糸巻取機

申请号 JP2014063253 申请日 2014-03-26 公开(公告)号 JP2015183338A 公开(公告)日 2015-10-22
申请人 村田機械株式会社; 发明人 豊田 貴大; 目片 努;
摘要 【課題】回収部の清掃に起因して糸継部分に不具合が生じるのを防止することができる糸巻取機を提供する。 【解決手段】紡績機は、複数の紡績ユニットと、各紡績ユニットにて吸引空気流を利用して糸継動作を行う糸継台車と、糸継台車から流通した吸引空気流に含まれる糸屑を回収する糸屑貯留ボックス45と、糸屑貯留ボックス45に糸屑を回収させるための回収モード又は糸屑貯留ボックス45を清掃するための清掃モードに糸屑貯留ボックス45のモードを切り替えるレバー71と、回収モードから清掃モードに切り替えられるときのレバー71の第1動作及び清掃モードから回収モードに切り替えられるときのレバー71の第2動作を検出する近接センサ73と、糸継台車が糸継動作を行っている場合において、近接センサ73によって第1動作が検出されたときには、糸継台車に糸継動作を中止させる機台制御装置と、を備える。 【選択図】図4
权利要求

複数の糸巻取ユニットと、 前記複数の糸巻取ユニットのそれぞれにおいて吸引空気流を利用して糸継動作を行う糸継部と、 前記糸継部から流通した前記吸引空気流に含まれる繊維を回収する回収部と、 前記回収部に前記繊維を回収させるための回収モード又は前記回収部を清掃するための清掃モードに前記回収部のモードを切り替える切替部と、 前記切替部によって前記回収部の前記モードが前記回収モードから前記清掃モードに切り替えられるときの前記切替部の第1動作及び前記切替部によって前記回収部の前記モードが前記清掃モードから前記回収モードに切り替えられるときの前記切替部の第2動作を検出する動作検出部と、 前記糸継部が前記糸継動作を行っている場合において、前記動作検出部によって前記第1動作が検出されたときには、前記糸継部に前記糸継動作を中止させる制御部と、を備える、糸巻取機。前記回収部における前記吸引空気流の静圧を測定する静圧測定部を更に備え、 前記制御部は、前記糸継部が前記糸継動作を中止した場合において、前記動作検出部によって前記第2動作が検出され且つ前記静圧測定部によって測定される静圧が所定値を超えたときには、前記糸継部に前記糸継動作を始めから実施させる、請求項1記載の糸巻取機。前記糸継部は、前記吸引空気流を利用して糸継ぎを行う糸継装置と、前記吸引空気流を利用して糸の捕捉及び前記糸継装置への前記糸の案内を行う糸捕捉案内装置と、を有し、 前記制御部は、 前記糸継装置が前記糸継ぎを行っている場合において、前記動作検出部によって前記第1動作が検出されたときには、前記糸継装置に前記糸継ぎを中止させ、 前記糸捕捉案内装置が前記糸の捕捉又は前記糸の案内を行っている場合において、前記動作検出部によって前記第1動作が検出されたときには、前記糸捕捉案内装置に前記糸の捕捉又は前記糸の案内を中止させる、請求項1又は2記載の糸巻取機。前記糸継部は、前記複数の糸巻取ユニットに対して走行を行う走行装置を更に有し、 前記制御部は、前記走行装置が前記走行を行っている場合において、前記動作検出部によって前記第1動作が検出されたときには、前記走行装置に前記走行を中止させる、請求項1〜3のいずれか一項記載の糸巻取機。前記回収部から前記複数の糸巻取ユニットに渡って設けられ、前記糸継部に前記吸引空気流を供給するための複数の供給口が形成された吸引ダクトと、 前記吸引ダクトに設けられ、前記走行装置の走行に連動して前記複数の供給口のそれぞれを開閉する複数のシャッターと、を更に備える、請求項4記載の糸巻取機。前記切替部は、レバーであり、 前記動作検出部は、前記レバー及び前記レバーに連動して動作する部分の少なくとも一部の動作を検出対象とする、請求項1〜5のいずれか一項記載の糸巻取機。前記回収部は、前記繊維が貯留される繊維貯留ボックスであり、 前記繊維貯留ボックスには、前記回収部の前記モードが前記回収モードから前記清掃モードに切り替えられたときに開閉可能となるドアが設けられている、請求項1〜6のいずれか一項記載の糸巻取機。前記複数の糸巻取ユニットのそれぞれは、 繊維束をドラフトするドラフト装置と、 前記ドラフト装置でドラフトされた前記繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、 前記空気紡績装置で生成された前記糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、を有する、請求項1〜7のいずれか一項記載の糸巻取機。

