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Vertical heat treating device

阅读:783发布:2024-02-06

专利汇可以提供Vertical heat treating device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PURPOSE:To omit a dust-generating source in an upper region by arranging a stocker for storing a carrying container in a lower region within a vertical heat-treating device and further not to make complex a flow of a clean air within the vertical heat treatment. CONSTITUTION:A boat capable of mounting a plurality of wafers and being loaded into or out of a furnace 30 is arranged in a lower region 34 of a vertical heat-treating furnace 30, and wafers are transferred between the boat and a carrier 14 in this lower region. On the side of this lower region, a stocker 50 capable of storing a plurality of carriers 14 is arranged. On the side of the stocker 50, a second air filter 66 is further arranged. A side flow 6 sprayed from this second air filter 66 passes through the stocker 50 to form a flow of a clean air towards the lower region of the heat-treating furnace 30, so that the cleanness in the stocker 50 and the lower region may be held.,下面是Vertical heat treating device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 被処理体を熱処理する縦型熱処理炉と、 この熱処理炉の下方領域と前記熱処理炉内との間を昇降可能であり、前記被処理体を搭載して熱処理に供される処理用容器と、 未処理又は処理済みの前記被処理体を搭載した搬送用容器と、 前記熱処理炉の下方領域に搬出された前記処理用容器と前記搬送用容器との間で被処理体を移し換える第1の移載機と、 前記熱処理炉の下方領域の側方に配置され、複数の前記搬送用容器を搭載したストッカと、 前記ストッカに向けて前記搬送用容器を移載する第2の移載機と、 前記ストッカの側方より、前記ストッカを通過して前記熱処理炉の下方領域に向けてクリーンエアを吹き出す吹出口を備えたエアフィルタと、 を有することを特徴とする縦型熱処理装置。
  • 【請求項2】 請求項1において、 前記ストッカに搭載された搬送用容器内の被処理体と、
    前記処理用容器内の被処理体とは、前記各容器内にてその主面を水平にして支持されていることを特徴とする縦型熱処理装置。
  • 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1、第2の移載機は、それぞれ被処理体、搬送用容器を移載する伸縮可能な載置部を有し、 各載置部が同一の支持体により支持され、この支持体が同一の駆動源により少なくとも回転または昇降されることを特徴とする縦型熱処理装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体ウエハなどを熱処理する縦型熱処理装置に関し、特にその装置内部をクリーンに保つことができる構造に関する。

    【0002】

    【従来の技術】例えば、近年の半導体製造装置では、素子の高密度化が進むに連れ、より緻密な処理が要求されるようになっている。 そして、緻密処理の歩留まりを確保する上で、処理前後の半導体ウエハへの不純物の付着をより低減する要求が高まっている。 半導体ウエハは、
    クリーンな雰囲気で処理されることに加えて、半導体ウエハの搬送、その待機雰囲気をもクリーン雰囲気に保つ必要があり、特に搬送,待機位置では半導体ウエハの保持状態に応じてダウンフロー,サイドフローとクリーンエアの送風を実現している。

    【0003】この種の装置としては、特開昭61−11
    1524、特開昭62−146265、実開昭62−8
    633、特開昭62−36817、実開昭64−268
    33号公報などに開示されている。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】縦型熱処理装置の場合、縦型熱処理炉の下方領域にて、熱処理炉に搬入される処理用容器としてのボートと、搬送用容器としてのキャリアとの間でウエハの移し換えを行う必要がある。 このとき、半導体ウエハはその主面が平状態になっているので、この熱処理炉の下方領域においてはサイドフローを実現する必要がある。

    【0005】一方、この縦型熱処理内に、複数個のキャリアを搭載したストッカを内蔵することがある。 このストッカに搭載されたキャリア内のウエハにクリーンエアの送風を実現することで、熱処理に至る前に半導体ウエハのクリーン度を維持することができる。

    【0006】従来より、この種のストッカは、縦型熱処理炉の側方、すなわち縦型熱処理装置の上部領域に配置されている。 その理由は、縦型熱処理装置の下部領域では、ウエハの移載,キャリアの搬送等のために空きスペースが少ない一方で、縦型熱処理装置の上部領域では、
    熱処理炉の側方の領域に比較的広いスペースを確保できるからである。

