おしぼり瞬間冷凍具、及びおしぼり瞬間冷凍具セット

申请号 JP2011002659 申请日 2011-05-13 公开(公告)号 JP3169351U 公开(公告)日 2011-07-28
申请人 株式会社東洋化学商会; 发明人 村上 愼吾; 愼吾 村上;
摘要 【課題】布材の形状に制約が無く、簡便、且つ、瞬時に冷凍おしぼりを得ることが可能であり、携帯性に優れたおしぼり瞬間冷凍具セットを提供する。【解決手段】おしぼりをロール状に巻回可能な外周面を備え、内部に中空空間を有する柱状部材10と、前記柱状部材の長手方向一端側に連続して形成され、高圧冷却ガスが封入された冷却ガス缶の噴射ノズルと接続し、噴射動作に伴い前記高圧冷却ガスを前記柱状部材の中空空間に導通する冷却ガス缶接続部20と、前記柱状部材の長手方向他端側において前記柱状部材の直立状態を保持する台座部材30とを備える。前記柱状部材の前記外周面には前記柱状部材の中空空間に導通された前記高圧冷却ガスを前記おしぼりに対して供給する貫通孔12を貫設する。【選択図】図1
权利要求
  • おしぼりをロール状に巻回可能な外周面を備え、内部に中空空間を有する柱状部材と、
    前記柱状部材の長手方向一端側に連続して形成され、高圧冷却ガスが封入された冷却ガス缶の噴射ノズルと接続し、噴射動作に伴い前記高圧冷却ガスを前記柱状部材の中空空間に導通する冷却ガス缶接続部と、
    前記柱状部材の長手方向他端側において前記柱状部材の直立状態を保持する台座部材とを備え、
    前記柱状部材の前記外周面には前記柱状部材の中空空間に導通された前記高圧冷却ガスを前記おしぼりに対して供給する貫通孔が貫設されていることを特徴とするおしぼり瞬間冷凍具
  • 前記柱状部材の形状は円柱形状、三角柱形状、四角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状の何れかの形状であることを特徴とする請求項1記載のおしぼり瞬間冷凍具
  • 前記台座部材は前記柱状部材に対して着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1、又は請求項2記載のおしぼり瞬間冷凍具
  • 封入された高圧冷却ガスを噴射ノズルを介して噴射する冷却ガス缶と、
    おしぼりをロール状に巻回可能な外周面を備え、内部に中空空間を有する柱状部材と、
    前記柱状部材の長手方向一端側に連続して形成され、前記冷却ガス缶の噴射ノズルと接続し、噴射動作に伴い前記高圧冷却ガスを前記柱状部材の中空空間に導通する冷却ガス缶接続部と、
    前記柱状部材の長手方向他端側において前記柱状部材の直立状態を保持する台座部材とを備え、
    前記柱状部材の前記外周面には前記柱状部材の中空空間に導通された前記高圧冷却ガスを前記おしぼりに対して供給する貫通孔が貫設されたおしぼり瞬間冷凍具とを組み合わせてなることを特徴とするおしぼり瞬間冷凍具セット。
  • 前記柱状部材の形状は円柱形状、三角柱形状、四角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状の何れかの形状であることを特徴とする請求項4記載のおしぼり瞬間冷凍具セット。
  • 前記台座部材は前記柱状部材に対して着脱自在に設けられることを特徴とする請求項4、又は請求項5記載のおしぼり瞬間冷凍具セット。
  • 说明书全文

    本考案は、簡便、且つ、瞬時に冷凍されたおしぼりを得ることが可能なおしぼり瞬間冷凍具、及びおしぼり瞬間冷凍具セットに関するものである。

    例えば、炎天下での屋外で作業に従事する者や旅先での旅行者にとって、おしぼりが冷凍されていると(以下、冷凍おしぼりと称する)、清涼感が得られると共に、次の活動への意欲が高められるため、喜ばれるものである。

