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申请号 JP2000548856 申请日 1999-05-11 公开(公告)号 JP3954307B2 公开(公告)日 2007-08-08
申请人 ベーエス−アウステルンクステヒニーク・ゲーエムベーハー; 发明人 ジーグル、ゲオルク;
摘要
权利要求
  • ベース(5)と、差込型接続手段によって このベース(5)に接続可能か又は接続された可撓性のスタンド(2)用の、 2つのスタンド用棒を形成すべく 互いに繋ぎ合わせ可能か又は繋ぎ合わされた複数の可撓性の棒(3)と、表示媒体(6 ) 前記ベース(5)及び前記スタンド(2)に接続する保持手段と、を具備する表示装置(1)において、
    前記 2つのスタンド用棒の前記複数の棒(3)と共に差込みにより接続可能であるか又は接続された 二重H形構造体を作る少なくとも2つの横方向ストラット(4)が設けられていることを特徴とする表示装置。
  • 前記横方向ストラット(4)は、これらの端部に、 前記スタンド用の 前記複数の棒(3)を差し込むための 第1の T継手(36,136)を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  • 前記保持手段は、前記表示媒体(6)の上端に沿って設けられた上方の横棒(9)を有しており、また、第2の T継手( 40 )の 横方向に延びている頭部には、横方向貫通孔(41)が設けられ、この横方向貫通孔(41)が 、前記保持手段の上方の横棒(9)に押し被せられており、 この第2の T継手 (40)の脚部(43)には、前記スタンド用棒(3)を差し込むための孔(37)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  • 前記スタンド用棒(3)は、前記ベース(5)の 細長いクロスメンバー(11)の差込形受け(33;33′)に挿入可能か又は挿入されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の表示装置。
  • 前記差込形受け(33)は、別個のプラグインサート(32;32′)に設けら れることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  • 前記差込形受け(33)は、斜めの孔によって形成されており、この孔の軸は、前記クロスメンバー(11)の 長手方向軸に対し垂直 でこのクロスメンバー(11)の端部部分(12、13)でこのクロスメンバー(11)と交差する面に沿って延びていることを特徴とする請求項4又は5に記載の表示装置。
  • 前記差込形受け(33′)は、 真上を向いた孔によって形成されており、この孔の軸は、前記クロスメンバーの 長手方向軸に対し垂直方向で このクロスメンバー(11)の端部部分(12、13)に位置していることを特徴とする請求項4又は5に記載の表示装置。
  • 複数の組み合わされたT−Y継手(36′;136,136′)が、前記複数の差込形受け(33′)に差し込まれた前記複数のスタンド用棒(3)の上端に取り付けられており、2つの上方の盲穴(39A,39B)を夫々有し、2つの二重H形スタンド構造体を製造するための夫々対の他のスタンド用棒(3)を収容することを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  • 少なくとも2つ の細長い折畳式足部(14乃至17)が、前記クロスメンバー(11)に関節接続されており、前記クロスメンバー(11)に平行な閉じられた静止位置から、前記クロスメンバー(11)に対し少なくとも実質的に直角な作動位置へと回動可能であり、戻り可能であることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1に記載の表示装置。
  • 前記折畳式足部(14乃至17)は、少なくとも開いた作動位置で 、ロック可能であることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  • 前記折畳式足部(14乃至17)は、閉じた静止位置でも、ロック可能であることを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  • 前記折畳式足部(14乃至17)は、複数のヒンジピン(26)に沿って前記クロスメンバー(11)に対して垂直方向に調節可能であり、前記クロスメンバー(11)に対し垂直位置で、回動自在であり、前記クロスメンバー(11)のストッパー(28,29)に当接することによって、他の垂直位置で、どの位置においてもロックされていることを特徴とする請求項10又は11に記載の表示装置。
  • 前記折畳式足部(14乃至17)は、前記クロスメンバー(11)に対し下方の前記垂直位置で、回動自在であり、前記クロスメンバー(11)より高い前記他の垂直位置で、どの位置においてもロックされていることを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  • 前記ヒンジピン(26)は、前記クロスメンバー(11)の複数のヒンジ凸部(22,23)に圧力嵌めで取着されていることを特徴とする請求項12又は13に記載の表示装置。
  • 前記折畳式足部(14乃至17)の各々は、複数の相互に重ね合わせて設けられた複数のヒンジ凸部(21)を有し、複数の関連するヒンジ凸部(22、23)が、前記クロスメンバー(11)に相互に重なり合って設けられており、前記折畳式足部(14乃至17)及び前記クロスメンバーの複数のヒンジ凸部(21;22,23)は、互いに係合していることを特徴とする請求項9乃至14のいずれか1に記載の表示装置。
