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Driver alarming system

阅读:990发布:2020-08-12

专利汇可以提供Driver alarming system专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a driver alarming system capable of promoting the alarming and the awakening against degradation of the attention of a driver or any possible collision state, and obtaining the reoccurrence preventive effect in such a travel-attentive state. SOLUTION: In the driver alarming system 1, an alarm mode of repeatedly executing the alarming air-conditioning output of strong wind or low temperature, or strong wind and low temperature compared with those of the normal air-conditioning output operation without alarming/awakening operation being executed, and with an air outlet being fixed to the FACE mode at the predetermined period, is set to at least an onboard air-conditioner 100 as the alarming and awakening operation for allowing the driver to recognize the travel-attentive state when any one or both of the attention-degraded state in which the attention force of the driver to the vehicle traveling is degraded and the possible collision state of the vehicle is detected as a travel-attentive state of the vehicle, when the travel-attentive state is detected. The alarming mode is completed when the parking state is detected. COPYRIGHT: (C)2009,JPO&INPIT,下面是Driver alarming system专利的具体信息内容。

  • 車載空調機器として少なくとも空調出力手段を備えた車両に搭載される運転者警告システムであって、
    前記車両の走行注意状態として、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態及び前記車両の衝突危険状態の何れか一方又は双方を検出する走行注意状態検出手段と、
    前記車両の駐車状態を検出する駐車状態検出手段と、
    前記走行注意状態が検出された場合に、該走行注意状態を運転者に認識させるための警告覚醒動作として、少なくとも前記空調出力手段に対し、該警告覚醒動作を実行していない通常空調出力動作時よりも強風又は低温、あるいは強風かつ低温となる予め定められた空調条件が設定され、かつ吹き出し口がFACEモードに固定設定された空調出力を所定の出力保持時間以上保持する警告用空調出力を、所定周期で繰り返し実施させる警告モードを設定するとともに、前記駐車状態が検出された場合には当該警告モードを解除する警告覚醒動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする運転者警告システム。
  • 前記警告覚醒動作制御手段は、前記警告モードにおいて、少なくとも前記走行注意状態検出手段による前記注意力低下状態の検出処理を禁止するとともに、該警告モードの解除に伴い、該注意力低下状態の検出処理の禁止も解除するものである請求項1記載の運転者警告システム。
  • 前記警告覚醒動作制御手段は、前記警告モードにおいて、少なくとも前記走行注意状態検出手段により前記走行注意状態が検出された直後の初回の前記警告用空調出力は、それ以降に前記所定周期にて繰り返される警告用空調出力よりも出力保持時間が長く設定されている請求項1又は請求項2に記載の運転者警告システム。
  • 前記警告覚醒動作制御手段は、前記警告覚醒動作として、少なくとも運転席に対応するFACE吹き出し口のルーバーを、空調気流が前記運転者の顔に向けて吹き出すような吹き出し角度とするルーバー駆動を実施する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記走行注意状態検出手段は、前記運転者の顔画像を撮影する顔画像撮影手段と、撮影された前記顔画像に基づいて、前記運転者の前記注意力低下状態を検出する注意力低下状態検出手段を備える請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記駐車状態検出手段は、イグニッションスイッチがオフとなった場合を、前記駐車状態として検出するものである請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記駐車状態検出手段は、イグニッションスイッチがオンであり、かつシフトポジションがパーキングに入った場合を、前記駐車状態として検出するものである請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記駐車状態検出手段は、イグニッションスイッチがオンであり、前記車両の停車継続時間が予め定められた閾時間を上回った場合を、前記駐車状態として検出するものである請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記駐車状態検出手段は、運転席側のドアが開状態となった場合を、駐車状態として検出するものである請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 車室内において運転者が操作可能な位置に設けられ、前記警告モードをマニュアル設定する警告モード設定用の操作部が設けられている請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 車室内において運転者が操作可能な位置に設けられ、前記警告モードの設定をマニュアル解除する警告モード解除用の操作部が設けられている請求項1ないし請求項10のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記操作部は、予め定められた車載電子機器の操作部を兼用する形で定められており、当該車載電子機器に対する通常の入力操作よりも、操作負担が大きい操作により、入力が受け付けられる請求項10又は請求項11のいずれか1項に記載の運転者警告システム。
  • 前記操作部は、前記空調出力手段の1以上の操作部を兼用する形で定められている請求項12記載の運転者警告システム。
  • 说明书全文

    本発明は、運転者の車両走行への注意の低下や、車両の衝突危険状態が検出された際に運転者に警告を与える運転者警告システムに関する。

    特開2005−62911号公報

    近年の車両は、運転者の車両走行への注意力の低下を検出して、運転者に警告を与える車両システムが搭載されたものがある。 また、車両の衝突危険状態を検出して、これを運転者に報知して衝突を回避させる、あるいは、衝突による衝撃が緩和される制御を開始する車両システムもある。 具体的には、特許文献1を例示できる。

