Apparatus and method for the production of acetylene |
|||||||
申请号 | JP51565590 | 申请日 | 1990-10-25 | 公开(公告)号 | JPH0645556B2 | 公开(公告)日 | 1994-06-15 |
申请人 | ユニバーシティ オブ ユタ; | 发明人 | BUNGAA JEIMUZU DABURYUU; RYU HOIRU; DEBINENI PURASADO EI UII; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】(a) 主反応器及び副反応器からなる二段階反応器系、 (b) 粒状炭化カルシウムを主反応器に連続的に供給するための手段、 (c) 炭化カルシウム及び水の水性相反応条件並びに炭化カルシウムを一部分反応させる滞留時間を提供するために主反応器で粒状炭化カルシウムを過剰量の水と接触させるための手段、 (d) 工程(c) の部分的に反応した粒状炭化カルシウムを主反応器から副反応器に連続的に運ぶための手段、 (e) 副反応器に栓流型反応環境を提供するための手段、 (f) 反応系からアセチレンガスを取り出すための手段、 及び (g) 副反応器から水酸化カルシウムを取り出すための手段、 を含むアセチレン製造装置。 【請求項2】副反応器から主反応器に水を循環させるための手段を追加的に含む請求項1記載の装置。 【請求項3】主反応器に提供される滞留時間が炭化カルシウムの60〜90%を反応させる程のものである請求項1記載の装置。 【請求項4】(c) の接触手段が、水の流れを炭化カルシウム粒子を通して上方に向けるための手段を含む請求項1記載の装置。 【請求項5】水の上昇流が、一部分反応した炭化カルシウム粒子を伴出しそしてそれらを搬送手段によって副反応器に運ぶように調節される請求項4記載の装置。 【請求項6】水の上昇流が、直径約2〜3mmの寸法に達した炭化カルシウム粒子を伴出するように調節される請求項5記載の装置。 【請求項7】主反応器において炭化カルシウムと水との反応から生成された水酸化カルシウムが、上昇流で伴出されそして搬送手段によって副反応器に運ばれる請求項5記載の装置。 【請求項8】主反応器から炭化カルシウムよりも大きい密度を有する粒子を除去するための手段を追加的に含む請求項1記載の装置。 【請求項9】粒子除去手段が、水の上昇流を炭化カルシウムよりも大きい密度を有する粒子が下方に運ばれるような速度で提供するところの速度調節絞り帯域からなる請求項8記載の装置。 【請求項10】副反応器の栓流型反応環境が、炭化カルシウムと水との反応によって生成された水酸化カルシウムを沈降させる形状の副反応器によって提供される請求項1記載の装置。 【請求項11】水酸化カルシウムが副反応器の底部にある稠密帯域に沈降する請求項10記載の装置。 【請求項12】副反応器から水酸化カルシウムを除去するための手段が、稠密帯域からの流れを向ける手段からなる請求項11記載の装置。 【請求項13】副反応器から取り出した水酸化カルシウムを塩化水素と反応させて塩化カルシウムを形成するための中和器を追加的に含む請求項1記載の装置。 【請求項14】塩化水素が塩酸である請求項13記載の装置。 【請求項15】塩化水素が無水塩化水素である請求項1 3記載の装置。 【請求項16】塩化カルシウムを乾燥させるための手段を追加的に含む請求項13記載の装置。 【請求項17】主反応器において炭化カルシウムと水との反応によって発生された熱を塩化カルシウム乾燥手段に運ぶための熱移送手段を追加的に含む請求項16記載の装置。 【請求項18】水酸化カルシウムと塩化水素との反応によって発生された熱を利用して塩化カルシウムを乾燥させるための手段を追加的に含む請求項13記載の装置。 【請求項19】(i) 過剰量の水及び粒状炭化カルシウムを主反応器に連続的に加え、 (ii)主反応器において反応用の水及び炭化カルシウムを水性相反応条件下に接触させてアセチレンガス及び水酸化カルシウムを形成し、 (iii) 未反応炭化カルシウムを副反応器に移送し、 (iv)未反応炭化カルシウムを副反応器において栓流型反応条件下で反応させ、 (v) 主反応器及び副反応器で生成したアセチレンガスを回収し、そして (vi)副反応器から水酸化カルシウムを回収する、 ことからなるアセチレンの製造法。 【請求項20】水を副反応器から主反応器に循環させる工程を追加的に含む請求項19記載の方法。 【請求項21】主反応器における滞留時間が、炭化カルシウムの60〜90%を反応させる程のものである請求項19記載の方法。 【請求項22】接触が、水の流れを炭化カルシウムの粒子を通して上方に向けることによって達成される請求項19記載の方法。 【請求項23】水の上昇流が、一部分反応した炭化カルシウム粒子を伴出して副反応器に移送するように調節される請求項22記載の方法。 