  • 前記クロスメンバー(11)は、複数の前記ヒンジ凸部(22,23)を支持している複数の中空形材端部部分(12,13)が押し被せられた四角形材(30)によって形成されていることを特徴とする請求項15に記載の表示装置。
  • 前記保持手段は、前記表示媒体(6)の下端に沿って設けられた下方の横棒(10)を有しており、また、この保持手段の下方の横棒(10)を掛けるための複数のフック(20)が、前記クロスメンバー(11)の一方の長手方向側面に設けられた2つの前記折畳式足部(14,15)の、その上面に設けられていることを特徴とする請求項9乃至16のいずれか1に記載の表示装置。
  • 前記スタンド(2)は、各々二重H形構造体を形成している2つの前記スタンド(2)であり、前記表示媒体(6)は、2つの前記表示媒体(6)であって、これらスタンド(2)及び表示媒体(6)は、各々相並んで直立し、前記保持手段は、前記2つの表示媒体(6)の各々の上端及び下端に沿ってそれぞれ設けられた2つの上方の横棒(9)及び2つの下方の横棒(10)を有しており、
    2つの前記スタンド(2)の2つの前記上方及び/又は下方の横棒(9,10)を接続するための、軸方向に一直線に並んでいる複数の盲穴(46,47)を有する複数の接ぎ(45)をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  • 二重H形構造体を形成している前記スタンド(2)の各々に設けられた前記2つの表示媒体(6)は、互いに隣接する複数の縦方向縁部で、取外し可能に互いに接続されていることを特徴とする請求項18に記載の表示装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、ベースと、差込形接続手段によってベースに接続可能か又は接続された可撓性のスタンド用の、横方向ストラットによって接続可能か又は接続された複数の棒と、表示媒体、例えばポスター、フィルム等用の、この表示媒体をベース及びスタンドに接続する保持手段と、を具備する表示装置に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    このタイプの複数の表示装置は、ポスター、広告材料、グラフィック、写真等のような文書を表示又は呈示するために用いられる。 紙、布、フィルム又はこのような表示媒体は、ベースと、スタンドの上端との間で緊張状態に保たれる。 この場合、可撓性のスタンドは、自らの弾性を用いて外へ曲げられて、表示媒体をぴんと張った状態に保つ。 表示装置は、適切なインプリントを直接に有してもよいが、写真等のような文書が前述のように取り付けられるシート状又はフィルム状の表示媒体もあってもよい。
    【0003】
    AT 1 857 U又は対応のWO 97/14 132 Aからは、繋ぎ合わされた諸要素のキットからなる表示装置が知られている。 それ故に、この表示装置を、分解された状態では、比較的小さなコンパクトなパックで収納することができる。 詳しくは、この場合、2つの側方部分と1つの横方向部分から繋ぎ合わせ可能なベースが設けられており、スタンドは、X字形に繋ぎ合わせられた複数の横棒から構成される。 この公知の表示装置は、一方では、直立した状態でかなり不安定であること、及び、他方では、表示装置の構成要素の繋ぎ合わせが全体としてかなり時間がかかり、労もかかることが、明らかになった。
    【0004】
    他方、DE 93 01 769 Uからは、明細書導入部に記載のタイプの表示装置が知られている。 この表示装置では、ベースは2つの側方部分からなり、側方部分はこれらに螺着された2つの横棒によって接続されている。 2つの比較的長い一体的な棒はベースへの差込みによってベースに接続されており、それにより、スタンドを形成する。 表示媒体は複数の棒の上端とベースとの間でロープに緊張した状態に保たれる。 複数の棒は、長さのほぼ中央で、複数のリング及び締付ねじによってこれらの棒に取り付けられる横方向ストラップによって、互いに接続されている。
    【0005】
    明らかなように、この表示装置は直立及び分解の際にかなり手間がかかる。 その特別な理由は、この目的のため工具をも用いなければならないからである。 更に、複数のスタンド用棒の長さの故に、搬送目的のためのコンパクトなパックが不可能である。
    【0006】
    【発明が解決しようとする課題】
    本発明の課題は、極めて僅かな操作によりかつ複数の工具を用いずに組み立てて、再度分解されることができるが、分解された状態で、コンパクトな小さなパックで収納されることができ、更に、組み立てられた状態では、高い安定性又は安定度を有する、明細書導入部に記載されたタイプの表示装置を提供することである。
    【0007】
    【課題を解決するための手段】
    明細書導入部に記載されたタイプの、本発明に基づく表示装置は、スタンドが、差込により接続可能であるか又は接続された複数の棒と、スタンドの二重H形構造体を得るための少なくとも2つの横方向ストラットとを有することを特徴とする。
    【0008】