说明书全文

本発明は、糸巻取機に関する。

従来の糸巻取機として、特許文献1には、ブロワによる吸引を利用してユニットに対する所定のサービスを行うサービス装置と、ブロワによる吸引力の変動又は低下を直接的又は間接的に検出する検出手段と、サービス装置によるサービスの実施中にブロワによる吸引力の変動又は低下が検出されると、そのサービスサイクルが終了した後にサービスの実施を禁止するようにサービス装置を制御する制御手段と、を備える繊維機械が記載されている。

特開2001−200432号公報

しかしながら、特許文献1記載の繊維機械では、サービス装置がブロワによる吸引力を利用して糸継動作を行うものであって、吸引空気流に含まれる繊維を回収するダストボックス等の回収部がサービス装置とブロワとの間に設けられている場合、糸継部分に不具合が生じるおそれがある。その理由は、サービス装置によるサービスの実施中に回収部の清掃に起因してブロワによる吸引力の変動又は低下が検出されても、そのサービスサイクルは終了まで実施されるので、そのサービスサイクルにおいてはブロワによる吸引力が不足した状態で糸継動作が行われるからである。

そこで、本発明は、回収部の清掃に起因して糸継部分に不具合が生じるのを防止することができる糸巻取機を提供することを目的とする。

本発明の糸巻取機は、複数の糸巻取ユニットと、複数の糸巻取ユニットのそれぞれにおいて吸引空気流を利用して糸継動作を行う糸継部と、糸継部から流通した吸引空気流に含まれる繊維を回収する回収部と、回収部に繊維を回収させるための回収モード又は回収部を清掃するための清掃モードに回収部のモードを切り替える切替部と、切替部によって回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときの切替部の第1動作及び切替部によって回収部のモードが清掃モードから回収モードに切り替えられるときの切替部の第2動作を検出する動作検出部と、糸継部が糸継動作を行っている場合において、動作検出部によって第1動作が検出されたときには、糸継部に糸継動作を中止させる制御部と、を備える。

この糸巻取機では、糸継部が糸継動作を行っている場合において、回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときの切替部の第1動作が検出されたときに、糸継部の糸継動作が中止させられる。そのため、回収部の清掃に起因して吸引空気流の吸引力が不足した状態で糸継動作が続行されることが防止される。よって、この糸巻取機によれば、回収部の清掃に起因して糸継部分に不具合が生じるのを防止することができる。

本発明の糸巻取機は、回収部における吸引空気流の静圧を測定する静圧測定部を更に備え、制御部は、糸継部が糸継動作を中止した場合において、動作検出部によって第2動作が検出され且つ静圧測定部によって測定される静圧が所定値を超えたときには、糸継部に糸継動作を始めから実施させてもよい。この構成によれば、吸引空気流の吸引力が十分に回復した状態で糸継動作が始めから実施されるので、適切な糸継部分を得ることができる。

本発明の糸巻取機では、糸継部は、吸引空気流を利用して糸継ぎを行う糸継装置と、吸引空気流を利用して糸の捕捉及び糸継装置への糸の案内を行う糸捕捉案内装置と、を有し、制御部は、糸継装置が糸継ぎを行っている場合において、動作検出部によって第1動作が検出されたときには、糸継装置に糸継ぎを中止させ、糸捕捉案内装置が糸の捕捉又は糸の案内を行っている場合において、動作検出部によって第1動作が検出されたときには、糸捕捉案内装置に糸の捕捉又は糸の案内を中止させてもよい。この構成によれば、糸継部の動作状況に応じて適切に糸継動作を中止させることができる。

本発明の糸巻取機では、糸継部は、複数の糸巻取ユニットに対して走行を行う走行装置を更に有し、制御部は、走行装置が走行を行っている場合において、動作検出部によって第1動作が検出されたときには、走行装置に走行を中止させてもよい。この構成によれば、走行装置の動作状況に応じて適切に走行動作を中止させることができる。

本発明の糸巻取機は、回収部から複数の糸巻取ユニットに渡って設けられ、糸継部に吸引空気流を供給するための複数の供給口が形成された吸引ダクトと、吸引ダクトに設けられ、走行装置の走行に連動して複数の供給口のそれぞれを開閉する複数のシャッターと、を更に備えてもよい。上述したように、回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときの切替部の第1動作が検出されたときに、走行装置の走行が中止させられるため、回収部の清掃に起因して吸引空気流の吸引力が不足した状態でシャッターが動作させられて供給口が開放された状態になることが防止される。これにより、供給口の開放に起因して吸引空気流の吸引力が更に低下することが防止されるので、回収部の清掃後に吸引空気流の吸引力を効率良く回復させることができる。