【請求項24】水の上昇流が、直径約2〜3mmの寸法に達した炭化カルシウム粒子を伴出するように調節される請求項22記載の方法。 【請求項25】主反応器において炭化カルシウムと水との反応から生成された水酸化カルシウムが上昇流で伴出されて副反応器に移送される請求項22記載の方法。 【請求項26】主反応器から炭化カルシウムよりも大きい密度を有する粒子が除去される請求項19記載の方法。 【請求項27】粒子が、絞り帯域において水の上昇流によって炭化カルシウムよりも大きい密度を有する粒子が下方に運ばれるような速度で除去される請求項26記載の方法。 【請求項28】副反応器における栓流型反応環境が、炭化カルシウムと水との反応によって生成された水酸化カルシウムを沈降させるような条件下にある請求項19記載の方法。 【請求項29】水酸化カルシウムが、副反応器の底部にある稠密帯域に沈降する請求項28記載の方法。 【請求項30】水酸化カルシウムが、稠密帯域からの流れを管に向けることによって副反応器から除去される請求項29記載の方法。 【請求項31】副反応器から除去された水酸化カルシウムが塩化水素と反応されて塩化カルシウムを形成する請求項19記載の方法。 【請求項32】塩化水素が塩酸である請求項31記載の方法。 【請求項33】塩化水素が無水塩化水素である請求項3 1記載の方法。 【請求項34】塩化カルシウムが乾燥される請求項31 記載の方法。 【請求項35】主反応器において炭化カルシウムと水との反応によって発生された熱が、塩化カルシウムを乾燥する手段に運ばれる請求項34記載の方法。 【請求項36】水酸化カルシウムと塩化水素との中和によって発生された熱が、塩化カルシウムを乾燥させるのに使用される請求項31記載の方法。 |
||||||
说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、炭化カルシウム及び塩化水素からアセチレン及び塩化カルシウムを同時に製造する方法を含む。 現在実行されている技術において、水を含み且つゆっくりと動く撹拌へらを備える大きなタンク中に炭化カルシウムが充填される。 炭化物が水面に落下され、そこで自発的に反応させられる。 アセチレンガスはタンク頂部から引き出され、同時に水酸化カルシウム及び他の不純物はタンクの底部に沈降する。 反応器は、冷却水を含む内部コイルによってまたはタンク外部に冷水を噴霧することによってまたはその両方によって冷却される。 生成した水酸化カルシウムは、不純物と一緒に、排出され、工業用の酸性流用または下水処理工場のpHバランスを維持するために低価値の中和剤として備蓄されそして処理される。 用途に応じて、アセチレンは高圧容器中で圧縮されそして保存され、または、化学供給原料として用いられる場合には、近くの化学製品加工工場にパイプ輸送される。 この技術の現状についての問題点は以下の通りである: A. 炭化物と水が未制御で接触することは反応速度の調節を低下しそして発熱の可能性をもたらす。 発熱は、炭化カルシウム粒子がアセチレンの発生によって浮き上がりそして水面に上昇するときに生じ、そこで該粒子は水中に沈んでいたときに効果的であった冷却の利点なしに激しく反応する。 冷却の欠如と反応の高い発熱性は、粒子を発熱体すなわち高温に加熱する局在化した温度上昇をもたらし得る。 もし、アセチレンの圧力が絶対圧で約190kPaよりも高いと、この条件はアセチレン中で爆発または爆燃反応を起こし、かなりの圧力上昇、容器の破裂、及び内容物の制御できない放出をもたらし得る。 この条件は、重大な火災及び安全に対する危険を示す。 従って、乏しい反応制御は逆反応を起こりやすくし且つ主反応容器が低い運転圧力で運転されることを必要とする。 B. 近年実行されている技術は撹拌タンク反応器型の単一の反応容器を用いている。 撹拌タンク反応器の固有の特徴のため、未反応の炭化物の排出を回避するのに炭化物全体との関係で大きな容器が要求される。 実際に、遅い混合は、理想的なCSTRまたは理想的な栓流型反応器(plug flow type reactor)のいずれでもない反応器をもたらし、局在化した反応が起こることが余り知られていない。 この条件は乏しい反応速度制御と定常的でない操作をもたらす。 C. 近年実行されている技術では炭化カルシウムと水との発熱反応で発生する利用可能な熱を極めてわずかしか利用していない。 近年実行されている技術において、発生した熱をほとんどまたは全く利用していない。 この熱は、総計で、反応器中の利用可能な化学エネルギーの約20%になり、冷却するために浪費されている。 D. 近年実行されている技術では、副生成物である水酸化カルシウムの品質を改善する努力がほとんどまたは全くなされていない。 アセチレン製造において生成する水酸化カルシウムは、炭化カルシウムの製造において用いられる石炭、コークス及び石灰石から発生するかなりの不純物を含む。 