    【0007】ところで、縦型熱処理装置の上部領域に存在するストッカへのキャリアの搬入出路を除けば、キャリアおよびウエハの搬送路はほとんど縦型熱処理装置の下部領域に形成される。 そして、ストッカを上部領域に配置した場合には、キャリアの搬入出のためのエレベータ機構などを要し、上部領域に発塵源が存在することになる。 装置の上部領域にて発生した塵,埃は装置の下部領域に存在するウエハまたはキャリアの搬送途上に落下し、ウエハに不純物が付着しやすい傾向がある。

    【0008】従って、ストッカを装置内部の下部領域に配置することが好ましいが、この装置の下部領域にはウエハあるいはキャリアの搬送路が存在し、しかもその領域をクリーンにするためのエアの送風通路を確保しなければならないことを考慮すると、比較的大きな体積を占めるストッカの配置場所は、縦型熱処理装置の設置面積を拡大しないかぎり確保することができない。 しかし、
    単位面積のコストの高いクリーンルーム内に、縦型熱処理装置を設置することを考慮すると、その設置面積の拡大は半導体装置製造のランニングコストを高めてしまう。

    【0009】また、ウェハへの不純物の付着に関しては、キャリアやウェハの移載機からの発塵がある。

    【0010】つまり、キャリアやウェハの移載機は、各移載対象毎に設けた場合には、機構部品の組合せも多くなり、機構部品の可動部や格納部に堆積した塵、埃が飛散する機会も多くなる。

    【0011】そこで、本発明の目的とするところは、搬送用容器を貯えるストッカを装置内部の下部領域に配置して上部領域の発塵源をなくしながらも、既存のエリアに対するクリーンエアの送風経路をストッカのための送風経路に共用することで、設置面積の拡大を最小限に止どめることのできる縦型熱処理装置を提供することにある。

    【0012】また、本発明の目的とする所は、装置内部での発塵を押さえることのできる構造を備えた縦型熱処理装置を提供することにある。

    【0013】

    【課題を解決するための手段】請求項1に係る縦型熱処理装置は、被処理体を熱処理する縦型熱処理炉と、この熱処理炉の下方領域と前記熱処理炉内との間を昇降可能であり、前記被処理体を搭載して熱処理に供される処理用容器と、未処理又は処理済みの前記被処理体を搭載した搬送用容器と、前記熱処理炉の下方領域に搬出された前記処理用容器と前記搬送用容器との間で被処理体を移し換える移載機と、前記熱処理炉の下方領域の側方に配置され、複数の前記搬送用容器を搭載したストッカと、
    前記ストッカの側方より、前記ストッカを通過して前記熱処理炉の下方領域に向けてクリーンエアを吹き出す吹出口を備えたエアフィルタと、を有することを特徴とする。

    【0014】請求項2に係る縦型熱処理装置は、請求項1において、前記ストッカに搭載された搬送用容器内の被処理体と、前記処理用容器内の被処理体とは、前記各容器内にてその主面を水平にして支持されていることを特徴とする。

    【0015】請求項3に係る縦型熱処理装置は、請求項1又は2において、前記第1、第2の移載機は、それぞれ被処理体、搬送用容器を移載する伸縮可能な載置部を有し、各載置部が同一の支持体により支持され、この支持体が同一の駆動源により少なくとも回転または昇降されることを特徴としている。

    【0016】

    【作用】請求項1の発明によれば、搬送用容器を貯えるためのストッカは、縦型熱処理炉の下方領域の側方に配置される。 このストッカのさらに側方にはエアフィルタが設けられ、このエアフィルタから吹き出されたクリーンエアは、ストッカを通過するとともに、さらに熱処理路の下方領域に向けてサイドフローを実現し、2つのエリアでのクリーン度の維持を1つのクリーンエアの流れにより可能としている。

    【0017】請求項2の発明によれば、ストッカに搭載された搬送用容器内の被処理体の主面が水平であり、エアフィルタから吹き出されたサイドフローを阻害することなく、熱処理炉の下方領域に向けてのサイドフローの円滑な流れを確保できる。

    【0018】請求項3の発明によれば、同一支持体によって被処理体、キャリアをまとめることにより、構成部品を共通化して少なくすることができる。

    【0019】

    【実施例】以下、本発明を適用した半導体の縦型熱処理装置の一実施例について、図面を参照して具体的に説明する。

    【0020】図1から図3において、装置筐体10の一側面には、複数枚例えば25枚の半導体ウエハ12を搭載した搬送用容器の一例であるキャリア14を搬入出するためのオートドア16が設けられている。 このウエハ12は、搬入出時にはキャリア14内に設けられたウエハ収納用溝(図示せず)に挿入され、垂直状態に立て掛けられる。 筐体10内に搬入されたキャリア14は、入出ポート18(例えば2個のキャリア14を載置できる)に載置される。 この入出力ポート18には姿勢変換機構20が設けられ、図3に示すようにキャリア14を90°位置変換する。 位置変換されたキャリア14内のウエハ12は、その主面が水平状態に支持されることになる。 このキャリア14をさらに内部に搬入するために、第1,第2の搬送アーム22,24が設けれている。 第2の搬送アーム24はエレベータ26に沿って昇降可能であり、この第2の搬送アーム24の昇降移動およびアーム駆動により、例えば2段にわたって設けられた移載ステージ28上にキャリア14を載置することができる。