本発明の糸巻取機では、切替部は、レバーであり、動作検出部は、レバー及びレバーに連動して動作する部分の少なくとも一部の動作を検出対象としてもよい。この構成によれば、回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときの切替部の第1動作を迅速且つ確実に検出することができる。

本発明の糸巻取機では、回収部は、繊維が貯留される繊維貯留ボックスであり、繊維貯留ボックスには、回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられたときに開閉可能となるドアが設けられていてもよい。この構成によれ、回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられたときにドアを開けて、繊維貯留ボックス内に貯留された繊維を取り除くことができる。

本発明の糸巻取機では、複数の糸巻取ユニットのそれぞれは、繊維束をドラフトするドラフト装置と、ドラフト装置でドラフトされた繊維束に撚りを与えて糸を生成する空気紡績装置と、空気紡績装置で生成された糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、を有してもよい。この構成によれば、パッケージに巻き取られた糸において、糸継部分に不具合が生じるのを防止することができる。

本発明によれば、回収部の清掃に起因して糸継部分に不具合が生じるのを防止することができる糸巻取機を提供することが可能となる。

本発明の糸巻取機の一実施形態である紡績機の正面図である。

図1の紡績機の紡績ユニットの側面図である。

図1の紡績機のシャッターの動作を示す図である。

図1の紡績機のブロワボックス内部の背面図である。

図1の紡績機の切替部の構成を示す図である。

図1の紡績機の切替部の動作を示す図である。

図1の紡績機の切替部の動作を示す図である。

以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。 [紡績機の構成]

図1に示されるように、紡績機(糸巻取機)1は、複数の紡績ユニット(糸巻取ユニット)2と、糸継台車(糸継部)3と、ブロワボックス4と、原動機ボックス5と、を備えている。複数の紡績ユニット2は、一列に配列されている。各紡績ユニット2は、糸Yを生成してパッケージPに巻き取る。糸継台車3は、糸Yが切断された紡績ユニット2において糸継動作を行う。ブロワボックス4には、紡績ユニット2の各部において吸引流や旋回流等を発生させるためのエアー供給源等が収容されている。原動機ボックス5には、紡績ユニット2の各部に動力を供給するための原動機等が収容されている。

なお、以下の説明では、糸Yが走行する経路(すなわち、糸道)において、糸Yが生成される側を上流側といい、糸Yが巻き取られる側を下流側という。また、糸継台車3に対して糸道が位置する側を前側といい、その反対側を後側という。本実施形態では、複数の紡績ユニット2の配列方向に延在する作業通路(図示省略)が紡績機1の前側に設けられている。したがって、オペレータは、その作業通路から各紡績ユニット2の操作及び監視等を行うことができる。

図1及び図2に示されるように、各紡績ユニット2は、上流側から順に、ドラフト装置6と、空気紡績装置7と、糸監視装置8と、テンションセンサ9と、糸貯留装置50と、ワキシング装置11と、巻取装置12と、を備えている。これらの装置は、上流側が機台高さ方向において上側となるように(すなわち、下流側が機台高さ方向において下側となるように)、機台フレーム13によって直接的に又は間接的に支持されている。

ドラフト装置6は、スライバSをドラフトして繊維束Fを生成する。ドラフト装置6は、上流側(スライバS及び繊維束Fが走行する経路において、スライバSが供給される側)から順に、バックローラ対61と、サードローラ対62と、エプロンベルト63が各ローラに架けられたミドルローラ対64と、フロントローラ対65と、を有している。各ローラ対61,62,64,65は、ケンス(図示省略)から供給されたスライバSをドラフトしつつ上流側から下流側に走行させる。

空気紡績装置7は、ドラフト装置6でドラフトされた繊維束Fにエアーの旋回流によって撚りを与えて糸Yを生成する。より詳細には(ただし、図示省略)、空気紡績装置7は、紡績室と、繊維案内部と、旋回流発生ノズルと、中空ガイド軸体と、を有している。繊維案内部は、上流側のドラフト装置6から供給された繊維束Fを紡績室内に案内する。旋回流発生ノズルは、繊維束Fが走行する経路の周囲に配置されており、紡績室内に旋回流を発生させる。この旋回流によって、紡績室内に案内された繊維束Fの繊維端が反転されて旋回させられる。中空ガイド軸体は、紡績された糸Yを紡績室内から空気紡績装置7の外部に案内する。

糸監視装置8は、空気紡績装置7と糸貯留装置50との間において、走行する糸Yの糸欠陥を検出し、糸欠陥検出信号をユニット制御装置10に送信する。なお、糸監視装置8は、糸欠陥として、例えば、糸Yの太さ異常及び/又は糸Yに含まれる異物を検出する。テンションセンサ9は、空気紡績装置7と糸貯留装置50との間において、走行する糸Yのテンションを測定し、テンション測定信号をユニット制御装置10に送信する。ワキシング装置11は、糸貯留装置50と巻取装置12との間において、走行する糸Yにワックスを付与する。なお、ユニット制御装置10は、紡績ユニット2ごとに設けられており、上位コントローラである機台制御装置20の制御下において紡績ユニット2の動作を制御する。

