ブーツ収納用具

申请号 JP2014049297 申请日 2014-03-12 公开(公告)号 JP5993888B2 公开(公告)日 2016-09-14
申请人 株式会社吉川国工業所; 发明人 吉川 利幸;
摘要
权利要求

上端及び下端を有する胴部であって、断面楕円形状に形成され、上端から下端に向けて徐々に拡径して構成された胴部と、胴部の下端に連結するようにして該胴部の断面の短径方向に対向して配置された2つの脚部であって、所定の間隔を空けて配置された2つの脚部と、を有する本体と、 該本体に軸心方向を上下に沿わせた状態で支持される支持杆部、及び片足分の一方のブーツの中底を支持する靴受部であって、該支持杆部の上端に取り付けられ本体の上方に配置される靴受部を有する昇降部材と、を備え、 本体は、胴部の下端側に片足分の他方のブーツのつま先を配置するために、前記他方のブーツの先端を長径方向に沿って2つの脚部の間に挿入可能に構成され、 昇降部材は、支持杆部の軸心方向に移動可能に設けられ、 支持杆部は、本体の上端から胴部に対して出し入れされることで、胴部から引き出された状態と、胴部に収納された状態と、に切替可能に構成されていることを特徴とするブーツ収納用具。靴受部は、前記胴部の上端の形状に対応した形状であり、支持杆部が胴部に収納された状態で胴部の上端に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブーツ収納用具。本体に対して昇降部材の昇降を規制する位置決め機構をさらに備え、位置決め機構は、支持杆部に設けられ、支持杆部の軸心方向に沿って配置される係止部と、本体に設けられ、支持杆部の軸心方向に対して交差する方向に移動可能な係止爪とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のブーツ収納用具。靴受部は、薬剤を収納可能な収納部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のブーツ収納用具。

说明书全文

本発明は、ブーツを収納するためのブーツ収納用具に関する。

従来、ブーツは上下に長いブーツシャフトを備えているため、ブーツを保管する際に広範囲の領域を占有する。そこで、領域の省スペース化を図るためのブーツ収納用具が提供されている(例えば、特許文献1参照)。

この種のブーツ収納用具は、上端及び下端を有する本体であって、下端側にブーツのつま先を配置するために所定の間隔を空けて配置される2つの脚部を有する本体と、該本体の上端に連結される靴受部とを備える。この種のブーツ収納用具によれば、ブーツシャフトの長さに合った靴受部が本体の上端に連結される。そして、ブーツを収納するときに、片足分の一方のブーツのブーツシャフトに靴受部が差し込まれる。これにより、一方のブーツは、靴受部により支持される。片足分である他方のブーツは、2つの脚部の間につま先を配置することでブーツ収納用具に収納される。このように、一足のブーツが上下に置かれるので、横に並べて収納する場合に比べて省スペース化を図ることができる。

実用新案登録第3132802号公報

ところで、ブーツシャフトの長さは、デザイン性の観点等からブーツによって異なっている。そこで、この種のブーツ収納用具でブーツシャフトの長さの異なるブーツを収納する場合、ブーツシャフトの長さに応じて異なる長さの靴受部を本体に取り付ける必要があった。したがって、異なる長さの複数の靴受部を保管するスペースが必要であった。

そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、複数の部品を保管する必要のないブーツ収納用具を提供することを課題とする。

本発明に係るブーツ収納用具に関し、上端及び下端を有する胴部であって、断面楕円形状に形成され、上端から下端に向けて徐々に拡径して構成された胴部と、胴部の下端に連結するようにして該胴部の断面の短径方向に対向して配置された2つの脚部であって、所定の間隔を空けて配置され2つの脚部と、を有する本体と、該本体に軸心方向を上下に沿わせた状態で支持される支持杆部及び片足分の一方のブーツの中底を支持する靴受部であって、該支持杆部の上端に取り付けられ本体の上方に配置される靴受部を有する昇降部材と、を備え、本体は、胴部の下端側に片足分の他方のブーツのつま先を配置するために、前記他方のブーツの先端を長径方向に沿って2つの脚部の間に挿入可能に構成され、 昇降部材は、支持杆部の軸心方向に移動可能に設けられ、支持杆部は、本体の上端から胴部に対して出し入れされることで、胴部から引き出された状態と、胴部に収納された状態と、に切替可能に構成されていることを特徴とする。

