表示パネルおよび大型表示パネル

申请号 JP2014172876 申请日 2014-08-27 公开(公告)号 JP2016047113A 公开(公告)日 2016-04-07
申请人 凸版印刷株式会社; 发明人 石▲崎▼ 守; 海老澤 功;
摘要 【課題】情報表示機能を保ちつつ、厚さや高さを抑えた表示パネルを提供する。また、落として壊したりしにくい表示パネルを提供する。 【解決手段】棚板に設置して情報を表示するための表示パネルであって、棚板の 正面 に設置され情報を表示する表示部と、棚板の下側に棚板に沿って設置される、表示部を駆動する駆動部と、表示部の外周から伸びるとともに棚板正面の下辺または上辺から下側に向かって折り曲げられて表示部と駆動部とを接続する配線部とを含む。 【選択図】図1
权利要求

棚板に設置して情報を表示するための表示パネルであって、 前記棚板の正面に設置され情報を表示する表示部と、 前記棚板の下側に前記棚板に沿って設置される、前記表示部を駆動する駆動部と、 前記表示部に外周から伸びるとともに前記棚板正面の下辺または上辺から前記下側に向かって折り曲げられて前記表示部と前記駆動部とを接続する配線部とを含む、表示パネル。前記配線部が、前記表示部の下辺付近で90°以上120°以下の度で折り曲げられた、請求項1に記載の表示パネル。前記配線部が、前記表示部下辺または上辺から伸びたソース配線と、前記表示部左辺または右辺から伸びて下向きまたは上向きにカーブさせたゲート配線とを含む、請求項1または2に記載の表示パネル。前記表示部が、リジッドな基体の正面部に固定され、前記配線部および前記駆動部が、前記リジッドな基体の平面部の上面または下面に固定され、前記リジッドな基体の前記正面部と前記平面部とは所定の曲率半径を有する屈曲部で接合されており、前記配線部は前記屈曲部に沿って折り曲げられていることを、請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示パネル。前記表示部が、前記棚板の正面から5°以上30°以下の角度で上に傾いている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示パネル。前記表示部の表示面が、上下方向に関してカーブした曲面になっている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示パネル。前記表示部が、ポリマー分散液晶ディスプレイまたは電気泳動ディスプレイである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示パネル。前記表示部上辺の裏側に引掛け部を有し、前記引掛け部を前記棚板正面の上辺に引掛ける、請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示パネル。前記配線部または駆動部の近傍に磁石を有し、前記磁石によって前記配線部および前記駆動部が前記棚板に固定される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示パネル。請求項1〜9のいずれか1項に記載の前記表示パネルを複数個用い、隣接する2つの前記表示パネル同士を、一方の前記表示パネルの前記配線部の上に、他方の前記表示パネルの前記表示部左辺または右辺が重なるように並べて構成される、大型表示パネル。複数の前記表示パネルの各表示部が構成する、前記大型表示パネルとしての表示部の幅が、前記棚板の幅と等しい、請求項10に記載の大型表示パネル。前記基体の幅が異なる2種類の前記表示パネルを組合せた、請求項10または11記載の大型表示パネル。複数の前記表示パネルを接続する接続部品を有し、前記接続部品が磁石を有し、前記磁石によって前記配線部および前記駆動部が前記棚板に固定される、請求項10〜12のいずれか1項に記載の大型表示パネル。前記基体が、前記基体同士を接合する構造を有することで複数の前記表示パネルが一体化される、請求項10〜13のいずれか1項に記載の大型表示パネル。前記基体が、前記棚板に設けられた受け部に差し込まれることで複数の前記表示パネルが一体化される、請求項10〜13のいずれか1項に記載の大型表示パネル。

说明书全文

本発明は、電子棚札等に用いる表示パネルに関する。また、複数の表示パネルを連結して大型表示を可能にした大型表示パネルに関する。

従来より、液晶ディスプレイ(LCD)や電子ペーパーを用いた表示パネルが提供され、電子棚札として使用されている。図14は従来の電子棚札用の表示パネルの一例を示す図である(特許文献1参照)。図示のように、従来の電子棚札20は、駆動部を内蔵しているので厚さが厚く、高さが高くなり、商品よりも棚札が目立ちすぎてしまい、肝心の商品が目立たないという問題点があった。

また、図15の(a)のようにクリップ部20Cで固定するタイプの電子棚札20の場合、簡単に外れ易く、商品21を取る際などに電子棚札20を落として破損することがあった。

あるいは、棚を細かく仕切って多種の商品21を並べる場合、図15の(b)のように品種の数と同じ数の電子棚札20を設置することになり、ますます棚札20が目立ち、商品21が目立たないことになった。