糸貯留装置50は、空気紡績装置7と巻取装置12との間において、走行する糸Yを糸貯留ローラに巻き付けて貯留する。糸貯留装置50は、空気紡績装置7から糸Yを安定して引き出す機能、糸継台車3による糸継動作時等に空気紡績装置7から送り出される糸Yを滞留させて糸Yが弛むのを防止する機能、及び巻取装置12側における糸Yのテンションを調節して巻取装置12側における糸Yのテンションの変動が空気紡績装置7側に伝わるのを防止する機能を有している。

巻取装置12は、空気紡績装置7で生成された糸YをパッケージPに巻き取ってパッケージPを形成する。巻取装置12は、クレードルアーム21と、巻取ドラム22と、トラバース装置23と、を有している。クレードルアーム21は、支軸24によって揺動可能に支持されており、回転可能に支持するボビンB又はパッケージP(すなわち、ボビンBに糸Yが巻き付けられたもの)の表面を巻取ドラム22の表面に適切な圧力で接触させる。巻取ドラム22は、紡績ユニット2ごとに設けられた電動モータ(図示省略)によって駆動されて、接触するボビンB又はパッケージPを回転させる。トラバース装置23は、複数の紡績ユニット2で共有されるシャフト25によって駆動されて、回転するボビンB又はパッケージPに対して糸Yを所定幅で綾振りする。

糸継台車3は、糸Yが切断された紡績ユニット2まで走行し、当該紡績ユニット2において吸引空気流を利用して糸継動作を行う。糸継台車3は、スプライサ(糸継装置)31と、サクションノズル(糸捕捉案内装置)32と、サクションマウス(糸捕捉案内装置)33と、走行装置34と、を有している。

サクションノズル32は、支軸32aによって回動可能に支持されており、吸引空気流を利用して空気紡績装置7からの糸Yの糸端を吸い込みつつ捕捉してスプライサ31に案内する。サクションマウス33は、支軸33aによって回動可能に支持されており、吸引空気流を利用して巻取装置12からの糸Yの糸端を吸い込みつつ捕捉してスプライサ31に案内する。つまり、サクションノズル32及びサクションマウス33は、吸引空気流を利用して糸Yの捕捉及びスプライサ31への糸Yの案内を行う。

スプライサ31は、サクションノズル32及びサクションマウス33によって案内された糸端同士を、吸引空気流を利用して継ぐ。つまり、スプライサ31は、吸引空気流を利用して糸継ぎを行う。走行装置34は、複数の紡績ユニット2に渡って設けられたレール(図示省略)に沿って糸継台車3を走行させる。つまり、走行装置34は、複数の紡績ユニット2に対して走行を行う。

吸引空気流は、ブロワボックス4から複数の紡績ユニット2に渡って設けられた吸引ダクト14を介して、糸継台車3に供給される。吸引ダクト14には、複数の供給口15が形成されている。各供給口15は、糸継台車3に吸引空気流を供給するために、吸引ダクト14において各紡績ユニット2に対応する位置に形成されている。吸引ダクト14には、各供給口15に対応するように複数のシャッター16が設けられている。各シャッター16は、糸継台車3に設けられた台車側ダクト35の先端部35aの接触によって各供給口15を開閉する。つまり、各シャッター16は、走行装置34の走行に連動して各供給口15を開閉する。 [シャッターの構成及び動作]

図3に示されるように、シャッター16は、支軸16aを中心として放射状に配置された複数のシャッター部16bを有しており、支軸16aによって回転可能に支持されている。支軸16aを中心とする回転方向において隣り合うシャッター部16b間には、切欠き部16cが形成されている。シャッター16は、支軸16aを中心として回転した場合にシャッター部16bと切欠き部16cとが交互に供給口15上に位置するように配置されている。

シャッター16の動作について説明する。図3の(a)に示されるように、供給口15上にシャッター部16bが位置することにより供給口15が閉鎖された状態において、当該供給口15に対応する紡績ユニット2に糸継台車3が近付くと、図3の(b)に示されるように、台車側ダクト35の先端部35aの接触によってシャッター16が回転させられる。そして、図3の(c)に示されるように、供給口15上に切欠き部16cが位置することにより供給口15が開放されて、供給口15と台車側ダクト35とが連通し、糸継台車3への吸引空気流の供給が可能となる。

