Shi - method of manufacturing a plant coated article

申请号 JP11007485 申请日 1985-05-21 公开(公告)号 JPH068030B2 公开(公告)日 1994-02-02
申请人 レイケム・コ−ポレイシヨン; 发明人 RESUTAA TANNAN TOOI;
摘要 A substantially solvent-free adhesive composition consists essentially of an elastomer and tackifier, a metal oxide and, optionally, a plasticizer. The elastomer is selected from the group consisting of polar elastomers and unsaturated elastomers which have at least 5 mole percent unsaturation said elastomer being a non-crystalline elastomer or an elastomer which has a slow rate of crystallization such that after a time period of at least 100 hours has elapsed following subjecting the elastomer to a temparature of 70 DEG C for 30 minutes, the elastomer has a room temperature Shore A hardness of less than 60. The adhesive compositions can be formed into a shaped article, such as of a tape, film, sheet or tubular sleeve, if desired. The compositions have high adhesive strength for bonding together a variety of substrates. The adhesive is particularly useful with a dimensionally recoverable article, such as a shrinkable sleeve, to bond the recovered sleeve to a substrate such as an electric cable.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】シーラント被覆寸法的熱回復性ラミネートシートを製造する方法であって、 照射架橋性ポリマーを含んでなる第1ポリマー組成物を選択し; 第2ポリマー組成物が熱可塑性成分30〜95%およびゴム成分5〜70%からなるような割合で熱可塑性成分とゴム成分を混合することによって、シーラント組成物に照射により変換できる第2ポリマー組成物を形成し; 第1および第2ポリマー組成物を押出し、それぞれ第1
    および第2ポリマー組成物から形成された2層を有し、
    第1形状である単一ラミネートシートを形成し; 第1ポリマー組成物の結晶融点より低い温度でシートを第2形状に変形し;および シートを照射線源にさらし、第1ポリマー組成物において隣接ポリマー鎖間の化学結合形成を開始し、第2ポリマー組成物において化学変化を誘導し、よって第2ポリマー組成物を溶融加工可能な組成物からシーラント組成物に変換し、第1ポリマー組成物を後の加熱時の第1形状方向回復性にする 工程を含んでなる方法。
  • 【請求項2】ラミネートシートをその長軸に沿って伸張する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  • 【請求項3】第1ポリマー組成物は、ポリエチレン、ポリエチレン/ビニルアセテート、ポリエチレン/エチルアクリレート、ポリプロピレン、ポリアミドおよびスチレン/ジエンコポリマーからなる群から選択されたポリマーを含んでなる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  • 【請求項4】ゴム成分は、ポリイソブチレン、ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、エピクロルヒドリンゴムおよびこれら混合物からなる群から選択された特許請求の範囲第1項記載の方法。
