透明ディスプレイ装置

申请号 JP2016572219 申请日 2015-02-06 公开(公告)号 JP2017513069A 公开(公告)日 2017-05-25
申请人 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド; エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド; 发明人 チョンミン パク; チョンミン パク; チェホ アン; チェホ アン; ヒョンチュン キム; ヒョンチュン キム;
摘要 【課題】所定の製品に取り付けられて、製品内の物品情報及び広告などをディスプレイする透明ディスプレイ装置を提供する。【解決手段】開口部を有するフレームと、開口部に配置される透明ディスプレイパネルと、フレーム領域に配置されて、透明ディスプレイパネルを制御する制御モジュールとを備え、透明ディスプレイパネル及び制御モジュールが配置されるフレームは、所定の製品の前面をカバーするように装着されて所定の製品のドア部を形成し、且つ、所定の製品の内部開閉時に回動することができる。【選択図】図1B
权利要求
  • 開口部を有するフレームと、
    前記開口部に配置された透明ディスプレイパネルと、
    前記フレーム領域に配置されて前記透明ディスプレイパネルを制御する制御モジュールとを備え、
    前記透明ディスプレイパネル及び前記制御モジュールが配置されるフレームは、
    所定の製品の前面をカバーするように装着されて前記所定の製品のドア部を形成し、且つ、前記所定の製品の内部開閉時に回動する、透明ディスプレイ装置。
  • 前記フレームは、
    第1開口部を有する前面ドアフレームと、
    第2開口部を有し、前記前面ドアフレームに連結される後面ドアフレームとを備える、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記第1開口部及び前記第2開口部の面積は互いに異なる、請求項2に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記前面ドアフレームは前記後面ドアフレームの方向に延長され且つ前記後面ドアフレームに結合される延長フレームを有し、
    前記延長フレームは接続配線が通る配線空間が形成される、請求項2に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記後面ドアフレームは前記所定の製品の方向に配置される緩衝部材と結合される、請求項2に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記後面ドアフレームは前記第2開口部に対向する一端の領域に配置される少なくとも一つの光源モジュールを有する、請求項2に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記透明ディスプレイパネルの前面から第1間隔をおいて配置される第1透明カバーと、
    前記透明ディスプレイパネルの後面から第2間隔をおいて配置される第2透明カバーとをさらに備える、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記第1間隔及び前記第2間隔は互いに異なる、請求項7に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記第1透明カバー及び前記第2透明カバーの周縁領域には、前記第1透明カバー及び前記第2透明カバー間の間隔と、前記第1透明カバー及び前記透明ディスプレイパネル間の間隔とを制御する第1スペーサが配置され、
    前記第2透明カバーの周縁領域には、前記第2透明カバー及び前記透明ディスプレイパネル間の間隔を制御する第2スペーサが配置される、請求項7に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは、
    外部装置から信号を受信する第1インターフェース部と、
    遠隔制御装置から信号を受信する第2インターフェース部と、
    前記第1インターフェース部及び前記第2インターフェース部から受信される信号によって前記透明ディスプレイパネルを制御する制御部とを備える、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは前記制御部で処理された音声信号を出力するオーディオ出力部をさらに備える、請求項10に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは前記所定の製品の内部開放のために前記フレームが回動する際に前記透明ディスプレイパネルの輝度を制御する、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは前記所定の製品の内部に保管される物品に関する情報が表示されるように前記透明ディスプレイパネルを制御する、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは光が透過する透過領域及び前記光が透過しない不透過領域が同時に表示されるように前記透明ディスプレイパネルを制御する、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは前記所定の製品の内部に保管される物品に関する情報が前記不透過領域に表示されるように前記透明ディスプレイパネルを制御する、請求項14に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記制御モジュールは前記所定の製品の内部に保管される物品のうち前記透過領域を通して見える物品に関する情報が前記不透過領域に表示されるように前記透明ディスプレイパネルを制御する、請求項14に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記透明ディスプレイパネル及び前記制御モジュールに電源を供給する電源部を有するカバー部をさらに備える、請求項1に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記カバー部は前記フレームから一定間隔をおいて配置され且つ前記所定の製品の下端部に装着される、請求項17に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記カバー部は前記所定の製品の内部開閉のために前記フレームが回動する際に前記所定の製品の下端部に固定されている、請求項17に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 前記カバー部は前記制御部で処理された音声信号を出力するオーディオ出力部をさらに備える、請求項17に記載の透明ディスプレイ装置。
  • 说明书全文

    本発明は、透明ディスプレイ装置に関し、特に、所定の製品に取り付けられて、当該製品内の物品情報及び広告などを表示する透明ディスプレイ装置に関する。

    電子技術の発展に伴って様々なディスプレイ装置が開発されている。 CRT、LCD、PDP、及びOLED等のように様々なディスプレイ部品を含むディスプレイ装置が使用されてきている。

    しかしながら、既存のディスプレイ装置は、ディスプレイ部が配置されている一方向からしか視聴できないという限界があった。

    このような限界を克服するために、透明ディスプレイ装置に関する研究が行われている。

    透明ディスプレイ装置は、ディスプレイ部が透明になっているため、ユーザがディスプレイ部に表示されるコンテンツの他、ディスプレイ部の後面における被写体も見ることができるという長所がある。

    また、ユーザの他に、ユーザの反対側に位置している第3者も、ディスプレイ部に表示されるコンテンツを鑑賞することができるという長所がある。

    しかしながら、透明ディスプレイ装置に関する研究は、ハードウェア開発に集中しているだけであって、その活用方法及びコンテンツ開発に関する研究は不十分な実情にある。

    したがって、所定の製品に取り付けられてドア部の役割を担うと同時に、製品内の物品情報及び広告などをディスプレイするなどの様々な機能を果たすことができる透明ディスプレイ装置の開発が望まれる。

    本発明の一実施例が解決しようとする技術的課題は、透明ディスプレイパネル及び制御モジュールが配置されるフレームを、所定の製品の前面をカバーするように装着することによって、製品の内部開閉時に回動してドア部の役割を担うと同時に、製品内の物品情報及び広告などをディスプレイするなどの様々な機能を果たすことができる透明ディスプレイ装置を提供することにある。

    本発明で解決しようとする技術的課題は、上記に言及した技術的課題に制限されず、言及していない別の技術的課題は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。

    本発明の一実施例に係る透明ディスプレイ装置は、開口部を有するフレームと、開口部に配置される透明ディスプレイパネルと、フレーム領域に配置されて、透明ディスプレイパネルを制御する制御モジュールとを備え、透明ディスプレイパネル及び制御モジュールが配置されるフレームは、所定の製品の前面をカバーするように装着されて所定の製品のドア部を形成し、且つ、所定の製品の内部開閉時に回動することができる。

    ここで、フレームは、第1開口部を有する前面ドアフレームと、第2開口部を有し前面ドアフレームに連結される後面ドアフレームとを有することができる。

    そして、本発明は、透明ディスプレイパネルの前面から第1間隔をおいて配置される第1透明カバーと、透明ディスプレイパネルの後面から第2間隔をおいて配置される第2透明カバーとをさらに備え、第1透明カバー及び第2透明カバーの周縁領域には、第1透明カバー及び第2透明カバー間の間隔と、第1透明カバー及び透明ディスプレイパネル間の間隔とを制御する第1スペーサが配置され、第2透明カバーの周縁領域には、第2透明カバー及び透明ディスプレイパネル間の間隔を制御する第2スペーサが配置されてもよい。

    また、制御モジュールは、外部装置から信号を受信する第1インターフェース部と、遠隔制御装置から信号を受信する第2インターフェース部と、第1インターフェース部及び第2インターフェース部から受信される信号によって透明ディスプレイパネルを制御する制御部とを備えることができる。

    本発明から得られる技術的解決手段は、以上に言及した解決手段に制限されず、言及していない別の解決手段は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。

    本発明の一実施例によれば、透明ディスプレイパネル及び制御モジュールが配置されるフレームを、所定の製品の前面をカバーするように装着することによって、製品の内部開閉時に回動してドア部の役割を担うと同時に、製品内の物品情報及び広告などを表示するなどの様々な機能を果たすことが可能になる。

    また、本発明は、制御モジュールと光源モジュールとを透明カバー部の外側に配置することによって、回路部品の交換及び修理がしやすく、量産が可能であるという効果がある。

    そして、本発明は、偏光板及び導光板が省かれた透明ディスプレイパネルを使用することによって、軽くて設置がしやすく、製造コストを低減できるという効果がある。

    また、本発明は、外部装置及び遠隔制御装置に接続されるインターフェース部を配置することによって、外部装置から受信される様々なコンテンツを表示し、遠隔制御装置から受信される制御信号によって輝度を制御することができ、ユーザの利便性を増大させることができるという効果がある。

