物品展示台

本発明は、物品展示の分野に関し、特に、無人航空機を展示するための物品展示台に関する。

従来の物品展示台は一般的に、展示される物品を置くための単一の配置面を備える。前記展示される物品が複数の分離可能な部分を含む場合、前記複数の分離可能な部分がいずれも前記配置面に置かれることは、展示される物品の混乱を容易に引き起こし、展示の効果に影響を与える。

これを鑑みて、良好な展示効果を奏する物品展示台を提供する必要がある。

航空機本体及び制御端末を含む航空機を展示するための物品展示台であって、前記物品展示台は、前記航空機本体を支持するための第1の支持部分と、前記制御端末を支持するための第2の支持部分とを含む。

さらに、前記第1の支持部分は、前記航空機本体を第1の展示高さで支持する第1の配置部を含む。

さらに、前記第2の支持部分は、前記制御端末を第2の展示高さで支持する第2の配置部を含む。

さらに、前記第2の展示高さは第1の展示高さと異なる。

さらに、前記第2の展示高さは第1の展示高さと等しい。

さらに、前記制御端末は、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの動作を制御するための携帯端末を含む。

さらに、前記制御端末は、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの状態及び関連情報を表示及び/または検出するための携帯端末を含む。

さらに、前記第2の配置部は、前記携帯端末を第2の展示高さで支持するための第1の位置決め構造を含む。

さらに、前記第2の配置部は第2の位置決め構造をさらに含み、前記第2の位置決め構造は前記第1の位置決め構造より高い。

さらに、前記携帯端末は前記第2の位置決め構造で支持される。

さらに、前記制御端末は、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの動作を制御するためのリモートコントローラを含む。

さらに、前記第2の配置部は第2の位置決め構造をさらに含み、前記第2の位置決め構造は前記第1の位置決め構造より高い。

さらに、前記リモートコントローラは前記第2の位置決め構造で支持される。

さらに、前記制御端末は携帯端末とリモートコントローラを含む。前記携帯端末は、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの状態を表示及び/または検出するために用いられる。前記リモートコントローラは、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの動作を制御するために用いられる。

さらに、前記第2の支持部分は、第1の位置決め構造と第2の位置決め構造を含む。前記第1の位置決め構造は携帯端末とリモートコントローラの中の1つを支持し、前記第2の位置決め構造は携帯端末とリモートコントローラの中の他の1つを支持する。

さらに、前記展示台は情報表示部をさらに含み、前記情報表示部は前記第2の支持部分上に位置する。

さらに、前記情報表示部は、ホルダと前記ホルダにより支持される表示装置とを含む。

さらに、前記制御端末はさらに前記表示装置を制御するために用いられる。

さらに、前記第4の展示高さは前記第2の展示高さより高い。

さらに、前記情報表示部は、前記表示装置に接続される無線通信ユニットを含み、前記表示装置は前記無線通信ユニットにより外部装置と情報の受け渡しを行うことができる。

さらに、前記展示台は発光部をさらに含み、前記発光部は前記展示台に必要な光源である。

さらに、前記発光部は光バンドであり、前記第1の支持部分と第2の支持部分の間に位置する。

さらに、前記発光部は少なくとも1つの光源であり、前記少なくとも1つの光源は、前記航空機本体と制御端末の支持される部位に近接して位置する。

さらに、前記第1の展示高さは100cm〜115cmの間にある。

さらに、前記第2の展示高さは90cm〜105cmの間にある。

さらに、前記第1の支持部分は、底部に位置する第1の脚部と、最上部に位置する第1の支持板と、前記第1の脚部及び前記第1の支持板を連結する第1の連結部とを含み、前記第1の配置面は前記第1の支持板の表面である。

さらに、前記第1の脚部は「匚」字形、「C」字形、「Σ」字形又は「Π」字形をなす。

さらに、前記第2の支持部分は、底部に位置する第2の脚部と、第2の支持板と、前記第2の脚部及び前記第2の支持板を連結する第2の連結部を含み、前記第2の配置部は前記第2の支持板の表面である。

さらに、前記第2の支持部分は、底部に位置する第2の脚部と、第2の支持板と、前記第2の脚部及び前記第2の支持板を連結する第2の連結部とを含み、前記第2の配置部は前記第2の支持板の表面である。

