首页 / 专利库 / 污染与排放控制 / 全球变暖潜能值 / Hydrofluoropolyether-based azeotropic or nearly azeotropic composition

Hydrofluoropolyether-based azeotropic or nearly azeotropic composition

阅读:810发布:2020-09-18

专利汇可以提供Hydrofluoropolyether-based azeotropic or nearly azeotropic composition专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a (nearly) azeotropic composition which can be used as a substitute for CFC 113 by using difluoromethoxy-bis(difluoromethyl ether) (HFPE 1) and/or 1-difluoromethoxy-1,1,2,2-tetrafluoroethyl difluoromethyl ether (HFPE 2) as the essential components.
SOLUTION: Provided is a (nearly) azeotropic composition essentially consisting of a hydrofluoropolyether (HFPE) and being usable as a solvent being a substitute for CFC 113 (1,1,2-trichloro-1,2,2-trifluoroethane). This composition (in combination with n-pentane or the like) has an ODP(ozone depletion potential) of 0 or of below 0.02, has a GWP(global warming potential) and a VOC(volatile organic compound) low enough to permit its use as a solvent for washing or drying, can be a substitute for CFC 113, and is excellent from the viewpoint of environment and safety.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Hydrofluoropolyether-based azeotropic or nearly azeotropic composition专利的具体信息内容。

  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 本質的に: 組成重量% I) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 2−60 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−40 (CHCl 2 CF 3 ,HCFC 123) II) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−95 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 99− 5 III)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); イソ-ペンタン 99− 1 IV) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−60 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 99−40 V) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 99− 1 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365 mfc) VI) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−40 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 99−60 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) VII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−96 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); メトキシメチルメチルエーテル 99−14 VIII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 30−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 70− 1 IX) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 99− 1 (ClCHCHCl、tDCE) X) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 1−93 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 99− 7 XI) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 30−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 70− 1 XII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 50−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); メチルアルコール 50− 1 XIII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 15−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 85− 1 XIV)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 1−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 99− 1 (ClCHCHCl、tDCE) XV) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 5−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); エチルアルコール 95− 1 からなるジフルオロメトキシ-ビス(ジフルオロメチルエーテル)及び/又は1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルに基づいた共沸性又は近共沸性組成物。 【請求項2】 本質的に: 組成重量% I) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 2−54 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−46 (CHCl 2 CF 3 ,HCFC 123) II) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 25−95 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 75− 5 III)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 25−98 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); イソ-ペンタン 75− 2 IV) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 20−60 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 80−40 V) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 10−98 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 90− 2 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365 mfc) VI) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 10−40 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 90−60 