    ところが、これらは、いずれも運転者の注意力低下や衝突危険状態が検出されたときにのみ警告報知が実施される構成となっている。 運転者の注意力低下や衝突危険状態は、一度の警告報知で瞬間的に危険を察知しても、再度同じような状況に陥りやすい。 つまり、そうした状態は、運転者の疲労や集中力等に関する要因で発生するものであるから、瞬間的にそれらの危険を意識しても、疲労や集中力の低下する状況が改善されない限り、再び同じ状況が到来するのである。

    本発明の課題は、運転者の注意力低下や衝突危険状態に対し警告・覚醒を促すとともに、そうした走行注意状態の再発防止効果も得られる運転者警告システムを提供することにある。

    課題を解決するための手段および発明の効果

    上記課題を解決するために、本発明の運転者警告システムは、
    車載空調機器として少なくとも空調出力手段を備えた車両に搭載される運転者警告システムであって、
    車両の走行注意状態として、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態及び車両の衝突危険状態の何れか一方又は双方を検出する走行注意状態検出手段と、
    車両の駐車状態を検出する駐車状態検出手段と、
    走行注意状態が検出された場合に、該走行注意状態を運転者に認識させるための警告覚醒動作として、少なくとも空調出力手段に対し、該警告覚醒動作を実行していない通常空調出力動作時よりも強風又は低温、あるいは強風かつ低温となる予め定められた空調条件が設定され、かつ吹き出し口がFACEモードに固定設定された空調出力を所定の出力保持時間以上保持する警告用空調出力を、所定周期で繰り返し実施させる警告モードを設定するとともに、駐車状態が検出された場合には当該警告モードを解除する警告覚醒動作制御手段と、
    を備えることを特徴とする。

    上記本発明の構成によれば、車両の走行注意状態が検出されると、冷たい空調気流の出力により、運転者を覚醒させることができる。 また、この冷たい空調気流は、瞬間的な出力ではなく、一定時間以上継続した出力とされているので、運転者の覚醒をより促すことができる。 さらに、この冷たい空調気流は、吹き出しモードをFACEモードに設定された上で出力されるから、顔に吹き付けられる風量が増し、運転者の覚醒をより一層促すことができる。 また、この冷たい空調気流の出力は、初回に出力された後も周期的に繰り返して出力されるので、走行注意状態の再発防止の効果が得られる。 また、この周期動作は、車両を駐車状態としない限り継続するため、運転者に対し車の駐車を強いる結果となり、結果として、運転者に休憩を強制的に促すことができる。 つまり、車両の停車を強いることで休憩を促すことで走行注意状態の解消させることができるのである。 また、駐車後には、通常のモードに復帰しているので、煩わしいモード解除操作も不要となる。 なお、本発明において、警告用空調出力の「所定の出力保持時間」とは、瞬間的な出力を除くために、少なくとも、予め定められた空調条件を設定した際に所定の空調駆動部が実行する駆動の開始から完了までに要する時間以上にて定められた時間とする。 また、警告用空調出力の実行周期(上記所定周期)も、瞬間的に次周期が到来するような極めて短い周期を除くために、少なくとも上記所定の出力保持時間の2倍以上の時間周期として定められるものとする。

    なお、警告覚醒動作制御手段は、警告モードにおいて、少なくとも走行注意状態検出手段による注意力低下状態の検出処理を禁止するとともに、該警告モードの解除に伴い、該注意力低下状態の検出処理の禁止も解除するように構成することもできる。 警告覚醒動作の周期動作中には、注意力低下状態の検出処理は不要であるから、上記構成とすることで、運転者警告システムの処理負担を従来の技術に比べて軽減できる。

    また、警告用空調出力動作としては、空調出力手段に対し、吹き出し風量をマニュアル設定可能範囲内における最大風量に設定し、かつ吹き出し温度をマニュアル設定可能範囲内における最低温度に設定する形での出力を実施させるようにできる。 これにより、運転者の覚醒をより促すことができる。

    また、警告覚醒動作制御手段は、警告モードにおいて、少なくとも走行注意状態検出手段により走行注意状態が検出された直後の初回の警告用空調出力は、それ以降に所定周期にて繰り返される警告用空調出力よりも出力保持時間が長く設定することができる。 この構成によると、初回の警告用空調出力は、より長い出力を運転者に浴びせ続けるよう、以降の周期動作よりも出力継続時間を長く定められているので、確実に運転者を走行注意状態から覚醒させることができる。

    また、警告覚醒動作制御手段は、警告覚醒動作として、少なくとも運転席に対応するFACE吹き出し口のルーバーを、空調気流が運転者の顔に向けて吹き出すような吹き出し度とするルーバー駆動を実施するようにすることができる。 顔は、肌の露出が最も多い部分であるから、この部分に冷風を当てることで、運転者への高い覚醒効果を実現できる。

    また、運転者の顔画像を撮影する顔画像撮影手段と、これにより撮影される顔画像に基づいて顔位置を特定する顔位置特定手段とを備えるように構成して、警告覚醒動作制御手段は、警告覚醒動作として実施されるルーバー駆動は、運転席に対応するFACE吹き出し口のルーバーの吹き出し角度を、特定された顔位置に向けて空調気流が吹き出されるよう、予め定められた角度から補正し、補正後の角度を目標角度位置とする形で実施するようにすることができる。 これにより、顔に向けた空調出力がより正確に可能となるので、運転者への高い覚醒効果を実現できる。