かかる構成によれば、ブーツ収納用具がブーツを収納するに際し、昇降部材は、ブーツシャフトの長さに合わせ、支持杆部の軸心方向に移動される。これにより、靴受部は、本体の上方で、支持杆部の軸心方向に移動され、ブーツシャフトの長さに応じた位置に配置可能になる。靴受部がブーツシャフトの長さに応じた位置に配置された上で、片方分の一方のブーツのブーツシャフトに支持杆部が差し込まれ、靴受部が片方分の一方のブーツの中底に当たることで、片方分の一方のブーツは靴受部に支持される。片方分の他方のブーツは、つま先を2つの脚部の間に配置されることでブーツ収納用具に収納される。これにより、一足のブーツのそれぞれが上下に置かれるので省スペース化を図ることができ、さらには、昇降部材を支持杆部の軸心方向に移動させるだけでブーツシャフトの位置に合わせて靴受部の位置を決めることができるので、複数の部品を保管する必要がない。

一方、ブーツ収納用具から一足のブーツが取り外された後は、支持杆部を移動することで靴受部を本体に接近させることができる。これにより、ブーツが取り外された後もブーツ収納用具の省スペース化を図ることができる。

また、本発明に係るブーツ収納用具の一態様として、靴受部は、前記胴部の上端の形状に対応した形状であり、支持杆部が胴部に収納された状態で胴部の上端に当接するように構成されていてもよい。

また、本発明に係るブーツ収納用具の他態様として、本体に対して昇降部材の昇降を規制する位置決め機構をさらに備え、位置決め機構は、支持杆部に設けられ、支持杆部の軸心方向に沿って配置される係止部と、本体に設けられ、支持杆部の軸心方向に対して交差する方向に移動可能な係止爪とを有してもよい。

かかる構成によれば、位置決め機構が昇降部材の昇降を規制するので、ブーツシャフトの位置に合わせて決められた靴受部の位置を維持することができる。これにより、靴受部は、昇降部材の移動によって決められた位置でブーツを支持することができる。また、ブーツを取り出した後には、靴受部を本体に接近させた状態で維持することができる。 また、かかる構成によれば、係止爪が支持杆部の軸心方向に対して離間する方向に移動することで、係止爪は係止部との係止から解除される。これにより、支持杆部は、軸心方向に沿って移動可能になる。一方、係止爪が係止部に接近する方向に移動して係止部を係止することで、支持杆部は、軸心方向に沿う移動を規制される。これにより、位置決め機構は、靴受部の移動を可能にするとともに、本体に対して決められた靴受部の位置を維持することができる。

また、本発明に係るブーツ収納用具の他態様として、靴受部は、薬剤を収納可能な収納部を有してもよい。

かかる構成によれば、収納部に薬剤が収納されていることから、靴受部がブーツを支持することで、ブーツ内の中底近傍に薬剤が存在することになる。これにより、ブーツ内に薬剤の効果を与えることができる。

以上の如く、本発明に係るブーツ収納用具によれば、複数の部品を保管する必要がないというすぐれた効果を奏する。

本発明の一実施形態に係るブーツ収納用具の概略斜視図であって、靴受部を下端に移動させた状態のブーツ収納用具を示す。

同実施形態に係るブーツ収納用具の概略斜視図であって、靴受部を移動させた状態のブーツ収納用具を示す。

同実施形態に係るブーツ収納用具の概略断面図を示す。

本発明の他実施形態に係るブーツ収納用具の概略斜視図であって、靴受部を下端に移動させた状態のブーツ収納用具を示す。

本発明の他実施形態に係るブーツ収納用具の概略斜視図であって、靴受部を移動させた状態のブーツ収納用具を示す。

以下、本発明に係るブーツ収納用具における一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。

図1及び図2に示すように、本実施形態に係るブーツ収納用具1に関し、上端及び下端を有する本体10であって、下端側にブーツのつま先を配置するために所定の間隔を空けて配置される2つの脚部12,12を有する本体10と、該本体10に支持される支持杆部21及び該支持杆部21の上端に取り付けられ本体の上方に配置される靴受部22を有する昇降部材20であって、支持杆部21の軸心方向に移動可能に設けられた昇降部材20とを備える。また、本実施形態に係るブーツ収納用具1は、本体10に対して昇降部材20の昇降を規制する位置決め機構30をさらに備える。