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) VII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 25−96 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); メトキシメチルメチルエーテル 75−14 VIII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 35−98 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 65− 2 IX) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 18−95 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 82− 5 (ClCHCHCl、tDCE) X) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 25−93 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 75− 7 XI) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 50−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 50− 2 XII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 60−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); メチルアルコール 40− 2 XIII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 25−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 75− 2 XIV)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 15−95 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 85− 5 (ClCHCHCl、tDCE) XV) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 10−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); エチルアルコール 90− 2 からなる請求項1記載の共沸性又は近共沸性組成物。 【請求項3】 純粋な生産物のそれぞれについて1.0
    13バールの圧力で沸点の絶対最小値又は最大値が以下の通り: A) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 24重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 76重量% (CHCl 2 CF 3 ,HCFC 123) B) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 62重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 38重量% C) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 63重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); イソ-ペンタン 36重量% D) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 42重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 58重量% E) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 60重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 40重量% (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365 mfc) F) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 20重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 80重量% (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) G) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 59重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); メトキシメチルメチルエーテル 41重量% H) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 75重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 25重量% I) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 75重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 25重量% (ClCHCHCl、tDCE) L) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 61重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 39重量% M) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 79重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 21重量% N) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 94重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); メチルアルコール 6重量% O) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 74重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 26重量% P) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 50重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 50重量% (ClCHCHCl、tDCE) Q) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 95重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); エチルアルコール 5重量% 定義される請求項1又は2記載の共沸組成物。 【請求項4】 本質的に: 重量% I) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 2−60 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−40 (CHCl 2 CF 3 ,HCFC 123) III)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); イソ-ペンタン 99− 1 IV) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−60 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 99−40 V) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 99− 1 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365 mfc) VI) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−40 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 99−60 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) VII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−96 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); メトキシメチルメチルエーテル 99−14 [ここで、ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)部分は、1-ジフルオロメトキシ-1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルの40重量%までを含む]からなる請求項1又は2記載の近共沸性組成物。 