Manufacturing method and the loom of thermal cutting tape

申请号 JP50251293 申请日 1992-07-14 公开(公告)号 JP3562813B2 公开(公告)日 2004-09-08
申请人 テキスティルマ,アクチェンゲゼルシャフト; 发明人 スパイヒ・フランシスコ;
摘要
权利要求
  • 可融布(6)を織成し、熱切断部材(46、46a、46b)で可融布(6)を切断してテープ(4)とし、テープ(4)を熱固定して行う熱切断テープ、特に柄入りテープの製造方法において、熱切断後、テープ(4)の熱固定前に、テープ(4)の熱切断した端縁(48、52)の切断面のかどを押圧又は振動作用を加えることにより、該テープ(4)の平面側に平滑に成形することを特徴とする熱切断テープの製造方法。
  • 前記テープ(4)の切断面(52、52a、52b)が、テープ(4)の平面に対して斜めに切断されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  • 成形の幅が切断面(48、52、52a、52b)の幅に相当することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  • 制御可能な給熱のもとで成形を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の方法。
  • ロール(56、58、70、72、90)、好ましくは相互に作用するロール対(56、58、70、72、90、26)で成形を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
  • ハンマー装置(102)で成形を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
  • 振動装置特に超音波振動装置(118)で成形を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の方法。
  • 織成布(6)のための織成装置と、布(6)を切断してテープ(4)とするための後置の熱切断装置(36)と、テープ(4)のための後続の熱固定装置(34)とを備えた請求項1ないし7のいずれか1つに記載の方法の実施のための織機において、熱切断装置(36)と熱固定装置(34)の間にテープ(4)の熱切断端縁(48、52)の成形のための装置(54、82、98、118)を有し、該熱切断端縁成形装置が、熱切断されたテープの切断面のかどを、該テープ(4)の平面側に平滑にする押圧装置又は振動装置を備えていることを特徴とする織機。
  • 前記布の平面に対して、該布の切断端縁が斜め切断面となる切断部材(46、46b)を備えた熱切断装置(36)を有することを特徴とする請求項8に記載の織機。
  • 成形装置(54、82、98)が制御可能なヒータ(59、73、96、116)を具備することを特徴とする請求項8又は9に記載の織機。
  • 成形装置(54、82)がロール(56、58、70、72、90、26)、好ましくはロール対(56、58、70、72、90、26)を具備することを特徴とする請求項8又は9に記載の織機。
  • 成形装置(98)がハンマー装置(102)を具備することを特徴とする請求項8又は9に記載の織機。
  • 成形装置(118)が超音波振動装置であることを特徴とする請求項8又は9に記載の織機。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は請求項1の上位概念に基づく熱切断した布、特に柄入りテープの製造方法及び請求項8の上位概念に基づく上記方法の実施のための織機に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    冒頭に挙げた種類の方法及び織機は、例えばWO−A−91/03592号及びEP−A−0389793号により様々なものが知られている。 これらの公知の方法及び織機においては、可融布がカッティングワイヤといて形成された加熱切断部材によって切断される。 切断過程で切断部に発生する溶融物は比較的硬く粗いこぶ又はかどを生じ、これが切断されたテープの外観と取扱いを阻害する。 EP−A−0389793号広報によれば、溶融縁を具備する布の縁端区域を端縁と平行な折り線に沿って折り返すことにより折り縁を形成し、その上で折り縁を当該の布条片の隣接面区域に平らに押し付け、接着してそこに固定することにより上記の欠点を回避しようとする。 この過程は比較的複雑である、切断した布にやはり比較的厚い縁端区域が生じる。
    【0003】
    切断縁のかどを平滑化するために、織物の熱切断縁に成形を加えることがGB−A−2139937号により知られている。 しかし切断され、加工された端縁は波形で、切断した布に美しい外観を与えない。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明の課題は、上述の欠点が回避される冒頭に挙げた種類の方法及び織機を提供することである。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    上記の課題は、
    −冒頭に挙げた方法においては請求項1の特徴により、
    −冒頭に挙げた織機においては請求項8の特徴により解決される。
    【0006】
    本方法は直線切断ばかりでなく曲線切断にも適用することができる。
    【0007】
