Semi-finished products for coating the surface - Building materials

专利类型 发明专利 法律事件
专利有效性 失效专利 当前状态
申请号 JP52898697 申请日 1997-02-13
公开(公告)号 JPH10509780A 公开(公告)日 1998-09-22
申请人 ベー・ハンス・ペーター; 申请人类型 其他
发明人 ベー・ハンス・ペーター; 第一发明人 ベー・ハンス・ペーター
权利人 ベー・ハンス・ペーター 权利人类型 其他
当前权利人 ベー・ハンス・ペーター 当前权利人类型 其他
省份 当前专利权人所在省份: 城市 当前专利权人所在城市:
具体地址 当前专利权人所在详细地址: 邮编 当前专利权人邮编:
主IPC国际分类 E04F13/15 所有IPC国际分类 E04F13/15B32B17/06C04B24/26C04B28/02C04B28/04C04B40/06E04F13/14
专利引用数量 0 专利被引用数量 0
专利权利要求数量 0 专利文献类型 A
专利代理机构 专利代理人
摘要 (57)【要約】 表面を被覆するために使用される半製品−建築材料であって、この半製品−建築材料はガラス板とこのガラス板の一方の側に設けられた結合モルタル層とから成り、この結合モルタル層が微粒子の中性骨材とセメントとから成り、ポリアクリル酸誘導体の 水 性分散液と混合されており、その際ポリアクリル酸誘導体がDIN 53445によって定められた対数減衰度を有しており、この対数減衰度が0°以下の摂氏 温度 において最高値を有しており、結合モルタル層がガラス板上に水和水の欠乏に伴って硬化する、半製品−建築材料において、被覆されるべき表面との結合が結合モルタル層が混合された硬化するコンクリートとの 接触 或いはいわゆるタイル接着剤或いは他のコンクリート接着剤との接触によって製造可能である。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 表面を被覆するために使用される半製品−建築材料であって、この半製品− 建築材料がガラス板とこのガラス板の一方の側に設けられた結合モルタル層とから成り、この結合モルタル層が微粒子の中性骨材とセメントとから成り、ポリアクリル酸誘導体の水性分散液と混合されており、その際ポリアクリル酸誘導体がDIN 53445によって定められた対数減衰度を有しており、この対数減衰度が0°以下の摂氏温度において最高値を有しており、結合モルタル層がガラス板上に水和物水の欠乏に伴って硬化する、半製品−建築材料において、被覆されるべき表面との結合が半製品−建築材料の結合モルタル層が混合された硬化するセメントとの接触によって、或いはいわゆるタイル接着剤によって製造可能であることを特徴とする半製品−建築材料。 2. ガラス板は4mm或いはそれ以上の厚み、特に約4から8mmの厚みを有していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の半製品−建築材料。 3. ガラス板は焼入れされていことを特徴とする請求の範囲第1項或いは第2項ち記載の半製品−建築材料。 4. ガラス板がフロートガラス板であることを特徴とする請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 5. 結合モルタル層が2から7mm、特に4から6mmの層厚みを有していることを特徴とする請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 6. 結合モルタル層が0.1から1mmの、特に0.2から0.7mmの粒径の微粒子の中性骨材を有していることを特徴とする請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 7. セメントがポルトランドセメントであることを特徴とする請求の範囲第1項から第6項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 8. ポリアクリル酸誘導体がポリアクリル酸塩、特にアクリル酸樹脂であることを特徴とする請求の範囲第1項から第7項までのいずれか一つに記載の半製品− 建築材料。 