Two-way television system

阅读:724发布:2021-11-30

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SOLUTION: In the two-way television system having a broadcast station 100, a television receiver 200 that receives a broadcast signal from the broadcast station 100 and has an interactive function, and a response server 300 that responds to information sent from the television receiver 100 via a telephone line 401 to transmit a prescribed data signal to the broadcast station 100, the television receiver 100 has a function of transmitting a specific model ID, a caller telephone number, a personal ID and a password to the response server 300, and the response server 300 uses the model ID and the caller telephone number to authenticate a household, uses the personal ID to authenticate a person and also uses the password to settle account respectively.
COPYRIGHT: (C)2001,JPO,下面是Two-way television system专利的具体信息内容。

【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】放送局と、該放送局からの放送信号を受信するインタラクティブ機能を有するテレビジョン受信機及び該テレビジョン受信機から電話回線を介して伝送される情報に応答して所定のデータ信号を前記放送局に伝送する応答サーバを有する双方向テレビジョンシステムにおいて、 前記テレビジョン受信機は、該テレビジョン受信機に固有の機体IDまたは該テレビジョン受信機の内蔵ICカード番号、発信電話番号及びユーザにより入力された個人IDを前記応答サーバに伝送する機能を有し、 前記応答サーバは、前記テレビジョン受信機から伝送されてきた前記機体IDまたは内蔵ICカード番号及び発信電話番号を用いて前記テレビジョン受信機が設置された世帯に関する世帯認証を行い、さらに前記テレビジョン受信機から伝送されてきた前記個人IDを用いて個人認証を行うことを特徴とする双方向テレビジョンシステム。
  • 【請求項2】放送局と、該放送局からの放送信号を受信するインタラクティブ機能を有するテレビジョン受信機及び該テレビジョン受信機から電話回線を介して伝送される情報に応答して所定のデータ信号を前記放送局に伝送する応答サーバを有する双方向テレビジョンシステムにおいて、 前記テレビジョン受信機は、該テレビジョン受信機に固有の機体IDまたは該テレビジョン受信機の内蔵ICカード番号、発信電話番号、ユーザにより入力された個人ID及び暗証番号を前記応答サーバに伝送する機能を有し、 前記応答サーバは、前記テレビジョン受信機から伝送されてきた前記機体IDまたは内蔵ICカード番号及び発信電話番号を用いて前記テレビジョン受信機が設置された世帯に関する世帯認証を行い、前記テレビジョン受信機から伝送されてきた前記個人IDを用いて個人認証を行い、さらに前記テレビジョン受信機から伝送されてきた前記暗証番号を用いて認証を行い、登録されたクレジットカードによる決済を行うことを特徴とする双方向テレビジョンシステム。
  • 【請求項3】前記応答サーバは、前記テレビジョン受信機から前記機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号に加えて、ユーザにより入力された商品発注情報が伝送されてきた場合に、与信審査と注文受付及び決済を行うことを特徴とする請求項1記載の双方向テレビジョンシステム。
  • 【請求項4】前記放送局は、クーポン申し込み用プログラムを放送信号として配信し、 前記テレビジョン受信機は、前記テレビジョン受信機から前記機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号に加えて、前記クーポン申し込み用プログラムに基づいてユーザにより入力されたクーポン申し込みを前記応答サーバに伝送し、 前記応答サーバは、前記機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号により認証を行い、認証成立時に前記クーポン申し込みを受け付けて電子クーポンを発行することを特徴とする請求項2記載の双方向テレビジョンシステム。
  • 【請求項5】前記放送局は、チケット情報を放送信号として配信し、 前記テレビジョン受信機は、該チケット情報に基づいてユーザにより入力されたチケット申し込み情報を前記応答サーバに伝送し、 前記応答サーバは、前記機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号により認証を行い、認証成立時にチケット申し込みを受け付けることを特徴とする請求項2記載の双方向テレビジョンシステム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は双方向テレビジョンシステムに係り、特に双方向テレビジョンシステムを利用して各種のインタラクティブなアプリケーションサービスを行うシステムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来の双方向テレビジョンシステムとしては、アナログ放送での垂直帰線期間を利用したものが実用化されている。 すなわち、文字多重放送と同様に放送波の垂直帰線期間に各種データ信号を重畳して伝送し、テレビジョン受信機においてデータ信号を抽出して再生表示を行い、この表示画面上でユーザ(視聴者)が種々の操作を行うと、その操作に応じたデータ信号が電話回線などを介して応答サーバに伝送され、必要に応じて放送局にフィードバックされて放送波の垂直帰線期間に重畳されるデータ信号に反映される。