    また、走行注意状態検出手段は、運転者の顔画像を撮影する顔画像撮影手段と、撮影された顔画像に基づいて、運転者の注意力低下状態を検出する注意力低下状態検出手段を備えて構成することができる。 また、顔画像撮影手段は、上記のような、ルーバー角度の補正のための顔位置特定用に撮影する撮影手段に兼用させれば、コスト面の利点となる。

    ところで、本発明の駐車状態検出手段は、イグニッションスイッチがオフとなった場合を、駐車状態として検出するものを含めることができる。 また、駐車状態検出手段は、イグニッションスイッチがオンであり、かつシフトポジションがパーキングに入った場合を、駐車状態として検出するものを含めることができる。 また、駐車状態検出手段は、イグニッションスイッチがオンであり、車両の停車継続時間が予め定められた閾時間を上回った場合を、駐車状態として検出することができる。 駐車状態として、通常のブレーキ停車よりも運転を再開し難く、長期の車両停車が見込める状況を定めているので、運転者に対し駐車による運転休憩を確実に与えることができる。 また、駐車状態検出手段は、運転席側のドアが開状態となった場合を、駐車状態として検出することができる。 運転者が車外に出ることを促すことができるので、運転者に対しよりリフレッシュ効果のある運転休憩を与えることができる。

    本発明において、車室内において運転者が操作可能な位置に設けられ、警告モードをマニュアル設定する警告モード設定用の操作部を設けることができる。 上記構成によれば、運転者が意図的に上記警告モードを設定することができる。

    本発明において、車室内において運転者が操作可能な位置に設けられ、警告モードの設定をマニュアル解除する警告モード解除用の操作部を設けることができる。 上記構成によれば、運転者が意図的に上記警告モードを解除することができる。 例えば、走行注意状態が誤検出された場合等に、上記警告モードを解除することができる。

    上記の警告モード設定用や警告モード解除用の操作部は、予め定められた車載電子機器の操作部を兼用する形で定められており、当該車載電子機器に対する通常の入力操作よりも、操作負担が大きい操作により、入力が受け付けられるよう構成できる。 この構成によると、従来の操作部を兼用した形で、上記の警告モード設定用や警告モード解除用の操作部を設けることができ、別途操作部を形成する必要がない。 また、普段、車載電子機器を使用するための操作(通常操作)よりも、操作が困難な形で定められているので、誤操作を防止する効果もある。 なお、通常よりも操作負担が大きい操作とは、例えば通常の操作入力が1つの操作部への押圧であるとするならば、複数の操作部を同時に操作する同時操作や、1以上の操作部を通常操作よりも長く操作する長押し操作、所定の順序で複数の操作部を操作するパターン操作等を例示できる。 また、上記構成において、警告モード設定用や警告モード解除用の操作部は、空調出力手段の1以上の操作部を兼用する形で定めることができる。 空調出力による警告喚起動作を実行する本発明においては、空調用の操作部に上記の警告モード設定用や警告モード解除用の操作部を設けることで、運転者が認識しやすい。

    以下、本発明の運転者警告システムの一実施形態を、図面を参照して説明する。

    図1は、本発明の運転者警告システムの構成を示すブロック図である。 図1の運転者警告システム1は、プリクラッシュセーフティシステム200と、運転者状態認識システム300と、エアコンECU101と、エンジンECU401とが通信手段50を介してCAN通信により互いに接続されている。

    プリクラッシュセーフティシステム200は、その主制御部をなすプリクラッシュセーフティECU201に対し、車両の周辺を監視する周辺監視装置211と、車両のブレーキペダル(図示なし)への踏力やペダル踏み込み量を検出するブレーキセンサ(ペダルストロークセンサ)212と、シートベルト(プリクラッシュシートベルト:図示なし)の締め付け力を増すシートベルト駆動部213と、ブレーキ操作を実行するブレーキアクチュエータ214と、を備えた周知の構成を有している。 また、CPU、ROM、RAM等を備える周知の構成を有している。 また、エンジンECU401等からも通信手段50を介して車速情報等の必要な情報を取得可能に構成されている。

    プリクラッシュセーフティECU201は、ブレーキセンサ212により検出される運転者のブレーキペダルの踏み込み速度や踏み込み量を受けて、それら検出結果を自身の記憶部201Aに記憶されているそれぞれの閾値と比較し、閾値を上回った場合を緊急ブレーキ、即ち、衝突危険状態であると判定する。 即ち、プリクラッシュセーフティECU201は、ブレーキセンサ212とともに衝突危険状態検出手段として機能している。