    一般的に、冷凍おしぼりを屋外等で使用するためには、おしぼりとして用いられる布材を直接、又は包装袋に封入した状態で冷凍庫等で冷凍後、使用するときが来るまでアイスボックス等の適当な保冷手段で保存し続ける必要がある。 そして、例えば、使用場所を移動する場合には、アイスボックス自体を運搬する必要があるため、使用者にとって負担となるものであった。

    さらに、一旦、使用されてしまうと、おしぼりの温度は常温に戻るため、再使用するためには、冷凍庫等で再度冷凍する必要があり、再使用が可能となるまでに時間を要していた。

    このような状況において、例えば、特許文献1には、ゴルフプレイヤーが携帯して必要時いつでもある程度の冷却感の持続性をもって使用することができ、特に真夏の炎天下におけるゴルフにおいて使用するに好適な冷却タオルについて記載がなされている。

    特開2006−223432号公報

    しかしながら、上記特許文献1記載の冷却タオルは、扁平状袋部の形成のために、二つ折り、又は2枚のタオル地の三辺周縁部を縫合する必要があり、そのタオル地の形状に制約があった。 また、上記特許文献1記載の冷却タオルでは、上記扁平状袋部に挿入された扁平状冷却パックを介してタオル本体が冷却されるため、瞬時にタオル本体を冷却できないといった問題もあった。 さらに、上記特許文献1に記載の技術では、タオル本体を冷凍することは不可能であった。

    本考案は、このような実情に鑑みてなされたものであり、本考案の課題は、おしぼりとして用いられる布材の形状に制約が無く、簡便、且つ、瞬時に冷凍おしぼりを得ることが可能であり、携帯性に優れたおしぼり瞬間冷凍具、及びおしぼり瞬間冷凍具セットを提供することである。

    上記課題を解決するために、本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具は、おしぼりをロール状に巻回可能な外周面を備え、内部に中空空間を有する柱状部材と、前記柱状部材の長手方向一端側に連続して形成され、高圧冷却ガスが封入された冷却ガス缶の噴射ノズルと接続し、噴射動作に伴い前記高圧冷却ガスを前記柱状部材の中空空間に導通する冷却ガス缶接続部と、前記柱状部材の長手方向他端側において前記柱状部材の直立状態を保持する台座部材とを備え、前記柱状部材の前記外周面には前記柱状部材の中空空間に導通された前記高圧冷却ガスを前記おしぼりに対して供給する貫通孔が貫設されていることを特徴とする。

    本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具では、内部に中空空間を有する柱状部材の外周面におしぼりを巻回後、高圧冷却ガスが封入された冷却ガス缶を冷却ガス缶接続部を介して接続する。 そして、台座部材を介して直立状態とし、冷却ガス缶の押込みに動作により高圧冷却ガスを噴射させる。 噴射された高圧冷却ガスは、冷却ガス缶接続部を介して柱状部材の中空空間に導通される共に、外周面に貫設された貫通孔からおしぼりに供給されるため、瞬時におしぼりを冷凍することができる。 また、おしぼり瞬間冷凍具は、台座部材を把持し引き抜くことでおしぼりからの取り外しが可能であるため、ロール形状が保たれた状態での冷凍おしぼりの提供が可能である。

    また、本考案では、上記おしぼり瞬間冷凍具において、柱状部材の形状は円柱形状、三柱形状、四角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状の何れかの形状とすることができ、台座部材は柱状部材に対して着脱自在に設けられる形態としてもよい。

    本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具の柱状部材の形状を円柱形状とすることで、おしぼりをロール状に円滑に巻回することができる。 また、該柱状部材は円柱形状のみでなく、三角柱形状、四角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状の何れかの形状とすることも可能である。 柱状部材の形状をこのような角柱形状とすることにより、巻回時に角柱形状を構成する各辺部分がおしぼりに引っ掛かるため、巻回がより容易となる。 さらに、本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具の台座部材は、おしぼりの巻回時には柱状部材から取り外し、高圧冷却ガスの供給時には柱状部材に装着するといった、柱状部材に対して着脱自在に構成することも可能である。 このように構成することで、おしぼりの巻回時に、台座部材が巻回の障害になる不具合を防ぐことができる。

