How to form the fabric and equipment, as well as profiling has been a continuous textile product

申请号 JP53631298 申请日 1998-02-16 公开(公告)号 JP2001511855A 公开(公告)日 2001-08-14
申请人 アスラン; ソメール アンデュストリー; 发明人 ジャン、ロベール; ジュールド、ベルナール; ビウール、ジャン・ピエール; ペネ、ミシェル;
摘要 (57)【要約】 展延装置は、方向(9)に沿って移動する出口コンベヤ(6)上にファイバシート(2)を連続セグメント(2a・・・2d)状に載置するべく往復運動(27)をするキャリッジ(21)を備えている。 重なり合ったセグメント状に載置されたシートによって出口コンベヤ(6)上に形成された布帛(4)の横断方向プロフィル内に異なる厚さの範囲を形成するため、キャリッジ(21)の運動方向の逆転点はキャリッジの往き帰り毎に異なる。 従って、同じ方向の前後の折り目(2ab、2cd;2bc、2da)は異なって配置され、布帛内のシートの厚い所の数は布帛の全幅にわたって同じではない。 布帛を極めて自由にかつ極めて精密にプロフィリングすることができる。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. シート(2)が載置される横断方向を逆転することにより或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目(2ab、2bc・・・)によって互いに連結された前後連続的な横断方向シートセグメント(2a、2b・・・)を出口コンベヤ(6)上に載置しながら階段状のプロフィルを備えたファイバ布帛(4)を形成する方法であって、出口コンベヤ(6)の幅内の異なる場所に同一方向の前後連続的な少なくとも幾つかの折り目(2ab、2cd、・・・;2bc、2da、・・・)を配置する方法において、布帛(4)の側方縁間に位置する少なくとも1本の線に沿って配置する折り目は、布帛(4)の2つの長手方向領域(4a、4b、4c、4d、4c、4f)の間に肩部(4ab、4ac、4dc、4ef)を形成することを特徴とする方法。 2. シート(2)が載置される横断方向を逆転することにより或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目(2ab、2bc・・・)によって互いに連結された前後連続的な横断方向シートセグメント(2a、2b・・・)を展延・布帛形成機(41 )の出口コンベヤ(6)上に載置しながらファイバ布帛(4)を形成すると共に、 出口コンベヤ(6)の幅内の異なる場所に同一方向の前後連続的な少なくとも幾つかの折り目(2ab、2cd、・・・;2bc、2da、・・・)を配置することにより、 非均一な厚さの横断方向プロフィルをもった連続した繊維製品を製造する方法であって、布帛(4)の非均一なプロフィルは後続する圧密工程が終わるまではほぼ当該連続繊維製品の横断方向方位に保持されていることを特徴とする方法。 3. 後続する圧密工程はニードリング工程であることを特徴とする請求項2に基づく方法。 4. 平面図で視て繊維製品は展延・布帛形成機(4)の出口から圧密工程へと直線状に移動することを特徴とする請求項2又は3に基づく方法。 5. 布帛の横断方向プロフィルは圧密化された製品(43)内に本質的に保存されていることを特徴とする請求項2から4のいづれかに基づく方法。 6. 所定数の前後連続的セグメントについてシート(2)の折り目に対応するセグメントの端部の位置が画定され、前記所定数の前後連続的セグメントに対応する布帛形成モチーフを、少なくとも2つの同一方向折り目が布帛(4)の横断方向に沿って互いにオフセットされるようにプログラムすること、並びに、布帛形成モチーフの反復実行により布帛を形成することを特徴とする請求項1から5のいづれかに基づく方法。 7.1つの布帛形成モチーフを実行する間の出口コンベヤ(6)の変位がシート(2) の幅(L)の1/n倍(但し、nは整数)に対応するように出口コンベヤ(6) の速度を制御することを特徴とする請求項7に基づく方法。 8. 布帛のプロフィルのより薄い2つの領域の間の過剰厚さ部を形成するため、 夫々が過剰厚さ部の長手方向縁の各一方に隣接し前記縁とは反対側のより薄い領域上に延長する折り目によって限定されたセグメントからなる2種のシートセグメントを載置することを特徴とする請求項1から7のいづれかに基づく方法。 9. 布帛のプロフィルのより薄い少なくとも1つの領域に隣接する過剰厚さ部を形成するため、夫々が過剰厚さ部の長手方向縁の一方に沿って位置する2つの折り目によって限定されたセグメントと、この過剰厚さ部をすべてカバーすると共により薄い領域内で過剰厚さ部の長手方向縁の一方を越えて延長する他のセグメントとを形成することを特徴とする請求項1から7のいづれかに基づく方法。 10. 過剰厚さ部は2つのより薄い領域の間に位置し、前記他のセグメントの少なくとも幾つかは2つのより薄い領域内で過剰厚さ部の両側において過剰厚さ部を越えて延長していることを特徴とする請求項9に基づく方法。 11. 過剰厚さ部は布帛の縁に隣接し、前記他方のセグメントは布帛の前記縁に沿って延長する折り目によって限定されていることを特徴とする請求項9に基づく方法。 12. 僅かにオフセットされた同一方向の折り目によって厚さ変化部に沿って限定された重畳したシートセグメントを形成することにより、布帛の幅の2つの領域の間で漸変的厚さ変化部を形成することを特徴とする請求項1から11のいづれかに基づく方法。 