    布の切断縁に成形及び後続の熱固定とを加えることによって、熱切断で発生する醜い邪魔なかどが切断布の縁端区域に完全に押し込まれ、きれいで滑らかな縁端区域が生じる。 切断布の起立する溶融縁を扁平に押圧することができるから、切断布の遙かに良好な柔軟性が得られ、切断面の溶融縁に割れ目が生じない。 切断布の未成形の縁端の有害な引っ掻き性が完全に取り除かれる。
    【0008】
    布の切断縁を自由に成形することができるので切断面の形状、切断縁の厚さと表面性状及び切断面の構造を必要に応じて変更し、調整することができる。 それによって切断布の全く新しい品質特徴及びそれと共に応用領域が生まれる。 切断布の縁端区域又は切断面を極めて多様に、例えば円形、曲線状、くさび形、帯状、薄手の形状等に成形することができる。 また切断面にレリーフ構造を設けることができる。
    【0009】
    また成形の際に熱を加えることが可能である。 それによって切断縁の波形起状の発生を抑制及び阻止する性質に関して切断布の切断縁の著しい改善が得られる。
    【0010】
    特にテープとりわけ柄入りラベルテープの製造においては、表側から見て基礎織物の色が均一、即ち切断部に混合色が見えないという別の利点が生まれる。 布の熱切断によって生じる肥厚部も成形によって除去され、また特に斜め切断をした場合は織物の裏側に切断部位を転移することができる。
    【0011】
    最後に本方法及び織機は熱切断装置に対する必要条件を大幅に低減することを可能にする。 なぜなら成形しない場合に必要となるような切断を正確に実施することは、もはや不要であるからである。 それによって一方では切断縁の強度が改善され、他方では切断部材の長い寿命が可能である。 にもかかわらず切断された布の最終品質は常に変わらず最適である。
    【0012】
    方法の有利な構成が請求項2ないし7に、織機の有利な構成が請求項9ないし13に記載されている。
    【0013】
    布平面との間に90゜のを作る垂直切断面を、切断した布の縁端に設けることもできる。 しかし布に斜め切断面を設けるという請求項2による構成がより好ましい。 これは遙かに大きな切断面をもたらし、切断面(斜面)を切断した布の裏側にずらせることができるから、表側からは切断面(斜面)が見えない。 請求項3により少なくとも切断面の幅に亘って成形するならば、特に良好な成形結果が得られる。 請求項4による制御可能な給熱によって一方では成形が、他方では変形した縁端区域が改善される。
    【0014】
    成形は種々の方法で行うことができる。 例えば請求項5によるロール又はロール対で成形することができる。 請求項6によるハンマー装置による成形も考えられる。 請求項7による振動装置による成形は、高い振動周波数により摩擦熱でテープ材料の内部加熱が生じるので、補助過熱を廃止することができるという利点をもたらす。
    【0015】
    【発明の実施の形態】
    図1は可融布6から熱切断布、特に柄入りテープ4を製造するための織機2を示す。 図1に示す織機は特に柄入りラベルテープの製造のために使用される。 このために織機は織成部8を有する。 ここでタテ糸10は開口装置12によりひ道14を形成する。 詳しく図示しないが、ヨコ糸16をこのひ道14に入れることができる。 ヨコ糸16はリード18によって布6のヨコ打ち縁20に打ち付けられる。 次に布6は布押さえ22を経て巻取り装置24へ送られる。 巻取り装置24は巻取りロール28と相互作用する変向ロール26を具備する。 布は巻取りロール28から別の変向ロール30、32へ、そして最後に詳しく図示しないクロスビームへ導かれる。 布のひずみを修正し、特に端縁区域を平滑にするために、巻取りロール28の出口側に熱固定装置34が配属される。
    【0016】
    布押さえ22と巻取り装置24との間にまず熱切断装置36が配設される。 熱切断装置36は、支え38に調整可能に固定されたホルダー40を具備する。 ホルダー40は支持アーム42、44を保持する。 支持アーム42、44の自由端は布6の走行方向と逆向きになっており、切断部材46を保持する。 例えば図2又は図3に基づいて切断部材46を形成することができる。 図2の切断部材46aは切断される布6平面、即ちテープ4の平面との間に90゜の角を作る垂直断面48をもたらす。 図3の切断部材46bはV形に配列された脚部50を有する。 脚部50は切断される布平面、即ちテープ平面との間に角度αをもって布に斜めの切断面を形成する。 この場合、角度αは90゜>α>0゜であり、角度αは45゜であることが好ましい。 こうして布平面との間に適当な角を作る斜め切断面52が生じる。
    【0017】
    熱切断装置36に成形装置54が後置される。 成形装置54と切断装置36が1つのユニットをなすように、成形装置54と熱切断装置36を組み合わせることが好ましい。 このためにホルダー40に固定アーム55aと旋回アーム55bが配設され、ばね57によって相互に予圧され、夫々ロール56、58を担持する。 一方のロールにヒータ59が配属される。 これらのロールは図4又は図5に従って形成することができる。
    【0018】
    図4によれば一方のロール56は円筒形外周面60を有し、他方のロール58は異形外周面62を有する。 異形外周面62は2個の円錐面(成形面)64を有し、図6に示すような斜め切断面52がこの成形装置54によって強く圧縮される。 このため当初テープ4の平面から突出していた、布を切断した際に生じたかど68が、図7aで明らかなようにテープ4の中に押し込められる。 また切断面52aが一層平滑になる。
    【0019】
