Traveling auxiliary fabric of vehicle

申请号 JP2001077198 申请日 2001-02-13 公开(公告)号 JP3730874B2 公开(公告)日 2006-01-05
申请人 日本フイルコン株式会社; 发明人 健仁 久慈; 伸治 大原; 康晃 松井;
摘要
权利要求
  • 芯織物を形成する経糸と芯織物を形成する緯糸を配置し、緯糸と経糸を織り合わせて形成した芯織物と、該芯織物を形成する経糸の上側に配置された上側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸及び/又は芯織物を形成する経糸の下側に配置された下側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸とを夫々織り合わせ、さらに凸部用経糸は芯織物を形成する1本又は複数本の緯糸とも織り合わせて織り合わせ部を形成した織組織による凸部を有する、車両の走行補助織物。
  • 芯織物を形成する経糸と芯織物を形成する緯糸を配置し、緯糸と経糸を織り合わせて形成した芯織物と、該芯織物を形成する経糸の上側に配置された上側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸及び/又は芯織物を形成する経糸の下側に配置された下側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸とを夫々織り合わせ、さらに凸部用経糸は芯織物を形成する1本又は複数本の緯糸とも織り合わせて織り合わせ部を形成し、上側凸部と下側凸部を芯織物を挾んで異なる位置にずらして配置した織組織による凸部を有する、請求項1に記載された車両の走行補助織物。
  • 凸部用経糸が芯織物を形成する経糸の上側または下側に配置された糸であって、上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方の緯糸と織り合わされた単層の経糸である、請求項1または2に記載された車両の走行補助織物。
  • 凸部用経糸が、芯織物を形成する経糸の上側と下側に配置された糸であって、上側の経糸は、芯織物の緯糸の上側に配置された上側の凸部用緯糸及び部分的に芯織物の緯糸と織り合わされる経糸であり、下側経糸は芯織物の経糸の下側に配置された下側緯糸及び部分的に芯織物の緯糸と織り合わされる糸である、請求項1または2に記載された車両の走行補助織物。
  • 複数本の凸部用経糸を上下に配置した凸部用経糸の最も外側に配置された経糸は夫々上側凸部用緯糸又は下側凸部用緯糸と及び芯織物と織り合わされる経糸とし、この経糸より内側に配置された経糸の少なくとも1本は上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方及び芯織物と織り合わされた経糸とした、請求項1または2に記載された車両の走行補助織物。
  • 複数本の凸部用経糸を上下に配置した凸部用経糸の最も外側に配置された経糸は夫々上側凸部用緯糸又は下側凸部用緯糸と織り合わされる経糸とし、この経糸より内側に配置された経糸は夫々上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の一方と織り合わされた、請求項1または2に記載された車両の走行補助織物。
  • 芯織物の上下に形成した凸部のほぼ中央部近辺で上下の凸部の経糸を芯織物の1本ないし複数本の緯糸と織り合わせて凸部の姿勢保持用織り合わせ部を設けた、請求項1ないし6のいずれか1項に記載された車両の走行補助織物。
  • 姿勢保持用織り合わせ部が凸部のほぼ中央部の複数本の経糸を芯織物の1本ないし複数本の緯糸と織り合わせてた姿勢保持用織り合わせ部である、請求項7に記載された車両の走行補助織物。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明はや砂、泥が存在したり、整地が十分に行われていない不整地における車両の走行の補助を行ったり、オーバーランした飛行機のリカバリー用や、島等にフォバークラフトで上陸する時の走行補助を行ったり、雪や砂、泥が存在したり、整地が十分に行われていない仮設道路や駐車場に配設して車両の走行の補助や、仮設のヘリポートとして飛行機の走行を補助する織物及び、逆に整地された道路等に配設して重い車両等の走行により道路などが痛められるのを防ぐ織物に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    車両が雪や砂、泥が存在する場所を走行する場合にはタイヤが砂等に嵌入したり、スリップし走行不能となる事態がしばしば発生する。 このような状態となると、タイヤを回転させても一層地面を掘り下げることになりさらに脱出が困難となる。 また重量の大きい車両や重い積荷を載せた車両は嵌入し易く脱出は一層困難である。 このような問題を解決することが強く求められている。
