Multi-layered postcard

专利类型 实用新型 法律事件
专利有效性 失效专利 当前状态
申请号 JP19596 申请日 1996-01-26
公开(公告)号 JPH081312U 公开(公告)日 1996-08-20
申请人 凸版印刷株式会社; 申请人类型 企业
发明人 和行 原口; 和田  茂; 正博 梶本; 第一发明人 和行 原口
权利人 凸版印刷株式会社 权利人类型 企业
当前权利人 凸版印刷株式会社 当前权利人类型 企业
省份 当前专利权人所在省份: 城市 当前专利权人所在城市:
具体地址 当前专利权人所在详细地址: 邮编 当前专利权人邮编:
主IPC国际分类 B42D15/02 所有IPC国际分类 B42D15/02B31F5/00B32B7/06C09J7/02C09J127/06
专利引用数量 0 专利被引用数量 0
专利权利要求数量 0 专利文献类型 U
专利代理机构 专利代理人
摘要 (57)【要約】 【課題】疑似接着面を剥離しても記録面がべとつかず、
簡単な製造方法で多量に製造できるため安価に製造できる伝達量の多い複層化葉書を得る。 【解決手段】折線から折り重ねられることによって通常葉書と略同一となる葉書台紙と、前記折り重ねにより対向する葉書台紙の面上に貼着形成された樹脂層とからなる複層化葉書であり、前記葉書台紙を折り重ね、対向する樹脂層間を疑似接着してなるものである。 該疑似接着は、剥離した後の再接着が不能である。
权利要求 【実用新案登録請求の範囲】
  • 【請求項1】二つ折、あるいはそれ以上の折部を有する葉書台紙と、 前記葉書台紙が折部から重載されることにより、隣接する面と対向する面であって、絵柄や文字が印刷されている記録面と、 該記録面上に貼着形成された樹脂層とからなる複層化葉書であって、 前記葉書台紙を折部から重載することにより対向する樹脂層間を疑似接着させることによって、前記記録面の印刷を隠蔽したことを特徴とする複層化葉書。
  • 说明书全文

    【考案の詳細な説明】

    【0001】

    【考案の属する技術分野】

    本考案は、郵便葉書において、葉書の記録面を隠蔽し、かつ記録面積を従来よ りも広くすることを可能にした複層化葉書に関する。

    【0002】

    【従来の技術】

    近年、流通機関などから顧客へ宣伝、広告のための印刷物を郵送することが多 く、その郵送料の負担は多大なものとなっている。 郵送料は葉書のほうが封筒よ りも安く、この点から例えば二つ折の葉書の一方の全面に宣伝、広告、あるいは プライベートな情報を印刷し、該記録面どうしを疑似接着させて複層化し、記録 面が隠蔽されるように構成した葉書が提案されている。 ところで、現在提案されている葉書の複層化には、第5図に示すごとく、二つ 折葉書50,51の記録面52,53間に弱粘着性の接着剤53を塗布して複層 化するものがある。

    【0003】 また、第6図に示すごとく、透明なポリエステルフィルム基材60上に透明な ポリエチレンフィルム61を弱い結合で貼合し、その両面に接着剤層62,6 3を形成して、接着剤層62,63に貼合せた剥離紙64,65とからなるラベ ルを用意し、葉書の記録面に対して、剥離紙を剥がし、接着剤層を介して貼合す る。 受取人が複層化された葉書の両端を反対方向に引張ると、ポリエステルフィ ルム基材60とポリエチレンフィルム61との間でピールし、二つ折の葉書が開 く。

    【0004】

    【考案が解決しようとする課題】

    しかし、葉書を複層化するために弱粘着性の接着剤を使用すると、疑似接着面 を剥離したとき、記録面がべとつくので受取人に不快感を与えてしまう。 しかも 再接着が可能であるために記録面のプライベート保護の点から好ましくない。

    【0005】 また、ポリエチレン樹脂層とポリエステル樹脂層との疑似接着を利用したラベ ルを使用することは、葉書の記録面とラベルとの位置合わせが難しいので、機械 的な貼合せが困難であり、大量の部数を貼合せるのに不向きである。

    【0006】 そこで、葉書の記録面の一方にポリエチレン樹脂層を、他方の記録面にポリエ ステル樹脂層を、接着剤を介して直接貼合せて異種樹脂間で疑似接着させること も考えられるが、異種樹脂層を記録面に形成することは、製造工程が複雑になる ばかりか、製造コストが高くなるので、葉書を複層化し、広告、宣伝等を郵送す るメリットが少ない。