    【0003】一方、西暦2000年12月から実用化される予定の衛星放送または地上波放送によるディジタルテレビジョン放送においては、データ放送と呼ばれるチャネルが採用され、このデータ放送チャネルを利用して双方向テレビジョンシステムを構築することができる。
    この場合は、放送局からデータ放送を利用して各種のデータ信号を送信し、テレビジョン受信機で受信したデータ放送チャネルの信号を用いて各種の表示を行い、ユーザがその表示画面を見ながらインタラクティブに電話線及びサーバ会社に備えられた応答サーバを介して通販会社や興業会社及びクレジット会社等とデータのやりとりを行う。

    【0004】このような双方向テレビジョンシステムを用いると、例えばテレゴング、アンケート、マーケティング、DM(ダイレクトメール)、各種応募、通信販売、ホームバンキング、各種チケット予約、電子クーポン、ホームトレーディング、各種課金といった種々のアプリケーションを実現することが可能となる。 特に、後者の衛星や地上波のディジタルテレビジョン放送におけるデータ放送チャネルを利用した双方向テレビジョンシステムによると、アナログ放送に比較してデータ信号の送信に当てられる帯域幅が広いため、多様なデータ信号の伝送が可能となる。

    【0005】これらのアプリケーションの中には、テレゴングや簡易無記名アンケートのように、特に認証を必要としないものもあるが、例えば世帯宛てDMや簡易マーケティングでは、テレビジョン受信機が設置された世帯の認証が必要である。 また、個人宛てDMや本格的なマーケティングでは、世帯を構成する各個人の認証が望まれる。 さらに、クレジットなどの決済を必要とするホームバンキングのようなアプリケーションでは、暗証番号による決済を行うことが必要となる。

    【0006】前述したテレビジョン信号の帰線期間を利用した従来のアナログ方式の双方向テレビジョンシステムでの認証は、サーバ会社への事前登録を前提として、
    テレビジョン受信機の機体IDまたはテレビジョン受信機に内蔵されるICカード番号を鍵として登録者(世帯)を特定することで行っている。 実際の利用者が世帯主本人であるか、その配偶者あるいは子、親などであるかのいわゆる個人認証は行っていない。 このため、ホームバンキングやマーケティング等の個人の特定が前提となるアプリケーションの展開は制約されていたが、個人認証を実現することができれば、利用者が簡便かつ安全に双方向テレビジョンシステムによるショッピング決済などの様々なアプリケーションを利用できると考えられる。

    【0007】ここで、双方向テレビジョンシステムでの個人認証については、ICカードリーダや指紋照合装置を用いた認証技術が提案されている。 しかし、これらの認証技術では、テレビジョン受信機に加えて新たな専用機器を用意する必要があり、利用者の立場からすると専用機器の設置場所の確保、コスト的負担及びこれらの機器の使用上の煩雑さといった問題が強いられることになり、好ましくない。

    【0008】さらに、従来の双方向テレビジョンシステムにおいて、クレジットカード決済のように高度のセキュリティを要求されるアプリケーションを実行する場合には、利用者が申し込みの都度、利用するクレジットカードの指定とクレジットカード番号(通常16桁)の入を必要とし、その入力作業が非常に煩雑であった。