    そして、本発明は、オーディオ出部を配置することによって、透明ディスプレイパネルに表示されるコンテンツ映像に関する音響を提供することによって、物品の広告及び広報に卓越した効果がある。

    したがって、本発明は、広告コンテンツと共に飲料のような製品内部の物品を表示することによって、消費者の目を引き、購買欲求を高めることができる。

    本発明から得られる効果は、以上に言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明らかになるであろう。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着される所定の製品を示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着される所定の製品を示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着される所定の製品を示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置の分解図である。

    図2の断面図である。

    図2の前面ドアフレームと後面ドアフレームを示す図である。

    図2の前面ドアフレーム、後面ドアフレーム及び緩衝部材の結合過程を示す図である。

    図2の光源モジュールの配置過程を示す図である。

    図2の光源モジュールの長さを示す図である。

    図2の第1及び第2透明カバーの配置を示す図である。

    図2の第1及び第2スペーサを示す図である。

    図2の制御モジュールの配置を示す図である。

    図2の制御モジュールを示すブロック構成図である。

    図2の制御モジュールの配線接続を示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着されたクーラーを示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着されたクーラーを示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着されたクーラーを示す図である。

    本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着されたクーラーを示す図である。

    以下、図面を参照して、本発明をより詳しく説明する。

    以下の説明で使われる構成要素における接尾語「モジュール」及び「部」は、単に本明細書の作成の容易さを考慮して与えられるものであり、「モジュール」及び「部」は同じ意味で使われてもよい。

    なお、以下、添付の図面及び添付の図面に記載された内容を参照して本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明が実施例によって制限又は限定されるものではない。

    本明細書で使われる用語については、本発明における機能を考慮するとともに、可能な限り現在広く使われている一般的な用語を選択したが、これは、当該分野に従事する技術者の意図、慣例又は新しい技術の出現などによって変更されてもよい。 また、特定の場合には、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合には、該当する発明の説明箇所においてその意味を記載するものとする。 したがって、本明細書で使われる用語は、単なる用語の名称ではなく、その用語が持つ実質的な意味と本明細書全般の内容に基づいて解釈されなければならないことは明らかである。

    一方、本明細書及び/又は図面に記述された内容は、本発明に係る好適な一実施例であり、これに限定されず、本発明の権利範囲は特許請求の範囲から決定されなければならない。

    以下、本明細書でいう透明ディスプレイ装置は、例えば、データ(data)、コンテンツ(content)、サービス(service)、アプリケーション(application)などの送信、受信、処理及び出力のうち少なくとも一つを行うデバイスであればいずれも含むことができる。 透明ディスプレイ装置は、有/無線ネットワーク(wire/wireless network)を介して他のデジタルデバイス、外部サーバー(external server)などとペアリング又は接続(pairing or connecting)(以下、「ペアリング」という。)可能であり、これによって所定のデータを送受信することができる。 このとき、必要によって、上記データはその送受信前に適切に変換(converting)されてもよい。 上記デジタルデバイスは、例えば、ネットワークTV(Network TV)、HBBTV(Hybrid Broadcast Broadband TV)、スマートTV(Smart TV)、IPTV(Internet Protocol TV)、PC(Personal Computer)などのような固定型デバイス(standing device)も、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン(Smart Phone)、タブレットPC(Tablet PC)、ノートパソコン(Notebook)などのようなモバイルデバイス(mobile device又はhandheld device)も含むことができる。

    一方、本明細書でいう有/無線ネットワークとは、透明ディスプレイ装置とデジタルデバイス間、又は透明ディスプレイ装置と外部サーバー間でペアリング及び/又はデータ送受信のために様々な通信規格又はプロトコルを支援する通信ネットワークの総称である。 このような有/無線ネットワークは、規格によって現在又は将来に支援される通信ネットワークのいずれをも含み、そのための1つ又はそれ以上の通信プロトコルを全て支援することができる。 このような有/無線ネットワークは、例えば、USB(Universal Serial Bus)、CVBS(Composite Video Banking Sync)、コンポーネント(Component)、S−ビデオ(アナログ)、DVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)、RGB、D−SUBのような有線接続のためのネットワークとそのための通信規格又はプロトコルと、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(IrDA:infrared Data Association)、UWB(� �ltra Wideband)、ジグビー(ZigBee)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)、LTE/LTE−A(Long Term Evolution/LTE−Advanced)、Wi−Fiダイレクト(direct)のような無線接続のためのネットワークとそのための通信規格又はプロトコルによって構成することができる。

    なお、本明細書で単に透明ディスプレイ装置と命名する場合、これは、文脈によって固定型デバイス又はモバイルデバイスのいずれかを含む意味であってもよく、特に言及しない限り、両者を含む意味であってもよい。

    一方、透明ディスプレイ装置は、例えば、放送受信機能、コンピュータ機能及び少なくとも一つの外部入力などを支援する知能型デバイスであり、上述した有/無線ネットワークを介して電子メール(e−mail)、ウェブブラウジング(web browsing)、バンキング(banking)、ゲーム(game)、アプリケーション(application)などを支援することができる。 また、上記デジタルデバイスは、手書き方式の入力デバイス、タッチ−スクリーン(touch−screen)、空間リモコンなどを含む少なくとも一つの入力又は制御手段(以下、「入力手段」という。)を支援するためのインターフェース(interface)を具備することができる。

    なお、透明ディスプレイ装置は、標準化された汎用OS(Operating System)を利用することができるが、特に、本明細書でいう透明ディスプレイ装置は、Web OSを利用することを一実施例とする。 したがって、透明ディスプレイ装置は、汎用のOSカーネル(OS kernel)又はLinux(登録商標)カーネル(Linux(登録商標) kernel)上に様々なサービスやアプリケーションを追加(adding)、削除(deleting)、修正(amending)、アップデート(updating)するなどの処理が可能であり、これによって、よりユーザフレンドリーな(user−friendly)環境を作って提供することができる。

    一方、上述した透明ディスプレイ装置は外部入力を受信して処理することができるが、このとき、外部入力は、外部入力デバイス、すなわち、上述した透明ディスプレイ装置と有/無線ネットワークを介して接続されてデータを送受信して処理できるあらゆる入力手段又はデジタルデバイスを含む。 例えば、外部入力としては、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、プレイステーション(playstation)やエックス−ボックス(X−Box)などのようなゲームデバイス(game device)、スマートフォン、タブレットPC、ポケットフォト(pocket photo)などのようなプリント器(printing device)、スマートTV、ブルーレイデバイス(Blu−ray(登録商標) device)などのようなデジタルデバイスを含む。

    以下、添付の図面を参照して、本発明をより詳しく説明する。

    図1A乃至図1Cは、本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着される所定の製品を示す図であり、図1Aは、透明ディスプレイ装置が前面に装着された所定の製品を示し、図1Bは、透明ディスプレイ装置が分離された所定の製品を示し、図1Cは、透明ディスプレイ装置の回動によって開放された所定の製品を示している。

    図1A乃至図1Cに示すように、本発明に係る透明ディスプレイ装置20は、所定の製品10の前面部に装着されて、所定の製品10のドア部として機能することができる。

    ここで、所定の製品10は、クーラー(cooler)などのような冷蔵保管装置としたが、これに限定されず、様々な物品を保管できる保管装置であってもよく、デジタルサイネージであってもよい。

    そして、透明ディスプレイ装置20は、所定の映像26を画面に表示する透明ディスプレイパネル24、及び透明ディスプレイパネル24の周辺を支持するフレーム22を備えることができる。

    また、透明ディスプレイ装置20は、電源を供給する電源部を有することができ、電源部は、所定の製品10の下端に位置するカバー部30内に配置することができる。

    ここで、フレーム22と透明ディスプレイパネル24とを有する透明ディスプレイ装置20は、製品10の一端に取り付けられたヒンジによって回動することができる。

    これによって、透明ディスプレイ装置20のフレーム22及び透明ディスプレイパネル24は回動し、透明ディスプレイ装置20の電源部は回動しないように固定することができる。

    場合によって、透明ディスプレイ装置20の電源部も、配置される場所によりフレーム22及び透明ディスプレイパネル24と共に回動してもよい。

    一例として、透明ディスプレイ装置20は、開口部を有するフレーム(frame)22、開口部に配置される透明ディスプレイパネル24、及びフレーム領域に配置されて、透明ディスプレイパネル24を制御する制御モジュールを備えることができる。