    このような事態が発生しないように、また発生した場合の脱出策として従来砂地等に鋼板やアルミ板を一時的に敷くことが行われてきた。 しかしながら金属板は重量が大きく取扱に大きな労を必要とし、また保管や持ち運びの問題から一枚の大きさには限度があり、これを走行道路に敷き詰めるのは多くの時間と労力を必要とした。
    このほかに、鋼鉄のロープを芯として構成されたゴム製のシートも使用されたが非常に重く取扱が難しい欠点があった。
    このほか合成樹脂繊維で製織した織物も使用されたが単純に経糸と緯糸を織り込んだ組織では平坦な構造であるためタイヤがスリップしたり織物が接地面で滑って所期の効果が得られなかった。 滑り止めのために織物やゴムシートに突起を配設することも提案されたが製造工数が係るだけでなく、使用中に突起が破壊したり外れることが多発し実用上問題が多すぎた。
    合成樹脂の糸を用いて凹凸のある織物を製織することも考えられたが織物の剛性や凹凸が十分な織組織がなく車両の脱出補助織物として必要とする所期の効果を奏する織物が得られなかった。
    【0003】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明は糸の織り合わせにより十分な剛性と滑り止めとして十分な効果を奏する凹凸形状を有する織組織であり軽量で取扱が簡単であって、短時間で目的の不整地に展開することができ巻き取って保管することができる車両の走行補助織物を提供するものである。
    【0004】
    【課題を解決するための手段】
    本発明は、
    「1. 芯織物を形成する経糸と芯織物を形成する緯糸を配置し、緯糸と経糸を織り合わせて形成した芯織物と、該芯織物を形成する経糸の上側に配置された上側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸及び/又は芯織物を形成する経糸の下側に配置された下側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸とを夫々織り合わせ、さらに凸部用経糸は芯織物を形成する1本又は複数本の緯糸とも織り合わせて織り合わせ部を形成した織組織による凸部を有する、車両の走行補助織物。
    2. 芯織物を形成する経糸と芯織物を形成する緯糸を配置し、緯糸と経糸を織り合わせて形成した芯織物と、該芯織物を形成する経糸の上側に配置された上側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸及び/又は芯織物を形成する経糸の下側に配置された下側凸部用経糸と芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸とを夫々織り合わせ、さらに凸部用経糸は芯織物を形成する1本又は複数本の緯糸とも織り合わせて織り合わせ部を形成し、上側凸部と下側凸部を芯織物を挾んで異なる位置にずらして配置した織組織による凸部を有する、1項に記載された車両の走行補助織物。
    3. 凸部用経糸が芯織物を形成する経糸の上側または下側に配置された糸であって、上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方の緯糸と織り合わされた単層の経糸である、1項または2項に記載された車両の走行補助織物。
    4. 凸部用経糸が、芯織物を形成する経糸の上側と下側に配置された糸であって、上側の経糸は、芯織物の緯糸の上側に配置された上側の凸部用緯糸及び部分的に芯織物の緯糸と織り合わされる経糸であり、下側経糸は芯織物の経糸の下側に配置された下側緯糸及び部分的に芯織物の緯糸と織り合わされる糸である、1項または2項に記載された車両の走行補助織物。
    5. 複数本の凸部用経糸を上下に配置した凸部用経糸の最も外側に配置された経糸は夫々上側凸部用緯糸又は下側凸部用緯糸と及び芯織物と織り合わされる経糸とし、この経糸より内側に配置された経糸の少なくとも1本は上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方及び芯織物と織り合わされた経糸とした、1項または2項に記載された車両の走行補助織物。
    6. 複数本の凸部用経糸を上下に配置した凸部用経糸の最も外側に配置された経糸は夫々上側凸部用緯糸又は下側凸部用緯糸と織り合わされる経糸とし、この経糸より内側に配置された経糸は夫々上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の一方と織り合わされた、1項または2項に記載された車両の走行補助織物。
    7. 芯織物の上下に形成した凸部のほぼ中央部近辺で上下の凸部の経糸を芯織物の1本ないし複数本の緯糸と織り合わせて凸部の姿勢保持用織り合わせ部を設けた、1項ないし6項のいずれか1項に記載された車両の走行補助織物。