さらに、前記第2の配置部は、前記第2の脚部の底面に対して予め設定された角度傾斜する。

さらに、前記表示装置は150cm〜190cmの間の高さで支持される。

さらに、前記第1の位置決め構造は位置決め部及び阻止凸部を含む。前記位置決め部は前記携帯端末と協働して、前記携帯端末を前記第2の配置部に設置するために用いられる。前記阻止凸部は、前記携帯端末の傾斜を防止しかつ/又は前記携帯端末が前記第2の配置部に沿って摺動することを防止するために用いられる。または、前記物品展示台の第1の位置決め構造は枠状構造であり、前記第1の位置決め構造は携帯端末をその内部に囲んで設ける。

さらに、前記第2の位置決め構造は取付ブロック及び複数の係止フックを含む。前記取付ブロックは前記第2の配置部に固定して設置され、前記係止フックは前記取付ブロックに固定して設置され、前記リモートコントローラを保持するために用いられる。

更なる物品展示台は、複数の分離可能な部分により構成される展示される物品を展示するために用いられ、第1の支持部分と第2の支持部分を含む。前記第1の支持部分は第1の配置部を含み、前記第1の配置部は前記分離可能な部分の中の少なくとも1つを第1の展示高さで支持するために用いられる。前記第2の支持部分は第2の配置部を含み、前記第2の配置部は前記分離可能な部分の少なくとも別の1つを第2の展示高さで支持するために用いられる。

さらに、前記第1の展示高さは前記第2の展示高さと異なる。

従来技術と比べて、前記物品展示台は異なる配置面を用いて、展示される物品の異なる部分を設置するため、前記展示物品の異なる部分の混乱を回避することができ、よりよい展示効果を奏し、かつ参観者に良好的な参観、操作体験を提供することができる。

図1は、本発明の一実施形態の物品展示台の斜視図である。

図2は、図1の物品展示台の左側面図である。

図3は、本発明の別の実施形態の物品展示台の斜視図である。

物品展示台 100、200 第1の支持部分 10 第1の脚部 11 第1の支持板 12 第1の配置部 121 第1の連結部 13 第2の支持部分 20 第2の脚部 21 第2の支持板 22 第2の配置部 221 第1の位置決め構造 222、222' 位置決め孔 2221 阻止凸部 2222 第2の位置決め構造 223 取付ブロック 2231 係止フック 2232 第2の連結部 23 情報表示部 24 ホルダ 241 表示装置 242 取付枠 243 無線通信ユニット 244

以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。

本発明の物品展示台は、展示される物品を配置するために用いられ、特に複数の分離可能な部分により構成されたセット品を配置して、前記セット品の中の各分離可能な部分がいずれもよい参観、操作体験を得ることに適するが、これに限定されない。例えば、本発明の物品展示台は、航空機の航空機本体、撮像装置、携帯端末及び/又はリモートコントローラを同時に配置し展示して、前記航空機本体、前記撮像装置、前記携帯端末及び/又は前記リモートコントローラがそれぞれ最も快適な参観、操作高さ及び/又は角度を有することに用いることができる。

図1及び図2に示すように、本発明の実施形態の物品展示台100は、第1の支持部分10及び第2の支持部分20を含む。前記第1の支持部分10と前記第2の支持部分20とは並置されている。本実施形態において、前記第1の支持部分10と前記第2の支持部分20とは固定して連結されている。他の実施形態において、前記第1の支持部分10と前記第2の支持部分20とは着脱可能に相互に接続されてもよく、または、前記第1の支持部分10は前記第2の支持部分20と機械的に連結されなくてもよい。

なお、前記第1の支持部分10と前記第2の支持部分20との相互の位置関係は、実際の展示要求又は参観、操作要求に応じて適切に変化されてもよい。例えば、前記第1の支持部分10と前記第2の支持部分20とは互いに、左右に予め設定された距離の間隔をあけて設置されたり、前後に予め設定された距離ずれて設置されたりする。前記第1の支持部分10は、前記航空機本体を第1の展示高さで支持する。