13. −出口コンベヤ(6)と; −前記出口コンベヤの上方で横断方向に移動可能なキャリッジ(21)と; −前進方向の逆転によって隔てられた、出口コンベヤ(6)の各幅方向(27) 内のコースに沿って、前記キャリッジを作動させる手段(22、23、26)と; −前記キャリッジに連続シート(2)を供給する手段(1、12)と; −キャリッジ(21)に担持され出口コンベヤ(6)上のシートを繰り出す手段(17 、18)と; −製造された布帛に階段状のプロフィルを与えるために出口コンベヤ上に製造された布帛をプロフィリングする手段; とを備えた展延・布帛形成装置であって、 前記プロフィリング手段は、出口コンベヤの幅内の異なる場所に少なくとも幾つかの前後連続的キャリッジ(21)前進方向逆転部を位置決めする手段(29、31 )を備え、少なくとも1つの肩部(4ab、4ac、4de、4ef)によって隔てられた厚さの異なる少なくとも2つの領域(4a〜4f)を布帛の幅方向に画定することを特徴とする展延・布帛形成装置。 14. −布帛(4)を製造する展延・布帛形成機(41)と; −下流に配置された圧密化機械(42)と; −展延・布帛形成機から圧密化機械へと布帛(4)を案内するための案内手段( 44); とを備え、連続した繊維製品を製造する装置であって、 前記展延・布帛形成機(41)は、 −前記案内手段(44)の少なくとも一部を構成する出口コンベヤ(6)と; −前記出口コンベヤの上方で横断方向に移動可能なキャリッジ(21)と; −前進方向の逆転によって隔てられた、出口コンベヤ(6)の各幅方向(27) 内のコースに沿って、前記キャリッジを作動させる手段(22、23、26)と; −前記キャリッジに連続シート(2)を供給する手段(1、12)と; −キャリッジ(21)に担持され出口コンベヤ(6)上のシートを繰り出す手段( 17、18)と; −出口コンベヤ上に製造された布帛をプロフィリングする手段; とを備え、前記案内手段(44)は、展延・布帛形成機(41)から出る布帛(4) の横断方向プロフィルが圧密化機械(42)を横切る進路内において横断方向位置に位置するように配置されており、 前記プロフィリング手段は出口コンベヤの幅内の異なる場所に少なくとも幾つかの前後連続的キャリッジ(21)前進方向逆転部を位置決めする手段(29、31) を備えていることを特徴とする装置。 15. 前記圧密化機械はニードリング機械であることを特徴とする請求項14に基づく装置。 16. 前記プロフィリング手段は、 −出口コンベヤの幅に対するコース端部の位置によって画定されるコースのシーケンスをプログラムするための手段(31)と、 −キャリッジがコースのシーケンスを反復的に実施するべくキャリッジを制御するための手段(29)、 を備えていることを特徴とする請求項13から15のいづれかに基づく装置。 17. 各シーケンスの実行の際に出口コンベヤ(6)をL/n(Lは出口コンベヤ(6)の長さに平行に測ったシートの寸法であり、nは整数)だけ前進させる手段を備えていることを特徴とする請求項13から16のいづれかに基づく装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 布帛を形成する方法および装置並びにプロフィリングされた連続織物製品本発明は、非均一な厚さプロフィルを備えたファイバー布帛(フリース)の形成方法に関する。 本発明は、また、非均一な横断方向プロフィルを備えた連続繊維製品の製造方法に関する。 本発明は、また、前記方法を実施するための展延・布帛形成装置(クロスラッパー)および連続繊維製品製造装置に関する。 ファイバーの布帛(これには一般に後処理、特にニードリングによる圧密化処理、が施される)を形成するため、展延・布帛形成機を使用することが知られており、後者は長手方向ファイバーからなるシート(ウェブ)を出口コンベヤ上でジグザグ状に折り畳む機能を有する。 この機械においては、シートは1方向および他方向に交互に傾斜した重なり合ったセグメント状に載置される。 前後のセグメント間の折り目は製造された布帛の側方縁に沿って整列している。 このような布帛は、一般にその全幅にわたって均一な厚さプロフィルを有する。 フランス公開特許2,234,395は布帛の厚さを抑制するために展延機内で守るべき速度関係を教示している。 ヨーロッパ公開特許0,315,930によれば、出口コンベヤベルトの幅の可変点にシートを載置するキャリッジの速度を、シートをこのキャリッジまで搬送するコンベヤベルトの速度に対して変化させることにより、 布帛は可変厚さのプロフィルを有することができる。 布帛の幅の所与の位置において、キャリッジがシートを繰り出す速度よりも大きな速度でキャリッジが移動すれば、シートは引き伸ばされて、この場所における布帛の厚さは減少する。 反対に、キャリッジの速度が繰り出し速度よりも小さい場合には、シートは圧縮された形で載置され、この場所における布帛の厚さを増加させる。 この布帛プロフィリング(プロフィルを形づくること)方式は或る種の制限を呈する。 布帛がキャリッジから出る領域と布帛が出口コンベヤ上に載置される領域との間に距離があるので、シートの引き伸ばしと圧縮を精密に位置決めすることができない。 更に、特にある種のファイバーの場合には、シートに加えられる引っ張りおよび圧縮応は、シートのうちで所定の引っ張り又は圧縮が必要とされる領域の直前又は直後に位置するある種の領域に伝わる傾向がある。 最後に、 シートに加えられる引っ張りおよび圧縮は、ある種の限界を危険なく越えることはできない。 ドイツ特許C-100,658とドイツ公開特許19527416は前後連続する2つの布帛化(布帛形成工程)を行う方法を記載している。 最初の布帛の長手方向縁が第2の布帛の横断方向縁を形成するのを回避するため、前記長手方向縁は斜めに形成されている。 このため、最初の布帛のセグメント間のある種の折り目は、最初の布帛の内側に向かって僅かに側方にオフセットされている。 このような配置の目的は、規則的な横断方向プロフィルを備えた最終繊維製品を得ることにある。 第2 の布帛化工程から出る製品は均一な横断方向プロフィルを有する。 ドイツ公開特許4234354は基本的シートが互いに重複するようにオフセットされた縁を備えた基本的シートの堆積体を開示している。 その結果、縁に沿って厚さと表面重量が減少するので、次いでニードリングされた製品が均一な横断方向プロフィルを有するように、“T”形の切断によって縁を除去しなければならない。 