Weaving method and loom heavyweight fabrics |
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申请号 | JP21077090 | 申请日 | 1990-08-08 | 公开(公告)号 | JP2883424B2 | 公开(公告)日 | 1999-04-19 |
申请人 | 日本石油株式会社; | 发明人 | MOROHASHI KAZUO; MATSUYAMA HIROSHI; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】厚地織物(2)を形成している多層の織り組織(3,4,5)を一層毎に緯入れして製織する厚地織物の製織方法において、緯入れしようとする織り組織(3, 4,5)の織口(3a,4a,5a)を上下動させて、当該織口(3 a,4a,5a)と緯入れ位置(X)とが同一高さとなる方向に移動させることを特徴とする、厚地織物の製織方法。 【請求項2】厚地織物の各層毎の経糸開口(7)を形成するヘルド(10)と、形成された経糸開口(7)に緯糸(13,16,19)を挿入する緯入れ装置(8)と、該装置で緯入れされた緯糸(13,16,19)を織口(3a,4a,5a)へ打ち込むオサ(9)とを備え、多層の織り組織(3,4,5) を一層毎に緯入れして織成する厚地織物の織機において、織成された厚地織物の織口(6)を保持する昇降枠(22)を設け、オサ打ち動作に連動して該昇降枠を上下動させる同期機構(35)を設けた、厚地織物の織機。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、厚地織物の製織方法及びその方法の実施に使用する織機に関するものである。 《従来の技術》 従来から知られている厚地織物の製織方法には、厚地織物を構成している複数の織り組織に応じた数の経糸開口を同時に形成し、各経糸開口にそれぞれ緯糸を挿入してオサ打ちを行なって、複数個の織り組織を同時に製織していく方法と、経糸開口を1つだけ設けて該経糸開口に緯糸を挿入してオサ打ちを行ない、複数の織り組織を一層ずつ形成して製織していく方法とがある。 後者の方法は、前者の方法に比べて製織時間が長くなるが、織機の構造が簡単となり、層の数も多くできるという長所がある。 第3図は後者の方法の実施に使用する織機の要部拡大図であり、1はクロスフェルガイド、2はクロスフェルガイドに案内された三層の厚地織物、3はその上層組織、4は中層組織、5は下層組織、6は厚地織物の織口、7は経糸開口、8はシャットル、9はオサ、10はヘルドである。 オサ9は、回転クランク機構によって図の左右方向に平行移動し、緯入れされた緯糸を各織り組織の織口6へとオサ打ちする。 第4図に基づき後者の具体的な製織方法の一例を説明する。 上層組織3の織口3aを形成している下側の経糸(以下「下経糸」という。)11を上げ、織口3aの上側の経糸(以下「上経糸」という。)12及び中層組織4及び下層組織5の上下の経糸15、14、18、17並びにパイル糸 《発明が解決しようとする課題》 上記方法では、一般的に緯入れ位置Xと厚地織物の中層組織の織口4aの位置とが同一高さになるように設けられており、中層組織を製織する場合には問題を生じない。 ところが、上層組織を製織する場合(第4図の(a))は、上層組織の上経糸12及びパイル糸20が中層組織の上経糸15の上方に位置し、下層組織を製織する場合(第4図の(c))は、下層組織の下経糸17及びパイル糸20が中層組織の下経糸14の下方に位置することになり、厚地織物の織口6から距離a(第3図参照)の緯入れ不能領域ができて実質的に経糸開口の幅が狭められ、 本発明は、上記問題を解決することを課題としており、厚地織物を製織する場合において緯入れ不能領域が生ずることがない製織方法及び当該製織方法の実施に好適な織機を提供することを目的としている。 《課題を解決するための手段》 本発明の厚地織物の製織方法は、厚地織物2を形成している多層の織り組織3、4、5を一層毎に緯入れして製織する厚地織物の製織方法において、緯入れしようとする織り組織3、4、5の織口3a、4a、5aを上下動させて、当該織口3a、4a、5aと緯入れ位置Xとが同一高さとなる方向に移動させることを特徴とするものである。 本発明の厚地織物の織機は、厚地織物の各層毎の経糸開口7を形成するヘルド10と、形成された経糸開口7に緯糸13、16、19を挿入する緯入れ装置8と、該装置で緯入れされた緯糸13、16、19を織口3a、4a、5aへ打ち込むオサ9とを備え、多層の織り組織3、4、5を一層毎に緯入れして織成する厚地織物の織機において、織成された厚地織物の織口6を保持する昇降枠22を設け、オサ打ち動作に連動して該昇降枠を上下動させる同期機構35を設けたものである。 《作用》 上記方法では、緯入れ位置Xと同一高さに配置された中層組織4の上方にある織り組織3を製織する場合には、厚地織物の織口6を下動してオサ打ち動作を行い、 《実施例》 第2図は本発明の製織方法を実施する装置を示したものである。 図において、従来の技術で説明した部材と同一の部材には同じ符号を付してその説明を省略する。 21 32は昇降枠22の下方に配置されたピニオン、33はピニオン32に噛合しているホイール、35はホイールの軸34に固着された偏心スリーブ、36は偏心スリーブ35に軸支されたアームで、このアームの先端と前記リンク29の他端とがピン37で連結されている。 41は厚地織物2を間歇的に移送する駆動ローラ、42は駆動ローラの直上部に配設された押さえローラ、43は押さえローラを駆動ローラ側に付勢している圧縮バネ、44 前述したピニオン32は織機のオサ打ち動作と同期して回転しており、ピニオン32とホイール33の減速比は織物の層数の2倍(三層織物のときは6)となっている。 ホイール33は、偏心スリーブ35を回転させ、偏心スリーブ 第1図(a)ないし(c)に基づき本発明方法を説明する。 厚地織物の中層組織を織っている第2図示の状態でオサ打ちし、その偏心スリーブ35を図上60度左回動して昇降枠22を下動させ、上層組織の織口3aを緯入れ位置Xの高さに下動させ、経糸開口7に緯入れしオサ打ちする(a)。 次に偏心スリーブ35を60度左回動し(このとき昇降枠は下死点を通過し、回動前後における高さは変わらない)再び第1図(a)の位置で緯入れ及びオサ打ちが行われる。 次に偏心スリーブ35を60度左回動して中層組織の織口4aを緯入れ位置Xの高さに位置させ、経糸開口7に緯入れしオサ打ちする(b)。 更に偏心スリーブ 上記実施例の三層織物の場合は、偏心スリーブ35を1 《発明の効果》 この発明は、厚地織物を構成している織り組織のうち緯入れを行う層の織口を緯入れ位置と略同じ高さに移動してオサ打ち動作を行うものであるから、緯入れ禁止領域が発生せず、織口と緯入れ位置との距離Lを小さくすることができ、オサ打ち幅およびヘルドのストロークを小さくすることができるので、織機を小型にすることができる。 第1図は本発明の製織方法の説明図、第2図は本発明の製織方法の実施に使用する織機の要部拡大図、第3図は従来の製織方法の説明図、第4図は従来の製織工程の詳細な説明図である。 図中、 2:厚地織物、3:上層織物 3a:織口、4:中層織物 4a:織口、5:下層織物 5a:織口、6:厚地織物の織口 7:経糸開口、8:シャトル 9:オサ、10:ヘルド 13,16,19:緯糸、22:昇降枠 35:偏心スリーブ、X:緯入れ位置 フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) D03D 11/00 D03D 25/00 D03D 39/00 - 41/00 D03D 49/22 |