特開2001−178599号公報

本発明の目的は、情報表示機能を保ちつつ、厚さや高さを抑えた表示パネルを提供することにある。また、落として壊したりしにくい表示パネルを提供することにある。

上述の課題を解決するための本発明の一局面は、棚板に設置して情報を表示するための表示パネルであって、棚板の正面に設置され情報を表示する表示部と、棚板の下側に棚板に沿って設置される、表示部を駆動する駆動部と、表示部の外周から伸びるとともに棚板正面の下辺または上辺から下側に向かって折り曲げられて表示部と駆動部とを接続する配線部とを含む、表示パネルである。

また、配線部が、表示部の下辺付近で90°以上120°以下の度で折り曲げられてもよい。

また、表示部下辺または上辺から伸びたソース配線と、表示部左辺または右辺から伸びて下向きまたは上向きにカーブさせたゲート配線とを含んでもよい。

また、表示部が、リジッドな基体の正面部に固定され、配線部および駆動部が、リジッドな基体の平面部の上面または下面に固定され、リジッドな基体の正面部と平面部とは所定の曲率半径を有する屈曲部で接合されており、配線部は屈曲部に沿って折り曲げられていてもよい。

また、表示部が、棚板の正面から5°以上30°以下の角度で上に傾いていてもよい。

また、表示部の表示面が、上下方向に関してカーブした曲面になっていてもよい。

また、表示部が、ポリマー分散液晶ディスプレイまたは電気泳動ディスプレイであってもよい。

また、表示部上辺の裏側に引掛け部を有し、引掛け部を棚板正面の上辺に引掛けてもよい。

また、配線部または駆動部の近傍に磁石を有し、磁石によって配線部および駆動部が棚板に固定されてもよい。

また、本発明の他の局面は、上述の表示パネルを複数個用い、隣接する2つの表示パネル同士を、一方の表示パネルの配線部の上に、他方の表示パネルの表示部左辺または右辺が重なるように並べて構成される、大型表示パネルである。

また、複数の表示パネルの各表示部が構成する、大型表示パネルとしての表示部の幅が、棚板の幅と等しくてもよい。

また、基体の幅が異なる2種類の表示パネルを組合せてもよい。

また、複数の表示パネルを接続する接続部品を有し、接続部品が磁石を有し、磁石によって配線部および駆動部が棚板に固定されてもよい。

また、基体が、基体同士を接合する構造を有することで複数の表示パネルが一体化されてもよい。

また、基体が、棚板に設けられた受け部に差し込まれることで複数の表示パネルが一体化されてもよい。

本発明によれば、情報表示機能を保ちつつ、厚さや高さを抑えた表示パネルを提供することができる。また、落として壊したりしにくい表示パネルを提供することができる。

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る表示パネルを示す横断面図(a)、正面図(b)、および斜視図(c)

本発明の一実施形態に係る大型表示パネルを構成するための表示パネルを示す斜視図(a)および上面図(b)

本発明の一実施形態に係る大型表示パネルを構成するための表示パネルを示す斜視図(a)および上面図(b)

本発明の一実施形態に係る大型表示パネルの構成手順を示す斜視図(a)〜(c)

本発明の一実施形態に係る大型表示パネルの例を示す斜視図(a)および(b)

本発明の一実施形態に係る大型表示パネルの例を示す斜視図

本発明の一実施形態に係る大型表示パネルの例を示す斜視図

従来の表示パネルの一例を示す斜視図

従来の表示パネルの一例を示す斜視図(a)および(b)

本発明の一実施形態は、棚板に設置して情報を表示するための表示パネルであって、棚板の正面に設置され情報を表示する矩形の表示部と、棚板の下側に棚板に沿って設置される、表示部を駆動する駆動部と、表示部の外周から伸びるとともに棚板正面の下辺または上辺から下側に向かって折り曲げられて表示部と駆動部とを接続する配線部とを含む、表示パネルである。

図1は本実施形態に係る表示パネルの構成を示す図であり、図1の(a)は横断面図、図1の(b)は正面図、図1の(c)は斜視図である。表示パネルは、表示部1、配線部2および駆動部3を含む。表示パネルは、図1の(a)に示すように、棚板5に取り付けられる。表示部1は棚板5の正面側に取り付けられ、表示部1から伸びた配線部2が表示部1の下辺近傍で約90°折り曲げられ、棚板5の下面側に、棚板5に沿って設置される。ここで約90°とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、配線部2とのなす角である。なお、厳密に90°でなくてもよく90°より大きくても小さくてもよく、例えば85°から95°の範囲であってもよい。また、配線部2は、表示部1の下辺から伸びたソース配線と、表示部の右辺から伸びて下向きにカーブさせたゲート配線とを含む。配線部2は、単純な配線(2B)だけでなく、駆動IC(2C)やフレキシブルプリント基板(2F)を含んでもよい。駆動部3は、駆動表示を行うための制御回路を少なくとも有しており、内蔵メモリーや、外部データベースとのインターフェイスをさらに有していてもよい。

