And how to start the loom, the device

申请号 JP3112290 申请日 1990-02-09 公开(公告)号 JP2915951B2 公开(公告)日 1999-07-05
申请人 津田駒工業株式会社; 发明人 TAMURA ZENJI;
摘要
权利要求 (57)【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】インバータ装置を介して給電する織機モータを起動するに際し、起動時以降のインバータ装置の出力周波数を定格周波数に保持するとともに、起動直後から起動完了までは、インバータ装置の出力電圧を定格電圧より大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後、出力電圧を定格電圧にして発生トルクを定格値に切り換えることを特徴とする織機の起動方法。
  • 【請求項2】インバータ装置を介して給電する織機モータを起動するに際し、起動時以降のインバータ装置の出力周波数を定格周波数に保持するとともに、起動直後から起動完了までは、インバータ装置の電流制限値を大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、
    起動完了後、電流制限値を小さくして発生トルクを定格値に切り換えることを特徴とする織機の起動方法。
  • 【請求項3】電源と織機モータとの間に介装するインバータ装置と、該インバータ装置の出力電圧を設定する電圧パターン発生部とを備えてなり、前記インバータ装置は、起動時以降において出力周波数を定格周波数に保持し、前記電圧パターン発生部は、起動完了までは電圧設定値を大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了信号により電圧設定値を小さくして発生トルクを定格値に切り換えることを特徴とする織機の起動装置。
  • 【請求項4】電源と織機モータとの間に介装するインバータ装置と、該インバータ装置の出力電流を制限する電流制限設定部とを備えてなり、前記インバータ装置は、
    起動時以降において出力周波数を定格周波数に保持し、
    前記電流制限値設定部は、起動完了までは電流制限値を大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了信号により電流制限値を小さくして発生トルクを定格値に切り換えることを特徴とする織機の起動装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、接点回路による巻線接続替えを行なうことなく、起動時に織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後、それを定格値に減少させて織段の発生を有効に防止することができる織機の起動方法と、その装置に関する。

    従来技術 起動時において、織機モータの巻線接続をΔ(デルタ)接続とし、起動完了後、Y(スター)接続に切り換える織機の起動方法(いわゆる超起動方法)が知られている(特公昭60−50899号公報)。

    このものは、織機モータの発生トルクが小さいと、起動直後の筬打ちが弱いために織段が発生することに鑑み、起動時において、モータ巻線に定格の

    倍の電圧を印加して発生トルクを定格値より大きくし、


    起動完了後、これを定格値に減少させることにより、織段を有効に防止することができる。 なお、モータ巻線をΔ接続からY接続に変更するには、一般に、3個の独立のモータ巻線の一端を短絡するY接続用コンタクタと、


    モータ巻線をリング状に接続するΔ接続用コンタクタとを使用し、起動直後に後者を投入し、起動完了後に、後者を開放して前者を投入すればよい。

    発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、主回路にY接続用コンタクタとΔ接続用コンタクタとを挿入し、これらによるモータ巻線の接続替えが必要であるため、接点回路特有の諸問題が避けられなかった。 すなわち、接点の損耗、
    火花の発生等の他、接続替えの際に織機モータが無給電状態になる時間帯が生じるため、これに起因する新たな織段が発生するおそれがある。

    そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、インバータ装置を介して織機モータに給電し、インバータ装置の運転パラメータとしての電圧周波数比または電流制限値を適切に変更することによって、主回路中に接点回路を使用せず、また、無給電状態の時間帯を全く生じさせることなく超起動を実現することができる織機の起動方法と、その装置を提供することにある。

    課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1発明の構成は、インバータ装置を介して給電する織機モータを起動するに際し、起動時以降のインバータ装置の出力周波数を定格周波数に保持するとともに、起動直後から起動完了までは、インバータ装置の出力電圧を定格電圧より大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後、出力電圧を定格電圧にして発生トルクを定格値に切り換えることをその要旨とする。