前記第1の支持部分10は略「匚」字形をなし、底部に位置する第1の脚部11と、最上部に位置する第1の支持板12と、前記第1の脚部11及び前記第1の支持板12を連結する第1の連結部13とを含む。前記第1の脚部11は前記第1の支持板12に略平行であり、前記第1の連結部13は、前記第1の脚部11と前記第1の支持板12とに略直交して前記第1の脚部11と前記第1の支持板12との間に設置されている。前記第1の脚部11は、前記第1の支持部分10が地面、デスクトップ、テラス面などの表面に設置されるときの支持脚であり、即ち、前記第1の脚部11は前記第1の支持部分10を安定的に配置するために用いられる。前記第1の支持板12は第1の配置部121を有し、前記第1の配置部121は前記展示される物品の少なくとも1つの部分を置くために用いられる。本実施形態において、前記第1の配置部121は航空機の航空機本体及び撮像装置を置くために用いられる。本実施形態において、前記第1の配置部121は平面である。当然のことながら、必要ならば、前記第1の配置部121は曲面、係止溝、突起などの構造であってもよく、かつ前記第1の配置部121には展示される物品を位置決め及び/又は固定する位置決め構造(図示せず)が設置されてもよい。

なお、前記第1の支持部分10は、例えば「工」字形、「C」形、「Σ」形、「Π」形のような他の湾曲形状をなしてもよい。前記第1の支持部分10は折り曲げられた板状の構造を用い、前記物品展示台100の全体的な重量を低減することができ、搬送及び輸送を容易にする。

本実施形態において、前記第1の支持部分10は全体的な高さが90cm〜105cmの間にあり、航空機本体を100cm〜115cmの第1の展示高さ範囲内に支持することができる。前記第1の展示高さは、前記第1の支持部分10上の前記航空機本体に対して参観、操作することに適する高さである。

前記第2の支持部分20は略「己」字形をなし、底部に位置する第2の脚部21と、第2の支持板22と、前記第2の脚部21及び前記第2の支持板22を連結する第2の連結部23と、情報表示部24とを含む。前記第2の脚部21は前記第2の連結部23に略直交し、前記第2の支持板22は前記第2の連結部23に対して予め設定された角度傾斜している。本実施形態において、前記第2の支持板22が前記第2の連結部23に対して傾斜する角度は30〜60度である。前記情報表示部24は、前記第2の支持板22の前記第2の連結部23から離反する一端に連結され、かつ前記情報表示部24は前記第2の連結部23に略直交している。

前記第2の脚部21は前記第2の支持部分20を安定的に配置するために用いられる。本実施形態において、前記第2の脚部21の形状及び長さはそれぞれ前記第1の脚部11の形状及び長さと略同じであり、前記第2の連結部23の形状及び高さはそれぞれ第1の連結部13の形状及び高さと略同じであることによって、前記第1の支持部分10と前記第2の支持部分20とが並置される場合、前記第1の脚部11と前記第2の脚部21、前記第1の連結部13と前記第2の連結部23は互いに位置を合わせることができる。

前記第2の支持板22は第2の配置部221を含み、前記第2の配置部221は前記第2の脚部21の底面に対して予め設定された角度傾斜し、即ち、前記第2の支持部分20が平面上に設置される場合、前記第2の配置部221は前記平面に対して前記予め設定された角度傾斜する。前記第2の配置部221には第1の位置決め構造222及び第2の位置決め構造223が設けられている。前記第1の位置決め構造222は前記第2の連結部23に近接して設置され、前記第2の位置決め構造223は前記情報表示部24に近接して設置されている。

前記第1の位置決め構造222及び前記第2の位置決め構造223は、前記展示される物品の分離可能な部分を配置するために用いられる。本実施形態において、前記第1の位置決め構造222は、無人航空機の前記携帯端末を配置しかつ前記携帯端末を第2の展示高さで支持するために用いられる。前記第2の展示高さは、前記第2の支持部分20上の前記携帯端末に対して参観、操作することに適する高さである。前記第2の位置決め構造223は、航空機の前記リモートコントローラを配置しかつ前記リモートコントローラを第3の展示高さで支持するために用いられる。前記第3の展示高さは、前記第2の支持部分20上の前記リモートコントローラに対して参観、操作することに適する高さである。なお、前記第2の支持部分20は、前記携帯端末を第3の展示高さで、前記リモートコントローラを第2の展示高さで支持してもよい。

