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Process for producing a velvet ribbon having a pile on both sides, a ribbon loom for carrying out the method, and velvet ribbons thus produced

申请号 JP2008528309 申请日 2006-03-09 公开(公告)号 JP4870767B2 公开(公告)日 2012-02-08
申请人 テクスティルマ・アクチェンゲゼルシャフト; 发明人 ミュラー,マルティン;
摘要
权利要求
  • 両面にパイル(56、58)を有するベルベットリボンの製造方法において、上下に相互に離間された3つの布帛(8、10、12)がパイル糸(14)で相互に連結された3層織物を製織し、さらに、製織された前記3層織物の中間布帛(8)と第1布帛(10)との間のパイル糸(14)を第1切断装置(36、36a)で切断し、その後、 前記第1切断装置(36a)で切断した前記布帛(8、12)を、前記第1切断装置(36a)と並べて配置された第2切断装置(46a)に戻し、前記中間布帛(8)と第2布帛(12)との間のパイル糸(14)を 前記第2切断装置(46、46a)で切断することにより、前記中間布帛を両面ベルベットリボン(8)として得ることを特徴とするベルベットリボン製造方法。
  • 前記3層織物(8、10、12)をニードルリボン織機(2)で製織することを特徴とする請求項1記載のベルベットリボン製造方法。
  • 前記パイル糸(14)の切断を、リボン織機(2)で製織した直後に行うことを特徴とする請求項1または2記載のベルベットリボン製造方法。
  • 請求項1〜 のいずれか1項に記載の方法を実施するためのリボン織機 であって 、上下に相互に離間された3つの織成部(31)を有し、前記各織成部が、それぞれ1つの緯入れ部材と、前記各布帛を結合するパイル糸(14)を給糸するために3つの杼口(22、24、26)を開口させる共通の開口装置(16)とを備えており、前記織成部(31)の下流側には、前記中間布帛(8)と前記第1布帛(10、12)との間のパイル糸(14)を切断するための第1切断装置(36、36a)と、前記中間布帛(8)と前記第2布帛(12、10)との間のパイル糸(14)を切断するための第2切断装置(46、46a)が設けられている ものにおいて、
    前記第1切断装置(36a)と前記第2切断装置(46a)とが並べて配置され、前記第1切断装置(36a)には、前記布帛(8、10)を前記第2切断装置(46a)に戻すための方向転換手段(78、80、82、84、86)が付設されていることを特徴とするリボン織機。
  • 前記各切断装置(36、36a、46、46a)には、それぞれ布帛(8、10、12)用のガイド(4、6、72、74、90、92)が配設されており、前記各ガイドが高さおよび/または相互距離を調整可能であることを特徴とする請求項 記載のリボン織機。
  • 前記各切断装置(36a、46a)に共通の1つの切断部材(66)が設けられていることを特徴とする請求項 記載のリボン織機。
  • 前記切断部材(66)が切断刃で構成され、該切断刃に往復駆動装置(68)が付設されていることを特徴とする請求項 記載のリボン織機。
  • 前記切断部材が循環式切断ベルトで構成されていることを特徴とする請求項 記載のリボン織機。
  • 前記切断装置(36、46、36a、46a)の前記切断部材(40、50、66)に研磨装置が付設されていることを特徴とする請求項 のいずれか1項に記載のリボン織機。
  • 切断した布帛(10、12)を排出するための排出装置(42、46、42a、46a)が前記各切断装置(36、46、36a、46a)に付設されていることを特徴とする請求項4〜 のいずれか1項に記載のリボン織機。
  • 上下に配置された3つの緯入れ針を有するニードルリボン織機として構成されていることを特徴とする請求項 記載のリボン織機。
  • 両面にパイル(56、58)を有するベルベットリボンにおいて、請求項1〜 のいずれか1項に記載の方法に従って製造されたことを特徴とするベルベットリボン。
  • 請求項5〜 11のいずれか1項に記載のリボン織機 製造されたことを特徴とするベルベットリボン。
  • 说明书全文

    本発明は、両面にパイルを有するベルベットリボンを製造するための請求項1記載の方法、この方法を実施するための請求項記載のリボン織機、およびそれにより製造された請求項12、13記載のベルベットリボンに関する。

    スイス特許第554431号明細書により、シャトルレスのリボン織機を用い、上下に離間されかつ相互にパイル糸で連結された2つの布帛を製織するベルベットリボンの製造方法が公知である。 この方法によれば、それぞれの布帛の間の半分の距離でパイル糸を切断することによって、片面にパイルを有する2つのベルベットリボンが得られる。 しかし、前記明細書は、両面にパイルを有するベルベットリボンを製造する可能性を何ら指摘していない。