  • 【請求項5】第2ポリマー組成物は、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/ビニルアセテート/
    メタクリル酸ターポリマーからなる群から選択されたポリマー、およびブチルゴムを含むゴム成分を含んでなる特許請求の範囲第1項記載の方法。
  • 【請求項6】シーラント被覆寸法的熱回復性ラミネートシートを製造する方法であって、 照射架橋性ポリマーを含んでなる第1ポリマー組成物を選択し; 第2ポリマー組成物が熱可塑性成分30〜95%およびゴム成分5〜70重量%からなるような割合で熱可塑性成分とゴム成分を混合することによって、シーラント組成物に照射により変換できる第2ポリマー組成物を形成し; 第1および第2ポリマー組成物を押出し、第1および第2ポリマー組成物からそれぞれ形成された2層を有し、
    第1形状である単一ラミネートシートを形成し; シートを照射線源にさらし、第1ポリマー組成物において隣接ポリマー鎖間の化学結合形成を開始し、第2ポリマー組成物において化学変化を誘導し、よって第2ポリマー組成物を溶融加工可能な組成物からシーラント組成物に変換し; 第1ポリマー組成物の結晶融点付近にシートを加熱し; シートを第2形状に変形し;および シートを第2形状に保ちながら冷却し、よってシートを後の加熱時の第1形状方向回復性にする 工程を含んでなる方法。
  • 【請求項7】ラミネートシートを長軸に沿って伸張する特許請求の範囲第6項記載の方法。
  • 【請求項8】第1ポリマー組成物は、ポリエチレン、ポリエチレン/ビニルアセテート、ポリエチレン/エチルアクリレート、ポリプロピレン、ポリアミドおよびスチレン/ジエンコポリマーからなる群から選択されたポリマーを含んでなる特許請求の範囲第6項記載の方法。
  • 【請求項9】ゴム成分は、ポリイソブチレン、ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、塩素化ブチルゴム、エピクロルヒドリンゴムおよびこれら混合物からなる群から選択された特許請求の範囲第6項記載の方法。
  • 【請求項10】第2ポリマー組成物は、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、エチレン/ビニルアセテート/メタクリル酸ターポリマーからなる群から選択されたポリマー、およびブチルゴムを含むゴム成分を含んでなる特許請求の範囲第6項記載の方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    [産業上の利用分野] 本発明はシーラント被覆物品の製造方法に関し、特に、
    その一部分にシーラント性質を有する熱回復性ポリマー物品の製造方法に関する。 [従来技術] 内表面にシーラント被覆を有する熱収縮性チューブは、
    種々の用途に用いられている。 例えば、シーラントのライナーを有する熱収縮性チューブはパイプラインにおいて溶接ジョイントを環境的に保護するため、および電気接続を絶縁封止するため用いられている。 そのようなシーラントのライナーを有する熱回復性チューブは、米国特許第3,297,819号に記載されている。 同様に、シーラント被覆の長さ方向熱収縮性テープが金属パイプおよびパイプジョイントなどに適用され、防食を与える。 かなり低い粘度および一般に高い粘着性のため、従来のシーラント組成物は熱可塑性押出装置での加工に容易に付すことができない。 従来、ある長さの内部シーラント被覆熱収縮性チューブを製造する最も知られた方法は高価な被覆工程を伴い、これは別のピースベーシス上で人為的に行なうことが頻繁にある。 この従来技術方法において、可撓性熱収縮性チューブは、米国特許第2,027,96
    2号および米国特許第3,086,242号において記載されているようにブラシまたはモップで適用されたシーラントで内部被覆されている。 適用前にシーラント組成物は、典型的に溶媒で薄められまたは加熱され、更に流動性にされる。 シーラント材料をチューブ状物品内表面に被覆する場合に生じる難しい問題と対照的に、シーラント層は長さ方向熱回復性裏打ちテープの一表面にかなり容易に適用できる。 しかし、そのような熱収縮性テープ製造方法は、