本発明の目的は、布帛の幅方向に非均一な特に階段状の厚さプロフィルおよび/又は表面重量を備えたファイバーの布帛および連続繊維製品をより効果的に形成するための方法および装置を提供することにある。 本発明の第1の観点においては、シート(ウェブ)が載置される横断方向を逆転することにより或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目によって互いに連結された前後連続的な横断方向シートセグメントを出口コンベヤ上に載置しながら階段状のプロフィルを備えたファイバ布帛を形成する方法が提供され、この方法においては出口コンベヤの幅内の異なる場所に同一方向の前後連続的な少なくとも幾つかの折り目が配置され、この方法は、布帛の側方縁間に位置する少なくとも1本の線に沿って配置する折り目は、布帛の2つの長手方向領域の間に肩部を形成することを特徴とするものである。 本発明の第2の観点においては、シートが載置される横断方向を逆転することにより或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目によって互いに連結された前後連続的な横断方向シートセグメントを展延・布帛形成機の出口コンベヤ上に載置しながらファイバ布帛を形成すると共に、出口コンベヤの幅内の異なる場所に同一方向の前後連続的な少なくとも幾つかの折り目を配置することにより、 非均一な厚さの横断方向プロフィルをもった連続した繊維製品を製造する方法が提供され、この方法は、布帛の非均一なプロフィルは後続する圧密工程が終わるまではほぼ当該連続繊維製品の横断方向方位に保持されていることを特徴とするものである。 セグメントの“振幅”とはこのセグメントを画定する2つの折り目の間の距離を言う。 本発明に従えば、前後連続するセグメントは異なる振幅を有することができ、 出口コンベヤの幅の全ての同一領域をカバーしないことができる。 シートの重なり合った厚い所の数は布帛の幅の全領域内において同一ではない。 折り目の位置は比較的大きな精度で選ぶことができるので、得られた布帛のプロフィルは所望の理論的なプロフィルを鮮明にかつ精密に守る。 本発明は特に少なくとも1つの比較的急激な厚さ変化を呈するプロフィルをもった布帛を製造するのに適している。 しかしながら、異なる厚さを有する2つの領域の間の境界に位置する同じ方向の折り目を互いに僅かにオフセットさせることにより厚さの変化を緩やかにすることができる。 より薄い2つの領域の間の過剰厚さを形成するため、過剰厚さ部しかカバーしない(従って、過剰厚さ部の長手方向縁の各々に沿って1つの折り目と、過剰厚さ部と隣接するより薄い2つの領域とをカバーするより大きな振幅の他の折り目によって限定されている)セグメントを形成することができる。 しかし、過剰厚さ部の幅に一致する振幅をもったセグメントを全く成形することなく、より薄い2つの領域の間で過剰厚さ部を形成することも可能である。 このためには、過剰厚さ部の縁を分かちこれと他方の縁に隣接するより薄い領域とをカバーするある種のセグメントを形成すると共に、前記他方の縁を分かち過剰厚さ部とより薄い他方の領域とをカバーする他のセグメントを形成する。 これは、リブの形の非常に狭い過剰厚さ部を形成するのに好適である。 本発明の他の観点においては、本発明の展延・布帛形成装置は、 −出口コンベヤと; −前記出口コンベヤの上方で横断方向に移動可能なキャリッジと; −前進方向の逆転によって隔てられた、出口コンベヤの各幅方向内のコースに沿って、前記キャリッジを作動させる手段と; −前記キャリッジに連続シートを供給する手段と; −キャリッジに担持され出口コンベヤ上のシートを繰り出す手段と; −製造された布帛に階段状のプロフィルを与えるために出口コンベヤ上に製造された布帛をプロフィリングする(プロフィルを形づくる)手段;とを備え、 前記プロフィリング手段は、出口コンベヤの幅内の異なる場所に少なくとも幾つかの前後連続的キャリッジ前進方向逆転部を位置決めする手段を備え、少なくとも1つの肩部によって隔てられた厚さの異なる少なくとも2つの領域を布帛の幅方向に画定することを特徴とするものである。 本発明の更に他の観点においては、連続した繊維製品を製造する装置は、 −布帛を製造する展延・布帛形成機と; −下流に配置された圧密化機械と; −展延・布帛形成機から圧密化機械へと布帛を案内するための案内手段; とを備え、前記展延・布帛形成機は、 −前記案内手段の少なくとも一部を構成する出口コンベヤと; −前記出口コンベヤの上方で横断方向に移動可能なキャリッジと; −前進方向の逆転によって隔てられた、出口コンベヤの各幅方向内のコースに沿って、前記キャリッジを作動させる手段と; −前記キャリッジに連続シートを供給する手段と; −キャリッジに担持され出口コンベヤ上のシートを繰り出す手段と; −出口コンベヤ上に製造された布帛をプロフィリングする手段; とを備え、前記案内手段は、展延・布帛形成機から出る布帛の横断方向プロフィルが圧密化機械を横切る進路内において横断方向位置に位置するように配置されており、 前記プロフィリング手段は出口コンベヤの幅内の異なる場所に少なくとも幾つかの前後連続的キャリッジ前進方向逆転部を位置決めする手段を備えていることを特徴とするものである。 本発明の他の特徴や効果は非限定的な実施例に関する以下の記載から更に明らかとなろう。 添付図面において: 図1は本発明の展延・布帛形成機の斜視図; 図2は図1の展延・布帛形成機の布帛形成用キャリッジと出口コンベヤの作動時の部分的概略図; 図3は図2のIII−III線に沿った概略的断面図; 図4は図3に示した布帛形成モチーフを用いて得られた布帛のプロフィルを示す概略図; 図5、7、9、11、13、15、17、19は図3に類似した図であるが、 他の布帛形成モチーフに関するもの; 図6、8、10、12、14、16、18、20は図4に類似した図であるが、図5、7、9、11、13、15、17、19に示した布帛形成モチーフに関するもの; 図21は本発明の連続繊維製品製造装置の図; 図22は展延・布帛形成機および圧密化機械の出口における繊維製品の横断方向プロフィルを比較するための図である。 