    【0009】

    【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来の双方向テレビジョンシステムでは専用機器を用いて個人認証を行う必要があり、また決済の必要なアプリケーションでは煩雑な入力作業を必要とするという問題点があった。

    【0010】従って、本発明は専用機器を用いることなく個人認証を行うことができ、さらには少ない桁数の暗証番号入力により安全度の高い決済を可能とした双方向テレビジョンシステムを提供することを目的とする。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、本発明は放送局と、該放送局からの放送信号を受信するインタラクティブ機能を有するテレビジョン受信機及び該テレビジョン受信機から電話回線を介して伝送される情報に応答して所定のデータ信号を放送局に伝送する応答サーバを有する双方向テレビジョンシステムにおいて、テレビジョン受信機は、該テレビジョン受信機に固有の機体IDまたは該テレビジョン受信機の内蔵IC
    カード番号、発信電話番号及びユーザにより入力された個人IDを応答サーバに伝送する機能を有し、応答サーバは、テレビジョン受信機から伝送されてきた機体ID
    または内蔵ICカード番号及び発信電話番号を用いてテレビジョン受信機が設置された世帯に関する世帯認証を行い、さらにテレビジョン受信機から伝送されてきた個人IDを用いて個人認証を行うことを特徴とする。

    【0012】このように本発明では、テレビジョン受信機の機体IDまたは内蔵ICカード番号と発信電話番号による世帯認証に加えて、この世帯認証と個人IDの組み合わせにより個人照合を行うため、指紋照合装置などの専用機器を使用することなく確実に個人照合を行うことができる。

    【0013】また、他の双方向テレビジョンシステムとして、テレビジョン受信機が該テレビジョン受信機に固有の機体IDまたは該テレビジョン受信機の内蔵ICカード番号、発信電話番号、ユーザにより入力された個人IDに加えて、さらに暗証番号を応答サーバに伝送する機能を有してもよい。 この場合、応答サーバはテレビジョン受信機から伝送されてきた機体IDまたは内蔵IC
    カード番号及び発信電話番号を用いてテレビジョン受信機が設置された世帯に関する世帯認証を行い、テレビジョン受信機から伝送されてきた前記個人IDを用いて個人認証を行い、さらにテレビジョン受信機から伝送されてきた暗証番号を用いて決済を行う。

    【0014】このように先の個人照合に加えて暗証番号を入力することにより決済を行うため、従来のクレジットカード決済のように多数桁のクレジットカード番号を入力する必要がなく、クレジットカードに対応した通常4桁の暗証番号を入力するだけで決済を行うことが可能となる。

    【0015】このような決済システムを用いると、応答サーバにおいて例えばテレビジョン受信機から機体ID
    または内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号に加えて、ユーザにより入力された商品発注情報が伝送されてきた場合に与信審査と注文受付及び決済を行うことにより、簡便なクレジットカード決済システムが構築できる。

    【0016】また、放送局からクーポン申し込み用プログラムを放送信号として配信し、テレビジョン受信機ではテレビジョン受信機から機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号に加えて、クーポン申し込み用プログラムに基づいてユーザにより入力されたクーポン申し込みを応答サーバに伝送し、応答サーバでは伝送されてきた機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号により認証を行い、認証成立時にクーポン申し込みを受け付けて電子クーポンを発行する。 このようにして、クーポンチケットを用いないクーポンシステム、いわゆる電子クーポンシステムの構築が可能となる。

    【0017】さらに、放送局からコンサートなどのチケット情報をデータ放送信号として配信し、テレビジョン受信機では該チケット情報に基づいてユーザにより入力されたチケット申し込み情報を応答サーバに伝送し、応答サーバでは伝送されてきた機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人ID及び暗証番号により認証を行い、認証成立時にチケット申し込みを受け付けるようにする。 このように事前にチケット申し込みを行っておけば、ユーザはチケットを持参することなくコンサート会場などにチケット申し込みを行った時のクレジットカードを持参してチケット引き換えを行ったり、コンサート会場などに出向く前に提携店などで事前にチケット引き換えを行ったりすることが容易にできる。