本体10は、一方向(上下方向)に長手をなす胴部11を有する。胴部11は、支持杆部21を収納可能な長さで構成されており、支持杆部21を収納した状態において、上端で靴受部22の下端に当接可能に構成されている。本実施形態において、胴部11は、断面楕円形状に形成され、上端から下端に向けて徐々に拡径して構成されている。

2つの脚部12,12のそれぞれは、胴部11の下端に連結されている。本実施形態において、2つの脚部12,12のそれぞれは、胴部11の断面の短径方向に配置され、長径方向にブーツの先端を挿入可能に構成されている。また、2つの脚部12,12のそれぞれは、胴部11の外周面と連続する外面(湾曲面)を有する。すなわち、2つの脚部12,12のそれぞれは、湾曲板状に形成される。本実施形態において、2つの脚部12,12のそれぞれは、下方に向かうにつれて拡大している。これにより、2つの脚部12,12のそれぞれの下端面は、安定した状態で設置可能な設置面を構成している。

支持杆部21は、胴部11に設けられるガイド部材(採番しない)によって軸心方向に移動可能にガイドされる。支持杆部21は、軸心方向に移動することで、靴受部22を胴部11の上端に接離する方向に移動させることが可能になっている。

靴受部22は、正面視楕円形状に構成され、支持杆部21の上端(先端)に固定される。また、靴受部22は、長径及び短径を、胴部11の長径及び短径に合わせて支持杆部21に固定される。これにより、支持杆部21が胴部11に収納されると、靴受部22は、胴部11の上端の形状に合った状態で胴部11の上端に当接することが可能になっている。また、靴受部22は、薬剤を収納可能な収納部23を有する。

収納部23は、靴受部22を中空状にすることで形成されている。収納部23は、靴受部22の上面を開放することで露出され、薬剤を収納した後に靴受部22の上面を閉じることで閉鎖される。そして、収納部23は、靴受部22の上面の孔(採番しない)を有することで、薬剤の効能をブーツ内に及ぼすことができる。なお、薬剤は、除湿材や消臭剤等であってよい。

位置決め機構30は、支持杆部21の軸心方向に沿って配置される係止部31と、本体10に設けられ、支持杆部21の軸心方向に対して交差する方向に移動可能な係止爪32とを有する。

係止部31は、例えば、支持杆部21の表面から突出する複数の突起311,・・・であり、複数の突起311,・・・のそれぞれは、支持杆部21の軸心方向に沿って並設される。また、係止部31は、係止爪32に対向可能な位置に配置される。複数の突起311,・・・のそれぞれは、係止爪32の嵌入を可能にする間隔を空けて配置される。

係止爪32は、図3に示すように、胴部11に回転可能に支持されている。係止爪32は、係止爪32を移動させるための操作ボタン321と、本体10に枢支された回転支点部322であって、操作ボタン321に連設された回転支点部322と、回転支点部322に連設された爪部323であって、回転支点部322を回転支点にして回転可能な爪部323とを備える。また、位置決め機構30は、常態において、係止爪32(爪部323)を突起311,311間に向けて付勢する弾性体324を備える。本実施形態において、弾性体324は、板バネ状に形成されている。より具体的には、弾性体324は、片状に形成され、回転支点部322から延出して先端部を胴部11に接触させている。これにより、弾性体324は、係止爪32を付勢し、爪部323を突起311,311間に押し込むように作用する。なお、操作ボタン321、回転支点部322、爪部323、及び弾性体324は、樹脂成形品であり、本実施形態では、一体的に成形されている。

これにより、本実施形態に係る位置決め機構30は、図1乃至図3に示すように、常態において、弾性体324による付勢により、係止爪32の爪部323が突起311,311間に押し込まれ、爪部323が突起311に係止される(支持杆部21の移動が規制される)一方、操作ボタン321が押し操作されることで、係止爪32全体が回転支点部322を回転支点にして回転し、爪部323が突起311,311間から退避する(支持杆部21の移動を許容する)ようになっている。