    2つの横方向ストラットによって実現される二重H形構造体によって、この二重H形スタンドが複数のかなり短い単独棒から幾つかのプラグ接続手段によって組み立てられても、スタンドの高い安定性が達成される。 まず、複数の最下の単独棒を複数の対応の受けへの差込によって、ベースに取着し、その後、第1の下方の横方向ストラットをベースに(darauf)取り付け、次いで、複数の次の真中の縦棒を取り付けることは、組立にとって特に好都合である。 このことに関係なく、複数の最上の単独棒又は縦棒が、保持手段によって、表示装置の上端に接続される。 これらの最上の棒の下端では、上方の横方向ストラップが取り付けられる。 次に、この横方向ストラットは、複数の最上の棒及び表示媒体からなるユニットが複数の真中の棒に取り付けられるとき、安定作用を有する。 それ故に、組立操作のこの部分も極めて容易に迅速に実行することができる。 この場合、スタンドを作るために、例えば50cm又は75cmの長さを有する特に短い複数の棒要素を縦方向に繋ぎ合わせることができて、例えば1,5m又は2mを越えるスタンドの高さを達成することができる。 しかし乍ら、棒の長さは,当然ながら、これよりも短くても長くてもよい。 特に、例えば1mの長さの複数の棒要素を用いてもよい。
    【0009】
    複数の棒は中実断面を有してもよいが、好ましくは複数の管状棒を用いてもよい。 原則的には、互いに入れ子式に設けられた複数の管状棒も用いてもよいが、特に同一の長さを有する同種類の棒を用いるほうが好ましい。 これらの棒は複数のプラグ接続要素によって繋ぎ合わせることができる。
    【0010】
    スタンドの特に剛性の構造体が得られるようにスタンドの個々の構成要素を移動に対して防ぐためには、更に、複数の横方向ストラットの端部が、複数のスタンド用棒を差し込むための複数のT継手を有することが好都合であることが明らかになった。
    【0011】
    複数のT継手の横方向ウェブが保持手段の上方の横棒に押し被せられており、複数の上方のスタンド用棒を差し込むための複数の孔がT継手の脚部に設けられていることは、同様に好都合である。
    【0012】
    スタンドをベースに安定的に保持するために、更に、複数のスタンド用棒はベースの縦長のクロスメンバーの複数の差込形受けに挿入可能か又は挿入されることが好ましいことが明らかになった。 製造上の理由から、更に、複数の差込形受けが複数の別個のプラグインサートに設けられていることは好都合である。 この場合、複数のプラグインサートは、例えばクロスメンバー又はクロスメンバーの端部部分に形成された複数の対応の開口部に、例えばこれらの開口部への差込のみによって、既に予め取り付けられていてもよい。 この場合、きつい嵌合又はプレス嵌めがなされることができる。 この場合、棒の異なった断面への適合も、残りのベース自体に変更を加えることなく、種々のプラグインサートを用いることによってなされることができる。 それ故に、従来の技術より少ないか小さい種々の構成要素が、表示装置の種々のサイズに合わせて製造され保管されなければならない。
    【0013】
    組立後のスタンドの高い安定性を得るために、複数の差込形受けが斜めの孔によって形成されており、孔の軸はクロスメンバーの縦軸に対し垂直な面に沿って延びていることは好都合である。 前記DE 93 01 769 Uによれば、表示装置の複数の平行な棒を、ベースの側方部分に設けた複数の管に、しかも、表示媒体用の複数のテンションロープをベースの前端に取り付ける複数の点の直ぐ付近に、差し込むことができることを述べておく。 これに対し、本発明に係わる表示装置の、最後に記述される実施の形態では、スタンドの係合点がベースの中央に向かって移動される。 何故ならば,クロスメンバーは通常ベースの中央にあり、このことによって、スタンドの安定度及び安定性の更なる増大が達成されることができるからである。
    【0014】
    複数の特定の用途のためには、使用位置では、スタンドが、垂直方向に上方に延びる複数の下方の棒によってベースに取り付けられていることは好都合である。 ことことは、例えば、複数のスタンドが比較的低くて、スタンド構造体が僅かにな弾性をもって外側に曲げられる場合に、表示媒体の組立の際に考えられ得る。 従って、ここでは、複数の差込形受けがクロスメンバーの縦軸に対し垂直方向の孔によって形成されていることは好ましい。
    【0015】
    複数の表示媒体を背中合わせにして二重に設ける特に好都合なデザインは、複数の組み合わされたTーY継手が、複数の差込形受けに差し込まれた複数のスタンド用棒の上端に取り付けられており、2つの上方の盲穴を夫々有し、2つの二重H形スタンド構造体を製造するための夫々対の他のスタンド用棒を収容するときに、達成されることができる。 従って、この実施の形態では、スタンド構造体は、複数の組み合わされたTーY継手の上方で分割されるので、2つの二重H形構造体は、ベースに差し込まれた複数の下方の棒と、2つの組み合わされたTーY継手を接続する第1の下方の横棒とを共有する。
    【0016】
    即座に組立可能な安定したベースを得るためには、ここでは、更に、少なくとも2つの、好ましくは4つの細長い折畳式足部がクロスメンバーに関節接続されており、クロスメンバーに平行な閉じられた静止位置から、クロスメンバーに対し少なくとも実質的に直な作動位置へと回動可能であり、戻り可能であることは好都合である。 従って、この表示装置の場合に、既に予め組み立てられたベースが設けられている。 しかし、このベースは、その複数の折畳式足部が閉じてクロスメンバーに接しているときの、複数の折畳式足部の静止位置では、パックの中でスペースを僅かしか必要としないが、複数の折畳式足部が外へ開かれているときは、高い安定性又は安定度を可能にする。 何故ならば、複数の折畳式足部とクロスメンバーとの間の関節接続が接続の高い安定性及び安定度を保証することができるからである。 この場合、複数の折畳式足部を開いてベースを直立することが最短時間でできる。 次に、スタンドを形成する複数の棒は差し込みだけでよい。
