Collection holder

申请号 JP2001003676 申请日 2001-06-07 公开(公告)号 JP3082505U 公开(公告)日 2001-12-14
申请人 株式会社電通テック; 发明人 としえ 大塚;
摘要 (57)【要約】 【課題】 ピンバッジの管理、展示に適した、コレクションホルダーを提供する。 【解決手段】 コレクションホルダ1は、ピンバッジ2,3の取付け面5,6を殻状に結合させた、多面体として形成されている。 よって、ピンバッジ2,3を、コレクションホルダー1の取付け面5,6へと取付けることにより、ピンバッジ2,3を、当該多面体の形状に倣って、立体的かつ規則的に並べることが可能となる。 しかも、各取付け面5,6に、ピンバッジ2,3をパズル感覚で取付けて行くこととなり、様々な図柄が施されたピンバッジ2,3を嵌め合わせて、立体を完成させる楽しみを、コレクターに提供することができる。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】 特定形状のコレクションを複数取付けるためのコレクションホルダーであって、前記コレクションの取付け面を殻状に結合して多面体を形成したことを特徴とするコレクションホルダー。
  • 【請求項2】 前記取付け面および前記コレクションの少なくとも一部を、磁性材料で形成したことを特徴とする請求項1記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項3】 前記取付け面の端縁部に、凸状の縁取りを施したことを特徴とする請求項1または2記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項4】 前記コレクションは、前記取付け面との対向面に突起部を備える板状体であり、前記多面体の取付け面に前記突起部を挿通する開口を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項5】 前記板状体は正六角形および正五角形であることを特徴とする請求項4記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項6】 前記多面体は、サッカーボールを模した三十二面体であることを特徴とする請求項5記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項7】 前記コレクションは、ピンバッジであることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項8】 前記取付け面の一部に、凹部を形成したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項9】 前記凹部は、前記取付け面の端縁部に沿って環状に形成されていることを特徴とする請求項8記載のコレクションホルダー。
  • 【請求項10】 姿勢の限定無く載置可能な、載置台を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載のコレクションホルダー。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【考案の属する技術分野】

    本考案は、コレクションの管理、展示に好適な、コレクションホルダーに関す るものである。

    【0002】

    【従来の技術】

    形状、模様、色彩等、様々に装飾が施されたコレクションを収集し、それらを 規則的または美的に並べて鑑賞することは、コレクターの趣向に沿ったものであ る。 例えば、カードのごとき平面状のコレクションの場合には、従来から、額縁 の中に並べたり、バインダーに綴じる等の管理、展示手段があり、また、ミニチ ュアカーのごとき立体状のコレクションの場合には、ショーケースに収めるなど の管理、展示手段がある。

    【0003】

    【考案が解決しようとする課題】

    本考案は、特定形状のコレクションを複数取付け、鑑賞することを可能とする ものである。 本考案は、特に、ピンバッジのごとく、一部に突起部を備える板状 体の管理、展示に適した、コレクションホルダーを提供し、コレクターの興趣を 向上させることを目的とするものである。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】

    上記課題を解決するための本考案の請求項1に係るコレクションホルダーは、 特定形状のコレクションを複数取付けるためのコレクションホルダーであって、 前記コレクションの取付け面を殻状に結合して多面体を形成したことを特徴とす る。 本考案のコレクションホルダーは、コレクションの取付け面が殻状に結合し て形成される多面体であることから、前記特定形状のコレクションを、当該コレ クションホルダーの取付け面へと取付けることにより、前記コレクションを、前 記多面体の形状に倣って、立体的かつ規則的に並べることが可能となる。

    【0005】 また、本考案の請求項2に係るコレクションホルダーは、請求項1記載のコレ クションホルダーにおいて、前記取付け面および前記コレクションの少なくとも 一部を、磁性材料で形成したものである。 この構成により、前記コレクションは 、当該コレクションホルダーの取付け面に対し、磁によって固定することがで きる。 また、取り外しも容易に行うことができる。

    【0006】 また、本考案の請求項3に係るコレクションホルダーは、請求項1または2記 載のコレクションホルダーにおいて、前記取付け面の端縁部に、凸状の縁取りを 施したものである。 かかる凸状の縁取りにより、前記取付け面に対する各コレク ションの位置決めを容易とし、取付け後の位置ずれを防止する。