    本発明の課題は、両面ベルベットリボンを製造するための方法、およびこの方法を実施するためのリボン織機を明示し、この方法に従ってもしくはこのリボン織機で製造された両面ベルベットリボンを提供することにある。

    この課題は、本発明によれば、
    a)ベルベットリボンを製造するための請求項1記載の方法;
    b)この方法を実施するための請求項記載のリボン織機;
    c)請求項12もしくは13記載のベルベットリボン;
    によって解決される。

    上下に相互に離間された3つの布帛がパイル糸で相互に連結された3層織物を製織することによって、両面にパイル糸を有する中間布帛と、それぞれ片面にのみパイル糸を有する上側布帛および下側布帛とが得られる。 先ず、第1切断装置において中間布帛と第1布帛との間でパイル糸が切断され、次いで、 第1切断装置で切断した布帛を第2切断装置に戻し、第2切断装置において中間布帛と第2布帛との間でパイル糸が切断される。 こうして中間布帛が所望する両面ベルベットリボンを提供する一方、上側布帛と下側布帛は屑として排出される。

    種々の方法を製造に適用できる。 前記3層織物がニードルリボン織機で製造されることが特に有利である。 リボン織機と独立して3層織物を後加工することも想定される。 また 、リボン織機で製織された直後にパイル糸が切断されることが有利である。 その場合、前後に配置されて相互に独立した2つの切断装置でパイル糸を順次切断すること可能であるが、上記のように、第1、第2の切断装置を並べて配置し、第1切断装置で切断した布帛を第2切断装置に戻すことが有利である。 それにより切断装置の簡素化と顕著に短い装置構造が可能となる。

    リボンを製造するためのリボン織機は上下に相互に離間された3つの織成部を有し、前記各織成部が、それぞれ1つの緯入れ部材と、前記各布帛を結合するパイル糸を給糸するために3つの杼口を開口させる共通の開口装置とを備えている。 前記織成部の下流側には、前記中間布帛と前記第1布帛との間のパイル糸を切断するための第1切断装置と、前記中間布帛と前記第2布帛との間のパイル糸を切断するための第2切断装置が設けられている。

    パイル糸の特定のパイル高さでの厳密な切断を可能とするために切断装置にそれぞれ布帛用ガイドが配設され、これらのガイドが高さおよび/または相互距離を調整可能であることが有利である。

    リボン織機、すなわち、第1、第2切断装置が並べて配置され、布帛を第2切断装置に戻すための方向転換手段が第1切断装置に付設されているリボン織機が特に有利である。 それにより両方の切断装置に1つの共通する切断部材を付設することが可能になる。 この切断部材は往復駆動される切断刃として構成できる。 循環式切断ベルトとして構成された切断部材も可能である。 好適にはスイス特許第554431号明細書により知られている研磨装置が切断部材に付設される。

    好適には 、一般に屑として除去される切断布帛を排出する排出装置がそれぞれの切断装置に付設されている。

    種々のリボン織機が本方法を実施するのに適しているが上下に配置された3つの緯入れ針を有するニードルリボン織機が特に有利である。

    本発明方法または装置に従って製造された新規な両面ベルベットリボンは、新しい改善された応用を可能とする。

    以下、本発明の実施形態を概略図に基づいて詳細に説明する。

    図1に示される本発明の前提となるリボン織機2では、上案内板4と下案内板6との間で、中間布帛8、下側布帛10および上側布帛12が製造され、これらの布帛は布帛平面と交差する方向に延びるパイル糸14で相互に結合されている。 このため開口装置16では、経糸18は綜絖20によって、3つの杼口22、24、26が生じるように案内され、これらの杼口にそれぞれ緯糸28、30、32が挿入される。 各緯糸は、好ましくはリボン織機の図示しない緯針によって挿入される。 各緯針は、供給されるべき緯糸28、30、32に対応して上下3段に配置され、相互に連携して一斉に動作する。 各緯糸28、30、32は、筬34により、上下3段の織成部31に筬打ちされる。 概略的に示された調節装置33、35で案内板4、6の相互距離を変更することにより、各布帛8、10、12相互の距離、すなわちパイル糸14の高さを調整可能である。