その後、当該紡績ユニット2から糸継台車3が離れると、図3の(d)に示されるように、台車側ダクト35の先端部35aの接触によってシャッター16が更に回転させられ、供給口15上にシャッター部16bが位置することにより供給口15が閉鎖される。このとき、吸引空気流の吸引力が供給口15に十分に作用していれば、シャッター部16bが供給口15からずれて供給口15が開放された状態になることが防止される。 [ブロワボックスの構成及び動作]

図4に示されるように、ブロワボックス4内には、綿屑貯留ボックス41、メインダクト42、メインブロワ43及びメインブロワモータ44が配置されている。綿屑貯留ボックス41には、ドラフト装置6及び空気紡績装置7に吸引空気流を供給するための吸引ダクト17が接続されている。メインブロワ43の吸引口43aは、メインダクト42を介して綿屑貯留ボックス41に接続されている。メインブロワ43の排出口43bは、ブロワボックス4外に開放されている。

更に、ブロワボックス4内には、ドア45aが設けられた糸屑貯留ボックス(繊維貯留ボックス、回収部)45、サブブロワ46、サブブロワモータ47及びサブダクト48が配置されている。糸屑貯留ボックス45には、糸継台車3に吸引空気流を供給するための吸引ダクト14が接続されている。サブブロワ46の吸引口46aは、糸屑貯留ボックス45に接続されている。サブブロワ46の排出口46bは、サブダクト48を介してメインダクト42の中間部分に接続されている。

以上の構成により、メインブロワ43がメインブロワモータ44によって動作させられ、サブブロワ46がサブブロワモータ47によって動作させられると、吸引ダクト17、綿屑貯留ボックス41、メインダクト42、メインブロワ43の吸引口43a、メインブロワ43の排出口43bという流れで、吸引空気流が流通することになる(図4における実線の矢印を参照)。更に、吸引ダクト14、糸屑貯留ボックス45、サブブロワ46の吸引口46a、サブブロワ46の排出口46b、サブダクト48、メインダクト42という流れで、吸引空気流が流通することになる(図4における破線の矢印を参照)。

綿屑貯留ボックス41は、ドラフト装置6及び空気紡績装置7から吸引ダクト17を介して流通した吸引空気流に含まれる綿屑を、フィルタ(図示省略)を用いて回収する。回収された綿屑は、綿屑貯留ボックス41内に貯留され、所定条件下に、綿屑排出コンベア(図示省略)によってブロワボックス4外に自動的に排出される。なお、綿屑とは、綿その他の天然繊維又は合成繊維等の繊維片を含むものである。

糸屑貯留ボックス45は、糸継台車3から吸引ダクト14を介して流通した吸引空気流に含まれる糸屑を、フィルタ(図示省略)を用いて回収する。回収された糸屑は、糸屑貯留ボックス45内に貯留され、所定条件下に、ドア45aを介したオペレータの清掃作業によって取り除かれる。なお、糸屑貯留ボックス45には、糸屑貯留ボックス45内における吸引空気流の静圧を測定する静圧センサ(静圧測定部)74が設けられている。

図5に示されるように、サブダクト48の外面には、レバー(切替部)71が設けられている。レバー71は、サブダクト48を貫通する支軸71aによって回動可能に支持されている。支軸71aのうちサブダクト48内に位置する部分には、板状のシャッター72が取り付けられている。これにより、オペレータがレバー71を回動させると、シャッター72が連動して回動し、サブダクト48に対する吸引空気流の流通が許可又は禁止される。なお、図5において、(a)はサブダクト48の外観図であり、(b)はサブダクト48の断面図である。

レバー71は、糸屑貯留ボックス45のモードを回収モード又は清掃モードに切り替える切替部として機能する。回収モードは、糸屑貯留ボックス45に糸屑を回収させるためのモードである。回収モードでは、シャッター72がサブダクト48における吸引空気流の流通方向に平行となるように配置され、シャッター72がサブダクト48に対する吸引空気流の流通を許可する状態になる。清掃モードは、糸屑貯留ボックス45を清掃するためのモードである。清掃モードでは、シャッター72がサブダクト48における吸引空気流の流通方向に垂直となるように配置され、シャッター72がサブダクト48に対する吸引空気流の流通を禁止する状態になる。

サブダクト48には、レバー71及びレバー71に連動して動作する部分の少なくとも一部の動作を検出対象とする近接センサ(動作検出部)73が設けられている。近接センサ73は、レバー71の第1動作及び第2動作を検出する。第1動作は、レバー71によって糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときのレバー71の動作である。第2動作は、レバー71によって糸屑貯留ボックス45のモードが清掃モードから回収モードに切り替えられるときのレバー71の動作である。近接センサ73は、レバー71によって糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときに、90°回動するレバー71が10°程度回動した位置で第1動作を検出し得るように配置されている。 [糸屑貯留ボックスの清掃時における紡績機の動作]