図1に斜視で示した展延・布帛形成機は供給用コンベヤベルト1を備え、後者は例えば梳毛機(図示せず)から出たファイバシート2を受け取って展延機の囲い3内に搬送し、この囲い内ではシートは襞付けによって布帛4に変換されて出口コンベヤ6により囲い3から出る。 供給用コンベヤベルト1は電動モータ8によって典型的には一定の速度で矢印7の方向に駆動され、ファイバシート2を囲い3内に進入させる。 出口コンベヤ6は電動モータ11によって矢印9の方向に駆動され、布帛4を囲い3から送出する。 モータ11の回転速度は一定にすることができるし、或いは、変化形として、フランス公開特許2,234,395に記載されているように可変にしてもよい。 囲い3の内部には他のコンベヤベルト(後部コンベヤベルト)12が設置してあり、これはコンベヤベルト12の固定式案内シリンダ14に連結された電動モータ13によって回転駆動される。 囲い3の内部におけるそれらの進路の一部にわたって、供給用コンベヤベルト1および後部コンベヤベルト12は互いに隣接していて挟持領域16を形成しており、この領域内ではファイバシート2はコンベヤベルト1とコンベヤベルト12との間に保持される。 挟持領域16においては、コンベヤベルト1とコンベヤベルト12はモータ8と13の牽連制御により同じ速度で移動する。 挟持領域16は供給用コンベヤベルト1を支持する案内シリンダ17と後部コンベヤベルト12を支持する案内シリンダ18との間で終端しており、これらのシリンダの間には出口コンベヤ6の上方において下方に開口したシート2用繰り出しスロットが形成されている。 上から視て、供給用コンベヤベルト1の長手方向と後部コンベヤベルト12の長手方向は出口コンベヤ6の長手方向に垂直である。 従って、繰り出しスロット19は出口コンベヤ6の長手方向に平行である。 囲い3の内部で供給用コンベヤベルト1と後部コンベヤベルト12がたどる循環路は例えばフランス公開特許2,234,395、ヨーロッパ公開特許0,517,563、フランス公開特許2,553,102等から公知の任意の形態を取り得るので、全体は示さなかった。 繰り出しスロット19を画成する2つのシリンダ17および18はキャリッジ21(図2には極めて模式的に示す)に担持されている。 キャリッジ21は2つの送りプリー23、24に巻回された歯付きエンドレスベルトのような駆動手段22に連結してある。 一方のプリー23は2方向に作動する駆動用電動モータ2 6の軸に連結してあり、矢印27で示したように出口コンベヤ6の横断方向に平行にキャリッジ21を往復運動させるようになっている。 矢印27に沿った往復運動の際にキャリッジ21を案内するためコンベヤベルト1および12の両側には2本の案内レール(図2には簡素化のためその1つ28のみが示してある)が設けてある。 図示しないが、キャリッジ21はレール28内を走行するローラを有することができる。 その他適当な任意の案内手段を設けることができる。 布帛化用キャリッジ21の駆動モータ26はプログラミング管制台31(図1 )に接続された(又はその一部をなす)制御ユニット29によって制御される。 制御ユニット29は各瞬間毎のモータ26の速度を決定し、即ち、一方において布帛化用キャリッジ21の往復運動の振幅を、他方において特にキャリッジ21 の各方向転換毎の減速、停止、逆方向再加速のキャリッジの速度および加速度を決定する。 当業者に周知のように、かつ、特に前述した先行技術文献から知られているように、シート2は供給用コンベヤベルト1によって囲い3内に入ってから繰り出し用スロット19を経て出るまでの間に、上部キャリッジ(図示せず)が通過する幾何学形状可変の進路を取る。 この上部キャリッジは2つのコンベヤベルト1 および12を支持する他のシリンダを担持しており、出口コンベヤ6の横断方向に平行に(従って、キャリッジ21の往復運動に平行に)往復駆動される。 このような配置の目的は、シート2が供給用コンベヤベルト1を介して一定速度で機械内に進入する固定位置とスロット19がシート2を繰り出す可変位置との間の適合を達成するため、囲い3の内部にシート2の可変集積体を形成することにある。 この適合は、フランス公開特許2,553,102に記載されているように、2つのキャリッジ間を単に機械的に切断することにより実現することができる。 特にフランス公開特許2,234,395に記載されたより高度の制御は、布帛用キャリッジ2 1の絶対速度が不可避的に変化するにも拘わらず出口コンベヤ6上へのシート2 の堆積厚さを抑制するために2つのキャリッジ間の可変速度比を確立するのを可能にする。 このようなより高度の制御を実現するため、2つのキャリッジ間の機械的切断は設けない。 その代わりに、制御ユニット29は上部キャリッジの駆動モータとの接続32を有し、上部キャリッジを布帛用キャリッジ21に整合して制御するようになっている。 更に、制御ユニット29は挟持領域16内のあらゆる瞬間において後部コンベヤベルト12の速度がコンベヤベルト1の速度に等しくなるように後部コンベヤベルト12の速度を制御するべくモータ13に接続してある。 フランス公開特許2,553,102は、しかしながら、挟持領域が案内シリンダを中心として旋回するような機械構成の場合には、このシリンダに連結し布帛用キャリッジ21の往復運動と相関関係をもって適当に速度制御された同じモータによって2つのコンベヤベルトを駆動することができることを示している。 使用する技術的変化形が如何様であれ、布帛用キャリッジ21の往復運動と、 コンベヤベルト1および12の循環と、矢印9方向の出口コンベヤ6の前進との組合された作用は、図1から図4の実施例において参照番号2a、2b、2c、2dで示した前後のセグメント(各セグメントは或る方向において1つの折り目によって画定され他の方向において1つの折り目によって画定されている)で形成されたジクザクに沿って、出口コンベヤ6上へのシート2の堆積を生じさせる。 セグメントは出口コンベヤ6の長手方向に対して90°の異なる度をなしながら出口コンベヤ上を横断方向に延長している。 