表示部1、配線部2および駆動部3を上述のように配置するために、リジッドな基体4を用いる。基体4は表示部1、配線部2および駆動部3の位置を保持するための部材であり、表示部1を固定する正面部4Aと、配線部2および駆動部3を固定する平面部4Bと、所定の曲率半径を有し正面部と平面部とを接合する屈曲部4Cとを含む。配線部2および駆動部3の固定箇所は、平面部4Bの下面でも良いし、上面でも良い。基体4の材質には、金属またはプラスチック、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。基体4に対して、表示部1、配線部2および駆動部3が、図示しない接着剤、片面粘着テープ、両面粘着テープ、ネジ等によって固定される。基体4の屈曲部4Cは、一定の曲率半径以上に保たれており、表示部1および配線部2を基体4に沿うように貼り付けても、一定の曲率半径以上が保たれ、折り曲げによる配線抵抗の上昇を抑えられる。

基体4は、表示部1の上辺の裏面に引掛け部6を有し、ここを棚板5の正面の上辺に引掛けることによって、表示パネルが下方や前方にずれることを防止できる。また基体4は、配線部2または駆動部3の近傍に磁石7を有し、棚板5が磁性金属である場合は、この磁石7が棚板5にくっつくことで、配線部2や駆動部3がぶら下がることを防止できる。

図2は本発明の他の実施形態に係る表示パネルの構成を示す図であり、図2の(a)は横断面図、図2の(b)は正面図、図2の(c)は斜視図である。表示パネルは、表示部1、配線部2および駆動部3を含む。表示パネルは、図2の(a)に示すように、棚板5に取り付けられる。表示部1は棚板5の正面側に取り付けられ、表示部1から伸びた配線部2が表示部1の下辺近傍で約90°折り曲げられ、棚板5の下面側に、棚板5に沿って設置される。ここで約90°とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、配線部2とのなす角である。なお、厳密に90°でなくてもよく90°より大きくても小さくてもよく、例えば85°から95°の範囲であってもよい。また、配線部2は、表示部1の下辺から伸びたソース配線と、表示部の右辺から伸びて下向きにカーブさせたゲート配線とを含む。図2の(a)で表示部1は、上下方向にカーブしている曲面形状となっている。この曲面形状は、曲率半径が大きいわずかな曲面であっても、見た目がやさしい感じになり、商品の好感度が上がって、消費者の購買意欲を向上させる効果がある。また、曲面形状にすることによって、天井からの照明が表示部1の上部に当たりやすくなり、表示部1の表示が明るくなるという利点がある。配線部2は、単純な配線(2B)だけでなく、駆動IC(2C)やフレキシブルプリント基板(2F)を含んでもよい。駆動部3は、駆動表示を行うための制御回路を少なくとも有しており、内蔵メモリーや、外部データベースとのインターフェイスをさらに有していてもよい。

表示部1、配線部2および駆動部3を上述のように配置するために、リジッドな(剛性の高い)基体4を用いる。基体4は表示部1、配線部2および駆動部3の位置を保持するための部材であり、表示部1を固定する正面部4Aと、配線部2および駆動部3を固定する平面部4Bと、所定の曲率半径を有し正面部と平面部とを接合する屈曲部4Cとを含む。配線部2および駆動部3の固定箇所は、平面部4Bの下面でも良いし上面でも良い。基体4の材質には、金属またはプラスチック、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。基体4に対して、表示部1、配線部2および駆動部3が、図示しない接着剤、片面粘着テープ、両面粘着テープ、ネジ等によって固定される。基体4の屈曲部4Cは、一定の曲率半径以上に保たれており、フレキシブルな配線部2を基体4に沿うように貼り付けても、一定の曲率半径以上が保たれ、折り曲げによる配線抵抗の上昇を抑えられる。図2の(a)では基体4の正面部分が上下方向にカーブした形状となっており、フレキシブルな表示部1を基体4に沿わせることで、表示部1をカーブさせる。

基体4は、表示部1の上辺の裏面に引掛け部6を有し、ここを棚板5の正面の上辺に引掛けることによって、表示パネルが下方や前方にずれることを防止できる。また基体4は、配線部2または駆動部3の近傍に磁石7を有し、棚板5が磁性金属である場合は、この磁石7が棚板5にくっつくことで、配線部2や駆動部3がぶら下がることを防止できる。