    ここで、透明ディスプレイパネル24及び制御モジュールが配置されるフレーム22は、所定の製品10の前面(front surface)をカバーするように装着され、所定の製品10のドア部を構成することができる。

    また、透明ディスプレイパネル24及び制御モジュールが配置されるフレーム22は、所定の製品10の内部開閉の際に回動することができる。

    ここで、製品10の内部空間12では、棚16上に様々な物品14を展示することができ、透明ディスプレイパネル24には、製品10の内部に保管される物品14に関する情報を表示することができる。

    そして、透明ディスプレイパネル24は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display、LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor−liquid crystal display、TFT LCD)、有機発光ダイオード(organic light−emitting diode、OLED)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、3次元ディスプレイ(3D display)のうち少なくとも一つを含むことができるが、これを通して後方が見えるように透明型又は光透過型に構成することができる。

    透明ディスプレイパネル24の代表例には、TOLED(Transparant OLED)などがあり、透明ディスプレイパネル24の後方構造も同様に光透過型構造にすることができる。 このような構造によって、ユーザは、透明ディスプレイパネル24が占める領域を通して、透明ディスプレイ装置の後方に位置している事物を見ることができる。

    透明ディスプレイ装置は、実施形態によって、透明ディスプレイパネル24が2個以上存在してもよい。 例えば、複数の透明ディスプレイパネル24が一つの面に離隔して又は一体として配置されてもよく、又は、個別の面にそれぞれ配置されてもよい。

    また、透明ディスプレイパネル24とタッチセンサーとが、レイヤ構造又は一体型に構成される場合に、透明ディスプレイパネル24は、出力装置の他、入力装置としても用いることができる。

    ここで、タッチセンサーが、例えば、タッチフィルム、タッチシート、タッチパッドなどの形態を有する場合、透明ディスプレイパネル24に積層されてレイヤ構造を形成することもでき、透明ディスプレイパネル24の構成に含まれて一体型になってもよい。

    次に、フレーム22は、前面ドアフレーム(front door frame)及び後面ドアフレームを備えることができる。

    ここで、前面ドアフレームは、第1開口部を有し、後面ドアフレームは、第2開口部を有することができる。 第1開口部及び第2開口部の面積は、互いに異なってもよい。

    一例として、後面ドアフレームの第2開口部の面積は、前面ドアフレームの第1開口部の面積より広くてもよい。

    これは、後面ドアフレームの内部側面に光源モジュールを装着するための内部空間をさらに確保するためである。

    万一、後面ドアフレームの第2開口部の面積が、前面ドアフレームの第1開口部の面積よりも狭いと、後面ドアフレームの内部側面に装着された光源モジュールが外部に露出することがある。 よって、後面ドアフレームの第2開口部の面積が、前面ドアフレームの第1開口部の面積よりも広いことが好ましい。

    また、前面ドアフレームは延長フレームを有することができ、延長フレームは、後面ドアフレームの方向に延長されて後面ドアフレームに結合されてもよい。

    そして、延長フレームには、接続配線が通る配線空間が形成されてもよい。

    延長フレームに、接続配線が通る配線空間を形成する理由は、接続配線が、上部に位置する透明ディスプレイパネル24と下部に位置する制御モジュールとを電気的に接続するためである。

    続いて、後面ドアフレームは、製品10の方向に配置される緩衝部材と結合することができる。

    これは、フレーム22及び製品10間の衝撃による損傷を防止するためである。

    一例として、後面ドアフレームは、製品10の方向に少なくとも一つの結合孔を有することができ、緩衝部材は、後面ドアフレームの方向に結合突起を有することができる。

    ここで、緩衝部材の結合突起は後面ドアフレームの結合孔に挿入されてもよい。

    そして、後面ドアフレームは、第2開口部に対向する一端の領域に配置される少なくとも一つの光源モジュールを有することができる。

    ここで、光源モジュールの長さは、透明ディスプレイパネル24の側面の長さより長くてもよい。

    これは、光源モジュールから発生する光が、透明ディスプレイパネル24及び製品10の内部空間の輝度を決定するからである。

    万一、光源モジュールの長さが、透明ディスプレイパネルの側面の長さよりも短いと、透明ディスプレイパネル24及び製品10の内部空間の輝度が低下しうる。

    このため、透明ディスプレイパネル24に表示される映像が鮮明でなく、製品10の内部空間に配置される物品14が外部からよく見えないという問題が発生しうる。

    また、透明ディスプレイ装置20は、第1透明カバー及び第2透明カバーをさらに備えることができる。

    ここで、第1透明カバーは、透明ディスプレイパネル24の前面から第1間隔をおいて配置することができ、第2透明カバーは、透明ディスプレイパネル24の後面から第2間隔をおいて配置することができる。

    一例として、第1間隔と第2間隔とは互いに異なってもよく、第1間隔は第2間隔より広くてもよい。

    これは、外部の衝撃から透明ディスプレイパネル24を保護するためである。

    万一、第1間隔が第2間隔よりも狭いと、最も外側に配置される第1透明カバー及び透明ディスプレイパネル24間の間隔が狭くなり、外部の衝撃が透明ディスプレイパネル24に伝達されやすくなり、外部の衝撃によって透明ディスプレイパネル24が損傷しうる。

    また、第1間隔によって、第1透明カバーと透明ディスプレイパネル24の前面との間には第1エアギャップ(air gap)が形成され、第2間隔によって、第2透明カバーと透明ディスプレイパネル24の後面との間には第2エアギャップが形成されてもよい。

    これは、透明ディスプレイパネル24と第1透明カバー及び第2透明カバーとの間で温度差による湿気が発生し、透明ディスプレイパネル24に悪影響が及ぼされることがあり、透明ディスプレイパネル24の寿命を低下させうるからである。

    場合によって、フレーム22には、制御モジュールから発生する熱を透明ディスプレイパネル24の後面方向に放出する送風部を配置することもできる。

    ここで、送風部は、制御モジュールの制御信号によって、透明ディスプレイパネル24の後面方向に熱気を流し、エアギャップ中の湿気を除去することができる。

    一例として、フレーム22には、エアギャップ内の湿度をセンシングする湿度センサーを配置することができ、制御モジュールは、湿度センサーのセンシング信号を受信して送風部を制御することができる。

    すなわち、制御モジュールは、エアギャップ内の湿度が高いと、送風部がオンになり、エアギャップ内の湿度が低いと、送風部がオフになるように、送風部を制御することができる。

    したがって、本発明は、湿度によって透明ディスプレイパネル120に及ぶ悪影響を遮断し、寿命を増加させることができる。

    そして、第1透明カバー及び第2透明カバーは、互いに異なる材質で形成することができる。

    ここで、第1透明カバーは全面強化ガラス材質とし、第2透明カバーは後面断熱材質とすることができる。

    これは、第1透明カバーは、最も外側に位置することから、外部の衝撃を遮断しなければならないからであり、第2透明カバーは、クーラーのような製品10の内部へ外部熱が侵入することを防止しなければならないからである。

    場合によって、第1透明カバー及び第2透明カバーは、それらの役割によって、様々な材質とすることもできる。

    そして、透明カバーの前面には、無反射(AR)コーティング膜を形成することができる。

    これは、外部の光が透明カバーへ反射される場合、透明ディスプレイパネル24で表示される映像の輝度及びコントラストが低下しうるからである。

    また、第1透明カバー及び第2透明カバーの周縁領域は、フレーム22に接着することができる。

    また、第1透明カバー及び第2透明カバーの周縁領域には、第1スペーサ(spacer)及び第2スペーサを配置することができる。

    ここで、第1スペーサは、第1透明カバー及び第2透明カバー間の間隔と、第1透明カバー及び透明ディスプレイパネル24間の間隔とを制御することができる。

    そして、第2スペーサは、第2透明カバー及び透明ディスプレイパネル24間の間隔を制御することができる。

    一例として、第1スペーサは、第1支持バー及び第2支持バー、第1連結バー及び第2連結バーを備えることができる。

    ここで、第1支持バーは、第1透明カバー及び第2透明カバー間の間隔を制御し、第2支持バーは、第1透明カバー及び透明ディスプレイパネル24間の間隔を制御することができる。

    そして、第1連結バーは、第1支持バーの一端と第2支持バーの一端とを連結させ、第1透明カバーの周縁領域に接触することができる。 第2連結バーは、第1支持バーの他端に連結されて、第2透明カバーの周縁領域に接触することができる。

