物品支持装置

申请号 JP2004568190 申请日 2003-02-14 公开(公告)号 JPWO2004071248A1 公开(公告)日 2006-06-01
申请人 ワヨー株式会社; 发明人 洋 和倉; 和倉  洋;
摘要 立体から成る支持体の上下に、物品を支持する支持面と、支持体を起立させるベース面を備え、ベース面の垂線に対して斜めに交差する傾斜平面により支持体を支持上部と支持下部に分割すると共に、支持上部と支持下部を傾斜平面の垂線を中心にして回転可能に連結した物品支持装置とし、物品を立体的に目立つ状態で展示し得るものとなり、支持台として用いた場合には、所在が判りやすい、表示が見やすいなどの利点がある。
权利要求
  • 立体から成る支持体の上下に、物品を支持する上側の支持面と、支持体を起立させる下側のベース面を備え、ベース面の垂線に対して斜めに交差する傾斜平面により支持体を支持上部と支持下部に分割すると共に、支持上部と支持下部を傾斜平面の垂線を中心にして回転可能に連結したことを特徴とする物品支持装置。
  • 支持体の上側及び下側の少なくとも一方に、支持面又はベース面を形成するプレートを備えていることを特徴とする請求項1に記載の物品支持装置。
  • 支持体が略球形状であることを特徴とする請求項2に記載の物品支持装置。
  • 支持面及びベース面の少なくとも一方に滑り止めが設けてあることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の物品支持装置。
  • 说明书全文

    本発明は、物品支持装置に関し、とくに、商品の展示や小物類の支持に用いるのに好適な物品支持装置に関するものである。

    近年、商品やサービスの宣伝・広告を省スペースで行うことができ、しかも商品等を目立たせ、消費者の購買意欲を喚起するためのものとして、いわゆるPOP製品が種々開発されている。 これらのPOP製品において、例えば商品を展示するためのPOP用の物品支持装置としては、ボードに商品を貼り付けたりクリップで挟み付けたりするものがあった。
    ところが、上記したような従来のPOP用の物品支持装置にあっては、ボードに固定手段を介して商品を取付けているので、固定手段がクリップ等の簡単なものであっても、消費者に対しては商品を簡単に手に取ることができないような印象を与える可能性がある。 このため、商品のアピール性が充分であるとは言い難い面があり、POP用としての機能をより充実させることが望まれていた。

    本発明は、上記従来の状況に鑑みて成されたもので、物品の付け外しがきわめて容易であり、商品の展示や小物類の支持に非常に好適な物品支持装置を提供することを目的としてる。
    本発明の物品支持装置は、立体から成る支持体の上下に、物品を支持する上側の支持面と、支持体を起立させる下側のベース面を備え、ベース面の垂線に対して斜めに交差する傾斜平面により支持体を支持上部と支持下部に分割すると共に、支持上部と支持下部を傾斜平面の垂線を中心にして回転可能に連結したことを特徴としている。
    上記の物品支持装置では、支持体をベース面により起立させると共に、支持面により物品を支持する。 このとき、当該物品支持装置は、立体から成る支持体が、下側のベース面の垂線に対して斜めに交差する傾斜平面により支持上部と支持下部に分割してあると共に、支持上部と支持下部が傾斜平面の垂線を中心にして回転可能に連結してあるので、ベース面を平とした場合、支持下部に対して支持上部を回転させると、支持面が水平状態から所定度の傾斜状態に至る範囲で変化し、物品を任意の姿勢で支持し得る。
    また、本発明の物品支持装置は、支持体の上側及び下側の少なくとも一方に、支持面又はベース面を形成するプレートを備えていることを特徴としている。
    上記の物品支持装置では、支持体の上側及び下側の少なくとも一方に、支持面又はベース面を形成するプレートを備えているので、支持面やベース面を大きくすることが可能となる。
    さらに、本発明の物品支持措置は、支持体が略球形状であることを特徴としている。
    上記の物品支持装置では、支持体が略球形状であることから、支持上部と支持下部を互いに回転させた場合、支持体の球形状部分の外観が変化せずに支持面の角度が変化する。
    さらに、本発明の物品支持措置は、支持面及びベース面の少なくとも一方に滑り止めが設けてあることを特徴としている。
    上記の物品支持装置では、支持面及びベース面の少なくとも一方に滑り止めを設けたので、支持面に滑り止めを設けた場合には、滑り止めによる摩擦で物品をより確実に支持し、ベース面に滑り止めを設けた場合には、滑り止めによる摩擦力で当該物品支持装置の安定性が向上する。
    上記構成において、支持体とプレートは、一体又は別体にすることができると共に、プラスチックや金属等の各種材料を用いることができ、様々な色彩(透明を含む)や形状を採用することも可能である。 また、支持上部と支持下部を互いに回転可能に連結する手段としては、とくに限定されることはないが、所定の回動位置でその状態を維持し得る手段とするのが望ましく、適当な摩擦力をもって互いに係合する手段や、ストッパ類を具備した手段を採用し得る。
    上記構成において、滑り止めとしては、支持面及びベース面に直接形成した凹凸などのものや、支持面及びベース面と別材料のものを採用し得る。 とくに、別材料の滑り止めには、例えばアクリル系熱可塑性エラストマーが用いられるが、当然その他の樹脂や天然ゴムあるいは合成ゴムを用いることも可能である。 この滑り止めは、支持面及びベース面に対して、全体又は一部に設けることができ、一部に設ける場合には、点状、線状および適宜の平面形状等とし、これらを支持面やベース面に規則的に配置するのがより良い。 また、滑り止めを吸盤状に成形することも良い。 さらに、滑り止めは、二重成形により支持面やベース面に一体成形したり、予め成形してから加熱や接着剤などの手段で支持面やベース面に固着させるようにしても良い。

