携帯用歯磨きシート |
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申请号 | JP2013100086 | 申请日 | 2013-05-10 | 公开(公告)号 | JP2014217657A | 公开(公告)日 | 2014-11-20 |
申请人 | レック株式会社; Lec Inc; | 发明人 | NAKANISHI YOSHIHIRO; | ||||
摘要 | 【課題】うがい用の 水 を使用することなく、ウエットティッシュにより歯、歯茎を清掃することができ、携帯性に優れた携帯用歯磨きシートを得る。【解決手段】携帯用歯磨きシート1は、防水性を有する分包フィルムを用いて、破線で示す不織布から成るシート状のウエットティッシュ3を密封している。ウエットティッシュ3は拡げると一辺が数〜10cm程度の大きさで折り畳まれて封入されており、分包フィルム2を破断部2aから破いて取り出す。ウエットティッシュ3としては、接着剤を不使用の天然素材100%の不織布、又は超極細繊維で構成された不織布を使用できる。このウエットティッシュ3には、例えば殺菌作用等を有する薬剤、洗浄剤、香料、保湿剤から成る洗浄液が含浸されている。【選択図】図1 | ||||||
权利要求 | 歯磨き用洗浄液を含浸させた不織布から成るウエットティッシュを防水性を有する分包フィルムにより密封したことを特徴とする携帯用歯磨きシート。 前記不織布は天然素材又は超極細繊維から構成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯用歯磨きシート。 前記分包フィルムの少なくとも一辺には、鋸歯状の開口部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用歯磨きシート。 前記ウエットティッシュは指サック状に形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の携帯用歯磨きシート。 |
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说明书全文 | 本発明は、外出先等で使用する携帯用歯磨きシートに関するものである。 一般に、虫歯、口臭、歯石沈着、歯肉炎又は歯槽膿漏等を予防するために、歯ブラシ及び歯磨き剤を用いて、歯に付着した汚れを清掃した後に、水でうがいをすることにより口腔内の洗浄を行っている。 また、歯ブラシを使用せずに、液体の洗口液で口腔内をうがいし、歯及び歯茎を洗浄する場合もある。 通常では、歯の清掃には歯ブラシ及び歯磨き剤が必要であり、外出時に歯を清掃する場合には、歯ブラシ、歯磨き剤等を携行する必要がある。 更に、歯ブラシ及び歯磨き剤を用いた歯の清掃には、清掃後の口腔内の歯磨き剤を洗い流すためのうがい用の水が必要であり、外出先で容易に水を使用できない場所においては、うがい用の水を携帯する必要がある。 また、歯ブラシを用いて歯を強く磨くと、歯の汚れを落すと同時に歯の表面を研磨してしまい、必要以上に歯の表面のエナメル質を削り取ってしまうという問題もある。 更に、使用後の歯ブラシは洗浄して保管する必要もある。 本発明の目的は、上述の課題を解決し、携帯性に優れ、うがい用の水を使用することなく、歯、歯茎及び舌を清掃することができる携帯用歯磨きシートを提供することにある。 上記目的を達成するための本発明に係る携帯用歯磨きシートは、歯磨き用洗浄液を含浸させた不織布から成るウエットティッシュを防水性を有する分包フィルムにより密封したことを特徴とする。 本発明に係る携帯用歯磨きシートは、歯磨き用洗浄液を含浸し1回の歯磨きに必要なウエットティッシュが分包フィルム内に密封されており、うがい用の水を必要とせずに歯磨きを行うことができる。 特に、外出時等において便利であり、衛生面にも優れ、携帯性に優れている。 