    また、制御モジュールは、第1透明カバー及び第2透明カバーの外側に位置するフレーム22の領域に配置されるが、外部表面にコンフォーマルコーティング膜が形成されてもよい。

    これは、第1透明カバー及び第2透明カバーの外側に位置するフレーム22領域に配置されると、制御モジュールに含まれる回路部品の修理及び交換が容易になるからであり、外部表面にコンフォーマルコーティング膜が形成されると、冷蔵環境で温度及び湿度によって発生する損傷を防止できるからである。

    一例として、制御モジュールは、外部装置から信号を受信する第1インターフェース部、遠隔制御装置から信号を受信する第2インターフェース部、及び第1インターフェース部及び第2インターフェース部から受信される信号によって透明ディスプレイパネル24を制御する制御部を備えることができる。

    ここで、第1インターフェース部は、外部装置と透明ディスプレイ装置20とを接続させることができる。

    ここで、第1インターフェース部は、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(Blu−ray(登録商標))、ゲーム機器、カメラ、キャムコーダ、コンピュータ(ノートパソコン)などのような外部装置に有/無線で接続することができる。

    そして、第1インターフェース部は、接続された外部装置を通して外部から入力される映像、音声又はデータ信号を、透明ディスプレイ装置20の制御モジュールに伝達することができ、また、制御モジュールで処理された映像、音声又はデータ信号を、接続された外部装置に出力することもできる。

    そのために、第1インターフェース部は、AV入出力部(図示せず)又は無線通信部(図示せず)を備えることもできる。

    ここで、AV入出力部は、外部装置の映像及び音声信号を透明ディスプレイ装置20に入力できるように、USB端子、CVBS(Composite Video Banking Sync)端子、コンポーネント端子、S−ビデオ端子(アナログ)、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子、RGB端子、D−SUB端子などを含むことができる。

    そして、無線通信部は、他の電子機器と近距離無線通信を実行することができる。

    透明ディスプレイ装置20は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(IrDA、infrared Data Association)、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)、DLNA(Digital Living Network Alliance)などの通信規格に基づいて他の電子機器とネットワーク接続することができる。

    また、第2インターフェース部は、ユーザが入力した信号を制御モジュールに伝達したり、制御モジュールからの信号をユーザに伝達することができる。

    例えば、第2インターフェース部は、RF(Radio Frequency)通信方式、赤外線(IR)通信方式などの様々な通信方式によって、遠隔制御装置から電源オン/オフ、画面設定などの制御信号、及び遠隔制御装置を介して入力されたジェスチャ及び音声に関する情報を受信して処理したり、制御モジュールからの制御信号を遠隔制御装置に送信するように処理することができる。

    また、例えば、第2インターフェース部は、電源キー、ボリュームキー、設定キーなどのローカルキー(図示せず)から入力される制御信号を制御モジュールに伝達することができる。

    そして、遠隔制御装置は、ユーザ入力を第2インターフェース部に送信するためのものであり、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RF(Radio Frequency)通信、赤外線(IR)通信、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)方式などを用いることができる。

    また、遠隔制御装置は、第2インターフェース部から出力した映像、音声又はデータ信号などを受信し、それを遠隔制御装置で表示したり、音声又は振動を出力することもできる。

    場合によって、制御モジュールは、有/無線ネットワークと接続するための第3インターフェース部をさらに備えることもできる。

    ここで、第3インターフェース部は、様々なセットトップボックスと上述した各種の端子のうち少なくとも一つを介して接続して、セットトップボックスと入力/出力動作を実行することもできる。

    そして、第3インターフェース部は、透明ディスプレイ装置20をインターネットを含む有/無線ネットワークと接続するためのインターフェースを提供することができる。 第3インターフェース部は、有線ネットワークとの接続のために、例えば、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))端子などを具備することができ、無線ネットワークとの接続のために、例えば、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)等の通信規格などを用いることができる。

    続いて、第3インターフェース部は、接続されたネットワーク又は接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを介して、他のユーザ又は他の電子機器とデータを送信又は受信することができる。

    他の場合として、制御モジュールは、制御部で処理された音声信号を出力するオーディオ出力部をさらに備えることもできる。

    ここで、オーディオ出力部は、制御モジュールで音声処理された信号、例えば、ステレオ信号、3.1チャネル信号又は5.1チャネル信号を受信して音声として出力することができる。 オーディオ出力部は、様々な形態のスピーカーとして具現することができる。

    また、制御モジュールは、所定の製品10の内部開放のためにフレーム22が回動する時、透明ディスプレイパネル24の輝度を制御することもできる。

    そして、制御モジュールは、所定の製品10の内部に保管される物品14に関する情報が表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することもできる。

    また、制御モジュールは、光が透過する透過領域と光が透過しない不透過領域とが同時に表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することもできる。

    ここで、制御モジュールは、所定の製品10の内部に保管される物品14に関する情報が、不透過領域に表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することができる。

    場合によって、制御モジュールは、所定の製品10の内部に保管される物品14のうち、透過領域を通して見える物品14に関する情報が、不透過領域に表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することもできる。

    そして、透明ディスプレイ装置20は、透明ディスプレイパネル24及び制御モジュールに電源を供給する電源部を有するカバー部30をさらに備えることもできる。

    ここで、カバー部30は、フレーム22から一定間隔をおいて配置し、所定の製品10の下端部に装着することができる。

    また、カバー部30は、所定の製品10の内部開閉のためにフレーム22が回動する際、所定の製品10の下端部に固定されていてもよい。

    場合によって、カバー部30は、制御部から処理された音声信号を出力するオーディオ出力部をさらに有することができる。

    このように、本発明は、透明ディスプレイパネル及び制御モジュールが配置されるフレームを、所定の製品の前面をカバーするように装着し、製品の内部開閉時に回動してドア部の役割を担うと同時に、製品内の物品情報及び広告などをディスプレイするなどの様々な機能を果たすことができる。

    また、本発明は、制御モジュール及び光源モジュールを透明カバー部の外側に配置することによって、回路部品の交換及び修理がしやすく、量産が可能である。

    そして、本発明は、偏光板及び導光板が省かれた透明ディスプレイパネルを使用することによって、軽くて設置がしやすく、製作コストを低減することができる。

    また、本発明は、外部装置及び遠隔制御装置に接続されるインターフェース部を配置することによって、外部装置から受信される様々なコンテンツを表示し、遠隔制御装置から受信される制御信号によって輝度を制御することができ、ユーザの利便性に優れる。

    そして、本発明は、オーディオ出力部を配置することによって、透明ディスプレイパネルに表示されるコンテンツ映像に関する音響を提供し、物品の広告及び広報効果が卓越する。

    このように、本発明は、広告コンテンツと共に、飲料のような製品内部の物品を見せることによって、消費者の目を引き、購買欲求を高めることができる。

    図2は、本発明に係る透明ディスプレイ装置の分解図であり、図3は、図2の断面図である。

    図2及び図3に示すように、透明ディスプレイ装置20は、フレーム、透明ディスプレイパネル210、制御モジュール260を含むことができる。

    ここで、フレームは開口部を有し、透明ディスプレイパネル210は、フレームの開口部に配置することができる。

    そして、制御モジュール260は、透明ディスプレイパネル210の外郭に位置するフレーム領域に配置されて、透明ディスプレイパネル210を制御することができる。

    また、透明ディスプレイパネル210及び制御モジュール260が配置されるフレームは、所定の製品の前面(front surface)をカバーするように装着されて、所定の製品のドア部を形成し、所定の製品の内部開閉時に回動することができる。

    また、フレームは、前面ドアフレーム(front door frame)220及び後面ドアフレーム230を有することができる。

    ここで、前面ドアフレーム220は、左側フレーム222、右側フレーム224、上側フレーム226、及び下側フレーム228が互いに結合して四形のフレームを形成し、中央部に第1開口部を有することができる。

    そして、後面ドアフレーム230は、中央部に第2開口部を有し、前面ドアフレーム220に連結される。

    このとき、第1開口部及び第2開口部の面積は、互いに異なってもよい。

    一例として、後面ドアフレーム230の第2開口部の面積は、前面ドアフレーム220の第1開口部の面積よりも広くてもよい。

    これは、後面ドアフレーム230の内部側面に光源モジュール250を装着するための内部空間をさらに確保するためである。

    万一、後面ドアフレーム230の第2開口部の面積が、前面ドアフレーム220の第1開口部の面積よりも狭いと、後面ドアフレーム230の内部側面に装着された光源モジュール250が外部に露出されうるため、後面ドアフレーム230の第2開口部の面積が、前面ドアフレーム220の第1開口部の面積よりも広いことが好ましい。