    8. 姿勢保持用織り合わせ部が凸部のほぼ中央部の複数本の経糸を芯織物の1本ないし複数本の緯糸と織り合わせてた姿勢保持用織り合わせ部である、7項に記載された車両の走行補助織物。 」
    に関する。
    【0005】
    【発明の実施の形態】
    本発明の織物は、凸形状を織組織により形成したのでこれを付設した不整地等を車両が走行しても凸形状は外れたり破壊されることはなく、雪や砂、泥が存在する場所を走行してもタイヤがスリップしたり嵌入が発生せず、また凹凸形状の織物構造であるため、織物の凹凸が接地面に噛み込まれタイヤの回転によっても織物がずれたり飛び出すことがなく、クッション性のある織物となるため整地された道路等の保護用としても利用できる。
    そして、合成樹脂で製造した糸で製織した織物は地面の形状に合致し易くさらに保管時にはロール状に捲いてコンパクトに保管できる利点がある。 また使用時に織物に入り込んだ砂等も簡単に網目から抜けるので特に砂を払う必要もない。 軽く取扱が容易であることも大きな特徴である。
    【0006】
    この凸形状を有する織物を構成するために本発明では特殊な織物構造が採用されている。 織物組織は芯織物を織り成す芯織物用経糸と芯織物用緯糸、凸部用経糸、芯織物の上側に配置された上側凸部用緯糸、芯織物の上側に配置された下側凸部用緯糸、からなっており、凸部用経糸は上側凸部を形成する経糸と下側凸部を形成する経糸の二種類の経糸の場合と上側凸部と下側凸部を両方形成する一種類の経糸の場合がある。
    そして、凸部用経糸は部分的に芯織物用緯糸と織り合わされた織り合わせ部を形成し、ている。
    該織り合わせ部と織り合わせ部の間で凸部用経糸は芯織物の上側で上側凸部用緯糸と織り合わされて上側凸部を形成し、芯織物の下側で下側凸部用緯糸と織り合わされて下側凸部を形成し織物に凸形状を構成している。
    【0007】
    本発明の走行補助織物はこのように、芯織物と、芯織物の上下に凸部用経糸と凸部用緯糸で織り合わされた凸部が多数存在した多層構造の織物である。
    芯織物は織物の剛性を向上させる作用を奏するものであるが同時に凸形状形成の補助を行う効果もある。
    芯織物と凸部用経糸を織り合わせることにより芯織物も凸形状とすることができるが、特に芯織物を屈曲させて凸形状とする必要もなく平坦な芯織物に凸形状を構成してもよい。
    織物の芯部となる芯織物は織物強度の高いものが好ましく、特に芯織物用経糸が芯織物用緯糸の上側下側を交互に通る平織組織とするとよい。
    凸部用緯糸には芯織物の上側に配置された上側凸部用緯糸と、芯織物の下側に配置された下側凸部用緯糸があり、凸部用経糸が部分的に芯織物用緯糸と織り合わされた織り合わせ部間で凸部用経糸と凸部用緯糸が織り合わされている。 芯織物の上側にある織り合わせ部間では凸部用経糸が上側凸部用緯糸と織りなして上側凸部を形成し、芯織物の下側では下側凸部用緯糸と織りなして下側凸部を形成している。
    【0008】
    上述のように織り合わせ部間では凸部用経糸と凸部用緯糸の織り合わせによって上側凸部、下側凸部が形成されているが、この織り合わせ部間の凸部用経糸の組織は織物強度を向上させるためにも、芯織物同様平織組織とすると好ましい。 また本発明の織物は合成樹脂製の糸の織り合わせによって形成されているため、糸同士の交点で糸が滑りやすく、平織組織のように織り込み回数を多くすることで糸の滑りを減少させる効果もあるため、安定した織物とするためにも平織組織とするのが好ましい。
    また、凸部用経糸と芯織物用緯糸による織り合わせ部においても特に組織は限定されない。 凸部用経糸と芯織物用緯糸との織り合わせ部の芯織物用緯糸本数、織り合わせ部間で凸部用経糸が凸部用緯糸と織り合わされる凸部の凸部用緯糸本数についても、織物の製織性やその他の条件を考慮して決定すればよい。
    【0009】
    以上に述べたように本発明の織物は芯織物、凸部用経糸と一部の芯織物用緯糸が織り合わされた織り合わせ部、織り合わせ部間にある凸部用経糸と凸部用緯糸が織り合わされた凸部によって構成されている。 本発明ではさらに充分な織物凸部を形成するために上側凸部と下側凸部をずらして配置することが好ましい。 上側凸部と下側凸部をずらして配置することによって、芯織物自身を屈曲させ織物全体として充分な凸部を形成できる。 充分な凸部を形成する方法については以下に説明する。