更に、研磨剤を含む歯磨き剤を用いずに、歯をウエットティッシュで摺擦するため、歯の表面のエナメル質を削り取ってしまう虞れもない。 図1は本実施例における携帯用歯磨きシートの斜視図を示している。 携帯用歯磨きシート1は、防水性を有する合成樹脂製の分包フィルム2と、破線で示す不織布から成り歯磨き用洗浄液を含浸したシート状のウエットティッシュ3とから成り、ウエットティッシュ3は分包フィルム2に封入し、密封されている。 分包フィルム2はアルミニウム箔等の金属層とポリエチレン、ポリプロエチレン等の樹脂層から形成するようにしてもよい。 封入されているウエットティッシュ3は4つ折り等に折り畳まれており、拡げると一辺が数〜10cm程度の大きさになる。 分包フィルム2の少なくとも一辺の縁部は、破いて開封し易くするために、鋸歯状の破断部2aが設けられている。 或いは、分包フィルム2の縁部に切り口を設けたり、公知の開封し易い素材を採用するようにしてもよい。 ウエットティッシュ3は、例えば接着剤を使用しない天然素材100%の不織布、又は超極細繊維で構成された不織布を使用できる。 このウエットティッシュ3は、殺菌作用を有するエタノール等の薬剤、洗浄剤、香料及び保湿剤等から成る洗浄液が含浸されている。 更に、洗浄液にアルカリイオン水、虫歯の予防効果が高いキシリトール、殺菌作用を有するポリフェノールや茶抽出成分等を含むようにしてもよい。 これらの洗浄液の成分構成は殺菌、洗浄の効果を有する範囲内で適宜に成分を選択、配合してもよい。 この携帯用歯磨きシート1は分包フィルム2により密封され、高圧蒸気等によって滅菌消毒されている。 携帯用歯磨きシート1は分包フィルム2により密封されているので、薬剤等が分包フィルム2の外に漏出せず、かつ細菌等の増殖を防ぐことができるので衛生的である。 携帯用歯磨きシート1を使用する際には、図2に示すように鋸歯状の破断部2aを利用して分包フィルム2を破り、封入されている4つ折等のウエットティッシュ3を取り出し、適宜に拡げた後に指に巻き付ける等により歯、歯茎及び舌に当接し、指の腹を使って、歯、歯茎及び舌を摺擦する。 摩擦することにより、歯、歯茎及び舌に付着した汚れを除去すると同時に、口腔内の虫歯菌等の雑菌や細菌を殺菌することができる。 ウエットティッシュ3は柔らかいシート状であり、洗浄液には通常の歯磨き剤に含まれている研磨剤は含まれていないため、強く擦っても歯の表面のエナメル質を削り取ってしまう虞れはない。 また、舌を強く擦っても舌が痛くなるということもない。 更にウエットティッシュ3には歯磨き剤等が含まれていないので、うがいの必要もなく、使用後のウエットティッシュ3をゴミ箱等に捨てるだけで、外出先で急に歯磨きを必要とする際に極めて便利である。 使用後は液体の洗口液で口腔内をうがいしたような爽快感を得ることができる。 携帯用歯磨きシート1には、1回の歯磨きに必要な1枚のウエットティッシュ3が封入されていることから、外出時には必要な個数の携帯用歯磨きシート1を携行すればよい。 本実施例における携帯用歯磨きシートは、幼児からシニアまで幅広く利用することができる。 更に歯が生えていない又はまだ歯が柔らかい乳幼児や入れ歯又は歯のないシニアであっても口腔内を清掃、除菌することができる。 口腔内を清掃、除菌することで、口臭予防にもなる。 また、歯ブラシを嫌がる幼児に対し親が口の中に指を入れて清掃することもできる。 図3はウエットティッシュ3の変形例を示し、洗浄液を含浸したウエットティッシュを予め指サック状の袋状に成形し、指に嵌めて使用するようにされている。 このようにすると、ウエットティッシュ3を分包フィルム2から取り出し、指を指挿入口3aから嵌めればそのまま容易に歯等を摺擦することができる。 1 携帯用歯磨きシート 2 分包フィルム 2a 破断部 3 ウエットティッシュ 3a 指挿入口 |