    また、プリクラッシュセーフティECU(走行注意状態検出手段)201は、周辺監視装置211による検出結果からも衝突危険状態の判定も行っており、周辺監視装置211とともに衝突危険状態検出手段として機能している。 周辺監視装置211は、車両周辺の障害物からの反射電波を受信するレーダとして構成されており、受信する反射電波に基づいて障害物との相対距離や相対速度を検出し、これらの検出結果をプリクラッシュセーフティECU201に出力する。 プリクラッシュセーフティECU201は、検出された障害物との相対距離や相対速度に基づいて、車両の衝突危険状態を判定する。 なお、本実施形態においては、自車両に対し他車両が予め定められた閾距離以内に接近したことに基づいて、自車両の衝突危険状態であると判定するものとする。 相対速度が速いほど上記閾距離を変更する形で実施しても良い。

    なお、周辺監視装置211は、レーダに限られるものではなく、車両周辺を撮影するカメラを設け、その撮影画像をプリクラッシュセーフティECU201にて画像解析し、所定記憶部201Aに記憶された障害物パターン画像との一致を判定する形で、車両周辺の障害物を特定しても良い。 もちろん、レーダとカメラを組み合わせた構成であっても良い。

    そして、プリクラッシュセーフティECU201は、現在の車両が上記のような衝突危険状態にあると判定された場合には、シートベルトの巻上げ制御を行って乗員の姿勢を拘束するとともに、必要に応じて、衝突衝撃が緩和されるようブレーキアクチュエータを駆動するように構成されている。 一方で、衝突危険状態と判定された場合には、これをエアコンECU101に向けて送信する。

    運転者状態認識システム(走行注意状態検出手段)300は、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態を検出するシステムである。 本実施形態においては、運転者の顔画像を撮影する顔画像撮影手段として車室内に配置されたカメラ310と、当該カメラ310により撮影された撮影画像の入力を受ける画像認識部301とにより構成されている。 画像認識部301では、カメラ310により撮影された顔画像に基づいて、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態を検出する注意力低下状態検出手段として機能する。 具体的に言えば、画像認識部301は、撮影された撮影画像から運転者の顔画像を抽出し、抽出された顔画像を周知の画像解析処理にて解析して、その解析結果から、運転者の脇見や居眠りといった、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態を検出する。

    さらに具体的にいえば、画像認識部301は、車室内カメラ310が取得した画像に対し画像解析処理を行って運転者の顔画像を特定するとともに、その顔画像から顔の輪郭、目、瞳孔、鼻等の位置を認識して、当該運転者の視線方向、顔の向き、および頭の位置を認識する。 そして、認識された運転者の視線方向、顔の向き、および頭の位置を、画像認識部301に予め記憶している基本顔画像データ(車両前方を向いた通常状態の運転者の顔画像データ)の視線方向、顔の向き、および頭の位置と比較する形で、運転者の脇見や居眠りといった、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態を特定(検出)する。 注意力低下状態が特定された場合には、これをエアコンECU101に向けて送信する。 なお、顔画像に基づいて人の注意力低下状態を検出する技術については、例えば特許第3812355号にその記載があり、これを参照して実施することもできる。

    エアコンECU101は、車載空調装置100の主制御部をなすものであり、図2に示すように、空調用センサ120、空調用駆動部130、及び空調用操作部(空調出力状態設定操作部)140が接続するとともに、LAN I/F190を介して車両内LAN50(図1参照)に接続する構成を有している。 なお、図1は、エアコンECU101と、該エアコンECU101により制御されるエアコンユニットUとからなる車載空調装置100の全体構成を概略的に示す図である。 エアコンユニットUは、いわゆるHVAC(Heating, Ventilating and Air-Conditioning)ユニットであり、車室内の空調状態を左座席側と右座席側(本実施形態においては運転席側と助手席側)とで独立して調整可能に構成されている。

    エアコンユニットUのダクト28には、車内空気を循環させるための内気吸込口42と、車外の空気を取込む外気吸込口41とが形成されており、内外気切替ダンパー24によりいずれかに切り替えて使用される。 これら内気吸込口42ないし外気吸込口41からの空気は、ブロワ21によってダクト28内に吸い込まれる。 ダクト28内には、吸い込まれた空気を冷却して冷気を発生させるためのエバポレータ22aが設けられている。 そして、エバポレータ22aよりも下流側(吹出口側)は、運転席側の吹出口43〜45へ至る経路と助手席側の吹出口46,47へ至る経路に分岐している。

    エバポレータ22aは、車両用空調装置に設けられる周知の冷凍サイクルRCの一部を構成している。 冷凍サイクルRCは、ガス状の冷媒を吸入・圧縮して高温・高圧ガスとして送り出すコンプレッサ(圧縮器)22bと、送り出された冷媒(高温・高圧ガス)を車外空気(クーリングファンによって取り入れる)によって冷却し、凝縮の潜熱を奪って液化するエンジン駆動のコンデンサ(凝縮器)22cと、液化された冷媒をガスと液とに分離して液冷媒のみを送り出すレシーバ(受液器)22dと、送り出された液冷媒を膨張させ、低温・低圧の霧状冷媒とするエキスパンションバルブ(膨張弁)22eと、その低温・低圧の霧状冷媒によって車室内の空気から潜熱を奪って車室内空気を冷却するとともに、このとき気化された冷媒をコンプレッサ(空調用コンプレッサ)1に送り出すエバポレータ(蒸発器)22aとで構成されている。

