Merchandise display board

申请号 JP2005518093 申请日 2004-12-02 公开(公告)号 JP4116036B2 公开(公告)日 2008-07-09
申请人 河淳株式会社; 发明人 真一 大澤; 将幹 寺田;
摘要
权利要求
  • 商品の陳列に必要な所定の表面積を有する平板状のボード本体と、商品の仕切り板又は商品の陳列面となる板状物を備え、
    取り付けられる前記板状物が天面に対して直立姿勢をとる 所定の溝幅を有する垂直溝と、取り付けられる前記板状物が天面に対して傾斜姿勢をとる傾斜溝が、前記ボード本体の天面の全域又は一部に形成される ものであり、
    前記垂直溝と傾斜溝は、 前記傾斜溝を該垂直溝を形成する一方の内壁のやや上方から斜め下方に所定の溝幅で切り欠いて形成し、該垂直溝の底面と該傾斜溝の底面とが連続することなく、独立して形成されるものであって、垂直溝と傾斜溝の開口が共通すると共に、垂直溝を形成する他方の内壁の上端の角が面取りされた複合溝であることを特徴とする商品陳列用ボード。
  • 更に縦溝が、前記ボード本体の天面の全域又は一部に形成されることを特徴とする請求項 記載の商品陳列用ボード。
  • 前記縦溝は、該ボード本体の天面の全域に亘り、左右方向に所定のピッチで多数形成されることを特徴とする請求 項1又は2記載の商品陳列用ボード。
  • 第1板状物の1又は2以上が垂直溝に設置され、第2板状物の1又は2以上が傾斜溝に設置されることを特徴とする請求項 1〜3のいずれか1項に記載の商品陳列用ボード。
  • 更に、第3板状物の1又は2以上が縦溝に設置されることを特徴とする請求項 記載の商品陳列用ボード。
  • 前記第1板状物、第2板状物及び第3板状物は、同一形状物であることを特徴とする請求項 3〜5のいずれか1項に記載の商品陳列用ボード。
  • 前記ボード本体の天面が、前方下がり傾斜となるように設置されることを特徴とする請求項1〜 のいずれか1項記載の商品陳列用ボード。
  • 说明书全文

    本発明は、商品の仕切り板又は商品の陳列面となる板状物を、ひとつのボード本体に形成された垂直溝と傾斜溝に自在に組み付けることが可能な商品陳列用ボードに関するものである。

    スーパーなどにおける青果用冷ケースやワゴン等において、オレンジやリンゴ等の丸物商品、ねぎやごぼう等の長物商品又はほうれん草やサラダ菜等の葉物商品などを陳列するに際しては、冷ケースやワゴン等を構成する陳列枠体に底板(棚板)を取り付け、この底板上に商品を載置することにより商品を陳列し、あるいは底板上に仕切板を載置することにより、底板上の商品を種別ごとに整理して陳列したり、また、陳列商品にボリューム感を持たせるとともに商品の見栄えをよくするために、底板自体を傾斜して取り付けたり、またはアンコと称するボリュームアップ用部材を底板上にセットし、このボリュームアップ用部材に葉物商品など商品を立て掛け状態に載せて陳列するようにしている。 これにより、商品陳列をきれいに、かつ効果的に演出し、消費者の購買意欲を高めるようにしている。

    特開2001−197977号公報には、商品の陳列に必要な所定の表面積を有する平板状のボード本体を備え、前記ボード本体に該ボード本体の天面の全域に亘り、通気を兼ねた商品仕切り板用のスリット状の横溝が前後方向に所定の間隔で多数形成された商品陳列用ボードが開示されている。 この商品陳列用ボードによれば、商品の陳列形態に応じた種々の使用形態に適用できるとともに、転び止めや仕切等の陳列用品の組み付けを可能にし、併せて塵埃が滞留しにくく、かつ通気性が良好である。

    しかしながら、近年、商品の陳列を、簡易な方法で、消費者の購買意欲を高めるように効果的に演出する要求は止まるところを知らない。 特開2001−197977号公報記載の商品陳列ボードに形成される横溝は、取り付けられる商品仕切り板が垂直姿勢をとるだけであり、陳列の演出を高める要求には必ずしも満足するものではなかった。 そこで、商品陳列用ボードの平使用及び傾斜使用において、板状物を利用した従来には無い、効果的な陳列の演出ができる商品陳列用ボードの開発が望まれていた。

    特開2001−197977号公報(段落0018、第7図)

    従って、本発明の目的は、商品陳列用ボードの陳列面を、簡易にしかも低コストで前後方向に区画でき、且つ陳列の演出を高めることができる商品陳列用ボードを提供することにある。