    また、本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具セットは、封入された高圧冷却ガスを噴射ノズルを介して噴射する冷却ガス缶と、おしぼりをロール状に巻回可能な外周面を備え、内部に中空空間を有する柱状部材と、前記柱状部材の長手方向一端側に連続して形成され、前記冷却ガス缶の噴射ノズルと接続し、噴射動作に伴い前記高圧冷却ガスを前記柱状部材の中空空間に導通する冷却ガス缶接続部と、前記柱状部材の長手方向他端側において前記柱状部材の直立状態を保持する台座部材とを備え、前記柱状部材の前記外周面には前記柱状部材の中空空間に導通された前記高圧冷却ガスを前記おしぼりに対して供給する貫通孔が貫設されたおしぼり瞬間冷凍具とを組み合わせてなることを特徴とする。

    本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具セットでは、内部に中空空間を有する柱状部材の外周面におしぼりを巻回後、高圧冷却ガスが封入された冷却ガス缶を冷却ガス缶接続部を介して接続する。 そして、台座部材を介して直立状態とし、冷却ガス缶の押込みに動作により高圧冷却ガスを噴射させる。 噴射された高圧冷却ガスは、冷却ガス缶接続部を介して柱状部材の中空空間に導通される共に、外周面に貫設された貫通孔からおしぼりに供給されるため、瞬時におしぼりを冷凍することができる。 また、おしぼり瞬間冷凍具セットは、台座部材を把持し引き抜くことでおしぼりからの取り外しが可能であるため、ロール形状が保たれた状態での冷凍おしぼりの提供が可能である。

    また、本考案では、上記おしぼり瞬間冷凍具セットにおいて、柱状部材の形状は円柱形状、三角柱形状、四角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状の何れかの形状とすることができ、台座部材は柱状部材に対して着脱自在に設けられる形態としてもよい。

    本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具セットに係るおしぼり瞬間冷凍具の柱状部材の形状を円柱形状とすることで、おしぼりをロール状に円滑に巻回することができる。 また、該柱状部材は円柱形状のみでなく、三角柱形状、四角柱形状、五角柱形状、又は六角柱形状の何れかの形状とすることも可能である。 柱状部材の形状をこのような角柱形状とすることにより、巻回時に角柱形状を構成する各辺部分がおしぼりに引っ掛かるため、巻回がより容易となる。 さらに、本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具セットに係るおしぼり瞬間冷凍具の台座部材は、おしぼりの巻回時には柱状部材から取り外し、高圧冷却ガスの供給時には柱状部材に装着するといった、柱状部材に対して着脱自在に構成することも可能である。 このように構成することで、湿らせた布材の巻回時に、台座部材が巻回の障害になる不具合を防ぐことができる。

    本考案によれば、おしぼりとして用いられる布材の形状に制約が無く、簡便、且つ、瞬時に冷凍おしぼりを得ることが可能であり、携帯性に優れたおしぼり瞬間冷凍具、及びおしぼり瞬間冷凍具セットを提供することができる。

    本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具の外観を説明するための斜視図である。

    本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具のを説明するための図である。

    冷却ガス缶接続部の構造を説明するための上面図である。

    冷却ガス缶の構造を説明するための断面図である。

    おしぼり瞬間冷凍具と、冷却ガス缶とを組み合わせてなるおしぼり瞬間冷凍具セットにより布材を冷却し、冷凍おしぼりを得る方法について説明する図である。

    他の好適な柱状部材の形状を説明する図である。

    他の好適な柱状部材の形状を説明する図である。

    他の好適な柱状部材の形状を説明する図である。

    他の好適な柱状部材の形状を説明する図である。

    他の好適な台座部材の構造を説明する図である。

    以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 なお、本考案の実施の形態の説明においては、封入された高圧冷却ガスを噴射ノズルを介して噴射する冷却ガス缶と、おしぼり瞬間冷凍具とを組み合わせてなるおしぼり瞬間冷凍具セットについて説明する。 なお、本考案でいう、おしぼりとは道水等で適度に湿らせた、一般的に市販されているサイズのタオル地等からなる布材全般を意味するものとする。