9. ポリアクリル酸誘導体、コモノマーとしてのアクリルニトリルとの供重合体であることを特徴とする請求の範囲第1項から第8項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 10. アクリルニトリルコモノマーの割合がポリアクリル酸誘導体に対して少なくとも2重量%であることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の半製品−建築材料。 11. ポリアクリル酸誘導体の水性分散液が、ポリアクリル酸誘導体の50−65 重量%、特に55−60重量%および35−50重量%、特に40−45重量% の水を含んでいることを特徴とする請求の範囲第1項から第10項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 12. 結合モルタルが以下の混合比率で、即ち 微細な中性の骨材 10から40重量% セメント 10から40重量% ポリアクリル酸誘導体の水性分散液 10から40重量% 混合されていることを特徴とする請求の範囲第1項から第11項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 13. 結合モルタルが25から35重量%の量割合で微細な中性の骨材と、25から35重量%の量割合でセメントとおよび25から35重量%の量割合でポリアクリル酸誘導体の水性分散液と混合されていることを特徴とする請求の範囲第1 項から第12項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。 14. ガラス板上の結合モルタル層が、この結合モルタル層がガラス板の亀裂を伴うことのない伸びを許容するような、一方ではポリアクリル酸誘導体の含有量を、他方では積層厚み有していることを特徴とする請求の範囲第1項から第13項までのいずれか一つに記載の半製品−建築材料。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 表面を被覆するための半製品−建築材料 本発明は、表面を被覆するのに使用される半製品−建築材料に関する。 表面とは、建造物、例えば家の外側表面、壁表面および類似の表面を称する。 しかし、この表面は他の半製品、例えば鋼板、金属薄板、セメントファイバーボード、ファイバーボード或いはチップボードによる木工ボード或いは築堤板材の表面をも称する。 被覆の目的は任意である。 装飾のための被覆であったり、腐食に対して保護する目的で行なわれる被覆であってもよい。 コンクリート板であってもよい。 表面は平坦な表面として形成されていもよい。 しかしまた、一重に湾曲されて形成された表面であったも、二重に湾曲されて形成された表面であってもよい。 半製品−建築材料は、これが湾曲されて形成された表面の被覆に使用される際は、表面が有している湾曲と等しい湾曲のを有していることはもちろんである。 表面の被覆に使用される半製品−建築材料は公知になっている。 例えば表面材上に固着されるモザイク石が知られているが、この表面材はそのモザイク石とは反対側には保護膜で覆われている接着層を備えている。 保護膜が剥がされたて、 モザイク石は壁等に接着される。 しかし今日まで、フロートガラス板、強化ガラスとしてのガラス板、絶縁ガラスユニット或いは安全ガラスユニットを簡単に被覆作用を行う表面に接着することは容易には可能ではなかった。 固着には特別な技術すら必要であってた。 本発明の根底をなす技術的な課題は、簡単な方法で被覆材とし固着されるガラス板で表面の被覆のための作業を提供することである。 技術的なこの課題は、表面を被覆するために使用される半製品−建築材料であって、この半製品−建築材料はガラス板とこのガラス板の一方の側に設けられた結合モルタル層とから成り、この結合モルタル層が微粒子の中性骨材とセメントとから成り、ポリアクリル酸誘導体の性分散液と混合されており、その際ポリアクリル酸誘導体がDIN 53445によって定められた対数減衰度を有しており、この対数減衰度が0°以下の摂氏温度において最高値を有しており、結合モルタル層がガラス板上での水和物水の欠乏に伴って硬化する、半製品−建築材料において、被覆されるべき表面との結合が結合モルタル層が混合された硬化するコンクリート或いはいわゆるタイル接着剤或いは他のコンクリート接着剤との接触によって造られていることによって解決される。 