Image forming device

阅读:1021发布:2021-07-07

专利汇可以提供Image forming device专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To suppress voltage fluctuation caused by turned ON/OFF of a lamp, by applying normal lamp actuating voltage, after preliminarily heating the lamp, while gradually applying from the lower voltage to the higher voltage, to either of the fixing lamp and the exposing lamp. SOLUTION: The exposing lamp 5 is preliminarily heated for a specified time, while applied with output voltage by a step-down transformer 10 in order from the lower one, before entering the exposing operation, and thereafter it is switched so that the normal application voltage V0 is applied. Then, as to the fixing lamp 4, at the first time turned on, the output voltage of the step-down transformer 10 is also applied in the order from the lower one. Thereafter, the output voltage V1 of the step-down transformer 10 is applied at the time of standing by, the voltage V1 is turned on and off corresponding to the output of a temp. detector 13, and a fixing device is kept hold at the preliminary heating temp. being lower than the fixing operation temp. Moreover, at the time of switching the voltage applied to the fixing lamp 4 and the exposing lamp 5, the switching relays 8 and 9 are switched by temporarily turning off the respective switching element 6 and 7, and thereafter the fixing lamp switching element 6 or the exposing lamp switching element 7 is turned on.,下面是Image forming device专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 普通紙にトナ−を定着させるための定着装置の熱源として働く定着ランプと、前記定着装置の温度を検出する定着装置温度検出手段と、前記定着装置温度検出手段の検出出力に従って前記定着ランプに印加される電圧を制御して前記定着装置の温度制御を行う温度制御手段と、画像を露光する露光装置の光源となる露光ランプとを有する画像形成装置において、 交流電源電圧を降圧して複数の2次側出力電圧を出力する複数の2次側出力端子を有するトランス手段と、 前記定着ランプに印加する電圧を前記交流電源電圧あるいは前記トランス手段の複数の2次側出力電圧のいずれかとに切替える第1の切替え手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
  • 【請求項2】 前記露光ランプに印加する電圧を前記交流電源電圧あるいは前記トランス手段の複数の2次側出力電圧のいずれかとに切替える第2の切替え手段を具備することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  • 【請求項3】 前記第1の切替え手段は、前記定着装置の立上げ時には、前記トランス手段の複数の2次側出力電圧を低いものから順次選択して前記定着ランプに印加することを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  • 【請求項4】 前記第1の切替え手段は、前記定着装置の待機時には前記トランス手段の複数の2次側出力電圧の内の1つを前記定着ランプに印加することを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載の画像形成装置。
  • 【請求項5】 前記第1の切替え手段は、前記定着装置の動作時には前記温度制御手段の制御にしたがって前記定着装置温度検出手段の検出出力に応じて前記トランス手段の複数の2次側出力電圧の内の1つと前記交流電源電圧とを切替えて前記定着ランプに印加することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  • 【請求項6】 前記第2の切替え手段は、前記露光装置の動作に先立って前記トランス手段の複数の2次側出力電圧を低いものから順次選択して前記露光ランプに印加することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  • 【請求項7】 前記第2の切替え手段で前記トランス手段の複数の2次側出力電圧の内の1つを前記露光ランプに印加中は、前記第1の切替え手段は前記トランス手段の複数の2次側出力電圧を前記定着ランプに印加しないことを特徴とする請求項2または6記載の画像形成装置。
  • 【請求項8】 前記トランス手段は、絶縁型のトランスであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、電源の電圧変動を抑止する装置に関し、特に画像形成装置での電源電圧変動抑止装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】画像形成装置で、普通紙にトナ−を定着させるための熱源および露光用の光源としてハロゲン・
    ランプが用いられるものがある。 前者は定着ランプ、後者は露光ランプと呼ばれる。 これらのランプ、ことに定着ランプはワット数が大きく電気的に誘導性であるので、点灯・消灯時に大きな突入電流が流れる。 例えば8
    00W/100Vのハロゲン・ランプで突入電流のピーク値は100Aを越える。 しかも画像形成装置の機能上からランプの点灯・消灯は頻繁に行われざるを得ない。