【請求項5】 本質的に: 重量% XI) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメトキシエーテル 30−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 70− 1 XII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメトキシエーテル 50−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); メチルアルコール 50− 1 XV) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメトキシエーテル 5−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); エチルアルコール 95− 1 [ここで、1-ジフルオロメトキシ-1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルは、ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)の40重量%までを含む]からなる請求項1又は2記載の近共沸性組成物。 【請求項6】 本質的に: 重量% II) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−95 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 99− 5 VIII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 30−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 70− 1 IX) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−99 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 99− 1 (ClCHCHCl、tDCE) [ここで、ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)部分は、1-ジフルオロメトキシ-1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルの50重量%までを含む]からなる請求項1又は2記載の近共沸性組成物。 【請求項7】 本質的に: 重量% X) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメトキシエーテル 1−93 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 99− 7 XIII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメトキシエーテル 15−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 85− 1 XIV)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメトキシエーテル 1−99 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 99− 1 (ClCHCHCl、tDCE) [ここで、1-ジフルオロメトキシ-1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルは、ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)の50重量%までを含む]からなる請求項1又は2記載の近共沸性組成物。 【請求項8】 本質的に: 重量% XVI)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−42 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−24 (CHCl 2 CF 3 、HCFC 123) 炭化水素 1−35 XVII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−64 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 98− 1 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365mfc) 炭化水素 1−35 XVIII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−22 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 98−43 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) 炭化水素 1−35 からなるジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)と炭化水素とに基づいた請求項1から7のいずれか1項記載の近共沸性組成物。 【請求項9】 炭化水素が、n-ペンタンとイソ-ペンタンの間で選択される請求項8記載の組成物。 【請求項10】 炭化水素が、1−20重量%の範囲内で存在する請求項8又は9記載の組成物。 【請求項11】 本質的に: 重量% XIX)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−55 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−35 (CHCl 2 CF 3 、HCFC 123) アルコール 1−10 XX) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−89 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 98− 1 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365mfc) アルコール 1−10 XXI)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−35 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 98−55 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) アルコール 1−10 からなるジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)とアルコールとに基づいた請求項1から7のいずれか1項記載の近共沸性組成物。 【請求項12】 アルコールがメチルアルコールである請求項11記載の組成物。 【請求項13】 アルコールが1から5重量%の間で存在する請求項11又は12記載の組成物。 【請求項14】 エーテル部分が、5−80℃の範囲内の沸点を持った同じ構造を有するハイドロフルオロエーテルの少なくとも10重量%までを含むことができる請求項1から13のいずれか1項記載の共沸性又は近共沸性組成物。 【請求項15】 溶媒洗浄剤としての請求項1から14
    のいずれか1項記載の組成物の使用。 【請求項16】 非イオン性界面活性剤が、共沸性又は近共沸性組成物に0.005−5重量%の範囲内の濃度で加えられる請求項15記載の組成物の使用。 【請求項17】 溶媒/乾燥剤としての請求項1から1
    4のいずれか1項記載の組成物の使用。 【請求項18】 ラジカル分解反応用の安定剤が、溶媒洗浄剤及び/又は乾燥剤のそれぞれについて0.1−5
    重量%の範囲内の濃度加えられる請求項15から17のいずれか1項記載の組成物の使用。 【請求項19】 1又はそれ以上のプロペラントとの組み合わせにおいて電子機器の洗浄のためのエアゾル適用に使用される請求項1から14のいずれか1項記載の組成物の使用。 【請求項20】 プロペラントが、HFC 134a(1,
    1,1,2-テトラフルオロエタン)、HFC 227ea(1,
    1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン)又はその混合物から選択される請求項19記載の組成物の使用。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、溶媒として1,1,2-
    トリクロロ-1,2,2-トリフルオロエタン(CFC 113)の代替物として使用するためのハイドロフルオロポリエーテル
    (HFPE)に基づいた共沸性(azeotropic)又は近共沸性(nea
    r azeotropic)組成物に関する。 【0002】より詳細には、本発明は、ゼロに等しいか又は0.02より低いODP(ozoneDepletion Potentia