    すなわち、本発明は、商品の陳列に必要な所定の表面積を有する平板状のボード本体と、商品の仕切り板又は商品の陳列面となる板状物を備え、取り付けられる前記板状物が天面に対して直立姿勢をとる所定の溝幅を有する垂直溝と、取り付けられる前記板状物が天面に対して傾斜姿勢をとる傾斜溝が、前記ボード本体の天面の全域又は一部に形成されるものであり、前記垂直溝と傾斜溝は、 前記傾斜溝を該垂直溝を形成する一方の内壁のやや上方から斜め下方に所定の溝幅で切り欠いて形成し、該垂直溝の底面と該傾斜溝の底面とが連続することなく、独立して形成されるものであって、垂直溝と傾斜溝の開口が共通すると共に、垂直溝を形成する他方の内壁の上端のが面取りされた複合溝であることを特徴とする商品陳列用ボードを提供するものである。

    本発明の商品陳列用ボードによれば、1つのボード本体の陳列面に、同じ形状の商品の仕切り板又は商品の陳列面となる板状物を、天面に対して垂直姿勢又は傾斜姿勢の2通りの方法で差し込むことができるため、商品陳列用ボードを水平設置及び前方下り傾斜設置を組み合わせることで、趣きのある陳列面を演出できる。 また、複数の板状物は全て同一形状物を使用することができるため、コストを低減でき、また保管も容易である。 また、商品陳列用ボードに横溝と縦溝からなる碁盤目溝を形成し、第1板状物又は第2板状物と、第3板状物をそれぞれ2以上使用し、ボード本体の天面上に囲み部を形成すれば、陳列の演出を更に高めることができる。

    次に、本発明の参考例となる第1の実施の形態における商品陳列用ボードを第1図〜第4図を参照して説明する。 第1図は本例の商品陳列用ボードの斜視図、第2図及び第3図は本例の商品陳列用ボードの一部を示す拡大図、第4図は第1図の商品陳列用ボードを前後方向に反転し、且つ前方下り傾斜で設置した図である。 本明細書中、符号Xは前側、すなわち、顧客側を言い、符号Yは後側を言う。 また、左右方向は顧客側から見る方向を言う。

    商品陳列用ボード1は、商品の陳列に必要な所定の表面積を有する平板で且つ矩形状のボード本体10と、第1板状物21と、第2板状物22を備える。 ボード本体10はボード基板層11aとボード基板上の溝形成層11bの2層構造であり、通常一体成形により作製されるものである。 また、商品陳列用ボード1は、ボード本体10の天面15の全域に亘り、互いに独立の横溝である垂直溝12と傾斜溝13が前後方向に所定のピッチで交互に多数形成されている。 なお、垂直溝12と傾斜溝13の配列形態としては、上記配列形態に限定されず、ボード本体10の前後方向に任意のピッチで配列される形態、ボード本体10の天面の一部に形成される形態及びこれらを組み合わせた形態などが挙げられる。

    垂直溝12は、第2図に示すように、平板で且つ矩形状の第1板状物21が嵌め込まれた際、第1板状物21を天面15に対して垂直姿勢とすることができる形状のものであり、前後方向における所定の溝幅を天面15に対して垂直方向に所定の深さを有し、左右方向に連続する溝である。

    傾斜溝13は、第3図に示すように、平板で且つ矩形状の第2板状物22が嵌め込まれた際、第2板状物22を天面15に対して傾斜姿勢とすることができる形状のものであり、前後方向における所定の溝幅を天面15に対して傾斜方向に所定の深さを有し、左右方向に連続する溝である。 傾斜溝13の鉛直方向に対する傾斜角(β)としては、特に制限されないが、20〜70度が好ましく、特に40〜60度が好ましい。 また、傾斜溝13は前方下り傾斜であっても、後方下り傾斜であってもよい。 また、前方下り傾斜の傾斜溝と、後方下り傾斜の傾斜溝は、それぞれ独立の横溝であって、ボード本体10に、共に存在するものであってもよい。

    第1板状物21及び第2板状物22の形状としては、特に制限されず、ボード本体10の大きさ、使用目的あるいは陳列する商品の大きさなどにより適宜決定されるが、横長の矩形状の板状物が好ましく、更に、第1板状物21及び第2板状物22を同じ形状とすることが、使い勝手がよく、且つ製造コストを低減できる点で好ましい。