    図5は2個のロール70、72の別の構造を示す。 その一方はヒータ73を具備し、夫々が異形外周面74を有する。 図7bで明らかなように、異形外周面74は成形の後に切断面52bに対して当該外周面74に対応する輪郭を与える。
    【0020】
    切断面52、52a、52bの成形は一方では切断部を固定し、しかも他方では切断部をきれいにする。 特に斜め切断面においては切断面の溶融区域が布6又はテープ4の裏側76へずらされるから、布6又はテープ4の表側78は切断面52、52a、52bによって事実上影響されない。 特に柄入りラベルテープの製造のための柄入り布の場合では、このことが特に重要である。 柄入りラベルテープでは布の裏側76の浮き柄糸80がしっかりと固定され、しかもこの固定された部位と特に溶融に起因する混色がテープ4の表側78からはみえなくなるのである。
    【0021】
    図8及び9は巻取り装置24と相互作用する別の成形装置82を示す。 成形装置82は布84の上に張出すホルダー86を具備する。 ホルダー86は旋回可能な張出し腕88にロール90を担持する。 ロール90は巻取り装置24の変向ロール26と相互作用する。 切断したテープ4が変向ロール26へ導かれる。 ロール90はばね94によって変向ロール26に予圧される。 またロール90を加熱し、成形を促進するためのヒータ96が設けられている。 ロール90はテープ4の切断縁92を形成する。
    【0022】
    図10及び11は同じく巻取り装置24の変向ロール26と相互作用する別の成形装置98を示す。 成形装置98は往復動するようにホルダー100に通されたハンマー102を具備する。 ハンマー102は回転する偏心輪106により連接棒104を介して駆動される。 詳しく図示しないが、偏心輪106はベルト伝動装置108を介して織機の駆動機構と連結される。
    【0023】
    ハンマー102は異形頭部110を具備する。 異形頭部110は変向ロール26の異形リング又はロール112と相互作用し、ハンマー102とリング112の間に通されるテープ4の切断縁114を成形する。 切断縁114の成形を促進するためにヒータ116が使用される。 場合によってはハンマーの打撃数を調整することによって成形を更に加減することができる。
    【0024】
    図12は突き棒120(超音波振動子)を備え、巻取り装置24の変向ロール26と相互作用する別の成形装置118を示す。 成形装置118は超音波振動方式で動作する。 突き棒120は例えば20ないし40kHzの高い振動周波数で切断テープ4に作用する。 この高い振動周波数によって切断テープ4の成形すべき切断縁に摩擦熱が生じるから、この成形装置を用いる場合は、補助加熱は不要である。 成形装置118は切断テープの切断縁の効果的な成形を可能にする。
    【図面の簡単な説明】
    本発明の実施例を、次に概略図面に基づいて詳述する。
    【図1】熱切断布の製造のための織機の縦切断図。
    【図2】垂直切断のための熱切断装置の切断部材の垂直断面図。
    【図3】斜め切断のための熱切断装置の切断部材の垂直断面図。
    【図4】異形ロールと平滑ロールを有する第1の成形装置の垂直断面図。
    【図5】2個の異形ロールを有する第2の成形装置の垂直断面図。
    【図6】斜め断面を有するテープの横断面図。
    【図7】切断面を成形した図6の切断布の垂直断面図。
    【図8】ロールが巻取り装置に配属された別の成形装置の垂直断面部分図。
    【図9】図8の成形装置のロールの正面図。
    【図10】ハンマー装置が巻取り装置に配属された別の成形装置の垂直断面部分図。
    【図11】図10の成形装置のハンマーの正面図。
    【図12】超音波振動装置が巻取り装置に配属された別の成形装置の垂直断面部分図。
    【符号の説明】
    2 織機4 テープ6 布8 織成部
    10 タテ糸
    12 開口装置
    14 ひ道
    16 ヨコ糸
    18 リード
    20 ヨコ打ち縁
    22 布押さえ
    24 巻取り装置
    26 変向ロール
    28 巻取りロール
    30 変向ロール
    32 変向ロール
    34 熱固定装置
    36 切断装置
    38 支え
    40 ホルダー
    42 支持アーム
    44 支持アーム
    46 切断部材
    46a 切断部材
    46b 切断部材
    48 切断面
    50 46bの脚部
    52 切断面
    52a 切断面
    52b 切断面
    54 成形装置
    52a アーム
    55b アーム
    56 ロール
    57 ばね
    58 ロール
    59 ヒータ
    60 円筒形外周面
    62 異形外周面
    64 円錐面
    68 かど
    70 ロール
    72 ロール
    73 ヒータ
    74 異形外周面
    76 裏側
    78 表側
    80 柄糸
    82 成形装置
    84 支え
    86 ホルダー
    88 張出し腕
    90 ロール
    92 切断縁
    94 ばね
    96 ヒータ
    98 成形装置
    100 ホルダー
    102 ハンマー
    104 連接棒
    106 偏心輪
    108 ベルト伝動装置
    110 頭部
    112 リング/ロール
    114 切断縁
    116 ヒータ
    118 成形装置
    120 突き棒

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