建築物の表面をガラス板で被覆するための公知のやり方にあっては、先ずコンクリート体が造られる。 即ち、規則的にコンクリートが適当な型枠内に打設され、差し当たりコンクリートが硬化するのを待つ。 コンクリートが硬化した後始めて、コンクリート体が一つ或いは多数のガラス板を備えられる。 このことに関して、ガラス板を機械的な補助手段でコンクリート体に固着することが知られている。 この機械的な固着は極めて経費を要する。 更に、ガラス板とコンクリート体との間の中間空域中には、容易に不都合な湿気、例えば凝縮水が集積する。 更に、ガラス板を接着によって、例えば合成樹脂接着剤を使用してコンクリート体上に固着することも知られている。 このような組立ても経費を要する。 特に、コンクリート表面上に接着されたこのようなガラス板の危惧することのない寿命が比較的短いと言うことも支障となる点である。 合成樹脂接着剤を使用した固着にあっては、この接着剤が老化し、これにより、天候の事情によるが、しばしば短時間のうちに使用できなくなる。 これによりガラス板が少なくとも或る場所において、時期尚早に剥がれてしまう。 この点で、認可官庁が発令している安全基準を充足することが困難となる。 これに対して、本発明による半製品−建築材料は何等問題を生じない。 更に、付着層を備えている色彩に富んだ複合被覆板をガラスから造ることが知られている(オーストリー特許第196,097号参照)。 この場合、軟化剤と染料の添加された、ポリアクリルアセテートから成り、固形分を含有した、約1 5から20%の水性の合成樹脂分散液がガラス板上に同時に付着層と着色層との形成の下に吹きつけられる。 この第一の層の上に、合成樹脂層を損傷、例えば移送の間の損傷から守ために、砂が散布される。 この砂層は、ガラス板のセメントモルタルへの付着を確実にし、これにより最終的にこの板材を壁に固定することができるようにすることにも役立つ。 このように知られているやり方は経費を要する。 とりわけ、ガラス板上に異なった層を形成しなければならないからである。 更に、この場合も付着が問題となる。 本発明の枠内において、半製品−建築材料の他の構成および形成に多くの可能性がある。 本発明による優れて実施例により、ガラス板は4mm或いはそれ以上の厚み、特に約4から8mmの厚みを有している。 ガラス板は焼入れされていないガラス、しかし特に焼入れされているガラスから成る。 このガラスは単体ガラス板および複合ガラス板である。 本発明による優れた実施例により、ガラス板はフロートガラス板から形成される。 ガラス板がスクリーンプリント層を有しており、このスクリーンプリント層上に結合モルタル層が積層されることも本発明の枠内に入る。 スクリーンプリント層を中間に挿入した際も、結合モルタルはガラス板に十分に強固に付着される。 ガラス板の最大大きさは4000mmm×40 00mmである。 ガラス板は絶縁ガラスユニットであってもよい。 ガラス板をソーラガラス板としてのソーラ部材として構成することも本発明の枠内に入る。 モルタルは、本発明の枠内において、ガラス板とコンクリートとの結合のための結合物質である。 モルタルから成る積層体は噴霧塗布方法、ローラ塗布方法、 こて塗布方法或いは類似の方法でガラス板上に塗布される。 モルタルの硬化は“ 十分な”硬化を意味する。 結合モルタルの層は柔軟し過ぎたり、或いは剛性し過ぎたりしてはならない。 このようにして、モルタルから成る積層された層は、長時間にわたって、生の、未だ硬化していないコンクリートと結合することが可能である。 コンクリートとの最適な結合のためには、任意のポリアクリル酸誘導体も寄与する。 本発明による優れた実施例により、結合モルタル層は2から7mm 、特に4から6mmの層厚みを有している。 特に、結合モルタルは0.1から1mmの、特に0.2から0.7mmの粒径の微粒子の中性骨材を含有している。 砂或いはガラス粉末も微粒子の中性骨材として使用される。 