衣服用紐留め具

申请号 JP2009004332 申请日 2009-06-24 公开(公告)号 JP3153429U 公开(公告)日 2009-09-03
申请人 株式会社おぎす商事; 发明人 正夫 荻巣; 正夫 荻巣;
摘要 【課題】袖ぐりの深い洋服を着る際等にブラジャー等の衣服の肩紐が見えないように、左右の肩紐を身体の中心側に引き寄せて保持する衣服用紐留め具を提供する。【解決手段】衣服用紐留め具Sは、左右一対の第一基部1と第二基部5と、第一基部1と第二基部5とを連結する連結杆10と、連結杆10の上方と下方において、第一基部1と第二基部5から対向するように突出するそれぞれ2本ずつの第一係止片22,24と第二係止片32、34とを備える。第一係止片22,24と連結杆10との間の隙間8及び第二係止片32,34と連結杆10との間の隙間8を利用してブラジャー等の左右の肩紐を第一係止片22,24、第二係止片32,34及び連結杆10と絡ませるようにして使用する。【選択図】図1
权利要求
  • 衣服の左右一対の肩紐を相互に引き寄せて保持する衣服用紐留め具であって、
    左右一対の第一基部と第二基部と、
    前記第一基部と第二基部とを連結する連結杆と、
    前記連結杆の上方と下方において、前記第一基部の上端と下端から前記第二基部に向かって突出する2本の第一係止片と、
    前記連結杆の上方と下方において、前記第二基部の上端と下端から前記第一基部に向かって突出し、前記2本の第一係止片とそれぞれ対向する2本の第二係止片と、
    を備えることを特徴とする衣服用紐留め具。
  • 前記連結杆が、長手方向の中心であって、相互に対向する前記第一係止片と第二係止片の間となる位置に、幅方向に突出する突出部を備えることを特徴とする請求項1に記載の衣服用紐留め具。
  • 前記第一係止片と第二係止片との前記連結杆側の内縁が、それぞれ前記連結杆との間に僅かな隙間をあけて前記連結杆と平行に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の衣服用紐留め具。
  • 前記衣服用紐留め具が、前記連結杆の長手方向の中心を前記連結杆の軸直交方向に沿って通る線に対して左右対称に形成され、
    前記第一係止片及び第二係止片の前記連結杆から離れた側の外縁が、それぞれ元部側から先端側にかけて、前記連結杆側に次第に近づくように延びて前記連結杆側の内縁と連結されるように形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の衣服用紐留め具。
  • 说明书全文

    本考案は衣服の一対の肩紐を相互に引き寄せて保持する留め具に関する。

    女性用の衣服のうち、ブラジャーやスリップ等の下着類は、着用者の胸部から背中側にかけて左右に配置される一対の肩紐(吊り紐)を備え、この肩紐により肩から吊られて着用される。

    出願人の知る限りにおいては、記載すべき先行技術文献情報は無い。

    女性は、袖の無い、または袖の短い洋服を着用する際には、ブラジャー等の下着類の肩紐が洋服から出ないように気を遣っている。 特に、例えばタンクトップ等の、袖ぐりの深い、肩を露わにするような形状の洋服を着用する際には、通常のブラジャーでは肩紐が洋服から露出してしまうので、肩紐が取り外せるタイプのブラジャーを、肩紐を取り外して使用しているのが現状である。

    しかしながら、肩紐が取り外せるタイプのブラジャーは市場において出回っている品数としては多くないため、そのような特殊なブラジャーを使用せず、普通のブラジャーを着用した際にも袖ぐりの深い洋服を着たいという女性の要望が強い。

    また、なで肩の女性などは、ブラジャー等の肩紐が腕の方に落ちてしまいやすく、半袖や袖無しの洋服を着用する際に肩紐が落ちないようにする何らかの手段を要望している。

    そこで、本考案は、袖ぐりの深い洋服を着る際等にブラジャー等の下着類の肩紐が見えないように、または肩紐が腕の方へ落ちないように、左右の肩紐を身体の中心側に引き寄せて保持する衣服用紐留め具を提供することを目的とする。

    本考案に係る衣服用紐留め具(以下、紐留め具、とする)は、左右一対の第一基部と第二基部と、第一基部と第二基部とを連結する連結杆と、連結杆の上方と下方において、前記第一基部の上端と下端から第二基部に向かって突出する2本の第一係止片と、連結杆の上方と下方において、第二基部の上端と下端から第一基部に向かって突出し、2本の第一係止片とそれぞれ対向する2本の第二係止片と、を備える。