糸屑貯留ボックス45の清掃時における紡績機1の動作について説明する。なお、メインブロワ43及びサブブロワ46は、糸屑貯留ボックス45の清掃前、清掃中、清掃後を通じて、動作を継続する。また、各紡績ユニット2は、糸Yが切断されない限り、糸屑貯留ボックス45の清掃前、清掃中、清掃後を通じて、糸Yの生成及び巻取りを継続する。

まず、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードであると、図5に示されるように、シャッター72がサブダクト48に対する吸引空気流の流通を許可する状態にある。そのため、吸引ダクト14、糸屑貯留ボックス45、サブブロワ46の吸引口46a、サブブロワ46の排出口46b、サブダクト48、メインダクト42という流れで、吸引空気流が流通し(図4における破線の矢印を参照)、糸屑貯留ボックス45内に糸屑が貯留されていく。このとき、機台制御装置(制御部)20は、糸継台車3に走行動作及び糸継動作の実施を許可する。なお、糸継台車3による走行動作とは、走行装置34による走行を示し、糸継台車3による糸継動作とは、サクションノズル32及びサクションマウス33による糸Yの捕捉及びスプライサ31への糸Yの案内、並びにスプライサ31による糸継ぎを示す。

糸屑貯留ボックス45内に貯留された糸屑の量が増加し、静圧センサ74によって測定される静圧が所定値以下になると、機台制御装置20は、糸屑貯留ボックス45の清掃が必要であることをオペレータに報知するために、例えばランプ(図示省略)を点滅させる。これにより、図6に示されるように、オペレータがレバー71を回動させて、糸屑貯留ボックス45のモードを回収モードから清掃モードに切り替えようとすると、近接センサ73によってレバー71の第1動作(すなわち、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときのレバー71の動作)が検出される。なお、図6において、(a)はサブダクト48の外観図であり、(b)はサブダクト48の断面図である。

糸継台車3が走行動作又は糸継動作を行っている場合において、近接センサ73によってレバー71の第1動作が検出されたときには、機台制御装置20は、糸継台車3に走行動作又は糸継動作を中止させる。なお、糸継台車3が走行動作及び糸継動作を行っていない場合において、近接センサ73によってレバー71の第1動作が検出されたときには、機台制御装置20は、糸継台車3に走行動作及び糸継動作の実施を許可しない。

走行動作の中止について、具体的には、次のとおりである。走行装置34が走行を行っている場合において、近接センサ73によってレバー71の第1動作が検出されたときには、機台制御装置20は、走行装置34に走行を中止させる。より具体的には、走行装置34が走行している最中であれば、走行装置34は、その場で直ちに停止する。

糸継動作の中止について、具体的には、次のとおりである。まず、サクションノズル32及びサクションマウス33が糸Yの捕捉又はスプライサ31への糸Yの案内を行っている場合において、近接センサ73によってレバー71の第1動作が検出されたときには、機台制御装置20は、サクションノズル32及びサクションマウス33に糸Yの捕捉又はスプライサ31への糸Yの案内を中止させる。

より具体的には、サクションノズル32が捕捉位置に向かって移動している最中であれば、サクションノズル32は、捕捉位置に到達することなく待機位置に戻る。サクションノズル32が捕捉位置で糸Yを吸引している最中であれば、サクションノズル32は、吸引動作を直ちに停止し、糸Yを捕捉することなく待機位置に戻る。なお、当該捕捉位置とは、空気紡績装置7による紡績の開始時に、空気紡績装置7近傍の下流側位置において、サクションノズル32が空気紡績装置7から紡出される糸Yを捕捉する位置である。当該待機位置とは、紡績ユニット2の糸Yの巻取り時において、サクションノズル32が巻取りに干渉しない位置である。

サクションマウス33が捕捉位置に向かって移動している最中であれば、サクションマウス33は、捕捉位置に到達することなく待機位置に戻る。サクションマウス33が捕捉位置で糸Yを吸引している最中であれば、サクションマウス33は、吸引動作を直ちに停止し、糸Yを捕捉することなく待機位置に戻る。なお、当該捕捉位置とは、巻取装置12によるパッケージPの巻取りの開始時に、巻取装置12近傍の上流側位置において、サクションマウス33がパッケージPの糸端を捕捉する位置である。当該待機位置とは、紡績ユニット2の糸Yの巻取り時において、サクションマウス33が巻取りに干渉しない位置である。

スプライサ31が糸継ぎを行っている場合において、近接センサ73によってレバー71の第1動作が検出されたときには、機台制御装置20は、スプライサ31に糸継ぎを中止させる。より具体的には、スプライサ31が糸継ぎを行っている最中であれば、スプライサ31は、糸継ぎを直ちに停止し、待機状態に戻る。なお、スプライサ31が糸継ぎを行っている最中であっても、糸継ぎが略終了している場合には、スプライサ31に糸継ぎを中止させないようにしてもよい。