    商品陳列用ボード1の使用方法の一例を第1図を参照して説明する。 複数枚の第1板状物21を垂直溝12に前後方向に対して所定のピッチで差し込み、陳列面を形成し(第1図の右側)、一方、複数枚の第2板状物22を傾斜溝13に前後方向に対して所定のピッチで差し込み、陳列面を形成する(第1図の左側)。 第1図における商品陳列用ボード1によれば、第1板状物21は、陳列商品を前後方向に区画する商品仕切り板として機能し、第2板状物22は、陳列商品を傾斜状に載置する陳列面として機能する。 また、商品陳列用ボード1の設置形態としては、特に制限されず、前後方向に反転して設置する形態、前方下り傾斜で設置する形態及び前後方向に反転して且つ前方下り傾斜で設置する形態等が挙げられる(第4図)。 第4図における商品陳列用ボード1によれば、第1板状物21は、陳列商品の仕切り板又は転落防止板として機能し、第2板状物22は、陳列商品を水平状に載置する陳列面として機能する。

    また、ボード本体10としては、1枚もの、複数枚を並べて設置したもの及び複数枚を接合したボード等が挙げられる。 また、天面に傾斜角を付ける方法としては、特に制限されず、所定の傾斜面を有する基台に設置する方法及び後方の垂直壁又は桟部材の立て掛ける方法等が挙げられる。

    このように、商品陳列用ボード1によれば、1つのボード本体10の陳列面に、同じ形状の板状物を、天面に対して垂直姿勢又は傾斜姿勢の2通りの方法で差し込むことができ、2つの簡易な部材にも拘わらず、趣きのある陳列面を演出できる。 また、複数の板状物は全て同一物を使用することができるため、コストを低減でき、また保管も容易である。

    次に、 本発明において参考例となる第2の実施の形態の商品陳列用ボードを第5図及び第6図を参照して説明する。 第5図及び第6図において、第1図〜第4図と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について、主に説明する。 すなわち、第2の実施の形態の商品陳列用ボード1aにおいて、第1の実施の形態の商品陳列用ボード1と異なる点は、ボード本体の溝形成層11bに、前後方向に延出する縦溝14を左右方向に所定のピッチで多数形成し、更に縦溝14に第3板状物23を取り付けたものである。 なお、第5図では第3板状物23の記載を省略した。 すなわち、商品陳列用ボード1aは、ボード本体10の天面15の全域に亘り縦溝12と横溝13が所定の間隔で碁盤目状に多数形成されたものである。

    縦溝14は、平板で且つ矩形状の第3板状物23が嵌め込まれた際、第3板状物23を天面15に対して垂直姿勢とすることができる形状のものであり、前後方向における所定の溝幅を天面15に対して垂直方向に所定の深さを有し、左右方向に連続する垂直溝である。

    第3板状物23の形状としては、特に制限されず、ボード本体10の大きさ、使用目的あるいは陳列する商品の大きさなどにより適宜決定されるが、横長の矩形状の板状物が好ましく、更に、第1板状物21及び第2板状物22と同じ形状とすることが、使い勝手がよく、且つ製造コストを低減できる点で好ましい。

    次に、第2の実施の形態の商品陳列用ボード1aの使用例を第6図を参照して説明する。 第6図の商品陳列用ボード1aは、第5図の商品陳列用ボード1aに対して、ボード本体10aの大きさをボード本体10より大きくした点、第1板状物21、第2板状物22及び第3板状物23をそれぞれ更に多数個使用し、種々の大きさ及び種々の形状の陳列面や囲み部を天面15に形成した点にある。

    第6図の商品陳列用ボード1aにおいて、第2板状物22により形成される陳列面aは、パック物商品Aを後方傾斜で整然と陳列することができる。 また、第2板状物22及び第3板状物23を用いて形成される囲み部bは、陳列商品を後方傾斜で、且つ左右方向に区画された陳列面とすることができる。 また、第1板状物21及び第3板状物23を用いて形成される囲み部cは、前後方向及び左右方向に区画された矩形状の陳列面とすることができる。

    また、第2の実施の形態の商品陳列用ボード1aの他の使用例を第7図を参照して説明する。 第7図の商品陳列用ボード1aは、第6図の商品陳列用ボード1aに対して、天面15が前方下り傾斜となるように設置した点にある。 具体的には、前方下り傾斜面を有する三角形断面形状の基台18の傾斜面にボード本体10aを設置した点にある。

    第2の実施の形態の商品陳列用ボード1aによれば、第1の実施の形態の商品陳列用ボード1と同様の効果を奏する他、3つの板状物を組み合わせて丸物商品、不定形商品、長物商品等種々の形状を呈する商品を同じ陳列面に陳列することができる。 また、大きなサイズのボード本体を大きく傾斜させることができるため、醍醐味のある陳列を演出することができる。

    次に、本発明の第3の実施の形態における商品陳列用ボードを第8図〜第11図を参照して説明する。 第8図は本例の商品陳列用ボードの斜視図、第9図及び第10図は本例の商品陳列用ボードの一部を示す拡大図、第11図は第1図の商品陳列用ボードを前後方向に反転し、且つ前方下り傾斜で設置した図である。