    このような紐留め具は、各第一係止片、第二係止片と連結杆との間の隙間にブラジャー等の衣服の左右の肩紐を挿通させて各係止片と連結杆とに絡めるようにして衣服に装着することにより、該衣服の左右一対の肩紐を身体の中央側に引き寄せて保持するため、袖ぐりの深い洋服を着た場合にも、肩紐をその深い袖ぐりの内側に保持することができ、肩紐が洋服からはみ出して見えてしまったり、腕の方へ落ちてしまうことを防止できる。

    この紐留め具において、連結杆が、長手方向の中心であって、相互に対向する第一係止片と第二係止片の間となる位置に、幅方向に突出する突出部を備える構成とすれば、身体の動きに伴い、肩紐が内側に移動して、遂には紐留め具から肩紐が外れてしまうことを該突出部により防止できるため、着用者が安心して紐留め具を使用することができる。

    また、上述の紐留め具において、各第一係止片、第二係止片の連結杆側の縁、すなわち内縁を、ブラジャー等の衣服の肩紐を挿通可能な程度の僅かな隙間を設けて連結杆に対して平行に配置する構成とすれば、紐留め具を予め装着したブラジャー等の衣服の着用時若しくは着用中に、紐留め具から肩紐が外れにくく、ブラジャー等の衣服の着用も容易となり、また、一層安心して使用することができる。

    上述の紐留め具は、連結杆の長手方向の中心を連結杆の軸直交方向に沿って通る線に対して左右対称形に形成され、第一係止片及び第二係止片との連結杆から離れた側の縁、すなわち外縁が、それぞれ元部側から先端側にかけて、連結杆側に次第に近づくように延びて連結杆側の内縁と連結されるような形状とすることが望ましい。 これによれば、紐留め具は全体として観察した場合に、ちょうちょ結びをしたリボンのような形状となり、見た目にも可愛らしく、より外観の優れたものを身に付けたいという女性の要望にも応えることができる。

    本考案の実施例である衣服用紐留め具の斜視図である。

    実施例の衣服用紐留め具の正面である。

    実施例の衣服用紐留め具の使用方法を説明する図である。

    実施例の衣服用紐留め具の使用態様を示す図である。

    以下に本考案の望ましい実施形態を図面に基づいて説明する。

    図1、図2に示す本考案の実施例である衣服用紐留め具(以下、紐留め具、とする)Sは、左右の幅が約4cm、上下の幅が約1.5cmの平板状のものであり、プラスチックで一体的に成形されている。 紐留め具Sは、左側に配置される第一基部1と、右側に配置される第二基部5と、第一基部1と第二基部5とを連結する連結杆10と、第一基部1から第二基部5に向かって突出する2本の第一係止片22,24と、第二基部5から第一基部1に向かって第一係止片22,24と対向するように突出する2本の第二係止片32,34とを備える。

    第一基部1は、連結杆10の左側端部と第一係止片22,24の元部を連結するように形成され、第二基部5は、連結杆10の右側端部と第二係止片32,34の元部を連結するように形成されている。

    連結杆10は、第一基部1と第二基部5のそれぞれの上下方向の中央部において、第一基部1と第二基部5とを直線状に連結するように延設されている。 連結杆10は、左右方向(すなわち、長手方向)の中央部に、上下方向(すなわち幅方向)に突出する突出部15を備えている。

    第一係止片22,24は、上述の連結杆10の上方と下方において、第一基部1の上端と下端から第二基部5に向かって突出している。 本実施形態では、第一係止片22,24は、それぞれ元部側における幅を太くし、第二基部5側に近づく先端側にかけて、連結杆10側に向かって先細るような略三板状に形成されている。 より具体的には、第一係止片22,24は、それぞれ、連結杆10に近い側の縁である内縁22a,24aが第一基部1から連結杆10と平行に直線状に延び、連結杆10から離れた側の縁である外縁22b、24bが、第一基部1の上下端部からそれぞれ連結杆10側に次第に近づくようにテーパ状に延びて内縁22a、24aと連結されるような略直角三角形状に形成されている。 第一係止片22,24と、その間に配置される連結杆10の間には、衣服の肩紐を挿通可能な程度の僅かな隙間8が設けられている。

    図2に示すように、紐留め具Sは、連結杆10の中央に設けられた突出部15の部位を中心に、第一基部1が配置される左側と、第一基部5が配置される右側とが、左右対称に形成されるものであり、右側に配置される第二係止片32,34は、紐留め具Sの右側において、第一係止片22,24と同様の構成としているため、その説明は省略する。 なお、第一係止片22,24及び第二係止片32,34は、それぞれ連結杆10の長さの1/2より短い長さに形成され、これにより、対応する第一係止片22と第二係止片32との先端部の間及び第一係止片24と第二係止片34との先端部の間には衣服の肩紐の挿入口となる隙間17が形成されている。