    【0021】装置筐体10内部の上部領域には、縦型熱処理炉30が設けられている。 この熱処理炉30の下端開口(図示せず)を密閉するフランジキャップ32が、
    揺動および昇降可能に設けられている。 熱処理炉30の下方の領域34には、処理用容器の一例である石英製ボート36が配置されている。 このボート36は、ボートエレベータ38により、熱処理炉30内部とその下方領域34とにわたって昇降可能である。

    【0022】移載ステージ28と、熱処理炉30の下方領域34との間に移載機40が設けられている。 この移載機40のアーム42は伸縮可能であるとともに、昇降および回転が可能であり、移載ステージ28上のキャリア14と、熱処理炉30によりアンロードされたボート36との間で、ウエハ12を1枚ずつまたは複数枚同時に移し換えが可能である。

    【0023】さらに本実施例では、筐体10内部の入出力ポート18および移載ステージ28以外の領域にて、
    最大8個分のキャリア14を2列4段にて保管できるストッカ50が設けられている。 このストッカ50は熱処理炉30の下方領域34と対向する側方に配置されている。 このストッカ50は、キャリア14を載置可能な棚板52を縦方向にて等間隔に配列したものである。

    【0024】次に装置筐体10内部におけるクリーンエアのフローについて説明する。

    【0025】装置筐体10の天面には、フレッシュエアの取入口60が例えばメッシュ状に設けられている。 このエア取入口60より筐体10内部に導入されたエア流路途中であって、エア取入口60と入出力ポート18との間に第1のエアフィルタ62が設けられている。 従って、筐体10外部のフレッシュエア流は、エア取入口60を介して筐体内部に導入されてダウンフローとなり、さらに第1のエアフィルタ62を介して入出力ポート18上に載置されたキャリア14に向けて、クリーンエアのダウンフローを形成することになる。 ここで、
    入出力ポート18に投入されたキャリア14は、姿勢変換機構20により90°位置変換する前にあっては、このキャリア14に搭載されたウエハ12は、ダウンフローと平行な状態となる。 従って、ダウンフローの流れを阻害せず、キャリア14に搭載されたウエハ12の周囲の空間をクリーンに保つことができると共に、キャリア14を通過後も層流状態を維持できる。

    【0026】装置筐体10の底部には床フード64が設けられ、その一側面にエア吸引口64aが設けられている。 従って、入出力ポート18上のキャリア14を通過したクリーンエアは、図1に示すエアフローを形成して床フード64に取り込まれることになる。 ストッカ5
    0の外側には、少なくともストッカ50の幅および高さの範囲にわたるエア吹出口を有する第2のエアフィルタ66が設けられている。 この第2エアフィルタ66は、
    床フード64内に連通するエア取入口66aを有する。
    この第2のエアフィルタ66は、その内部にてエアフローを形成することでフィルタを通過させてエアをクリーンとし、ストッカ50側に臨むエア吹出口より、ストッカ50を介して熱処理炉30の下方領域34に向けてクリーンエアによるサイドフローを形成することになる。

    【0027】ここで、ストッカ50に搭載された各キャリア14内のウエハ12は、その主面が水平状態に置かれているので、サイドフローの流れを阻害することがなく、層流状態の流れを維持することで、ストッカ50
    の配置領域におけるエア雰囲気をクリーンに保つことが可能となる。 ストッカ50の内側の領域である下方領域34では、移載ステージ28上のキャリア14と熱処理炉30よりアンロードされたボート36との間で、移載機40によるウエハ12の移し換えが行われる。 このとき、この移載動作中にわたって、サイドフローが熱処理炉30の下方領域34に形成されているので、駆動部からの発塵が生じたとしてもサイドフローにより塵などを運び去ることができ、未処理または処理済みのウエハ12に不純物が付着することを低減することができる。 また、キャリア14およびボート36との間のウエハ12の移し換えも、ウエハが水平状態にて行われるので、サイドフローの層流状態での流れを阻害することが少なくなる。 このため、サイドフローは、ストッカ50に向けて逆流することがないので、移載時に例え塵などが生じても、これがストッカ50内のウエハ12に付着することがない。

