Gas purging valve of beverage circuit
专利汇可以提供Gas purging valve of beverage circuit专利检索，专利查询，专利分析的服务。并且PROBLEM TO BE SOLVED: To improve operability when a gas purging valve is opened by a beverage circuit of a cup type automatic beverage vending machine, etc.
SOLUTION: The valve shaft 9 of a needle valve, which is installed on a sellout case 6 of a sirup circuit led out of a carbon dioxide pressure type sirup tank and energized with a spring by pressing its tip against a valve sheet of a gas purging flow passage 6a led out of the sellout case, is led to the outside passing through a cap 10. An annular operation ring 13 is fitted to the led-out end of the valve shaft and an oblique projection 10a which engages and holds the valve shaft at an open position is provided on the end surface of the cap opposite the operation ring. Then a torsional force is applied to raise the operation ring from its standby position to a horizontal attitude and turns it by 90° and then the operation ring moves onto the end surface of the projection; and the valve shaft is drawn by being driven by it to open the valve and engage and hold it at the open position.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO，下面是Gas purging valve of beverage circuit专利的具体信息内容。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カップ式飲料自動販売機，飲料ディスペンサなどに装備したシロップ飲料回路に適用するガスパージ弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】まず、カップ式飲料自動販売機におけるシロップ飲料回路を図４に示す。 図において、１はシロップタンク、２は飲料タンクから引出してベンドステージとの間に配管したシロップ回路、３はシロップタンク１に炭酸ガス圧を加圧してシロップを圧送する炭酸ガスボンベであり、シロップ回路２には飲料冷却コイル４，
シロップバルブとフローレギュレータを組合せたシロップバルブユニット５，およびシロップ売切を検知する売切ケース６が接続されている。 かかる構成で、販売指令に基づいてシロップバルブを開放すると、炭酸ガス圧によりシロップタンク１から抽出されたシロップがカップ７に吐出し供給される。
【０００３】また、前記の売切ケース６は、カップ１杯分に相応した容積を有する密閉容器でその底壁に開口したシロップ導入パイプと、該導入パイプと切り離してケース内の底部から上方に引出したシロップ導出パイプと、シロップ売切状態を検知する電極１２と、およびガス（炭酸ガス，エア）抜き用のガスパージ弁８を備えた構成になり、シロップ売切れで空になったシロップタンク１を交換して飲料販売を再開する際に、オペレータがガスパージ弁８を一時的に開いて売切ケース６のケース内に封じ込められているガス，エアを排出するようにしている。
【０００４】次に、従来におけるガスパージ弁８の構造を図５に示す。 図において、６ａは売切ケース６から引出して外部に開放したガスパージ通路であり、ガスパージ弁８は操作把手９ａ，シール用のＯリング９ｂ，および先端に円錐状のゴム製弁体９ｃを備えた弁軸９と、弁軸引出し端に被せたキャップ１０と、弁体９ｃをガスパージ通路のバルブシートに押圧する付勢ばね１１とから構成されている。
【０００５】かかる構成で、常時は付勢ばね１０のばね力で弁軸９あ左方向に付勢し、その先端に取付けたゴム製の弁体９ｃをバルブシートに押し付けて売切ケース６
のケース内部とガスパージ通路６ａとの間をシールしている。 この状態から、ガスパージを行う際に操作把手９
ａに手を掛けて矢印方向に引っ張ると、弁体９ｃがバルブシートから後退してガスパージ通路６ａが売切ケース６の内部と連通し、これによりケース内に封じ込められている炭酸ガス，エアがガスパージ通路６ａを通じて外部に排出される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従来のガスパージ弁の構造では、操作性，信頼性の面で次記のような難点がある。 すなわち、 (1) ガスパージ弁８に組み込んだ付勢ばね１１はかなり強く、このばね力に逆らって弁軸９を開方向に引っ張るには大きな操作力を要するが、一方では自動販売機の機内配管路の途中に設けた売切ケース６は、機内スペースの制約からその回りに十分な余裕空間が確保されてなく、そのために機内に差し入れた手で把手９ａを引っ張ってパージ弁８を開放する操作性がすこぶる悪い。