    なお、図2に示すように、エアコンユニットUには吹出口として、フロントガラス曇り止め用のデフロスタ吹出口43がフロントガラスの内面下縁に対応するインパネ上方奥に、運転席側フェイス吹出口45がインパネの正面中央右寄りと右隅に、助手席側フェイス吹出口46がインパネの正面中央左寄りと左隅に、運転席側フット吹出口44がインパネ下面右奥の運転席側足元に、助手席側フット吹出口47がインパネ下面左奥の助手席側足元に、それぞれ開口しており、図2の吹出口切替用ダンパー32〜36によってそれぞれ開閉状態が切り替えられる。

    エアコンECU101に接続する空調用駆動部130(図2)は、上記吹出口切替用ダンパー32〜36や該ダンパー32〜36の開閉状態を切り替えるダンパー駆動ギア機構31、エアミックスダンパー25,26、内外気切替ダンパー24、及びそれらを駆動するサーボモータ71〜74等である。 これらサーボモータ(アクチュエータ)71〜74は、エアコンECU101によって回転制御されるとともに、ロータの回転位置や回転速度等の情報を検出してエアコンECU101にフィードバックする。 具体的には、駆動回路131〜134がエアコンECU101から駆動指令信号の入力を受けて、対応するサーボモータ71〜74を駆動する。

    なお、これらサーボモータ71〜74の他、ブロワ21やコンプレッサ22bもエアコンECU101に接続する空調用駆動部130ということができる。 ただし、コンプレッサ22bの直接の駆動源は車載エンジンであり、エアコンECU101はその駆動制御を実行するものである。

    また、本実施形態においては、運転者側フェイス吹出口45には、吹き出される空調気流の吹き出し方向を可変するルーバー61,62が設けられており、各々がサーボモータ(アクチュエータ)75,76により駆動するように構成されている。 具体的には、駆動回路135,136がエアコンECU101から駆動指令信号の入力を受けて、対応するサーボモータ75,76を駆動する。 なお、ルーバー61は上下方向に吹き出し方向を可変するものであり、ルーバー62は左右方向に吹き出し方向を可変するものである。 これらサーボモータ75,76も空調用駆動部130ということができる。

    エアコンECU101に接続される空調用センサ120(図4)は、車内温度を検出する内気温センサ(車内温度検出手段)121、車外温度を検出する外気温センサ(車外温度検出手段)122、エバポレータを通過した直後の空気の温度を検出するエバポレータ後センサ123、及び日射量を検出する日射センサ124等の周知の空調用センサからなる。

    エアコンECU101に接続される空調用操作部140(図4)は、運転者及び助手席搭乗者により操作可能なインパネ正面中央に設けられたエアコンパネル20に設けられており、AUTOスイッチ141,OFFスイッチ142,吹出口切替スイッチ(MODEスイッチ)143,内外気切替スイッチ144,デフロスタスイッチ147,A/Cスイッチ148,独立/一括制御切替スイッチ(DUALスイッチ)149といったスイッチとを備えている。 これらのスイッチは、各々周知の押圧操作部やダイアル操作部として構成されている。 他方、風量切替スイッチ145及び温度設定スイッチ146は、本実施形態においては、後述するように、タッチパネルに割り付けられたタッチスイッチとして出現するように構成されている。

    エアコンECU101は、CPU、ROM、RAM等を備える周知の構成を有し、各種空調用操作部140の操作状態や各種空調用センサ120の検出結果に基づいて空調用駆動部130を駆動制御することにより、吹き出し温度制御、吹き出し風量制御、内気吸気・外気吸気切替制御、及び吹出口切替制御等の周知の空調制御を実行する。 これらの空調制御は、エアコンECU101のCPUが自身のROMに格納される空調制御プログラムを実行する形で実行される。

    エンジンECU401は、エンジンの回転数(回転速度)を目標回転数(目標回転速度)とするためのフィードバック制御を実行する等、エンジン300に関する周知の各種制御を行うものであり、エアコンECU101と同様、CPU、ROM、RAM等を備える周知の構成を有して構成される。 エンジンECU401は、エンジン回転数センサや車速センサ413の他、イグニッションスイッチ(エンジン始動操作部)411やシフトポジションセンサ412と接続しており、エンジン回転数や車速、イグニッション信号(イグニッションのオンオフを反映する信号)、シフトポジション情報(シフトレバーの現在の位置情報)を取得することができる。

    ところで、本発明においては、車両の走行注意状態として、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態及び車両の衝突危険状態のいずれか又は双方を検出する(走行注意状態検出手段)と、警告モードを設定するよう構成されている(警告覚醒動作制御手段)。

    この警告モードは、検出された走行注意状態を運転者に認識させるための警告覚醒動作として、警告覚醒用出力を所定周期で繰り返し実施させるものである。 そして、駐車状態が検出された場合には、当該警告モードが解除されて、警告覚醒動作の周期駆動が終了する(警告覚醒動作制御手段)。