    図1は、本発明の物品支持装置の第1実施例を説明する側面図(a)、平面図(b)及び支持面を傾斜させた状態の側面図(c)、図2は、本発明の物品支持装置の第2実施例を説明する側面図(a)、支持体が円柱形状である場合の平面図(b)及び支持体が四角柱形状である場合の平面図(c)、図3は、本発明の物品支持装置の第3実施例を説明する側面図(a)、支持体が円錐形状である場合の平面図(b)及び支持体が四角錐形状である場合の平面図(c)、図4は、本発明の物品支持装置の第4実施例を説明する側面図(a)及び平面図(b)である。

    図1は、本発明の物品支持装置の第1実施例を示す図である。 図示の物品支持装置A1は、立体として略球形状を成す支持体11の上下に、円形の上側プレート2と、同じく円形の下側プレート3を備えており、上側プレート2により、物品を支持する上側の支持面4を形成すると共に、下側プレート3により、支持体11を起立させる下側のベース面5を形成している。
    支持体11は、例えば樹脂製であって、完全な球形状ではなく、直径方向の両側(図1(a)の上下側)に、上側及び下側のプレート2,3を接合するための平坦部6,6を有している。 上側及び下側のプレート2,3は、例えば樹脂製であって、支持面4及びベース面5には、例えばアクリル系熱可塑性エラストマーをシート状に成形して成る滑り止め7,7が貼り付けてある。
    また、支持体11は、その中心を通るベース面5の垂線P1に対して斜めに交差する傾斜平面Fにより、支持上部11Aと支持下部11Bに分割してある。 そして、支持上部11Aと支持下部11Bは、支持体11の中心を含む傾斜平面Fの垂線P2を中心にして回転可能に連結してある。 この連結には、相対向する周縁部同士を回転可能に係合する手段や、中心部に内蔵した軸部により回転可能に係合する手段などが用いられ、とくに、所定の回転位置を維持し得るように、適当な摩擦力をもって互いに係合する構成が用いられる。
    上記構成を備えた物品支持装置A1は、支持体11をベース面5により起立させると共に、支持面4により図中仮想線で示す物品Mを支持する。 そして、当該物品支持装置A1は、ベース面5を水平とした場合、支持下部11Bに対して支持上部11Aを回転させると、支持面4が、図1(a)に示す水平状態から図1(c)に示す所定角度の傾斜状態に至る範囲で変化し、物品Mを任意の姿勢で支持することができ、商品の展示や小物類の支持に非常に好適なものとなる。
    また、上記物品支持装置A1は、支持面4及びベース面5を上側及び下側のプレート2,3で形成しているので、支持面4及びベース面5を大きく確保し得るものとなり、これに加えて、各面4,5に滑り止め7,7を設けているので、物品Mの支持機能及び当該物品支持装置A1の安定性がより高いものとなり、支持面4を傾斜させた状態においても物品Mを確実に支持することができる。
    さらに、上記物品支持装置A1は、支持体11が略球形状であることから、支持上部11Aと支持下部11Bを互いに回転させた場合、支持体11の球形状部分の外観が変化せず、あたかも支持面4の角度のみが変化した状態となる。
    図2は、本発明の物品支持装置の第2実施例を示す図である。 図示の物品支持装置A2は、立体として柱形状を成す支持体21の上下に、支持面4を形成する円形の上側プレート2と、ベース面5を形成する円形の下側プレート3を備えており、支持面4及びベース面5には、滑り止め7,7が貼り付けてある。
    支持体21は、図2(a)に示す円柱形状、図2(b)に示す四角柱形状、あるいはそれ以外の角柱形状にすることができ、中心を通るベース面5の垂線P1に対して斜めに交差する傾斜平面Fにより、支持上部21Aと支持下部21Bに分割してあると共に、支持体21の中心を含む傾斜平面Fの垂線P2を中心にして、支持上部21Aと支持下部21Bが互いに回転可能に連結してある。