    このように構成された衣服用紐留め具Sを使用するには、図3に示すように、まず、ブラジャーB(図4参照)を着用する前に、ブラジャーBの例えば左側の肩紐HLを、挿入口17を経由して紐留め具Sの下側の第一係止片24と連結杆10の間との隙間8と、連結杆10と上側の第一係止片22との間の隙間8に順に挿入する。 このとき、肩紐HLは、図3に示すように、第一係止片22,24の後面(ブラジャーBの着用時に着用者側となる面)を通って連結杆10の前面(ブラジャーBの着用時に外側を向く側の面)を覆うようにしても、第一係止片22,24の前面を通って連結杆10の後面を通るようにしてもよい。 そして次に、右側の肩紐HRを、同様に挿入口17を経由して下側の第二係止片34と連結杆10の間との隙間8と、連結杆10と上側の第二係止片32との間の隙間8に順に挿入する。

    こうして紐留め具SをブラジャーBに装着し終えたら、その状態でブラジャーBを被るようにして着用し、後ろ側のホックを留めれば、図4に示すように、紐留め具Sを使用して、左右の肩紐HL,HRを身体の中央側に引き寄せて保持した状態で、ブラジャーを着用することができる。

    このように、本実施例の衣服用紐留め具Sは、ブラジャー等の衣服の左右の肩紐HL,HRを身体の中心側に引き寄せて保持するため、図4の二点鎖線に示すような、袖ぐりのラインAが深い洋服を着た場合にも、ブラジャーBの左右の肩紐HL,HRをラインAより内側に保持し、肩紐HL,HRが洋服からはみ出して見えてしまうことを防止し、また、肩紐HL,HRが腕の方へ落ちてしまうことを防止する。

    特に、本実施例の衣服用紐留め具Sでは、連結杆10が、長手方向の中心であって、相互に対向する第一係止片22,24と第二係止片32,34との間となる位置に、幅方向に突出する突出部15を備える。 この突出部15は、紐留め具Sの使用時に、身体の動きに伴い、肩紐HL,HRが内側に移動しようとするのをブロックするため、そのような肩紐HL,HRが挿入用の隙間17を経由して紐留め具Sから外れてしまうことが防止され、安心して使用することができる。 また、突出部15により、紐留め具Sを予めブラジャー等に装着した後、ブラジャーを着用しようとした際に紐留め具Sから肩紐HL,HRが外れることも防止されるため、紐留め具Sを使用したブラジャーの着用も容易になる。

    衣服用紐留め具Sは、さらに、それぞれ2本の第一係止片22,24及び第二係止片32,34における連結杆10側の縁である内縁22a,24a,32a,34aが、連結杆10との間にブラジャー等の衣服の肩紐を挿通可能な程度の僅かな隙間8を設けて連結杆10に対して平行に配置されている。 この構成によれば、隙間8がより大きく設定された場合に比べて、ブラジャーの着用時あるいは着用中に紐留め具Sから肩紐が外れにくくなり、ブラジャーの着用がより容易になり、また、一層安心して使用することができる。

    さらに本考案の衣服用紐留め具Sは、上述したように連結杆10の中央に設けられた突出部15の部位を中心に、すなわち、連結杆10の長手方向の中心を連結杆10の軸直交方向に沿って通る線に対して、左右対称形に形成され、連結杆10から離れた側の外縁22b,24b,32b,34bが、それぞれ元部から連結杆10側に次第に近づくように延びて内縁22a,24a,32a,34aと連結されるように形成されている。 これにより、紐留め具Sは全体として観察した場合に、ちょうちょ結びをしたリボンのような形状となり、見た目にも可愛らしく、より外観の優れたものを身に付けたいという女性の要望にも応えることができる。 しかしながら、機能だけを重視すれば、本実施例のような外観リボン状とせずともよい。

    なお、本実施形態では、衣服用紐留め具Sを装着する衣類としてブラジャーBを挙げて説明したが、本紐留め具を使用できる衣類はこれに限らず、スリップやキャミソール等に使用してもよい。

    1 ・・・ 第一基部5 ・・・ 第二基部8 ・・・ 隙間10 ・・・ 連結杆15 ・・・ 突起部22 ・・・ 第一係止片22a ・・・ 内縁22b ・・・ 外縁24 ・・・ 第一係止片24a ・・・ 内縁24b ・・・ 外縁32 ・・・ 第二係止片32a ・・・ 内縁32b ・・・ 外縁34 ・・・ 第二係止片34a ・・・ 内縁34b ・・・ 外縁HL ・・・ 肩紐HR ・・・ 肩紐S ・・・ 衣服用紐留め具

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