    また、前面ドアフレーム220は、延長フレーム224を有することができ、延長フレーム224は、後面ドアフレーム230の方向に延長されて、後面ドアフレーム230に結合されてもよい。

    そして、延長フレーム224は、接続配線266が通る配線空間222が形成されてもよい。

    ここで、延長フレーム224に、接続配線226が通る配線空間222を形成する理由は、接続配線226が、上部に位置する透明ディスプレイパネル210と下部に位置する制御モジュール260とを電気的に接続させるためである。

    続いて、後面ドアフレーム230は、所定の製品が配置される後方で緩衝部材240と結合されてもよい。

    これは、後面ドアフレーム230と所定の製品間の衝撃による損傷を防止しなければならないからである。

    一例として、後面ドアフレーム230は、後方に少なくとも一つの結合孔が形成され、緩衝部材240は、後面ドアフレーム230の方向に結合突起242が形成されてもよい。

    ここで、緩衝部材240の結合突起242は、後面ドアフレーム230の結合孔に挿入されてもよい。

    そして、後面ドアフレーム230は、第2開口部に対向する一端の領域に配置される少なくとも一つの光源モジュール250を有することができる。

    続いて、前面ドアフレーム220及び後面ドアフレーム230の間には、ヒンジ310、フレームボード340、メインボード262とティーコン(T−Con)264を含む制御モジュール260をカバーするカバーボード320、及びドアバックフレーム330などがさらに配置されてもよい。

    ここで、ヒンジ310は、前面ドアフレーム220の隅領域に配置され、フレームボード340及び制御モジュール260は、前面ドアフレーム220の下側フレーム228に対応して配置されてもよい。

    そして、カバーボード320及びドアバックフレーム330は、前面ドアフレーム220の上側フレーム226及び下側フレーム228にそれぞれ対応して配置されてもよい。

    また、第1透明カバー270は、透明ディスプレイパネル210の前面から第1間隔をおいて配置され、第2透明カバー280は、透明ディスプレイパネル210の後面から第2間隔をおいて配置されてもよい。

    一例として、第1間隔と第2間隔とは互いに異なってもよく、第1間隔は第2間隔よりも広くてもよい。

    これは、外部の衝撃から透明ディスプレイパネル210を保護するためである。

    万一、第1間隔が、第2間隔よりも狭いと、最も外側に配置される第1透明カバー270及び透明ディスプレイパネル210間の間隔が狭くなり、外部の衝撃が透明ディスプレイパネル210に伝達されやすく、外部衝撃によって透明ディスプレイパネル210が損傷しうる。

    また、第1間隔によって、第1透明カバー270と透明ディスプレイパネル210の前面との間には第1エアギャップ(airgap)が形成され、第2間隔によって、第2透明カバー280と透明ディスプレイパネル210の後面との間には第2エアギャップが形成されてもよい。

    これは、透明ディスプレイパネル210と第1透明カバー270及び第2透明カバー280との間で温度差によって湿気が発生して透明ディスプレイパネル210に悪影響を及ぼすことがあり、透明ディスプレイパネル210の寿命を低下させうるからである。

    そして、第1透明カバー270及び第2透明カバー280は、互いに異なる材質で形成されてもよい。

    ここで、第1透明カバー270は、全面強化ガラス材質とし、第2透明カバー280は、後面断熱材質とすることができる。

    これは、第1透明カバー270は最も外側に位置することから、外部の衝撃を遮断しなければならないからであり、第2透明カバー280は、クーラーのような製品の内部に外部熱が侵入することを防止しなければならないからである。

    場合によって、第1透明カバー270及び第2透明カバー280は、それらの役割によって、様々な材質としてもよい。

    そして、第1透明カバー270の前面には、無反射(AR)コーティング膜が形成されてもよい。

    これは、外部の光が透明カバーへ反射される場合、透明ディスプレイパネル210で表示される映像の輝度及びコントラストが低下しうるからである。

    また、第1透明カバー270及び第2透明カバー280の周縁領域は、前面ドアフレーム220及び後面ドアフレーム230に接着されてもよい。

    続いて、第1透明カバー270及び第2透明カバー280の周縁領域には、第1スペーサ(spacer)290と第2スペーサ300が配置されてもよい。

    ここで、第1スペーサ290は、第1透明カバー270及び第2透明カバー280間の間隔と、第1透明カバー270及び透明ディスプレイパネル210間の間隔を制御することができる。

    そして、第2スペーサ300は、第2透明カバー280及び透明ディスプレイパネル210間の間隔を制御することができる。

    図4は、図2の前面ドアフレーム及び後面ドアフレームを示す図である。

    図4に示すように、前面ドアフレーム220は、四角形フレームを形成し、中央部に第1開口部221を有することができる。

    そして、後面ドアフレーム230は、中央部に第2開口部231を有し、前面ドアフレーム220に連結されてもよい。

    このとき、第1開口部221及び第2開口部231の面積は互いに異なってもよい。 後面ドアフレーム230の第2開口部231の面積は、前面ドアフレーム220の第1開口部221の面積よりも広くてもよい。

    これは、後面ドアフレーム230の内部側面に光源モジュールを装着するための内部空間をさらに確保するためである。

    万一、後面ドアフレーム230の第2開口部231の面積が、前面ドアフレーム220の第1開口部221の面積よりも狭いと、後面ドアフレーム230の内部側面に装着された光源モジュールが外部に露出されうるため、後面ドアフレーム230の第2開口部231の面積が、前面ドアフレーム220の第1開口部221の面積よりも広いことが好ましい。

    そして、前面ドアフレーム220の左右側フレームバー220a,220bの幅w1,w2は互いに同一であり、前面ドアフレーム220の上下側フレームバー220c,220dの幅w3,w4も互いに同一である。

    しかし、前面ドアフレーム220の上下側フレームバー220c,220dの幅w3,w4は、前面ドアフレーム220の左右側フレームバー220a,220bの幅w1,w2より広くてもよい。

    これは、前面ドアフレーム220の上下側フレームバー220c,220dの領域に、制御モジュールのような、回路ボードが装着されるためである。

    そして、前面ドアフレーム220の左右側フレームバー220a,220bの領域には、制御モジュールに接続される様々な配線が配置されてもよい。

    また、後面ドアフレーム230の左右側フレームバー230a,230bの幅w11,w12は互いに同一であり、後面ドアフレーム230の上下側フレームバー230c,230dの幅w13,w14も互いに同一である。

    そして、後面ドアフレーム230の左右側フレームバー230a,230bの幅w11,w12と、後面ドアフレーム230の上下側フレームバー230c,230dの幅w13,w14は、互いに同一であってもよい。

    図5は、図2の前面ドアフレーム、後面ドアフレーム及び緩衝部材の結合過程を示す図である。

    図5に示すように、後面ドアフレーム230は、前面ドアフレーム220の後方に結合され、緩衝部材240は、後面ドアフレーム230の後方に結合されてもよい。

    ここで、前面ドアフレーム220は、延長フレーム224を有することができ、延長フレーム224は、後面ドアフレーム230の方向に延長されて、後面ドアフレーム230に結合されてもよい。

    このとき、結合方式は、接着剤による結合であってもよく、ねじによる結合であってもよい。

    そして、延長フレーム224には、接続配線266が通る配線空間222が形成されてもよい。

    続いて、後面ドアフレーム230は緩衝部材240に結合されてもよい。

    これは、後面ドアフレーム230と所定の製品間の衝撃による損傷を防止しなければならないからである。

    ここで、後面ドアフレーム230は、後方に少なくとも一つの結合孔232が形成され、緩衝部材240は、後面ドアフレーム230の方向に結合突起242が形成されてもよい。

    ここで、緩衝部材240の結合突起242は、後面ドアフレーム230の結合孔232に挿入されてもよい。

    図6は、図2の光源モジュールの配置過程を示す図である。

    図6に示すように、光源モジュール250は、後面ドアフレーム230の内側面に配置されてもよい。

    ここで、光源モジュール250は、電極パターンを有する基板251と、基板251上に配置される少なくとも一つの光源252とを有することができる。

    ここで、光源モジュール250の光源252は、上面発光型(top view type)発光ダイオードであってもよい。

    場合によって、光源252は、側面発光型(side view type)発光ダイオードであってもよい。

    そして、基板251は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ガラス、ポリカーボネート(PC)、シリコン(Si)から選ばれるいずれか一物質からなるPCB(Printed Circuit Board)基板であってよく、フィルム状に形成されてもよい。