    上記構成を備えた物品支持装置A2は、図2(a)に示す状態から、支持上部21Aと支持下部21Bを互いに回転させた場合、先述した球形状の支持体11と異なって互いの接合部分がずれた状態となるものの、先の実施例と同様の効果を得ることができる。
    図3は、本発明の物品支持装置の第3実施例を示す図である。 図示の物品支持装置A3は、立体として錐形状を成す支持体31の上側に、支持面4を形成する円形の上側プレート2が設けてあると共に、支持体31の底面をベース面5としており、支持面4及びベース面5には、滑り止め7,7が貼り付けてある。
    支持体31は、図3(a)に示す円錐形状、図2(b)に示す四角錐形状、あるいはそれ以外の角錐形状にすることができ、中心を通るベース面5の垂線P1に対して斜めに交差する傾斜平面Fにより、支持上部31Aと支持下部31Bに分割してあると共に、支持体31の中心を含む傾斜平面Fの垂線P2を中心にして、支持上部31Aと支持下部31Bが互いに回転可能に連結してある。
    上記構成を備えた物品支持装置A2は、先の実施例と同様の効果を得ることができるほか、図示の状態から上下逆にして、支持体31の上面を支持面(4)にすると共に、下側となったプレート(2)をベース面(5)にして用いることもできる。
    図4は、本発明の物品支持装置の第4実施例を示す図である。 図示の物品支持装置A4は、立体として略球形状を成す支持体41の上側及び下側に、支持面4を形成する円形の上側プレート2と、ベース面5を形成する円形の下側プレート3が一体成形してあり、支持面4及びベース面5には、滑り止め7,7が貼り付けてある。
    支持体41は、その中心を通るベース面5の垂線P1に対して斜めに交差する傾斜平面Fにより、支持上部41Aと支持下部41Bに分割してあると共に、支持体41の中心を含む傾斜平面Fの垂線P2を中心にして、支持上部41Aと支持下部41Bが互いに回転可能に連結してある。 この物品支持装置A2は、とくに第1実施例と同様の効果を得ることができる。
    なお、本発明の物品支持装置は、その詳細な構成が上記各実施例に限定されるものではなく、例えば支持体としては、上記各実施例以外に多面体や曲面を有する立体などを用いることができ、また、支持面及びベース面やこれらを形成するプレートにあっても様々な形状にすることができる。 さらに、物品支持装置は、支持面に、図1(a)中に仮想線で示す枠部8や適宜の凹凸を形成し、これにより物品の支持機能をより高めるようにすることもできる。

    本発明の物品支持装置によれば、立体から成り且つ互いに回転可能な支持上部と支持下部に分割した支持体を採用したことにより、物品の付け外しを簡単に行うことができると共に、物品を任意の姿勢で支持することができ、商品の展示や小物類の支持に非常に好適なものとなる。
    この物品支持装置は、POP用の展示台として用いた場合には、商品等を立体的に目立つ状態で展示することができると共に、固定手段を必要としないので商品等を手に取って見ることもきわめて簡単であり、充分なアピール性をもたらすものとなる。 さらに、POP用の展示台としてだけでなく、眼鏡、腕時計およびアクセサリーなどの小物類を置く支持台として使用することもでき、この場合にも、物品を立体的に支持しているので、小物類の所在が判り易く、紛失の防止にもなるなどの利点がある。
    また、本発明の物品支持装置によれば、プレートにより支持面又はベース面を大きく得ることができ、物品の支持機能や当該物品支持装置の安定性を高めることができる。
    さらに、本発明の物品支持装置によれば、略球形状から成る支持体を採用したことにより、あたかも支持面の角度のみが変化するような興味深い外観体裁を得ることができる。
    さらに、本発明の物品支持装置によれば、支持面及びベース面の少なくとも一方に滑り止めを設けたことにより、物品の支持機能のさらなる向上や、当該物品支持装置の安定性のさらなる向上を実現することができる。

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