    l)値により、溶媒として、即ちCFC 113の代替における洗浄及び乾燥剤用溶媒として使用するための低いGWP(Global Warming Potential)値及びVOC(Volat
    ile Organic Compounds)値によって特徴付けされる共沸性又は近共沸性混合物に関する。 【0003】 【従来の技術】周知の通り、CFC 113は、各種の素材(金属、ガラス、プラスチック又は構成物表面)からの有機物質(グリース、ワックス、油、樹脂)及び/又は分の除去を要する工業的適用のための溶剤及び/又は乾燥剤として広く使用されている。 【0004】例えば、CFC 113は、複雑な形状を有する機械部品の金属表面からの脱グリース化及び研磨剤の除去用に、精密な表面洗浄が要求される高品質及び高精度金属部品の洗浄用及び水性媒体による洗浄にさらす前に高価な物品から及び高品質成分からの微量の水の除去用に慣習的に使用されている。 【0005】特に電子分野においてCFC 113は、
    洗浄が困難な部品の高い密度によって特徴付けされる及び高い信頼性が要求される成型回路の表面に存在する有機物製品及び微量な水分の除去のために使用されている。 【0006】固体表面(金属、プラスチック材、ガラス)
    からの汚染物除去プロセスは、液相(冷又は温)における溶媒作用を含む方法によって及び/又は気化作用によって実行される;後者のケースにおいて物品は、その沸点で流体蒸気にさらされる。 物品の冷えた表面上での凝縮によって、蒸気は溶媒及び洗浄作用を演じる。 【0007】これらの適用においてCFC 113は、
    工業的な洗浄プロセスにおける適用段階の間、取扱、蒸留及び排気した溶媒の回収の間、蒸気中に及び液相中に実質的に同じ組成を有するようにするため、及び分画化を避けるため、有機溶媒、特に共沸性又は近共沸性混合物のような組み合わせにおいてもまた、しばしば使用されている。 【0008】CFC 113は、先に記載した分野において有効に使用されるための、及び更に、それが安定で、非引火性及び無毒性であることから、簡単で安価、
    且つ安全性を与えることの特有の物理化学的特性によって特徴付けされる。 【0009】CFCs及び特にCFC 113は、しかしながら、成層圏のオゾン層に対する高い破壊を含むという欠点を有し、そのために、その生産と販売は規制を受けており、、1995年1月1日から禁止された。 【0010】環境の尊重と保護の一方で、上記した利用分野においてCFC 113に代わり得る代替物を同定する必要性を感じた。 【0011】この目的のために、溶媒の分野においては、水性溶液に基づいた代替系の、非ハロゲン化有機溶媒の、及びHCFCタイプのハイドロハロゲン化溶媒の使用が提案されている。 【0012】水性の系を用いる代替物は、しかしながら、各種の不便性を含む。 【0013】特に、ミクロ孔、キャピラリー孔及び不規則な表面を持つ物品は、界面活性剤の存在中であっても、相対的に高い水の表面張力のために不十分に洗浄されていた。 【0014】水分除去率は、非常に低く、もしこれが完全に除去されないと、あらかじめ洗浄を受けた金属物品の腐食現象の原因となり得る。 それ故、そのような表面は、それが洗浄された後に適当に乾燥する必要がある。 【0015】炭化水素、アルコール又は他の非ハロゲン化有機溶媒は、それが高い引火性のために、一般的に使用されておらず、いずれのケースにおいて火災を避けるため及びそれを使うプラントにおける爆発の危険を避けるために非常に巨額の設備投資を要する。 【0016】さらに、これらの溶媒は、もし窒素酸化物の存在中で太陽光線にさらされるなら、オゾン富化酸化スモッグと称されるものの形成を伴う酸化分解現象を生じることから、大気汚染源と見なされる。 これらの負の特徴のために、これらの製品はVOC(Volatile Organi
    c Compound)化合物として分類される。 【0017】ハイドロハロゲン化溶媒はCFC 113
    により類似した製品のクラスを表し、それらはより低い使用複雑性を与え且つ上述した代替系と比べてより一般的な適用を与える。 【0018】これらの適用のために最も確実な代替物の一つであるHCFC 141bは、しかしながら、中位の引火性と、特に0.11に等しいODP値(CFC 1
    13はODP=1を有す)によって特徴付けされるような欠点を有し、故にそれは制限を受けている。 【0019】欧州特許出願EP 805,199号中に記載されたようなアルコール、ケトン及びエーテルから選択された極性物質の制限された濃度を有するハイドロフルオロポリエーテル及びそれの組成物により構成された、低い環境上の影響を有する無毒の溶媒の使用は、表面からのオイル、グリース、ワックス等の除去の分野において周知である。 【0020】上記の適用において、工業的な溶媒の分野において使用されるべき共沸性又は近共沸性挙動を有する混合物を作製する参考文献はない。 【0021】 【発明が解決しようとする課題】従来技術において記載されたいずれに関しても、CFC 113の有用な代替物を得ることの必要性が感じられる。 【0022】CFC 113に類似した油性物質の除去、即ち除去すべきその物質の部分的な又は全体的な可溶性による除去を可能とし、それ故に、同じ洗浄操作の期間の完全性及び経済性を節約する顕著な効果を持った、複雑な形状とミクロ孔を有する物品のより正確且つ迅速な洗浄を保証するため、純粋な又は補足的なハイドロフルオロポリエーテルとは異なった、有用な製品を得ることの必要性が意図される。 【0023】好ましいCFC 113の代替物は、ドロップ-インとされるべきであり、即ち、該代替物は、実質的な変更を含むことなしに現存のプラントにおいて使用されるべきであり、且つ物品の洗浄プロセスの各種の操作段階を実質的に変化することなく保持することを許すべきである。 【0024】最後に、通常の溶媒(炭化水素、HCFC)
    に典型的な環境上の及び安全上の問題を制限する又は消去すること、及び周知の通り、これらの製品が複雑で且つ高価なプロセスで得られることから、純粋な又は単に補足的なHFPE使用から起因する洗浄操作コストを減じることの必要性が明白である。 【0025】 【課題を解決するための手段】出願人は、驚くべきことに且つ予期できなかったことに、CFC 113の置換物として、本発明の目的の、ハイドロフルオロポリエーテルに基づいた(HFPE)混合物が、共沸性又は近共沸性の挙動を有し、それはCFC 113のドロップ-インであり、ゼロに等しいか又は<0.02のODP条件且つ低いGWPとVOC値で表示される環境上の影響を有することを見出している。 【0026】それ故に本発明の目的は、本質的に: 組成重量% 一般に 好適にはI) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 2−60 2−54 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−40 98−46 (CHCl 2 CF 3 ,HCFC 123) II) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−95 25−95 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 99− 5 75− 5 III)ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−99 25−98 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); イソ-ペンタン 99− 1 75− 2 IV) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−60 20−60 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 99−40 80−40 V) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−99 10−98 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 99− 1 90− 2 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365 mfc) VI) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−40 10−40 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 99−60 90−60 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) VII)ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−96 25−96 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); メトキシメチルメチルエーテル 99−14 75−14 VIII) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 30−99 35−98 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 70− 1 65− 2 IX) ジフルオロメトキシビス (ジフルオロメチルエーテル) 1−99 18−95 