    【0003】このような、ワット数の大きな光源が点灯・消灯を繰り返すと大きな電流の変動が発生し、これによる電源電圧の変動が問題になることがある。 例えば頻繁に繰り返される電流変動によって交流電圧に変動が生じ、周囲の照明がちらつき、照明の使用者に不快感を引き起こす、いわゆるフリッカ現象などの問題が発生する。 このような電圧変動に対しIECでは電圧変動やフリッカを規制する規格が制定されつつある。

    【0004】ところで、このような画像形成装置が引き起こす電源の電圧変動を抑える方法として、従来、位相制御方式やマルチランプ点灯方式あるいは抵抗挿入方式などの方法がとられてきた。

    【0005】位相制御方式は、図5に示すように突入電流の影響のある十数サイクルの間、ランプへの通電位相αをα1 、α2 、α3 というように変え、最初は通電電流値を少なくし、その後徐々に大きくしていくことで突入電流を減らす方法である。

    【0006】しかし、この方法は、通電電流を制限している間の電流波形がパルス状になるため、雑音端子電圧が上昇する、高調波ノイズが高まる等の副作用が発生する。 したがって、雑音の面で各国の規格を満足しなくなるおそれがある。

    【0007】マルチランプ点灯方式は、例えば定着ランプを1個ではなく複数のランプで構成し、各ランプの点灯・消灯に時間差を設けるなどの方法で点灯・消灯時の電流変化すなわち電圧変動を小さくするという方法である。 しかし、この方法は複数のランプを使用するため、
    必然的に装置が大型になり、また点灯・消灯に時間差を設けるために制御回路が複雑になる。

    【0008】抵抗挿入方式はランプの点灯・消灯の際にランプ回路に抵抗を挿入して突入電流を減らす方法である。 この方法では定格電の大きな抵抗が要求されるし、抵抗からの発熱が問題になり、また制御回路もその分複雑になる。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来の画像形成装置では、定着ランプなどのワット数の大きな光源の点灯・消灯が繰り返されることが多く、これが電源電圧を変化させフリッカ現象などの問題が発生することがあった。 これを防ぐために位相制御方式、マルチランプ点灯方式あるいは抵抗挿入方式をとるとノイズが増えたり、装置が大型化したり、発熱が問題になったり、
    制御が複雑になったりする。

    【0010】本発明はこの点を解決して、雑音を増やしたり、装置を大型化したりすることなく、ランプの点滅で引き起こす電圧変動をできるだけ小さくし、IEC規格に準拠できるようにすることを目的とする。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、本発明は、普通紙にトナ−を定着させるための定着装置の熱源として働く定着ランプと、前記定着装置の温度を検出する定着装置温度検出手段と、前記定着装置温度検出手段の検出出力に従って前記定着ランプに印加される電圧を制御して前記定着装置の温度制御を行う温度制御手段と、画像を露光する露光装置の光源となる露光ランプとを有する画像形成装置において、交流電源電圧を降圧して複数の2次側出力電圧を出力する複数の2次側出力端子を有するトランス手段と、前記定着ランプに印加する電圧を前記交流電源電圧あるいは前記トランス手段の複数の2次側出力電圧のいずれかとに切替える第1の切替え手段とを具備することを特徴とする。

    【0012】前記露光ランプに印加する電圧を前記交流電源電圧あるいは前記トランス手段の複数の2次側出力電圧のいずれかとに切替える第2の切替え手段を具備することを特徴とする。

    【0013】前記第1の切替え手段は、前記定着装置の立上げ時には、前記トランス手段の複数の2次側出力電圧を低いものから順次選択して前記定着ランプに印加することを特徴とする。

    【0014】前記第1の切替え手段は、前記定着装置の待機時には前記トランス手段の複数の2次側出力電圧の内の1つを前記定着ランプに印加することを特徴とする。

    【0015】前記第1の切替え手段は、前記定着装置の動作時には前記温度制御手段の制御にしたがって前記定着装置温度検出手段の検出出力に応じて前記トランス手段の複数の2次側出力電圧の内の1つと前記交流電源電圧とを切替えて前記定着ランプに印加することを特徴とする。