    【0018】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。 図1は、本発明の一実施形態に係る双方向テレビジョンシステムの構成を示す図である。
    本実施形態では、衛星ディジタルテレビジョン放送のデータ放送チャネルを利用した場合について説明するが、
    アナログ放送において垂直帰線期間を利用してデータ信号の放送を行うシステムにも適用できる。 この双方向テレビジョンシステムは、大きく分けて放送局100、多数の世帯が所有するテレビジョン受信機200及び応答サーバ300からなる。

    【0019】まず、放送局100の中の本発明に関係する主な構成について説明する。 放送局100には、放送信号源として図示しない記録媒体やテレビカメラによって取得された映像信号を処理して主番組放送信号を生成処理する主番組放送信号生成部101と、データ放送チャネルにより放送すされるべきデータ放送信号を生成処理するデータ放送信号処理部102が存在する。

    【0020】これらの主番組放送信号及びデータ放送信号は、コントローラ106による制御の下で合成部10
    3において多重化された後、送信機104により変調及び電力増幅され、パラボラアンテナ等の送信アンテナ1
    05によりディジタル放送波として静止衛星110に向けて送信される。 さらに、放送局100には応答サーバ300と電話回線またはネットワーク402を介して通信を行うためのモデム(変復調器)107が設けられている。

    【0021】次に、テレビジョン受信機200について説明する。 静止衛星110から送信されたディジタル放送波は、パラボラアンテナ等の受信アンテナ201で受信され、さらにチューナ202によりチャネル選択がなされた後、主番組放送信号処理部203及びデータ放送信号処理部204に供給される。 主番組放送信号処理部203は、主番組の映像信号に対し各種の処理、輝度・
    色調整及び音声処理などを施して合成部205に出力する。 一方、データ放送信号処理部204はデータ放送信号を抽出し、表示用の信号に変換して合成部205に出力する。 合成部205の出力は表示部206に供給され、画像として表示される。

    【0022】コントローラ207には、リモートコントロールユニット(以下、リモコンという)208の操作信号がリモコン受信部209を介して取り込まれる。 コントローラ207はプログラムメモリを有し、このプログラムメモリに格納されたプログラムに従った手順で、
    リモコン受信部209を介して取り込まれた操作信号で示されるコマンド内容に応じて種々の制御や処理を行う。 具体的には、例えばチューナ202によるチャンネル選択などの通常のテレビジョン受信機の制御、さらにはインタラクティブ機能に基づくデータ処理等を行う。

    【0023】さらに、コントローラ207はユーザからリモコン208を通して入力されるデータについてもプログラムに従って処理を行い、ユーザの操作に応答したデータを生成して合成部205を介して表示部206に供給することにより、ユーザの操作を表示に反映させることができる。

    【0024】ID処理部210は、一台一台のテレビジョン受信機200に対して予め設定された固有の識別情報である機体ID、またはテレビジョン受信機200に内蔵された図示しないICカードの番号(内蔵ICカード番号)と、テレビジョン受信機210が接続された電話回線401に割り当てられた発信電話番号を生成してコントローラ207に供給し、さらにリモコン208を介してユーザにより個人ID及び暗証番号が入力された場合は、これらの個人ID及び暗証番号もコントローラ207に供給する。 個人IDは、例えば2桁(または3
    桁)程度の番号であり、暗証番号は例えば4桁の番号からなる。

    【0025】テレビジョン受信機200が応答サーバ3
    00にデータ信号を伝送する場合には、機体ID(または内蔵ICカード番号)、個人ID及び暗証番号がコントローラ107によりデータ信号に付加され、モデム2
    11及び電話回線401を介して応答サーバ300に伝送される。