これらの不純物は、生成した水酸化カルシウムの市場価値を極端に低くまたは全くなくする。 本発明の目的は、上で明らかにした従来技術の問題を打破することにある。 本発明の方法は、炭化カルシウムと水が反応してアセチレンと水酸化カルシウムを生成する2段階反応器系からなる。 次いで水酸化カルシウムは塩化水素と中和器中で反応して塩化カルシウムを形成する。 塩化カルシウムは水性型で販売され得、あるいは乾燥器に送って無水型として販売可能な無水塩化カルシウムを生成し得る。 本発明は、独自の二重反応器配置を具体化し、そこでは水及び炭化カルシウムが伴出流型反応器(entrained flow-ty 図面 本発明の好ましい具体例を添付図面に示す。 図1は炭化カルシウム、塩化水素、及び水が反応してアセチレン及び塩化カルシウムを形成する反応器系を示す図表である。 図2は2段階反応器配置を示す図表である。 図3は縦形の管状主反応器の上部を詳細に示す図である。 図4は副反応器を詳細に示す図である。 好ましい具体例の詳細な説明 図2は、最初の(主)反応器10と副反応器16とを示す2重反応系全体を図示し、各反応器は図3及び4にさらに詳細に記載する。 図3に示すように、主反応器10は縦形の管状設計の上方部11から構成されている。 上方部11には環状の降水管12を備え、そこに補給水が充填される。 炭化カルシウムは降水管12の中央に導入されて水と並流に降水管12を通る。 この地点で反応が起こる。 反応物は上方部11の底部に進行し、そこで速度調節絞り13を通って循環する水と出会う。 炭化カルシウムは、粒径が直径約2〜3mmに達するまで上方区画の底部で水と反応し続け、そしてその粒子は液体層の上方流れによって伴出され、副反応器に取り付けられたサイドアームを介して運搬される。 主反応器10における滞留時間は1〜3分程度である。 炭化カルシウムよりも高密度の炭化カルシウム中の未反応不純物は速度調節絞り13を通って下降し主反応器1 反応が60〜90%終了後、未反応炭化カルシウム、中間反応生成物、水酸化カルシウムは、アセチレン及び未反応の水と一緒にサイドアーム連結器15を通って図4 副反応器16は水酸化カルシウムの沈降時間が30分から2時間になるように十分な寸法の循環容器である。 主反応器10からあふれ出た材料は内側環状領域17に導入されてそこで下方に流れそして水酸化カルシウムは濃領域18に沈降させられる。 未反応の炭化カルシウムは副反応器16中で完全に反応する。 表面に浮かぶ未反応水は、同心の環状型の内部せき19をあふれ出して、そこでポンプで管20を通じて主反応器10の下方区画に送られる。 沈降した水酸化カルシウムは反応器領域の底方向にくまででかき集められる。 くまで21は、約1〜6rpmの適当な回転速度に設計された機械装置22によって運転される。 水酸化カルシウムは副反応器16の底から管23を通って副反応器の底から引き出され、そして塩化水素中和器(図示しない)に送られる。 副反応器16はまた万一フィルター及び背圧逃がし装置(図示しない)が作動しない場合にアセチレンガスを排出するために過剰圧安全弁24を備える。 副反応器は、また、アセチレンの自動反応のより起こり得る爆発、爆燃を安全に排出するために人のいない領域に安全に排出する破裂板25を備える。 図1に示したように、水酸化カルシウムは中和区画に送られ、そこで塩化水素と混合される。 中和反応器は1〜 水性塩化カルシウムを製品として販売し、あるいは乾燥機に送ってそこで塩化カルシウムから水を除去しても良い。 乾燥は塩化カルシウムの市場価値を改善する。 主反応器、副反応器及び中和器中で発生した熱は、安全性を伴って可能な限り、塩化カルシウム溶液の感熱として保持される。 この高温度により、感熱は乾燥機のエネルギー効率にかなり貢献し、乾燥操作を実行するのに加えなければならない外部熱の量を最小にする。 反応器及び中和器(図1参照)にて発生した過剰の熱は乾燥機中で用いる空気を加熱するのに用い得る。 乾燥機は液体を結晶または固形物から蒸発するのに設計された任意の数の市販の噴霧型乾燥器から構成し得る。 副乾燥機を加えて更に水和水の量を減じ得る。 副乾燥器は追加の熱を必要とし、市販の火熱乾燥機のタイプにし得る。 乾燥操作した製品は販売可能な無水塩化カルシウムである。 本発明に関して、上記の教示からすれば、追加の改良及び変動が可能であることは明らかである。 それゆえ、特許請求の範囲内において、本発明を本文中に具体的に記載した以外の方法で実施し得ることが理解されよう。 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビネニ,プラサド エイ. ヴィー. アメリカ合衆国 84117 ユタ,ソルト レイク シティ,コブルクリーク ロード 5267,アパートメント ナンバー23エイ |