    【0016】前記第2の切替え手段は、前記露光装置の動作に先立って前記トランス手段の複数の2次側出力電圧を低いものから順次選択して前記露光ランプに印加することを特徴とする。

    【0017】前記第2の切替え手段で前記トランス手段の複数の2次側出力電圧の内の1つを前記露光ランプに印加中は、前記第1の切替え手段は前記トランス手段の複数の2次側出力電圧を前記定着ランプに印加しないことを特徴とする。

    【0018】前記トランス手段は、絶縁型のトランスであることを特徴とする。

    【0019】

    【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる画像形成装置用のランプ制御装置を添付図面を参照にして詳細に説明する。 図1は本発明の一実施形態の画像形成装置のランプ制御装置のブロック図である。

    【0020】図1において、1はメインスイッチ、2は直流電源、3はCPU制御ユニット、4は定着ランプ、
    5は露光ランプ、6は定着ランプスイッチング素子、7
    は露光ランプスイッチング素子、8は定着ランプ用の切替えリレーであるリレー1、9は露光ランプ用の切替えリレーであるリレー2、10は通常の印加電圧ここでは商用交流電源からの交流電圧V0 を降圧する複数の2次側出力端子を有する降圧トランス、11は降圧トランス10の複数の2次側出力端子を切り替えて出力する切替えスイッチ、12は電源リレー、13は図示しない定着手段の温度を検出する温度検出器、14は露光ランプ5
    の露光量に対応する露光ランプ5の端子電圧を検出する電圧検出器である。 リレー1(8)と切替えスイッチ1
    1で第1の切替え手段を、リレー2(9)と切替えスイッチ11で第2の切替え手段を構成する。

    【0021】このうち、CPU制御ユニット2はランプ制御装置全体を制御するCPU31、CPU31の動作プログラムを記憶しているROM32、温度検出器13
    および電圧検出器14からのアナログ信号をディジタル信号に変換して入力するA/D入力ポート33および定着ランプスイッチング素子6、露光ランプスイッチング素子7、リレー8、9および12の制御信号を出力するI/Oポート34のブロックから構成され、各ブロックはバスラインで相互に接続されている。

    【0022】メインスイッチ1を投入すると、商用交流電源電圧V0 がメインスイッチ1を介して直流電源2に印加される。 交流電圧が印加されると直流電源2は直流電源電圧VccをCPU制御ユニット2および各リレー(8、9、12)に提供する。

    【0023】直流電源Vccが投入されるとCPU制御ユニット2のCPU31が起動され、CPU31はROM
    32内の動作プログラムにしたがって動作を始める。

    【0024】図2に、定着ランプ4の動作フローチャートを、図3に、露光ランプ5の動作フローチャートを示す。 また、図4に、定着ランプスイッチング素子6、露光ランプスイッチング素子7、リレー1(8)、リレー2(9)の動作線図と、定着ランプ4および露光ランプ5に印加される電圧を示した。

    【0025】まず、図2のフローチャートにそって定着ランプ4に関する制御動作を説明する。 メインスイッチ1が入力されると、動作プログラムがスタートし(ステップ100)、リレー3(12)の入力待ちになる(ステップ101)。 リレー3(12)が入力されると、C
    PU31より定着動作開始の指令があったかどうかを調べる(ステップ102)。 動作プログラムのスタート草々は定着動作指令が未だないので、余熱の動作に入り、
    CPU31は図示しない定着装置の温度を温度検出器1
    3の出力で調べ、定着装置の温度が余熱段階で保つべき温度として予め指定されている余熱温度まで高くなっているかどうかを判断する(ステップ108)。

    【0026】もし、余熱温度以下であれば、露光ランプ5側で余熱動作が行われているかどうかを判断し(ステップ109)、露光ランプ5側で余熱動作が行われていなければ、まずリレー1(8)の接点をトランス側にし、切替えスイッチ11を2次側出力端子の最も低い出力電圧V3 側にした後、定着ランプスイッチング素子6
    をONして定着ランプ4を降圧トランス10の出力電圧V3 でONする(ステップ111)。 この後、定着装置の温度が余熱温度以下で(ステップ108)、露光ランプ5側で余熱動作が行われていないことを確かめながら(ステップ109)、切替えスイッチ11を切替え、切替えスイッチ11の出力電圧Vn をV3 からV2 (ステップ113)、V2 からV1 (ステップ114)と順次高めながら定着装置の余熱を続ける。