    少なくとも2つのかなり遅い速度の工程(裏打ちを製造する工程、および裏打ちを架橋した後に行なうブラシまたはモップによって被覆を適用する別の工程)を必要とするので、特に効果的であると限らない。 [発明の目的] 本発明の第1の目的は、シーラント被覆寸法的熱回復性物品を製造する新規なかつ有効な方法を提供することにある。 本発明の他の目的は、その押出長に沿って均一に配置された粘着性シーラント材料を有し、寸法的熱回復性である単一の成形物品を提供することにある。 本発明の更に他の目的は、照射に付す場合に有効な熱着性シーラント組成物に容易に変換する溶融加工可能なポリマー組成物を提供することにある。 [発明の構成] 本発明は、従来技術において知られているシーラント被覆寸法的熱回復性物品およびそれらの製造方法に伴う多くの欠点を解決する。 これは、照射架橋性第1ポリマー組成物および(好ましくは実質的に同時に)照射変換性第2ポリマー組成物を押出し、第1および第2組成物からそれぞれ形成された部分を有する単一成形物品を得;
    成形物品を照射線源に照射し、第1組成物において隣接ポリマー鎖間の化学結合形成を開始し、第2組成物において化学変化を誘導し、よって第2組成物を溶融(例えば、押出)加工可能な組成物から粘着性シーラント組成物に変換する工程を含むそのような物品の新規な製造方法を提供することによって行なう。 第1形状の物品は、
    照射線源に物品をさらす工程の前にまたは照射工程の後に架橋性組成物の結晶融点より低い温度で物品を変形する工程によって、あるいは照射工程の後に、第1組成物の結晶融点付近に物品を加熱し;伸張第2形状に物品を変形し;第2形状に物品を保ちながら物品を冷却し、よって後の加熱時の第1形状にまたは第1形状方向に回復性の物品を与えることによって寸法的熱回復性にすることができる。 本発明は、本発明を実施するための最良の方法の以下の記載を(添付図面を参照して)見るならば、当業者において明白である。 幾つかの図面、特に第1図を参照すると、押出2層チューブ状物品10が示されている。 外層1は、照射架橋性ポリマー組成物から形成されている。 内層2は、照射変換性ポリマー組成物から形成されている。 両方のポリマー組成物は、従来の熱可塑性樹脂押出装置において容易に加工できることが好ましい。 押出チューブ状物品10
    を形成するため用い得る種々の異なった製造方法がある。 例えば、内層2を形成するため用いる照射変換性ポリマー組成物はチューブとして押出され、巻取リールに巻取られる。 その後に、外層1を形成するため用いる照射架橋性ポリマー組成物は、内層2上に押出され、チューブ状物品10を形成する。 あるいは、2つの押出機を用いる場合、2種類のポリマー組成物のそれぞれの押出は、「インライン」で実施され、よってチューブを2度取扱う必要はない。 典型的に、そのような方法において照射変換性ポリマー組成物は、チューブとして押出され、浴を通過し、乾燥され、照射架橋性ポリマー組成物の外層を適用する第2押出機のバックに供給される。 チューブ状物品10を製造する他の好ましい製造方法は、2つのポリマー組成物が実質的に同時に出合い2層チューブ状物品10を形成する共押出ヘッドに2つのポリマー組成物に同時に供給する一対の押出機を用いることである。 共押出は、例えば、壁厚および同心円性などのそのような製品のパラメーターを制御するのを容易にするので、チューブ状物品10の好ましい製造技術である。 押出工程における製造工程の変化可能性は、第3図を参照することによってわかる。 第3図において、外層1を形成する照射架橋性第1ポリマー組成物および内層2を形成する照射変換性第2ポリマー組成物を有する2層ラミネートシート物品30が示されている。 例えば、一方のポリマー組成物は第1パスにおいて押出され、他のポリマー組成物は後の押出パスにおいて第1シートにラミネートされる。 あるいは、シート物品30は、インライン押出技術を用いる単一パスにおいて形成される。 他の工程は、それぞれの組成物の層を別々に押出し、別の結合操作においてこれらを一体にラミネートすることを伴う。 実質的に同時の共出工程は、ラミネートシート物品30を形成するため用いることが好ましい。 成形物品を形成するため用い得る押出工程変化が多数あるので、本明細書において「押出」と呼ぶ工程は、多パス押出、インライン押出、押出した成分の後のラミネート、および共押出工具を用いて形成される共押出を包含する。 2つの主な方法は、第1(即ち、照射架橋性)ポリマー組成物から形成された成形物品に熱回復性を付与するのに役立つ。 これら方法は、第5図および第5図に図式的に示されている。 一般に、そうとは限らない場合もあるが、高回復比は第5図の方法を用いることによって得られる。 