    本発明の織物は芯織物をベースとして、凸部用経糸と芯織物用緯糸が部分的に織り合わされた織り合わせ部と、該織り合わせ部間に芯織物の上側で凸部用経糸と凸部用緯糸が織り合わされた上側凸部、そして芯織物の下側で凸部用経糸と下側凸部用緯糸が織り合わされた下側凸部を形成しており、凸部用経糸は張力を持って各緯糸と織り合わされているため織り合わせ部間では芯織物が縮もうとする方向に力が働く。 そのため織り合わせ部間にある芯織物は芯織物の上下のどちらかの方向に曲がろうとする。 そして芯織物の上側に上側凸部用経糸が上側凸部を形成する部分では、織り合わせ部間の芯織物も芯織物の上側に突出しやすく、芯織物の下側に下側凸部用経糸が下側凸部を形成する部分では織り合わせ部間の芯織物も芯織物の下側に突出しやすくなる。 そのため芯織物の上側に存在する上側凸部用経糸と凸部用緯糸の織り合わせ部分、及びその間に存在する芯織物は上側に突出し、芯織物の下側に存在する下側凸部用経糸と凸部用緯糸の織り合わせ部分、及びその間に存在する芯織物は下側に突出する。 これ等を組み合わせることで凸形状を有する織物とすることができる。
    【0010】
    上側凸部用経糸が芯織物用緯糸と織りなす織り合わせ部と、下側凸部用経糸が芯織物用緯糸と織りなす織り合わせ部をずらす場合と、同一位置に配置させる場合があるが、後者に示した上側凸部用経糸の上側織り合わせ部と下側凸部用経糸の下側織り合わせ部を、同じ芯織物用緯糸に織り合わせた配置とした場合、上側凸部と下側凸部が芯織物を挟んで対面して配置される構造となり凸部が十分形成されない場合が生ずる。
    前者の芯織物を挟んだ両側の凸部用経糸が織りなす織り合わせ部をずらして配置した場合では、上側凸部用経糸が芯織物用緯糸と織りなす織り合わせ部間に、芯織物を挟んで芯織物の下側から下側凸部用経糸が芯織物用緯糸と織りなす下側織り合わせ部が配置される。 また下側凸部用経糸が芯織物と織りなす織り合わせ部間に、芯織物を挟んで芯織物の上側から上側凸部用経糸が芯織物と織りなす上側織り合わせ部を配置する構造とする。 このような配置の組み合わせとすることで、上側凸部用経糸による織り合わせ部間の上側凸部は芯織物の下側から芯織物を下側織り合わせ部によって上側に押し上げ、上側凸部形成を助長する。 同様に、下側凸部用経糸による織り合わせ部間にある芯織物下側の下側凸部用経糸と下側凸部用緯糸の織り合わせ部分は、芯織物の上側から芯織物を上側織り合わせ部によって下側に押し下げ、下側凸部形成を助長する。 このような組織を繰り返すことで十分な凸形状が織物に付与される。 また、上側凸部と下側凸部を均一な突出するためには芯織物の上側にある上側凸部のちょうど中間位置に下側凸部用経糸と芯織物用緯糸との下側織り合わせ部を配置し、もう一方では織物の下側にある下側凸部のちょうど中間位置に上側凸部用経糸と芯織物用緯糸との上側織り合わせ部を配置するとよい。
    【0011】
    そして、織物の強度をさらに向上させ、織物組織を安定させるために複数層の上側凸部用経糸を配置してもよく、1本または複数層の上側凸部用経糸が上側織り合わせ部間で、特に凸部のほぼ中央部で上側凸部用緯糸と織り合わされている上側凸部用経糸の一部が芯織物を挟んでそれに対面する下側凸部用経糸が芯織物の緯糸と織り合わせた下側織り合わせ部で芯織物用緯糸と織り合わされた姿勢維持用織り合わせ部を形成した組織、そして1本または複数層の下側凸部用経糸が、下側織り合わせ部間で特に凸部のほぼ中央部で下側凸部用緯糸と織り合わされている下側凸部用経糸の一部が芯織物を挟んでそれに対面する上側凸部用経糸が芯織物と織り合わせた織り合わせ部で芯織物用緯糸と織り合わされた姿勢維持用織り合わせ部を形成した組織とするとよい。 このような組織とすることで織り合わせ部間にある凸部用経糸が芯織物に織り込まれる組織となるため、糸同士の交点であるナックルのずれが起こりにくく安定し、強度にも優れた凸形状の織物とすることができる。 この姿勢維持織り合わせ部では凸部経糸は芯織物の緯糸の1本〜数本と織り合わせれば充分で通常の芯織物の織り合わせ部のように多くの緯糸と織り合わせる必要はない。
    【0012】
    上側凸部用経糸と下側凸部用経糸の2つを用いなくとも1本の凸部用経糸によっても凹凸を形成することもできる。 その場合においては1本の凸部用経糸が上側凸部用緯糸と織り合わされて形成される上側凸部、続いて芯織物と織り合わされる織り合わせ部、そして芯織物を挟んで下側に下側凸部用緯糸と織り合わされて形成される下側凸部が配置される構造とすればよい。 この場合は上下の凸部の位置が自然にずれる効果もある。
    また、芯織物の上側にある上側凸部用緯糸のみと織り合わせた1種の凸部用経糸を単独で用いる方法もあり、これ等の織物においても充分な凸形状を有するため走行補助織物として有効である。
    この他にも上側凸部用経糸と下側凸部用経糸と、他の1本の凸部用経糸が上側凸部用緯糸と織り合わされて上側凸部を形成し、続いて芯織物と織り合わされて織り合わせ部を形成し、続いて芯織物を挟んで下側に下側凸部用緯糸と織り合わされて下側凸部を形成する凸部用経糸の3種の経糸を用いてもよい。
    【0013】