    【0017】
    複数の折畳式足部はクロスメンバーに出来る限り外側で、すなわち、クロスメンバーの端部に関節接続され、述べたように、好ましくは都合4つの折畳式足部が取り付けられ、夫々2つの折畳式足部がクロスメンバーの長手方向側面にある。 それ故に、ベースが開いた状態にあるときは、Iの縦方向脚部としてクロスメンバーを有し、Iの横方向ウェブとして対で纏められた折畳式足部を有するI字形の形状が得られる。 所望の場合には、複数の折畳式足部を、90°より上の、例えば100°又は110°で、静止位置から、開いた位置へと回動することができる。 例えば、より高い安定性のためのより大きな開きは、例えばかなり短いクロスメンバーの場合でも、複数の折畳式足部の端部によって得られる。
    【0018】
    複数の折畳式足部とクロスメンバーとの間の関節接続は実際にきつくてもよい。 それ故に、複数の折畳式足部は、開いた位置でも閉じた位置でも、比較的安定しており、複数の折畳式足部は、ヒンジの中の摩擦が克服されるつつ、回動されることができる。 このことは時として労力がかかるので、複数の折畳式足部が、少なくとも開いた作動位置で、好ましくは閉じた静止位置でも、ロック可能であることが、特に好ましいことが明らかとなった。 この場合、複数の差込可能なピン、複数のスプリングキャッチのような従来の手段は複数の折畳式足部をロックするために用いられることができる。 しかし乍ら、製造及び操作の点で容易な可能性が生じるのは、複数の折畳式足部が複数のヒンジピンに沿ってクロスメンバーに対して垂直方向に調節可能であり、クロスメンバーに対し垂直位置で、例えば下方の位置で、回動自在であり、クロスメンバーのストッパーに当接することによって、他の垂直位置で、例えばクロスメンバーに比べて高い位置で、どの位置においてもロックされているときである。 クロスメンバーのストッパーは、その都度、例えば適切に形成されたヒンジ凸部によって形成されていることができ、このヒンジ凸部には、夫々の折畳式足部の段部又は肩部に当接する。 複数の折畳式足部がクロスメンバーに対し垂直方向に調節可能であるとき、従って、この垂直方向の調節によって、その時々の折畳位置でのインターロックは、例えば平坦な肩部と、例えば平坦な停止面との接触によって達成されることができる。 これに対し、他の相対的な垂直位置では、肩部及びストッパーが種々のレベルにある。 それ故に、クロスメンバーに対する複数の折畳式足部の回動運動が可能である。
    【0019】
    複数の折畳式足部の垂直方向の調節ができるにも拘わらず、きつい関節接続を保証するためには、複数のヒンジピンがクロスメンバーの複数のヒンジ凸部に圧力嵌めで取着されていることは、好都合である。 かくして、複数の折畳式足部の限定された垂直方向調節と、複数のヒンジピン及びクロスメンバーに対する複数の折畳式足部の回動とのみが可能である。
    【0020】
    場合によっては、クロスメンバーに対する複数の折畳式足部の容易な垂直方向の調節の可能性を有する、安定的な関節接続のために、更に、各折畳式足部が複数の相互に重ね合わせて設けられた複数のヒンジ凸部を有し、複数の関連のヒンジ凸部がクロスメンバーに相互に重なり合って設けられており、折畳式足部及びクロスメンバーの複数のヒンジ凸部が互いに係合していることは、好都合である。
    【0021】
    更に、製造上の理由から、クロスメンバーが、複数のヒンジ凸部を支持する複数の中空形材端部部分が押し被せられた四角形材によって形成されていることが好ましいことが明らかになった。 この場合、少なくとも中空形材の複数の端部部分を、プラスチックの射出成形部品として製造することができる。 それ故に、複数の要素が関節接続のために必要であるにも拘わらず、安価な製造が保証されている。
    【0022】
    更に、保持手段の下方の横棒を掛けるための複数のフックが、クロスメンバーの一方の長手方向側面に設けられた2つの折畳式足部の、その上面に設けられていることも、好都合である。 この場合、複数の折畳式足部が、これらの折畳式足部の外端に向かって傾斜する上面をもって形成されているとき、ヒンジから間隔をあけている複数のフックは、複数の折畳式足部が閉じて接した状態にあるとき、クロスメンバーの上面から突出しないように、設けられていることができる。 それ故に、この点に関しても、ベースのコンパクトなユニットが梱包の目的のために保たれる。
    【0023】
    本表示装置の場合には、更に、好都合な改善は、複数の隣り合った表示装置の、各々の表示媒体を保持するために設けられている突き出ている複数の最上及び最下の横棒を、複数の適切な接ぎによって、容易に互いに接続することができることによって、生じる。 このことによって、2つ又はそれより多い表示装置が相並んで直立して、互いに接続させることができるので、全体として1つの組み立てられた拡大した表示面が、個々の表示媒体によって、達成される。 この表示面は,複数の表示装置の連結によって統一的に構成されることができる。 何故ならば、連結が実際に個々の表示媒体の面でもなされるので、個々の表示媒体が全体として表示面の同一面にあるからである。 従って、本表示装置の好ましい改善は、2つの相並んで直立された二重H形構造体用スタンドの複数の上方の及び/又は下方の横棒を接続するための、軸方向に一直線に並んでいる複数の盲穴を有する複数の接ぎを具備することを特徴とする。 この場合、複数の表示媒体によって形成される統一的な全表示面を保証するために、更に、2つの二重H形構造体用スタンドに設けられた複数の表示媒体が、互いに隣接する複数の縦方向縁部に、例えば複数のマジックテープによって取外し可能に互いに接続されていることは好ましい。