この方法は、上記米国特許第3,086,242号に更に詳細に記載されている。 選択した用途のため、適度の拡張およびそれに伴った回復は、適切であることが頻繁にある。 例えば、金属パイプラインを保護的に包囲するのに用いるシーラント被覆熱回復性物品テープの製造および使用において、長さ方向の拡張およびそれに伴なった回復は10〜20%で充分である。 第6図に図式的に示す方法によって、従来可能と考えられていたより低いコストでシーラント被覆熱収縮性テープを製造することが可能になる。 本発明において用いる好ましい製造方法は、第1および第2ポリマー組成物を共押出し、第3図に示すラミネート物品30
    を形成することを包含する。 シート30は、ポリマーシート押出の当業者によく知られた種類の3ロール積重ねの典型的に一部分である冷却カレンダーロール(図示せず。)上を通過させる。 次いでシート30は、異なった表面速度で回転して所望量の長さ方向の伸張(典型的に10〜20%)をシートに付与する1組のカレンダーロール(図示せず。)を通過させる。 シートを巻取リールに巻取る前に、均一幅のテープを形成するように端を切り取る。 この点において、シートは非常に容易に取扱うことができる。 第2照射変換性ポリマー組成物は、かなりの粘着性、自己接着性または取扱いを困難にする他の性質を示さないからである。 シーラント被覆熱収縮性テープ40の製造は、シートを照射線源にさらし、よって第1ポリマー組成物を架橋し、第4図に示す架橋した外層3を形成し、同時に、第4図のシーラント層4として示す粘着性シーラント組成物に第2ポリマー組成物を変換することによって完了する。 好ましい照射源は、例えば、電子線発生器により発生したものなどのような高エネルギー電子線などの電離線である。 しかし、他の照射源、好ましくは他の電離線源を用いることができる。 テープを電子線照射から取り出し、巻取リールに巻取る時に、製品の後の取扱いを容易にするように剥離紙のシート(図示せず。)をシーラント被覆テープの隣接層間に配置することが適切である。 上記のように、本発明は、シーラント被覆熱回復性物品の優れたかつ新規な製造方法を提供する。 加えて、本発明は、約2〜50、好ましくは5〜20Mラドの線量を照射する場合に押出加工可能な熱可塑性樹脂から粘着性シーラントに変換する材料を提供する。 本明細書において「シーラント」なる語句は、空隙および細隙を充填するため用い、湿気、塵、溶剤および/または他の流体に対する封止を供給する付着性材料を意味する。 シーラント組成物は、応に対して粘性および弾性の両方を示すことにおいてニュートン流体に似た粘着性耐水性高分子組成物である。 これらは通常、そうとは限らない場合もあるが、室温と、シーラント組成物の結晶融点またはガラス転移温度もしくは範囲の間の温度で2次凝集ブロッキング(および好ましくは金属などの基材に対する2次付着ブロッキング)(ASTM1146
    の意味で)を示す。 これらは、付着強さと一般に同程度の凝集強さを有することが好ましい。 従来のシーラント組成物は通常、エラストマーの混合物、熱可塑性ポリマーの混合物またはこれら両方を含んでなり、バルマンによるアドヘッシブズ・エージ(Bullman,Adheives Age)1
    976年11月号25〜28頁に記載されているマスチックおよびホットメルトシーラントの両方を包含する。
    マスチックは一般に、実質的に非結晶性の材料、例えば、ビチューメン材料、エラストマーまたは熱可塑性ポリマーの混合物からなる。 本発明により製造したものを包含するシーラントは、不活性繊維状もしくは粉末状充填剤、粘着性付着剤、安定化剤および/または放射線遮断剤を含むことが頻繁にある。 シーラント材料の粘度を求める一般に適した方法は、A
    STM D−3570(方法AまたはB)に記載されている。 従来のシーラントは、上記のように、高い粘着性および低い溶融強度に起因して押出加工に一般に適していない。 本発明は、この問題を解決し、押出機バレルに侵入する前にスランプしないまたはそうでなくそのペレット形状を失わなず、かつ相互に付着しないかなり自由な流動ペレットの形状で過塑性有機ポリマー材料が得られる迅速かつ容易な押出が可能になる。 上記のように、シーラント被覆熱回復性物品を製造する本発明の特に有益な方法は、熱回復性にすべきポリマーおよびシーラントに変換すべきポリマーの共押出を包含する。 (熱可塑性樹脂を熱回復性にするのを可能にするため)照射架橋に適した種類の熱可塑性樹脂とともに共押出するのに適するように、共押出物(即ち、シーラントに照射変換性である前駆ポリマー)は、押出温度で約0.1〜10 8ポアズ、好ましくは10 2 〜10 4ポアズの粘度を有する。 共押出物の押出温度は、従来どおり、熱可塑性樹脂の融点にほぼ等しい。 従来のシーラントは、粘着性であり、極度のスランプを示し、熱可塑性樹脂との共押出のため必要である粘度よりずっと小さい押出に不適切な粘度を有する。 上記のように従来のシーラントが通常、熱可塑性物品上の(溶剤で希釈することが頻繁にある)被覆として適用するため別々のかなり高価な方法を必要とするのは、この理由のためである。 あるポリマー組成物(即ち、シーラント前駆体)は、照射前に低い粘着性を有し、ほとんどスランプを示さず、
    容易な押出または共押出を可能にすることを見い出した。 本発明の実施に有用にシーラント前駆体組成物は、
    自由流動ペレットを製造するように熱可塑性樹脂用高速混合装置で加工できる。 これらペレットは、押出でき、
    あるいは他のポリマー材料(即ち、照射架橋性熱可塑性樹脂)と共押出でき、熱回復性の単一物品を形成できる。 形成した物品を照射に付すことによって熱可塑性樹脂は架橋し、シーラント前駆体は粘着性シーラント材料に変換する。 シーラント前駆体の粘度は照射後より照射前の方が適切な程度に大きい。 これは、シーラント前駆体のかなり高い粘度が共押出を容易にし、照射後の低い粘度がシーラントの湿潤性を改良するので好ましい。 本発明の組成物の他の有益な性質は、組成物組成を調節することによって組成物は照射後に1次または2次の凝集または付着ブロッキングを確実に示すことである。 2
    次ブロッキングとは、向かい合う表面が一体に圧縮され次いで離れる場合にシーラント材料の移動があることを意味する。 1次ブロッキングとは、同様の場合に材料移動が生じないことを意味する。 ブロッキングはASTM
    D−1146に詳細に記載されている。 1次付着ブロッキングは、内部シーラント被覆を有するチューブ状物品がパイプまたはケーブルに沿って自由に滑動することを可能にし、テープ物品が圧力感知テープとして適用することを可能にすることにおいて有益である。 位置を調節するためシーラント被覆テープの巻きをほどくことも熱回復前において可能である。 2次付着ブロッキングは、自己封止および低滅された技量依存性を表すマスチックテープの特徴である。 本発明でのシーラントの別の利点は、良好な耐負荷性を有することおよび高周囲温度でクリープが生じないことである。 本発明のシーラント前駆体は、必須成分として熱可塑性成分(成分A)およびゴム(成分B)を含有する。 要すれば、シーラントの他の従来の成分(例えば、安定化剤、放射線遮断剤、無機および/または有機充填剤ならびに粘着性付与剤)が存在してよい。 成分AおよびBのみの合計に基づいて、成分Aは合計の30〜95重量%(好ましく50〜90重量%)、成分Bは対応して5〜70重量%(好ましくは10〜50重量%)を構成する。 上記のように、本発明のシーラントは、照射後に、適用の要求に依存して1次または2次ブロッキングを示すように調整することができる。 シーラントが1次ブロッキングを示すようにするため成分A:成分Bの正確な比は成分AおよびBの化学的性質および分子量に依存して変化するがA:Bの比が2.5:1以上である場合、シーラントは通常、1次ブロッキングを示す。 A:Bの比が2.5:1未満である場合、シーラントは明らかに2次ブロッキングを示す。 化学的に成分Aは、熱可塑性ポリマーと定義される。 熱可塑性成分は、熱をかける場合に硬化せず、押出機ヘッドなどの加熱キャビティから押出され得る流動性状態に軟化することにおいて熱硬化性樹脂またはエラストマーと異なっている材料である。 適したポリマーは、エチレン、プロピレン、塩化ビニルおよびフッ化ビニリデンのポリマー、ならびにこれらどうしのコポリマーおよび/
    または1種もしくはそれ以上の他の共重合可能なオレフィン性コモノマー(例えば、酢酸ビニル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ハロゲン化エチレンおよびハロゲン化プロピレン)とのこれらのコポリマー;スチレン/ジエンブロックコポリマー、ポリアミドおよびポリエステルを包含する。 シーラントの成分Bは、「ゴム」として説明する。 本明細書において「ゴム」なる語句は天然または合成ゴムだけでなく、弾性またはゴム類似性質を示す合成ゴム類似材料をも意味する。 成分Bに適したゴムは、ポリイソブチレン、ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、塩素化ブチルゴムおよびエピクロルヒドリンゴムを包含する。 成分B
