退移動に変換する。 このような構成によれば、初期位置では縦長ロッド1 5はほぼ完全にハウジング12内に収容される。 モータ13が作動して第1方向に回転すると、図6に示すように、モータ13から離れる方向にハウジング12 から縦長ロッド15が延びる。 モータの回転が反転すると、縦長ロッド15は初期位置へと戻る。 ロッド15がハウジング12からの伸びる量、言い換えれば本装置のストロークは使用目的に応じて異なる。 ただし、100〜300mmであることが望ましい。 モータ13から遠い縦長ロッド15の先端には、参照符号16で示される当接部材が設けられる。 この当接部材16は、溶接やボルト留めといった任意の適切な方法で縦長ロッド15に固定される。 ボルト止めの場合、ボルトは当接部材を貫通し、縦長ロッド15の先端に設けられた雌ねじ穴にねじ込まれる。 しかしながら、当接部材16はその交換を容易にするために取り外し可能であるのが好ましい。 当接部材16は、間隔dをおいた一対の顎部17を備える。 各顎部17には幅wおよび深さlのU字形の開口18が形成される。 間隔d、幅w、深さlの値はこの装置の適用分野に基づいて決定される。 例えば漁業に適用される場合、 図3に示すように、トロール網、ボルスラインおよびチェーン間の縛りを固くするためにこの装置が使用され、間隔dは30〜60mmの範囲、幅wは35〜6 5mmの範囲、深さlは45〜75mmの範囲で適切に選択される。 顎部17の間隔dは、当接部材16の下側よりも上側で大きくとるのが効果的である。 異なる大きさの当接部材16を選択的に装置11に取り付けることも、もちろん可能である。 ハウジング12において、縦長ロッド15が突き出る端部近傍には、把持手段20が設けられる。 この把持手段20は、例えば、互いに近づくように弾性的に付勢された一対の対向する把持部材21を備える。 把持手段20は、例えば図4 に示したノットを形成する細ロープ10の少なくとも一端を挟持する。 その他、 把持手段20として、前方に傾いた釘(capped peg)でもよく、この場合釘のまわりに細ロープ10の2つの端部を巻き付ける。 作業時には、結合すべき物品に細ロープ10を少なくとも2回に巻き付けてノットを作る。 続いて、結合すべき物品のうち1以上に縦長ロッド15先端の当接部材16を物品に当てて、一対の顎部17の開口18に少なくとも1つの物品の少なくとも一部をはめ込む。 細ロープ10の一端、好ましくは両端を把持手段2 0に差し込む。 モータ13を作動させると、図6に示すように、ハウジング12 とこれに固定された把持手段20とがともにノットから離れ、細ロープ10に張力を生起させる。 ノットが適度に張られると、ノットと把持手段20との間で細ロープ10が切断される。 図7において参照符号30によって示される装置は、ほぼY字形のハウジング31を有する。 ハウジング31の一方の枝部には、図5および図6に示す実施例と同様の当接部材16が固定される。 当接部材16と相反する他の枝部にはハンドル32が取り付けられる。 ハウジング31にはモータ13が配設され、モータ13のスピンドル33がハウジング31から突出し、当接部材16とハンドル3 2とを結ぶ仮想軸に直交するように延びる。 把持手段20はスピンドル33に設けられ、スピンドル33とともに回転する。 把持手段20は分割プーリ34を有し、プーリ34の2つの半体は互いに近づき合って、それらの間に存在するものを挟み込む。 本実施例では、細ロープ10の2つの端部がそれらの間に挟まれる。 図7に示す装置を作用させるには、まず、結合すべき物品に細ロープ10を少なくとも2回巻き付けてノットを作る。 続いて、結合すべき物品のうち1以上にハウジング31の当接部材16を当てて、一対の顎部17の開口18に少なくとも1つの物品の少なくとも一部をはめ込む。 細ロープ10の一端または両端を把持手段20に挟み込む。 モータ13が作動すると、把持手段20が回転して細ロープ10に張力を生じさせる。 ノットが適度に張られたら、ノットと把持手段2 0との間で細ロープ10を切断する。 本発明は、上述され図示された形態に限定されるものではなく、添付の請求項の範囲内で変形することができる。 例えば、本発明を漁業に関連して述べてきたが、縛りによる結合が必要とされる多様な分野に応用が効く。 また、電動モータの代わりに機械作動の歯車を用いてもよい。

    【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年9月27日【補正内容】 (補正後の請求の範囲の翻訳文) 請求の範囲1.2つ以上の物品(1、4、6)の少なくとも一部分に可撓性の細ロープ(1 0)を2回以上巻き付けてノット(9)を形成し、2つ以上の物品を連結する連結方法において、前記ノットに機械手段(11)を作用させ、ノットに1000 N以上の張力を生じさせることを特徴とする連結方法。 2. 請求項1に記載の方法において、前記細ロープ(10)は前記物品の周囲に手作業で巻き付けられ、前記機械手段は手で支えることができることを特徴とする連結方法。 3. 請求項1および2に記載の方法を実施する装置であって、使用時に、前記細ロープが巻き付けられた物品に対して静止する静止部材(15)と、静止部材( 15)と関連し、細ロープを挟持しつつ細ロープを静止部材に対して移動させる把持/移動手段(20、12、13)とを備え、前記静止部材(15)には、連結される物品の少なくとも1つに当接する当接部材(16)が設けられる装置。 4. 請求項3に記載の装置において、前記静止部材は一端に当接部材(16)を有するロッド(15)であり、前記把持/移動手段は、前記ロッド(15)が通過するハウジング(12)と、このハウジングに設けられて、ノットを形成する細ロープの少なくとも一端を把持する把持手段(20)と、ロッドに沿ってハウジングを移動させる手段(13、14)とを備えることを特徴とする装置。 5. 請求項3に記載の装置において、前記静止部材は、前記当接部材(16)を有するハウジング(31)であり、前記把持/移動手段(20)は、ハウジング(31)に回転可能に支持されることを特徴とする装置。 6. 請求項4または5に記載の装置において、前記当接部材(16)は、間隔をおいて隣接する一対の顎部(17)を備え、各顎部には、連結される物品の少なくとも1つの少なくとも一部を収容するU字形の開口(18)が形成されることを特徴とする装置。 7. 請求項4または6に記載の装置において、前記ハウジング(12)をロッド(15)に沿って移動させる手段は、ウォームギヤ機構(14)を備えることを特徴とする装置。 8. 請求項4または5に記載の装置において、前記ハウジングをロッドに沿って移動させる手段は、電気的、油圧的または空気的に駆動されることを特徴とする装置。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN

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