    【0024】
    本発明は、同様に、複数の構成要素のキットとしての、組み立てられていない状態にある表示装置と、組み立てられている状態にある表示装置とを含む。
    【0025】
    【発明の実施の形態】
    以下,本発明を、図面に示した複数の好ましい実施の形態に基づいて詳述する。 しかし、本発明はこれらの実施の形態に限定される訳ではない。
    【0026】
    図1及び2に示した表示装置で、全体に参照符号2が付されたスタンドは、弾性的に可撓性のある実際の支持構造体として設けられている。 このスタンド2は、垂直に設けられた棒3、例えば2×3本の棒3から組み立てられている。 これらの棒は互いに同一であり、管状の棒であることは好ましいが、場合によっては中実断面を有する棒でもある。 例えば炭素繊維強化プラスチック又はアルミニウムからなるこれらの棒3は、弛緩した状態では真っ直ぐであり(図14も参照せよ)、組み立てられたスタンド用支持構造体では、2つの横方向ストラット4によって互いに接続されている。 それ故に、図1の他に図15からも明らかなように、一種の二重H形構造が出来上がる。 複数の棒3及び複数の横方向ストラット4は、図12乃至15を参照して以下に詳述するように、複数の差込形接続手段によって互いに取外し可能に接続されることができるか又は接続されている。
    【0027】
    組み立てられた状態では、スタンド2は、ベース5によって地面又は床に支持されている。 図6,9及び15を参照して以下に説明するように、二重H形スタンド2の2つの下方の夫々の棒3をベース5の対応の受けに容易に差し込むことができる。
    【0028】
    最後に、全体として表示媒体6と呼ばれる可撓性の要素、例えばポスター、フィルム,布等が設けられている。 この要素の上縁及び下縁は、参照符号7及び8(図14も参照せよ)の所で折り返されていて、そこでは、横棒9及び10を、表示媒体6をスタンド2の上端及びベース5に夫々固定するための保持又は接続手段として、押し込むことができるようになっている。 表示媒体6がかように取着されるとき、図1及び2から明らかなように、スタンド2は弾性をもって外側に曲げられる。 続いて、表示媒体6はこの作動位置で緊張状態に保たれる。
    【0029】
    図1の他に特に図3乃至5から明らかなように、ベース5はクロスメンバー11からなる。 このクロスメンバーの端部12及び13には、複数の折畳式足部14乃至17が、向かい合う各長手方向側面に、垂直軸を中心として回動自在に取り付けられている(図3及び4の矢印18も参照せよ)。 複数の折畳式足部14乃至17は、図5乃至7から明らかなように、側面図では、一般的に三角の形状を有するが、平面図では細長くて、外側の自由端には、土台又は地面に載せられるべき足部突起19を有する。 クロスメンバーの11の一方の長手方向側面に取着された2つの折畳式足部、すなわち、図3及び4で上方に見て取れる折畳式足部14,15(図5も参照せよ)は、その斜めの上面に、複数のフック20を有する。 これらのフックは、折畳式足部14,15が閉じた状態(図5を参照せよ)では、クロスメンバー11の上面から突出していない。 それ故に、ベース5が図3に示すように折り畳まれた状態では、コンパクトな,小さなユニットが側方にも上方及び下方にも達成され、表示装置の組立キットの複数の他の要素(図14を参照せよ)と共に、小型のパックとして収納される。 ここでは、表示媒体6が当然ながら梱包のために通常のように巻かれることを、指摘しなければならない。
    【0030】
    しかし乍ら、複数の折畳式足部14乃至17が開いた状態(図4を参照せよ)では、大きな静置面は、外側の自由端と、そこにある複数の足部突起19とによって、定められている。 それ故に、図1に示す直立された状態での表示装置1の高い安定性が保証される。
    【0031】
    図5から並びに更に図6及び7から明らかなように、複数の折畳式足部14乃至17をクロスメンバー11に関節接続しておくのに用いる複数のヒンジは、複数の互いに係合する、(折畳式足部の)ヒンジ凸部21及び(クロスメンバー11の端部部分12,13の)ヒンジ凸部22,23によって、定められている。 これらのヒンジ凸部21乃至23は、組み立てられた状態では、互いに係合している。 複数のヒンジピン26はヒンジ凸部に設けられておりかつそのとき互いに整列されている孔24及び25に差し込まれている。 これらのヒンジピン26はクロスメンバー11のヒンジ凸部22,23の孔25に、プレス嵌めによって嵌め込まれているが、複数の折畳式足部14乃至17のヒンジ凸部21の孔24には、僅かな遊びをもって収容されている。 それ故に、これらの折畳式足部14乃至17はヒンジピンを中心として回動され、更に、これらのヒンジピン26に沿って垂直方向に調節されることができる。 その目的で、複数の折畳式足部14乃至17の及びクロスメンバー11の複数のヒンジ凸部21,22,23の間の間隔、すなわち、内法の幅は、特に図6及び7の描写から明らかなように、複数のヒンジ凸部21,22,23の厚さのほぼ2倍の大きさである。
    【0032】