本実施形態に係るブーツ収納用具1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係るブーツ収納用具1の作用について説明する。

まず、操作ボタン321が押し操作されることで、回転支点部322が回動し、爪部323が複数の突起311,・・・の間に嵌入している状態から外れる。これにより、支持杆部21は、胴部11に固定されている状態から解除され、軸心方向に移動可能になる。

支持杆部21は、靴受部22を把持されて上方に引き出されることで胴部11に収納されている状態から引き出される。靴受部22は、支持杆部21の引き出しに合わせて、胴部11の上端から離間する。そして、靴受部22は、収納されるブーツのブーツシャフトの長さに合わせて胴部11の上端から離間されることで、位置を決定される。靴受部22の位置が決定された状態で、操作ボタン321の押し上げが解除されることで、弾性体324の弾性により回転支点部322が回動し、爪部323が複数の突起311,・・・の間に嵌入する。これにより、支持杆部21が胴部11に再び固定され、靴受部22は、決定された位置に固定される。

片足分の一方のブーツは、このように決定された位置にある靴受部22へのブーツシャフトの差し込みによりブーツ収納用具1に収納される。その後、片足分の他方のブーツは、2つの脚部12,12の間につま先を差し込まれることで、ブーツ収納用具1に収納される。このようにして、一足のブーツは、ブーツ収納用具1により、上下に配置されて収納される。

一方、収納されているブーツがブーツ収納用具1から取り外され、ブーツ収納用具1のみを収納する際には、操作ボタン321が押し操作されることで回転支点部322が回動し、爪部323が複数の突起311,・・・の間に嵌入している状態から外れる。これにより、支持杆部21は、胴部11に固定されている状態から解除され、軸心方向に移動可能になる。

支持杆部21は、靴受部22を把持されて下方に押し込まれることで、胴部11に収容される。そして、靴受部22の下端が胴部11の上端に当接するまで押し込まれることで、広範囲を占有することなく保管可能な状態になる。

以上のように、本実施形態に係るブーツ収納用具1に関し、上端及び下端を有する本体10であって、下端にブーツのつま先を配置するために所定の間隔を空けて配置される2つの脚部12,12を有する本体10と、該本体10に支持される支持杆部21及び該支持杆部21の上端に取り付けられ本体10の上方に配置される靴受部22を有する昇降部材20であって、支持杆部21の軸心方向に移動可能に設けられた昇降部材20とを備えることを特徴とする。

かかる構成によれば、ブーツ収納用具1がブーツを収納するに際し、昇降部材20は、ブーツシャフトの長さに合わせ、支持杆部21の軸心方向に移動される。これにより、靴受部22は、本体10の上方で、支持杆部21の軸心方向に移動され、ブーツシャフトの長さに応じた位置に配置可能になる。靴受部22がブーツシャフトの長さに応じた位置に配置された上で、片方分の一方のブーツのブーツシャフトが支持杆部21に差し込まれ、靴受部22が片方分の一方のブーツの中底に当たることで、片方分の一方のブーツは靴受部22に支持される。片方分の他方のブーツは、つま先を2つの脚部12,12の間に配置されることでブーツ収納用具1に収納される。これにより、ブーツが上下に置かれるので省スペース化を図ることができ、さらには、昇降部材20を支持杆部21の軸心方向に移動させるだけでブーツシャフトの位置に合わせて靴受部22の位置を決めることができるので、複数の部品を保管する必要がない。 一方、ブーツ収納用具1から一足のブーツが取り外された後は、支持杆部21を移動することで靴受部22を本体10に接近させることができる。これにより、ブーツが取り外された後もブーツ収納用具1の省スペース化を図ることができる。

また、本実施形態に係るブーツ収納用具1の一態様として、本体10に対して昇降部材20の昇降を規制する位置決め機構30をさらに備えてもよい。

かかる構成によれば、位置決め機構が昇降部材の昇降を規制するので、ブーツシャフトの位置に合わせて決められた靴受部22の位置を維持することができる。これにより、靴受部22は、昇降部材20の移動によって決められた位置でブーツを支持することができる。また、ブーツを取り出した後には、靴受部22を本体10に接近させた状態で維持することができる。