    【0007】 また、本考案の請求項4に係るコレクションホルダーは、請求項1から3のい ずれか1項記載のコレクションホルダーにおいて、前記コレクションは、前記取 付け面との対向面に突起部を備える板状体であり、前記多面体の取付け面に前記 突起部を挿通する開口を形成したものである。 本考案によれば、板状体である複 数のコレクションを、前記多面体の形状に倣って立体的かつ規則的に並べること が可能となる。 しかも、前記取付け面に形成した開口に、前記板状体の突起部を 挿通することによって、該突起部をコレクションホルダーの殻内部に収め、前記 コレクションを、前記取付け面に密着させることができる。

    【0008】 また、本考案の請求項5に係るコレクションホルダーは、請求項4のいずれか 1項記載のコレクションホルダーにおいて、前記板状体を正六形および正五角 形としたものである。 よって、複数の正六角形および正五角形の板状コレクショ ンを、前記多面体の形状に倣って立体的かつ規則的に並べることが可能となる。

    【0009】 また、本考案の請求項6に係るコレクションホルダーは、請求項5記載のコレ クションホルダーにおいて、前記多面体を、サッカーボールを模した三十二面体 としたものである。 したがって、複数の正六角形および正五角形の板状コレクシ ョンを、当該コレクションホルダーの各取付け面に取付けることで、各板状コレ クションに施された図柄を表面装飾として備える、サッカーボール状の一体物と して組上げることができる。

    【0010】 また、本考案の請求項7に係るコレクションホルダーは、請求項4から6のい ずれか1項記載のコレクションホルダーにおいて、前記コレクションは、ピンバ ッジであることを特徴とする。 したがって、本考案によれば、一定形状のピンバ ッジを前記多面体の形状に倣って立体的かつ規則的に並べることが可能となる。

    【0011】 また、本考案の請求項8に係るコレクションホルダーは、請求項1から7のい ずれか1項記載のコレクションホルダーにおいて、前記取付け面の一部に、凹部 を形成したものである。 この構成によれば、前記取付け面に取付けられたコレク ションを取り外す際に、当該コレクションの一部を前記凹部へと押し込むことで 、コレクションを前記取付け面から容易に浮き上がらせることができる。

    【0012】 また、本考案の請求項9に係るコレクションホルダーは、請求項8記載のコレ クションホルダーにおいて、前記凹部は、前記取付け面の端縁部に沿って環状に 形成されている。 この構成によれば、前記取付け面に取付けられたコレクション を取り外す際に、当該コレクションの縁端部の何れの位置を押圧することによっ ても当該コレクションの一部を前記凹部へと押し込み、前記取付け面から容易に 浮き上がらせることができる。

    【0013】 また、本考案の請求項10に係るコレクションホルダーは、請求項1から9の いずれか1項記載のコレクションホルダーにおいて、姿勢の限定無く載置可能な 、載置台を備えるものである。 本考案によれば、前記載置台に、当該コレクショ ンホルダーの姿勢を様々に変えて載置することで、各板状コレクションに施され た図柄の様々な組合わせを楽しむことができる。

    【0014】

    【考案の実施の形態】

    以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。

    【0015】 図1には、本考案の実施の形態に係るコレクションホルダー1と、コレクショ ンホルダー1に固定されるピンバッジ2,3とを示している。 ピンバッジ2は図 2(a)に示すように、正六角形をなす板状部材であり、図1に点線で示すよう に、その裏面には、衣服等への取付け用ピン4が固定されている。 また、ピンバ ッジ3は、図2(b)に示すように、正五角形をなす板状部材であり、ピンバッ ジ2と同様に、その裏面に衣服等への取付け用ピン(図示省略)が固定されてい る。 また、ピンバッジ2,3は、少なくとも一部が鉄等の磁性材料で構成されて おり、その表面には、様々な装飾が施されている。

    【0016】 一方、コレクションホルダー1は、ピンバッジ2より僅かに面積の広い正六角 形の取付け面5と、ピンバッジ3より僅かに面積の広い正五角形の取付け面6と を、殻状に結合して形成される多面体であり、本実施の形態では不規則性三十二 面体(本説明では、単に「三十二面体」という。)を形成している。 コレクショ ンホルダ1の製造方法は、図5に示すように、三十二面体のコレクションホルダ ー1を符号1a,1bに示す半殻、あるいは適当な部分に分割し、夫々の部分を 射出成形することによって、容易に形成することができる。