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 99− 1 82− 5 (ClCHCHCl、tDCE) X) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 1−93 25−93 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 99− 7 75− 7 XI) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 30−99 50−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 70− 1 50− 2 XII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 50−99 60−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); メチルアルコール 50− 1 40− 2 XIII)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 15−99 25−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 85− 1 75− 2 XIV)1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 1−99 15−95 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 99− 1 85− 5 (ClCHCHCl、tDCE) XV) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 5−99 10−98 (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); エチルアルコール 95− 1 90− 2 からなる、CFC 113の代替物として使用するためのジフルオロメトキシ-ビス(ジフルオロメチルエーテル)(HFPE1)及び1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテル(HFP
    E2)に基づいた共沸性又は近共沸性組成物である。 【0027】より詳細には、共沸性組成物、即ち、指摘した純粋な生産物のそれぞれについて1.013バールの圧力で沸点の絶対最小値又は最大値を示すのは以下の通り定義される: 組成物は+/-2重量% 内で定義されるA) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 24重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 76重量% (CHCl 2 CF 3 ,HCFC 123) B) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 62重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 38重量% C) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 63重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); イソ-ペンタン 36重量% D) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 42重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 58重量% E) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 60重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 40重量% (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365 mfc) F) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 20重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 80重量% (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) G) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 59重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); メトキシメチルメチルエーテル 41重量% H) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 75重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 25重量% I) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 75重量% (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 25重量% (ClCHCHCl、tDCE) L) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 61重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ペンタン 39重量% M) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 79重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); ジメチルケトン(アセトン) 21重量% N) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 94重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); メチルアルコール 6重量% O) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 74重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); n-ヘキサン 26重量% P) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 50重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); trans 1,2-ジクロロエチレン 50重量% (ClCHCHCl、tDCE) Q) 1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチル ジフルオロメチルエーテル 95重量% (HCF 2 OCF 2 CF 2 OCF 2 H); エチルアルコール 5重量%。 【0028】本発明の目的である共沸性又は近共沸性混合物は、当該分野で周知の方法を用い、相当するアシルフッ化物の加水分解及び塩化によって得たアルカリ塩脱炭酸プロセスによって得た2つのハイドロフルオロポリエーテル:HFPE1とHFPE2に基づいている。 例えば、脱炭酸は、水素-提供化合物、例えば水の存在において、140−170℃の温度で且つ少なくとも4気圧の圧力下で実行される。 例えば、EP 695,775及びその報告された実施例を参照;この特許は参考によりここに併合される。 【0029】共沸性又は近共沸性混合物の2つのハイドロフルオロポリエーテルの主要な特徴は、CFC 11
    3との比較において表1中に報告される。 【0030】表1中の流体は、化学的不活性、高温安定性、非引火性、上述した工業的適用においてCFC 1
    13代替物のため、上述したような他の有機溶媒との混合において特に好適とされるような濃縮加熱及び沸点のような物理化学的特性の組み合わせによって特徴付けされる。 【0031】急性毒性に関する事前の研究は、該生産物が低い生物学的活性を有することを示す。 【0032】出願人は、末端における水素原子の特有の分配とエーテル結合の存在が、潜在的に毒性のオレフィンの形成に至る脱水素フッ素化を防止し且つ金属材料の腐食現象を含む酸の形成を回避することを見出している。 【0033】本発明のHFPEsは、ゼロに等しいOD
    P値と低いGWP値を有する。 【0034】HFPEベースの混合物は、液相と気相の両方において、それの洗浄/乾燥時間の好ましい短縮及び連続操作への適合性を与えるような沸騰温度及び蒸発加熱の有効な組合せを提供する。 【0035】蒸発加熱は、十分に低く且つ除去されることが必要な微量の水の固体化を許さないようになされる。 【0036】洗浄、溶媒および乾燥の適用において、共沸性又は近共沸性挙動を有する混合物の使用は、溶媒のケースにおけるように、相変化現象(蒸発と凝縮)を含む工業的プロセス段階の間に、及びより一般的には、該流体の組成物の液体蒸発及び連続的な変化のために偶発的な漏れが生じ得る全ての流体取り扱い及び保管の操作の間に、該流体組成物の分離又は有意な変動を回避するために、必須とされる。 【0037】非共沸性混合物が使用される全てのケースにおいて生起する組成物の変化は、溶剤の性能の逸脱を含み、オリジナルの組成物を回復するために適当な補充の必要性を作り、それ故に、該混合物が物理化学的に特徴付けられる。 【0038】さらに、共沸性又は近共沸性組成物がより揮発性で引火性の成分を含む場合、その蒸気相は、その使用安全性のための明白なリスクによって、引火性を制御することに至るまで、そのような成分が豊富になる。