    【0026】応答サーバ300は、世帯認証サーバ30
    1、個人認証サーバ302、決済ゲートウェイ(決済G
    W)303及び非決済ゲートウェイ(非決済GW)30
    4を主体として構成され、さらに二つのモデム305,
    306を有する。 テレビジョン受信機200から電話回線401を介して送られて来たデータ信号は、モデム3
    05で受信されて復調される。 このモデム305で復調された信号は、世帯認証サーバ301、個人認証サーバ302、決済ゲートウェイ303及び非決済ゲートウェイ304に取り込まれる。 もう一つのモデム306は、
    応答サーバ300から電話回線またはネットワーク40
    2を介して放送局100にデータ信号を送信するためのものである。 この応答サーバ200については、後にさらに詳しく説明する。

    【0027】放送局100では、電話回線またはネットワーク402を通して伝送されてきたデータ信号をモデム107を介して受信し、この受信したデータ信号をコントローラ106を介してデータ放送信号生成部102
    に送ることによって、データ放送信号に反映させる。 例えば、後述する認証不要アプリケーションの例であるが、データ放送によってクイズ問題が出され、これに対してテレビジョン受信機200の視聴者から得られた回答が収集されると、その回答に対する採点結果がデータ放送信号として再度放送され、テレビジョン受信機20
    0の表示部206で映像として表示されることになる。

    【0028】図2は、本実施形態における認証キーの種類とアプリケーションの関係を示している。 認証キーとしては、大きく認証不要、世帯認証及び個人認証があり、個人認証には非決済系と決済系がある。

    【0029】認証不要のアプリケーションとしては、テレゴング、無記名簡易アンケートなどがある。 世帯認証のみが必要なアプリケーションとしては、簡易マーケティング、世帯宛てDM(ダイレクトメール)などがある。 世帯認証に加えて個人認証が必要なアプリケーションのうち、決済不要の非決済系アプリケーションとしては通常のマーケティング、個人宛てDM、試乗会応募、
    試供品応募などがある。 そして、決済系アプリケーションとしては通信販売、ホームバンキング、チケット予約、電子クーポン、ホーム・トレーディング、少額課金(例えば有料FAXなど)といったアプリケーションが挙げられる。

    【0030】前述したように、世帯認証はテレビジョン受信機200の機体ID(または内蔵ICカード番号)
    と発信電話番号により行われ、個人認証は世帯認証に加えて個人IDにより行われ、さらに決済は世帯認証及び個人認証に加えて暗証番号により行われる。

    【0031】(応答サーバ200について)次に、図3
    を参照して応答サーバ300についてさらに詳しく説明する。 図3は、応答サーバ300の詳細な構成を機能ブロック図で示している。 世帯認証サーバ301では、テレビジョン受信機200から送られてきたデータ信号中の機体ID(または内蔵ICカード番号)及び発信電話番号の組を世帯認証処理部501により抽出して、会員マスタ503に登録されている機体ID(または内蔵I
    Cカード番号)及び発信電話番号の組と照合することにより、世帯認証が行われる。

    【0032】ここで、テレビジョン受信機200から送られてきたデータ信号に付加されている機体ID(または内蔵ICカード番号)及び発信電話番号の組が会員マスタ503に登録されている場合、つまり世帯認証が成立した場合には、次に個人認証処理部502でテレビジョン受信機200から送られてきたデータ信号に付加されている個人IDを会員マスタ503に登録されている個人IDと照合することにより、個人認証が行われる。
    この結果、テレビジョン受信機200から送られてきた個人IDが会員マスタ503に登録されている場合、つまり個人認証が成立した場合には、次に決済ゲートウェイ303に処理が移る。

    【0033】決済ゲートウェイ303は、決済の必要なアプリケーションを実行するためのものであり、ここでは本実施形態の双方向テレビジョンシステムを用いた決済系アプリケーションの例として、通信販売におけるクレジットカード決済システムについて述べる。

    【0034】(クレジットカード決済システムについて)クレジットカード決済システムの場合、決済ゲートウェイ303ではテレビジョン受信機200から送られてきたデータ信号に付加されている注文項目(商品発注情報)に従って、購入振分/依頼処理部504においてユーザが購入を希望する商品名、個数などの依頼処理が行われ、さらに受付/応答ソケット505において例えば4桁の暗証番号によって決済のための認証が行われる。

