首页 / 专利库 / 植物学 / 无性繁殖 / 营养繁殖 / Culture and proliferation of solanaceous plant

Culture and proliferation of solanaceous plant

阅读:1026发布:2020-08-10

专利汇可以提供Culture and proliferation of solanaceous plant专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an efficient method for culture and proliferation of a solanaceous plant such as a green pepper or an eggplant which is difficult to produce a clone seedling by vegetative propagation.
SOLUTION: The characteristic of this method for culture and proliferation of a solanaceous plant is to repeat the following steps (1) and (2) twice or more. (1) cutting off at least a part of leaves and stems of a seedling of the solanaceous plant or the leaves and stems subjected to taking root in (2) so as to contain at least one definite bud and (2) culturing the leaves and stems cut off in (1) in a culture medium using culture soil as a support and making the leaves and stems take root. Thereby, the continuous culture and proliferation of the solanaceous plant can be carried out to enable the seedling production by the vegetative propagation.
COPYRIGHT: (C)2000,JPO,下面是Culture and proliferation of solanaceous plant专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 以下の(1)及び(2)の工程を二回以上繰り返すことを特徴とするナス科植物の培養増殖方法。 (1):ナス科植物の苗の茎葉部又は(2)で発根させた茎葉部の一部を少なくとも一つの定芽を含むように切り取る (2):(1)で切り取った茎葉部を培養土を支持体とした培地で培養し、発根させる
  • 【請求項2】 培養土が、コンポストであることを特徴とする請求項1記載のナス科植物の培養増殖方法。
  • 【請求項3】 培地が、鉄及び液体肥料を含むことを特徴とする請求項1又は2記載のナス科植物の培養増殖方法。
  • 【請求項4】 ナス科植物が、ピーマンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のナス科植物の培養増殖方法。
  • 【請求項5】 ナス科植物が、ナスであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のナス科植物の培養増殖方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ナス科植物の培養増殖方法に関する。 この方法により、継続的・永続的なナス科植物の培養増殖が可能になる。

    【0002】

    【従来の技術】成長点培養によるウイルスフリー化、培養増殖による無病苗の増殖、挿し芽・接ぎ木による苗生産技術の発達により従来種子繁殖されていた花卉野菜も、現在では栄養繁殖により品種化されクローン苗が生産販売されている。

    【0003】しかし、ピーマン、ナスでは従来栄養繁殖品種の生産は行われていなかった。 この理由の一つに培養増殖が困難であることがある。 ピーマンの場合、無菌実生苗を用いた節培養や不定芽増殖により培養増殖が今まで報告されているが、数代継代するとvitrification
    や頂芽・腋芽の伸長の抑制がおこり、継続的・永続的な培養増殖が困難であった。 また、成熟した結実株を材料とした培養増殖の成功例は報告されていない。 このため栄養繁殖による品種の作出が困難であった。

    【0004】

    【発明が解決しようとする課題】本発明は、栄養繁殖によるクローン苗の生産が困難であるピーマン、ナスなどのナス科植物について効率的な培養増殖方法を提供することを目的とする。

    【0005】

    【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、培地の支持体として従来用いられていた寒天などに替え、培養土を用いることにより、継続的・永続的なピーマン及びナスの培養増殖が可能になることを見出し、本発明を完成した。

    【0006】即ち、本発明は、以下の(1)及び(2)
    の工程を二回以上繰り返すことを特徴とするナス科植物の培養増殖方法である。 (1):ナス科植物の苗の茎葉部又は(2)で発根させた茎葉部の一部を少なくとも一つの定芽を含むように切り取る (2):(1)で切り取った茎葉部を培養土を支持体とした培地で培養し、発根させる

    【0007】

    【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
    本発明のナス科植物の培養増殖法は、以下の(1)及び(2)の工程を二回以上繰り返すことを特徴とするものである。 (1):ナス科植物の苗の茎葉部又は(2)で発根させた茎葉部の一部を少なくとも一つの定芽を含むように切り取る (2):(1)で切り取った茎葉部を培養土を支持体とした培地で培養し、発根させる

    【0008】使用するナス科植物は、特に限定されず、
    ピーマン( Capsicum annuum L.)、ナス( Solanum melo
    ngena L.)、トマト( Lycopersicon esculentum Mil
    l.)などを使用することができる。 ナス科植物の苗としては、実生苗を用いることができるほか、結実株から得られた苗を用いることもできる。 茎葉部の切り取りは、
    少なくとも一つの定芽を含むように行うのであれば特に限定されないが、苗の節間部を切断し、切り取るのが好ましい。 切り取る部分は、一つの苗から一つだけでなく、二つ以上切り取ってもよい。 切り取った茎葉部を培養する培地は、培養土を支持体とするものであれば特に限定されない。 培養土としては、コンポスト(バーミキュライトやパーライトなどの粘土鉱物、及び/又はピートモスなどの腐植物により構成され、必要に応じて無機栄養分を適宜添加された配合用土のこと)が好ましいが、これに限定されるわけではない。 培養土以外の培地成分も特に限定されないが、鉄及び液体肥料を含むことが好ましい。

    【0009】培養を継続することにより、茎葉部は発根し、頂芽や腋芽が伸長してくる。 ある程度頂芽や腋芽が伸長した段階で上記と同様に茎葉部の一部を少なくとも一つの定芽を含むように切り取り、培養土を支持体とした培地で培養する。 このような培養増殖法を行うことにより、継続的・永続的な培養増殖が可能になる。

    【0010】

    【実施例】〔実施例1〕 市販コンポストを用いた培養増殖 ピーマンの品種「京波」、「ワンダーベル」、「カリフォルニアワンダー」(以上タキイ種苗株式会社)3品種の種子を表面殺菌後、無菌播種し、無菌実生苗を得た。
    この実生苗の本葉が展開した時期に節間部分を切断し、
    少なくとも一つの定芽を含むように茎葉部の一部を切り取った。 この切り取った部分(以下、これを「シュート」という)を市販のコンポストを支持体とした発根培地に移植し、培養増殖させた。 市販のコンポストとしては、Metro-Mix 350 (Scotts-Sierra Horticultural Co
    mpany )又はPro-mix PGX (Premier Horticultural In
    c.)を使用し、これら支持体150mlに対して蒸留50ml
    を添加して発根培地を作製した。

    【0011】実生苗の分割置床から2週間後に、速やかに発根が起こり、頂芽、腋芽とも健全に伸長した。 同様な培養方法で継代移植を繰り返しても継代7〜8回を経ても健全な状態が維持されており、節間部の切断による分割増殖が可能であった。

    【0012】〔実施例2〕 市販コンポストへの液肥、
    糖の添加効果 実施例1で使用した培地に液肥(Hyponex(6.5:6:19)
    (HYPONEX CORPORATION製) 3g/l )、鉄分(Fe-EDTA(M
    S培地用×100 stock sol.)10ml/l)を加え、新たな発根培地を作製した。 この培地を用いて実施例1と同様な方法で培養増殖を行った。 この結果、シュートの伸長、
    腋芽の伸長は非常に良好で明らかに添加効果が認められた。

    【0013】〔実施例3〕 培養増殖した苗の順化 培養増殖した苗は、遮光し15〜30℃に維持されたガラス温室で80〜90%RHに湿度を維持した条件で順化することにより容易に順化できた。 〔実施例4〕 ピーマン結実株からの培養増殖 結実したピーマンの成熟株の側枝を切り戻し、新たな腋芽を伸長させた。 伸長させた腋芽の節間部を切断し、表面を殺菌した後、実施例1と同様にしてコンポストを支持体とした発根培地で培養した。 この結果、無菌実生苗同様増殖可能であった。

    【0014】〔比較例1〕固体培地を用いた培養増殖 発根培地として、市販のコンポストを支持体とした培地の代わりに寒天等を含む培地(1/2MS ホルモンフリー、
    グルコース20g/l 、ゲランガム3g/l又は寒天8g/l pH 5.
    8)を使用し、それ以外は実施例1と同様の方法で培養を行った。 培養の結果、苗の上部から得られたシュートからは頂芽が伸長し、下部から得られたシュートからは腋芽が伸長してきたので、それぞれ頂芽、腋芽の節間部分を切断し、新たなシュートを得た。 これらのシュートを上記と同様に寒天を用いた発根培地に置床し、培養増殖させた。 このような継代培養を数回繰り返したが、継代培養2〜3回までは増殖するものの、3〜4回目からシュートがvitrificationを誘発したり、発根困難となるとともに頂芽、腋芽が伸長しなくなるため以後継続的な増殖は不可能であった。

    【0015】〔実施例5〕ナスの交配実生株(品種:千両2号(タイキ種苗株式会社))の枝を切り取り、これを新たに伸長した頂芽を含むように5cm程度の長さに切断した。 このシュートを次亜塩素酸ナトリウム溶液(有効塩素濃度1%)に10〜15分間浸し、その後滅菌水で3
    回洗浄した。

    【0016】前記シュートの頂芽部分の芽先を5mm程度切り戻した後に、以下の条件で培養を行った。 培地組成:1/2MSホルモンフリー、グルコース 20g/l、p
    H 5.8、寒天 8g/l 培養容器:管ビン(サンキャップシート) 培養条件:2,000 lux、12時間日長、25℃

    【0017】培養から3週間後、頂芽及び腋芽が伸長してきたので、少なくとも一つの定芽(頂芽又は腋芽)を含むようにシュートを切り取った。 このシュートを以下の条件で培養した。 培地組成:{Hyponex(6.5:6:19) 3g/l、Fe-EDTA(×10
    0)10ml/l}混合液50ml、支持体としてMetro-Mix 350を
    150ml使用 培養容器:バイオポット(ミリシール付きポリカーボネート製容器) 培養条件:2,000 lux、12時間日長、25℃ 培養を数代繰り返したが、シュートはvitrofication等を起こすことなく、健全に維持された。

    【0018】〔比較例2〕実施例5における2回目の培養の培地組成を以下のものに変更して培養を行った。 培地組成:1/2MSホルモンフリー、グルコース 20g/l、p
    H 5.8、寒天 8g/l 培養2〜3週間後には切り口部分はカルス化し、培養シュートはvitroficationを誘発した。 このため、健全な培養体の維持ができず、継続的な培養増殖は非常に困難であった。

    【0019】

    【発明の効果】本発明は、ナス科植物の継続的な培養増殖を可能とし、栄養繁殖による苗生産を可能とするものである。

    ─────────────────────────────────────────────────────

    【手続補正書】

    【提出日】平成11年10月13日(1999.10.
    13)

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0012

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0012】〔実施例2〕 市販コンポストへの液肥、
    鉄分の添加効果 実施例1で使用した培地に液肥(Hyponex(6.5:6:19)
    (HYPONEX CORPORATION製) 3g/l )、鉄分(Fe-EDTA(M
    S培地用×100 stock sol.)10ml/l)を加え、新たな発根培地を作製した。 この培地を用いて実施例1と同様な方法で培養増殖を行った。 この結果、シュートの伸長、
    腋芽の伸長は非常に良好で明らかに添加効果が認められた。

    高效检索全球专利

    专利汇是专利免费检索,专利查询,专利分析-国家发明专利查询检索分析平台,是提供专利分析,专利查询,专利检索等数据服务功能的知识产权数据服务商。

    我们的产品包含105个国家的1.26亿组数据,免费查、免费专利分析。

    申请试用

    分析报告

    专利汇分析报告产品可以对行业情报数据进行梳理分析,涉及维度包括行业专利基本状况分析、地域分析、技术分析、发明人分析、申请人分析、专利权人分析、失效分析、核心专利分析、法律分析、研发重点分析、企业专利处境分析、技术处境分析、专利寿命分析、企业定位分析、引证分析等超过60个分析角度,系统通过AI智能系统对图表进行解读,只需1分钟,一键生成行业专利分析报告。

    申请试用

    QQ群二维码
    意见反馈