    【0007】

    【作用】

    本考案の複層化葉書は、葉書を折り重ねることによって対向するのが、葉書台 紙に貼着されている一枚の樹脂であるため、疑似接着は、同一種の樹脂間でなさ れる。

    【0008】 また、粘着性の接着剤を介してのものではなく、前記対向する樹脂間の熱融着 により、疑似接着が形成される。

    【0009】 そして、樹脂間における粘着剤を必要としない疑似接着の方法としては、例え ば、樹脂層表面の粗面凹凸による点結合があげられる。 すなわち、樹脂層の対向 面側の粗面凹凸による点結合によって疑似接着は形成される。 また、樹脂層の表 面を粗面凹凸とする手段としては、例えば、樹脂層としてポリ塩化ビニール樹脂 を用い、その対向面側に葉書台紙の紙面の凹凸を反映させる方法がある。 その場 合、樹脂層の厚みが疑似接着の接着強度に影響する。

    【0010】

    【考案の実施の形態】

    本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 第1図は本考案の複層化葉書の斜視図であって、葉書台紙10と11とが疑似 接着面12で複層化されている。 実施例は二つ折葉書について説明しているが、 三つ折、あるいはそれ以上の記録面積を有する葉書についても可能である。 第2図は、第1図のI−I'線での断面図である。 21,22は、葉書台紙に 印刷された絵柄や文字の記録面であって、通常広告、宣伝、金融などの情報が印 刷される。 23,24は該記録面上に形成されたポリ塩化ビニール樹脂であって 、23,24の層間で疑似接着されている。

    【0011】

    【実施例】

    続いて、本考案の複層化葉書の製造方法について、第3図(A)乃至第3図( C)に基づいて説明する。 第3図(A)の30は、葉書台紙が多面付けされた葉 書原紙である。 第3図(B)において葉書原紙30上に葉書台紙大の絵柄や文字 等を多面付けで印刷する。

    【0012】 つぎに、印刷面上に15〜30μmの厚みの透明なポリ塩化ビニール樹脂フィ ルムを接着剤を介して貼合せる。 第3図(A)で葉書原紙に形成される葉書台紙 は二つ折の葉書であって、第3図(B)の葉書台紙の折部33,34で谷折りし て第3図(C)のごとく重載された葉書原紙を得る。 そして、該重載された葉書 原紙の両面を、第4図に示す加熱加圧ローラー装置によって葉書原紙の両面を加 熱加圧する。

    【0013】 40はシリコンヒーターロールであって、葉書原紙30を上下のローラーによ って押出す。 押出し速度は、1.5〜2.0m/min、ローラー圧は8Kg/ cm 2 、加熱温度は150〜160度程度である。 この様にして得られた葉書原紙を葉書サイズに断裁して複層化葉書を得ること ができた。

    【0014】 本考案は、葉書の複層化にポリ塩化ビニール樹脂を用いるが、通常ポリ塩化ビ ニール樹脂層間は、加熱加圧すると熱融着して再剥離は困難であって、疑似接着 を要求される葉書の複層化には適さない。

    【0015】 上記のような樹脂厚、ローラー圧、ローラー速度、加熱温度の条件によって得 られたポリ塩化ビニール樹脂層間の接着は第7図70に示すごとく、樹脂層表面 の凹凸による点接合での疑似接着であって、しかも一度剥離すると同じ剥離性を 有する疑似接着を再生することは不可能である。

    【0016】 疑似接着して複層化された葉書は,通常の取扱いでは剥離しない程度の接着強 度であって、受取人が受け取った葉書を剥がすときは、通常、第1図のコーナー 13から葉書台紙の両面を反対方向に引張って剥がす。 このため、接着面には引 張り応力が部分的に集中して働くので、容易に剥がすことができる。

    【0017】 また、第1図13に示すコーナーに感熱接着剤を塗布して再び剥離しないよう に接着し、接着面を剥離するときにはコーナー13の破線をはさみなどで切って 、ポリ塩化ビニール樹脂層間を剥離するように工夫すれば、取扱い時の誤り剥が れをより防止することができる。

    【0018】

    【考案の効果】

    本考案は、前述したごとく、疑似接着に粘着剤を使用しないので、記録面の疑 似接着面を剥離しても記録面がべとつかず、再接着が不可能である。 また、本考 案の疑似接着は、同一種の樹脂層間において形成するので、異種樹脂層間におけ る疑似接着よりも製造工程が簡単となり、製造コストも低く抑えることが出来る

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本考案の複層化葉書の本体の説明図である。

    【図2】図1におけるI−I'線での断面図である。

    【図3】本考案の複層化葉書の製造方法の説明図である。

    【図4】本考案の複層化葉書の製造方法の説明図である。

    【図5】従来の複層化葉書の説明図である。

    【図6】従来の複層化葉書の説明図である。

    【図7】ポリ塩化ビニール樹脂層間の疑似接着面を拡大した図である。

    【符号の説明】

    10,11…複層化葉書 21,22…絵柄、文字の記録面 23,23…ポリ塩化ビニール樹脂層

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