    【0027】もし、ステップ108の段階で、定着装置の温度が余熱温度以上である場合はこれ以上定着ランプで暖める必要がないので、定着ランプ4をOFFにする(ステップ110)。 またはステップ108の段階で、
    露光ランプ5を余熱中であれば、定着ランプ4をOFF
    にする(ステップ110)。

    【0028】ステップ102で定着動作開始の指令があった場合、定着動作に入り、CPU31は定着装置の温度を温度検出器13の出力で調べ、定着装置の温度が定着動作を行うにたる温度として予め指定されている定着温度まで高くなっているかどうかを判断する(ステップ103)。 もし、定着温度以下であれば、まずリレー1
    (8)の接点を電源側にした後、定着ランプスイッチング素子6をONして定着ランプ4に通常の印加電圧(商用交流電源電圧)V0 を印加して定着装置の温度を高めるようにする(ステップ104)。

    【0029】ステップ103で定着装置の温度が定着温度以上であれば、露光ランプ5側で余熱動作が行われているかどうかを判断し(ステップ105)、露光ランプ5側で余熱動作が行われていなければ、定着ランプスイッチング素子6をONして定着ランプ4を切替えスイッチ11の出力電圧Vn (=V1 )でONする(ステップ109)。 露光ランプ5側で余熱動作が行われているときは、定着ランプスイッチング素子6を用いて定着ランプ4にかかる電圧をOFFにする(ステップ106)。

    【0030】ステップ104、ステップ106、ステップ107、ステップ111、ステップ113およびステップ114が終わるとフローチャートの流れは開始時点に戻り、次の状態変化に対応する。

    【0031】次に、図3のフローチャートにそって露光ランプ5に関する制御動作を説明する。 メインスイッチ1が入力されると、動作プログラムがスタートし(ステップ200)、リレー3(12)の入力待ちになる(ステップ201)。 リレー3(12)が入力されると、C
    PU31より露光動作開始の指令待ちになる(ステップ202)。

    【0032】露光動作開始の指令があると、まずリレー2(9)の接点をトランス側にし、切替えスイッチ11
    を降圧トランス10の2次側出力端子の最も低い出力電圧V3 側にした後、露光ランプスイッチング素子7をO
    Nして露光ランプ5を降圧トランス10の出力電圧V3
    で所定時間ONする(ステップ203)。

    【0033】その後、露光ランプスイッチング素子7を一旦OFFにしてから切替えスイッチ11を切替え降圧トランス10の2次側出力端子の出力電圧V2 側にした後、露光ランプスイッチング素子7をONして露光ランプ5をV2 で所定時間ONしする(ステップ204)。
    さらに、同様な手順を繰返し露光ランプ5をV1で所定時間ONしする(ステップ205)。

    【0034】その後、露光ランプスイッチング素子7を一旦OFFにしてからリレー2(9)の接点を電源側にし、定着ランプスイッチング素子6をONして、再び露光ランプスイッチング素子7をONして、露光ランプ5
    に露光動作中、通常の印加電圧V0 を印加する(ステップ206)。 露光動作が修了すると、露光ランプ5をO
    FFし、(ステップ207)露光動作開始の指令待ちに入る。 露光動作中、露光ランプ5の印加電圧は電圧検出器14出力に応じて制御されるが、本発明と直接関係ないのでここではふれない。

    【0035】さらに、図4の動作線図にしたがって、定着ランプ4および露光ランプ5の制御動作を説明する。
    図4では(a)に定着ランプ4に印加される電圧、
    (b)に定着ランプスイッチング素子6の動作、(c)
    にリレー1(8)の接点の位置、(d)に切替えスイッチの接点の位置、(e)に露光ランプ5に印加される電圧、(f)に露光ランプスイッチング素子7の動作、
    (g)にリレー2(9)の接点の位置を横軸の時間の推移にそって示した。