    図1は、本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具100の外観を説明するための斜視図である。 図2(a)は、本考案に係るおしぼり瞬間冷凍具100の外観を説明するための正面図であり、図2(b)は、図2(a)のA−A断面を示す縦断面図である。 また、図3は、冷却ガス缶接続部20の構造を説明するための上面図である。

    図1に示すように、おしぼり瞬間冷凍具100は、おしぼりをロール状に巻回可能な外周面11を備えた柱状部材10と、該柱状部材の長手方向一端側に連続して形成され、後述する高圧冷却ガスが封入された冷却ガス缶の噴射ノズルと接続し、噴射動作に伴い高圧冷却ガスを柱状部材の中空空間13に導通する冷却ガス缶接続部20と、該柱状部材10の長手方向他端側において柱状部材10の直立状態を保持する台座部材30とを備える。

    柱状部材10の形状は、本実施形態においては円柱状とされ、その周面たる外周面11には、柱状部材10の中空空間に導通された高圧冷却ガスをおしぼりに対して供給する貫通孔12が所定の間隔をもって貫設されている。 本実施形態において、貫通孔12の形状は円形とされているが、その形状に制限は無く、円形以外にも、例えば、三角形、四角形といった多角形、又はこららの組み合わせであってもかまわない。 そして、貫通孔12の貫設数は特には限定されないが、おしぼりに対して均等に高圧冷却ガスを供給するために、外周面11の長手方向全域に沿って略等間隔に貫設されているのが好ましい。

    また、図1、及び図2(a)に示すように、柱状部材10は、該柱状部材10の他端側、すなわち台座部材30側を下方側、該柱状部材10の一端側すなわち、冷却ガス缶接続部20を上方側とすると、下方側から上方側にかけて短手方向断面積が徐々に小さくなるように形成されている。 そして、図2(b)に示すように、該柱状部材10の中空空間13は、冷却ガス缶接続部20から導通された高圧冷却ガスが台座部材30側の下方側まで行き届くように、該柱状部材10の内容積全域に亘って形成されている。

    冷却ガス缶接続部20は、図2(b)、及び図3に示すように、後述する冷却ガス缶200の噴射ノズルたるステム203と接続可能となるように、柱状部材10の中空空間13に連続して形成された開口部21を備える。 そして、開口部21の周縁部には、おしぼり瞬間冷凍具に対する冷却ガス缶200の押込み動作に伴いステム203と当接するステム当接部22が形成されており、該ステム当接部22にステム203が当接し、冷却ガス缶200の押込み方向とは離反する方向にステム203が移動することで、冷却ガス缶200内部に形成されたガスバルブ202が解放され、柱状部材10の中空空間13に高圧冷却ガス201が導通されることになる。 柱状部材10の中空空間13に導通された高圧冷却ガス201は、外周面11に貫設された貫通孔12を介しておしぼりに供給されるため、瞬時におしぼりを冷凍することができる。

    台座部材30は、柱状部材10の長手方向他端側において該柱状部材10の直立状態を保持する形状、すなわち、少なくとも該柱状部材10の下方側短手方向断面積よりも大きい断面積を有する円柱形状等の立体であればその形状に制限は無い。 なお、台座部材30は、卓上等において、冷却ガス缶200と接続された該柱状部材10の直立状態を保持すると共に、冷却ガス缶200の押込み動作に伴い付与される重方向への力に対する剛性を備える基材から成型されるが、この場合、柱状部材10と一体成型されてもよいし、後述するように柱状部材10から着脱自在となるように成型されてもかまわない。

    上記構成のおしぼり瞬間冷凍具は、熱可塑性樹脂、又は熱硬化性樹脂の何れの樹脂でも成型することができ、その成型方法は、例えば、熱可塑性樹脂であれば、注型法、圧縮法、射出法、押し出し法、T−ダイ法といった成型法で、熱硬化性樹脂であれば、圧縮法、トランスファー法、射出法といった成型法を用いることができる。

