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申请号 | JP2006053244 | 申请日 | 2006-02-28 | 公开(公告)号 | JP4837397B2 | 公开(公告)日 | 2011-12-14 |
申请人 | 株式会社貝印刃物開発センター; | 发明人 | 克己 長谷川; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 互いに分離されて設けられた第一シートと第二シートとを互いに重ねた支持体を 結合手段により互いに保持し、 この第二シートにはその外周縁部の内側に開口を設け、その開口からこの第一シートと第二シートとの間の収容室に刃物の刃部を挿入して第一シート及び第二シートにより覆うとともに、この収容室の開口から露出する刃物の柄部を第二シートの外側に重ね、この刃物を支持体に保持する止め手段を設 け、 前記結合手段は、開口に対し刃部を挿入する方向の両側のうち、その刃部の挿入向き側でその挿入方向に対し直交する方向の両側にそれぞれ設けられた第一連結部と、その挿入向きに対する反対側で設けられた第二連結部とを備え、 前記両側の第一連結部は、第一シートと第二シートとのうち、一方のシートに設けた切込みと、他方のシートに設けた舌片とを有し、この切込みにこの舌片を挿入したものであって、 前記両側の第一連結部では、前記第二連結部により第一シートと第二シートとを互いに位置決めした状態で、第一シートと第二シートとを相対動させて切込みに対し舌片を挿脱し得る挿脱可能状態と、舌片が切込みに挿入された挿脱可能状態で第一シートと第二シートとの相対動により舌片に設けた係止部が切込みの係止部に係止されて舌片が切込みから離脱するのを阻止する係止状態とを取る ことを特徴とする刃物陳列用支持部材。 前記両側の第一連結部のうち、一方の第一連結部の切込みの係止部と他方の第一連結部の切込みの係止部との間の間隔を、一方の第一連結部の舌片の係止部と他方の第一連結部の舌片の係止部との間の間隔よりも小さくすることにより、前記係止状態で両側の第一連結部間の第二シートまたは第一シートに膨らみを持たせて前記収容室を形成したことを特徴とする 請求項1に記載の刃物陳列用支持部材。 前記第二連結部は、開口と刃物の柄部の接触部との間に設けられ、さらに、挿入方向で柄部の接触部よりも開口に近い側に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の刃物陳列用支持部材。 前記収容室内の刃部を第二シートの外側から第二シートを通してまたは第一シートの外側から第一シートを通して視認可能になっていることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一つの請求項に記載の刃物陳列用支持部材。 前記刃物は、互いに開閉動可能な両刃部と両柄部とを有する鋏であることを特徴とする 請求項1から請求項4のうちいずれか一つの請求項に記載の刃物陳列用支持部材。 |
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说明书全文 | 本発明は、鋏などの刃物を陳列するために支持する支持部材に関するものである。 下記特許文献1では、台紙(1,22,33,39,47,60,68)上に洋鋏(14)が架橋部(7,26,35,41)や止めひも(11,29,57,67,77)や止め紙(37)などを利用して開閉操作可能に支持されている。 しかし、台紙(1,22,33,39,47,60,68)上で洋鋏(14)の刃部(18,19)を不用意に触れるおそれがあった。 そこで、上記特許文献1の問題点を改良すべくなされた下記特許文献2において、同公報の図7〜9に示す第3実施形態や図10〜11に示す第4実施形態では、台シート(15)とカバーシート(16)とが互いに重ねられ、その台シート(15)の下端縁とカバーシート(16)の下端縁との間に設けられた挿入口部(30)から西洋鋏(6)の両刃部(10)が挿入されて支持室(24)に収容されている。 しかし、上記特許文献2では、西洋鋏(6)の両柄部(11)が不用意に振れると、台シート(15)とカバーシート(16)とが両柄部(11)に面する部分で互いに押し広げられるおそれがあるため、台シート(15)とカバーシート(16)と西洋鋏(6)とを止め索(37)により結んで確実に位置決めする必要がある。 この発明は、鋏などの刃物の刃部を重合シート(例えば前記台シート15とカバーシート16に該当)により覆うばかりではなく、前記挿入口部(30)に該当する開口を設ける位置を改良して鋏などの刃物の柄部をシートの押さえとして有効に利用することにより、重合シートの分離を規制することを目的としている。 後記実施形態の図面(図1〜3に示す第1実施形態、図4〜5に示す第2実施形態)の符号を援用して本発明を説明する。 第一シート1と第二シート11とを互いに重ねた支持体20を備えている。 