    第8図〜第11図において、第1図〜第4図と同一構成要素には同一符号を付して、その説明を省略し、異なる点について、主に説明する。 すなわち、第8図〜第11図において、第1図〜第4図と異なる点は、垂直溝12と傾斜溝13aは、垂直溝12内に傾斜溝13aが形成された複合溝17とした点にある。

    すなわち、複合溝17は、傾斜溝13aを垂直溝12を形成する一方の内壁のやや上方から斜め下方に向けて切り欠いて形成したものであって、垂直溝12と傾斜溝13aの開口が共通すると共に、垂直溝12を形成する他方の内壁の上端の角は、面取り18がされたものである。 複合溝17の配列形態としては、上記配列形態に限定されず、第1の実施の形態の商品陳列用ボード1と同様に、ボード本体10の前後方向に任意のピッチでの配列形態、ボード本体10の天面の一部に形成される形態及びこれらを組み合わせた形態などが挙げられる。 また、複合溝17における傾斜溝13aは前方下り傾斜であっても、後方下り傾斜であってもよい。

    商品陳列用ボード1bの使用方法の一例を第8図を参照して説明する。 複数枚の第1板状物21を複合溝17の垂直溝12に前後方向に対して所定のピッチで差し込み、陳列面を形成し(第8図の右側)、一方、複数枚の第2板状物22を複数溝17の傾斜溝13aに前後方向に対して所定のピッチで差し込み、陳列面を形成する(第8図の左側)。 第8図における商品陳列用ボード1によれば、第1板状物21は、陳列商品を前後方向に区画する仕切り板として機能し、第2板状物22は、陳列商品を傾斜状に載置する陳列面として機能する。

    次に、第4の実施の形態の商品陳列用ボードを第12図及び第13図を参照して説明する。 第12図及び第13図において、第5図〜第11図と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略し、異なる点について、主に説明する。 すなわち、第4の実施の形態の商品陳列用ボード1cにおいて、第3の実施の形態の商品陳列用ボード1bと異なる点は、ボード本体10bの溝形成層11bに、前後方向に延出する縦溝14を左右方向に所定のピッチで多数形成し、更に縦溝14に第3板状物23を取り付けたものである。 なお、第12図では第3板状物23の記載を省略した。 すなわち、商品陳列用ボード1cは、ボード本体10bの天面15の全域に亘り縦溝12と複合溝17が所定の間隔で碁盤目状に多数形成されたものである。

    また、第4の実施の形態の商品陳列用ボード1cの他の使用例を第14図を参照して説明する。 第14図の商品陳列用ボード1cは、第7図の商品陳列用ボード1aと同様に、天面15が前方下り傾斜となるように設置した点にある。 具体的には、前方下り傾斜面を有する三角形断面形状の基台18の傾斜面にボード本体10bを設置した点にある。 本例の商品陳列用ボード1cによれば、第7図の商品陳列用ボード1aと同様の効果を奏する他、第3板状物23の使用により、更に陳列商品を左右方向に区画することができる。 また、同様に、種々の形状を呈する商品を同じ陳列面に陳列することができる。

    本発明の商品陳列用ボードは、部品点数が少ない簡易な構造であるにも係らず、スーパー、百貨店などの青果用冷ケースやワゴン等において、オレンジやリンゴ等の丸物商品、ねぎやごぼう等の長物商品又はほうれん草やサラダ菜等の葉物商品などを、ひとつのボード本体面に商品の種別ごとに趣きやボリューム感を持たせて陳列ができるため、販売促進に貢献できる。

    第1の実施の形態における商品陳列用ボードの斜視図である。

    本例の商品陳列用ボードの一部を示す拡大図である。

    本例の商品陳列用ボードの一部を示す拡大図である。

    第1図の商品陳列用ボードを前後方向に反転し、且つ前方下り傾斜で設置した側面図である。

    第2の実施の形態の商品陳列用ボードの斜視図である。

    第2の実施の形態の商品陳列用ボードの他の斜視図である。

    第2の実施の形態の商品陳列用ボードの他の斜視図である。

    第3の実施の形態における商品陳列用ボードの斜視図である。

    本例の商品陳列用ボードの一部を示す拡大図である。

    本例の商品陳列用ボードの一部を示す拡大図である。

    第1図の商品陳列用ボードを前後方向に反転し、且つ前方下り傾斜で設置した図である。

    第4の実施の形態の商品陳列用ボードの斜視図である。

    第4の実施の形態の商品陳列用ボードの他の斜視図である。

    第4の実施の形態の商品陳列用ボードの他の斜視図である。

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