    織成部31の下流側に設けられた第1切断装置36は、ガイド38と切断部材40とを有し、この切断部材は、中間布帛8と上側布帛12との間のパイル糸14aを切断する。 上側布帛12は、針ローラ44を有する排出装置42によって屑として排出される。 第1切断装置36の下流側に設けられた下側の第2切断装置46も同様にガイド48と切断部材50とを有している。 この切断部材は、中間布帛8と下側布帛10との間のパイル糸14bを切断する。 下側布帛10は、前記同様に針ローラ54を有する排出装置52によって屑として排出される。 残存する中間布帛8は両面パイル56、58を有し、排出装置60を介して排出される。 この排出装置も、製造されたベルベットリボン8を確実に排出するための針64を備えた針ローラ62を有することが好ましい。

    図2〜図4に示される本発明実施形態のリボン織機も、基本的には図1に示したリボン織機と同様に構成されており、同じ部品には同じ符号が付されている。 しかし、図1のリボン織機とは異なり、図2〜図4のリボン織機では、切断装置36a、46aが相互に独立して配置されるのではなく、並べて配置され、かつ、1つの共通する切断部材66を有している。 この切断部材は切断刃として構成され、駆動装置68によって往復駆動される。

    織成部31から送出される3層布帛8、10、12は、第1ガイド70の下流側の第1切断装置36aに供給される。 この切断装置は2つの案内板72、74を有している。 下案内板72は固定されているが、上案内板74は概略的に示された調節装置76によって下案内板72との距離を調整可能である。 第1切断装置36aで切り離された下側布帛10は、排出装置42aの針ローラ44aによって下方に排出される。

    中間布帛8および上側布帛12は、針ローラとして構成される第1方向転換ローラ78に横方向にずらして送れられる。 この方向転換ローラは、布帛を後方に方向転換させるとともに横方向にずらし、第1固定ガイド80を介して第2整列ガイド82に供給する。 この整列ガイドは、布帛が3層布帛8、10、12と平行に配向されるまで該布帛を方向転換させる。 布帛は、2つの方向転換ローラ84、86で折り返されて第2切断装置46aに送られる。 この切断装置も前記同様に下案内板88と上案内板90とを有し、案内板は概略的に示された調節装置92、94によって高さ位置および/または相互距離を調整可能である。 特に、第2切断装置46aの下案内板88は、第1切断装置の案内板72に対して、中間布帛8が両側で同じパイル高さを有するような高さに調整されねばならない。 それは、両方の切断装置36a、46aに共通の切断部材66が使用されるが、パイル高さを含む布帛の厚さが異なる理由による。 第2切断装置46aで上側布帛12が中間布帛8から分離され、上側布帛12は前記同様に屑として針ローラ54aを備えた排出装置52aにより除去される。 中間布帛8は、両面にパイル56、58を有する両面ベルベットリボンとして、前記同様の針ローラ62を備えた排出装置60によって排出される。

    この実施形態においては、方向転換装置の方向転換ローラ78と排出装置52aの針ローラ54aとが一体に構成されている。 同様に、排出装置42aの針ローラ44aは排出装置60aの針ローラ62aと一体である。

    各図に示された針ローラは、把持に優れた表面、例えば粗面化表面を有するか、または、ゴム被覆を備えた表面を有する別のローラに、いずれかまたはすべてを置換することができる。

    一般に屑として排出される上側布帛や下側布帛は、必要に応じて片面ベルベットリボンとして利用することもできる。

    両面ベルベットリボンを製造するためのリボン織機を示す側面図である。

    両面ベルベットリボンを製造するための

    本発明実施形態のリボン織機を示す平面図である。

    本発明実施形態のリボン織機を示す図2のIII‐III断面図である。

    本発明実施形態のリボン織機を示す図2のIV‐IV断面図である。

    2 リボン織機4 上案内板6 下案内板8 中間布帛10 下側布帛12 上側布帛14 パイル糸14a パイル糸14b パイル糸16 開口装置18 経糸20 綜絖22 杼口24 杼口26 杼口28 緯糸30 緯糸31 織成部32 緯糸33 調節装置34 筬35 調節装置36 第1切断装置36a 第1切断装置38 ガイド40 切断部材42 排出装置42a 排出装置44 針ローラ44a 針ローラ46 第2切断装置46a 第2切断装置48 ガイド50 切断部材52 排出装置52a 排出装置54 針ローラ54a 針ローラ56 パイル58 パイル60 排出装置62 針ローラ66 切断部材68 駆動装置70 ガイド72 下案内板74 上案内板76 調節装置78 方向転換ローラ80 固定ガイド82 整列ガイド84 方向転換ローラ86 方向転換ローラ88 下案内板90 上案内板92 調節装置94 調節装置

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