商品展示具

申请号 JP2014004513 申请日 2014-08-25 公开(公告)号 JP3194103U 公开(公告)日 2014-11-06
申请人 福徳産業株式会社; 发明人 進 細田; 進 細田;
摘要 【課題】吊り下げ展示される商品を、棚段上に横方向に広げて展示可能とする商品展示具を提供する。【解決手段】トレイ10a〜10dの背面部5は、折り返し片6と開口52が設けられ、該折り返し片6には、折り返し片6が折り返されたときに開口52に重なるように開口63が設けられている。 正面 部3には、開口52に重なるように開口32が設けられた芯片31が設けられる。前側に配置されたトレイ10dの折り返し片6を折り返し、後側に配置されたトレイ10cの芯片31を前側に配置されたトレイ10dの背面部5と折り返し片6との間に挟み込み、かつ、前側に配置されたトレイ10dの開口52と開口63とを後側に配置されたトレイ10cの開口32に連通させて、フック8の係止部82によりこれらの連通した開口の周囲を前後から挟む。【選択図】図3
权利要求
  • 板状物の開口周囲を前後から挟んで固定する係止部(82)を有するフック(8)と、
    折り返し片(6)と開口(52)が設けられ、該折り返し片(6)には、折り返し片(6)が折り返されたときに該開口(52)に重なるように開口(63)が設けられている背面部(5)と、前記開口(52)に重なるように開口(32)が設けられた芯片(31)を有する正面部(3)とを含む板状の材料により形成されたトレイ(10)とを有し、
    前側に配置されたトレイ(10d)の折り返し片(6)を折り返し、後側に配置されたトレイ(10c)の芯片(31)を前側に配置されたトレイ(10d)の背面部(5)と折り返し片(6)との間に挟み込み、かつ、前側に配置されたトレイ(10d)の開口(52)と開口(63)とを後側に配置されたトレイ(10c)の開口(32)に連通させて、フック(8)の係止部(82)によりこれらの連通した開口の周囲を前後から挟むことを特徴とする商品展示具。
  • 請求項1の商品展示具において、前記折り返し片(6)は差込片(61)を有し、前側に配置されたトレイ(10d)の前記折り返し片(6)を折り返したときに差込片(61)を差し込むことが可能なように、後側に配置されたトレイ(10c)の背面部(5)には切り込み(55)が設けられていることを特徴とする商品展示具。

  • 说明书全文

    本考案は、商品を、棚段上に吊り下げ展示することができる組み立て可能な商品展示具に関する。

    商店の店頭においては、同じ種類の商品であっても、商品は陳列の並べ方や位置で激的に売上は変わるため、商品を目立つように展開・陳列し、さらにポップ広告などで商品の付加価値や提案をアピールすることが行われている。

    例えば、特許文献1においては、商品を収容する箱状のトレイを上下に多段に組み合わせて、カウンタディスプレイやハンガーディスプレイのいずれにも対応可能な商品展示具が開示されている。 また、特許文献2においては、カウンタディスプレイでありながら吊り下げ展示用の商品を、基板に設けられた複数のフックに対して平面状に陳列する商品展示具が開示されている。

    特開2012−217735号公報

    特開2002-65424号公報

    特許文献1の商品展示具を用いて商品を棚上に展示する場合、トレイの上段の商品が上段の棚の下に隠れて目立たなくなる恐れがある。 また、特許文献2の商品展示具の場合も上側に陳列される商品が目立たなくなる。 また、いずれの商品展示具とも、縦の長さの長い商品を複数縦方向に展示することは、棚段の高さの制限により難しい。

    本考案の目的は、吊り下げ展示される商品を、棚段上に横方向に広げて展示可能とし、またポップ広告などで商品の付加価値や提案をアピール可能な商品展示具を提供することにある。