    複数の折畳式足部14乃至17の垂直方向の調節を行なうのは、クロスメンバー11に対する複数の折畳式足部14乃至17の垂直方向の位置で,すなわち、下方の位置(図7で部分的にのみ示された、左側にある折畳式足部14を、参照せよ)で、各々の折畳式足部例えば14の、最上のヒンジ凸部21に連なっている上方の肩部27を、クロスメンバー11の、最上の、平面図で矩形のヒンジ凸部23の下で動かすことができるようにするためである。 複数の残りのヒンジ凸部21及び22は、平面図では、実質的に半円形である。 これに対し、各々の折畳式足部14乃至17が開いた又は閉じられた位置にあって、しかも、この折畳式足部がクロスメンバー11に対し上の位置にあるとき、クロスメンバーの最上の矩形のヒンジ凸部23の、その垂直方向の側面28及び29は、ストッパーを形成する。 述べたように、複数の折畳式足部14乃至17を回動することができるためには、この折畳式足部を各ヒンジピン26に沿って下に移動しなければならない。 それ故に、肩部22はストッパー28,29の下を通過することができる。 図8(A)又は図8(B)に示したその時々の最終位置では、折畳式足部例えば17を再度押し上げることができるので、停止面28又は29に肩部27が接触することによって、この折畳式足部をロックすなわち掛止することができる。 このことによって、複数の折畳式足部14乃至17のこれら2つの位置で、クロスメンバー11に対する折畳式足部のしっかりした保持が保証される。
    【0033】
    更に、複数の折畳式足部14乃至17の閉じて接した位置では、これらの折畳式足部の、そのときに外側の長手方向側面(図3及び図8(B)を参照せよ)は、複数のヒンジ凸部23と実質的に面一に隣接している。 その目的は、かくて、閉じた位置で、突出している諸部分を回避して、コンパクトなユニットを得るためである。
    【0034】
    特に図4及び6から見て取れるように、クロスメンバー11は四角形材30からなる。 この四角形材30の、端面端部へは、中空形材の形に形成された端部部分12,13が押し被せられ、プレス嵌めで取着されている。 しかし、当然ながら、クロスメンバー11を、端部部分12,13と一体で製造することも可能であろう。
    【0035】
    述べたように、端面部分12,13は、端面端部で両側に向かって夫々突出している複数のヒンジ凸部23,22を支持しているだけでなく、複数のプラグインサート32が嵌め込まれる複数の開口部31をも有する(図6及び7の他に、特に、このタイプのプラグインサート32を立体的に示している図9も参照せよ)。 プラスチックから射出成形されたこれらのプラグインサートの32の各々は、スタンド2(図1)の複数の下方の棒3を差し込むための斜めの孔33をもって形成されている。 プラグインサート32のプラスチック材料の冷却中に応力を回避するための製造上の理由から、更に、下側に、対応の開口部34が、どこでも類似の材料の厚さ3を得るため、共に成形されることができる。 この理由から、プラグインサート32は、全体的にブロック状である代わりに、図9から見て取れる上方及び下方の嵌込みプレートをもって形成されている。
    【0036】
    組み立られた状態では、複数の斜めの孔33の各軸は、例えば図4で右側に参照符号35の所に略示されるように、クロスメンバー11の縦軸に対して垂直な面に延びている。 このことによって、表示装置1の組立の際に、スタンド2の複数の下方の棒3の軸も、これらの垂直面35に延びている。 従って、スタンド2の2つの縦方向の両側に設けられた複数の棒3は、(まだ外側に曲げられていない状態では)、互いに平行である。 同様なことは、その後に取り付けられかつ同様に互いに平行である複数の棒3にも当て嵌まる。 既述のように、複数の上方の棒3の下端と複数の下方の棒3の上端との間にも夫々挿入されている複数の横方向ストラット4が設けられている。 容易な組立及び分解に関しては、この接続のために、差込形接続手段が設けられ、この場合、複数のT継手36が用いられる。 これらのT継手は、図12から明らかなように、互いに同一に形成されており、かつ好ましくは既に複数の横方向ストラット4に予め取り付けられてよい。 図13に示すように、これらのT継手36の各々は3つの盲穴37,38及び39をもって形成されており、複数の横方向ストラット4が盲穴37に押し入れられ、接続されるべき複数の縦棒3が複数の盲穴38及び39に押し入れられる。
    【0037】
    しかし、複数の盲穴38,39の代わりに貫通孔41を有する複数の類似のT継手40は、表示媒体6の上方の折り返しタブ7に押し込まれる上方の横棒9を、スタンド2の複数の上方の棒3に接続するために、用いられる。 この場合、横棒9は、図10から明らかなように、貫通孔41の中に押し通され、スタンド2の複数の上方の縦棒3の上端は、これらのT継手40の盲穴37に差し込まれる。 このように差込をすることができるように、複数の開口部42が、表示媒体6の折り返しタブ7で、対応の位置に設けられており(図14を参照せよ)、複数のT継手40の複数の脚部43はこれらの開口部の中に突出している。
    【0038】
    これに対応して、下方の折り返しタブ8には、複数の開口部44が設けられている。 複数の折畳式足部14,15の複数のフック20がこれらの開口部を通って係合し、その際、下方の横棒10を掴んで、従って、表示媒体6を下端にしっかりと保つことができる。
    【0039】
    図15からは、諸要素からなり図14に示した組立キットとして供給される本表示装置を直立するとき、まず、複数の折畳式足部14乃至17を開いて、ベース5を直立すること(図15の矢印18も参照せよ)が明らかである。 続いて、スタンド2の複数の下方の縦棒3を、複数の孔33によって形成される、ベース5の差込形受けに差し込み、その後で、T継手36を取り付けた下方の横方向ストラット4を、これらの下方の縦棒3に取り付け、次いで、複数の真中の縦棒3を、この下方の横方向ストラット4に取り付けた複数のT継手36に差し込む。