    また、基板251は、単層PCB、多層PCB、セラミック基板、及びメタルコアPCB等を選択的に使用することができる。

    ここで、基板251には、反射コーティングフィルム及び反射コーティング物質層のいずれかが形成されてもよく、光源252で生成された光を透明ディスプレイパネルに伝送することができる。

    また、光源252は、発光ダイオードチップ(LED chip)であってもよく、発光ダイオードチップは、ブルーLEDチップ又は紫外線LEDチップで構成されたり、又はレッドLEDチップ、グリーンLEDチップ、ブルーLEDチップ、イエローグリーン(Yellow green)LEDチップ、ホワイトLEDチップのうち少なくとも1つ又はそれ以上を組み合わせたパッケージ形態で構成されてもよい。

    そして、ホワイトLEDは、ブルーLED上にイエロー蛍光体(Yellow phosphor)を結合したり、ブルーLED上にレッド蛍光体(Red phosphor)及びグリーン蛍光体(Green phosphor)を同時に使用したりして具現することができ、ブルーLED上に、イエロー蛍光体(Yellow phosphor)、レッド蛍光体(Red phosphor)及びグリーン蛍光体(Green phosphor)を同時に使用して具現することもできる。

    また、光源モジュール250は、後面ドアフレーム230の左右側フレームバー230a,230b、及び後面ドアフレーム230の上下側フレームバー230c,230dの両方に装着されてもよく、場合によって、一部にのみ装着されてもよい。

    一例として、光源モジュール250は、第1光源モジュール250a、第2光源モジュール250b、及び第3光源モジュール250cのうち少なくとも一つであってもよい。

    ここで、第1光源モジュール250aは、後面ドアフレーム230の左側フレームバー230aの内側面に配置され、第2光源モジュール250bは、後面ドアフレーム230の右側フレームバー230bの内側面に配置されてもよい。

    このとき、後面ドアフレーム230の左側フレームバー230aに配置される第1光源モジュール250aと、後面ドアフレーム230の右側フレームバー230bに配置される第2光源モジュール250bとが向かい合ってもよい。

    そして、第3光源モジュール250cは、後面ドアフレーム230の上側フレームバー230cの内側面に配置されてもよい。

    このとき、後面ドアフレーム230の上側フレームバー230cに配置される第3光源モジュール250cは、後面ドアフレーム230の下側フレームバー230dと向かい合ってもよい。

    また、光源モジュール250は、後面ドアフレーム230の側面に沿って一つの基板251が配置され、光源252が同時に駆動されてもよい。

    場合によって、光源モジュール250は、後面ドアフレーム230の側面に沿って、複数の基板251が配置され、各基板251上に配置される光源252が個別に駆動されてもよい。

    図7は、図2の光源モジュールの長さを示す図である。

    図7に示すように、光源モジュール250は、後面ドアフレームの内側面に支持され、透明ディスプレイパネル210の周りに沿って配置されてもよい。

    ここで、光源モジュール250は、電極パターンを有する基板251と、基板251上に配置される少なくとも一つの光源252を有することができる。

    ここで、光源モジュール250の長さは、透明ディスプレイパネル210の側面の長さよりも長くてもよい。

    これは、光源モジュール250から発生する光が、透明ディスプレイパネル210が装着される製品の内部空間の輝度を決定するからである。

    万一、光源モジュール250の長さが、透明ディスプレイパネル210の側面の長さよりも短いと、透明ディスプレイパネル210と製品の内部空間の輝度が低下しうる。

    このため、透明ディスプレイパネル210に表示される映像が鮮明でなく、装着される製品の内部空間に配置される物品が外部からよく見えないという問題が発生しうる。

    一例として、光源モジュール250は、第1光源モジュール250a、第2光源モジュール250b、及び第3光源モジュール250cのうち少なくとも一つであってもよい。

    ここで、第1光源モジュール250aは、透明ディスプレイパネル210の左側周辺に配置され、第2光源モジュール250bは、透明ディスプレイパネル210の右側周辺に配置されてもよい。

    そして、第3光源モジュール250cは、透明ディスプレイパネル210の上側周辺に配置されてもよい。

    ここで、第1光源モジュール250aの長さL1は、透明ディスプレイパネル210の左側の長さL11より短くてもよく、第2光源モジュール250bの長さL2は、透明ディスプレイパネル210の右側の長さL12よりも長くてもよい。

    また、第3光源モジュール250cの長さL3は、透明ディスプレイパネル210の上側の長さL13よりも長くてもよい。

    また、第1光源モジュール250aの長さL1と第2光源モジュール250bの長さL2は、互いに同一であってもよい。

    そして、第3光源モジュール250cの長さL3は、第1光源モジュール250aの長さL1及び第2光源モジュール250bの長さL2より短くてもよい。

    図8は、図2の第1透明カバー及び第2透明カバーの配置を示す図である。

    図8に示すように、透明ディスプレイ装置は、第1透明カバー270及び第2透明カバー280をさらに有することができる。

    ここで、第1透明カバー270は、透明ディスプレイパネル210の前面から第1間隔d1をおいて配置され、第2透明カバー280は、透明ディスプレイパネル210の後面から第2間隔d2をおいて配置されてもよい。

    一例として、第1間隔d1及び第2間隔d2は互いに異なってもよく、第1間隔d1は第2間隔d2より広くてもよい。

    これは、外部の衝撃から透明ディスプレイパネル210を保護するためである。

    万一、第1間隔d1が第2間隔d2よりも狭いと、最も外側に配置される第1透明カバー270及び透明ディスプレイパネル210間の間隔が狭くなり、外部の衝撃が透明ディスプレイパネル210に伝達されやすく、外部衝撃によって透明ディスプレイパネル210が損傷しうる。

    また、第1間隔d1よって、第1透明カバー270と透明ディスプレイパネル210の前面との間には第1エアギャップ(airgap)が形成され、第2間隔d2によって、第2透明カバー280と透明ディスプレイパネル210の後面との間には、第2エアギャップが形成されてもよい。

    これは、透明ディスプレイパネル210と第1透明カバー270及び第2透明カバー280間で温度差による湿気が発生して透明ディスプレイパネル210に悪影響が及ぼされることがあり、透明ディスプレイパネル210の寿命を低下させうるからである。

    そして、第1透明カバー270及び第2透明カバー280は、互いに異なる材質で形成されてもよい。

    ここで、第1透明カバー270は全面強化ガラス材質とし、第2透明カバー280は後面断熱材質とすることができる。

    これは、第1透明カバー270は最も外側に位置することから、外部の衝撃を遮断しなければならないからであり、第2透明カバー280は、クーラーのような製品の内部に外部熱が侵入することを防止しなければならないからである。

    場合によって、第1透明カバー270及び第2透明カバー280は、それらの役割によって、様々な材質としてもよい。

    そして、第1透明カバー270の前面には、無反射(AR)コーティング膜が形成されてもよい。

    これは、外部の光が第1透明カバー270へ反射される場合、透明ディスプレイパネル210で表示される映像の輝度及びコントラストが低下しうるからである。

    また、第1スペーサ290は、第1透明カバー270及び第2透明カバー280間の間隔を制御することができ、第2スペーサ300は、第2透明カバー280及び透明ディスプレイパネル210間の間隔を制御することができる。

    また、第1透明カバー270の周縁領域は前面ドアフレーム220に接触し、第2透明カバー280の周縁領域は後面ドアフレーム230に接触することができる。

    そして、第2透明カバー280の後面周縁領域には、光源モジュール250が後面ドアフレーム230に支持されて配置されてもよい。

    さらに、後面ドアフレーム230の後面には、緩衝部材240が配置され、前面ドアフレーム220の配線空間には、制御モジュールと透明ディスプレイパネル210とを電気的に接続するための配線266が配置されてもよい。

    図9は、図2の第1スペーサ及び第2スペーサを示す図である。

    図9に示すように、第1透明カバー270及び第2透明カバー280の周縁領域には、第1スペーサ290及び第2スペーサ300が配置されてもよい。

    ここで、第1スペーサ290は、第1透明カバー270及び第2透明カバー280間の間隔と、第1透明カバー270及び透明ディスプレイパネル210間の間隔を制御することができる。

    そして、第2スペーサ300は、第2透明カバー280及び透明ディスプレイパネル210間の間隔を制御することができる。

    一例として、第1スペーサ290は、第1支持バー294及び第2支持バー292、第1連結バー296及び第2連結バー298を有することができる。

    ここで、第1支持バー294は、第1透明カバー270及び第2透明カバー280間の間隔を制御し、第2支持バー292は、第1透明カバー270及び透明ディスプレイパネル210間の間隔を制御することができる。