前記第2の支持部分20における前記第2の位置決め構造223の設置高さは、前記第2の支持部分20における前記第1の位置決め構造222の設置高さより高い。本実施形態において、前記第2の支持部分20における前記第1の位置決め構造222の設置高さは、90cm〜105cmの間にある。前記第2の支持部分20における前記第2の位置決め構造223の設置高さは、100cm〜115cmの間にあり、これに対応して、前記第2の位置決め構造223は携帯端末を100cm〜115cmの展示高さの範囲内に支持することができる。好ましくは、前記第2の位置決め構造223は前記携帯端末を前記航空機本体と同じ展示高さで支持することによって、航空機本体及びリモートコントローラに対して同じ視点で操作することを保証できる。

前記第1の位置決め構造222は、位置決め部2221及び阻止凸部2222を含む。前記位置決め孔2221は前記携帯端末を前記第2の配置部221に設置するように、前記携帯端末と適合することに用いられる。本実施形態において、前記位置決め部2221は円形の孔である。なお、前記位置決め孔2221はねじ山が内設されたねじ孔であってもよく、または、前記位置決め孔2221は角孔、楕円形孔又は三角形孔などであってもよく、またはフック、突起などの他の構造であってもよい。前記阻止凸部2222は、前記携帯端末の傾斜を防止しかつ/または前記携帯端末が前記第2の配置部221に沿って摺動することを防止するために用いられる。本実施形態において、前記阻止凸部2222は棒状バンプである。

前記携帯端末はタブレットコンピュータ、ノートパソコン及びスマートフォンなどであってもよい。

ある実施形態において、前記携帯端末は、前記航空機の撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの動作を制御することができる。具体的には、前記携帯端末は、その内部のアプリケーションプログラムまたは携帯端末における機能ボタンにより、航空機本体におけるカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置の動き、撮像などを制御し、または、航空機本体における雲台のような安定化装置の動きを制御し、または、航空機の本体の飛行装置例えば各モータの回転速度を制御することができる。これによって、航空機本体における撮像装置、安定化装置及び航空機本体を前記物品展示台において異なる姿勢とするように制御する。

また、前記携帯端末は、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの状態及び関連情報を表示及び/または検出するために用いられてもよい。前記携帯端末の表示画面は、前記航空機本体の撮像装置が撮像したピクチャ又はビデオを表示することができ、かつ前記撮像装置の状態、例えば撮像モードなどを表示することができる。前記携帯端末の表示画面はさらに前記航空機本体における安定化装置の回転角度、回転速度などのパラメータを表示することができ、前記航空機本体のモータの回転速度などのパラメータを表示することができる。

前記第2の位置決め構造223は、取付ブロック2231及び2つの係止フック2232を含む。前記取付ブロック2231は前記第2の配置部221に固定して設置され、前記係止フック2232は前記取付ブロック2231に固定して設置されている。本実施形態において、前記係止フック2232は水平方向に沿って予め設定された距離の間隔をあけている。前記係止フック2232は、前記リモートコントローラを保持するために用いられる。前記リモートコントローラは、前記航空機の飛行を制御するために用いられる。

前記リモートコントローラは、赤外線リモートコントローラ、無線周波数リモートコントローラ、又は他の適切なタイプのリモートコントローラであってもよい。前記リモートコントローラは、前記航空機の撮像装置、飛行装置及び安定化装置の少なくとも1つの動作を制御することができる。具体的には、前記リモートコントローラは、航空機本体におけるカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置の動き、撮像などを制御しており、または、航空機本体における雲台のような安定化装置の動きを制御しており、または、航空機の本体の飛行装置例えば各モータの回転速度を制御することができる。これによって、航空機本体における撮像装置、安定化装置及び航空機本体を前記物品展示台において異なる姿勢とするように制御する。

なお、前記航空機の制御端末は携帯端末のみ又はリモートコントローラのみを含んでもよく、同時に携帯端末とリモートコントローラを含んでもよい。同時に携帯端末とリモートコントローラを含む場合、前記携帯端末は、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの状態を表示及び/または検出するために用いられる。前記リモートコントローラは、前記航空機本体における撮像装置、飛行装置及び安定化装置の中の少なくとも1つの動作を制御するために用いられる。

なお、他の実施形態において、前記第2の位置決め構造223は前記取付ブロック2231を省略し、前記係止フック2232を前記第2の配置部221に直接設置してもよい。かつ、前記係止フック2232の数は具体的な要求に応じて適切に変更されてもよい。