図7に示されるように、糸屑貯留ボックス45のモードが清掃モードになると、シャッター72がサブダクト48に対する吸引空気流の流通を禁止する状態になる。そのため、糸屑貯留ボックス45内における吸引空気流の静圧が低下し、ドア45aが開閉可能な状態になる。このように、ドア45aは、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられたときに開閉可能となる。そして、オペレータがドア45aを開け、糸屑貯留ボックス45内に貯留された糸屑を取り除く。なお、図7において、(a)はサブダクト48の外観図であり、(b)はサブダクト48の断面図である。

清掃作業が終了すると、オペレータがドア45aを閉め、レバー71を回動させて、糸屑貯留ボックス45のモードを清掃モードから回収モードに切り替える。このとき、近接センサ73によってレバー71の第2動作(すなわち、糸屑貯留ボックス45のモードが清掃モードから回収モードに切り替えられるときのレバー71の動作)が検出される。また、糸屑貯留ボックス45内における吸引空気流の静圧が上昇する。

糸継台車3が走行動作又は糸継動作を中止した場合において、近接センサ73によって第2動作が検出され且つ静圧センサ74によって測定される静圧が所定値を超えたときには、機台制御装置20は、走行装置34に走行を再開させたり、又は、サクションノズル32及びサクションマウス33並びにスプライサ31に糸継動作を始めから実施させたりする。機台制御装置20が走行装置34に走行を再開させる場合において、糸継ぎを要求する紡績ユニット2が複数発生していたときには、機台制御装置20は、停止前に目的としていた紡績ユニット2に向かって走行装置34に走行を再開させてもよいし、或いは、糸継ぎを行なうべき紡績ユニット2の優先順位を改めて決定し、停止前に目的としていた紡績ユニット2とは別の紡績ユニット2に向かって走行装置34に走行を再開させてもよい。なお、糸継台車3が走行動作及び糸継動作を中止しなかった場合において、近接センサ73によって第2動作が検出され且つ静圧センサ74によって測定される静圧が所定値を超えたときには、機台制御装置20は、糸継台車3に走行動作及び糸継動作の実施を許可する。 [効果]

以上、説明したように、紡績機1では、糸継台車3が糸継動作を行っている場合において、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときのレバー71の第1動作が検出されたときに、糸継台車3の糸継動作が中止させられる。そのため、糸屑貯留ボックス45の清掃に起因して吸引空気流の吸引力が不足した状態で糸継動作が続行されることが防止される。よって、紡績機1によれば、糸屑貯留ボックス45の清掃に起因して糸継部分に不具合が生じるのを防止することができる。なお、吸引空気流の吸引力が不足した状態で糸継動作が実施されると、サクションノズル32及びサクションマウス33による吸引力が低下し、糸Yに適切な張力が作用していない状態でスプライサ31によって糸継ぎが行われる。このため、糸継部分に不具合が生じることになる。また、サクションノズル32及びサクションマウス33から糸Yが外れるおそれもある。

糸継動作の中止について、具体的には、機台制御装置20は、スプライサ31が糸継ぎを行っている場合において、レバー71の第1動作が検出されたときには、スプライサ31に糸継ぎを中止させる。また、機台制御装置20は、サクションノズル32及びサクションマウス33が糸Yの捕捉又は糸Yの案内を行っている場合において、レバー71の第1動作が検出されたときには、サクションノズル32及びサクションマウス33に糸Yの捕捉又は糸Yの案内を中止させる。これらにより、糸継台車3の動作状況に応じて適切に糸継動作を中止させることができる。

紡績機1では、走行装置34が走行を行っている場合において、レバー71の第1動作が検出されたときには、機台制御装置20が走行装置34に走行を中止させる。そのため、糸屑貯留ボックス45の清掃に起因して吸引空気流の吸引力が不足した状態で吸引ダクト14においてシャッター16が回転させられて供給口15が開放された状態になることが防止される。これにより、供給口15の開放に起因して吸引空気流の吸引力が更に低下することが防止されるので、糸屑貯留ボックス45の清掃後に吸引空気流の吸引力を効率良く回復させることができる。なお、シャッター16は、吸引ダクト14内における吸引空気流の吸引力が不足した状態では、容易に回転するように支軸16aに支持されている。

紡績機1では、糸継台車3が糸継動作を中止した場合において、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときのレバー71の第2動作が検出され且つ糸屑貯留ボックス45内における吸引空気流の静圧が所定値を超えたときに、機台制御装置20が糸継台車3に糸継動作を始めから実施させる。これにより、吸引空気流の吸引力が十分に回復した状態で糸継動作が始めから実施されるので、適切な糸継部分を得ることができる。

