紡績機械からの廃棄物を除去する装置

申请号 JP2017002960 申请日 2017-06-29 公开(公告)号 JP3212428U 公开(公告)日 2017-09-07
申请人 リーター シーゼット エス.アール.オー.; 发明人 ミラン マッコー; ヤロスラブ オルリク; リュドミール モラチェク; ヤクブ アンドール;
摘要 【課題】紡績過程で発生する廃棄物を除去する装置を提供する。 【解決手段】本装置は、紡績機械のろ過ユニット5の収集チャンバ4の内部空間に接続された 真空 チャネル22,32に接続され、ろ過ユニット5が、真空源12に接続され、中央吸引システムと接続するためのインタフェースが更に設けられている。インタフェースは、フィルタスクリーン71が設けられた外部吸引ボックス7へと通じるパイプライン6が接続される遮断弁43で構成され、外部排気部73が、閉鎖吸引孔72を介して、フィルタスクリーン71の後方の空間に接続され、ろ過ユニット5と真空源12との間の接続が、真空源12の閉鎖フラップ53によって実現され、且つ、ろ過ユニット5と真空チャネル22,32との間の接続が、真空チャネル22,32と収集チャンバ4との間に配置された閉鎖フラップ53によって実現される。 【選択図】図1
权利要求

紡績工場における紡績過程で発生する、紡績機械(1)の作業ステーションからの廃棄物を除去する装置であって、紡績機械(1)のろ過ユニット(5)の収集チャンバ(4)の内部空間に接続された紡績機械の真空チャネル(22,32)に接続され、前記ろ過ユニット(5)が、前記紡績機械(1)の真空源(12)に接続され、前記紡績工場の中央吸引システムに接続するためのインタフェースが更に具備された装置において、 前記インタフェースが、フィルタスクリーン(71)が設けられた外部吸引ボックス(7)へと通じるパイプライン(6)が接続される遮断弁(43)で構成され、外部排気部(73)が、閉鎖吸引孔(72)を介して前記フィルタスクリーン(71)の後方の空間に接続され、前記ろ過ユニット(5)と前記真空源(12)との間の接続が、前記真空源(12)への閉鎖フラップ(53)によって実現され、且つ、前記ろ過ユニット(5)と前記作業ステーションから通じる前記真空チャネル(22,32)との間の接続が、前記真空チャネル(22,32)と前記収集チャンバ(4)との間に配置された閉鎖フラップによって実現されたことを特徴とする装置。前記ろ過ユニット(5)の前記収集チャンバ(4)への入口の前方の空間が、バイパスチャネル(41)を介して、前記紡績機械(1)の前記真空源(12)への入口に取り外し可能に接続されたことを特徴とする、請求項1に記載の廃棄物を除去する装置。前記外部吸引ボックス(7)の下側底部に、クロージャ(74)が設けられたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の廃棄物を除去する装置。前記外部吸引ボックス(7)の底部の下方に、搬送容器(8)を設置するための空間が設けられたことを特徴とする、請求項3に記載の廃棄物を除去する装置。前記閉鎖フラップ(23,53)、前記遮断弁(43)、前記外部吸引ボックス(7)の前記クロージャ(74)、及び、前記外部排気部(73)のアクチュエータが、前記紡績機械(1)の制御ユニットに連結されたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の廃棄物を除去する装置。

说明书全文

紡績工場における紡績過程で発生する、紡績機械の作業ステーションからの廃棄物を除去する装置であって、紡績機械のろ過ユニットの収集チャンバの内部空間に接続された紡績機械の真空チャネルに接続され、ろ過ユニットが紡績機械の真空源に接続されるとともに、紡績工場の中央吸引システムへの接続を提供するインタフェースが具備された装置である。

最新の紡績機械には、近年、糸製造中に発生した不純物、特に繊維廃棄物を除去する吸引システムが具備されている。この廃棄物は、機械の一部である適切なシステムによって機械の作業ステーションから外部へ吸引され、紡績機械の作業ステーションの列全体又はその区画に共通の収集チャンバに収集される。

このような機械が複数稼働する大型の紡績工場には、好ましくは、固定の真空分配システムが具備されている。このため、機械には、典型的に、機械又はその区画をそのような中央真空分配システムに接続するためのインタフェースが設けられている。

ほとんどの紡績工場には、中央システムが具備されていない。その場合、収集チャンバからの廃棄物の除去は、収集チャンバが一杯になったときに必要に応じて機械オペレータによって行われる。紡績工場がエアジェット紡績機械のような最新の高性能機械を使用している場合には、収集チャンバからの定期的な廃棄物の除去のために、紡績工場の運転が複雑化する。これによって全体的に、紡績過程はより面倒になり、更に、収集チャンバのフィルタが汚れ過ぎたり詰まったりして空気流に対する抵抗が高くなる時間が長くなるため、機械のエネルギー入の増大を招く。また、収集チャンバのフィルタに対する抵抗の変化によって、紡績技術で用いられる真空も不安定化する。

本考案の目的は、大型の紡績工場の固定中央真空分配システムを置き換えることではなく、そのような中央真空分配システムの設置コストが不経済となるような小型の紡績工場に適した解決手段を提案することである。