【０００７】(2) また、ガスパージ弁８の弁体９ｃはゴム製として金属製の弁軸９の先端に固定しているために、長期使用の間に弁軸９から脱落するなどして不測にシロップ漏れなどを引き起こすおそれがある。 本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、弁開放操作性，並びに信頼性の向上が図れるように構造を改良した飲料回路のガスパージ弁を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明ではガスパージ弁を次記のように構成するものとする。 (1) 第１の発明では、ガスパージ弁の弁軸引出端に円環状の操作リングを取付けるとともに、該操作リングに対向して前記キャップの端面に弁軸を開放位置に係止保持する突起を設けた構成とする（請求項１）。
【０００９】これにより、前記の操作リングを指先で掴んで回転するように手首を捻るだけで、操作リングがキャップの突起に乗り移ってパージ弁が開き、かつ突起との係合位置では操作リングをから手を放してもパージ弁を開放位置に保持できる。 (2) また、第２の発明では、ガスパージ弁の弁軸引出端に梃子式操作レバーを取付けた構成とし（請求項２）、
弁開放時には梃子の原理を利用して操作レバーを押すだけで大きな力を要することなく楽に開放操作できるよう構成する。
【００１０】(3) さらに、本発明によれば、前項(1),
(2) の構成において、金属製の弁軸先端を円錐形に加工してニードル状の弁体となし、その錐面を弁シートに直接当接させガスパージ通路をシールするようにし（請求項３）、従来構造で問題となっていたゴム製弁体の脱落要因をなくして耐久製，信頼性を高めるようにする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示実施例に基づいて説明する。 なお、各実施例の図中で図５に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。 〔実施例１〕図１，図２は本発明の請求項１，３に対応する実施例を示すものであり、ガスパージ弁８の弁軸（金属製）９に対し、キャップ１０を貫通して外方に引出した軸後端部には横穴を開けてここに円環状の操作リング１３が嵌挿されている。 また、キャップ１０の端面には弁軸９を中央に挟んで上下方向に延在する突起１０
ａが一体に形成されている。 この突起１０ａは、図示のように外周から内周に向けて突き出し高さが低くなるように傾斜して凹面を呈した形状になり、かつその左右側縁が面取りされている。 また、弁軸９の先端は円錐状に加工してニードル形の弁体となし、その錐面を直接ガスパージ通路６に通じるバルブシートに押し当てるシールするようにしている。
【００１２】かかる構成で、常時は操作リング１３が図示実線の垂下姿勢にあり、弁軸９は付勢ばね１１のばね力で閉位置に押圧保持されている。 この状態からガスパージを行う場合には、操作リング１３に手を掛けて垂下位置から弁軸９と平行な水平姿勢に引き上げた上で、手首を捻って横向きから縦向きに９０度回転する。 これにより、操作リング１３が突起１０ａに乗り移って図示の鎖線に係止保持されるとともに、この動きに従動して弁軸９が右方向に引っ張られる。 その結果、弁軸９の先端に形成した円錐状の弁体がケース側のバルブシートから離間して売切ケース６のケース内部とパージガス通路６
ａとの間が連通し、ケース内に封じ込められていたガス，エアがガスパージ通路６ａを通じて外部に排出されるようになる。 なお、操作リング１３を図示鎖線位置にセットした状態では、操作リングから手を離してもパージ弁８は開放位置に保持されたままとなるので、ガスパージ弁から手を離してパージ作業を進めることができる。 また、ガスパージの終了後は操作リングを鎖線位置から左右いずれかの方向へ９０度回すことにより、当初の状態に復帰してパージ弁８が閉じる。
【００１３】〔実施例２〕図３は本発明の請求項２に対応する実施例を示すものである。 この実施例においては、弁軸９の後端部に先記実施例１の操作リング１３に代えて梃子式の操作レバー１４が揺動可能に軸支連結されている。 また、この操作レバー１４には軸支点から近い位置に梃子の支点となる突起１４ａを有し、この突起１４ａをキャップ１０の端面に当てがって操作レバー１
４を矢印方向に回すと、弁軸９が付勢ばね１１に抗して右方向に移動してパージ弁が開放する。 この場合に操作レバー１４に僅かな力を加えるだけで、梃子の原理により弁軸９を楽に開放操作できる。 なお、図示してないが、弁軸９の先端は図１と同様に円錐形に加工してニードル状の弁体を形成し、これをケース側のバルブシールに直接押し当ててシールするようにしている。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれば、シロップ回路の売切ケースに付設したガスパージ弁を開放する際の操作性が、従来のようにばね付勢されている弁軸を手で直接引っ張る方式と比べて大幅に改善される。 また、弁軸の先端を円錐形に加工してニードル弁を構成したことで従来のようにゴム製弁体の脱落のおそれもなく、耐久性，信頼性が向上する。
【図１】本発明の請求項１に係わる売切ケース用ガスパージ弁の構成断面図
【図２】図１における弁軸操作機構の構成図であり、
(a) は端面図、(b) は側面図、(c) は平面図、(d) はキャップの斜視図
【図３】本発明の請求項２に係わるガスパージ弁の弁軸操作機構を表す要部構造の断面図
【図４】本発明の実施対象となるシロップ回路の系統図
【図５】図４における売切ケースに設けたガスパージ弁の従来構造を示す断面図
１ シロップタンク ２ シロップ回路 ３ 炭酸ガスボンベ ６ 売切ケース ６ａ ガスパージ通路 ８ ガスパージ弁 ９ 弁軸 １０ キャップ １０ａ 突起 １１ 付勢ばね １２ 売切検知用電極 １３ 操作リング １４ 梃子式操作レバー １４ａ 梃子支点となる突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E047 AA01 DC05 EB01 GA10 3H052 AA01 BA21 BA35 CA01 CD01 EA01 EA13 EA16 3H063 AA01 BB01 BB31 BB36 DA07 DB50 DC04 EE20 GG03 GG11 GG18
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