    【0028】このように本実施例によれば、第2のエアフィルタ66より形成されるサイドフローにより、ストッカ50および熱処理炉30の下方領域34をクリーン雰囲気に保つことができる。 このとき、サイドフローの上流側のストッカ50に配置されたキャリア14
    は、ここに搬入される以前に必ず入出力ポート18にてダウンフローを受けており、比較的クリーンな状態になっている。 従って、熱処理炉30の下方領域34の上流側より、サイドフローに沿って塵などが運ばれてくることを防止でき、下方領域34をクリーンに保つことが可能となる。 さらに、縦型熱処理炉30よりボート3
    6をアンロードした直後は、ボート36およびそれに搭載されたウエハ12がある程度の高温状態となっているが、ストッカ50側を上流としてサイドフローを形成することで、ストッカ50に搭載されたキャリア14内のウエハ12が熱による悪影響を受けることがない。

    【0029】ストッカ50および下方領域34を通過したサイドフローは、第2のエアフィルタ66と対向する位置に配置された側面フード68のエア吸引口68a
    より側面フード68内に取り込まれる。 取り込まれたエアの一部は、床フード64を介して再度第2のエアフィルタ66の取入口66aに導かれ、他の一部はエア排気口68bを介して外部に排出される。 このようにすることで、装置筐体10内部におけるエアの消費量を極力減らし、エア取入口60を介して外部から新たに取り入れられるエア量を低減することで、装置筐体10内部のエア清浄度を保持できるようにしている。

    【0030】このように本実施例によればストッカ50
    を熱処理炉30の下方領域34の側方に設けることで、
    第2のエアフィルタ66からのサイドフローを、上記各領域におけるサイドフローとして兼用することができる。 このようにストッカ50を下方領域34の側方に設けることで従来のようにストッカ50を縦型熱処理炉3
    0の側方である装置筐体10内の上部領域に配置した場合と比較して、装置筐体10内部における上部領域での駆動部が少なくなるため、上部領域での発塵源がなくなり、装置筐体10内部全体でのクリーン度を高めることができる。 なお、ストッカ50にキャリア14を搬入出するためには、ボート36がロード,アンロードされる下方領域34の近傍に搬入出路70(図2参照)が形成されることになる。 この場合、ストッカ50へのキャリア14の搬入出を、ボート36およびキャリア14との間でウエハ12の移載を行っていないとき、すなわちボート36を熱処理炉30内に搬入した後に行うとよい。
    そうすれば、第2のエアフィルタ66から常時サイドフローが形成されているので、ストッカ50に対するキャリア14の搬入出時に生ずる塵,埃はサイドフローに沿って流れ、このとき下方領域34にはボート36が存在しないので、ボート36に搭載されたウエハ12に不純物が付着することがない。

    【0031】なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施例が可能である。 上記実施例によれば、エア取入口60から取り込まれたフレッシュエアを、最初に入出力ポート18上のキャリア14を通過させ、その後このエアを第2のフィルタ66に取り込み、ストッカ50および熱処理炉30の下方領域34におけるサイドフローの形成に共用していた。 しかし、必ずしも入出力ポート18におけるダウンフローと、下方領域34におけるサイドフローのエア源を共用するものに限らず、図1の第2
    のエアフィルタ66に独立したエア供給路を設けるものでもよい。

    【0032】また、上記実施例に用いられた移載機の構造として、例えば、図4に示す構造を採用することも可能である。

    【0033】図4に示されている移載機400は、入出力ポートとストッカ間でのキャリアの受渡しと、ストッカとボート間でのウエハの搬出入とを行なえる機能が備えられている点で上記実施例に示した移載機と異なっている。 なお、図4において、図1乃至図3に示したものと同じ構成部品については、同符号を用いて説明する。

    【0034】すなわち、移載機400は、前記実施例と同様にアーム402を備えており、このアーム402
    は、支持体404に設けられている。

    【0035】そして、このアーム402には、その延長方向一方にウエハ12を載置するための例えば複数枚のフォーク402Aが、また、アーム402の延長方向他方にキャリア14を載置するための載置板402Bが設けられている。 移載機400は、アーム402が支持されている支持体404が、回転、昇降駆動されるとともに、例えば支持体404自体からの往復駆動あるいは支持体404による往復駆動により、アーム402を回転、昇降、伸縮させることができ、その動作態位によって、入出力ポート18(図2参照)、ストッカ50及びボート36に対してキャリア14あるいはウエハ12を搬入出することができる。