    【0036】図4では先ず(A)の時間帶は定着ランプ4の余熱時間帯で、リレー1(8)の接点の位置を切替えスイッチ11側にし切替えスイッチ接点を降圧トランス10の出力電圧V3 からV2 、V1 と順に切替え、その都度、定着ランプスイッチング素子6をON、OFF
    し、定着ランプ4に電圧V3 、V2 、V1 をこの順に印加して行く。 この部分は図2のステップ110〜114
    に相当する。

    【0037】次に時間帶(B)は露光ランプ5の余熱時間帯で、露光動作指令を受けてリレー2(9)の接点を切替えスイッチ11側にし切替えスイッチ接点を降圧トランス10の出力電圧V3 からV2 、V1 と順に切替え、その都度、露光ランプスイッチング素子7をON、
    OFFし、露光ランプ5に電圧V3 、V2 、V1 をこの順に印加して余熱する。 定着ランプ4側ではこの間は切替えスイッチ11からの電圧Vn の定着ランプ4への印加を停止する。 この動作は図2のステップ115、図3
    のステップ203〜205に相当する。

    【0038】露光ランプ5の余熱が終わると露光時間帯である時間帶(C)に入り、露光ランプスイッチング素子7を一旦OFFにして、リレー2(9)の接点を通常の印加電圧V0 側に切替え後、露光ランプスイッチング素子7をONにして露光ランプ5に電圧V0 を露光動作中印加する。 これは図3のステップ206に当たる。

    【0039】次に時間帯(D)は定着時間帯で、定着ランプスイッチング素子6を一旦OFFにした後、リレー1(8)の接点の位置を通常の印加電圧V0 側に切替え、再び定着ランプスイッチング素子6をONにして、
    定着ランプ4に電圧V0 を印加する。 この部分は図2のステップ104に相当する。

    【0040】定着時間帯定着装置の温度が定着温度に達した場合の時間帯(E)では、定着ランプスイッチング素子6を一旦OFFにした後、リレー1(8)の接点の位置を切替えスイッチ11側に切替え、再び定着ランプスイッチング素子6をONにして、定着ランプ4に電圧V1 を印加する。 この部分は図2のステップ107に相当する。

    【0041】ただし、この場合でも時間帯(F)のように露光ランプ5の余熱が始まると定着ランプ4側では切替えスイッチ11側からの電圧Vn の印加を停止する。
    この部分は図2のステップ106に相当する。

    【0042】以上述べてきたように、定着ランプ4および露光ランプ5の動作は、以下にあげるような原則からなっている。

    【0043】露光ランプ5には露光動作に入る前に降圧トランス10の出力電圧を低い順から印加して一定時間余熱し、その後、通常の印加電圧V0 を印加するように切替える。

    【0043】定着ランプ4でも最初にONする場合は降圧トランス10の出力電圧を低い順から印加する。 以後は待機中は電圧V1 を印加し、この電圧V1 を温度検出器13の出力に応じて断続して、定着装置を定着動作温度より低い余熱温度に保持する。 ただし、切替えスイッチ11の出力電圧が露光ランプ5に印加されている場合は、定着ランプ4をOFFにして電圧は印加しない。

    【0044】切替えスイッチ11の出力電圧Vn を定着ランプ4と露光ランプ5の間で切替えて印加する際には必ずON時間の間に時間差(ONディレー時間:図4のt)を持たせる。

    【0045】また、定着動作の最初は定着ランプ4に通常の印加電圧V0 を印加するようにし、定着装置が定着動作温度に達した場合には切替えスイッチ11の出力電圧のV1 に切替え、これによって定着装置を定着動作温度に保持するようにする。 ただし、切替えスイッチ11
    の出力電圧が露光ランプ5に印加されている場合は、定着ランプ4をOFF状態と通常の印加電圧V0 を印加した状態とで切替えて定着動作温度に保持するようにする。