本発明による優れた実施例にあっては、セメントはポルトランドセメントである。 セメント、特にポルトランドセメントが着色されていいることも本発明の枠内に入る。 このようにして、透明なガラス板を使用した際は、 特別な美的作用を有する着色されたフアサードが形成される。 本発明の枠内において、ポリアクリル酸誘導体は、特にアクリル酸塩をベースとした、即ちアクリル酸エステルをベースとした重合体とそれらの誘導体、特異な鎖構造単位を有するアクリル酸或いはアクリルニトリルを意味する。 ポリアクリル酸誘導体は供重合体の形で使用しても良く、この供重合体内には、特にアクリル酸塩、アクリル酸或いはアクリルニトリルが供重合体として使用されている。 メタアクリル酸およびそれらの誘導体もコモノマーの形で使用することが可能である。 請求の範囲第1項によるポリアクリル酸誘導体が異なるポリアクリル酸誘導体のポリマー混合物として使用されることも本発明の枠内に入る。 本発明の枠内で特に重要な本発明による優れた実施例にあっては、ポリアクリル酸誘導体はポリアクリル酸塩、特にアクリル酸樹脂である。 ポリアクリル酸塩−接着剤が結合モルタル内に混入されていることも本発明の枠内に入る。 本発明による優れた実施例により、ポリアクリル酸誘導体、特にポリアクリル酸塩、アクリルニトリルとの供重合体がコモノマーであることも本発明の枠内に入る。 この場合、アクリルニトリルコモノマーの割合がポリアクリル酸誘導体に対して、特にポリアクリル酸塩に対して、少なくとも2重量%であるのが有利である。 結合モルタルはポリアクリル酸誘導体の水性の分散液、例えば水性エマルジョン、と混合される。 本発明により、ポリアクリル酸誘導体はDIN 53445によって定められた対数減衰度を有しており、0°以下の摂氏温度にあって最大値を有している。 これは、試料としてのポリアクリル酸誘導体でのDIN 53445によるねじれ振動試験の際のねじれ振動減衰の対数減衰度である。 特に、その対数減衰度が−8℃以上の摂氏温度において最大値を有するポリアクリル酸誘導体が使用される。 コンクリート或いはモルタルを造る際に接着剤内に、そのDIN 5344 5によって定められた対数減衰度が−8℃以下の摂氏温度において最大値を有する合成樹脂を添加することも知られている(ドイツ連邦共和国特許第28 27 382号公報参照)。 このやり方の目的は、0°以下の温度に曝され、それにもかかわらず十分な弾塑性と有利な衝撃緩衝性と耐摩耗性を備えていなければならない建築材料および床敷物のための建材混合物を提供することにある。 本発明の根底をなす認識は、そのDIN 53445によって定められた対数減衰度が0℃以下の摂氏温度において最大値を有するポリアクリル酸誘導体が予想外に0 ℃以下の温度領域においてのみならず、特に−50℃から+200℃の温度領域においても、一方においてガラス板と結合仲介積層間の、並びに他方ではコンクリート体と結合仲介積層間の本発明による結合モルタルの枠内における有効な結合仲介剤とし作用すると言うことにある。 300℃以上の温度にあってすら、 付着作用の徐々に進行する弛緩は30分以上の温度負荷時間で始めて観察される。 比較的高い温度においても、例えば激しい日光の照射或いは火事にあった生じるような温度においても、ガラス板のコンクリート体への強固な付着が阻害されることがない。 この点で、ガラス板の気象による変動と熱による伸びに対する有効な付着は何等影響されない。 しかし、一方において積層体とガラス板間のこれほど強固なかつ熱に敏感な結合が達せられることは、また他方ではガラス板の熱による伸びも亀裂を伴うこともなく可能であることは当業者にとって予測もしいなかったことである。 本発明による半製品−建築材料は他の点で液体および気体の侵入に対する優れた封隙性を有していると言う点に特徴がある。 この点、この半製品−建築材料は、特に液体および/または気体による不利な作用からの建造物を保護する被覆材として適している。 積層体とガラス板間の強固な結合は、ポリアクリル酸誘導体のガラスとの分子交互作用によって達せられることは明らかである。 結合モルタル内におけるセメント、特にセメントのアルカリ性の成分により、ガラス板の表面が一様に顕微鏡的な外観の粗面化を生じ、従ってポリアクリル酸誘導体の分子成分との交互作用のための大きな表面が生じる。 