互いに斜めに重複するこれら前後のセグメントは布帛4を形成する。 斯る布帛は一般にニードリング処理(図示せず)のような後の圧密化処理に使用される。 例えば、図2では、セグメント2bが形成中であり、このセグメントは終わったばかりのセグメント2aからそれを分かつ折り目2abで始まり、他の方向において(即ち、左に向かって)次のセグメント2cからそれを分かつ折り目2bcで終わるであろう。 折り目2abと同じ方向にはやはりセグメント2dからセグメント2cを分かつ折り目2cdがあり、折り目2bcと同じ方向にはやはりセグメント2aからセグメント2dを分かつ折り目2daがある。 これらの折り目は出口コンベヤ6および布帛4の長手方向に平行である。 本発明に従い、布帛4に沿って後続する同一方向の折り目は、従来技術の教示のように布帛の対応する側方縁に沿って完全に重ねられる代わりに、むしろ互いに側方にオフセットされている。 即ち、図示した実施例では、布帛の左の折り目2abと布帛の右の折り目2daは布帛4の各側方縁に隣接しており、これに対して、 折り目2cdと2bcは布帛4の内側に向かってオフセットされている。 同じく図1から図4に示した実施例において、布帛はセグメントを限定する折り目2da、2ab、2bc、2cdによって画定された前述した4つのセグメント2a、2b、 2c、2dからなる反復的モチーフに従って形成される。 図示した実施例では、この布帛形成モチーフを反復実施すれば、布帛4の側方縁を形成する折り目2abと2da に夫々対応する4列の折り目と、布帛の長手方向縁から或る距離のところに位置する2列2bcおよび2cdが形成される。 折り目2bcと2cdとの間に位置する中央領域4aでは、全てのセグメントが存在するので、布帛の厚さは最大である。 反対に、 同じ方向の折り目2abと2cdとの間では、即ち、図2において布帛の左縁に沿って位置する帯域4b内では、セグメント2aおよび2bのみが示してある。 同様に、同一方向(即ち、折り目2abと2cdとは反対方向)の他の2種の折り目2bcと2daとの間の、布帛4の右縁に隣接する帯域4c内では、セグメント2dおよび2aのみが示してある。 これら2つの帯域4bおよび4cにおいては、布帛の厚さは中央領域4aにおける厚さの二分の一である。 図3は出口コンベヤ6上におけるシート2の折り畳みの概要を示す。 図4は得られた布帛のプロフィルを示し、中央領域4aと各側方帯域4b、4cとの間の肩部4a bおよび4acを有する。 肩部4ab、4acは夫々折り目2cdと2bcに沿って形成されている。 勿論、図4では、特に布帛4はニードリングのような圧密化処理および突き固め処理を受けていないので、肩部4ab、4acが現れる鮮明さは誇張してある。 布帛の厚さの変化は布帛の横断方向プロフィルに沿った対応する表面重量の変化に対応する。 この布帛製造展延機が前述した布帛化方法を実行するためには、プログラミング管制台31を介して展延機の作動を準備する際にプログラミング工程を追加する。 この工程は、布帛形成モチーフを生成するために布帛形成キャリッジが行わなければならないコースのシーケンスを定義(確定)することをユーザに要請することからなる。 ユーザは例えばキャリッジの前進の逆転の数(モチーフの折り目の数)と出口コンベヤ6の横断方向寸法に対するこれらの逆転の各々の位置( モチーフの折り目の位置)を定義することができる。 市販の展延機は異なる幅の布帛を処理することができるので、展延機によるこのようなインストラクション、 特に制御ユニット29によるインストラクションを考慮することは当業者の範囲内に属する。 布帛形成キャリッジ21の交番運動の命令を供給用コンベヤベルト1によるシート2の連続供給の命令に妥協させるための規則は、特にフランス公開特許2,234,395から等式の形で知られているので、当業者はキャリッジ21の異なる各コースについてこの布帛製造展延機の異なるモータに各瞬間に印加すべき命令を計算することの可能な制御ユニット29を設計することができる。 シート2の供給速度と、布帛形成モチーフを実行するために布帛形成キャリッジ21が走行しなければならない全距離とを知れば、布帛形成モチーフを実行するために必要な時間を知ることができる。 望ましくは、この時間は、出口コンベヤ6の長手方向に測ったシート2の寸法に対応する距離“L”(図2)だけ出口コンベヤ6が移動するに必要な時間を整数“n”で割ったものに対応する。 従って、図2において布帛4の右縁に見えるように、布帛を長手方向に走行するときに布帛の上方で出会うシート2の新たな各セグメントは布帛の下面で終端する同一のセグメントと一致する。 このような形状であれば、シートの厚い所の数は布帛4の夫々の長手方向線に沿って同じである。 換言すれば、シート2の側方縁は布帛4に沿って厚さ変化を一切生じない。 プログラミングの際には、ユーザは所望の数値“n”を設定することにより出口コンベヤ6の速度を選ぶのが好ましい。 図1から図4に示した実施例においては、n=4である。 即ち、展延機は出口コンベヤ6が距離Lだけ布帛4を前進させる間に4つの布帛形成モチーフを実行する。 各モチーフは4つのセグメントを有するので、布帛の長さのすべての点において、中央領域4a内にはシートの厚い所が16箇所あり、従って、各側方帯域4b、4c内には厚い所が8箇所しかない。 図3および図4の実施例では、各布帛形成モチーフは、布帛の全幅にわたって延長するセグメント(2a)と、中央領域4aと一方の側方帯域4bしかカバーしないセグメント(2b)と、中央領域4aしかカバーしないセグメント(2c)と、中央領域4aと他方の側方帯域4bしかカバーしないセグメント(2d)を有する。 図5および図6の実施例では、各布帛形成モチーフは6つのセグメント2a〜2f を有し、これらの中でセグメント2fおよび2aは中央領域4aと一方の側方帯域4bをカバーし、他の2つの前後のセグメント2cおよび2dは中央領域4aと他方の側方帯域4bをカバーするが、セグメント2bおよび2eは中央領域4aしかカバーしない。 