    【0046】また、定着ランプ4および露光ランプ5に印加する電圧を切替える際は、定着ランプスイッチング素子6または露光ランプスイッチング素子7を一旦OF
    Fにしてからリレー1(8)、リレー2(9)を切替え、その後定着ランプスイッチング素子6または露光ランプスイッチング素子7をONにする。 リレー3(1
    2)をON、OFFする場合は定着ランプスイッチング素子6および露光ランプスイッチング素子7を一旦OF
    Fにしてから行う。

    【0047】従って、切替えスイッチ11の出力電圧V
    n は露光ランプ5に優先に印加され、定着ランプ4と露光ランプ5に同時に印加されることはない。 また、リレー1(8)、リレー2(9)またはリレー3(12)が直接電圧をON、OFFしたり切替えたりすることはない。

    【0048】このようにすると、定着ランプ4、露光ランプ5とも電圧印加の立上がりでは、低い電圧から高い電圧へと順次印加される。 印加電圧が低ければランプ4、5に流れる電流も小さくなるので、その分だけ電源電圧の変動分も少なくなる。 このように低い電圧で一定時間の余熱が行われた後では、ランプのインピーダンスの抵抗成分が増加するため、通常の印加電圧V0 を加えても突入電流の値は低くなり、電源電圧の変動分も少なくなる。

    【0049】また本実施形態ではリレーによる電圧切替え、電源の断続に際しは必ずスイッチング素子をOFF
    にしてから行うようにしているので、リレー接点の溶着による不具合を回避することができる。

    【0050】さらに、本実施形態では切替えスイッチ1
    1の出力電圧Vn が定着ランプ4と露光ランプ5に同時に加わることがないようにし、切替えの際にはONディレー時間を持たせている。 これにより、降圧トランス1
    0の出力電流容量を小さなものにすることができる。

    【0051】なお、定着ランプ4および露光ランプ5を立上げる際に、位相制御方式を併用することも可能である。 この場合は電圧が低くなっている分だけ雑音端子電圧や高調波ノイズが少なくなり、通常の印加電圧V0 に対して位相制御方式を行う場合よりも不具合が少なくなる。

    【0052】本実施形態で使用される降圧トランス10
    として絶縁型のトランスを用いると、降圧トランス10
    が雑音フィルタの働きをして画像形成装置側の雑音が電源側に流れることを防止することができる。 これは位相制御方式を併用する場合にことに有効である。

    【0053】以上の説明では降圧トランス10の2次側出力端子の数を3つとしたが、2つ以上の複数であればいくつでも良い。 また以上の実施形態では定着ランプ、
    露光ランプの切替え用にリレーを用いるように記述したが半導体素子を用いることも可能である。

    【0054】

    【発明の効果】以上説明したように本発明では、定着ランプ、露光ランプとも電圧を印加する場合には、低い電圧から徐々に高い電圧を印加するようにしてランプを余熱した後、通常のランプ駆動電圧を与えるようにした。
    余熱することによりランプのインピーダンスの抵抗成分が増加するので、余熱後に通常のランプ駆動電圧を加えても突入電流の値は低くなり、電源電圧の変動分も少なくなる。 また本発明では、リレーによる電圧切替え、電源の断続の際は必ずスイッチング素子をOFFにしてから行うようにしているので、リレー接点の溶着などの不具合を回避することができる。 さらに、本発明ではトランスの出力電圧が定着ランプと露光ランプに同時に加わることがないようにし、切替えの際にはONディレー時間を持たせているので、トランスの出力電流容量を小さなものにすることができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の一実施形態のランプ制御装置のブロック図。

    【図2】図1に示す実施形態での定着ランプの動作フローチャート。

    【図3】図1に示す実施形態での露光ランプの動作フローチャート。

    【図4】図1に示す実施形態での各部の動作線図。

    【図5】位相制御方式の説明図。

    【符号の説明】

    1 メインスイッチ 2 直流電源 3 CPU制御ユニット 4 定着ランプ 5 露光ランプ 6 定着ランプスイッチング素子 7 露光ランプスイッチング素子 8 定着ランプ用切替えリレー 9 露光ランプ用切替えリレー 10 降圧トランス 11 切替えスイッチ 12 電源リレー 13 温度検出器 14 電圧検出器

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