この第二シート11にはその外周縁部11a,11b,11c,11dの内側に開口16を設けている。 その開口16からこの第一シート1と第二シート11との間の収容室23に刃物24の刃部27を挿入して第一シート1及び第二シート11により覆うとともに、この収容室23の開口16から露出する刃物24の柄部28を第二シート11の外側に重ねている。 この刃物24を支持体20に保持する止め手段7,16,29を設けている。 従って、第一シート1と第二シート11との間の収容室23に刃物24の刃部27を第二シート11の開口16から収容して覆った際、第二シート11が第一シート1に対し刃物24の柄部28により押さえ付けられるため、第一シート1に対する第二シート11の分離を規制することができる。 また、支持体20において、第一シート1と第二シート11とは互いに分離されて設けられ、この第一シート1と第二シート11とを互いに保持する結合手段21,22を設けている。 前記結合手段は、開口16に対し刃部27を挿入する方向Zの両側のうち、その刃部27の挿入向きZU側でその挿入方向Zに対し直交する方向Yの両側にそれぞれ設けられた第一連結部21と、その挿入向きZUに対する反対側で設けられた第二連結部22とを備えている。 前記両側の第一連結部21は、第一シート1と第二シート11とのうち、一方のシート1に設けた切込み5,6と、他方のシート11に設けた舌片14,15とを有し、この切込み5,6にこの舌片14,15を挿入したものである。 前記両側の第一連結部21では、前記第二連結部22により第一シート1と第二シート11とを互いに位置決めした状態で、第一シート1と第二シート11とを相対動させて切込み5,6に対し舌片14,15を挿脱し得る挿脱可能状態と、舌片14,15が切込み5,6に挿入された挿脱可能状態で第一シート1と第二シート11との相対動により舌片14,15に設けた係止部14b,15bが切込み5,6の係止部5a,6aに係止されて舌片14,15が切込み5,6から離脱するのを阻止する係止状態とを取る。 例えば、第二連結部22は挿入方向Zに対し直交する方向Yの両側にそれぞれ設けられ、第一シート1と第二シート11とのうち、一方のシート1に設けた切込み8,9と、他方のシート11に設けた舌片17,18とを有し、この切込み8,9にこの舌片17,18を挿入したものである。 * 請求項2の発明 * 請求項5の発明 * 第6の発明 * 第7の発明 * 第8の発明 * 第9の発明 本発明は、鋏などの刃物24の刃部27を重合シート1,11により覆うばかりではなく、開口16を設ける位置を改良して鋏などの刃物24の柄部28をシート11の押さえとして有効に利用したので、シート1,11の分離を規制することができる。 まず、本発明の第1実施形態にかかる刃物陳列用支持部材について図1〜3を参照して説明する。 図1(b)に示す第二シートとしてのカバーシート11は、透明なプラスチック板により縦方向Zに長い形状に成形され、外周縁部(上縁11aと下縁11bと左縁11cと右縁11d)により囲まれた表面12を有しているとともに、図2(c)に示すようにこの外周縁部により囲まれた裏面13を有している。 このカバーシート11の上半部において、上縁11aよりも若干下方で左縁11cと右縁11dとには舌片14,15が形成されている。 このカバーシート11の下半部において、横方向Yの中央部(上記外周縁部の内側)には開口16が表面12と裏面13との間で貫設されているとともに、この開口16よりも若干下方で左縁11cと右縁11dとには舌片17,18が形成されている。 さらに、この開口16よりも下方でこの左右両舌片17,18間には一対の索穴19が表面12と裏面13との間で貫設されている。 このように互いに分離されて成形された台シート1とカバーシート11とは、図2(a)(b)(c)に示すように、台シート1の表面2とカバーシート11の裏面13とを相対向させた状態で支持体20として互いに重ねられる。 その際、台シート1の上半部の左右両切込み5,6にカバーシート11の上半部の左右両舌片14,15を挿入して結合手段としての第一連結部21にするとともに、台シート1の下半部の左右両切込み8,9にカバーシート11の下半部の左右両舌片17,18を挿入して結合手段としての第二連結部22にしている。 この第二連結部22では、左右両切込み8,9の上下両端部に係止部8a,9a,8b,9bが形成されているとともに、左右両舌片17,18の上下両段差部に係止部17a,18a,17b,18bが形成され、この係止部8a,9a,8b,9bと係止部17a,18a,17b,18bとが互いに係止されて、台シート1に対しカバーシート11が縦方向Zへ移動するのを規制して位置決めされている。 前記第一連結部21において、左右両切込み5,6の上下両端部には係止部5a,6a,5b,6bが形成され、L形状をなす左右両舌片14,15は、左縁11c及び右縁11dに沿って上方へ延びる係止腕部14a,15aと、この係止腕部14a,15aと左縁11c及び右縁11dとの間に形成された係止部としての係止溝部14b,15bとを有している。 