    この複数の凸部用経糸を組み合わせて形成された織物においてもまた、上側織り合わせ部間で上側凸部用経糸の一部が、芯織物用緯糸と織り合わされた姿勢維持織り合わせ部を有する組織、また下側織り合わせ部間で下側凸部用経糸の一部が、芯織物用緯糸と織り合わされた織り合わせ部を有する組織、また1本の凸部用経糸が上側凸部用緯糸と織り合わされて形成される上側凸部、続いて芯織物と織り合わされる織り合わせ部、続いて芯織物を挟んで下側で下側凸部用緯糸と織り合わされて形成される下側凸部が配置された構造の糸においても同様に、上側凸部用経糸と同じ芯織物用緯糸に姿勢維持織り合わせ部を配置し、下側凸部用経糸においても同じ芯織物用緯糸に姿勢維持織り合わせ部を配置することが安定性の面から好ましい。
    【0014】
    本発明に使用される糸としては特に限定されないが、使用場所が砂地や泥地等が多いため撚り合わせて形成された撚り糸よりも、単線のモノフィラメント使用することが好ましい。 また、糸の断面形状は円形だけでなく四形状や星型等の矩形状糸や楕円形状、中空等の糸が使用できる。 糸の材質についても自由に選択でき、ポリエステル、ナイロン、ポリフェニレンサルファイド、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロ、アラミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンナフタレート、ポリテトラフルオロエチレン等が使用できる。 勿論、共重合体やこれ等の材質に目的に応じて様々な物質をブレンドしたり含有させた糸を使用してもよい。
    本発明の織物は上述したように縦方向の糸だけでも芯織物用経糸、上側凸部を形成する上側凸部用経糸、下側凸部を形成する下側凸部用経糸、そしてそれ以外の凸部形成経糸が存在し、夫々に決まった組織で配置しているため、糸ごとに線形や種類を変えることもできる。 例えば、芯織物には強度向上のためにポリエステルのモノフィラメントを用いたり、凸部用経糸には耐摩耗性のあるポリアミドモノフィラメントを使用するなど織物の構造に応じて適宜変更することができる。
    【0015】
    【実施例】
    次に本発明を実施例を示して具体的に説明する。
    図1と図11は本発明の走行補助織物の断面図である。 図2は図1の織物の完全組織を、図12は図11の織物の完全組織を示した組成物である。 完全組織とは、織物組織の最小の繰り返し単位であって、この完全組織が上下左右につながって織物全体の組織が形成される。
    図1、図11の断面図では便宜上経糸1′から4′のみを図示したが、実際の完全組織は図2、図12に示すような経糸8本から構成されている。 図3から図10は図2の織物の経糸の断面図であり、図13から図20は図12の織物の経糸の断面図である。
    また、本実施例においては芯織物が直線上伸びているが、織物の凹凸に合わせて芯織物が屈曲して織物全体として凸形状をなした織物も含む。
    織組織において、芯織物用経糸及び凸部用経糸はダッシュを付したアラビア数字、例えば1′、2′、3′で示し、緯糸はアラビア数字、例えば1、2、3で示す。
    また、×印は経糸が緯糸の上に位置していることを示す。
    図3ないし図10は図2に示した本発明の実施例1の走行補助織物を構成する経方向の糸が緯糸と織り合わされている組織の断面図であり、図3と図7は芯織物用経糸が緯糸と織り合わされている組織の断面図で、図4、5、6、8、9、10は凸部用経糸が緯糸と織り合わされている断面図である。 図13ないし図20は図12に示した本発明の実施例2の走行補助織物を構成する経方向の糸の断面図であり、図13と図17は芯織物用経糸が緯糸と織り合わされている断面図であり、図14、15、16、18、19、20は凸部用経糸が緯糸と織り合わされ例る組織の断面図である。
    本発明の実施例において、1′、2′、3′、4′、5′、6′が経方向の糸でありそのうち、1′、4′が芯織物を形成する経糸であり、2′、3′、5′、6′は凸部用経糸である。 そして緯糸には、芯織物用緯糸と凸部用緯糸がある。
    【0016】
    実施例1
    図2の織物を構成する経糸は大きく分けて2つあり、1つは芯織物を形成する経糸で、もう一方は芯織物の上下で凸部を形成する経糸である。 凸部を形成する経糸についてはさらに3つの凸部用経糸に分けられる。 このように3つの凸部用経糸を用いて多層構造としたことで強度や剛性を向上させた。 図2においては経方向の糸は芯織物用経糸1′、5′、上側凸部用経糸2′、6′、凸部用経糸3′、7′、下側凸部用経糸4′、8′から構成されている。 芯織物用緯糸は1、4、7、10、12、14、15、16、18、20、23、26、29、32、35、37、39、40、41、43、45、48であり、凸部用緯糸は2、3、5、6、8、9、11、13、17、19、21、22、24、25、27、28、30、31、33、34、36、38、42、44、46、47、49、50である。