この粗面化の際、ガラス板表面に遊離シラノール群が生じ、この遊離シラノール群がアクリル酸モノマーの単位の機能群との化学的なおよび/または物理的な交互作用を行う能がある。 おそらくは、これらの機能群とガラス板表面に遊離シラノール群間に比較的強固な水素架橋結合が形成されるのであろう。 有機ポリアクリルポリマーと無機ガラス材料間のこのような効果的な物理化学的な交互作用が可能であること、およびこれによりガラス板のこのように強固な付着が達せられることは、当業者にとって予測もしいなかったことである。 ガラス板と積層体間のこの強固な付着にもかわらず、結合モルタルは予想外にガラス板を不透明にしてしまう。 本発明による枠内において、結合モルタルがセメントとしてポルトランセメントを含有しており、ポリアクリル酸塩の水性分散液と混合されていて、このポリアクリル酸塩がモノマーとしてアクリルニトリルとの供重合体である実施例にとって特に重要である。 このことは、ポルトランセメントのアルカリ性の成分がガラス板の表面を腐食させ、従って特に有効に顕微鏡的な外観で粗面化し、従ってガラス板表面もしくはその中に形成されたシラノール群とポリアクリル酸誘導体のカルボキシル群および/またはニトリル群間で極めて顕著な交互作用が生じることによる。 特別良好な結果はフロート−ガラス板によって達せられる。 本発明により、ガラス板はコンクリートが硬化する以前に積層が行われる側においてコンクリートと結合され、その際コンクリートはガラス板の積層体と単体状に結合される。 “単体状に結合される”と言う特徴の意味することは、結合がガラス板と結合されるべきコンクリート体の表面に或いはガラス板上にもしくはガラス板と結合モルタルとの積層体上に塗布される付加的な接着剤によって行われるのではないと言うことである。 単体状の結合は、ガラス板が未だ硬化していないコンクリートと結合している場合に形成される。 結合は単体状である。 何故なら、コンクリートの結晶が水和作用が行われたの際積層体を形成する結合モルタル内で一様に成長し、積層体内の結晶体と結合するからである。 特に、そこにおいてなお、ガラス板上の結合モルタルが水和物水が欠乏していることから硬化し、従ってなお水和作用の機能があることに基づいた水和作用が行なわれるからである。 もちろん、結合モルタルのための水和物水はポリアクリル酸塩の水性分散液から生じる。 しかし、場合によってはなお付加的な水和物水を、結合モルタルの混合の際に、ガラス板上の結合モルタルに水和物水が欠乏に伴って硬化し、 従ってなお水和作用が行なわれる可能性あると言うことを基準にして、添加することも本発明の枠内に入る。 こう言ったことから、水和物水は未だ硬化していないコンクリートから結合モルタル積層体内に拡散し、この結合モルタル積層体の後硬化が行なわれる。 結合モルタル内のポリマー合成樹脂は、これがたとえコンクリートの結晶の積層体内への成長によって支援されたとしても、単体状の結合には寄与しない。 特徴1.2)によるポリアクリル酸誘導体は、そのポリアクリル酸誘導体含有量と積層体の厚みによって、この結合モルタルが硬化した状態でガラス板が亀裂を伴なうことなく伸びを行い得るように結合モルタルを調節することを可能にする。 ポリアクリル酸誘導体は積層体の結合モルタルに、この積層体が亀裂を伴うことなく熱伸びを行うのに必要な弾性を与える。 本発明による優れた実施例により、ポリアクリル酸塩の水性分散液は、ポリアクリル酸誘導体の50−65重量%、特に55−60重量%および35−50重量%、特に40−45重量%の水を含んでいる。 ポリアクリル酸塩を本発明の枠内で使用した場合、本発明により造られた建築材料は特別良好な長期の寿命に特徴がある。 本発明の優れた実施例により、以下の混合比率で混合された結合モルタルの使用が有利であることがわかって。 微細な中性の骨材 10から40重量% セメント 10から40重量% ポリアクリル酸誘導体の水性分散液 10から40重量% 重量%の含有量割合が本発明による混合の枠内にあってそれぞれ100重量% に加算してのことであることはもちろんである。 