    本考案の商品展示具は、板状物の開口周囲を前後から挟んで固定する係止部(82)を有するフック(8)と、折り返し片(6)と開口(52)が設けられ、該折り返し片(6)には、折り返し片(6)が折り返されたときに該開口(52)に重なるように開口(63)が設けられている背面部(5)と、前記開口(52)に重なるように開口(32)が設けられた芯片(31)を有する正面部(3)とを含む板状の材料により形成されたトレイ(10)とを有し、前側に配置されたトレイ(10d)の折り返し片(6)を折り返し、後側に配置されたトレイ(10c)の芯片(31)を前側に配置されたトレイ(10d)の背面部(5)と折り返し片(6)との間に挟み込み、かつ、前側に配置されたトレイ(10d)の開口(52)と開口(63)とを後側に配置されたトレイ(10c)の開口(32)に連通させて、フック(8)の係止部(82)によりこれらの連通した開口の周囲を前後から挟むことを特徴とする。

    フックは、前後のトレイの連結に用いられるだけで無く、フックを支える紙片として背面部、折り返し片、芯片の紙片が用いられるので、フックに対して商品を多数吊り下げても、フック8が垂れ下がるような状態を回避できるという効果がある。

    商品展示具の展開図である。

    商品展示具の組み立て図である。

    商品展示具を連結した状態を表わす斜視図である。

    商品展示具の要部を拡大した断面図である。

    実施例に係る商品展示具1について、以下図面を参照して説明する。 商品展示具1は、紙製、ボール紙製等の板状の材料により形成されたトレイ10とフック8とから構成されている。 図1はトレイ10を展開した状態を示している。 図において、破線で示したのは折線f1〜10である。
    トレイ10は、左側面部2、正面部3、右側面部4、背面部5がそれぞれ折線f1〜f3を挟んで左右に連結されている。 左側面部2、正面部3、右側面部4、背面部5の図面下側には、一直線状となる折線f5〜f8を介して、互いに組み合わされて底面を形成する舌片71〜74がそれぞれ連結されている。 また、背面部5には、折線f4を介して片51が連結されている。 舌片74の先には、折線f9を挟んで先端タブ75をさらに有している。

    左側面部2は、図面の上下方向に長さの長い長方形状である。 正面部3は、左側面部2と折線f1を介して接する左側には、左側面部2と同じ長さを持つ長方形状の芯片31を有している。 また、芯片31より右側の部分は上下方向に左側面部2より長さが短い長方形状になっている。 芯片31には、長方形状の開口32が設けられている。 芯片31の左右方向の幅は、後述する耳片51の左右幅に等しいかそれよりも小さくなっている。 また、折線f1を挟んで芯片31の反対側の左側面部2には、折線f1と平行に切り込み22が設けられ、切り込み22の上下端は折線f1に向かってさらに切り込まれている。 このため、折線f1で折った際に、芯片31の表面に沿って、開口(図2B、切り込み22参照)が開くようになっている。

    右側面部4は、正面部3に続く上下方向に長さを有する長方形状である。 背面部5は、概略において左側面部2と上下方向に長さが同じ長方形状である。 背面部5は、その左側であって芯片31に対応する高さ位置において、折線f1と平行な折線f10を挟んで折り返し片6に連なっている。

    折り返し片6は、芯片31と上下方向に同じ長さを有し、折線f1の対辺上に差込片61を有している。 差込片61の下端には切り欠き62が設けられている。 また、折り返し片6には、芯片31の開口32と同じ上下方向位置に開口63が設けられている。 一方、折り返し片6を折線f10で、180度、折り返したときに差込片61を差し込むことが可能なように、背面部5には、切り込み55が設けられている。 尚、切り込み55の周りには、差込片61を差し込み易くするための破線状の切り込み56が設けられている(作図の都合上、折線を表す破線と同じ表記になっている。)。 背面部5には、さらに、折り返し片6を折線f10で、180度、折り返したときに、開口63が重なる位置に開口52を有している。 また、差込片61は、切り込み22に対しても差し込むことができる。 切り込み22は、差込片61の上下方向の長さが同じか長く、切り込み22の下端の位置は、切り欠き62の長さ分、上側に位置している。 従って、差込片61を切り込み22に差し込み、差込片61を下にずらすことにより、切り欠き62が切り込み22の下端が引っかかることになる。

    フック8は、商品を掛けるL字状の棒部81と、棒部81の根元に形成される係止部82とから構成される。 係止部82は、板状物の開口の周囲を前後から挟んで固定するものであり、前側は長方形の左右の対辺に円弧部分84a、84bが付加された形状となっており、円弧部分84a、84bが板状物の開口前側に当接する。 一方、また、板状物の開口後側には、脚部85a、85bを介して係止片83a、83bが設けられている。 係止片83a、83bが板状物の開口後側に当接する。 下方の係止片83bは、上方の係止片83aより短く形成されている。