紡績機1では、近接センサ73が、レバー71及びレバー71に連動して動作する部分の少なくとも一部の動作を検出対象としている。これにより、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるときのレバー71の第1動作を迅速且つ確実に検出することができる。

紡績機1では、糸屑貯留ボックス45に、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられたときに開閉可能となるドア45aが設けられている。これにより、糸屑貯留ボックス45のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられたときにドア45aを開けて、糸屑貯留ボックス45内に貯留された糸屑を取り除くことができる。

以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の切替部は、レバー71に限定されず、ドア45a自体、ドア45aの取っ手、モード切替ボタン等であってもよい。つまり、本発明の切替部は、糸屑貯留ボックス45等の回収部のモードが回収モードから清掃モードに切り替えられるとき及び当該回収部のモードが清掃モードから回収モードに切り替えられるときに、動作するものであればよい。

本発明の糸巻取機は、紡績機1に限定されず、自動ワインダ等、糸を巻き取る他の繊維機械であってもよい。また、本発明の糸巻取ユニットは、紡績ユニット2に限定されず、自動ワインダのワインダユニット等、糸を巻き取る他のユニットであってもよい。また、本発明の糸継部は、複数の糸巻取ユニットに1つ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。或いは、本発明の糸継部は、1つの糸巻取ユニットに1つ設けられていてもよい。

本発明の制御部は、少なくとも糸継部を直接的に又は間接的に制御する制御装置であればよく、配置される位置等は限定されない。一例として、糸巻取機に設けられた制御装置(上記実施形態では、機台制御装置20)、糸巻取ユニットに設けられた制御装置(上記実施形態では、ユニット制御装置10)、及び、糸継部に設けられた制御装置の少なくとも1つが、本発明の制御部を構成することができる。

紡績機1では、上側で供給された糸Yが下側で巻き取られるように各装置が配置されていたが、下側で供給された糸が上側で巻き取られるように各装置が配置されていてもよい。また、紡績機1では、ドラフト装置6のボトムローラ及びトラバース装置23のトラバース機構が、原動機ボックス5からの動力によって(すなわち、複数の紡績ユニット2共通で)駆動されていたが、紡績ユニット2の各部(例えば、ドラフト装置6、空気紡績装置7、巻取装置12等)が紡績ユニット2ごとに独立して駆動されてもよい。

空気紡績装置7は、繊維束Fの撚りが空気紡績装置7の上流側に伝わるのを防止するために、繊維案内部に保持されて紡績室内に突出するように配置されたニードルを更に備えていてもよい。また、空気紡績装置7は、そのようなニードルに代えて、繊維案内部の下流側端部によって、繊維束Fの撚りが空気紡績装置7の上流側に伝わるのを防止するものであってもよい。更に、空気紡績装置7は、互いに反対方向に撚りを掛ける一対のエアージェットノズルを備えていてもよい。

糸Yの走行方向において、テンションセンサ9が糸監視装置8の上流側に配置されてもよい。紡績機1では、糸貯留装置50が空気紡績装置7から糸Yを引き出す機能を有していたが、デリベリローラとニップローラとで糸Yが引き出されてもよい。ワキシング装置11、テンションセンサ9及び糸監視装置8は、紡績ユニット2に設けられなくてもよい。ユニット制御装置10は、紡績ユニット2ごとでなく、複数の紡績ユニット2ごとに設けられてもよい。

巻取装置12は、紡績ユニット2ごとに設けられた駆動モータによって駆動されるのではなく、複数の紡績ユニット2に共通で設けられた駆動源によって駆動されてもよい。この場合において、パッケージPを逆回転させるときには、パッケージPが巻取ドラム22から離間するように、クレードルアーム21がエアシリンダ(図示省略)によって移動させられ、糸継台車3に設けられた逆回転用ローラ(図示省略)によってパッケージPが逆回転させられる。

1…紡績機(糸巻取機)、2…紡績ユニット(糸巻取ユニット)、3…糸継台車(糸継部)、6…ドラフト装置、7…空気紡績装置、12…巻取装置、14…吸引ダクト、15…供給口、16…シャッター、20…機台制御装置(制御部)、31…スプライサ(糸継装置)、32…サクションノズル(糸捕捉案内装置)、33…サクションマウス(糸捕捉案内装置)、34…走行装置、45…糸屑貯留ボックス(繊維貯留ボックス、回収部)、45a…ドア、71…レバー(切替部)、73…近接センサ(動作検出部)、74…静圧センサ(静圧測定部)、S…スライバ、F…繊維束、Y…糸、P…パッケージ。

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