    同様に、引火性化合物が揮発性の劣るものである場合、
    それは引火性液体を生じる液相中に濃縮される。 【0039】共沸性又は近共沸性挙動を有する混合物は、引火性化合物が存在する場合の一様な上記欠点を回避する。 【0040】共沸混合物は、最も重要な一つが以下に報告される、予期しない且つ予想できない単一の物理化学特性を有する特有の組成物である。 【0041】共沸混合物は、それが測定した条件の下で平衡である場合、気相中で且つ液体のそれにおいて同じ組成を有する2又はそれ以上の流体の混合物である。 【0042】該共沸性組成物は、特有な温度と圧力値により定義され、これらの条件において該混合物は、純粋な化合物の定常組成と温度で相変化を受ける。 【0043】近共沸混合物は、液体のそれに実質的に等しい蒸気組成を有し、組成と温度の実質的な変更無しに相通過を受ける、2又はそれ以上の流体の混合物である。 組成は、液体の最初の容量の50%の一定温度での蒸発後、開始と最終との組成物の間の蒸発圧力の変動パーセントが10%より低い結果となる場合、近共沸性である;共沸混合物のケースにおいては、最初の組成物と50%液体蒸発がなされた後で得られたそれとの間の蒸気圧の変化はない。 【0044】共沸性又は近共沸性混合物は、ラウルの法則から逸脱する、意味のある陽性と陰性の両方を示すケースに属する。 当業者が周知の通り、そのような法則は理想的な系のために有効である。 【0045】そのような逸脱が十分顕著である場合、共沸点における混合蒸気圧は、故に純粋な化合物のそれよりも高いか又は低いかのいずれか一方の値によって特徴付けされる必要がある。 【0046】該混合蒸気圧曲線が最大値を示すのであれば、これは沸騰温度の最低値に一致することが明らかである;副傾斜(viceversa)に蒸気圧の最小値があるなら、沸騰温度の最大値に一致する。 【0047】共沸混合物は、それぞれの温度と圧力値でただ一つの組成を有する。 【0048】しかしながら、温度と圧力を変化することによって、同じ成分から出発するより共沸性の組成物を得ることができる。 【0049】例えば、異なる圧力レベルで沸点における最小値又は最大値を有する同じ成分の組成物の全ての組合せは、共沸性組成物領域を形成する。 【0050】ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)の部分が、40重量%までの1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルにより置換される場合もまた、ポイントI、III、IV、V、VI、VIIの近共沸組成物が近共沸性を維持することが見出されている。 【0051】1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルが40重量%までのジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)により置換される場合も、ポイントXI、XII及びXVの組成物について同じである。 【0052】ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)の部分が、50重量%までの1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルにより置換されるポイントII、VIII
    及びIXの組成物について同じである。 【0053】1-ジフルオロメトキシ 1,1,2,2-テトラフルオロエチルジフルオロメチルエーテルが50重量%までのジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)により置換される場合も、ポイントX、XIII及びXIVの組成物について同様である。 【0054】本発明の別の目的は、本質的に: 重量% XVI)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−42 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−24 (CHCl 2 CF 3 、HCFC 123) 炭化水素 1−35 XVII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−64 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 98− 1 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365mfc) 炭化水素 1−35 XVIII)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)1−22 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 98−43 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) 炭化水素 1−35 からなるジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)と炭化水素とに基づいた3元近共沸性組成物である。 【0055】炭化水素の中では、好ましくは1−20重量%の範囲内において、n-ペンタンとイソ-ペンタンが好適である。 【0056】同様に、本発明の目的は、本質的に: 重量% XIX)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−55 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン 98−35 (CHCl 2 CF 3 、HCFC 123) アルコール 1−10 XX) ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−89 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,3,3-ペンタフルオロブタン 98− 1 (CF 3 CH 2 CF 2 CH 3 、HFC 365mfc) アルコール 1−10 XXI)ジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル) 1−35 (HCF 2 OCF 2 OCF 2 H); 1,1,1,4,4,4-ヘキサフルオロブタン 98−55 (CF 3 CH 2 CH 2 CF 3 、HFC 356 ffa) アルコール 1−10 からなるジフルオロメトキシビス(ジフルオロメチルエーテル)とアルコールとに基づいた3元近共沸性組成物である。 【0057】好適なアルコールはメチルアルコールであり;好ましくは、1と5重量%の間である。 【0058】本発明の更なる目的は、I)からXXI)
    まで及びA)からQ)までのポイントで記載した通りの共沸性又は近共沸性組成物であり、ここでHFPE1及び/又はHFPE2の部分は、HFPE1又はHFPE
    2の同じ構造を有するが、5−80度の範囲内の沸点を有するハイドロフルオロポリエーテルで置換される。 このケースにおいて、一方は、本質的にHFPE1及び/
    又はHFPE2からなる流体と言うことができる。 【0059】洗剤用途において、上述した混合物は、周知のように温度と金属の存在により助力されるラジカル分解反応を制限するための安定化剤との組合せにおいて使用可能である。 HCFC 123、HFC 356 f
    fa及び365 mfcを含んでいる混合物に特に関係する該分解反応は、共役した二重結合が存在する分子においてニトロパラフィン及び/又は有機物質の使用により常に防止され又は減じられ得る。 【0060】安定化剤は、0.1−5重量%の量において一般に使用される。 【0061】本発明の組成物のために、それに可溶な非イオン性界面活性剤が、水の表面張力を減じるため及び乾燥を受ける表面からの水の除去を助力するために添加され得る。 使用した界面活性剤濃度は、共沸性又は近共沸性成分について、即ち溶媒/乾燥剤について0.00
    5−5重量%の範囲内とされる。 【0062】本発明の組成物は、1又はそれ以上の、好ましくは、HFC 134a(1,1,1,2-テトラフルオロエタン)、HFC 227ea(1,1,1,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロパン)又はそれの混合物から選択されるプロペラントとの組合せにおいて電子部品洗浄用のエアゾル適用においても使用可能である。 【0063】 【実施例】実施例1 共沸性又は近共沸性挙動の評価は以下の通り行った:周知の組成と重量の混合物を、予め空にした、約20cm
    3に等しい内部容積を有する、金属接続具、供給バルブ及びその系の蒸気圧を評価するための圧力トランスデューサーを装備した小ガラスセル内に導入した。 【0064】充填容積比は、初めに約0.8%vに等しくした。 【0065】そのセルは、温度調節浴中に導入し、1.