    第2発明の構成は、インバータ装置を介して給電する織機モータを起動するに際し、起動時以降のインバータ装置の出力周波数を定格周波数に保持するとともに、起動直後から起動完了までは、インバータ装置の電流制限値を大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後、電流制限値を小さくして発生トルクを定格値に切り換えることをその要旨とする。

    第3発明の構成は、電源と織機モータとの間に介装するインバータ装置と、インバータ装置の出力電圧を設定する電圧パターン発生部とを備えてなり、インバータ装置は、起動時以降において出力周波数を定格周波数に保持し、電圧パターン発生部は、起動完了までは電圧設定値を大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了信号により電圧設定値を小さくして発生トルクを定格値に切り換えることをその要旨とする。

    第4発明の構成は、電源と織機モータとの間に介装するインバータ装置と、インバータ装置の出力電流を制限する電流制限値設定部とを備えてなり、インバータ装置は、起動時以降において出力周波数を定格周波数に保持し、電流制限値設定部は、起動完了までは電流制限値を大きくして織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了信号により電流制限値を小さくして発生トルクを定格値に切り換えることをその要旨とする。

    作用 かかる第1発明の構成によるときは、織機モータを起動する際のインバータ装置は、起動時以降の出力周波数を定格周波数に保持して出力電圧を定格電圧より大きくすることにより、織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後、出力電圧を定格電圧にして発生トルクを定格値にすることにより、超起動を容易に実現することができる。 インバータ装置の出力周波数を定格周波数にして出力電圧を定格電圧より大きくすれば、電圧周波数比が大きくなり、織機モータの発生トルクを大きくすることができるからである。

    第2発明の構成によるときは、インバータ装置は、起動時以降の出力周波数を定格周波数に保持して電流制限値を大きくすることにより、織機モータの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後、電流制限値を小さくして発生トルクを定格値にすることにより、第1発明と同様に超起動を実現することができる。

    第3発明の構成によれば、インバータ装置に電圧パターン発生部を組み合わせることにより、第1発明を容易に実施することができる。 電圧パターン発生部は、電圧設定値を介し、インバータ装置の出力電圧を任意に設定することができるからである。

    第4発明の構成によれば、インバータ装置に電流制限値設定部を組み合わせ、第2発明を実施することができる。 電流制限値設定部は、電流制限値を介し、インバータ装置の出力電流を任意に制限することができるからである。

    実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。

    織機の起動装置は、電源RSTと織機モータMとの間にインバータ装置10を介装してなる(第1図)。

    織機モータMは、端子符号UX、VY、WZを有する3巻線を有し、これらの巻線は、たとえばΔ接続された上、主コンタクタMCの接点を介してインバータ装置10に接続されている。

    インバータ装置10は、サイリスタ等のスイッチング素子からなる主回路部11の他に、周波数設定器Vfと、電圧パターン発生部12と、点弧制御部13とを備えている。 周波数設定器Vfの出力は、電圧パターン発生部12、点弧制御部13に分岐接続され、電圧パターン発生部12の出力は、点弧制御部13を介して主回路部11に接続されている。 また、電圧パターン発生部12には、外部からの起動完了信号S1として、タイマ接点TRaが接続されている。

    タイマ接点TRaは、たとえば主コンタクタMCに並列接続するタイマTRの常開接点を利用することができる(第2図)。 すなわち、電源RSTから補助トランスTを介して制御電源を作り、補助トランスTの二次側に、起動用スイッチSW1と直列に主コンタクタMCを接続する一方、
    主コンタクタMCの補助接点MCa、停止用スイッチSW2の直列回路を起動用スイッチSW1と並列に接続し、主コンタクタMCと並列にタイマTRを接続する。

    インバータ装置10の電圧パターン発生部12は、タイマ接点TRaの開閉状態によって決まる起動完了信号S1の有無により、インバータ装置10の出力の電圧周波数比(V/
    f)を定め、そのときの周波数設定器Vfの周波数設定値fに対応する電圧設定値Vを点弧制御部13に出力する。
    点弧制御部13は、電圧設定値Vと、周波数設定器Vfからの周波数設定値fとを入力し、インバータ装置10の出力電圧V、出力周波数fになるように主回路部11を点弧制御する。 そこで、織機モータMの定格電圧Vo、定格周波数foとし、周波数設定器Vfの周波数設定値f=foとして、電圧パターン発生部12は、起動完了信号S1がないときに電圧設定値V>Voを出力し、起動完了信号S1があるときに電圧設定値V=Voを出力するものとすれば、織機モータMは、起動完了信号S1の有無により、その発生トルクを定格値より大きくし、または定格値に等しくなるように切換え制御することができる。