図3は本発明の他の実施形態に係る表示パネルの構成を示す図であり、図3の(a)は横断面図、図3の(b)は正面図、図3の(c)は斜視図である。表示パネルは、表示部1、配線部2および駆動部3を含む。表示パネルは、図3の(a)に示すように、棚板5に取り付けられる。表示部1は棚板5の正面側に取り付けられ、5°以上30°以下の範囲で上向きに傾いている。これにより、棚板5よりも上から見た場合の視認性が良くなる。ここで5°以上30°以下の範囲とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、棚板5正面とのなす角の範囲である。また、表示部1から伸びた配線部2が表示部1の下辺近傍で95°以上120°以下の範囲で折り曲げられ、棚板5の下面側に、棚板5に沿って設置される。ここで95°以上120°以下の範囲とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、配線部2とのなす角の範囲である。また、配線部2は、表示部1の下辺から伸びたソース配線と、表示部の右辺から伸びて下向きにカーブさせたゲート配線とを含む。配線部2は、単純な配線(2B)だけでなく、駆動IC(2C)やフレキシブルプリント基板(2F)を含んでもよい。駆動部3は、駆動表示を行うための制御回路を少なくとも有しており、内蔵メモリーや、外部データベースとのインターフェイスをさらに有していてもよい。

表示部1、配線部2および駆動部3を上述のように配置するために、リジッドな基体4を用いる。基体4は表示部1、配線部2および駆動部3の位置を保持するための部材であり、表示部1を固定する正面部4Aと、配線部2および駆動部3を固定する平面部4Bと、所定の曲率半径を有し正面部と平面部とを接合する屈曲部4Cとを含む。配線部2および駆動部3の固定箇所は、平面部4Bの下面でも良いし上面でも良い。基体4の材質には、金属またはプラスチック、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。基体4に対して、表示部1、配線部2および駆動部3が、図示しない接着剤、片面粘着テープ、両面粘着テープ、ネジ等によって固定される。基体4の屈曲部4Cは、一定の曲率半径以上に保たれており、表示部1および配線部2を基体4に沿うように貼り付けても、一定の曲率半径以上が保たれ、折り曲げによる配線抵抗の上昇を抑えられる。

基体4は、表示部1の上辺の裏面に引掛け部6を有し、ここを棚板5の正面の上辺に引掛けることによって、表示パネルが下方や前方にずれることを防止できる。また基体4は、平面部4B上であって配線部2または駆動部3の近傍に磁石7を有し、棚板5が磁性金属である場合は、この磁石7が棚板5にくっつくことで、配線部2や駆動部3がぶら下がることを防止できる。

図4は本発明の他の実施形態に係る表示パネルの構成を示す図であり、図4の(a)は横断面図、図4の(b)は正面図、図4の(c)は斜視図である。表示パネルは、表示部1、配線部2および駆動部3を含む。表示パネルは、図4の(a)に示すように、棚板5に取り付けられる。表示部1は棚板5の正面側に取り付けられ、5°以上30°以下の範囲で上向きに傾いている。これにより、棚板5よりも上から見た場合の視認性が良くなる。ここで5°以上30°以下の範囲とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、棚板5正面とのなす角の範囲である。また、表示部1から伸びた配線部2が表示部1の下辺近傍で95°以上120°以下の範囲で折り曲げられ、棚板5の下面側に、棚板5に沿って設置される。ここで95°以上120°以下の範囲とは、表示エリアの上辺と下辺とを含む平面と、配線部2とのなす角の範囲である。また、配線部2は、表示部1の下辺から伸びたソース配線と、表示部の右辺から伸びて下向きにカーブさせたゲート配線とを含む。図4の(a)で表示部1は、上下方向にカーブしている曲面形状となっている。この曲面形状は、曲率半径が大きいわずかな曲面であっても、見た目がやさしい感じになり、商品の好感度が上がって、消費者の購買意欲を向上させる効果がある。また、曲面形状にすることによって、天井からの照明が表示部1の上部に当たりやすくなり、表示部1の表示が明るくなるという利点がある。配線部2は、単純な配線(2B)だけでなく、駆動IC(2C)やフレキシブルプリント基板(2F)を含んでもよい。駆動部3は、駆動表示を行うための制御回路を少なくとも有しており、内蔵メモリーや、外部データベースとのインターフェイスをさらに有していてもよい。