また、本実施形態に係るブーツ収納用具1の他態様として、位置決め機構30は、支持杆部21に設けられ、支持杆部21の軸心方向に沿って配置される係止部31と、本体10に設けられ、支持杆部21の軸心方向に対して交差する方向に移動可能な係止爪32とを有してもよい。

かかる構成によれば、係止爪32が支持杆部21の軸心方向に対して離間する方向に移動することで、係止爪32は係止部31との係止から解除される。これにより、支持杆部21は、軸心方向に沿って移動可能になる。一方、係止爪32が係止部31に接近する方向に移動して係止部31を係止することで、支持杆部21は、軸心方向に沿う移動を規制される。これにより、位置決め機構30は、靴受部22の移動を可能にするとともに、決められた靴受部22の位置を維持することができる。

また、本実施形態に係るブーツ収納用具1の他態様として、靴受部22は、薬剤を収納可能な収納部23を有してもよい。

かかる構成によれば、収納部23に薬剤が収納されていることから、靴受部22がブーツを収納することで、ブーツ内の中底近傍に薬剤が存在することになる。これにより、ブーツ内に薬剤の効果を与えることができる。

なお、本発明に係るブーツ収納用具は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。

例えば、上記実施形態に係るブーツ収納用具1は、図4及び図5に示すように、係止部31及び係止爪32を有する位置決め機構30に限らず、例えば、位置決め機構30は、支持杆部21の外周に設けられる雄ネジ33と、胴部11の上下方向に沿って設けられる雌ネジであって、雄ネジ33に螺合される雌ネジ(図示しない)とで構成されてもよい。位置決め機構30をこのような構成にすることでも、雄ネジ33の回動により靴受部22は、ブーツシャフトの長さに合わせて胴部11の上端から離間可能になるとともに、決定された位置に維持され得る。具体的には、靴受部22が把持され、支持杆部21が胴部11に対して軸心周りに回動されることで、支持杆部21は、胴部11から露出する長さを変更される。これにより、靴受部22は、胴部11の上端に対して接離可能となり、ブーツシャフトの長さに合わせて決定される位置に位置されることで、一足のブーツを収納することが可能となる。

また、上記実施形態に係るブーツ収納用具1は、係止部31及び係止爪32を有する位置決め機構30に限らず、例えば、位置決め機構30は、胴部11の外周から支持杆部21まで貫通する雌ネジと、胴部11の外周から雌ネジに螺合されて支持杆部21の表面に当接可能な雄ネジとで構成されてもよい。このような構成にすることで、雄ネジを回転させることで緩め、支持杆部21の表面から離間することで胴部11及び支持杆部21の固定を解除することができ、支持杆部21を軸心方向に移動自在にすることができる。そして、靴受部22が決定された位置に移動されて、雄ネジが締められることで、胴部11及び支持杆部21を固定して、靴受部22に一方のブーツを収納することが可能になる。

また、上記実施形態に係るブーツ収納用具1では、支持杆部21を胴部11に収納する形態が説明されたが、これに限定されず、支持杆部21が胴部11の外周に取り付けられるような構成であってもよい。

また、上記実施形態に係るブーツ収納用具1では、係止部31を支持杆部21の表面から突出する複数の突起311,・・・として説明したが、係止部31は、支持杆部21に設けられ、支持杆部21の軸心方向に沿って並設される複数の溝であって、それぞれが支持杆部21の表面から陥没する複数の溝であってもよい。

また、上記実施形態に係るブーツ収納用具1では、支持杆部21及び靴受部22を別体として説明したが、これに限らず、支持杆部21及び靴受部22が一体として構成されてもよい。例えば、昇降部材20は、靴受部22の機能を有する支持杆部21で構成されていてもよい。

また、上記実施形態に係るブーツ収納用具1において、ブーツは、雨具用の長靴を含むことはもちろんである。

1 ブーツ収納用具 10 本体 11 胴部 12 脚部 20 昇降部材 21 支持杆部 22 靴受部 23 収納部 30 位置決め機構 31 係止部 32 係止爪 33 雄ネジ 311 突起 321 操作ボタン 322 回転支点部 323 爪部 324 弾性体

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