    次に、本実施形態に係る冷却ガス缶200の構成について図4を用いて説明する。 前述したように、本実施形態に係る冷却ガス缶200は、ステム203の駆動に伴い、ガスバルブ202の開閉が制御される構造となっている。 すなわち、おしぼり瞬間冷凍具に対する冷却ガス缶200の押込み動作に伴うステム203の移動によって、高圧冷却ガス201をおしぼり瞬間冷凍具に導入することができるとともに、冷却ガス缶200のおしぼり瞬間冷凍具からの引き戻し動作に伴うステム203の移動によって高圧冷却ガス201の供給を停止させることができる。 ここで、高圧冷却ガス201としては、爆発等の危険性が低く、人体に無害で、且つ、冷却効率の高いフロン152A、LPG、DME、プロパン、又はブタン等のガスを用いることができる。

    次に、上記構成を備えたおしぼり瞬間冷凍具100と、冷却ガス缶200とを組み合わせてなるおしぼり瞬間冷凍具セットにより冷凍おしぼりを得る方法について図5(a)、及び図5(b)を用いて説明する。

    まず、おしぼりとして、布材300を適度に水道水等により湿らせ、図5(a)に示すように、おしぼり瞬間冷凍具の柱状部材10の外周面11にロール状に巻回する。

    次に、図5(b)に示すように、卓上等において、直立状態を保持したおしぼり瞬間冷凍具に冷却ガス缶200のステム203を冷却ガス缶接続部20を介して接続する。 そして、同図中の矢印方向に冷却ガス缶200を押し込む。 すると、冷却ガス缶200の押込み方向とは離反する方向にステム203が移動することで、冷却ガス缶200内部に形成されたガスバルブ202が解放され、柱状部材10の中空空間13に高圧冷却ガス201が導通される。

    柱状部材10の中空空間13に導通された高圧冷却ガス201は、外周面11に貫設された貫通孔12を介して布材300に供給されるため、瞬時に布材300は冷凍されることになる。

    最後に、台座部材30を把持し布材300から引き抜くことで、ロール形状が保たれた状態で冷凍おしぼりを得ることができる。

    以上のように、本実施形態によれば、おしぼりとして用いられる布材の形状に制約が無く、簡便、且つ、瞬時に冷凍おしぼりを得ることができる。 また、本実施形態に係るおしぼり瞬間冷凍具セットは、おしぼり瞬間冷凍具と冷却ガス缶とからのみ構成されるため、携帯性に優れ、屋外や旅先に容易に持ち出すことができる。

    なお、本実施形態の説明において、上記おしぼり瞬間冷凍具100を構成する柱状部材10の形状を円柱形状として説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。 すなわち、本考案では、柱状部材として、図6に示すような三角柱状の柱状部材101、図7に示すような四角柱状の柱状部材102、図8に示すような五角柱状の柱状部材103、図9に示すような六角柱状の柱状部材104等の角柱形状の部材等も用いることができる。

    上記柱状部材の形状をこのような角柱形状とすることにより、おしぼりの巻回時に角柱形状を構成する各辺部分が湿らせたおしぼりに引っ掛かるため、おしぼりの巻回をより容易に行うことができる。

    さらに、本考案では、図10に示すように、台座部材30'に凸部31、柱状部材10'に該凸部31と嵌合可能な凹部14を設け、おしぼりの巻回時には柱状部材から取り外し、高圧冷却ガスの供給時には柱状部材に装着するといった、おしぼり瞬間冷凍具に対して着脱自在に構成することも可能である。 このように構成することで、おしぼりの巻回時に、台座部材が巻回の障害になる不具合を防ぐことができる。

    なお、本考案は上記記述に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。

    10,10',101,102,103,104 柱状部材11 外周面12 貫通孔13 中空空間14 凹部20 冷却ガス缶接続部21 開口部22 ステム当接部30,30' 台座部材31 凸部100 おしぼり瞬間冷凍具200 冷却ガス缶201 高圧冷却ガス202 ガスバルブ203 ステム300 布材

    QQ群二维码
    意见反馈