    本実施形態においては、警告覚醒動作として、空調出力手段に対し、該警告覚醒動作を実行していない通常空調出力動作時よりも強風又は低温、あるいは強風かつ低温となる予め定められた空調条件が設定され、かつ吹き出し口がFACEモードに固定設定された空調出力を、所定の出力保持時間以上保持する警告用空調出力を、所定周期で繰り返し実施させるようになっている。

    ただし、1回の警告覚醒用出力の出力保持時間は、少なくとも、予め定められた空調条件を設定した際に所定の空調駆動部が実行する駆動の開始から完了までに要する時間以上にて定められた時間とする。 具体的にいえば、少なくとも、予め定められた空調条件が設定された際に例えばエアミックスダンパー25,26の移動開始から移動完了までに要する時間以上で定められた時間とすることができる。 なお、本実施形態においては、後述するように、警告覚醒用出力として最大冷房出力を実行するので、1回の警告覚醒用出力の出力保持時間として、エアミックスダンパー25,26の最大暖房出力位置から最大冷房出力位置への最短移動時間以上の時間を定めるものとする。 実際には、当該出力保持時間には、上記条件を確実に満たす具体的な時間として、例えば、15秒や30秒といった具体的な時間が予め設定されており、本実施形態においては、警告覚醒用出力の出力保持時間として30秒の時間が予め設定されている。

    また、警告用空調出力を実行する周期は、上記した所定の空調駆動部の駆動時間と、それと元に戻す駆動時間とを考慮して、少なくとも上記出力保持時間の2倍以上の時間周期と定めることができる。 なお、実際には、当該周期には、上記条件を確実に満たす具体的な時間周期として、例えば、30秒や60秒といった具体的な時間が予め設定されている。 本実施形態においては、警告用空調出力の実行期間と非実行機関とを明確に設けるために、上記エアミックスダンパー25,26の最大暖房出力位置から最大冷房出力位置への最短移動時間の2倍よりも長い時間周期が設定されており、具体的には、該最短移動時間の4倍となる60秒の時間周期で前記警告用空調出力が実行されるようになっている。

    これらの処理は、エアコンECU101により実施されるものであり、当該ECU101には、所定記憶部(例えばROM等)にその実施プログラムが格納されており、CPUにより当該プログラムが実行される。 以下では、上記処理の流れをフローチャートを用いて説明する。

    図4は、上記警告モードを設定するためのプログラム(警告モード設定プログラム)の処理の流れを示すフローチャートである。 S1は、プリクラッシュセーフティシステム200及び運転者状態認識システム300から走行注意状態を検出したとの検出結果情報の受信を待つ受信待機状態である。 具体的には、エアコンECU101は、プリクラッシュセーフティシステム200から衝突危険状態を検出したという検出結果情報を受信し、運転者状態認識システム300からは、運転者の注意力低下状態を検出したという検出結果情報を受信する。

    S2にて、上記の検出結果情報から車両の衝突危険状態又は運転注意低下状態であるとして走行注意状態を検出したと判定されるとS3に進む。 他方、走行注意状態が検出されなければS7に進み、通常の空調制御を実施する。 S7以前の状態が警告モードであれば、その警告モードを解除して、通常の空調制御を再開する。 そして、本処理を終了する。 なお、本処理は繰り返し実行されるものである。

    S3では、上述した警告モードを設定する。 これにより、図5のフローチャートに示されている警告モード実行処理が実行される。 また、警告モードが設定されるに伴い、エアコンECU101は、プリクラッシュセーフティシステム200及び運転者状態認識システム300に対し走行注意状態の検出処理を禁止させるための走行注意状態禁止情報を送信する。

    続くS4では、車両の駐車状態の検出待ち状態となる。 なお、本実施形態においては、駐車状態として3つの状態を定めている。 1つ目は、イグニッションスイッチ411がオフとなった状態である。 これは、イグニッションスイッチ411のオフ信号を受ける形で認識することができる。 2つ目は、イグニッションスイッチ411がオンであり、かつシフトポジションがパーキングに入った状態である。 これも、エンジンECU401からシフトポジションセンサ412のパーキング信号を受ける形で認識することができる。 3つ目は、イグニッションスイッチ411がオンであり、車両の停車継続時間が予め定められた閾時間を上回った状態である。 停車状態は、車速センサ413の検出車速情報に基づいて判定することができ、この停車状態が開始してから所定の閾時間(少なくとも10分以上、より望ましくは20分以上、本実施形態においては30分)が経過した場合を駐車状態と判定する。 時間経過の判定は、エンジンECU401又はエアコンECU101に設けられたタイマー101Aを用いて行うことができる。

    S5では、S4にて上記の駐車状態が検出されるまでS4を実行する一方で、駐車状態が検出されるとS6に進む。 S6では、駐車状態の検出に伴い設定されている警告モードを解除し、本プログラムを終了する。