表示部1、配線部2および駆動部3を上述のように配置するために、リジッドな基体4を用いる。基体4は表示部1、配線部2および駆動部3の位置を保持するための部材であり、表示部1を固定する正面部4Aと、配線部2および駆動部3を固定する平面部4Bと、所定の曲率半径を有し正面部と平面部とを接合する屈曲部4Cとを含む。配線部2および駆動部3の固定箇所は、平面部4Bの下面でも良いし上面でも良い。基体4の材質には、金属またはプラスチック、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。基体4に対して、表示部1、配線部2および駆動部3が、図示しない接着剤、片面粘着テープ、両面粘着テープ、ネジ等によって固定される。基体4の屈曲部4Cは、一定の曲率半径以上に保たれており、フレキシブルな配線部2を基体4に沿うように貼り付けても、一定の曲率半径以上が保たれ、折り曲げによる配線抵抗の上昇を抑えられる。図4の(a)では基体4の正面部分が上下方向にカーブした形状となっており、フレキシブルな表示部1を基体4に沿わせることで、表示部1をカーブさせる。

基体4は、表示部1の上辺の裏面に引掛け部6を有し、ここを棚板5の正面の上辺に引掛けることによって、表示パネルが下方や前方にずれることを防止できる。また基体4は、平面部4B上であって配線部2または駆動部3に隣接して磁石7を有し、棚板5が磁性金属である場合は、この磁石7が棚板5にくっつくことで、配線部2や駆動部3がぶら下がることを防止できる。

図5および図6は、図4に示した表示パネルの変形例を示す図であり、図5の(a)、図6の(a)は横断面図、図5の(b)、図6の(b)は正面図、図5の(c)、図6の(c)は斜視図である。表示パネルは、表示部1、配線部2および駆動部3を含む。本実施の形態による表示パネルは、図5の(a)や図6の(a)に示すように、棚板5に取り付けられる。表示部1は棚板5の正面側に取り付けられ、5°以上30°以下の範囲で上向きに傾いている。これにより、棚板5よりも上から見た場合の視認性が良くなる。ここで5°以上30°以下の範囲とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、棚板5正面とのなす角の範囲である。また、表示部1から伸びた配線部2が表示部1の下辺近傍で95°以上120°以下の範囲で折り曲げられ、棚板5の下面側に、棚板5に沿って設置される。ここで95°以上120°以下の範囲とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、配線部2とのなす角の範囲である。また、配線部2は、表示部1の下辺から伸びたソース配線と、表示部の右辺から伸びて下向きにカーブさせたゲート配線とを含む。図5の(a)や図6の(a)で表示部1は、上下方向にカーブしている曲面形状となっている。図5は凸状、図6は凹状である。この曲面形状は、曲率半径が大きいわずかな曲面であっても、見た目がやさしい感じになり、商品の好感度が上がって、消費者の購買意欲を向上させる効果がある。また、曲面形状にすることによって、図5に示す例の場合、天井からの照明が表示部1の上部に当たりやすくなり、表示部1の表示が明るくなるという利点がある。また、図6に示す例の場合、上からは見やすく、下からは見にくくすることができ、特に表示部1の下の方に大人にだけ見せたいコメントを載せるという表示が可能となる。配線部2は、単純な配線(2B)だけでなく、駆動IC(2C)やフレキシブルプリント基板(2F)を含んでもよい。駆動部3は、駆動表示を行うための制御回路を少なくとも有しており、内蔵メモリーや、外部データベースとのインターフェイスをさらに有していてもよい。

表示部1、配線部2および駆動部3を上述のように配置するために、リジッドな基体4を用いる。基体4は表示部1、配線部2および駆動部3の位置を保持するための部材であり、表示部1を固定する正面部4Aと、配線部2および駆動部3を固定する平面部4Bと、所定の曲率半径を有し正面部と平面部とを接合する屈曲部4Cとを含む。配線部2および駆動部3の固定箇所は、平面部4Bの下面でも良いし上面でも良い。基体4の材質には、金属またはプラスチック、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。基体4に対して、表示部1、配線部2および駆動部3が、図示しない接着剤、片面粘着テープ、両面粘着テープ、ネジ等によって固定される。基体4の屈曲部4Cは、一定の曲率半径以上に保たれており、フレキシブルな配線部2を基体4に沿うように貼り付けても、一定の曲率半径以上が保たれ、折り曲げによる配線抵抗の上昇を抑えられる。図5の(a)や図6の(a)では基体4の正面部分が上下方向にカーブした形状となっており、フレキシブルな表示部1を基体4に沿わせることで、表示部1をカーブさせる。

本変形例では、基体4は、図1〜4のような引掛け部6を有しておらず、また、磁石7を有していないが、ネジ等で棚板5に固定できる(この場合、棚板5が磁性金属である必要はない)。