    図1は図2の組織を切断した断面を示し、経糸1は芯織物を構成し、芯織物用緯糸1、4、7、10、12、14、15、16、18、20、23、26、29、32、35、37、39、40、41、43、45、48と織り合わされている。 上側凸部用経糸2は上側凸部用緯糸3、6、9、11、13と織り合わされ、次いで芯織物の緯糸20、23、26、29、32と織り合わされて織り合わせ部を形成し、再び上側凸部用緯糸42、44、47、50と織り合わされている。 凸部用経糸3は、上側凸部用緯糸2、5、8、46、49と下側凸部用緯糸22、25、28、31、34の両方の凸部用緯糸及び芯織物の緯糸とも織り合わされており、下側凸部用経糸4は、下側凸部用緯糸17、19、21、24、27、30、33、36、38と芯織物の緯糸と織り合わされている。
    【0017】
    以下詳しく説明する。
    図3、図7では芯織物を形成する経糸が緯糸と織り合わされている断面組織を示している。 図3では芯織物用経糸1′が芯織物用緯糸1の下側、芯織物用緯糸4の上側…と続く平織組織の芯織物を示しており、図7では芯織物用経糸5′が芯織物用緯糸1の上側、芯織物用緯糸4の下側…と続く緯糸1本交互の平織組織である芯織物を示している。 このように本実施例においては、2本の芯織物用経糸1′、5′が配置されているが、芯織物用経糸を1本あるいは2本以上配置してもよく、その組織についても平織に限定されない。 しかし、芯織物は織物のベースとなる部分であるため強度や剛性、安定性の面から平織組織とすることが望ましい。
    【0018】
    図4、図8では上側凸部用経糸の断面組織を示している。 図4に示した凸部用経糸2′は、芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸と織り合わされており、さらに芯織物を形成する経糸の間で芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わされて凸部形成用織り合わせ部を形成している。 上側凸部用経糸2′は芯織物の上側に配置している上側凸部用緯糸と織り合わされているが、その織り合わせ組織については特に限定されない。 この実施例では上側凸部用緯糸のうち最表面に存在する凸部用緯糸と織り合わされており、凸部用緯糸42の下側、凸部用緯糸44の上側、凸部用緯糸47の下側、凸部用緯糸50の上側、凸部用緯糸3の下側、凸部用緯糸6の上側、凸部用緯糸9の下側、凸部用緯糸11の上側、凸部用緯糸13の下側を通る平織組織とした。 また、本発明の全ての凸部用経糸が凸部用緯糸と織り合わせる組織や織り合わせ緯糸本数についても特に限定されず、芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わせて形成される凸部形成用織り合わせ部の組織や織り合わせ緯糸本数についても特に限定されない。 製織性等に支障を来さない程度であれば適宜変更することができる。 組織においては平織組織とすることが強度や剛性の面で好ましいが、その他の組織としてもよい。 同様に図8に示した上側凸部用経糸6′においても、芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸と織り合わせた部分と、芯織物を形成する経糸の間で芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わされた凸部形成用織り合わせ部が存在している。 凸部用経糸6′は上側凸部用緯糸のうち最表面に存在する凸部用緯糸と織り合わされており、凸部用緯糸42の上側、凸部用緯糸44の下側、凸部用緯糸47の上側、凸部用緯糸50の下側、凸部用緯糸3の上側、凸部用緯糸6の下側、凸部用緯糸9の上側、凸部用緯糸11の下側、凸部用緯糸13の上側を通る平織組織とした。 上側凸部用経糸2′と上側凸部用経糸6′で異なる点は上側凸部用緯糸と織り合わせた部分の組織であって、同じ平織組織ではあるが絡み方の上下が逆転した平織組織となっている。 このように、織り合わせ部間の凸部用経糸と凸部用緯糸が織り合わされて凸部を形成する部部において、逆転した組織を有する2つの凸部用経糸を組み合わせて配置することで、安定した織物を構成することができる。
    【0019】
    図6と図10に下側凸部用経糸の断面組織を示した。 図6に示した下側凸部用経糸4′は、芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸と織り合わされており、さらに芯織物を形成する経糸の間で芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わされて織り合わせ部を形成している。 下側凸部用経糸4′は芯織物の下側に配置している下側凸部用緯糸と織り合わせているが、その織り合わせ組織については上側凸部用経糸同様に限定されない。 ここでは下側凸部用緯糸のうち最表面に存在する凸部用緯糸と織り合わされており、凸部用緯糸17の上側、凸部用緯糸19の下側、凸部用緯糸21の上側、凸部用緯糸24の下側、凸部用緯糸27の上側、凸部用緯糸30の下側、凸部用緯糸33の上側、凸部用緯糸36の下側、凸部用緯糸38の上側を通る平織組織とした。 また、凸部用経糸が芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わせて形成される織り合わせ部の組織や織り合わせ緯糸本数についても特に限定されない。