    そして、第1連結バー296は、第1支持バー294の一端と第2支持バー292の一端とを連結し、第1透明カバー270の周縁領域に接触することができる。 第2連結バー298は、第1支持バー294の他端に連結され、第2透明カバー280の周縁領域に接触することができる。

    したがって、本発明は、第1スペーサ290及び第2スペーサ300によって、第1透明カバー270及び第2透明カバー280と透明ディスプレイパネル210間のエアギャップを安定的に維持することができ、温度差による湿気発生を最小化することができる。

    図10は、図2の制御モジュールの配置を示す図であり、図11は、図2の制御モジュールを示すブロック構成図である。

    図10及び図11に示すように、透明ディスプレイ装置20は、クーラーのような所定の製品10の前面部に装着されて、所定の製品10のドア部の役割を担うことができる。

    ここで、所定の製品10は、クーラーなどのような冷蔵保管装置としたが、これに限定されず、様々な物品を保管できる保管装置であってもよく、デジタルサイネージであってもよい。

    そして、透明ディスプレイ装置20は、所定の映像26を画面に表示する透明ディスプレイパネル24と、透明ディスプレイパネル24の周辺を支持するフレーム22とを有することができる。

    また、透明ディスプレイ装置20は、電源を供給する電源部600を含むことができるが、電源部600は、所定の製品10の下端に位置するカバー部30内に配置されている。

    ここで、フレーム22と透明ディスプレイパネル24を有する透明ディスプレイ装置20は、製品10の一端に取り付けられたヒンジによって回動することができる。

    このため、透明ディスプレイ装置20のフレーム22と透明ディスプレイパネル24とはヒンジによって回動し、透明ディスプレイ装置20の電源部600は回動せずに固定されてもよい。

    場合によって、透明ディスプレイ装置20の電源部600も、配置される場所によって、フレーム22及び透明ディスプレイパネル24と共に回動してもよい。

    また、制御モジュール500は、外部表面にコンフォーマルコーティング膜が形成されてもよい。

    透明ディスプレイパネル24の外側に位置するフレーム22領域に配置されると、制御モジュール500に含まれる回路部品の修理及び交換が容易となるからであり、外部表面にコンフォーマルコーティング膜が形成されると、冷蔵環境で温度及び湿度によって損傷が発生することを防止できるからである。

    一例として、図11に示すように、制御モジュール500は、外部装置から信号を受信する第1インターフェース部510、遠隔制御装置から信号を受信する第2インターフェース部520、及び第1インターフェース部510及び第2インターフェース部520から受信される信号によって、透明ディスプレイパネル24を制御する制御部540を備えることができる。

    ここで、第1インターフェース部510は、外部装置と透明ディスプレイ装置20とを接続させることができる。

    ここで、第1インターフェース部510は、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(Blu−ray(登録商標))、ゲーム機器、カメラ、キャムコーダ、コンピュータ(ノートパソコン)などのような外部装置と有/無線で接続することができる。

    そして、第1インターフェース部510は、接続された外部装置を介して外部から入力される映像、音声又はデータ信号を制御部540に伝達することができ、また、制御部540で処理された映像、音声又はデータ信号を、接続された外部装置に出力することもできる。

    そのために、第1インターフェース部510は、AV入出力部(図示せず)又は無線通信部(図示せず)を有することもできる。

    ここで、AV入出力部は、外部装置の映像及び音声信号を透明ディスプレイ装置20に入力できるように、USB端子、CVBS(Composite Video Banking Sync)端子、コンポーネント端子、S−ビデオ端子(アナログ)、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子、RGB端子、D−SUB端子などを含むことができる。

    そして、無線通信部は、他の電子機器と近距離無線通信を実行することができる。

    透明ディスプレイ装置20は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(IrDA、infrared Data Association)、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)、DLNA(Digital Living Network Alliance)などの通信規格によって他の電子機器とネットワーク接続されてもよい。

    また、第2インターフェース部520は、ユーザが入力した信号を制御部540に伝達したり、制御部540からの信号をユーザに伝達することができる。

    例えば、第2インターフェース部520は、RF(Radio Frequency)通信方式、赤外線(IR)通信方式などの様々な通信方式によって、遠隔制御装置から電源オン/オフ、画面設定などの制御信号、及び遠隔制御装置を介して入力されたジェスチャ及び音声に関する情報を受信して処理したり、制御モジュールからの制御信号を遠隔制御装置に送信するように処理することができる。

    また、例えば、第2インターフェース部520は、電源キー、ボリュームキー、設定キーなどのローカルキー(図示せず)から入力される制御信号を制御部540に伝達することができる。

    そして、遠隔制御装置は、ユーザ入力を第2インターフェース部520に送信するためのものであり、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RF(Radio Frequency)通信、赤外線(IR)通信、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)方式などを用いることができる。

    また、遠隔制御装置は、第2インターフェース部520から出力した映像、音声又はデータ信号などを受信し、それを遠隔制御装置で表示したり、音声又は振動を出力することもできる。

    場合によって、制御モジュール500は、有/無線ネットワークと接続するための第3インターフェース部530をさらに備えることもできる。

    ここで、第3インターフェース部530は、様々なセットトップボックスと上述した各種端子のうち少なくとも一つを介して接続され、セットトップボックスと入力/出力動作を実行することもできる。

    そして、第3インターフェース部530は、透明ディスプレイ装置20をインターネットを含む有/無線ネットワークに接続させるためのインターフェースを提供することができ、第3インターフェース部530は、有線ネットワークとの接続のために、例えば、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))端子などを具備することができ、無線ネットワークとの接続のために、例えば、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)等の通信規格などを用いることが できる。

    続いて、第3インターフェース部530は、接続されたネットワーク又は接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを介して、他のユーザ又は他の電子機器とデータを送信又は受信することができる。

    他の場合として、制御モジュール500は、制御部540から処理された音声信号を出力するオーディオ出力部550をさらに備えることもできる。

    ここで、オーディオ出力部550は、制御部540で音声処理された信号、例えば、ステレオ信号、3.1チャネル信号又は5.1チャネル信号を受信して音声として出力することができる。 オーディオ出力部は、様々な形態のスピーカーとして具現することができる。

    場合によって、オーディオ出力部550は、制御モジュール500から離れて、カバー部30内に配置されてもよい。

    図12は、図2の制御モジュールの配線接続を示す図である。

    図12に示すように、透明ディスプレイ装置は、透明ディスプレイパネル210が配置される領域Aと、フレームが配置される領域Bと、カバー部が配置される領域Cとを有することができる。

    ここで、フレーム領域Bには、第1光源モジュール250aが透明ディスプレイパネル210の左側周辺に配置され、第2光源モジュール250bが透明ディスプレイパネル210の右側周辺に配置されており、第3光源モジュール250cが透明ディスプレイパネル210の上側周辺に配置されている。

    そして、透明ディスプレイパネル210の下側周辺には、メイン回路部540a及びデータ処理部540bを含む制御部540が配置されてもよい。

    ここで、データ処理部540bは、配線266によって、透明ディスプレイパネル210と電気的に接続されてもよい。

    また、制御部540の周辺には、外部装置から信号を受信する第1インターフェース部、遠隔制御装置から信号を受信する第2インターフェース部520、及び有/無線ネットワークと接続するための第3インターフェース部530などが配置されてもよい。

    続いて、カバー部領域Cには、光源モジュール250、透明ディスプレイパネル210及び制御部540に電源を供給する電源部600と、制御部540で処理された音声信号を出力するオーディオ出力部550が配置されてもよい。

    図13乃至図16は、本発明に係る透明ディスプレイ装置が装着されたクーラーを示す図である。

    図13乃至図16に示すように、本発明の透明ディスプレイ装置20は、透明ディスプレイパネル24、及び制御モジュールが装着されたフレーム22を備えることができ、透明ディスプレイ装置20のフレーム22は、クーラーなどのような製品10の前面に装着されてドア部の役割を担うことができる。

    ここで、図13に示すように、制御モジュールは、クーラー内に保管される物品に関する情報が表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することができる。

    一例として、クーラー内に所定の飲料が配置されていると、透明ディスプレイパネル24は、飲料に関する様々な情報、写真及び動画などの映像を表示することによって、広告及び広報などに用いることができる。