図7は図4に示した本発明の実施の形態による表示パネルの他の変形例を示す図であり、図7の(a)は横断面図、図7の(b)は正面図、図7の(c)は斜視図である。表示パネルは、表示部1、配線部2および駆動部3を含む。表示パネルは、図7の(a)に示すように、棚板5に取り付けられる。表示部1は棚板5の正面側に取り付けられ、5°以上30°以下の範囲で上向きに傾いている。これにより、棚板5よりも上から見た場合の視認性が良くなる。ここで5°以上30°以下の範囲とは、表示部1の上辺と下辺とを含む平面と、棚板5正面とのなす角の範囲である。また、表示部1から上に伸びた配線部2が表示部1の上辺近傍で約180°程度折り曲げられ、表示部1の下辺近傍でさらに95°以上120°以下の範囲で折り曲げられ、棚板5の下面側に、棚板5に沿って設置される。ここで約180°とは、表示エリアの上辺と下辺を含む平面と、基体裏の配線部2とのなす角であり、95°以上120°以下の範囲とは、基体4裏の配線部2と、基体4上の配線部2とのなす角の範囲である。また、配線部2は、表示部1の上辺から伸びたソース配線と、表示部の右辺から伸びて上向きにカーブさせたゲート配線とを含む。図7の(a)で表示部1は、上下方向にカーブしている曲面形状となっている。この曲面形状は、曲率半径が大きいわずかな曲面であっても、見た目がやさしい感じになり、商品の好感度が上がって、消費者の購買意欲を向上させる効果がある。また、曲面形状にすることによって、天井からの照明が表示部1の上部に当たりやすくなり、表示部1の表示が明るくなるという利点がある。配線部2は、単純な配線(2B)だけでなく、駆動IC(2C)やフレキシブルプリント基板(2F)を含んでもよい。駆動部3は、駆動表示を行うための制御回路を少なくとも有しており、内蔵メモリーや、外部データベースとのインターフェイスをさらに有していてもよい。

表示部1、配線部2および駆動部3を上述のように配置するために、リジッドな基体4を用いる。基体4は表示部1、配線部2および駆動部3の位置を保持するための部材であり、表示部1を固定する正面部4Aと、配線部2および駆動部3を上面に固定する平面部4Bと、所定の曲率半径を有し正面部と平面部とを接合する屈曲部4Cとを含む。配線部2および駆動部3の固定箇所は、平面部4Bの下面でも良い。基体4の材質には、金属またはプラスチック、あるいはそれらの組み合わせを用いることができる。基体4に対して、表示部1、配線部2および駆動部3が、図示しない接着剤、片面粘着テープ、両面粘着テープ、ネジ等によって固定される。基体4の屈曲部4Cは、一定の曲率半径以上に保たれており、フレキシブルな配線部2を基体4に沿うように貼り付けても、一定の曲率半径以上が保たれ、折り曲げによる配線抵抗の上昇を抑えられる。図7の(a)では基体4の正面部分が上下方向にカーブした形状となっており、フレキシブルな表示部1を基体4に沿わせることで、表示部1をカーブさせる。

基体4は、図1〜4に示すような引掛け部6を有しておらず、また、磁石7を有していないが、ネジ等で棚板5に固定できる(この場合、棚板5が磁性金属である必要はない)。

また、本発明の他の実施の形態は、これまで述べてきた表示パネルを複数個用い、隣接する2つの表示パネル同士を、一方の表示パネルに接続された配線部(ゲート配線)の上に、他方の表示パネルの表示部左辺または右辺が重なるように並べて構成される、大型表示パネルである。

大型表示パネルを構成するための表示パネル2種を、図8および図9に示す。表示部1は実際に表示される領域幅Aの他に、非表示領域幅B、Cを有する。表示パネルは、表示部1の上辺または下辺から伸びるソース配線の他に、表示部1の右辺または左辺から伸びて上方または下方にカーブするゲート配線があるため、このゲート配線がある方の非表示領域Cは、ない方の非表示領域Bよりも大きい。

図8に示すパネル11と、図9に示すパネル12との組み合わせによって、大型表示パネルが構成される。図8のようにパネル11は、基体4の幅Dが、A+B+Cとほぼ等しい。表示部1は、全体が基体4に固定される。