得られるプロフィルは、側方帯域4bおよび4cの厚さが中央領域の厚さの三分の一に等しいことを除き、図3および図4のプロフィルに似ている。 図7および図8の実施例では、各布帛形成モチーフは、折り目2cdが肩部4abから布帛の側方縁まで移動していることを唯一の相違として、図3の前後2つの布帛形成モチーフに対応している。 この折り目によって連結されているセグメント2cと2dはこれに対応して伸長させてある。 これに対して、図3の前後2つの布帛形成モチーフの他方の折り目2cdに対応する折り目2ghはやはり肩部4abに沿って延長している。 従って、折り目2cdと2ghとの間を延長する側方帯域4bが他方の側方帯域4b(これは前述したように中央領域4aの厚さの二分の一である)よりも1 倍半厚くなった図8に示した不均斉布帛が形成される。 図9および図10の実施例はより厚い中央領域4aしかカバーしないセグメントを形成するのを回避するのが可能であることを示す。 布帛形成モチーフは、布帛の一方の側方縁とこの縁から最も遠い肩部4acおよび4abとの間のシートの往復に対応するセグメント2b、2c;2e、2fの対からなる。 これらの対は布帛の全幅をカバーするセグメント2a;2dによって分けられている。 こうして、布帛形成キャリッジがいづれの瞬間においても進み方向の2つの逆転の間で同じく減少されたコースを行うことなく、極めて減少された幅をもった過剰厚さ部4aを形成することができる。 このように布帛形成キャリッジのコースを減少させるとシート2の堆積の異常を生じさせ得る。 図9および図10の実施例は、また、肩部4abおよび4acの配置は布帛の長軸に関して必ずしも対称的でないことを示している。 図11および図12の実施例では、方向2ab、2cdの一方におけるすべての折り目は、布帛の第1側方縁に隣接している。 他の方向における折り目の1つ2bcは、布帛の他の側方縁に隣接している。 前記他の方向における他の折り目2daは側方過剰厚さ部4dと布帛のより薄い領域4eとの間で布帛によって形成された肩部4d eと一致している。 過剰厚さ部4dは一方の側の折り目2abおよび2cdと他方の側の折り目2bcとの間の布帛の第1側方縁に隣接している。 図13および図14の実施例は、過剰厚さ部4dおよび4fを、より薄い中央領域4eの両側において、布帛の各側方縁に沿って形成するのが可能であることを示す。 布帛形成モチーフは2つの半モチーフからなり、夫々の半モチーフは、布帛の一方の側方縁から始まって布帛の幅の一部しかカバーしていないセグメント2b、 2c、2h、2Iが、布帛の他方の側方縁から始まって布帛の幅の一部しかカバーしていないセグメント2e、2f、2k、2lに重なるには余りに小さな振幅を有することを除けば、図9のものと同一である。 従って、中央領域4eには、布帛の全幅をカバーするセグメント2a、2d、2g、2jしかない。 この実施例の他の特徴に従えば、布帛形成モチーフ内で側方帯域を形成する折り目2bcと2hiは正確に重畳されているので、側方帯域4dは比較的急な肩部4dcによって限定されている。 反対に、他方の側方帯域4fを中央領域4cから分離する肩部4efは、この肩部を形成する折り目2efと2klとの間に僅かな側方オフセット“ d”があるので、緩やかになっている。折り目2efと2klとの間のオフセットを別とすれば、図13の2つの布帛形成用半モチーフは同一である。図15および図16の実施例(図13および図14の半モチーフとの相違についてしか説明しない)においては、過剰厚さ部4dおよび4fは、セグメント2bおよび2c並びにそれらを限定する折り目2ab、2bc、2cdに対応するずれによって布帛の内側にオフセットされている。セグメント2eと2f並びにそれらを限定する折り目2de、2ef、2fgについても同様である。更に、布帛形成モチーフは、布帛の側方縁に隣接する折り目2gh、2hi、2ij、2ja、並びに、これらの折り目を互いに連結すると共に布帛形成モチーフの残部と連結するセグメントを有する。得られるプロフィルは図16に示したもので、厚さの小さな側方帯域4bおよび4cと、中間的な厚さの中央領域4eと、中央領域4eと各側方帯域4b又は4cとの間の、セグメント2b、2c、2e、2fに与えられる振幅に従って大なり小なり幅広の或る種のリブを形成する過剰厚さ部4d又は4fを有する。図17および図18は、布帛の長手方向縁から所定距離のところに位置する2 つの長手方向リブ4dおよび4fを形成する他の実施例に対応する。布帛形成モチーフは図13および14の半モチーフに対応するが、この場合にはセグメント2aは3つのセグメント2g、2h、2aで置換されている。セグメント2hは、過剰厚さ部4d および4eを夫々形成するべく、セグメント2eおよび2fに重畳する端部領域と、セグメント2bおよび2cに重畳する他の端部領域を有する。従って、これらの過剰厚さ部は、図9および図10の過剰厚さ部4aと同様の理由で非常に小さな幅を有することができる。セグメント2hの各端部は折り目2ghおよび2haとセグメント2gおよび2aによって布帛の反対側の側方縁に連結されている。折り目2ghおよび2haはリブ4dおよび4f の長手方向外側縁を形成しており、他方、折り目2bcおよび2efは前記リブの長手方向内側縁を形成している。図19および図20の実施例は、各布帛形成モチーフにおいて、各対のセグメント2b、2c;2e、2fが側方帯域しかカバーせず、隣接するリブ4bと4d;4fと4cは重なり合った2対2b、2cと2j、2k;2e、2fと2l、2mによって置換してあることを除けば、図17および図18の実施例と同一である。これは側方帯域4bおよび4c を中央領域4aよりも厚くするという効果がある。更に、布帛の内側側部において重畳対を限定する折り目2bcと2jk;2efと2lmは、中央領域4eとリブ4dおよび4fとの間の肩部4deと4efが図20に示したように緩やかな傾斜になるように、互いにオフセットされている。