    【0017】 また、取付け面5,6の、端縁部から一定範囲の部分に、帯状の磁性薄膜7を 貼付している。 したがって、少なくとも一部が磁性材料で構成されたピンバッジ 2,3を、磁力によりピンバッジ2,3を固定することができる。 なお、ピンバ ッジ2,3に磁性薄膜を貼付し、取付け面5,6の少なくとも一部を鉄の磁性材 料で構成しても良い。

    【0018】 また、取付け面5,6の端縁部には、図3にも示すように凸状の縁取り8を施 すことにより、取付け面5,6に対するピンバッジ2,3の位置決めを容易とし 、かつ、取付け後の位置ずれを防止している。 さらに、取付け面5,6には、取 付け用ピン4を挿通するための開口9を、取付け用ピン4が余裕をもって挿通で きる大きさに形成している。 したがって、取付け面5,6に形成した開口9に、 ピンバッジ2,3の取付け用ピン4を挿通することによって、ピンバッジ2,3 の裏面に突出する取付け用ピン4を、コレクションホルダー1の殻内部に収める ことが可能となり、ピンバッジ2,3を取付け面5,6に密着させることができ る。

    【0019】 なお、取付け面5,6の一部、例えば、図1において符号7で示す範囲に貼付 した磁性薄膜を、符号7の範囲よりも更に内側の範囲10に移動させて、その代わ りに、符号7で示す範囲を、図4に示すように、凹部11とすることも可能である 。 この場合には、取付け面5,6に取付けられたピンバッジ2,3を、取付け面 5,6から取り外す際に、ピンバッジ2,3の一部を凹部11へと押し込むことで 、ピンバッジ2,3を取付け面5,6から容易に浮き上がらせることができ、ピ ンバッジ2,3の取外しを容易にすることができる。

    【0020】 しかも、凹部11を取付け面5,6の端縁部に沿って、環状に形成した場合には 、ピンバッジ2,3を取り外す際に、ピンバッジ2,3の縁端部の、何れの位置 を押圧することによってもピンバッジ2,3の一部を凹部11へと押し込み、取付 け面5,6から容易に浮き上がらせることができるので、着脱性の向上を図るこ とができる。

    【0021】 ここで、本考案の実施の形態に係るコレクションホルダにより得られる作用効 果を以下にまとめる。 まず、コレクションホルダ1は、特定形状のコレクション であるピンバッジ2,3の、取付け面5,6を殻状に結合させた、多面体として 形成されている。 よって、ピンバッジ2,3を、コレクションホルダー1の取付 け面5,6へと取付けることにより、ピンバッジ2,3を、当該多面体の形状に 倣って、立体的かつ規則的に並べることが可能となる。 しかも、各取付け面5, 6に、ピンバッジ2,3をパズル感覚で取付けて行くこととなり、様々な図柄が 施されたピンバッジ2,3を嵌め合わせて、立体を完成させる楽しみを、コレク ターに提供することができる。

    【0022】 また、取付け面5,6およびピンバッジ2,3の少なくとも一部を、磁性材料 で形成したことにより、ピンバッジ2,3は、コレクションホルダー1の取付け 面5,6に対し、磁力によって固定することができる。 当該磁力を適切なものと することで、取付け面5,6に対するピンバッジ2,3の取り外しも容易に行う ことができる。

    【0023】 また、取付け面5,6の端縁部に、凸状の縁取り8を施したことにより、取付 け面5,6に対するピンバッジ2,3の位置決めを容易とし、また、取付け後の 位置ずれを防止することができる。 また、各ピンバッジ2,3を目立たせること ができるという点で、装飾的な効果もある。 なお、図示は省略するが、凸状の縁 取り8に代えて、ピンバッジ2,3の裏面と、取付け面5,6とに、キーとキー 溝のごとき位置決め手段を設けることとしても良い。