    【0036】また、移載機400の動作において、昇降動作はストッカ50の棚板52へのキャリア14の載置およびボート36での所定位置にウエハ12を載置するために行われる。 このため、移載機400の昇降ストロークは、ストッカ50の棚板52の1段当りの高さに相当する量およびキャリア14から取り出した数のウエハ12を一括してボート36に搬入できる場合と一枚のウエハを搬入する場合とに応じた量が選択される。 なお、
    このストッカ50側に昇降機能が設定されている場合には、キャアリア14を搬入出する場合の移載機400での昇降は行われない。

    【0037】また、ボート36の上面に位置するロッド支持板の上方には、ボート倒れ防止装置410が設けられている。 このボート倒れ防止装置410は、ロッド支持板上に設けられている突起に着脱可能なアームを備えており、ボート12の搬出時にこのアームによってロッド支持板を押えてボート36の傾きを防止するようになっている。 さらに、縦型熱処理炉30の下端開口付近にはオートシャッター420が設けられ、図示のように揺動・昇降することで、ボート36の搬出後に炉30の下端開口からの熱放出を防止している。

    【0038】このような構成の移載機400を備えた縦型熱処理装置においては、入出力ポート18からキャリア14を取り出す場合、移載機400のアーム402を伸ばしてキャリア載置板402Bをキャリア下面に差し入れる。 そして、アーム402は僅かに上昇してキャリア14を浮すと、この状態で縮められてストッカ50に向け回転させられる。 アーム402がストッカ50に対向すると、アーム402は、キャリア14を載置すべき棚板52の位置に合せて昇降され、その昇降位置で再度キャリア載置板402Bが伸ばされてストッカ50の載置台上にキャリア14を位置させ、僅かに下降することによりキャリア14をストッカ50の棚板52に置く。
    なお、ストッカ50側が昇降する形式である場合には、
    アーム402の昇降が行われず、ストッカ50に向けて回転及び伸縮するのみである。

    【0039】一方、ストッカ50からボート36に向けキャリア14内のウエハ12を搬入する場合には、移載機400が回転してフォーク402Aをキャリア14に対向させる。 そして、複数枚のフォーク402Aが同時に伸ばされてキャリア14内のウエハ12下面にフォーク402Aが差し入れられ、キャリア14の搬入出と同じ動作により、ボート36に複数枚のウエハを載置する。 ボート36へのウエハ12の搬入に際しては、ウエハ12の同時搬入枚数に応じてフォーク402Aの昇降量が決められる。

    【0040】このような移載機を設けた構成によれば、
    1台の移載機のみでキャリアの搬入出およびキャリアの搬入出を行えるので搬入出機構の構造を簡単なものにすることが可能である。

    【0041】

    【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、縦型熱処理路の下方領域と、そこをサイドフローするためのエアフィルタとの間に、搬送用容器を貯えるストッカを配置することで、装置の上部領域における発塵源を少なくしながらも、上記サイドフローを2つの領域にクリーンエアを送風する手段として兼用することができ、縦型熱処理装置内のクリーンエア送風通路を複雑化することなく、装置の設置面積を最小限に止どめることが可能となる。

    【0042】また本発明によれば、被処理体及びキャリアの載置部を備えたアームを設け、このアームを同一の支持体で支持して同一の駆動源により駆動することができるので、被処理体及びキャリアに対する搬出入構造を簡単にして、構成部品からの発塵機会を少なくすることが可能になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明を適用した半導体の縦型熱処理装置内におけるクリーンエアの流れを説明するための概略斜視図である。

    【図2】図1に示す縦型熱処理装置内の駆動部材を説明するための概略斜視図である。

    【図3】図1に示す縦型熱処理装置の内部を側方から見た概略説明図である。

    【図4】本発明による縦型熱処理装置内の駆動部材の変形例を説明するための概略斜視図である。

    【符号の説明】

    10 装置筐体 12 半導体ウエハ(被処理体) 14 キャリア(搬送用容器) 30 縦型熱処理炉 34 下方領域 36 ボート(処理用容器) 40 移載機 50 ストッカ 66 第2のエアフィルタ 400 移載機 402 アーム 402A ウェハ載置用フォーク 402B キャリア載置用載置板 404 支持体

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