    の重要な条件は、照射に付す場合に鎖分断を行うことである。 この鎖分断は、溶融加工可能なシーラント前駆体が粘着性シーラントに変換するメカニズムと考れられる。 照射は、一般にゴムの架橋を生じさせるので、本発明のゴムが20℃で4:1より大きい分断:架橋の比を有することは不可欠である。 第1ポリマー組成物に必要なことは単に照射により架橋性であるということであり、第1ポリマー組成物は特に限定されない。 第1ポリマー組成物は、100%のポリマーからなっていてよく、あるいは架橋剤を含んでいてもよい。 使用できるポリマーの例は、ポリエチレン[特にダイラン(Dylan)1000F−07(登録商標)]、
    ポリエチレン/ビニルアセテート、ポリエチレン/エチルアクリレート、ポリプロピレン、ポリアミドおよびスチレン/ジエンコポリマーなどである。 第1ポリマー組成物の例は、特開昭60−229744号公報などに記載されている。 以下に実施例を示し、本発明を更に詳しく説明する。 実施例において部は重量部を表す。 実施例において示す物性は、次のようにして測定した。 TMA50%流動温度 これは温度上昇速度5℃/分で膨張モードで熱的機械的分析機(Thermal Mechanical Analyzer)を用いて測定した。 表示した温度は、試料の厚さが初めの値の50%に低下する温度である。 T剥離 T剥離はASTMD 1876に従って測定した。 動的粘度 動的粘度はレオメトリックス・メカニカル・スペクトロメーター(Rheometrics Mechanical Spectrometer)を用いて、90℃で400ラジアン/秒で測定した。 メルトフロー メルトフローはASTM D1238に従って、150
    ℃、2160gおよび条件Cで測定した。 落球粘着性 ASTM D3121に従って直径2.9mm(0.11
    5インチ)の剛球で測定した。 実施例1 第1表に示す成分を混合して、組成物AおよびBを調整した。 本発明の教示によって製造した照射シーラント(組成物B)の性質および典型的な従来マスチック型シーラント(組成物A)の性質を第1表に示す。 TMA流動温度およびT剥離データは組成物Bの耐負荷性を示す。 組成物Bのブロッキングおよび熱着性データは、シーラントが良好な粘着性を示す1次ブロッキングを示す。 照射は、
    8および16Mラドの線量で行った。 組成物Aの8Mラドでの照射によってT剥離の低下が生じる。

    第1表における用いた粘着性付与剤、放射線遮断剤および酸化防止剤は以下の通りである。 粘着性付与剤(水素添加炭化水素)は、水素化石油炭化水素樹脂(R&B軟化点:85℃、150℃溶融粘度:


    400cps)である。 放射線遮断剤は、チオビス置換芳香族有機アルコールである。 酸化防止剤は、置換ヒドロキシベンゼンプロパンノエートである。 実施例2 第2表に示す成分を混合して本発明の組成物C〜Fを調整した。 エラストマー含量が10〜25重量%である接着剤組成物の性質を第2表に示す。 T剥離およびメルトフローデータは、照射後の流動性の改良およびこれら接着剤の耐負荷性を示す。 第2表における用いた粘着性付与剤、放射線遮断剤および酸化防止剤は以下の通りである。 粘着性付与剤(水素添加炭化水素)は、水素化石油炭化水素樹脂(R&B軟化点:85℃、150℃溶融粘度:


    400cps)である。 放射線遮断剤は、チオビス置換芳香族有機アルコールである。 酸化防止剤は、置換ヒドロキシベンゼンプロパンノエートである。

    【図面の簡単の説明】

    第1図は、2つの同心円状配置ポリマー組成物から形成された押出チューブ状物品の斜視図、 第2図は、本発明の方法によって形成され、シーラントライナーを有する熱回復性スリーブの斜視図、 第3図は、2層のポリマー組成物から形成された押出シート物品の斜視図、 第4図は、本発明の方法によって形成されたシーラント被覆長さ方向熱収縮性ポリマーテープの斜視図、 第5図は、本発明の実施において用いる好ましい順序の工程のフロー図、 第6図は、本発明の実施において用いる別の好ましい順序の工程のフロー図である。 1,3…外層、2…内層、4…シーラント層、10,2
    0,30…物品、40…テープ。

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