一方、図9に示すパネル12は、基体4の幅EがA+Bとほぼ等しい。表示部1の大部分は基体4に固定されるが、一部は固定されていない。

これらを用いた大型表示パネルを、図10に示す。表示パネルをN個組み合わせた大型表示パネルを作る場合、1個のパネル11と、(N−1)個のパネル12とを使用する。まずパネル11を用意し(図10の(a))、パネル11の非表示領域幅Cを隠すように、パネル12を重ねる(図10の(b))。さらにパネル12の非表示領域幅Cを隠すように、別のパネル12を重ねる(図10の(c))。同様に繰り返すことで、表示パネルをN個用いた大型表示パネルとすることができる。また、このようにすることで、複数の表示パネル間の非表示領域は領域幅Bだけになり、ほぼ連続した表示パネルとみなすことができる。特に非表示領域幅Bが1画素の大きさに比べて小さい場合、完全に連続した表示パネルとみなすことができる。

複数の基体4は、他の単一の接続部品により接続してもよいし、基体4自体が基体4同士を接合できるしくみを有していてもよい。図11〜図13には、大型表示パネルの接続例を示す。例えば図11の(a)に示すように、複数の基体4を接続部品8に差し込んで接続することができる。あるいは図11の(b)に示すように、複数の基体4を接続部品8にネジ留めして接続することができる。図12に示すように、基体4に設けた凹凸溝を嵌合させることで、基体4同士を接続することができる。

各表示パネルの基体4が引掛け部6を有する場合、全ての表示パネルが引掛け部6を有することが望ましいが、一部の表示パネルだけでもよい。磁石7は、各基体4に設ける代わりに、接続部品8に設けてもよい。

あるいは図13に示すように、棚板5の下に基体4を挿入可能な受け部9を設け、各表示パネルの基体4を挿し込んで固定してもよい。

このような大型表示パネルでは、各表示部1が棚板5の正面全体にわたって、例えば棚板5と等幅の、大型表示パネルとしての表示部を形成するため、各商品の設置幅に合わせて表示を自由に区切ることができ、商品種の数に依って電子棚札の数を増減させる必要がないという利点がある。

なお、本発明において、配線部2がフレキシブルであることが好ましく、表示部1をカーブさせる構成においては表示部1もフレキシブルであることが好ましい。また、大型表示パネルを形成するために、表示部1は厚さが薄いことが好ましい。そのため、表示部1としては、ポリマー分散液晶や、電気泳動ディスプレイが適している。ポリマー分散液晶や電気泳動ディスプレイは、プラスチック基材を用いて作製することができ、フレキシブルで薄いディスプレイとすることができる。

基体4としては、構造を保つための強度を持ちつつ、軽さも重要である。そのため、アルミを主体とする金属や、樹脂が好適である。全体を射出成型の樹脂とする、アルミ板を曲げて作製する、アルミ板を曲げたものに樹脂を接着あるいはネジ留めする等が好適である。

本発明の表示パネルは、駆動部3を表示部1裏に内蔵せず、棚の下に設けたので、表示部1の厚さを薄く、高さを低く抑えることができる。そのため、情報を表示しつつ、商品も見え易い表示パネルとすることができる。また、外れにくく落として壊れにくい表示パネルとすることができる。さらに、表示部1の幅を長く連結することが可能であり、表示領域を棚板の幅全体に伸ばすことにより、品種の数と同じ数の個別の表示パネルを設置することなく、商品の設置幅に応じた表示が可能となり、スッキリした表示ができる。

次に、具体的な実施例について説明する。 図1に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間にポリマー分散液晶を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは20mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上のITO電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板(2F)をドライバIC(2C)にACF圧着して配線部2とした。厚さ1mmのアルミニウム板を折り曲げて基体4とし、磁石7を基体4に接着剤で固定した。屈曲部4Cの曲率半径を5mmとした。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の屈曲部4Cに沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4の引掛け部6を棚板5の正面の上辺に引掛け、磁石7を棚板5の下面に取り付けることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。

図2に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に有機半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間に電気泳動体を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは20mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上の電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板2FをドライバIC(2C)にACF圧着して配線部2とした。厚さ1mmのアルミニウム板を折り曲げ、正面に蒲鉾形の樹脂部品を接着して基体4とし、さらに磁石7を基体4に接着剤で固定した。屈曲部4Cの曲率半径を2mmとし、蒲鉾形の樹脂部品の中央部の厚さを1mmとした。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の屈曲部4Cに沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4の引掛け部6を棚板5の正面の上辺に引掛け、磁石7を棚板5の下面に取り付けることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。また、表示部がカーブしているので、やさしい印象を与えることができた。

図3に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に有機半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間に電気泳動体を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは20mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上の電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板2FをドライバICにACF圧着して配線部2とした。厚さ1mmのアルミニウム板を折り曲げて基体4とし、磁石7を基体4に接着剤で固定した。屈曲部4Cの曲率半径を2mmとし、正面と下面との角度を110°とした。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の屈曲部4Cに沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4の引掛け部6を棚板5の正面の上辺に引掛け、磁石7を棚板5の下面に取り付けることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。また、表示部がやや上を向いているので、表示が見やすくなった。