    次に、図5の警告モードを実行するプログラム(警告モード実行プログラム)の処理を説明する。 当該プログラムは、図4のS3にて警告モードが設定されるに伴い実行されるものであり、S11では、まず、エアコンECU101に設けられたタイマー101Aを起動する。 そして、タイマー起動とともに、S12にて、警告覚醒動作として警告覚醒用出力を開始する。 警告覚醒動作は、予め定められた警告覚醒用出力を所定周期で繰り返して実施させるものであり、S13にて、出力開始から所定時間(本実施形態では30秒)が経過したと判定されるS14に進み、警告覚醒用出力を一時停止(もとの設定への復帰)する。 また、続くS15にて、出力の一時停止から所定時間(本実施形態では30秒)が経過するとしたと判定されるS16に進み、警告モードが解除されたか否かを判定する。 解除されていれば本処理を終了し、解除されていなければS17にてタイマー101Aをリセットして、再び警告覚醒動作を開始する。

    なお、警告覚醒用出力は、通常空調出力動作時よりも強風又は低温、あるいは強風かつ低温となる空調条件が設定された状態での空調出力を15秒以上保持する形で実施される。 本実施形態においては、警告用空調出力としては、空調出力手段に対し、コンプレッサ22bをオンとし、吹き出し風量をマニュアル設定可能範囲内における最大風量に設定し、かつ吹き出し温度をマニュアル設定可能範囲内における最低温度に設定する形での出力を実施させるように、空調パラメータ(空調条件)が設定される。 さらに、吹き出し口をFACEモードに固定設定されるように、空調パラメータが設定され、この設定が毎回30秒ずつ保持される。 この警告モードは、各種エアコン操作部140への通常の操作入力によって解除することはできないよう定められている、即ち、各種エアコン操作部140への通常の操作入力が受け付けられないようになっており、設定風量や設定温度、吹き出しモードを変更しようと操作しても、その変更ができないようになっている。

    ただし、車室内において運転者が操作可能な位置に設けられた警告モード解除用の操作部へのマニュアル操作により解除することができる。 本実施形態における警告モード解除用の操作部は、エアコン操作部140のうちの予め定められた3つの操作部141,142,143と定められており、これらの操作部への通常の入力操作よりも、操作負担が大きい操作により、モード解除の入力が受け付けられるようになっている。 本実施形態においては、警告モードが設定されているときに、これら3操作部を同時に長押し(通常操作よりも長く押圧操作を継続する)することで警告モードの解除が受け付けられる。

    一方で、警告モードをマニュアル設定する警告モード設定用の操作部が、車室内において運転者が操作可能な位置に設けられている。 本実施形態における警告モード設定用の操作部は、上記警告モード解除用の操作部と同様の、エアコン操作部140のうちの予め定められた3つの操作部141,142,143と定められており、これらの操作部への通常の入力操作よりも、操作負担が大きい操作により、モード設定の入力が受け付けられるようになっている。 本実施形態においては、警告モードが設定されていないときに、これら3操作部を同時に長押し(通常操作よりも長く押圧操作を継続する)することで警告モードの設定が受け付けられる。

    また、S12にて開始される警告覚醒動作は、空調出力により実施されるものに加えて、プリクラッシュシステム200に搭載されるプリクラッシュセーフティ機能の一部機能を実行することができる。 即ち、通常のプリクラッシュシステム200は、衝突危険状態の検出に基づいてプリクラッシュセーフティ機能を実施されるものであるから、それら機能の一部のうち、運転者に対する覚醒警告効果を有した機能を、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態が検出された場合にも実施するようにできる。 本実施形態においては、車両の走行注意状態として、運転者の車両走行への注意力が低下した注意力低下状態及び車両の衝突危険状態が検出された場合に、上記のような空調出力による警告覚醒動作とともに、シートベルトの拘束力を通常時よりも増すようにシートベルトを巻上げるプリクラッシュセーフティ機能を、警告覚醒動作として実施するようになっている。 本実施形態における警告覚醒動作としてのシートベルトの巻上げ制御は、予め定められた一定時間の間、拘束力が通常時よりも増した拘束状態を周期的に繰り返すものであり、ここでは、警告用空調出力が実行されている期間の間継続して、上記のようなシートベルトによる拘束状態が保持される制御を実行する。

    以上、本発明の一実施形態を説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。

    例えば、上記実施形態においては、警告モードにおいて、走行注意状態が検出された直後の初回の警告覚醒用出力と、その後に繰り返される周期的な警告覚醒用出力とが、双方とも同じ一定の出力時間を有していたが、警告モードにおいて、走行注意状態が検出された直後の初回の警告用空調出力は、それ以降に所定周期にて繰り返される警告用空調出力よりも出力保持時間が長く設定することができる。 この構成によると、初回の警告用空調出力は、より長い出力を運転者に浴びせ続けるよう、以降の周期動作よりも出力継続時間を長く定められているので、確実に運転者を走行注意状態から覚醒させた上で、再発防止のための周期動作を開始できる。