    同様に図10に示した下側凸部用経糸8′においても、芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸と織り合わせた部分と、芯織物を形成する経糸の間で芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わされた織り合わせ部が存在している。 凸部用経糸10′は下側凸部用緯糸のうち最表面に存在する凸部用緯糸と織り合わされており、凸部用緯糸17の下側、凸部用緯糸19の上側、凸部用緯糸21の下側、凸部用緯糸24の上側、凸部用緯糸27の下側、凸部用緯糸30の上側、凸部用緯糸33の下側、凸部用緯糸36の上側、凸部用緯糸38の下側を通る平織組織とした。 凸部用経糸4と凸部用経糸8′で異なる点は凸部用経糸が下側凸部用緯糸と織り合わせた部分の組織であって、同じ平織組織ではあるが絡み方の上下が逆転した平織組織となっている。 このように、織り合わせ部間の凸部用経糸と凸部用緯糸が織り合わされて凸部を形成する部分において逆転した組織を有する2つの凸部用経糸を組み合わせて配置することで、安定した織物を構成することができる。
    上側凸部を形成する上側凸部用経糸組織と下側凸部を形成する下側凸部用経糸組織の配置に関しては、上側凸部用経糸が上側凸部用緯糸と織り合わせている部分の下側に、下側凸部用経糸と芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わされて形成される織り合わせ部を配置した構造とすると充分な凸形状の織物とすることができる。 同様に下側凸部用経糸が下側凸部用緯糸と織り合わせている部分の上側に、上側凸部用経糸と芯織物と形成する複数本の緯糸と織り合わされて形成される織り合わせ部を配置すればよい。
    以上に述べた経糸1′、2′、4′、5′、6′、8′、のみで構成した織物でも充分機能することができるが、本実施例のように以下に述べる経糸3′、7′を含んだ多層の織物とするとさらに良好な剛性や強度を確保することができる。
    【0020】
    図5と9に芯織物を形成する経糸の上側と下側に配置し、上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方の緯糸と織り合わせた凸部用経糸の断面図を示した。 凸部用経糸3′、7′は経糸2′、4′、6′、8′の芯織物側の内側に配置しており、経糸2′、4′、6′、8′と織り合わせた以外の凸部用緯糸と織り合わされている。 この経糸は凸部の空間を埋め、凸部の陥没を防ぐ役目をすると共に織物の剛性や強度を向上させる働きがある。
    以上のように凸部用経糸のうち外側に配置された凸部用経糸は上側凸部用緯糸、または下側凸部用緯糸と織り合わされる構造とし、内側に配置された凸部用経糸は上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方と織り合わされる構造としてこれ等を組み合わせ多層織物とすると走行補助織物として好適である。 また、内側に配置された上側、下側の両凸部用緯糸と織り合わされる凸部用経糸を内側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の夫々一方と織り合わされる構造としても同様な効果が得られる。 経糸を多層に配置していることにより強度や剛性に優れ、充分な凸形状を付与することができる。
    本実施例では上側凸部と下側凸部が芯織物の上下、また凸部の中心で左右対称的な形状の凸部を形成しているが、これに限ることなく上側凸部用経糸、下側凸部用経糸の組織を適宜変更できる。
    【0021】
    実施例2
    実施例2として、図11に実施例2の織物の断面図、図12に図11の組織図を示した。
    図12の織物も実施例1と同様に織物を構成する経糸は芯織物を形成する経糸と、凸部を形成する経糸からなる。 凸部を形成する経糸についてはさらに3つの凸部用経糸に分けられる。 このように3つの凸部用経糸を用いて多層構造としたことで強度や剛性を向上させた。 また、芯織物の上下に形成した凸部のほぼ中心部付近で上下の凸部の経糸を芯織物の緯糸と織り合わせて凸部の姿勢保持織り合わせ部を設けて、ズレの少ない安定した織物とした。
    図12においては経方向の糸は芯織物用経糸1′、5′、上側凸部用経糸2′、6′、凸部用経糸3′、7′、凸部用経糸4′、8′から構成されている。 芯織物用緯糸は1、2、5、8、10、12、13、14、16、18、21、24、25、28、31、33、35、36、37、39、41、44であり、凸部用緯糸は3、4、6、7、9、11、15、17、19、20、22、23、26、27、29、30、32、34、38、40、42、43、45、46である。