    【0040】
    スタンド2の複数の上方の棒3を、上方の横棒9に予め押し被せられた複数のT継手36に差し込む。 このとき、横棒9を、予め既に表示媒体6の折り返しタブ7に押し込んでしまっている。 複数の棒3を複数のT継手36に差し込んだ後に、複数の上方のT継手36によって、これらの上方の棒3に複数の上方の横方向ストラット4を取着する。
    【0041】
    表示媒体6と、複数の上方の棒3と、上方の横方向ストラット4とからなるかくして得られたユニットを、全体として、スタンド2の複数の真中の縦棒3の上端に取り付ける。 このことは、2つの横方向ストラット4による安定化の故に、非常に容易であり、問題を生じない。
    【0042】
    最後に、表示媒体6を、予め既に下方の折り返しタブ8に押し込められた横棒10によって、ベース5の折畳式足部14,15のフック20に掛ける。 複数の棒3を、図1及び2に明らかなように、弾性をもって外側に曲げる。 かくて、表示装置1の取付が完了する。
    【0043】
    表示装置1の分解のときは、相応の措置を逆の順で行なう。 このことは、組立と同様に、僅かな操作で即座にかつ容易に行なうことができる。
    【0044】
    個々の要素3,4,5,9,10及び、巻いた状態では、表示媒体6も、ほぼ互いに対応し合う長さを有する。 それ故に、これらの要素をすべてコンパクトな小さなユニットで包装することができる。
    【0045】
    当然ながら、個々の棒及び横方向ストラットの上記の複数の差込形接続手段用の、別個の、既に予め組み立てられたT継手36及び40の代わりに、複数の他の差込形接続要素も備えることもできる。 特に、複数の類似のプラグブッシュを、複数の対応の要素、例えば複数の横方向ストラット4又は上方の横棒9と一体で成形することが考えられるだろう。 同様に、クロスメンバー11を複数の端部部分12,13と一体で製造することも考えられるだろう。 特に、複数の差込形受け又は複数の孔33を、述べたように複数の別個のプラグインサート32に設ける代わりに、直接に端部部分12及び13に設けることもできる。 更に明らかなように、ベース5は、開いた状態では、複数の外側の足部突起19によってのみ、地面又は床上で支持され、クロスメンバー11は、表示装置1が直立された状態では、地面又は床の上で間隔をあけて延びている。 しかし、類似の足部突起(図示せず)を、クロスメンバー11の下側にも、例えば、クロスメンバーの縦方向の延在の中央に取着して、それにより、追加の支持要素を得ることができる。
    【0046】
    その時々の折畳位置で固定するため又は回動すべく解除するために述べたように複数の折畳式足部14乃至17を垂直方向に調節する代わりに、知られた他のロック装置も考えられるだろう。 特に、関節接続を、摩擦だけにより折畳式足部14乃至17が、その時々の回動位置で比較的安定しているように、きつくすることも可能だろう。 他方、他のロック装置として、差込可能なロックピン等を設けることができるだろう。 このことは知られており、ここでは、これ以上説明する必要はない。
    【0047】
    以下に説明する図16乃至23には、特に表示面の拡大に関して複数の特定の用途のために特に好都合である種々の他の変更の実施の形態が示されている。
    【0048】
    かくて、図16及び17には、2つ折り(zweifach)の二重H形スタンド構造体2を有する表示装置が示されている。 この表示装置では、2つの表示媒体6が背中合わせに取り付けられるとき、ベース5に差し込まれた複数の下方の棒3は、示した使用位置では、垂直方向に向けられている。 これらの下方の棒3の上端には、複数の組み合わされたTーY(又はV)継手36′が取り付けられていて、一方では、前に既に述べたように、下方の横棒4を収容し、他方では夫々2つの真中の縦棒3を差し込むことができる。 これらの組み合わされたTーY継手36′のあり得る形態は、以下に詳述される図19から及び図20からも、より詳細に明らかになる。
    【0049】
    T継手36は、既に前に述べたように、各々の真中の棒3に取り付けられていて、上方の横棒4及び複数の最上の縦棒3を収容する。 これらの最上の縦棒3は、同様に、夫々対で、複数の上方のT継手40によって、複数の最上の横棒9(図17を参照せよ)を支持する。 これらの横棒には、2つの表示媒体6が折り返された縁部7によって取着されている。
    【0050】
    図1乃至15を参照して前に述べたように、複数の横棒10は、同様に、折り返された下方の縁部領域で、複数の表示媒体6の下端に差し込まれており、述べたように、ベース5に設けられたフック20への留めがなされる。 図1乃至15に示した実施の形態とは異なり、図16及び17に示した実施の形態では、すべての折畳式足部14,15,16,17には、複数の下方の横棒10を固定するための複数のフック20が設けられている。
    【0051】
    図16及び17に示した2つ折りの二重H形スタンド構造体の複数の最下の縦棒3を垂直方向に整列することができるように、ベース5のクロスメンバー11にしかもそこの複数の開口部31(図7を参照せよ)に嵌め込まれた複数のプラグインサート32′は、複数の垂直方向の孔33′を有する(図18も参照せよ)。