    013バールに等しい蒸気圧平衡値が得られるまで、その温度をゆっくりと変化させた。 相当する温度を記録し、それを1.013バール圧のその混合物沸騰温度として表示した。 【0066】その温度は、+/−0.01℃に等しい精度の温度計によって平衡セルに密接して測定した;特別の注意が、浴槽中で測定した外部温度が実際上該セルの内部のそれであるようにすることに払われた。 【0067】混合組成物の変化により、理想的な性質に関して逸脱の可能性を見積もること、従って上記のように純粋な成分に関しての絶対最小値又は最大値によって特徴付けされるであろう、共沸性組成物を同定することが可能である。 【0068】共沸性又は近共沸性挙動を確認するために、沸騰温度の最小値又は最大値によって特徴付けされた混合物と、共沸混合物に密接して同定した他のものとは、共沸混合物定常温度で蒸発試験を受けさせた。 【0069】セル内容物は、開始の量の50重量%に相当する損失を有するまで蒸発によって定常温度で取り除いた。 【0070】開始及び最終圧力の評価から、蒸気圧の変動パーセントが算出される:もしその減少がゼロに等しいならば、その条件において該混合物は共沸混合物であり、もしその減少が<10%であるなら、その挙動は近共沸混合物である。 【0071】もしその変動パーセントが低く、且つゼロに近く低いならば近共沸性混合物は真の共沸混合物により近い挙動を有する。 【0072】共沸性及び近共沸性挙動の更なる確認として、上記に報告した評価と一緒に、本発明の幾つかの目的混合物の組成の分析が、蒸発試験の前後にガスクロマトグラフィー法によって実行されている。 【0073】共沸性混合物は、分析方法のエラーの制限内で不変を維持し、液体蒸発後の組成物は、一方では近共沸系のケースにおいて、組成物の制限された変化が観測された。 【0074】表2から18までにおいて報告された測定の全てにおいて、その清浄な沸騰温度で液相の目に見える観測は、相分離が生じないこと、及び該溶液が透明で均質であったことをいずれのケースにおいても示している。 【0075】 【表1】

    【表2】 【表3】 【表4】 【表5】 【表6】 【表7】 【表8】 【表9】 【表10】 【表11】 【表12】 【表13】 【表14】 【表15】 【表16】 【表17】 【表18】 【0076】実施例2 HFPEベースの混合物の溶媒効果は、ASTM D1


    133-86法に従い、表19中に記載した、カウリ-ブタノール指数(Kauri-butanol index)の測定によって評価した。 この試験は、しかしながら、40℃よりも低い沸騰温度を持った溶媒蒸発のためにより緩やかに制限するよう変更されている;100mlフラスコをカウリ-


    ブタノール溶液用の容器として使用した;溶媒を含むビューレットの末端部は、溶媒蒸発を制限する滴定を実行するためにフラスコを閉止する保持ストッパー中に挿入した。 該カウリ-ブタノール溶液は、磁力撹拌器によって撹拌した。 滴定終点は、樹脂分離のためにカウリ-ブタノール溶液中に出現する拡散した濁度に関連して同定される。 【表19】 【0077】実施例3 成型した回路からの油性製品除去能力は、以下の方法に従って確認した:油性製品の既知量を、35x19mm


    サイズを有する成型回路表面上に均一に散布した;油の0.100gが該回路の単一表面上に散布され、次いでその物品を試験すべき溶液中に浸漬した。 【0078】5分間の浸漬後、該回路は溶媒の痕跡を取り除くために室温で更に5分間乾燥し、次いで分析用天秤でそれを再度秤量した。 【0079】以下の油性製品が用いられた: 1)ESSO社製のアルキルベンゼン-Zerice S 46 オイル2)ダウコーニング社製のフッ素化シリコーン-FS 1265


    オイル3)CASTROL社製のエステル-Icematic SW 100 オイル4)シェル社製の鉱油-Clavus 32 オイル。 【0080】試験は、室温で(23-25℃)で実行され、且つ溶媒混合物の沸騰温度で試験した。 後者のケースにおいて、溶媒は、沸騰溶液の蒸気を回収する還流下の冷却器を装備した容器内に配される。 【0081】全ての試験において、溶媒溶液の30ml