    【0024】 また、ピンバッジ2,3は、コレクションホルダー1の取付け面5,6との対 向面(裏面)に、突起部である取付け用ピン4を備える板状体であるが、取付け 面5,6に、取付け用ピン4を挿通する開口9を形成したことから、複数のピン バッジ2,3を、多面体の形状に倣って立体的かつ規則的に並べることが可能と なる。 しかも、取付け面5,6に形成した開口9に、取付け用ピン4を挿通する ことによって、コレクションホルダー1の殻内部に取付け用ピン4を収め、ピン バッジ2,3を、取付け面5,6に密着させることができる。

    【0025】 なお、本考案の実施の形態では、ピンバッジ2を正六角形とし、ピンバッジ3 を正五角形としたことから、複数の正六角形および正五角形のピンバッジ2,3 を、前記多面体の形状に倣って立体的かつ規則的に並べることが可能となる。 し かも、複数の正六角形の取り付け面5および複数の正五角形の取り付け面6で形 成される多面体は、三十二面体となる。

    【0026】 ところで、本考案者は、サッカーボールが、本考案の実施の形態に係るコレク ションホルダーと同様に、複数の正六角形および複数の正五角形の弾性平面体の 組み合わせからなる球体であることに着目し、コレクションホルダー1を、サッ カーボールを模した三十二面体として構成している。 したがって、複数の正六角 形および正五角形のピンバッジ2,3を、コレクションホルダー1の各取付け面 5,6に取付けることで、各ピンバッジ2,3に施された図柄を表面装飾として 備える、サッカーボール状の一体物として組上げることができる。 なお、図6に は、全ての取付け面5,6にピンバッジ2,3を固定して、サッカーボールを模 した立体を構成した状態を示している。

    【0027】 また、本考案の実施の形態では、取付け面5,6の一部に、凹部11を形成した ことによって、取付け面5,6に取付けられたピンバッジ2,3を取り外す際に 、ピンバッジ2,3の一部を凹部11へと押し込むことで、ピンバッジ2,3を取 付け面5,6から容易に浮き上がらせることができる。 よって、ピンバッジ2, 3の取外しを容易にすることができる。

    【0028】 しかも、取付け面5,6の端縁部に沿って、環状に凹部11を形成することによ って、ピンバッジ2,3を取り外す際に、ピンバッジ2,3の縁端部の、何れの 位置を押圧することによっても、ピンバッジ2,3の一部を凹部11へと押し込み 、取付け面5,6から容易に浮き上がらせることができるので、着脱性の更なる 向上を図ることができる。

    【0029】 なお、図示は省略するが、本実施の形態に係るコレクションホルダー1を、姿 勢の限定無く載置可能な、載置台に載置することにより、コレクションホルダー 1の姿勢を様々に変えて載置することで、ピンバッジ2,3に施された図柄の様 々な組合わせを楽しむことが可能となる。

    【0030】 さらに、コレクションホルダー1に固定することが可能なコレクションは、ピ ンバッジ2,3に限定されるものではなく、例えば、五角錐、六角錐の立体形状 を有するコレクションを各取付け面5,6に固定することで、複数の突起部を備 える立体を構成することもできる。 また、各取り付け面5,6は正六角形および 正五角形に限定されるものではなく、他の形状の組合わせにより、別の多面体を 形成することも可能である。

    【0031】

    【考案の効果】

    本考案はこのように構成したので、特定形状のコレクションを複数取付け、鑑 賞することが可能となる。 特に、ピンバッジのごとく、一部に突起部を備える板 状体の管理、展示に適した、コレクションホルダーを提供することが可能となり 、コレクターの興趣の向上を図ることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案の実施の形態に係るコレクションホルダーと、コレクションホルダーに固定されるピンバッジとを示す立体図であり、部分的にピンバッジを未固定とした状態を示すものである。

    【図2】図1に示すコレクションホルダーに固定されるピンバッジの形状を示す平面図である。

    【図3】図1のA―A線における断面図である。

    【図4】図1のA―A線における断面図であり、当該部分の応用形状を示すものである。

    【図5】図1に示すコレクションホルダーの製造方法に関する説明図である。

    【図6】図1に示すコレクションホルダーの、全ての取付け面にピンバッジを固定して、サッカーボールを模した立体を、構成した状態を示す図である。

    【符号の説明】

    1 コレクションホルダー 2,3 ピンバッジ 4 取付け用ピン 5,6 取付け面 7 磁性薄膜 8 凸状の縁取り 9 開口 10 内側の範囲 11 凹部

    QQ群二维码
    意见反馈