    図13、図17では芯織物用経糸の断面組織を示している。 実施例1同様、1サイクルで平織組織の上下が入れ替わった2本の芯織物用経糸1′、5′が配置されている。
    【0022】
    図14、図18では凸部用経糸の断面組織を示している。 図14、18に示した凸部用経糸2′、6′は、芯織物を形成する緯糸の上側に配置された上側凸部用緯糸と織り合わされており、さらに芯織物を形成する経糸の間で芯織物を形成する複数本の緯糸と織り合わされて凸部形成用織り合わせ部を形成している。 また、芯織物の上下に形成した凸部のほぼ中心部付近で上下の凸部の経糸を芯織物の緯糸と織り合わせて凸部の姿勢保持織り合わせ部を設けた。 この凸部の姿勢保持用織り合わせ部を設けることによって織物のズレが少なくなり、安定性が非常に向上する。
    図16と図20の下側凸部用経糸においては下側凸部用経糸4′、8′は、芯織物を形成する緯糸の下側に配置された下側凸部用緯糸と織り合わされており、芯織物の上下に形成した凸部の凸部のほぼ中央部付近で上下の凸部の経糸を芯織物の緯糸と織り合わせて凸部の姿勢保持用織り合わせ部を設けた。
    【0023】
    図15と図19に示した凸部用経糸は他の凸部用経糸よりも内側に配置されているものであり、図15、19に凸部用経糸3′、7′は上側凸部用緯糸及び下側凸部用緯糸の両方と織り合わせている。 そして、他の凸部用経糸が芯織物の緯糸と織り合わせて形成する凸部の姿勢保持用織り合わせ部と同じ位置で同様の凸部の姿勢保持用織り合わせ部を設けた。 図15、19においては凸部用経糸が芯織物の上側で織り合わされた上側凸部用緯糸3、6、42、45であり、芯織物の下側で織り合わされた下側凸部用緯糸は凸部用緯糸20、23、27、30である。 また、姿勢保持用織り合わせ部とは、凸部用経糸が芯織物用緯糸1、24と織り合わされている部分である。
    このように凸部用経糸を多層に配置することで織物強度や剛性を向上させることができ、また凸部用経糸を芯織物の上下に形成した凸部のほぼ中央部付近で上下の凸部の経糸を芯織物の緯糸と織り合わせて凸部の姿勢保持用織り合わせ部を設けることで、糸のズレを解消し織物の安定性、剛性を向上させることができる。
    【0024】
    【発明の効果】
    本発明は、織物全体として充分な剛性と滑り止めを有し、車両が砂地や泥、砂利、雪等が存在する場所での車両の走行脱出用、またスリップ防止用織物として好適であり、糸の織り合わせによって構成されているため軽量で且つ巻き取りができ短時間で織物を目的の不整地に展開することができる取り扱いが容易な優れた効果を奏する。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の実施例1の車両の走行補助織物の断面図である。
    【図2】図1の走行補助織物の組織図である。
    【図3】図1の走行補助織物の芯織物用経糸1′に沿った断面図である。
    【図4】図1の走行補助織物の凸部用経糸2′に沿った断面図である。
    【図5】図1の走行補助織物の凸部用経糸3′に沿った断面図である。
    【図6】図1の走行補助織物の凸部用経糸4′に沿った断面図である。
    【図7】図1の走行補助織物の芯織物用経糸5′に沿った断面図である。
    【図8】図1の走行補助織物の凸部用経糸6′に沿った断面図である。
    【図9】図1の走行補助織物の凸部用経糸7′に沿った断面図である。
    【図10】図1の走行補助織物の凸部用経糸8′に沿った断面図である。
    【図11】本発明の実施例2の車両の走行補助織物の断面図である。
    【図12】図11の走行補助織物の組織図である。
    【図13】図11の走行補助織物の芯織物用経糸1′に沿った断面図である。
    【図14】図11の走行補助織物の凸部用経糸2′に沿った断面図である。
    【図15】図11の走行補助織物の凸部用経糸3′に沿った断面図である。
    【図16】図11の走行補助織物の凸部用経糸4′に沿った断面図である。
    【図17】図11の走行補助織物の芯織物用経糸5′に沿った断面図である。
    【図18】図11の走行補助織物の凸部用経糸6′に沿った断面図である。
    【図19】図11の走行補助織物の凸部用経糸7′に沿った断面図である。
    【図20】図11の走行補助織物の凸部用経糸8′に沿った断面図である。
    【符号の説明】
    1′〜8′ 本発明の織物を構成する経糸である。
    1〜50 本発明の織物を構成する緯糸である。

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