図4に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に有機半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間に電気泳動体を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは20mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上の電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板2FをドライバIC(2C)にACF圧着して配線部2とした。厚さ1mmのアルミニウム板を折り曲げ、正面に蒲鉾形の樹脂部品を接着して基体4とし、さらに磁石7を基体4に接着剤で固定した。屈曲部4Cの曲率半径を2mmとし、正面と下面との角度を110°とし、蒲鉾形の樹脂部品の中央部の厚さを1mmとした。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の屈曲部4Cに沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4の引掛け部6を棚板5の正面の上辺に引掛け、磁石7を棚板5の下面に取り付けることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。また、表示部がやや上を向いているので、表示が見やすくなった。さらに、表示部がカーブしているので、やさしい印象を与えることができた。

図5に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に有機半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間に電気泳動体を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは15mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上の電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板2FをドライバICにACF圧着して配線部2とした。厚さ1mmのアルミニウム板を折り曲げ、正面に蒲鉾形の樹脂部品を接着して基体4とした。屈曲部4Cの曲率半径を1mmとし、正面と下面との角度を120°とし、蒲鉾形の樹脂部品の中央部の厚さを1mmとした。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の屈曲部4Cに沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4を棚板5にネジ留めすることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。また、表示部がやや上を向いているので、表示が見やすくなった。さらに、表示部がカーブしているので、やさしい印象を与えることができた。

図6に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に有機半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間に電気泳動体を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは15mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上の電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板2FをドライバICにACF圧着して配線部2とした。別途、樹脂を射出成型して基体4とした。屈曲部4Cの曲率半径が1mm、正面と下面との角度が120°、正面の曲率半径が70mmである。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の屈曲部4Cに沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4を棚板5にネジ留めすることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。また、表示部がやや上を向いているので、表示が見やすくなった。さらに、表示部がカーブしているので、やさしい印象を与えることができた。

図7に示す表示パネルを作製した。まず、PEN基板上に有機半導体を用いた薄膜トランジスタアレイを形成し、透明電極を有するPET基板との間に電気泳動体を挟んで表示部1を形成した。表示部1の縦方向の長さは15mmである。表示部1から伸びた配線2Bは、PEN基板およびその上の電極であり、ドライバIC(2C)をACF圧着し、フレキシブルプリント基板2FをドライバIC(2C)にACF圧着して配線部2とした。 厚さ1mmのアルミニウム板を折り曲げ、正面に蒲鉾形の樹脂部品を接着して基体4とした。屈曲部4Cの曲率半径を1mmとし、正面と下面との角度を95°とし、蒲鉾形の樹脂部品の中央部の厚さを1mmとした。表示部1を基体4の正面部4Aに貼り付け、配線部2を基体4の正面から裏面、さらに屈曲部4Cの内側に沿って貼り付け、駆動部3を基体4の平面部4Bにネジ留めし、フレキシブルプリント基板2Fの先端を駆動部3のコネクタに接続した。基体4を棚板5にネジ留めすることで、表示パネルを棚板5に設置した。

こうして作製した表示パネルは、表示部1および基体正面部4Aの厚さが薄くて、高さが棚板5の厚さと同程度に低いので、棚板5上の商品を見易くすることができた。また、表示部がやや上を向いているので、表示が見やすくなった。さらに、表示部がカーブしているので、やさしい印象を与えることができた。

実施例4の方法で、図8に示す表示パネル11を1個と、図9に示す表示パネル12を2個とを作製した。A=100mm、B=1mm、C=15mm、D=116mm、E=101mmとした。

次に、図10のように組合せることで、全幅318mmの大型表示パネルとした。さらに、図11の(b)のように磁石7付きの接続部品8(アルミニウム製)に各基体をネジ留めし、引掛け部6を棚板5の正面上辺に引掛け、磁石7を棚板5の下面に取り付けて、棚板5に固定した。

各商品の設置幅に合わせて表示を自由に区切ることで、商品種の数に依って電子棚札の数を増減させる必要がなくなった。

本発明は、液晶ディスプレイ(LCD)や電子ペーパーなどを用いた電子棚札などの表示パネルに利用可能である。

1 表示部 2 配線部 2B 単純配線部 2BG ゲート配線 2BS ソース配線 2C IC 2F フレキシブルプリント基板 3 駆動部 4 基体 4A 正面部 4B 平面部 4C 屈曲部 5 棚板 6 引掛け部 7 磁石 8 接続部品 9 受け部 10 ネジ 11 パネル 12 パネル 20 従来の電子棚札 21 商品

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