この左右両切込み5,6の係止部5a,6aの間隔Aをこの左右両舌片14,15の係止溝部14b,15bの間隔Bよりも小さくしている。 前記第二連結部22において台シート1とカバーシート11とが互いに位置決めされた状態で、台シート1に対しカバーシート11を横方向Y及び縦方向Zへ撓ませてカバーシート11の左右両係止腕部14a,15aを台シート1の左右両切込み5,6に挿入すると、その左右両係止腕部14a,15aを左右両切込み5,6に対し挿脱し得る挿脱可能状態となる。 その挿脱可能状態でカバーシート11を離してその撓みをなくすと、カバーシート11の左右両係止溝部14b,15bに左右両切込み5,6の係止部5a,6aが係入されて、左右両舌片14,15が左右両切込み5,6から離脱するのを阻止する係止状態となる。 この係止状態ではカバーシート11に膨らみが生じて台シート1とカバーシート11との間に収容室23が形成される。 図1(c)に示す刃物としての西洋鋏24においては、両鋏片25が開閉中心軸部26で回動可能に支持されて、この開閉中心軸部26よりも先端側に両刃部27が設けられているとともに、この開閉中心軸部26よりも基端側に両柄部28が設けられている。 この両柄部28においては、両刃部27から延設された部分に把持環28aが取着され、この把持環28aの内側に接触部としての内周縁部28bが形成されている。 この開閉中心軸部26は図2(c)に示すようにボルト26aとナット26bとを有し、このボルト26aとナット26bとが段差状をなすように突出している。 図2(a)(b)(c)に示すように支持体20のカバーシート11においてその表面12側から開口16に鋏24の両刃部27を挿入すると、図3(a)(b)(c)に示すように、その両刃部27が台シート1とカバーシート11との間の収容室23に収容されて覆われ、鋏24の開閉中心軸部26のナット26bが台シート1の止め孔7に係止されるとともに、鋏24の開閉中心軸部26のボルト26aが開口16の内縁部16aに係止される。 鋏24の両柄部28の上半部はカバーシート11の表面12側に重ねられ、その両柄部28の下半部で把持環28aの一部が台シート1の下縁1bから下方へ突出する。 その後、台シート1の各索穴10とカバーシート11の各索穴19に止め索29を通して鋏24の柄部28に結んで鋏24を支持体20に保持する。 この第二連結部22は、開口16の内縁部16aを通る平面(縦方向Zに対し直交する横方向Yの平面)と、閉動状態にある鋏24の両柄部28において把持環28aの内周縁部28bを通る平面(縦方向Zに対し直交する横方向Yの平面)との間の範囲に設けられている。 さらに、この第二連結部22は、その範囲内において、縦方向Z(挿入方向)で把持環28aの内周縁部28bよりも開口16の内縁部16aに近い側に配置され、把持環28aの内周縁部28bと開口16の内縁部16aとの間の中央部よりも挿入向きZU側に寄っている。 このように鋏24を保管した支持体20は吊下孔4により吊り下げられて陳列される。 その陳列時に、鋏24の両刃部27を透明なカバーシート11を通して視認することができるとともに、鋏24の両柄部28に直接触れて両柄部28を開閉させることもできる。 図4〜5に示す第2実施形態の刃物陳列用支持部材においては、図4(a)(b)(c)及び図5(a)(b)(c)がそれぞれ第1実施形態の図1(a)(b)(c)及び図3(a)(b)(c)に対応し、下記の点で第1実施形態と主に異なる。 * 第1実施形態の台シート1に形成された止め孔7が省略されている。 * 第二連結部22において、カバーシート11の左右両舌片17,18のうち右側の舌片18で上下両係止溝部18a,18bが形成され、台シート1の左右両切込み8,9のうち右側の切込み9で形成された上下両係止部9a,9bに対しこの上下両係止溝部18a,18bが係止されて不用意に抜け落ちないように引き掛けられる。 図示しないが、前記実施形態以外にも下記のように構成してもよい。 * カバーシートばかりではなく台シートも透明なプラスチックにより成形する。 * 鋏の両刃部の全体をカバーシートにより覆う必要はないが、少なくとも両刃部の先端部を覆うことが好ましい。 * 鋏の収容状態で両柄部の全体をカバーシートの外側に重ねる。 1…第一シートとしての台シート、5,6,8,9…切込み、5a,6a…切込みの係止部、7…止め手段としての止め孔、11…第二シートとしてのカバーシート、14,15,17,18…舌片、14b,15b…係止部としての舌片の係止溝部、16…開口、16a…止め手段としての開口の内周縁、20…支持体、21…結合手段としての第一連結部、22…結合手段としての第二連結部、23…収容室、24…刃物としての鋏、27…刃部、28…柄部、29…止め手段としての止め索、A,B…間隔。 |