    【0052】
    図19には、組み合わされたTーY継手36′の1つの実施の形態が示されており、そこでは、全部で4つのプラグブッシュ又は盲穴37′,38′及び39A,39Bがプラスチックからなる一体物として設けられていることが見て取れる。 この場合、図13に示したT継手の1つの変更の実施の形態では、2つの互いに平行な上方のプラグブッシュ39A,39Bがあり、これらのプラグブッシュは夫々2つの真中の縦棒3を差し込むために用いられ、これにより、図16に示したスタンドの2つ折りの二重H形構造を達成する。
    【0053】
    図20には、複数の組み合わされたTーY継手36′に差し込み、複数の下方の棒3に取り付けることによって、下方の横棒4及び常に2つの真中の縦棒3を接続する領域が示されており、図20には、2つの継手136及び236が幾らか異なっており、複数の上方のプラグブッシュが互いにずれているのが示されている。
    【0054】
    図21には、図1に示した2つの表示装置1が直接相並んで直立されているのが示されており、これらの表示装置1の複数のスタンド2は同一に形成されており、同一の表示媒体6を支持する。 それ故に、示された使用位置では、2つの同一の高さの構造体が得られる。 複数の棒3等の幾らか異なる曲げ特性があっても、2つの表示媒体6によって定められた全表示面の統一性を保証するために、2つの表示装置1の複数の最上の横棒9及び複数の最下の横棒10は、軸方向に一直線に並んだ複数の盲穴46、47を有する複数の簡単な,例えばシリンダ状の接ぎ45によって連結されている(図21の他に特に図22及び23も参照せよ)。
    【0055】
    図22に、更に、複数の個所48で略示されているのは、複数の表示媒体6が、例えば複数のファスナーテープ(マジックテープ)によって又は複数の磁気留め手段によって追加的に互いに接続されていて、それにより、統一的な表示面を追加的に動かないようにすることができる。 当然ながら、接続は、個々の非連続的な個所48でなされる代わりに、2つの表示媒体6の全高に亘って、例えばマジックファスナーによってなされることができる。
    【0056】
    更に、2つより多い表示装置1を所望の全表示面に応じて図21に示すように連結することは、前記複数の接ぎ45によって可能である。 実際また、当然ながら、図16及び17に示した並設された二重スタンドも互いに連結することができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】 表示装置の立体的な略図である。
    【図2】 この表示装置の関連の側面図である。
    【図3】 静止位置にある複数の閉じた折畳式足部を有する、このような表示装置のベースの略図である。
    【図4】 このベースの対応の平面図である。 しかし、複数の開いた折畳式足部を有する。
    【図5】 複数の閉じた折畳式足部を有するこのようなベースの図である。
    【図6】 このようなベースのクロスメンバーの一部分と、クロスメンバーに関節接続するための折畳式足部とが分解された図である。
    【図7】 クロスメンバーの端面端部と、2つの折畳式足部(そのうちの1は部分のみ)とが、関連の複数のヒンジピンと共に分解されたときの略図である。
    【図8】 (A)は、折畳式足部が開いたときに折畳式足部がクロスメンバーに関節接続された領域の部分平面図、そして、(B)は、折畳式足部が閉じたときに折畳式足部がクロスメンバーに関節接続された領域の部分平面図である。
    【図9】 表示装置のスタンドの棒用の差込形受けを有するプラグインサートの図である。
    【図10】 各々の表示媒体用の保持手段の上方の横棒の図である。
    【図11】 横棒をスタンドの複数の棒に接続するためのT継手の、前図よりも拡大された詳細図である。
    【図12】 スタンドの横方向ストラットの図である。
    【図13】 図12に示したこの横方向ストラットを差込によってスタンドの複数の棒に接続するための関連のT継手の、図12よりも拡大された図である。
    【図14】 表示装置の複数の構成要素要素をキットとして示した略図である。
    【図15】 表示装置を図14に示した組立キットから組み立てるための工程の略図である。
    【図16】 複数の表示媒体からなる二重構体を有する本表示装置の1つの実施の形態の、図1に類似の立体図である。
    【図17】 図16に示したこの表示装置の側面図である。
    【図18】 図16及び17に示した表示装置用の差込形受けを有する、図9に示した実施の形態に対して変更されたプラグインサートの図である。
    【図19】 図16及び17に示した表示装置における複数の縦棒及び横棒を、スタンドの構造体が上に向かって分岐する個所で、接続するための組み合わされたTーY継手の図である。
    【図20】 図16及び17に示した表示装置における下方の横棒を有する領域の図であり、2つの僅かに変更されたTーY継手が示されている。
    【図21】 複数の接ぎによって連結されかつ図1及び2に示した実施の形態に双方とも対応する2つの表示装置の立体図である。
    【図22】 図21に示した表示装置構体の2つの表示媒体の接続領域の図であり、複数の接ぎによる複数の最上及び最下の横棒の繋ぎ合わせ、及び複数の表示装置の接続を示す。
    【図23】 図21及び22に示した構成で用いられる全体的にシリンダ状の接ぎの図である。

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