図21は、展延・布帛形成機41(これは図1および図2のものでもよい)の出口において、布帛4(実施例では2つの肩部4abおよび4acによって隔てられた3つの領域4a、4b、4cを備えている)は参照番号44で抽象的に示した適当な手段によって圧密化機械42(典型的にはニードリング機械)へと案内されることを示している。この手段44の少なくとも一部は展延・布帛形成機41のコンベヤによって構成されている。展延機41によって形成された階段状の非均一なプロフィルはニードリング機械42を通過する際には未だ横断方向の向きにある。これは、特に、前記向きを変えるおそれのある第2の布帛化作用のような中間的な処理を布帛4が受けないことを意味する。特に、図21のように平面図で視て、 繊維製品は展延・布帛形成機41の出口からニードリング機械42の入口へと直線状に移動する。展延・布帛形成機41とニードリング機械42との間の中間的処理、例えば、予備的ニードリング、中間的貯蔵、などは排除されない。しかしながら、ニードリング機械42内に入る製品の横断方向プロフィルが、展延・布帛形成機41によって形成された横断方向プロフィリングの痕跡を保有していることが重要である。即ち、ニードリング機械42の出口においては、得られた繊維製品は布帛化に由来するプロフィルが本質的に保存されているようなプロフィルを有し、実施例では、ニードリングによってプロフィルがかなり突き固められるにも拘わらず、2つの肩部43abおよび43acによって隔てられた厚さの連続した3つの領域43a、43b、43cを備えている。勿論、本発明は前述し図示した実施例に限定されるものではなく、これらの実施例の目的は、可能性を網羅的に枚挙するためではなくて、どのような手段によって相対厚さや、対称性および非対称性や、厚さの異なる範囲の数や、厚さの異なる2箇所間の遷移の態様が本発明の方法および装置によってほぼ無限に変わり得るかを例示するためである。単なる例として、図11の実施例から始めて、布帛の左側方縁から右側方縁へと厚さの減少する異なる3種の厚さを有する布帛を得ることができる。このためには、2つの中の1つの折り目2bcが布帛の右側方縁の方にオフセットされているか、或いは、2つの中の1つの折り目2daが布帛の左側方縁の方にオフセットされていれば充分である。これら2つの可能性を兼任させれば漸変的に減少する4種の厚さを実現することさえ可能になるであろう。本発明は出口コンベヤ上に堆積されるシートの厚さ(特に、正又は負のストレッチの度合い)を可変にするあらゆる配置に適合する。これは、本発明による大なり小なり急な厚さ変化を、本発明によって画定される同じ厚さの領域の幅の異なる点間のより漸変的な変化と組み合わせるのを可能にする。

    【手続補正書】特許法第184条の8第1項【提出日】平成11年3月1日(1999.3.1) 【補正内容】 請求の範囲1. シート(2)が載置される横断方向を逆転することにより或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目(2ab、2bc・・・)によって互いに連結された前後連続的な横断方向シートセグメント(2a、2b・・・)を出口コンベヤ(6)上に載置しながら階段状のプロフィルを備えたファイバ布帛(4)を形成する方法であって、出口コンベヤ(6)の幅内の異なる場所に同一方向の前後連続的な少なくとも幾つかの折り目(2ab、2cd、・・・;2bc、2da、・・・)を配置することにより、前記折り目が布帛(4)の側方縁間に位置する少なくとも1本の線に沿って位置する内側にオフセットされた折り目を構成するようにする方法において、オフセットされた前記折り目は、布帛(4)の2つの長手方向領域(4a、4b、4 c、4d、4e、4f)の間に肩部(4ab、4ac、4de、4ef)を形成するように配置することを特徴とする方法。 2. シート(2)が載置される横断方向を逆転することにより或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目(2ab、2bc・・・)によって互いに連結された前後連続的な横断方向シートセグメント(2a、2b・・・)を展延・布帛形成機(41 )の出口コンベヤ(6)上に載置しながらファイバ布帛(4)を形成すると共に、 出口コンベヤ(6)の幅内の異なる場所に同一方向の前後連続的な少なくとも幾つかの折り目(2ab、2cd、・・・;2bc、2da、・・・)を配置することにより、 非均一な厚さの横断方向プロフィルをもった連続した繊維製品を製造する方法であって、布帛(4)の非均一なプロフィルは後続する圧密工程が終わるまではほぼ当該連続繊維製品の横断方向方位に保持されていることを特徴とする方法。 3. 後続する圧密工程はニードリング工程であることを特徴とする請求項2に基づく方法。 4. 平面図で視て繊維製品は展延・布帛形成機(41)の出口から圧密工程へと直線状に移動することを特徴とする請求項2又は3に基づく方法。 5. 布帛の横断方向プロフィルは圧密化された製品(43)内に本質的に保存されていることを特徴とする請求項2から4のいづれかに基づく方法。 6. 布帛の側方に内側にオフセットされた前記折り目は布帛(4)の2つの長手方向領域(4a、4b、4c、4d、4e、4f)の間に肩部(4ab、4ac、4de、4ef)を形成するように配置されていることを特徴とする請求項2から5のいづれかに基づく方法。 7. 前記布帛を非対称のプロフィルをもって製造することが可能であることを特徴とする請求項1から6のいづれかに基づく方法。 8. 所定数の前後連続的セグメントについてシート(2)の折り目に対応するセグメントの端部の位置が画定され、前記所定数の前後連続的セグメントに対応する布帛形成モチーフを、少なくとも2つの同一方向折り目が布帛(4)の横断方向に沿って互いにオフセットされるようにプログラムすること、並びに、布帛形成モチーフの反復実行により布帛を形成することを特徴とする請求項1から7のいづれかに基づく方法。 9.1つの布帛形成モチーフを実行する間の出口コンベヤ(6)の変位がシート(2) の幅(L)の1/n倍(但し、nは整数)に対応するように出口コンベヤ(6) の速度を制御することを特徴とする請求項8に基づく方法。 