    また、警告覚醒動作として、少なくとも運転席に対応するFACE吹き出し口のルーバー61,62を、空調気流が運転者の顔に向けて吹き出すような吹き出し角度となるように、ルーバー駆動部(サーボモータ)75,76の補正駆動を実施するようにすることができる。 顔は、肌の露出が最も多い部分であるから、この部分に冷風を当てることで、運転者への高い覚醒効果を実現できる。 本実施形態においては、カメラ310の撮影画像に基づいて、顔の位置を特定し、特定された方向に向けて空調気流が吹き出されるように、上下方向に吹き出し方向を可変するルーバー61と、左右方向に吹き出し方向を可変するルーバー62とを、サーボモータ75,76により駆動する。 さらに具体的にいえば、少なくとも運転席側フェイス吹出口45からの空調出力が、運転席のヘッドレストに向かう方向となるようルーバー61,62を可変する。

    この場合、カメラ310により撮影される顔画像に基づいて、画像認識部301が運転者の顔位置を特定するように構成し、特定された位置に向けて空調気流が吹き出されるように、上下方向に吹き出し方向を可変するルーバー61と、左右方向に吹き出し方向を可変するルーバー62とを駆動するように構成しても良い。 例えば、カメラ310により撮影された画像において顔画像の重心位置とヘッドレスト画像と双方の重心位置を比較し、その差に基づいてルーバー61,62の吹き出し角度補正量を算出する。 そして、運転席のヘッドレストに向かう方向となるルーバー61,62の吹き出し角度を基準角度として、これを算出された吹き出し角度補正量により補正し、ルーバー駆動部(サーボモータ)75,76の駆動制御に反映させることで実施する。 これにより、顔に向けた空調出力がより正確に可能となるので、運転者への高い覚醒効果を実現できる。 なお、補正用のカメラは、カメラ310とは別に設けてもよいが、カメラ310と兼用させることでコスト面の利点が得られる。

    なお、運転席側フェイス吹出口45のルーバー61,62だけでなく、助手席側フェイス吹出口46のルーバーも上記のように駆動するように構成してもよい。

    また、上記実施形態において検出される衝突危険状態は、緊急ブレーキや他車両との接近であるが、それ以外のものであっても良く、例えば、車両のふらつきを検出する手段により、所定以上の車両のふらつきが検出された場合も、上記衝突危険状態に含むことができ、これが検出された際にも上記のような形で警告覚醒動作を実施するようにすることもできる。 車両のふらつきは、例えばステアリングシャフトの回転を検出する操角センサの検出結果から判定することができる。

    また、警告モードにおいて、少なくとも運転者状態認識システム(走行注意状態検出手段)300による注意力低下状態の検出処理(カメラ310の撮影及びその撮影画像に基づく運転者の注意力低下状態の解析処理)を禁止するとともに、該警告モードの解除に伴い、該注意力低下状態の検出処理の禁止も解除するように構成することもできる。 これにより、不要な処理負担を軽減できる。 一方で、プリクラッシュシステム400の機能は継続する必要があるので、注意力低下状態の検出処理が禁止された状態においても、衝突危険状態の検出処理は継続するものとする。

    また、上記実施形態において検出される駐車状態は、イグニッションオフ状態と、シフトポジションのパーキング状態と、車両の停車継続時間が閾時間を上回った状態との3つであったが、この3つのうちの1つ又は2つのみを駐車状態として検出するように構成してもよい。 また、この3つの状態以外の駐車状態を検出するように構成してもよい。 例えば、車両の運転席側ドアの開閉状態を検出する運転席側ドアの開閉検出センサ(運転席側ドアの開閉検出手段)を駐車状態検出手段として備え、イグニッションスイッチ411のオンオフとは無関係に、運転席側ドアの開状態が検出された場合を、駐車状態として検出してもよい。 具体的には、図6に示すように、エアコンECU101が通信手段50を介してドアECU501に接続するように構成し、ドアECU501に接続する運転席側ドアの開閉検出センサ511の検出情報を、エアコンECU101が該通信手段50を介して取得することにより、当該の駐車状態を検出することができる。

    本発明の運転者警告システムの一実施形態を示すブロック図。

    本発明の運転者警告システムの一部をなす車両空調装置の一例を示すブロック図。

    車室内に配された吹出口の位置関係を示す図。

    警告モード設定処理の流れを示すフローチャート。

    警告モード実行処理の流れを示すフローチャート。

    本発明の運転者警告システムの、図1とは異なる実施形態を示すブロック図。

    符号の説明

    1 運転者警告システム 100 車載空調装置 101 エアコンECU
    22b コンプレッサ(圧縮器)
    45 運転席側フェイス吹出口 140 空調用操作部 200 プリクラッシュセーフティシステム(走行注意状態検出手段)
    201 プリクラッシュセーフティECU(衝突危険状態検出手段)
    211 周辺監視装置(衝突危険状態検出手段)
    213 シートベルト駆動部 300 運転者状態認識システム(走行注意状態検出手段)
    301 画像認識部(注意力低下状態検出手段)
    310 カメラ(顔画像撮影手段)
    401 エンジンECU
    411 イグニッションスイッチ 412 シフトポジションセンサ

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