結合モルタルが25から35重量%の量割合で微細な中性の骨材と、25から35重量%の量割合でセメントとおよび25から35重量%の量割合でポリアクリル酸誘導体の水性分散液と混合されるのが有利である。 既に述べたように、結合モルタル内の水和物水の量は常に、ガラス板上の結合モルタルが水和物水の欠乏に伴って硬化するように調節されている。 もちろん、ガラス板の積層体は、ガラス板が著しく熱伸びを行い、コンクリート体の熱伸びがこの熱伸びに比して僅かである場合、コンクリート体方向に十分な張力の形成が行なわれるような厚みを有している。 積層体の調節される厚みに関して、結合モルタル層が2から7m m、特に4から6mmの層厚みを有している本発明による実施例が有利であることが分かった。 本発明は、ガラス板において上記の構造の結合モルタルから成る積層体が一方ではガラス板の表面と有効かつ永久的に結合され、他方では積層体が弾性的な変形により、そしてこれに伴うガラス板の亀裂のない伸びが行なわれると言う認識を出発点としている。 更に、本発明は、予想外にこのような結合モルタルから成る積層体がコンクリートと一様に単体として結合し、これにより積層体とコンクリート体間に予想もしなかった強固な付着が達せられると言う認識を出発点としている。 ガラス板はこのようにして長期にわたってかつ付着性を損なう機械的な強制力を伴うことなくコンクリート体に付着した状態にとどまる。 本発明の枠内において、本発明による結合モルタル層はガラス板の両側に設けられる。 本発明によるこの実施例にあっては、半製品−建築材料は一様に、ガラス板の両側に所属している二つの表面間における結合層および/または封隙層として設けられ、この場合両表面は半製品−建築材料の両結合モルタル層と接触する。 二つの結合モルタル層を備えている半製品−建築材料は有利な方法により、 二つの表面間の封隙のために使用することが可能である。 この半製品−建築材料は特に、コンクリート表面と封隙要素としてのビチューメン表面間に挿入される。 この場合個々の半製品−建築材料間に生じる接合部は有利に半製品−建築材料の接合間を被覆する条片によって封隙される。 以下に、本発明をただ一つの実施例を示している図面により説明する。 第1図は本発明による半製品−建築材料の一部切開して示した図、 第2図は第1図による半製品−建築材料の方向A−Aに沿った拡大断面図、 第3図は被覆されるべき表面上に固着された後の本発明による半製品−建築材料の第2図に相当する図。 図面に断片に沿って半製品−建築材料1は表面2を被覆するためのものである。 被覆される面は湾曲されている面でも、平坦な面がもよい。 この実施例は例えばコンクリート壁3と鋼壁の平坦な表面2のみの実施例である。 湾曲されている面の場合は、半製品−建築材料1は表面に即応して湾曲されて設けらる。 半製品−建築材料1はその基本構造がガラス板4と結合モルタル層5とから成る。 結合モルタル層5は特に、請求の範囲第1項と結合モルタル層に関する他の請求の範囲に記載されている様に形成されている。 結合モルタルはそのポリアクリル酸誘導体含有量と、積層体の厚みとにより、結合モルタル層5のガラス板4 の熱伸びが亀裂を伴うことなく行なわれ、ガラス板4と表面2が所属している建築材料部分3との間に異なった熱伸びが補正されるように調節されている。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 6識別記号 FI C04B 24:26) (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,UG ),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA,BB, BG,BR,BY,CA,CN,CZ,EE,FI,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LK,LR,LS,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,S G,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN

    QQ群二维码
    意见反馈