    また、透明ディスプレイ装置20は、赤外線タッチセンサーなどを用いてユーザのタッチ入力を感知し、様々な情報を提供することができる。

    場合によって、透明ディスプレイ装置20は、カメラを備えることもでき、カメラを用いてユーザのジェスチャ動作を感知し、様々な情報を提供することもできる。

    そして、図14に示すように、制御モジュールは、光が透過する透過領域24bと光が透過しない不透過領域24aとが同時に表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することもできる。

    この場合、透明ディスプレイパネル24は、光が透過する透過領域24bを通してクーラー内部の物品が見えるようにし、光が透過しない不透過領域24aを通してクーラー内部の物品が見えないようにすることもできる。

    すなわち、ユーザは、透明ディスプレイパネル24を通してクーラー内の物品を部分的に見ることができる。

    ここで、透明ディスプレイパネル24は、光が透過する透過領域24bが、時間によって位置が移動しながら、クーラー内部の物品が順次見えるようにすることもできる。

    一例として、透明ディスプレイパネル24は、光が透過する透過領域24bが、一定の方向に規則的に移動してもよく、様々な方向に不規則的に移動してもよい。

    このため、ユーザは、光が透過する透過領域24bが移動することから、クーラー内部の物品の一部分をダイナミックに見ることができ、物品に対する集中力が高くなり、広告及び広報効果が卓越する。

    他の場合として、透明ディスプレイパネル24は、光が透過する透過領域24bを通してクーラー内部の物品が見えるようにし、光が透過しない不透過領域24aには、クーラー内部の物品に関する様々な広告映像を表示することもできる。

    すなわち、ユーザは、透明ディスプレイパネル24から、クーラー内の物品を見ると同時に、クーラー内の物品関連広告映像を見ることができる。

    更に他の場合として、透明ディスプレイパネル24は、パネル全体を光が透過する透過領域24bとし、クーラー内部の物品が全部見えるようにすると同時に、透過領域24bに、クーラー内部の物品に関する様々な広告映像を表示することもできる。

    更に他の場合として、透明ディスプレイパネル24は、バネル全体を光が透過する透過領域24bとし、クーラー内部の物品が全部見えるようにすると同時に、一部の指定された位置の透過領域24bにのみ、クーラー内部の物品に関する様々な広告映像を表示することもできる。

    このように、図14に示すように、透明ディスプレイ装置20の制御モジュールは、クーラー内部に保管される物品に関する情報が、不透過領域24aに表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することができる。

    また、図15に示すように、透明ディスプレイ装置20の制御モジュールは、クーラーの内部に保管される物品のうち、透過領域24bを通して見える物品に関する情報が、不透過領域24aに表示されるように、透明ディスプレイパネル24を制御することもできる。

    ここで、透明ディスプレイパネル24は、光が透過する透過領域24bを通してクーラー内部の物品が見えるようにし、光が透過しない不透過領域24aには、クーラー内部の物品に関する様々な広告映像を表示することができるが、不透過領域24aに表示される物品は、透過領域24bを通して見える物品に限定してもよい。

    すなわち、ユーザは、透明ディスプレイパネル24を通して見える実際の物品と、見える実際の物品に関する広告映像を見ることができる。

    次に、図16に示すように、透明ディスプレイ装置20の制御モジュールは、第1インターフェース部を介してUSBなどのような外部装置50から信号を受信することができる。

    一例として、第1インターフェース部は、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(Blu−ray(登録商標))、ゲーム機器、カメラ、キャムコーダ、コンピュータ(ノートパソコン)などのような外部装置に有/無線で接続されてもよい。

    そして、第1インターフェース部は、接続された外部装置を介して外部から入力される映像、音声又はデータ信号を制御モジュールに伝達することができ、制御モジュールで処理された映像、音声又はデータ信号を、接続された外部装置に出力することもできる。

    また、透明ディスプレイ装置20の制御モジュールは、第2インターフェース部を介して遠隔制御装置40から信号を受信することもできる。

    一例として、第2インターフェース部は、RF(Radio Frequency)通信方式、赤外線(IR)通信方式などの様々な通信方式によって、遠隔制御装置40から電源オン/オフ、画面設定などの制御信号、及び遠隔制御装置40を介して入力されたジェスチャ及び音声に関する情報を受信して処理したり、制御モジュールからの制御信号を遠隔制御装置40に送信するように処理することができる。

    そして、遠隔制御装置40は、ユーザ入力を第2インターフェース部に送信するためのものであり、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RF(Radio Frequency)通信、赤外線(IR)通信、UWB(Ultra Wideband)、ジグビー(ZigBee)方式などを用いることができる。

    また、遠隔制御装置40は、第2インターフェース部から出力した映像、音声又はデータ信号などを受信し、それを遠隔制御装置40で表示したり、音声又は振動を出力することもできる。

    場合によって、透明ディスプレイ装置20の制御モジュールは、第3インターフェース部を介して有/無線ネットワークと接続することもできる。

    ここで、第3インターフェース部は、透明ディスプレイ装置20をインターネットを含む有/無線ネットワークと接続するためのインターフェースを提供することができ、第3インターフェース部は、有線ネットワークとの接続のために、例えばイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))端子などを具備することができ、無線ネットワークとの接続のために、例えば、WLAN(Wireless LAN)(Wi−Fi)、Wibro(Wireless broadband)、Wimax(World Interoperability for Microwave Access)、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)等の通信規格などを用いることができる。

    続いて、第3インターフェース部は、接続されたネットワーク又は接続されたネットワークにリンクされた他のネットワークを介して、他のユーザ又は他の電子機器とデータを送信又は受信することができる。

    他の場合として、クーラー製品10の下端には、音声信号を出力するオーディオ出力部が配置されて、透明ディスプレイ装置で表示されるコンテンツ映像に臨場感とダイナミックさを与えることができる。

    また、本発明の透明ディスプレイ装置を装着したクーラー製品10は、第1インターフェース部、第2インターフェース部及び第3インターフェース部を介して様々なコンテンツ映像を簡便に表示及び変更することができ、遠隔制御装置40を用いてコンテンツ映像の音量調節、画質調節及びコンテンツ変更などを容易に管理することができる。

    このように、本発明は、透明ディスプレイパネル及び制御モジュールが配置されるフレームを、所定の製品の前面をカバーするように装着し、製品の内部開閉時に回動することによってドア部の役割を担うと同時に、製品内の物品情報及び広告などをディスプレイするなどの様々な機能を果たすことができる。

    また、本発明は、制御モジュール及び光源モジュールを透明カバー部の外側に配置することによって、回路部品の交換及び修理がしやすく、量産が可能である。

    そして、本発明は、偏光板及び導光板が省かれた透明ディスプレイパネルを使用することによって、軽くて設置がしやすく、製作コストを低減することができる。

    また、本発明は、外部装置及び遠隔制御装置に接続されるインターフェース部を配置することによって、外部装置から受信される様々なコンテンツを表示し、遠隔制御装置から受信される制御信号によって輝度を制御することができ、ユーザの利便性に優れる。

    そして、本発明は、オーディオ出力部を配置して透明ディスプレイパネルに表示されるコンテンツ映像に関する音響を提供することによって、物品の広告及び広報効果が卓越する。

    したがって、本発明は、広告コンテンツと共に飲料のような製品内部の物品を見せることによって、消費者の目を引き、購買欲求を高めることができる。

    本明細書で開示する透明ディスプレイ装置は、以上説明した実施例の構成と方法に限定されるものではなく、上記の実施例は、様々な変形が可能であり、各実施例の全て又は一部を選択的に組み合わせて構成することもできる。

    一方、本明細書に開示された透明ディスプレイ装置の動作方法は、透明ディスプレイ装置に具備されたプロセッサが読み取り可能な記録媒体に、プロセッサが読み取り可能なコードとして具現することができる。 プロセッサが読み取り可能な記録媒体は、プロセッサが読み取り可能なデータが記憶されるいなかる種類の記録デバイスであってもよい。 プロセッサが読み取り可能な記録媒体の例には、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイスなどがあり、インターネットを介した伝送などのようなキャリア−ウェーブ(carrier−wave)の形態で具現されるものも含む。 また、プロセッサが読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに接続されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でプロセッサが読み取り可能なコードが記憶され実行されてもよい。

    一方、本明細書では添付の図面を参照して説明したが、これは実施例に過ぎないものであり、特定の実施例に限定されず、当該発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって変形が可能な様々な内容も、特許請求の範囲に基づく権利範囲に属する。 また、それらの変形例が本発明の技術思想と独立して理解されてはならない。

    本発明は、所定の製品に取り付けられて、製品内の物品情報及び広告などをディスプレイする透明ディスプレイ装置に関する。 したがって、本発明は産業上の利用可能性がある。

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