    を使用した。 その結果は、除去油パーセンテージとして表した表20中に記載した。 【表20】 1)ESSO社製のアルキルベンゼン-Zerice S 46 オイル2)ダウコーニング社製のフッ素化シリコーン-FS 1265


    オイル3)CASTROL社製のエステル-Icematic SW 100 オイル4)シェル社製の鉱油-Clavus 32 オイル* 除去した油が試験温度で溶媒溶液中に完全に溶解しない# 除去した油が試験温度で溶媒溶液中に完全に溶解した。 【0082】表20中に記した混合物による多くのケースにおいて、CFC 113によって提供されるそれよりもより高いか又は匹敵する結果により異なるタイプの油性製品に対する広い溶媒作用を得ることが可能である。 【0083】さらに、共沸性及び近共沸性混合物の非常に大きな利用可能性は、除去すべき油性物質のタイプと関連した最良の組成を選択することを許す。 【0084】実施例4 電子部品の洗浄のためのエアゾル適用のための幾つかの溶媒組成物とHFC134aとHFC 227ea可溶性が以下に示される。 【表21】 【0085】実施例5 本発明の幾つかの目的組成物によるガラス表面からの水分除去が記述される。 【0086】ネオプレン閉止ストッパー(カバー)を装備した、直径46cm及び高さ56cmを有する円柱状容器中に、試験すべき溶液の30mlが導入される。 【0087】水除去試験のために用いた、表22中に示した組成物は、50mlフラスコ中で調製し、溶液それ自身の沸騰温度より低い約5℃の温度で温度調節浴中で加熱した。 【0088】溶液は、水の表面張力を減じることが可能な界面活性剤の600ppmを加え、乾燥を受けさせる表面からのこれの除去現象を促進する;該試験は、1,1,


    2-ドデカンジアンモニウム-ビス[ジ-(3,6-ジオキサペンタデシル)ホスファート]により構成された界面活性剤を同等に添加したCFC 113との比較において実行している。 【0089】加熱の後、その溶液は、カバーを装備した試験容器内に移した。 【0090】37x25x1mmサイズを有するガラス表面上で、0.015gの水が小滴の形で滴下される。 【0091】そのガラスは、試験されるべき溶液の液相中への物品の浸漬を実行するために使用される金属フレーム上に配した。 【0092】試験用の容器を開き、そのフレームを該溶液中にゆっくりと浸漬した;フレーム上部は容器に密接するゴム製カバー(キャップ)中に形成した孔に通した。 【0093】2分が経過した時、該フレームを、カバー


    (キャップ)中にある孔を通し外部終端部を移動させることによって液相から揚げ;そのガラスは一分間溶液蒸気に依然としてさらされるだろうし、次いでそれは容器から取り出され秤量される。 【0094】表22において、CFC 113により形成された参考の系との比較において水除去試験に関連する結果を記載した。 【0095】試験した溶液は、参考の系と同等の手法において水の除去を与える。 【表22】 ★ 1,1,2-ドデカンジアンモニウム-ビス[ジ-(3,6-ジオキサペンタデシル)ホスファート]の600重量ppmを含む。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 7/26 C11D 7/26 7/28 7/28 7/30 7/30 17/00 17/00 17/08 17/08 (72)発明者 ジァンピエロ・バジレ イタリア・アレッサンドリア・ヴィア・サ ン・ジョヴァンニ・ボスコ・37 (72)発明者 サウロ・ジロロモーニ イタリア・アレッサンドリア・スピネッ タ・マレンゴ・ヴィア・ガンバレッラ・ 102

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