    起動完了信号S1は、タイマTRの作動によって発生し、
    タイマTRは、起動用スイッチSW1を操作して主コンタクタMCを投入してから所定の時間遅れの後に作動する(第2図)。 そこで、タイマTRの時間遅れを織機モータMの起動時間以上に設定することにより、インバータ装置10
    は、織機モータMの起動直後から起動完了までは、出力電圧V>Vo、出力周波数f=foとなって織機モータMの発生トルクを定格値より大きくし、起動完了後は、出力電圧V=Voとなって発生トルクが定格値となるように、
    電圧周波数比を切り換えることができる。

    他の実施例 インバータ装置10に電流制限値設定部14を設け、これに起動完了信号S1を入力してもよい(第3図)。 電流制限値設定部14は、起動完了信号S1の有無により、異なる電流制限値Iを主回路部11に送出する。 そこで、主回路部11は、織機モータMの最大電流を電流制限値Iに応じて制限することができ、したがって、織機モータMの発生トルクを任意に切換え制御することができる。

    以上の各実施例において、電圧パターン発生部12、電流制限値設定部14は、起動完了信号S1を入力して、インバータ装置10の運転パラメータとしての電圧周波数比(V/f)、電流制限値Iを切り換える切換手段を形成する。 そこで、電圧パターン発生器12と点弧制御部13との間、または電流制限値設定部14と主回路部11との間にランプ信号発生器15を介装することができる(第4図、第5図)。

    ランプ信号発生器15は、時定数設定器15aに設定する設定時間tを使用し、電圧設定値V、電流制限値Iが変化するとき、設定時間tの間にそれらを最大値VH、IHから最小値VL、ILにまで直線的に漸減させ、電圧設定値V
    1、電流制限値I1として点弧制御部13、主回路部11に送出することができる。 したがって、インバータ装置10
    は、起動完了信号S1の有無により、電圧周波数比(V/
    f)または電流制限値Iをショックレスに切り換えることができる。 なお、ランプ信号発生器15、時定数設定器
    15aは、電圧設定値V、電流制限値Iを所定の設定時間tの間に最大値VH、IHから最小値VL、ILに直線的に変更するスムージング手段を形成するが、このものは、直線以外の任意の滑らかな曲線に沿って電圧設定値V、電流制限値Iを変化させてもよい。

    発明の効果 以上説明したように、この出願に係る第1発明によれば、織機モータに給電するインバータ装置の起動時以降の出力周波数を定格周波数に保持するとともに、起動直後から起動完了までは、出力電圧を定格電圧より大きくし、起動完了後、これを定格電圧にすることによって、
    主回路中に接点回路を全く使用する必要がないので、切換えの際に織機モータが無給電状態となる時間帯を生じる余地がなく、しかも、その他の接点回路特有の諸問題を一掃して、織段を防止するための超起動を簡単に実現することができるという優れた効果がある。

    第2発明によれば、起動時以降のインバータ装置の出力周波数を定格周波数に保持するとともに、電流制限値を切り換えることによって、第1発明と同様の優れた効果を実現することができる。

    第3発明、第4発明によれば、それぞれ第1発明、第2発明を容易に実施することができる。

    【図面の簡単な説明】

    第1図と第2図は実施例を示し、第1図は全体ブロック系統図、第2図は補助制御回路図である。 第3図ないし第5図は、それぞれ別の実施例を示す要部ブロック系統図である。 M…織機モータ RST…電源 S1…起動完了信号 V…電流設定値 I…電流制限値 10…インバータ装置 12…電圧パターン発生部 14…電流制限値設定部

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