なお、他の実施形態において、前記携帯端末及び前記リモートコントローラは1つの制御端末として一体化してもよい。この場合、前記制御端末は前記第1の位置決め構造又は前記第2の位置決め構造で支持されてもよく、または、前記第1の位置決め構造及び前記第2の位置決め構造は、前記制御端末を支持する位置決め構造として一体化してもよい。

さらに、前記物品展示台100は、前記物品展示台100に光源を提供するための発光部(図示せず)を含んでもよい。前記光源は、光バンド又は点光源であってもよい。本実施形態において、前記発光部は、前記第1の支持部分10と第2の支持部分20との間に位置する光バンドである。当然のことながら、前記発光部は、前記航空機本体と制御端末の支持される部位に近接して位置する1つまたは複数の点光源であってもよい。

前記情報表示部24は、前記展示物品の製品情報、説明及び/又は広告などを表示するために用いられる。前記情報表示部24は、ホルダ241、表示装置242、取付枠243及び無線通信ユニット244を含む。前記ホルダ241には取付溝2411が設けられ、前記表示装置242は前記取付溝2411内に設置され、前記取付枠243は前記表示装置242の周縁に設置され且つ前記ホルダ241と連結されている。前記取付枠243は弾性材料からなり、前記表示装置242が振動によって毀損されることを防止できる。本実施形態において、前記取付枠243はゴム材料からなる。前記表示装置242の表面は、前記ホルダ241の表面に対して予め設定されたサイズで凹ませてもよく、平らな構造を保持するように前記ホルダ241の表面に対して同一平面としてもよい。

本実施形態において、前記表示装置242が前記第2の支持部分20に設置される高さは、150cm〜190cmの間にある第4の展示高さである。この高さの範囲内において、参観者の大部分の前記表示装置242を見る視線と水平線とが成す角度は上方に向かう30度〜下方に向かう45度の範囲内にあるため、参観者の大部分は快適な参観体験を得ることができる。

前記無線通信ユニット244は前記表示装置242と接続され、前記表示装置242は前記無線通信ユニット244を通じて他の外部装置と情報の受け渡しを行うことができ、前記表示装置242の表示内容の切り換えを容易にする。本実施形態において、前記無線通信ユニット244は前記表示装置242の内部に集積化されている。前記無線通信ユニット244は、ローカル・エリア・ネットワーク、広域ネットワーク、赤外線、ラジオ、Wi−Fi、2Gネットワーク、3Gネットワーク、4Gネットワーク、5Gネットワーク、ポイントツーポイント(P2P)ネットワーク、電気通信ネットワーク、クラウドネットワークなどの無線方式で前記表示装置と外部装置外部との間の相互通信を実現する。

更なる実施形態において、前記航空機の前記携帯端末は前記表示装置242と情報の受け渡しを行うことができる。具体的に、前記携帯端末は有線方式又は無線方式で(例えば、前記無線通信ユニット244により)前記表示装置242と情報の受け渡しを行って、前記表示装置242のオン/オフ、表示内容の切り換えなどを制御する。

更なる実施形態において、前記航空機のリモートコントローラは前記表示装置242を制御することができ、例えば、前記無線通信ユニット244により前記表示装置242のオン/オフ、表示内容の切り換えなどを制御する。

図3に示すように、本発明の別の1つの実施形態の物品展示台200は、図1に示された実施形態の物品展示台100と類似の構造を有している。さらに、前記物品展示台200の第1の位置決め構造222'は枠状構造であり、前記第1の位置決め構造222'は携帯端末をその内部に囲んで設ける。本実施形態において、前記第1の位置決め構造222'はゴム材料からなり、前記携帯端末が振動によって毀損されることを防止するために用いられる。

前記物品展示台は異なる配置部により、展示される物品の異なる部分を設置するため、前記展示物品の異なる部分の混乱を回避することができ、よりよい展示効果を奏することができる。また、前記物品展示台の第1の支持部分及び第2の支持部分は、展示される物品の分離可能な異なる部分を異なる展示高さで設置して、前記分離可能な部分がそれぞれ最適な展示高さを得ることができるため、参観者に良好的な参観、操作体験を提供することができる。

なお、当業者は、本発明の技術効果から逸脱せずに、本発明の精神の範囲内で他の変形を行って本発明の設計に用いることができる。本発明の精神に基づき行われたこれらの変形は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるものである。