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ペノキシスラムおよびベンゾビシクロンまたはクロマゾンおよびベンゾビシクロンの施用からの相乗的雑草防除

阅读:339发布:2020-05-11

专利汇可以提供ペノキシスラムおよびベンゾビシクロンまたはクロマゾンおよびベンゾビシクロンの施用からの相乗的雑草防除专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且【課題】相乗的な除草効果を示す除草組成物の提供。 【解決手段】相乗的な除草有効量の(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩を含む、除草組成物であり、好ましくは、(a)ペノキススラム又は農業上許容されるその塩と(b)ベンゾビシクロン又は農業上許容されるその塩の重量比が、1:80〜2.5:1であり、(a)クロマゾン又は農業上許容されるその塩と、(b)ベンゾビシクロン又は農業上許容されるその塩との重量比が、1:4〜50:1である。 【選択図】なし,下面是ペノキシスラムおよびベンゾビシクロンまたはクロマゾンおよびベンゾビシクロンの施用からの相乗的雑草防除专利的具体信息内容。

相乗的な除草有効量の(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、または クロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンまたは農業 上許容されるその塩を含む、除草組成物。(a)が、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩を含む、請求項1に記載の組 成物。(a)対(b)の重量比が、1:80〜2.5:1である、請求項2に記載の組成物。(a)対(b)の重量比が、1:30〜1.6:1である、請求項2に記載の組成物。(a)が、クロマゾンまたは農業上許容されるその塩を含む、請求項1または2に記載 の組成物。(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩と、(b)との重量比が、1:4〜5 0:1である、請求項5に記載の組成物。(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩と、(b)との重量比が、1.3〜2 8:1である、請求項5に記載の組成物。追加の殺有害生物剤をさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。前記追加の殺有害生物剤が、ベンゾフェナプ、シハロホップ、ダイムロン、ペントキサ ゾン、エスプロカルブ、ピラゾスルフロン、ブタクロル、プレチラクロル、メタゾスルフ ロン、ベンスルフロン−メチル、イマゾスルフロン、アジムスルフロン、ブロモブチド、 ベンフレセート、メソトリオン、オキサジクロメホン、および農業上許容されるそれらの 塩またはエステルからなる群から選択される、1つまたは複数の殺有害生物剤を含む、請 求項8に記載の組成物。除草剤薬害軽減剤をさらに含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。農業上許容されるアジュバントまたは担体をさらに含む、請求項1〜10のいずれか一 項に記載の組成物。コルビーの式によって判定すると相乗性である、請求項1〜11のいずれか一項に記載 の組成物。前記組成物が除草剤濃厚物として提供される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の 組成物。イネにおける望ましくない植物群を防除する方法であって、 (a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農 業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩を 、植物群もしくは前記植物群に隣接する領域に施用する、または土壌もしくはに施用し て、植物群の出芽または成長を防止するステップを含み、 (a)および(b)が各々、相乗的な除草効果を提供するのに十分な量で施用される、 方法。(a)および(b)が同時に施用される、請求項14に記載の方法。(a)および(b)が逐次施用される、請求項14に記載の方法。(a)および(b)を、水中に施用して、望ましくない植物群の出芽を防止する、請求 項14〜16のいずれかに記載の方法。(a)が、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩を含む、請求項14〜17の いずれか一項に記載の方法。(a)対(b)の重量比が、1:80〜2.5:1である、請求項18に記載の方法。(a)対(b)の重量比が、1:30〜1.6:1である、請求項18に記載の方法。(a)が、5〜50g ai/haの量で施用される、請求項18〜20のいずれか一 項に記載の方法。(a)が、クロマゾンまたは農業上許容されるその塩を含む、請求項14〜18のいず れか一項に記載の方法。(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩と、(b)との重量比が、1:4〜5 0:1である、請求項22に記載の方法。(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩と、(b)との重量比が、1:3〜2 8:1である、請求項22に記載の方法。(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩が、100〜1000g ai/ha の量で施用される、請求項22〜24のいずれか一項に記載の方法。(b)が、20〜400g ai/haの量で施用される、請求項14〜25のいずれ か一項に記載の方法。追加の殺有害生物剤を施用するステップをさらに含む、請求項14〜26のいずれか一 項に記載の方法。前記追加の殺有害生物剤が、ベンゾフェナプ、シハロホップ、ダイムロン、ペントキサ ゾン、エスプロカルブ、ピラゾスルフロン、ブタクロル、プレチラクロル、メタゾスルフ ロン、ベンスルフロン−メチル、イマゾスルフロン、アジムスルフロン、ブロモブチド、 ベンフレセート、メソトリオン、オキサジクロメホン、および農業上許容されるそれらの 塩またはエステルからなる群から選択される、1つまたは複数の殺有害生物剤を含む、請 求項27に記載の方法。除草剤薬害軽減剤を施用するステップをさらに含む、請求項14〜28のいずれか一項 に記載の方法。農業上許容されるアジュバントまたは担体を施用するステップをさらに含む、請求項1 4〜29のいずれか一項に記載の方法。(a)および(b)が、コルビーの式によって判定すると相乗性である、請求項14〜 30のいずれか一項に記載の方法。前記望ましくない植物群が、湛水直播水稲または移植水稲において防除される、請求項 14〜31のいずれか一項に記載の方法。前記望ましくない植物群が、広葉雑草、イネ科雑草、スゲ雑草またはそれらの組み合わ せを含む、請求項14〜32のいずれか一項に記載の方法。前記望ましくない植物群が、グリホセート、5−エノールピルビルシキメート−3−ホ スフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤、グルホシネート、グルタミンシンテターゼ阻 害剤、ジカンバ、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、合成オーキシン、 オーキシン輸送阻害剤、アリールオキシフェノキシプロピオネート、シクロヘキサンジオ ン、フェニルピラゾリン、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤、イ ミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジニルチオベンゾエート、トリアゾロピリミジ ン、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン、アセト乳酸シンターゼ(ALS)もし くはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤、4−ヒドロキシフェニル−ピル ベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤、カロテ ノイド生合成阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、セルロ ース生合成阻害剤、有糸分裂阻害剤、微小管阻害剤、超長鎖脂肪酸阻害剤、脂肪酸および 脂質生合成阻害剤、光化学系I阻害剤、光化学系II阻害剤、トリアジン、またはブロモ キシニルに耐性の作物において防除される、請求項14〜33のいずれか一項に記載の方 法。前記耐性作物が、複数の除草剤または複数の作用機序に対する耐性を付与する複数のま たは累積した形質を有する、請求項34に記載の方法。前記望ましくない植物群が、除草剤抵抗性または耐性の雑草を含む、請求項14〜35 のいずれか一項に記載の方法。抵抗性または耐性雑草が、複数の除草剤、複数の化学品クラス、複数の除草剤作用機序 に対する抵抗性もしくは耐性を有する、または複数の抵抗性機構を介するバイオタイプで ある、請求項36に記載の方法。前記抵抗性または耐性雑草が、アセト乳酸シンターゼ(ALS)もしくはアセトヒドロ キシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤、光化学系II阻害剤、アセチルCoAカルボキシ ラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤、合成オーキシン、オーキシン輸送阻害剤、光化学系I阻 害剤、5−エノールピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害 剤、微小管集合阻害剤、脂肪酸および脂質合成阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシ ダーゼ(PPO)阻害剤、カロテノイド生合成阻害剤、超長鎖脂肪酸(VLCFA)阻害 剤、フィトエンデサチュラーゼ(PDS)阻害剤、グルタミンシンテターゼ阻害剤、4− ヒドロキシフェニル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤、有糸分裂阻害剤 、セルロース生合成阻害剤、複数の作用機序を有する除草剤、キンクロラック、アリール アミノプロピオン酸、ジフェンゾコート、エンドタールまたは有機ヒ素化合物に対して、 抵抗性または耐性のバイオタイプである、請求項36または37に記載の方法。

说明书全文

関連出願に対する相互参照 この出願は、その開示が参照により本明細書に明示的に組み込まれている、2013年 3月15日に出願の米国仮特許出願第61/788,672号の利益を主張する。

開示の分野 本開示は、相乗的な除草有効量の(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその 塩、またはクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロン または農業上許容されるその塩を含む除草組成物に関する。本開示は、イネにおける望ま しくない植物群(vegetation)を防除する方法にも関する。

背景 農業における多くの再発性の問題は、例えば、作物の成長を阻害しうる望ましくない植 物群の成長を防除することに関する。望ましくない植物群を防除することを支援するため に、研究者らは、このような歓迎されない成長を防除する上で有効である多様な化学薬品 および化学製剤を生成した。しかし、望ましくない植物群の成長を防除する新規組成物お よび方法に対して持続する必要性がある。

開示の要旨 多くの型の除草剤が、文献で開示されており、その多くが、市販されている。いくつか の事例では、除草有効成分は、個々に施用される場合より組み合わせでいっそう効果的で あることが分かっているが、これは、「相乗」または「相乗性」と称される。本開示は、 (a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農業 上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンもしくは農業上許容されるその塩は 、組み合わせて施用される場合に相乗的な除草効果を示すという知見に基づく。

したがって、本開示は、(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、また はクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンもしくは 農業上許容されるその塩の相乗的な除草有効量を含む除草組成物に関する。いくつかの実 施形態では、(a)は、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩を含む。これらの 事例では、(a)対(b)の重量比は、1:80〜50:1(例えば、1:30〜1.6 :1、または1:10〜1:2.5)でもよい。いくつかの実施形態では、(a)は、ク ロマゾンまたは農業上許容されるその塩を含む。これらの事例では、(a)対(b)の重 量比は、1:4〜50:1(例えば、1:3〜28:1、または1.12:1〜2.24 :1)でもよい。

いくつかの実施形態では、組成物は、追加の殺有害生物剤(pesticide)をさらに含む (例えば、ベンゾフェナプ、シハロホップ、ダイムロン、ペントキサゾン、エスプロカル ブ、ピラゾスルフロン、ブタクロル、プレチラクロル、メタゾスルフロン、ベンスルフロ ン−メチル、イマゾスルフロン、アジムスルフロン、ブロモブチド、ベンフレセート、メ ソトリオン、オキサジクロメホン、および農業上許容されるその塩もしくはエステル、ま たはそれらの組み合わせ)。いくつかの実施形態では、組成物は、除草剤薬害軽減剤(he rbicidal safener)、農業上許容されるアジュバントもしくは担体、またはそれらの組み 合わせをさらに含む。所定の実施形態では、組成物は、除草剤濃厚物(herbicidal conce ntrate)として提供される。

本開示は、イネにおける望ましくない植物群を防除する方法であって、(a)ペノキス スラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農業上許容されるそ の塩、および(b)ベンゾビシクロンもしくは農業上許容されるその塩を、植物群もしく は植物群に隣接する領域に施用する、または土壌もしくはに施用して、植物群の出芽ま たは成長を防止するステップを含み、(a)および(b)が各々、相乗的除草効果を生じ るのに十分な量で施用される、方法にも関する。いくつかの実施形態では、(a)および (b)は、同時に施用される。

望ましくない植物群は、例えば、広葉雑草、スゲ雑草、イネ科雑草、またはそれらの組 み合わせの場合がある。いくつかの実施形態では、望ましくない植物群には、ハマスゲ( purple nutsedge)またはタイヌビエ(early watergrass)が挙げられる。ある種の実施 形態では、望ましくない植物群は、例えば、除草剤、病原菌、および/または昆虫に耐性 があるイネにおいて防除される。

いくつかの実施形態では、(a)は、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩を 含む。これらの実施形態のいくつかでは、(a)は、1ヘクタールあたり5〜50グラム (g ai/ha)の量の有効成分で施用されうる。いくつかの実施形態では、(b)は 、20〜400g ai/haの量で施用される。ペノキススラム(a)およびベンゾビ シクロン(b)は、1:80〜2.5:1(例えば、1:30〜1.6:1、1:15〜 1:1、または、1:10〜1:2.5)の重量比で施用されうる。

いくつかの実施形態では、(a)はクロマゾンまたは農業上許容されるその塩を含む。 これらの実施形態のいくつかでは、(a)は、100〜1000g ai/haの量で施 用されうる。いくつかの実施形態では、(b)は、20〜400g ai/haの量で施 用される。クロマゾン(a)およびベンゾビシクロン(b)は、1:4〜50:1(例え ば、1:3〜28:1、1:2〜10:1、または1.12:1〜2.24:1)の重量 比で施用されうる。

以下の説明は、本開示の1つまたは複数の実施形態の詳細を示す。他の特徴、目的、お よび利点は、その説明、および特許請求の範囲から明らかになろう。

詳細な説明 本開示は、(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾン もしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンもしくは農業上許容さ れるその塩の相乗的な除草有効量を含む除草組成物に関する。本開示は、イネにおける望 ましくない植物群を防除する方法にも関する。

本明細書で使用される場合、用語「除草剤」は、植物群を死滅させる、防除する、また はそうでなければ植物群の成長を不利に改変する有効成分を意味する。「除草有効量」は 、「除草効果」、すなわち、有害変性効果を引き起こす有効成分の量であり、例えば、自 然の発育、死滅、調節、乾燥および遅延からの逸脱を含む。用語「植物」および「植物群 」としては、例えば、発芽種子(germinant seeds)、若苗(emerging seedlings)、お よび定着した植物群を挙げることができる。

ペノキススラム 本開示の組成物および方法としては、ペノキススラム(すなわち、2−(2,2−ジフ ルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c] ピリミジン−2−イル)−6−トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド)または農 業上許容されるその塩を挙げることができる。下に示されるペノキススラムは、多くの一 年生、二年生、および多年生の雑草の広い防除スペクトルを提供するトリアゾロピリミジ ンスルホンアミド除草剤である。ペノキススラム、ならびにペノキススラムを調製する方 法は、当業界で知られている。例えば、Loughnerらに対する米国特許出願第5, 858,924号を参照されたい。

いくつかの実施形態では、ペノキススラムは、ペノキススラムの農業上許容される塩と して提供されうる。例示のペノキススラムの農業上許容される塩としては、以下に限定さ れないが、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩または置換アンモニウム塩、特に 、モノ−、ジ−およびトリ−C1〜C8−アルキルアンモニウム塩、例えば、メチルアン モニウム、ジメチルアンモニウムおよびイソプロピルアンモニウム、モノ−、ジ−および トリ−ヒドロキシ−C2〜C8−アルキルアンモニウム塩、例えば、ヒドロキシエチルア ンモニウム、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム、トリ(ヒドロキシエチル)アンモニ ウム、ヒドロキシプロピルアンモニウム、ジ(ヒドロキシプロピル)アンモニウムおよび トリ(ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、オラミン塩ならびにジグリコールアミン塩 が挙げられる。

ペノキススラムは、例えば、イネにおけるイネ科、広葉およびスゲの雑草を防除するた めに、穀作物、樹木およびブドウの木ならびにモロコシ作物における広葉雑草を防除する ために、ならびに芝生(例えば、居住地用、産業用、および機関用)、ゴルフコース、公 園、墓地、運動競技場、芝生農場、牧場および牧草地、公道用地、路側、および他の作物 および非作物用途におけるイネ科、広葉およびスゲの雑草を防除するために使用されうる 。その除草活性は、Tomlin, C. D. S., Ed. The Pesticide Manual: A World Compendium , 15thed; BCPC: Alton, 2009(以降、「The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 20 09」)に記載されている。ペノキススラムは、例えば、商標CLIPPER(登録商標) 、BENGALA(登録商標)、FENCER(登録商標)、WIDEATTACK(登 録商標)、SAPPHIRE(登録商標)、VIPER(登録商標)、GRASP(登録 商標)、およびGRANITE(登録商標)の下に、Dow AgroSciences 、LLCから、ならびに商標GALLEON(登録商標)の下に、SePRO Corp orationから得られるか、または商業的に入手可能である。

ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩は、除草効果を誘発するのに十分な量で 植物群もしくは植物群に隣接する領域に施用される、または土壌もしくは水に施用されて 、植物群の出芽または成長を防止しうる。いくつかの実施形態では、ペノキススラムまた は農業上許容されるその塩は、1ヘクタールあたり5グラム(g ai/ha)以上の有 効成分の量(例えば、10g ai/ha以上、15g ai/ha以上、20g ai /ha以上、25g ai/ha以上、30g ai/ha以上、35g ai/ha以 上、40g ai/ha以上、45g ai/ha以上、50g ai/ha以上、60 g ai/ha以上、70g ai/ha以上、80g ai/ha以上、90g ai /ha以上、または95g ai/ha以上)で、植物群もしくはその植物群に隣接する 領域に施用する、または土壌もしくは水に施用して、植物群の出芽または成長を防止する 。いくつかの実施形態では、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩は、100g ai/ha以下(例えば、95g ai/ha以下、85g ai/ha以下、75g ai/ha以下、65g ai/ha以下、55g ai/ha以下、50g ai/ ha以下、45g ai/ha以下、40g ai/ha以下、35g ai/ha以下 、30g ai/ha以下、25g ai/ha以下、20g ai/ha以下、15g ai/ha以下、または10g ai/ha以下)の量で、植物群もしくはその植物群 に隣接する領域に施用する、または土壌もしくは水に施用して、植物群の出芽または成長 を防止する。

ペノキススラムは、上に記述される最小値のいずれかから、上に記述される最大値のい ずれかまでの範囲に入る量で、植物群もしくはその植物群に隣接する領域に施用する、ま たは土壌もしくは水に施用して、植物群の出芽または成長を防止しうる。いくつかの実施 形態では、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩は、5〜100g ai/ha (例えば、5〜95g ai/ha、5〜50g ai/ha、6〜75g ai/ha 、6〜45g ai/ha、7〜65g ai/ha、7〜40g ai/ha、8〜5 0g ai/ha、8〜35g ai/ha、9〜40g ai/ha、9〜30g a i/ha、10〜30g ai/ha、10〜25g ai/ha、11〜25g ai /ha、11〜20g ai/ha、または12〜20g ai/ha)の量で、植物群 もしくはその植物群に隣接する領域に施用する、または土壌もしくは水に施用して、植物 群の出芽または成長を防止しうる。

クロマゾン 本開示の組成物および方法は、クロマゾンまたは農業上許容されるその塩を含みうる。 下に示されるクロマゾン(すなわち、2−[(2−クロロフェニル)メチル]−4,4− ジメチル−3−イソキサゾリジノン、ジメタゾンとも称される)は、イネにおけるイネ科 雑草を防除するために使用しうるイソキサゾリジノン除草剤である。クロマゾンは、豆類 、キャベツ、綿花、キュウリ、メロン、グリンピース、コショウ、イネ、ダイズ、カボチ ャ、サトウキビ、サツマイモ、タバコ、塊茎および球根野菜における、ならびに化学薬品 休閑の小麦畑における望ましくない植物群を防除するためにも使用しうる。その除草活性 は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009に記述されている。

いくつかの実施形態では、クロマゾンは、クロマゾンの農業上許容される塩として提供 されうる。例示のクロマゾンの農業上許容される塩としては、以下に限定されないが、ナ トリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩または置換アンモニウム塩、特にモノ−、ジ− およびトリ−C1〜C8−アルキルアンモニウム塩、例えば、メチルアンモニウム、ジメ チルアンモニウムおよびイソプロピルアンモニウム、モノ−、ジ−およびトリ−ヒドロキ シ−C2〜C8−アルキルアンモニウム塩、例えば、ヒドロキシエチルアンモニウム、ジ (ヒドロキシエチル)アンモニウム、トリ(ヒドロキシエチル)アンモニウム、ヒドロキ シプロピルアンモニウム、ジ(ヒドロキシプロピル)アンモニウムおよびトリ(ヒドロキ シプロピル)アンモニウム塩、オラミン塩、およびジグリコールアミン塩が挙げられる。

クロマゾンは、例えば、商標COMMAND(登録商標)(FMC Corp.による )、REACTOR(登録商標)(Cheminova A/Sによる)、FERTIC LO(登録商標)(Fertiagro Pte. Ltd.による)、KALIF(登 録商標)(Makhteshim Agan Groupによる)、PILARMAND (登録商標)(Pilar AgriScience(Canada)Corp.による )、RAPTOR(登録商標)(Insecticidas Internaciona lesによる)、JAQUE(登録商標)(Proficolによる)、MARK−IT (登録商標)(Sharp Formulators Co.,Ltd.による)、WO PRO−CLOMAZONE(登録商標)(B.V. Industrie− & Ha ndelsonderneming Simonisによる)、およびCERANO(登 録商標)(Wilbur−Ellis Co.による)であるか、またはその商標の下に 商業的に入手可能である。

クロマゾンまたは農業上許容されるその塩は、除草効果を誘発するのに十分な量で使用 されうる。いくつかの実施形態では、クロマゾンまたは農業上許容されるその塩は、1ヘ クタールあたり100グラム(g ai/ha)以上(例えば、125g ai/ha以 上、150g ai/ha以上、200g ai/ha以上、250g ai/ha以上 、300g ai/ha以上、350g ai/ha以上、400g ai/ha以上、 450g ai/ha以上、500g ai/ha以上、550g ai/ha以上、6 00g ai/ha以上、650g ai/ha以上、700g ai/ha以上、75 0g ai/ha以上、800g ai/ha以上、850g ai/ha以上、900 g ai/ha以上、または950g ai/ha以上)の有効成分の量で、植物群もし くはその植物群に隣接する領域に施用される、または土壌もしくは水に施用されて、植物 群の出芽または成長を防止する。いくつかの実施形態では、クロマゾンまたは農業上許容 されるその塩は、1000g ai/ha以下(例えば、950g ai/ha以下、9 00g ai/ha以下、850g ai/ha以下、800g ai/ha以下、75 0 g ai/ha以下、700g ai/ha以下、650g ai/ha以下、60 0g ai/ha以下、550g ai/ha以下、500g ai/ha以下、450 g ai/ha以下、400g ai/ha以下、350g ai/ha以下、300g ai/ha以下、250g ai/ha以下、200g ai/ha以下、150g ai/ha以下、125g ai/ha以下、または105g ai/ha以下)の量で 、植物群もしくはその植物群に隣接する領域に施用される、または土壌もしくは水に施用 されて、植物群の出芽または成長を防止する。

クロマゾンは、上に記述される最小値のいずれかから、上に記述される最大値のいずれ かまでの範囲に入る量で、植物群もしくはその植物群に隣接する領域に施用される、また は土壌もしくは水に施用されて、植物群の出芽または成長を防止しうる。いくつかの実施 形態では、クロマゾンまたは農業上許容されるその塩は、100〜1000g ai/h a(例えば、200〜900g ai/ha、300〜800g ai/ha、400〜 700g ai/ha、440〜680g ai/ha、500〜650g ai/ha 、または525〜625g ai/ha)の量で、植物群もしくはその植物群に隣接する 領域に施用される、または土壌もしくは水に施用されて、植物群の出芽または成長を防止 する。

ベンゾビシクロン 本開示の組成物および方法は、ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩を含み うる。下に示されるベンゾビシクロン(すなわち、3−(2−クロロ−4−メシルベンゾ イル)−2−フェニルチオビシクロ[3.2.1]オクタ−2−エン−4−オン)は、直 播または移植水稲における一年生および多年生水田雑草を防除するために使用しうる4− ヒドロキシフェニル−ピルベート−ジオキシゲナーゼ(4−HPPD)阻害剤である。そ の除草活性は、The Pesticide Manual, Fifteenth Edition, 2009に記述される。ベンゾ ビシクロンは、例えばSDS Biotech K.K.(Tokyo,Japan)か ら得られるか、またはそこから商業的に入手可能である。

いくつかの実施形態では、ベンゾビシクロンは、ベンゾビシクロンの農業上許容される 塩として提供されうる。例示のベンゾビシクロンの農業上許容される塩としては、以下に 限定されないが、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩または置換アンモニウム塩 、特にモノ−、ジ−およびトリ−C1〜C8−アルキルアンモニウム塩、例えば、メチル アンモニウム、ジメチルアンモニウムおよびイソプロピルアンモニウム、モノ−、ジ−お よびトリ−ヒドロキシ−C2〜C8−アルキルアンモニウム塩、例えば、ヒドロキシエチ ルアンモニウム、ジ(ヒドロキシエチル)アンモニウム、トリ(ヒドロキシエチル)アン モニウム、ヒドロキシプロピルアンモニウム、ジ(ヒドロキシプロピル)アンモニウムお よびトリ(ヒドロキシプロピル)アンモニウム塩、オラミン塩、ならびにジグリコールア ミン塩が挙げられる。

ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩は、除草効果を誘発するのに十分な量 で使用しうる。いくつかの実施形態では、ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその 塩は、1ヘクタールあたり20グラム(g ai/ha)以上(例えば、25g ai/ ha以上、50g ai/ha以上、75g ai/ha以上、100g ai/ha以 上、125g ai/ha以上、150g ai/ha以上、175g ai/ha以上 、200g ai/ha以上、225g ai/ha以上、250g ai/ha以上、 275g ai/ha以上、300g ai/ha以上、325g ai/ha以上、3 50g ai/ha以上、または375g ai/ha以上)の有効成分の量で、植物群 もしくはその植物群に隣接する領域に施用される、または土壌または水に施用されて、植 物群の出芽または成長を防止する。いくつかの実施形態では、ベンゾビシクロンまたは農 業上許容されるその塩は、400g ai/ha以下(例えば、375g ai/ha以 下、350g ai/ha以下、325g ai/ha以下、300g ai/ha以下 、275g ai/ha以下、250g ai/ha以下、225g ai/ha以下、 200g ai/ha以下、175g ai/ha以下、150g ai/ha以下、1 25g ai/ha以下、100g ai/ha以下、75g ai/ha以下、50g ai/ha以下、または25g ai/ha以下)の量で、植物群もしくはその植物群 に隣接する領域に施用される、または土壌もしくは水に施用されて、植物群の出芽または 成長を防止する。

ベンゾビシクロンは、上に記述される最小値のいずれかから、上に記述される最大値の いずれかまでの範囲に入る量で、植物群もしくは植物群に隣接する領域に施用される、ま たは土壌もしくは水に施用されて、植物群の出芽または成長を防止しうる。いくつかの実 施形態では、ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩は、20〜400g ai /ha(例えば、100〜350g ai/ha、または200〜300g ai/ha )の量で、植物群もしくはその植物群に隣接する領域に施用される、または土壌もしくは 水に施用されて、植物群の出芽または成長を防止する。

除草剤混合物または組み合わせ (a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農 業上許容されるその塩を、相乗的な除草効果を誘発するのに十分な量で、(b)ベンゾビ シクロンもしくは農業上許容されるその塩と混合するか、または組み合わせて施用する。

いくつかの実施形態では、(a)および(b)は、同時に優れた作物適合性をなお示し ながら、相乗的な除草効果を誘発するのに十分な量で使用される(すなわち、作物におけ るそれらの使用は、除草性化合物(a)または(b)の個々の施用と比較した場合に、作 物に対する損傷が増大する結果にならない)。the Herbicide Handbook of the Weed Sci ence Society of America, Ninth Edition, 2007, p.429で記述されるとおり、「相乗作 用」は、合わせたときの効果が、個々に施用される各因子に対する反応に基づいた予測効 果より大きいような2つ以上の因子の相互作用[である]」。除草剤に関する相乗性は、 上で定義される(a)および(b)の使用が、(a)または(b)単独の使用で可能であ る雑草防除効果と比較して、雑草防除効果が増大した結果となることを意味しうる。いく つかの実施形態では、本明細書に開示される組成物および方法によって引き起こされる望 ましくない植物群に対する損傷または障害が、未処理の対照植物群と比較したときに、0 %から100%までのスケールを使用して評価され、0%は、望ましくない植物群に損傷 がないことを示し、100%は、望ましくない植物群の完全な破壊を示す。いくつかの実 施形態では、コルビー(Colby)の式は、組み合わせて(a)および(b)を使用するこ とが、相乗効果を示すかどうかを判定するために適用される: S. R. Colby, Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations, WEEDS 1967, 1 5, 22

式中、 X=施用量aで、(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロ マゾンもしくは農業上許容されるその塩を使用したパーセント(%)での効果; Y=施用量bで、(b)ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩を使用したパ ーセント(%)での効果; E=施用量aおよびbでの(a)+(b)の予測される効果(%で)。

コルビーの式では、値Eは、個々の化合物の活性が追加的であるかを予測する効果(植 物防除または損傷)に対応する。観察される効果は、コルビーの式によって計算される値 Eより高い場合、相乗効果は、コルビーの式によって表わされる。

いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物および方法は、コルビーの式に よって定義されとおり相乗性である。いくつかの実施形態では、(a)ペノキススラムも しくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、な らびに(b)ベンゾビシクロンもしくは農業上許容されるその塩の連合作用(joint acti on)は、それ自体に除草効果を有する殺有害生物剤に典型的に使用されるものを下回る施 用量でさえ、望ましくない植物群に対する活性が増強された結果になる(相乗作用を介し て)。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物および方法は、個々の構成 成分に基づいて、正常な施用量で個々の構成成分によってもたらされる効果に相当する除 草効果を達成するために、より低い施用量で使用することができる。いくつかの実施形態 では、本開示される組成物および方法は、望ましくない植物群における促進された作用を 提供する(すなわち、それらは、個々の除草剤の施用と比較して、望ましくない植物群の 損傷をより迅速に果たす)。

提供されるのは、相乗的な除草効果を誘発するのに十分である(a)ペノキススラムま たは農業上許容されるその塩対(b)ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩の 重量比を占める組成物および製剤である。いくつかの実施形態では、組成物または製剤は 、(a)および(b)を、少なくとも1:80(例えば、少なくとも1:70、少なくと も1:60、少なくとも1:50、少なくとも1:40、少なくとも1:30、少なくと も1:20、少なくとも1:19、少なくとも1:18、少なくとも1:17.5、少な くとも1:17、少なくとも1:16、少なくとも1:15、少なくとも1:14、少な くとも1:13、少なくとも1:12.5、少なくとも1:12、少なくとも1:11、 少なくとも1:10、少なくとも1:9、少なくとも1:8、少なくとも1:7.5、少 なくとも1:7、少なくとも1:6、少なくとも1:5、少なくとも1:4、少なくとも 1:3、少なくとも1:2.5、少なくとも1:2、少なくとも1:1.75、少なくと も1:1.5、少なくとも1:1、少なくとも2:1、少なくとも5:1、少なくとも1 0:1、少なくとも15:1、少なくとも20:1、少なくとも25:1、少なくとも3 0:1、少なくとも35:1、少なくとも40:1、または少なくとも45:1)の重量 比で占めることができる。いくつかの実施形態では、組成物および製剤は、(a)および (b)を、50:1未満(例えば、45:1未満、40:1未満、35:1未満、30: 1未満、25:1未満、20:1未満、15:1未満、10:1未満、5:1未満、2: 1未満、1:1未満、1:1.25未満、1:1.5未満、1:1.75未満、1:2未 満、1:2.5未満、1:3未満、1:4未満、1:5未満、1:6未満、1:7未満、 1:7.5未満、1:8未満、1:9未満、1:10未満、1:11未満、1:12未満 、1:12.5未満、1:13未満、1:14未満、1:15未満、1:16未満、1: 17未満、1:17.5未満、1:18未満、1:19未満、1:20未満、1:30未 満、1:40未満、1:45未満、1:50未満、1:60未満、または1:70未満) である重量比で占める。

組成物および製剤が、上に記述される最小比のいずれかから、上に記述される最大値の いずれかまで、(a)ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩対(b)ベンゾビシ クロンまたは農業上許容されるその塩の重量比を占めることができる。いくつかの実施形 態では、組成物または製剤が、相乗的な除草効果を誘発するのに十分であり、1:80〜 5:1(例えば、1:80〜2.5:1、1:40〜1:2.5、1:10〜1:20、 1:30〜1.6:1、1:15〜1:1.5、または1:10〜1:2.5)の範囲に 入る、(a)ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩対(b)ベンゾビシクロンま たは農業上許容されるその塩の重量比を占める。

さらに提供されるのは、相乗的な除草効果を誘発するのに十分である(a)クロマゾン または農業上許容されるその塩対(b)ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩 の重量比を占める組成物および製剤である。いくつかの実施形態では、組成物または製剤 は、(a)および(b)を、少なくとも1:4(例えば、少なくとも1:3.5、少なく とも1:3、少なくとも1:2.5、少なくとも1:2.25、少なくとも1:2、少な くとも1:1.9、少なくとも1:1.8、少なくとも1:1.75、少なくとも1:1 .7、少なくとも1:1.6、少なくとも1:1.5、少なくとも1:1.4、少なくと も1:1.3、少なくとも1:1.25、少なくとも1:1.2、少なくとも1:1.1 、少なくとも1:1、少なくとも1.1:1、少なくとも1.2:1、少なくとも1.2 5:1、少なくとも1.3:1、少なくとも1.4:1、少なくとも1.5:1、少なく とも1.6:1、少なくとも1.7:1、少なくとも1.75:1、少なくとも1.8: 1、少なくとも1.9:1、少なくとも2:1、少なくとも2.1:1、少なくとも2. 2:1、少なくとも2.3:1、少なくとも2.4:1、少なくとも2.5:1、少なく とも2.75:1、少なくとも3:1、少なくとも3.25:1、少なくとも3.5:1 、少なくとも3.75:1、少なくとも4:1、少なくとも4.5:1、少なくとも5: 1、少なくとも6:1、少なくとも7:1、少なくとも8:1、少なくとも9:1、少な くとも10:1、少なくとも15:1、少なくとも20:1、少なくとも25:1、少な くとも30:1、少なくとも35:1、少なくとも40:1、または少なくとも45:1 )の重量比で占めうる。いくつかの実施形態では、組成物または製剤は、(a)および( b)を、50:1未満(例えば、45:1未満、40:1未満、30:1未満、25:1 未満、20:1未満、15:1未満、12.5:1未満、10:1未満、7.5:1未満 、5:1未満、4.5:1未満、4:1未満、3.5:1未満、3.25:1未満、3: 1未満、2.75:1未満、2.5:1未満、2.4:1未満、2.3:1未満、2.2 :1未満、2.1:1未満、2:1未満、1.9:1未満、1.8:1未満、1.75: 1未満、1.7:1未満、1.6:1未満、1.5:1未満、1.4:1未満、1.3: 1未満、1.25:1未満、1.2:1未満、1.1:1未満、1:1未満、1:1.1 未満、1:1.2未満、1:1.25未満、1:1.3未満、1:1.4未満、1:1. 5未満、1:1.6未満、1:1.7未満、1:1.75未満、1:1.8未満、1:1 .9未満、1:2未満、1:2.25未満、1:2.5未満、1:3未満または1:3. 5未満)である重量比で占めうる。

組成物および製剤は、上に記述される最小比のいずれかから、上に記述される最大値の いずれかまでで、(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩対(b)ベンゾビシク ロンまたは農業上許容されるその塩の重量比を占めうる。いくつかの実施形態では、組成 物または製剤は、相乗的な除草効果を誘発するのに十分であり、1:4〜50:1(例え ば、1:3.5〜40:1、1:3.3〜30:1、1:3〜28:1、1:2〜20: 1、1:1.5〜3.5:1、1:1〜3:1、1:1〜4.5:1、または1.12: 1〜2.24:1)の範囲に入る、(a)クロマゾンまたは農業上許容されるその塩対( b)ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩の重量比で占める。

製剤 本開示は、本明細書に開示される組成物の製剤および方法にも関する。いくつかの実施 形態では、製剤は、(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロ マゾンもしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンもしくは農業上 許容されるその塩の両方を含む単一包装製剤の形態でもよい。いくつかの実施形態では、 製剤は、(a)および(b)の両方を含み、ならびに少なくとも1つの添加剤をさらに含 む単一包装製剤の形態でもよい。いくつかの実施形態では、製剤は、一方の包装が、(a )および任意選択で少なくとも1の添加剤を含み、同時に他方の包装が、(b)および任 意選択で少なくとも1つの添加剤を含む、2個包装製剤の形態でもよい。2個包装製剤の いくつかの実施形態では、(a)および任意選択で少なくとも1つの添加剤を含む製剤な らびに(b)および任意選択で少なくとも1つの添加剤を含む製剤を、施用前に混合し、 その後同時に施用される。いくつかの実施形態では、その混合は、タンクミックス(tank mix)として行われる(すなわち、製剤を、水で希釈する直前に、または水で希釈すると きに混合する)。いくつかの実施形態では、(a)を含む製剤および(b)を含む製剤を 混合せず、互いに逐次(継続的に)、例えば、直後に、または1時間以内に、2時間以内 に、4時間以内に、8時間以内に、16時間以内に、24時間以内に、2日以内に、もし くは3日以内に施用する。

いくつかの実施形態では、(a)および(b)の製剤は、懸濁形態、乳化剤形態、また は溶液形態で存在する。例示の製剤は、以下に限定されないが、水溶液、粉末、懸濁液、 さらに高濃縮水性、油状または他の懸濁液または分散液、水性エマルジョン、水性マイク ロエマルジョン、水性サスポ−エマルジョン、油状分散液、ペースト、タスト、および散 布または顆粒用の材料が挙げられる。

いくつかの実施形態では、(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、ま たはクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、および/あるいは(b)ベンゾビシク ロンもしくは農業上許容されるその塩は、使用前に希釈できる水性溶液として提供される 。いくつかの実施形態では、(a)および/または(b)は高濃度の製剤、例えば、濃厚 物として提供される。いくつかの実施形態では、濃厚物は、貯蔵および輸送の間に安定で あり、効を保持する。いくつかの実施形態では、濃厚物は、54℃以上の温度で安定で ある透明で均質な液体である。いくつかの実施形態では、濃厚物は、−10℃以上の温度 で固体の沈殿をなんら示さない。いくつかの実施形態では、濃厚物は、低温で任意の構成 成分の分離、沈殿、または結晶化を示さない。例えば、濃厚物は、0℃未満(例えば、− 5℃未満、−10℃未満、−15℃未満)の温度で透明溶液のままである。いくつかの実 施形態では、濃厚物は、5℃程度の低い温度でさえ、50センチポアズ(50メガパスカ ル)未満の粘度を示す。

本明細書に開示される組成物および方法は、添加剤と混合されるか、または添加剤とも 施用されうる。いくつかの実施形態では、添加剤は、水で希釈できるか、または濃縮でき る。いくつかの実施形態では、添加剤は、逐次添加される。いくつかの実施形態では、添 加剤を同時に施用しうる。いくつかの実施形態では、添加剤を、ペノキススラムもしくは 農業上許容されるその塩またはクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩とプレミック スする。いくつかの実施形態では、添加剤を、ベンゾビシクロンまたは農業上許容される その塩とプレミックスする。いくつかの実施形態では、添加剤を、ペノキススラムもしく は農業上許容されるその塩、またはクロマゾンもしくは農業上許容されるその塩およびベ ンゾビシクロンもしくは農業上許容されるその塩とプレミックスする。

いくつかの実施形態では、添加剤は、追加の殺有害生物剤である。例示の追加の殺有害 生物剤としては、以下に限定されないが、2,4−D、アセトクロル、アクロニフェン、 アミカルバソン、4−アミノピコリン酸ベースの除草剤、例えば、ハラウキシフェン、ハ ラウキシフェン−メチル、4−アミノ−3−クロロ−6−(4−クロロ−2−フルオロ− 3−メトキシフェニル)−5−フルオロピリジン−2−カルボン酸または農業上許容され るそのエステルもしくは塩、およびBalkoらに対する米国特許第7,314,849 号および第7,432,227号、アミドスルフロン、アミノシクロピラクロル、アミノ ピラリド、アミノトリアゾール、チオシアン酸アンモニウム、アニロホス、アスラム、ア ジムスルフロン、アトラジン、ベフルブタミド、ベナゾリン、ベンフレセート、ベンスル フロン−メチル、ベンタゾン−ナトリウム、ベンゾフェナプ、ビフェノックス、ビスピリ バク−ナトリウム、ブロモブチド、ブロマシル、ブロモキシニル、ブタクロル、ブタフェ ナシル、ブトラリン、ブトロキシジム、カルベタミド、カフェンストロール、カルフェン トラゾン、カルフェントラゾン−エチル、クロロメクワット、クロピラリド、クロルスル フロン、クロルトルロン、シニドン−エチル、クレトジム、クロジナホップ−プロパルギ ル、クロメプロップ、クロマゾン、クロランスラム−メチル、シアナジン、シクロピリモ レート、シクロスルファムロン、シクロキシジム、シハロホップ−ブチル、ダイムロン、 ジカンバ、ジクロベニル、ジクロルプロップ−P、ジクロホップ−メチル、ジクロスラム 、ジフルフェニカン、ジフルフェンゾピル、ジメフロン、ジメタクロル、ジクワット、ジ ウロン、S−エチルジプロピルカルバモチオエート(EPTC)、エスプロカルブ、エト キシスルフロン、エトベンザニド、フェノキサプロップ、フェノキサプロップ−エチル、 フェノキサプロップ−エチル+イソキサジフェン−エチル、フェノキサプロップ−P−エ チル、フェノキサスルホン、フェンキノトリオン、フェントラザミド、フラザスルフロン 、フロラスラム、フルアジホップ、フルアジホップ−P−ブチル、フルカルバゾン、フル カルバゾン−ナトリウム、フルセトスルフロン(LGC−42153)、フルフェナセッ ト、フルメツラム、フルミオキサジン、フルピルスルフロン、フルロクロリドン、フルロ キシピル、フルロキシピル−メチル(meptyl)、フルルタモン、グルホシネート、グルホ シネート−アンモニウム、グリホセート、ハロスルフロン−メチル、ハロキシホップ−メ チル、ハロキシホップ−R−メチル、ヘキサジノン、イマザメタベンズ、イマザモクス、 イマザピック、イマザピル、イマザクイン、イマゼタピル、イマゾスルフロン、インダノ ファン、インダジフラム、ヨードスルフロン、ヨードスルフロン−エチル−ナトリウム、 イオフェンスルフロン、イオキシニル、イプフェンカルバゾン、イソプロツロン、イソキ サベン、イソキサフルトール、ラクトフェン、リヌロン、MCPA、MCPB、メコプロ ップ−P、メフェナセット、メソスルフロン、メソスルフロン−エチルナトリウム、メソ トリオン、メタミホップ、メタゾクロル、メタゾスルフロン、メトスラム、メトリブジン 、メトスルフロン、メトスルフロン−メチル、モリネート、MSMA、ナプロパミド、ナ プロパミド−M、オルフラゾン(orfurazon)、オルトスルファムロン、オリザリン、オ キサジアルギル、オキサジアゾン、オキサジクロメホン、オキシフルオルフェン、パラコ ート、ペンジメタリン、ペノキススラム、ペントキサゾン、ペトキサミド、ピクロラム、 ピコリナフェン、ピノキサデン、プレチラクロル、プリミスルフロン、プロフルアゾール 、プロホキシジム、プロパニル、プロパクイザホップ、プロピリスルフロン、プロポキシ カルバゾン、プロピザミド、プロスルホカルブ、プロスルフロン、ピラクロニル、ピラフ ルフェン−エチル、ピラスルホトール、ピラゾスルフロン−エチル、ピラゾリネート、ピ リベンゾキシム(LGC−40863)、ピリブチカルブ、ピリデート、ピリフタリド、 ピリミスルファン、ピロキシスラム、ピロキサスルホン、キンクロラック、キンメラック 、キザロホップ−エチル−D、キザロホップ−P−エチル、キザロホップ−P−テフリル 、リムスルフロン、セトキシジム、シマジン、スルコトリオン、スルフェントラゾン、ス ルホメツロン、スルホセート、スルホスルフロン、テブチウロン、テフリルトリオン、テ プラロキシジム、テルバシル、テルブチラジン、テルブトリン、テニルクロル、チアゾピ ル、チフェンスルフロン、チフェンスルフロン−メチル、チオベンカルブ、トプラメゾン 、トラルコキシジム、トリアファモン、トリアスルフロン、トリベヌロン、トリベヌロン −メチル、トリアファモン、トリクロピル、およびトリフルラリン、ならびに農業上許容 される塩、コリン塩、エステルおよびそれらの混合物が挙げられる。ある種の実施形態で は、追加の殺有害生物剤としては、ベンゾフェナプ、シハロホップ(例えば、シハロホッ プ−ブチル)、ダイムロン、ペントキサゾン、エスプロカルブ、ピラゾスルフロン、ブタ クロル、プレチラクロル、メタゾスルフロン、ベンスルフロン−メチル、イマゾスルフロ ン、アジムスルフロン、ブロモブチド、ベンフレセート、メソトリオン、スルコトリオン 、オキサジクロメホン、トリアファモン、シクロピリモレート、ピリミスルファン、プロ ピリスルフロン、ピラクロニル、イプフェンカルバゾン、ヨーフェンスルフロン、フェノ キサスルホン、フェンキノトリオン、ナプロパミド−M、イマザモクス、イマザピック、 イマザピル、ピロクススラム、および農業上許容されるその塩もしくはエステル、または その組み合わせが挙げられる。ある種の実施形態では、追加の殺有害生物剤としては、ベ ンゾフェナプ、シハロホップ、ダイムロン、ペントキサゾン、エスプロカルブ、ピラゾス ルフロン、ブタクロル、プレチラクロル、メタゾスルフロン、ベンスルフロン−メチル、 イマゾスルフロン、アジムスルフロン、ブロモブチド、ベンフレセート、メソトリオン、 オキサジクロメホン、および農業上許容されるその塩もしくはエステル、またはその組み 合わせが挙げられる。ある種の実施形態では、追加の殺有害生物剤は、トリクロピルコリ ン塩を含む。

いくつかの実施形態では、ペノキススラムまたは農業上許容されるその塩は、追加の殺 有害生物剤とプレミックス製剤で提供される。いくつかの実施形態では、ペノキススラム または農業上許容されるその塩は、シハロホップ−ブチル、オキシフルオルフェン(oxyf luorfen)、トリクロピル(triclopyr)、またはその組み合わせとプレミックスされる。 市販で入手可能であるかもしくは入手可能であった例示のペノキススラムまたは農業上許 容されるその塩またはエステルおよび添加剤のプレミックスとしては、以下に限定されな いが、CLINTON(登録商標)(Dow AgroSciences LLCによる シハロホップ−ブチルを組み込むプレミックス)、REBELEX(登録商標)(Dow AgroSciences LLCによるシハロホップ−ブチルを組み込むプレミック ス)、PINDAR GT(登録商標)(Dow AgroSciences LLCに よるオキシフルオルフェンを組み込むプレミックス)、およびGRASP(登録商標)X TRA(Dow AgroSciences LLCによるトリクロピルを組み込むプレ ミックス)が挙げられる。

いくつかの実施形態では、クロマゾンまたは農業上許容されるその塩は、追加の殺有害 生物剤とプレミックスされた製剤で提供される。いくつかの実施形態では、クロマゾンま たは農業上許容されるその塩もしくはエステルを、ベンゾフェナプ、ジメタクロル、エタ ルフルラリン(ethalfluralin)、メタザクロル(metazachlor)、ナプロパミド(naprop amide)、プロパニル(propanil)、またはその組み合わせとプレミックスする。市販で 入手可能であるかもしくは入手可能であった例示のクロマゾンまたは農業上許容されるそ の塩もしくはエステルおよび添加剤のプレミックス物としては、以下に限定されないが、 VIPER(登録商標)(Bayer CropScienceによるベンゾフェナプを 組み込むプレミックス)、COLZOR TRIO(登録商標)(Syngentaによ るジメタクロルおよびナプロパミドを組み込むプレミックス)、STRATEGY(登録 商標)(Loveland Products, Inc.によるエタルフルラリン(et halfluralin)を組み込むプレミックス)、NIMBUS(登録商標)(BASF Co rporationによるメタザクロルを組み込むプレミックス)、PORADO(登録 商標)(Sharp Formulators Co.,Ltd.によるプロパニルを組 み込むプレミックス)、およびRICEMAX(登録商標)(RiceCo,LLCによ るプロパニルを組み込むプレミックス)が挙げられる。

いくつかの実施形態では、ベンゾビシクロンまたは農業上許容されるその塩は、追加の 殺有害生物剤とのプレミックス製剤で提供される。

いくつかの実施形態では、添加剤は、農業上許容されるアジュバントを含む。例示の農 業上許容されるアジュバントとしては、以下に限定されないが、抗凍結剤、消泡剤、相溶 化剤、金属イオン封鎖剤、中和剤および緩衝剤、腐食防止剤、着色剤、付臭剤、浸透助剤 、湿潤剤、散布剤、分散剤、増粘剤、凝固点降下剤、抗微生物剤、作物油、薬害軽減剤、 接着剤(例えば、種子製剤で使用するための)、界面活性剤、保護コロイド、乳化剤、粘 着付与剤、およびその混合物が挙げれる。例示の農業上許容されるアジュバントとしては 、以下に限定されないが、作物油濃厚物(鉱物油(85%)+乳化剤(15%))以下( or less)、ノニルフェノールエトキシレート以下、ベンジルココアルキルジメチル四級 アンモニウム塩以下、石油炭化水素、アルキルエステル、有機酸、および陰イオン性界面 活性剤のブレンド以下、C9〜C11アルキルポリグリコシド以下、リン酸化アルコール エトキシレート以下、天然一級アルコール(C12〜C16)エトキシレート以下、ジ− sec−ブチルフェノールEO−POブロックコポリマー以下、ポリシロキサン−メチル キャップ以下、ノニルフェノールエトキシレート+尿素硝酸アンモニウム以下、乳化メチ ル化種子油以下、トリデシルアルコール(合成)エトキシレート(8 EO)以下、獣脂 アミンエトキシレート(15 EO)以下、ならびにPEG(400)ジオレエート−9 9が挙げられる。

いくつかの実施形態では、添加剤は、除草剤と施用するときに、良好な作物植物親和性 にいたる有機化合物である薬害軽減剤である。いくつかの実施形態では、薬害軽減剤それ 自体は、除草活性である。いくつかの場合には、薬害軽減剤は、作物植物における解毒剤 またはアンタゴニストとして作用し、作物植物に対する損傷を軽減または防止できる。例 示の薬害軽減剤としては、以下に限定されないが、AD−67(MON 4660)、ベ ノキサコル、ベンチオカルブ、ブラシノリド、クロキントセット(メキシル)、シオメト リニル、シプロスルファミド、ダイムロン、ジクロルミド、ジシクロノン、ジエトレート 、ジメピペレート、ジスルホトン、フェンクロラゾール、フェンクロラゾール−エチル、 フェンクロリム、フルラゾール、フルキソフェニム、フリラゾール、ハーピンタンパク質 、イソキサジフェン−エチル、ジエカオワン(jiecaowan)、ジエカオキシ(jiecaoxi) 、メフェンピル、メフェンピル−ジエチル、メフェネート、ナフタル酸無水物、2,2, 5−トリメチル−3−(ジクロロアセチル)−1,3−オキサゾリジン、4−(ジクロロ アセチル)−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン、オキサベトリニル、R29 148、およびN−フェニル−スルホニル安息香酸アミド、ならびに農業上許容される塩 が挙げられ、かつ薬害軽減剤がカルボキシル基を有する場合、それらの農業上許容される その誘導体が挙げられる。いくつかの実施形態では、薬害軽減剤は、クロキントセットま たはそのエステルもしくは塩、例えば、クロキントセット(メキシル)でもよい。例えば 、クロキントセットは、イネおよび穀物での組成物の有害な影響に拮抗するために使用さ れうる。

例示の界面活性剤(例えば、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤、乳化剤)としては、以下に 限定されないが、芳香族スルホン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモ ニウム塩、例えば、リグノスルホン酸、フェノールスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、 およびジブチルナフタレンスルホン酸、ならびに脂肪酸のもの、アルキル−およびアルキ ルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、ラウリルエーテルスルフェートおよび 脂肪アルコールスルフェートのもの、およびスルフェートヘキサ−、ヘプタ−およびオク タデカノールの塩、さらに脂肪アルコールグリコールエーテルのもの、スルホン化ナフタ レンとホルムアルデヒドとのその誘導体の縮合物、ナフタレンの縮合物、またはフェノー ルおよびホルムアルデヒドとのナフタレンスルホン酸のもの、ポリオキシエチレンオクチ ルフェノールエーテル、エトキシ化イソオクチル−、オクチル−またはノニルフェノール 、アルキルフェノールまたはトリブチルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリ ールポリエーテルアルコール、イソトリデシルアルコール、脂肪アルコール/エチレンオ キシド縮合物、エトキシ化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテルまたはポリオ キシプロピレンアルキルエーテル、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセテー ト、ソルビトールエステル、リグノスルフィット廃液およびタンパク質、変性タンパク質 、多糖(例えば、メチルセルロース)、疎水性修飾スターチ、ポリビニルアルコール、ポ リカルボキシレート、ポリアルコキシレート、ポリビニルアミン、ポリエチレンイミン、 ポリビニルピロリドンおよびその共重合体が挙げられる。

例示の粘着付与剤としては、以下に限定されないが、多糖類、例えばキサンタンガム、 ならびに有機および無機シート鉱物、およびそれらの混合物が挙げられる。

例示の消泡剤としては、以下に限定されないが、シリコーンエマルジョン、長鎖アルコ ール、脂肪酸、脂肪酸の塩、有機フッ素化合物、およびそれらの混合物が挙げられる。

例示の抗微生物剤としては、以下に限定されないが、ジクロロフェンおよびベンジルア ルコールヘミホルマールに基づく殺菌剤、およびイソチアゾリノン誘導体、例えば、アル キルイソチアゾリノンおよびベンゾイソチアゾリノン、ならびにそれらの混合物が挙げら れる。

例示の抗凍結剤としては、以下に限定されないが、エチレングリコール、プロピレング リコール、尿素、グリセロールおよびそれらの混合物が挙げられる。

例示の着色剤としては、以下に限定されないが、名称Rhodamine B、ピグメ ントブルー15:4、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:2、ピグメン トブルー15:1、ピグメントブルー80、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー 13、ピグメントレッド112、ピグメントレッド48:2、ピグメントレッド48:1 、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド53:1、ピグメントオレンジ43、ピ グメントオレンジ34、ピグメントオレンジ5、ピグメントグリーン36、ピグメントグ リーン7、ピグメントホワイト6、ピグメントブラウン25、ベイシックバイオレット1 0、ベイシックバイオレット49、アシッドレッド51、アシッドレッド52、アシッド レッド14、アシッドブルー9、アシッドイエロー23、ベイシックレッド10、ベイシ ックレッド108の名のもとに知られる色素、およびそれらの混合物が挙げられる。

例示の接着剤としては、以下に限定されないが、ポリビニルピロリドン、ポリビニルア セテート、ポリビニルアルコール、チロース、およびそれらの混合物が挙げられる。

いくつかの実施形態では、添加剤は、担体を含む。いくつかの実施形態では、添加剤は 、液体または固体の担体を含む。いくつかの実施形態では、添加剤は、有機または無機の 担体を含む。例示の液体の担体としては、以下に限定されないが、石油留分または炭化水 素、例えば鉱物油、芳香族溶媒、パラフィン油など以下、植物油、例えばダイズ油、ナタ ネ油、オリーブ油、ヒマシ油、ヒマワリ種子油、ヤシ油、トウモロコシ油、綿実油、アマ ニ油、パーム油、ラッカセイ油、ベニバナ油、ゴマ油、キリ油など以下、上記植物油のエ ステル以下、モノアルコールもしくは二価、三価、または他の低級ポリアルコール(4〜 6個のヒドロキシ含有)のエステル、例えば、ステアリン酸2−エチルヘキシル、オレイ ン酸n−ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、二オレイン酸プロピレングリコール、コハ ク酸ジ−オクチル、アジピン酸ジ−ブチル、フタル酸ジ−オクチルなど以下;モノ、ジお よびポリカルボン酸のエステルなど、トルエン、キシレン、石油ナフサ、作物油、アセト ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、パークロロエチレン 、酢酸エチル、酢酸アミル、酢酸ブチル、プロピレングリコールモノメチルエーテルおよ びジエチレングリコールモノメチルエーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、イ ソプロピルアルコール、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレングリコール 、グリセリン、N−メチル−2−ピロリジノン、N,N−ジメチルアルキルアミド、ジメ チルスルホキシド、液体肥料など、ならびに水およびその混合物が挙げられる。例示の固 体担体としては、以下に限定されないが、シリカ、シリカゲル、シリケート、タルク、カ オリン、石灰石、石灰、チョーク、木の幹、黄土、粘土、ドロマイト、珪藻土、硫酸カル シウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、グランド合成材、パイロフィライト粘土 、アタパルガス粘土、キーゼルグール、炭酸カルシウム、ベントナイト粘土、フラー土、 綿実殻、小麦粉、大豆粉、軽石、木粉、クルミ殻粉、リグニン、硫酸アンモニウム、リン 酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、穀物粉、樹皮粉、材木粉および堅果殻粉、セ ルロース粉、およびそれらの混合物が挙げられる。

いくつかの実施形態では、エマルジョン、ペーストまたは油分散液を、湿潤剤、粘着付 与剤、分散剤または乳化剤の手段により水中で(a)および(b)を均質化することによ って調製しうる。いくつかの実施形態では、(a)、(b)、湿潤剤、粘着付与剤、およ び分散剤または乳化剤を含む、水での希釈に適した濃厚物を調製する。

いくつかの実施形態では、散布およびダスト用の粉末または材料は、(a)および(b )ならびに任意選択で薬害軽減剤を固体担体と混合または同時破砕することにより調製し うる。

いくつかの実施形態では、顆粒(例えば、被覆顆粒、含浸顆粒および均質化顆粒)は、 (a)および(b)を固体の担体に結合させることによって、調製しうる。

本明細書に開示される製剤は、相乗的な除草有効量の(a)および(b)を含みうる。 いくつかの実施形態では、製剤中の(a)および(b)の濃度は、変動しうる。いくつか の実施形態では、製剤は、(a)および(b)の総重量によって、1%〜95%(例えば 、5%〜95%、10%〜80%、20%〜70%、30%〜50%)を占める。いくつ かの実施形態では、(a)および(b)は、核磁気共鳴(NMR)分光測定法によって、 90%〜100%(例えば、95%〜100%)の純度で独立に用いることができる。い くつかの実施形態では、製剤中の(a)および(b)、および追加の殺有害生物剤の濃度 は変動しうる。いくつかの実施形態では、製剤は、(a)、(b)、および追加の殺有害 生物剤の総重量によって1%〜95%(例えば、5%〜95%、10%〜80%、20% 〜70%、30%〜50%)を占める。いくつかの実施形態では、(a)、(b)、およ び追加の殺有害生物剤は、独立に、NMR分光測定法によって、90%〜100%(例え ば、95%〜100%)の純度で用いられうる。

施用の方法 本明細書に開示される組成物は、除草剤を施用するための任意の公知技術で施用しうる 。例示の施用技術としては、以下に限定されないが、噴霧、アトマイズ、発塵、散布、ま たは水への直接施用(水中)が挙げられる。施用の方法は、意図した目的によって変動し うる。いくつかの実施形態では、施用の方法は、本明細書に開示される組成物のできる限 り微細な分布を確保するために選択しうる。

本明細書に開示される組成物が、出芽前(望ましくない植物群の出芽の前)または出芽 後(すなわち、望ましくない植物群の出芽の間および/または後)に施用されうる。組成 物は、例えば、湛水した田地への水中施用として植物群に施用しうる。

組成物が、作物に使用される場合、組成物は、作物植物の播種後および出芽前または出 芽後に施用しうる。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物は、作物がす でに出芽している場合でさえ良好な作物耐性を示し、作物植物の出芽中または出芽後に施 用されうる。いくつかの実施形態では、組成物が、作物で使用される場合、組成物は、作 物植物の播種前に施用されうる。

いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物は、植物群またはその植物群に 隣接する領域に施用される、または土壌に施用される、または水に/水中に、例えば、湛 水した田地に/中に施用されて、噴霧(例えば、湛水した田地の水中へ茎葉散布または噴 霧)により植物群の出芽または成長を防止する。いくつかの実施形態では、噴霧技術は、 例えば、担体として水、および1ヘクタールあたり10リットル(L/ha)〜2000 L/ha(例えば、50L/ha〜1000L/ha、または100〜500L/ha) の噴霧液量を使用する。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物は、低体 積または超低体積法によって施用され、その施用は、微顆粒の形態である。いくつかの実 施形態では、本明細書に開示される組成物は、水中への乾燥製剤(例えば、顆粒、WDG )として施用されうる。

いくつかの実施形態では、化合物が成長の任意の段階で、または栽植または出芽の前に 、植物に直接、または植物のあり場所に施用するときに、除草活性が相乗的混合物の化合 物によって示される。観察される効果は、防除すべき望ましくない植物群の型、望ましく ない植物群の成長の段階、希釈および噴霧液滴サイズの施用パラメータ、固体構成成分の 粒子サイズ、使用時の環境的条件、用いられる特定の化合物、用いられる特定のアジュバ ントおよび担体、土壌の型など、ならびに施用される化学薬品の量に依存しうる。いくつ かの実施形態では、これらおよび他の因子は、非選択的または選択的な除草作用を促進す るように調節されうる。

本明細書に開示される組成物および方法は、多様な作物および非作物施用で望ましくな い植物群を防除するために使用されうる。いくつかの実施形態では、本明細書に開示され る組成物および方法は、イネにおける(例えば、直播水稲、湛水直播水稲、移植水稲、ま たはイネ種子またはイネ移植物を栽植する前の水稲苗床における)望ましくない植物群を 防除するために使用されうる。

本明細書に記載される組成物および方法は、グリホセート耐性、5−エノールピルビル シキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤耐性、グルホシネート耐性 、グルタミンシンテターゼ阻害剤耐性、ジカンバ耐性、フェノキシオーキシン耐性、ピリ ジルオキシオーキシン耐性、オーキシン耐性、オーキシン輸送阻害剤耐性、アリールオキ シフェノキシプロピオネート耐性−、シクロヘキサンジオン耐性、フェニルピラゾリン耐 性、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤耐性、イミダゾリノン耐性 、スルホニルウレア耐性、ピリミジニルチオベンゾエート耐性、トリアゾロピリミジン耐 性−、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン耐性、アセト乳酸シンターゼ(ALS )またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AHAS)阻害剤耐性、4−ヒドロキシフェニ ル−ピルベートジオキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤耐性、フィトエンデサチュラーゼ阻 害剤耐性、カロテノイド生合成阻害剤耐性、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(P PO)阻害剤耐性、セルロース生合成阻害剤耐性、有糸分裂阻害剤耐性、微小管阻害剤耐 性、超長鎖脂肪酸阻害剤耐性、脂肪酸および脂質生合成阻害剤耐性、光化学系I阻害剤耐 性、光化学系II阻害剤耐性、トリアジン耐性およびブロモキシニル耐性の作物(例えば 、以下に限定されないが、ダイズ、ワタ、キャノーラ/アブラナ、イネ、穀物、トウモロ コシ、モロコシ、ヒマワリ、テンサイ、サトウキビ、芝生など)において、例えば、グリ ホセート、EPSPシンターゼ阻害剤、グルホシネート、グルタミンシンターゼ阻害剤、 ジカンバ、フェノキシオーキシン、ピリジルオキシオーキシン、合成オーキシン、オーキ シン輸送阻害剤、アリールオキシフェノキシプロピオネート、シクロヘキサンジオン、フ ェニルピラゾリン、ACCアーゼ阻害剤、イミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジ ニルチオベンゾエート、トリアゾロピリミジン、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリ ノン、ALSまたはAHAS阻害剤、HPPD阻害剤、フィトエンデサチュラーゼ阻害剤 、カロテノイド生合成阻害剤、PPO阻害剤、セルロース生合成阻害剤、有糸分裂阻害剤 、微小管阻害剤、超長鎖脂肪酸阻害剤、脂肪酸および脂質生合成阻害剤、光化学系I阻害 剤、光化学系II阻害剤、トリアジン、およびブロモキシニルと共に、望ましくない植物 群を防除するために使用しうる。組成物および方法は、複数の化学品および/または複数 の作用機序の阻害剤に対する耐性を付与する複数の形質または累積形質を有する作物にお いて望ましくない植物群を防除するのに使用しうる。いくつかの実施形態では、相乗的な 除草有効量の(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、またはクロマゾン もしくは農業上許容されるその塩ならびに(b)ベンゾビシクロンもしくは農業上許容さ れるその塩を含む除草組成物を、用いられる施用量で、これらの化合物により防除される 雑草のスペクトルを補完する、処理される作物に選択性がある除草剤と組み合わせて使用 する。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物および他の相補的除草剤を 、同時に、組み合わせ製剤として、またはタンクミックスとしてのいずれかで、または逐 次施用される。

組成物および方法は、農学的ストレス耐性(以下に限定されないが、旱魃、寒さ、熱、 塩、水、栄養素、繁殖、pHを含む)、有害生物耐性(以下に限定されないが、昆虫、真 菌、および病原体を含む)、および作物改良形質(以下に限定されないが、収量;タンパ ク質、炭水化物または油分含有量;タンパク質、炭水化物、または油分組成;植物の丈お よび植物アーキテクチャー)を有する作物において、望ましくない植物群を防除するのに 使用することができる。

いくつかの実施形態では、本明細書に開示される組成物を、イネ科雑草、広葉雑草、ス ゲ雑草、およびそれらの組み合わせを含む望ましくない植物群を防除するために使用しう る。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される方法は、イネにおける望ましくない 植物群を防除するために利用される。ある種の実施形態では、望ましくない植物群は、メ リケンニクキビ(Brachiaria platyphylla(Groseb.) Nash)またはメリケンニクキビ(Ur ochloa platyphylla(Nash)R.D. Webster)(メリケンニクキビ、BRAPP)、メヒシバ (Digitaria sanguinalis(L.) Scop.)(オオメヒシバ、DIGSA)、ヒエ属種(Echin ochloa species)(ECHSS)、イヌビエ(Echinochloa crus-galli(L.) P. Beauv.) (イヌビエ、ECHCG)、エキノコロア・クルス−パボニス(Echinochloa crus-pavon is (Kunth) Schult.)(ガルフコックスプル(gulf cockspur)、ECHCV)、ワセビ エ(Echinochloa colonum (L.) LINK)(ワセビエ、ECHCO)、ノゲタイヌビエ(Ech inochloa oryzoides (Ard.) Fritsch)(ノゲタイヌビエ、ECHOR)、タイヌビエ(E chinochloa oryzicola (Vasinger) Vasinger)(タイヌビエ、ECHPH)、エキノコロ ア・ピィロポゴン(Echinochloa phyllopogon)(Stapf) Koso-Pol.)(タイヌビエ、EC HPH)、エキノコロア・ポリスタキュア(Echinochloa polystachya(Kunth)Hitchc.) (クリーピングリバーグラス(creeping river grass)、ECHPO)、タイワンアイア シ(Ischaemum rugosum Salisb.)(サラモラグラス(saramollagrass)、ISCRU) 、アゼガヤ(Leptochloa chinensis (L.) Nees)(アゼガヤ、LEFCH)、レプトクロ ア・ファスシクラリス(Leptochloa fascicularis (Lam.) Gray)(ベアーデッドスプラ ングルトップ(bearded sprangletop)、LEFFA)、レプトクロア・パニコイデス(L eptochloa panicoides (Presl.)Hitchc.)(アマゾンスプラングルトップ(Amazon spran gletop)、LEFPA)、イネ属種(Oryza species)(赤米および雑草イネ、ORYS S)、オオクサキビ(Panicum dichotomiflorum (L.) Michx.)(オオクサキビ、PAN DI)、シマスズメノヒエ(Paspalum dilatatum Poir.)(シマスズメノヒエ、PASD I)、ツノアイアシ(Rottboellia cochinchinensis (Lour.) W.D. Clayton)(ツノアイ アシ、ROOEX)、カヤツリグサ属種(Cyperus species)(CYPSS)、タマガヤ ツリ(Cyperus difformis L.)(タマガヤツリ、CYPDI)、カイペルス・デュビウス (Cyperus dubiusRottb.(MAPDU))、ショクヨウガヤツリ(Cyperus esculentus L .)(キハマスゲ、CYPES)、コゴメガヤツリ(Cyperus iria L.)(コゴメガヤツリ 、CYPIR)、ハマスゲ(Cyperus rotundus L.)(ハマスゲ、CYPRO)、ミズガ ヤツリ(Cyperus serotinusRottb/C.B.Clarke)(ミズガヤツリ、CYPSE)、ハリイ 属種(Eleocharis species)(ELOSS)、ヒデリコ(Fimbristylis miliacea (L.) V ahl)(ヒデリコ、FIMMI)、ホタルイ属種(Schoenoplectus species)(SCPS S)、イヌホタルイ(Schoenoplectus juncoides Roxb.)(ホタルイ、SCPJU)、コ ウキヤガラ(Bolboschoenus maritimus (L.) Palla)またはショエノプレクツス・マリチ ムス(Schoenoplectus maritimus)L. Lye)(コウキヤガラ、SCPMA)、ヒメカンガ レイ(Schoenoplectus mucronatus L.)(ヒメカンガレイ、SCPMU)、クサネム属種 (Aeschynomene species)(クサネム、AESSS)、ナガエツルノゲイトウ(Alternan thera philoxeroides(Mart.) Griseb.)(ナガエツルノゲイトウ、ALRPH)、オモダ カ(Alisma plantago-aquatica L.)(コモンウォータープランテーン、ALSPA)、 ヒユ属種(Amaranthus species)、(アカザおよびアマランサス、AMASS)、ホソバ ヒメミソハギ(Ammannia coccinea Rottb.)(ホソバヒメミソハギ、AMMCO)、マル バツユクサ(Commelina benghalensis L.)(マルバツユクサ、COMBE)、アメリカ タカサブロウ(Eclipta alba(L.) Hassk.)(アメリカタカサブロウ、ECLAL)、ア メリカコナギ(Heteranthera limosa(Sw.) Willd. /Vahl)(アメリカコナギ、HETL I)、ヘテランテラ・レニフォルミス(Heteranthera reniformisR.&P.)(ラウンドリー フマッドプランタイン(roundleaf mudplantain)HETRE)、サツマイモ属種(Ipomo ea species)(アサガオ、IPOSS)、アメリカアサガオ(Ipomoea hederacea(L.) Ja cq.)(アメリカアサガオ、IPOHE)、アメリカアゼナ(Lindernia dubia(L.) Penne ll)(アゼナ、LIDDU)、チョウジタデ属種(Ludwigia species)(LUDSS)、 ルドウィジア・リニフォリア(Ludwigia linifoliaPoir.)(サウスイースタンプライム ローズ−ウイロウ(southeastern primrose-willow)、LUDLI)、キダチキンバイ( Ludwigia octovalvis(Jacq.) Raven)(キダチキンバイ、LUDOC)、ミズアオイ(Mo nochoria korsakowii Regel & Maack)(モノコリア(monochoria)、MOOKA)、コ ナギ(Monochoria vaginalis)(Burm.F.)C. Presl ex Kuhth)(モノコリア、MOOV A)、ムルダンニア・ヌディフロラ(Murdannia nudiflora)(L.) Brenan)(ドーブウィ ード(doveweed)、MUDNU)、ポリゴヌム・ペンシルバニクム(Polygonum pensylva nicum)L.、)(ペンシルバニアスマートウィード(Pennsylvania smartweed)、POL PY)、ハルタデ(Polygonum persicaria L.)(ハルタデ、POLPE)、ポリゴヌム ・ヒドロピペロイデス(Polygonum hydropiperoidesMichx.)(マイルドスマートウィー ド(mild smartweed)、POLHP)、キカシグサ(Rotala indica(Willd.) Koehne)( キカシグサ、ROTIN)、オモダカ属種(Sagittaria species)、(オモダカ、SAG SS)、セスバニア・エクサルタタ(Sesbania exaltata(Raf.) Cory/Rydb. Ex Hill)( ヘンプセスバニア(hemp sesbania)、SEBEX)、またはナガボノウルシ(Sphenocle a zeylanica Gaertn.)(グースウィード(gooseweed)、SPDZE)である。

相乗的な除草有効量の(a)ペノキススラムもしくは農業上許容されるその塩、または クロマゾンもしくは農業上許容されるその塩、および(b)ベンゾビシクロンまたは農業 上許容されるその塩を含む除草組成物は、除草剤抵抗性または耐性雑草を防除するために 使用しうる。本明細書に記述される組成物を用いる方法は、除草剤抵抗性または耐性雑草 を防除するためにも用いられうる。例示の抵抗性または耐性雑草としては、以下に限定さ れないが、アセト乳酸シンターゼ(ALS)またはアセトヒドロキシ酸シンターゼ(AH AS)阻害剤(例えば、イミダゾリノン、スルホニルウレア、ピリミジニルチオベンゾエ ート、トリアゾロピリミジン、スルホニルアミノカルボニルトリアゾリノン)、光化学系 II阻害剤(例えば、フェニルカルバメート系、ピリダジノン系、トリアジン系、トリア ジノン系、ウラシル系、アミド系、尿素系、ベンゾチアジアジノン系、ニトリル系、フェ ニルピリダジン系)、アセチルCoAカルボキシラーゼ(ACCアーゼ)阻害剤(例えば 、アリールオキシフェノキシプロピオネート系、シクロヘキサンジオン系、フェニルピラ ゾリン系)、合成オーキシン(例えば、安息香酸系、フェノキシカルボン酸系、ピリジン カルボン酸系、キノリンカルボン酸系)、オーキシン輸送阻害剤(例えば、フタラメート 系、セミカルバゾン系)、光化学系I阻害剤(例えば、ビピリジリウム系)、5−エノー ルピルビルシキメート−3−ホスフェート(EPSP)シンターゼ阻害剤(例えば、グリ ホセート)、グルタミンシンテターゼ阻害剤(例えば、グルホシネート、ビアラホス)、 微小管集合阻害剤(例えば、ベンズアミド系、安息香酸系、ジニトロアニリン系、ホスホ ラミデート系、ピリジン系)、有糸分裂阻害剤(例えば、カルバメート系)、超長鎖脂肪 酸(VLCFA)阻害剤(例えば、アセトアミド系、クロロアセトアミド系、オキシアセ トアミド系、テトラゾリノン系)、脂肪酸および脂質合成阻害剤(例えば、ホスホロジチ オエート系、チオカルバメート系、ベンゾフラン系、クロロ炭酸系)、プロトポルフィリ ノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤(例えば、ジフェニルエーテル系、N−フェニル フタルイミド系、オキサジアゾール系、オキサゾリジンジオン系、フェニルピラゾール系 、ピリミジンジオン系、チアジアゾール系、トリアゾリノン系)、カロテノイド生合成阻 害剤(例えば、クロマゾン、アミトロール、アクロニフェン)、フィトエンデサチュラー ゼ(PDS)阻害剤(例えば、アミド系、アニリデクス、フラノン系、フェノキシブタン −アミド系、ピリジアジノン系、ピリジン系)、4−ヒドロキシフェニル−ピルベートジ オキシゲナーゼ(HPPD)阻害剤(例えば、カリステモン系、イソオキサゾール系、ピ ラゾール系、トリケトン系)、セルロース生合成阻害剤(例えば、ニトリル系、ベンズア ミド系、キンクロラック、トリアゾロカルボキサミド系)、複数の作用機序を有する除草 剤、例えば、キンクロラック、およびアリールアミノプロピオン酸系、ジフェンゾコート 、エンドタール、および有機ヒ素化合物などの未分類除草剤に対する抵抗性または耐性の バイオタイプが含まれる。例示の抵抗性または耐性雑草としては、以下に限定されないが 、複数の除草剤に対して抵抗性または耐性を有するバイオタイプ、複数の化学品クラスに 対して抵抗性または耐性を有するバイオタイプ、複数の除草剤作用機序に対して抵抗性ま たは耐性を有するバイオタイプ、および複数の抵抗性または耐性機構を有するバイオタイ プ(例えば、標的部位耐性または代謝耐性)が挙げられる。

ある種の場合に、(a)および(b)の組み合わせによって防除されうる望ましくない 植物群は、ノゲタイヌビエ(Echinochloa oryzoides)(ノゲタイヌビエ、ECHOR) 、ハマスゲ(Cyperus rotundus)(ハマスゲ、CYPRO)、またはそれらの組み合わせ から選択される。

非限定の例示により、本開示のある種の実施形態の例は、以下に示される。

相乗的な雑草防除についてのペノキススラムおよびベンゾビシクロンならびにクロマゾン およびベンゾビシクロンの組み合わせの施用の評価 粉砕した非滅菌ミネラル土壌(50.5パーセントシルト、25.5パーセント粘土、 および24パーセント砂、約7.6のpHおよび約2.9パーセントの有機物含有量で) と、水を1:1体積比で混合することにより調製した湛水土壌(泥)に、所望の試験植物 種の雑草種子または小堅果を植え付けた。表面積86.59平方センチメートル(cm2 )を有する、穴のあいていない16オンス(oz.)のプラスチック製ポットに、各ポッ トにおいて3センチメートル(cm)のヘッドスペースを設けて、調製した泥を、一定量 365ミリリットル(mL)で分散投入した。プラスチック製プラグトレイ中、6.0〜 6.8のpHおよび30パーセントの有機物含有量を典型的に有するSun Gro M etroMix(登録商標)306播種用混合物に、イネ種子を植え付けた。除草剤施用 の4日前に、表面積86.59cm2を有する穴のあいていない32oz.のプラスチッ ク製ポットに入っている泥860mLに、第2または第3葉成長期にある苗を移植した。 ポットのヘッドスペースを2.5〜3cmの水で満たすことにより、稲田を作製した。良 好な発芽および健常な植物を確保するために必要な場合、殺真菌剤処理および/または他 の化学的もしくは物理的処理を施した。植物は、日中は約29℃および夜間は約26℃に 維持されている、約14時間(h)の光周期の温室で、4〜22日間栽培した。栄養素は 、Osmocote(登録商標)(17:6:10、N:P:K+微量栄養素)として、 16−oz.ポットにつき2グラム(g)で、および32−oz.ポットにつき4gを加 えた。水を定期的に加えて、稲田の湛水を維持し、必要に応じて、1000ワットのオー バーヘッド型金属ハロゲン化物ランプを用いて、補足的な照明を供給した。これらの植物 が第1から第4本葉期に到達すると、試験に用いた。

ペノキススラムおよびベンゾビシクロンの処理は、単独で施用されるか、または組み合 わせで施用されるペノキススラムおよびベンゾビシクロンからなった。ペノキススラムお よびベンゾビシクロンの処理は、単独で施用されるか、または組み合わせで施用されるペ ノキススラムおよびベンゾビシクロンからなった。ペノキススラムを、Grasp(登録 商標)SCとして製剤化し、クロマゾンを、Command(登録商標)3MEとして製 剤化し、ベンゾビシクロンを、3.5%流動性材料として、または原体として製剤化した 。

各化合物または除草剤構成成分についての処理要件は、試験される施用量、製剤中の有 効成分の濃度または酸当量、ポットあたりの構成成分あたり2mLの施用体積、およびポ ットあたり86.59cm2の施用面積に基づいて計算した。

製剤化した化合物としては、測定量を、個々の100または200mLガラス製バイア ルに入れ、体積あたり1.25%体積(v/v)の体積のAgri−Dex(登録商標) 作物油濃厚物で溶解して、施用溶液を得た。試験化合物が容易に溶解しない場合、この混 合物を温める、かつ/または超音波処理した。

原体化合物の場合、秤量したものを個々の100mL〜200mLガラス製バイアルに 入れ、アセトン体積中に溶解して、濃厚保存液を得ることができる。試験化合物が、容易 に溶解しない場合、混合物を温める、かつ/または超音波処理しうる。得られた濃保存溶 液は、最終施用溶液が1.25%(v/v)作物油濃厚物を含有するよう、作物油濃厚物 2.5%(v/v)を含有している水性混合物を等体積量用いて希釈しえた。

処理済みプロットおよび対照プロットを、施用後22日目に望ましくない植物群の目視 の損傷についてブラインドで格付けした。格付けは、上で検討されたとおり0〜100パ ーセントの尺度に基づき、0%は、望ましくない植物群に対して損傷なしを示し、100 %は、望ましくない植物群の完全防除を示す。

コルビーの式は、上に記述されるとおり、混合物から予測される除草効果を判定するた めに使用された。組成物の施用に続く22日目に測定した結果は、表1(ペノキススラム およびベンゾビシクロン)および表2(クロマゾンおよびベンゾビシクロン)に示される 。

治験は、予期せぬ相乗性を示し、それらの結果は、p値検定下で統計的に有意であるこ とが分かった。試験された除草剤タンクミックス組み合わせ、用いられた施用量および施 用比、試験された植物種、および結果が、下に示される。

付随の特許請求の範囲の組成物および方法は、本明細書に記述される特定の組成物およ び方法によって範囲を限定されず、これらの組成物および方法は、本特許請求の範囲のい くつかの態様を例示することが意図され、機能的に等価である任意の組成物および方法は 、特許請求の範囲の範囲に入ることが意図される。本明細書に示されるものおよび本明細 書に記述されるものに加えて、本組成物および方法の種々の改変は、付随の特許請求の範 囲の範囲内に入ることが意図される。さらに、本明細書に開示される所定の代表的組成物 および方法ステップのみが、特に記述される一方で、組成物および方法ステップの他の組 み合わせも、特に記載されない場合でさえ、付随の特許請求の範囲の範囲に入ることが意 図される。したがって、ステップ、要素、構成成分または構成要素の組み合わせは、本明 細書以下に明示的に示されうるが、しかし、ステップ、要素、構成成分、および構成要素 の他の組み合わせは、明示的に記載されなかった場合でさえ、含まれる。本明細書に使用 される場合、用語「含む(comprising)」およびその変形は、用語「含む(including) 」およびその変形と同義的に使用され、開かれた制限のない用語である。用語「含む(co mprising)」および「含む(including)」は、種々の実施形態を説明するために本明細 書で使用されたが、用語「基本的にからなる(consisting essentially of)」および「 からなる(consisting of)」は、「含む(comprising)」および「含む(including)」 の代わりに使用して、本発明のさらに特定の実施形態に提供され、開示もされる。実施例 以外に、または別段明記される場合に、本明細書および特許請求の範囲で使用される成分 の量を表す全ての数、反応条件などは、少なくとも理解されるものであり、特許請求の範 囲と等価物の教義の適用を制限しようとするものでなく、有効数字の桁数および通常の丸 めアプローチに照らして考慮されるべきである。

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