    図2おいて、左側面部2の左側に位置する一点破線が示した位置21に耳片51を接着することにより、左側面部2、正面部3、右側面部4、背面部5が筒状に形成される(図2A)。 その状態で、舌片72を折線f6において直角に折り曲げ、舌片71及び73を舌片72に重ねるように折線f5、f8で折り曲げる。 そして、舌片74を折線f8でさらに重ねるように折り曲げて、舌片74の下側の先端タブ75を、舌片71〜73のそれぞれ片711,721、731の間に挿入して、底面70を形成する(図2B)。

    図3において、折られた状態のトレイ10を複数個、用意する。 図においては、トレイ10a、10b、10c、10dの4つ示し、それぞれが連結される様子を示した。
    トレイ10bの折り返し片6を折線f10で折返し、トレイ10aの切り込み22に差込片61を挿入し(矢印イ)、差込片61を降ろす(矢印ロ)ことにより、切り欠き62が切り込み22の下端が引っかかる。 この状態が、トレイ10cと10bの関係である。 この状態では、トレイ10bの芯片31を、トレイ10cの背面部5と折り返し片6とで挟み、開口32、63,52が連通下状態になっている。

    図4Aに示すように、この連通した開口32、63,52に対して、フック8の脚部85a、85bを挿入すると、係止片83a及び係止片83bと、係止部82の円弧部分84a、84bとにより表裏から背面部5と折り返し片6を圧迫し、芯片31を固定する。 フック8を、先ず係止片83aが開口32、63,52に入るように、フック8を斜めにし、係止片83aをトレイ10cの折り返し片6背面側に入れた後、下方の係止片83bも折り返し片6背面側まで押し込む。 下方の係止片83bが短いので、背面部5、折り返し片6、芯片31に抗して押し込み易くなっている。 一方、上方の係止片83aが長いので、一旦入った後は外れにくい。

    この状態が図3におけるトレイ10dと10cの状態である。 フック8は、トレイ10dと10cの連結に用いられるだけで無く、フック8を支える紙片として背面部5、折り返し片6、芯片31の3枚の紙片が用いられるので、フック8に対して商品Cを多数吊り下げても、フック8が垂れ下がるような状態を回避できる。

    ポップ広告などで商品の付加価値や提案等をアピールする場合、商品C(本例の場合、手袋)について、その使用方法(本例の場合、ガーデニングに最適)というアピールを掲載したポップ広告印刷物9を用いる。 ポップ広告印刷物9は、幅が右側面部4の上下方向の長さと同じ帯状の紙片であり、これをトレイ10dに巻き付けて、正面部3と右側面部4とを覆い、商品を目立たせることができる。

    また、トレイ10を商品棚に設置する場合、図4Bに示すように、折られた状態のトレイ10の底面70に対してシート状のマグネット11を両面テープ等(図示せず)で貼り付けても良い。 この場合、折線f9の位置で、舌片74に対して先端タブ75を直角に折っておくと、底面70の面の平面性が保たれ、マグネット11と底面70との貼り付けに都合が良い。

    尚、切り込み55は、図3におけるトレイ10aのように、他に連結すべきトレイ10が無い場合に、差込片61を差し込み、フック8を支えるために用いても良い。

    また、図1において、舌片72及び74のそれぞれにおいて、折線f6、f8に近接して切欠722、741を設け、舌片73,74で底面70を形成したときに切欠741に互いに重なる位置関係に切欠731を設けても良い。 図3において、トレイ10bと10cとを連結する際に、この切欠722、741は互いに隣接する位置に配置される。 クリップ12をこの切欠722、741を跨がるように挟み込み、トレイ10bの正面部3とトレイ10cの背面部5とを図3中のqの位置において、互いに留めることができる。 また、トレイ10bの正面部3とトレイ10cの背面部5とを図3中のpの位置(qの上側)において、クリップ12により互いに留めても良い。

    1 商品展示具2 左側面部3 正面部4 右側面部5 背面部6 折り返し片8 フック9 ポップ広告印刷物10 トレイ31 芯片

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