10. 布帛のプロフィルのより薄い2つの領域の間の過剰厚さ部を形成するため、 夫々が過剰厚さ部の長手方向縁の各一方に隣接し前記縁とは反対側のより薄い領域上に延長する折り目によって限定されたセグメントからなる2種のシートセグメントを載置することを特徴とする請求項1から9のいづれかに基づく方法。 11. 布帛のプロフィルのより薄い少なくとも1つの領域に隣接する過剰厚さ部を形成するため、夫々が過剰厚さ部の長手方向縁の一方に沿って位置する2つの折り目によって限定されたセグメントと、この過剰厚さ部をすべてカバーすると共により薄い領域内で過剰厚さ部の長手方向縁の一方を越えて延長する他のセグメントとを形成することを特徴とする請求項1から9のいづれかに基づく方法。 12. 過剰厚さ部は2つのより薄い領域の間に位置し、前記他のセグメントの少なくとも幾つかは2つのより薄い領域内で過剰厚さ部の両側において過剰厚さ部を越えて延長していることを特徴とする請求項11に基づく方法。 13. 過剰厚さ部は布帛の縁に隣接し、前記他方のセグメントは布帛の前記縁に沿って延長する折り目によって限定されていることを特徴とする請求項11に基づく方法。 14. 僅かにオフセットされた同一方向の折り目によって厚さ変化部に沿つて限定された重畳したシートセグメントを形成することにより、布帛の幅の2つの領域の間で漸変的厚さ変化部を形成することを特徴とする請求項1から13のいづれかに基づく方法。 15. −出口コンベヤ(6)と; −前記出口コンベヤの上方で横断方向に移動可能なキャリッジ(21)と; −前進方向の逆転によって隔てられた、出口コンベヤ(6)の各幅方向(27) 内のコースに沿って、前記キャリッジを作動させる手段(22、23、26)と; −前記キャリッジに連続シート(2)を供給する手段(1、12)と; −キャリッジ(21)に担持され出口コンベヤ(6)上のシートを繰り出す手段(17 、18)と; −製造された布帛に階段状のプロフィルを与えるために出口コンベヤ上に製造された布帛をプロフィリングする手段; とを備えた展延・布帛形成装置であって、 前記プロフィリング手段は、出口コンベヤの幅内の異なる場所に少なくとも幾つかの前後連続的キャリッジ(21)前進方向逆転部を位置決めする手段(29、31 )を備え、少なくとも1つの肩部(4ab、4ac、4de、4ef)によって隔てられた厚さの異なる少なくとも2つの領域(4a〜4f)を布帛の幅方向に画定することを特徴とする展延・布帛形成装置。 16. −布帛(4)を製造する展延・布帛形成機(41)と; −下流に配置された圧密化機械(42)と; −展延・布帛形成機から圧密化機械へと布帛(4)を案内するための案内手段(44); とを備え、連続した繊維製品を製造する装置であって、 前記展延・布帛形成機(41)は、 −前記案内手段(44)の少なくとも一部を構成する出口コンベヤ(6)と; −前記出口コンベヤの上方で横断方向に移動可能なキャリッジ(21)と; −前進方向の逆転によって隔てられた、出口コンベヤ(6)の各幅方向(27) 内のコースに沿って、前記キャリッジを作動させる手段(22、23、26)と; −前記キャリッジに連続シート(2)を供給する手段(1、12)と; −キャリッジ(21)に担持され出口コンベヤ(6)上のシートを繰り出す手段(17、18)と; −出口コンベヤ上に製造された布帛をプロフィリングする手段; とを備え、前記案内手段(44)は、展延・布帛形成機(41)から出る布帛(4) の横断方向プロフィルが圧密化機械(42)を横切る進路内において横断方向位置に位置するように配置されており、 前記プロフィリング手段は出口コンベヤの幅内の異なる場所に少なくとも幾つかの前後連続的キャリッジ(21)前進方向逆転部を位置決めする手段(29、31) を備えていることを特徴とする装置。 17. 前記圧密化機械はニードリング機械であることを特徴とする請求項16に基づく装置。 18. 前記場所は、少なくとも1つの肩部(4ab、4ac、4de、4ef)によって隔てられた厚さの異なる少なくとも2つの領域(4a〜4f)を布帛のおよび次いで連続繊維製品の幅方向に画定するように相違していることを特徴とする請求項16又は17に基づく装置。 19. 前記プロフィリング手段は、 −出口コンベヤの幅に対するコース端部の位置によって画定されるコースのシーケンスをプログラムするための手段(31)と、 −キャリッジがコースのシーケンスを反復的に実施するべくキャリッジを制御するための手段(29)、 を備えていることを特徴とする請求項15から18のいづれかに基づく装置。 20. 各シーケンスの実行の際に出口コンベヤ(6)をL/n(Lは出口コンベヤ(6)の長さに平行に測ったシートの寸法であり、nは整数)だけ前進させる手段を備えていることを特徴とする請求項15から19のいづれかに基づく装置。 21. 前記プロフィリング手段は布帛に非対称プロフィル(図7から12)を与えることが可能であることを特徴とする請求項15から20のいづれかに基づく装置。 22. 或る方向と他の方向とに交互に形成された折り目によって互いに連結された横断方向シートセグメントで形成され次いで特にニードリングにより圧密化された繊維製品であって、前記折り目の幾つかは、重畳した異なる数のセグメントを有する領域(4a、4b、4c、4d、4e、4f)の間に延長する肩部(4ab、4ac、4de 、4ef)に沿って位置するべく連続繊維製品の側方に内側にオフセットされていることを特徴とする繊維製品。 23. 製品の横断方向プロフィルは非対称であることを特徴とする請求項22に基づく繊維製品。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジュールド、ベルナール フランス国、F―76500 エルブッフ、リ ュ・デ・マルティール、76 (72)発明者 ジャン、ロベール フランス国、F―27370 フークヴィル、 ルート・ド・ルーヴィエール、46

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