本考案の目的は、紡績工場における紡績過程で発生する、紡績機械の作業ステーションからの廃棄物を除去する装置であって、紡績工場の中央吸引システムへの接続を提供するインタフェースが具備され、更に紡績機械の真空源に接続される装置により実現される。この装置の原理は、前述のインタフェースが、フィルタスクリーンが設けられた外部吸引ボックスへと通じるパイプラインが接続される遮断弁で構成され、排気部が、閉鎖吸引孔を介してフィルタスクリーンの後方の空間に接続され、ろ過ユニットと真空源との接続が、真空源の閉鎖フラップによって実現され、且つ、ろ過ユニットと作業ステーションから通じる真空チャネルとの接続が、真空チャネルと収集チャンバとの間に配置された閉鎖フラップによって実現されることにある。

その利点は、稼働停止時間を低減することによる紡績工場の経済的な運転、及び、紡績工場内の環境の向上に寄与する、コスト効率の良い装置を追加して既存の設備を補完することができることである。

本考案に係る装置の例示的な実施例を図面に概略的に示す。

紡績機械の真空システム、及び、後で紡績工場の生産エリアから周期的に除去される、紡績過程で発生した廃棄物を収集する外部吸引ボックスへの真空システムの接続部の図を示す。

本考案に係る例示的な実施例において、図1は、真空吸引システムの2つの真空チャネル22,32に接続された吸引入口開口21,31をもつ2列の作業ステーション2,3を備えた紡績機械1の一部を概略的に表す。

真空チャネル22,32の分岐は、紡績機械1の端部11に配置されたろ過ユニット5の収集チャンバ4に通じている。この例示的な実施例において、接続された真空チャネル22,32は、閉鎖フラップ23を介して収集チャンバ4に入る。

ろ過ユニット5のクリーナのフィルタスクリーン52の後方の空間51は、閉鎖フラップ53が設けられた出口開口を介して、紡績機械1の一部である真空源12に接続されている。

収集チャンバ4への入口の前方の空間は、バイパスチャネル41を介して、真空源12への入口に直接、取り外し可能に接続されている。フィルタ42がバイパスチャネル41に設けられている。

ろ過ユニット5の収集チャンバ4には、ろ過ユニット5を紡績工場の中央吸引システムに接続するためのインタフェースが具備されている。このインタフェースは、パイプライン6の遮断弁43によって形成されており、本考案によれば、パイプライン6は、フィルタスクリーン71が設けられた外部吸引ボックス7に接続されている。外部排気部73が、吸引孔72を介して、スクリーン71の後方における吸引ボックス7の空間に接続されている。外部吸引ボックス7は、紡績工場のフロア上方に固定されて、紡績機械1により発生した廃棄物を運び出すための搬送容器8が、クロージャ75が嵌合した排出孔74の下方に設けられるようになっている。

紡績機械1のろ過ユニット5の収集チャンバ4が、紡績過程中に発生した廃棄物で十分に一杯になると、閉鎖フラップ23が、収集チャンバ4の真空源12への相互接続を解除し、それにより収集チャンバ4のバイパスチャネル41が、真空源12に接続される。これにより、紡績機械の作業ステーションは、真空チャネル22,32を介した真空源12への接続を維持する。これは、作業ステーションの稼働率(attendance)の観点から必要となる。紡績機械1の不純物で一杯になった、フィルタスクリーン52の前方における収集チャンバ4の空間は、閉鎖フラップ23,53によって閉鎖される。外部排気部73を起動すると、パイプライン6の弁43が開弁して、不純物が紡績工場の外部吸引ボックス7へと搬送される。これに続いて、外部吸引ボックス7の外部排気部73がオフにされ、機械の収集チャンバ4から供給ライン6への出口の遮断弁43が閉弁される。クロージャ75により外部吸引ボックス7の底部にある排出孔74を開放すると、その内容物が、用意されていた搬送容器8内に排出される。好ましくは、搬送容器8は、外部吸引ボックス7の容量を複数回受容できるような寸法となっている。閉鎖フラップ23及び53、クロージャ75、並びに排気部73の制御スイッチの切り替えから構成される上述の操作は、有利には、紡績機械1の不図示の制御ユニット9に接続することによって自動化ができる。

それ自体の真空分配システムが具備されていない小型の紡績工場の場合、本考案に係る装置を使用することによって、紡績機械の真空システムの稼働に必要なエネルギー及び作業時間を節約できる。

1 紡績機械 11 紡績機械の端部 12 (紡績機械の)真空源 2 紡績機械の作業ステーションの列 21 (作業ステーションの列2の)吸引入口 22 (作業ステーションの列2の)真空チャネル 23 (真空分岐と収集チャンバとの間の)閉鎖フラップ 3 紡績機械の作業ステーションの列 31 (作業ステーションの列3の)吸引入口 32 (作業ステーションの列3の)真空チャネル 4 (紡績機械のろ過ユニットの)収集チャンバ 41 (収集チャンバの)バイパスチャネル 42 バイパスチャネルのフィルタ 43 (ろ過ユニットと外部吸引ボックスへのパイプラインとの間の)遮断弁 5 紡績機械のろ過ユニット 51 (紡績機械のろ過ユニットの)フィルタスクリーンの後方の空間 52 ろ過ユニットのクリーナのフィルタスクリーン 53 (紡績機械の真空源への)閉鎖フラップ 6 (機械の収集チャンバと外部吸引ボックスとの間の)パイプライン 7 外部吸引ボックス 71 (外部吸引ボックスの)フィルタスクリーン 72 (外部吸引ボックスの)吸引孔 73 外部排気部 74 (外部吸引ボックスの)排出孔 75 (外部吸引ボックスの排出孔の)クロージャ 8 搬送容器 9 機械の制御ユニット

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