    【0035】すなわち、暗証番号は変換部506によりクレジットカード番号に変換され、カードマスタ/加盟店マスタ507に登録されているクレジットカード番号と照合される。 この結果、暗証番号から変換されたクレジットカード番号がカードマスタ/加盟店マスタ507
    に登録されている場合は決済のための認証が成立することになる。

    【0036】こうして暗証番号による決済のための認証が成立すると、在庫確認データベース508によって商品マスタ/在庫マスタ509を参照して在庫確認、引き当てが行われる。 そして、商品/在庫マスタインタフェース510を経由して通信販売会社601や興業会社6
    02とのリンクが張られ、これらに対して商品等の発注が行われる。

    【0037】在庫確認による引き当て後、与信/売上処理部511において与信審査が実施され、与信が成立すると、例えばCAFISカップラ512を介してCAF
    IS603のような決済ルートを経て、クレジット会社604とのリンクが張られ、売上処理がなされる。 このとき得られた発注/結果のデータ513は、与信/売上マスタ514に書き込まれる。

    【0038】次に、上述したクレジットカード決済システムの処理の流れを図4に示すテレビジョン受信機20
    0上の表示画面例を示して説明する。 (ステップ1)まず、放送局100からデータ放送チャネルにより商品案内が放送され、テレビジョン受信機2
    00において図4(a)に示す商品案内画面が表示される。 この例では、いくつかの音楽CDの新譜案内が表示されている。

    【0039】(ステップ2)この商品案内画面をユーザが見て、購入を希望する場合にリモコン208を用いてクリックすると、テレビジョン受信機200の表示画面は図4(b)に示す注文確認画面に切り替わる。 この注文確認画面では、ユーザが注文した商品の商品名、個数、単価、合計額等が表示される。

    【0040】(ステップ3)この注文確認画面からユーザが注文内容を確認し、その内容で良ければ次へという指示をリモコン208で行うと、テレビジョン受信機2
    00の表示画面は図4(c)に示す支払方法選択画面に切り替わる。 この支払方法選択画面では、複数のクレジット会社のロゴマークが表示される。 支払方法の項目として、さらに一括払い、分割払いなどの区別を選択できるようにしてもよい。

    【0041】(ステップ4)この支払方法選択画面上でユーザがリモコン208を用いて希望する支払方法、すなわち支払いに使用するクレジット会社(クレジットカードの種類)を選択すると、テレビジョン受信機200
    の表示画面は図4(d)に示すID入力画面に切り替わる。 このID入力画面では、図4(c)で表示されていた複数のクレジット会社のロゴマークのうち、ユーザにより選択されたクレジット会社のロゴマークのみが表示され、その横に個人IDと暗証番号の入力欄、さらに送信ボタンが表示される。

    【0042】(ステップ5)このID入力画面上でユーザがリモコン208用いて個人ID及び暗証番号を入力し、さらに送信ボタンをクリックすると、テレビジョン受信機200の表示画面は図4(e)に示すデータ送信中画面に切り替わり、、注文データが決済ゲートウェイ303を介して通販会社やクレジット会社に送信される。

    【0043】(ステップ6)そして、このデータ送信中画面でユーザがリモコン208を用いて確認ボタンをクリックすると、テレビジョン受信機200の表示画面は図4(f)に示す申し込み受付確認画面に切り替わり、
    決済ゲートウェイ303でその注文が受け付けられたことを確認する旨の表示が行われる。

    【0044】クレジットカード決済システムは、従来ではコールセンタなどの人手を介さないと困難であった「TVコマース」によるものであったが、本実施形態によるとテレビジョン受信機200のユーザがリモコン2
    08を用いて注文を行うことで、応答サーバ300においてリアルタイムの注文受付、在庫引当、確認を行うことが可能となり、与信審査及び決済を極めて速やかに行うことができる。

    【0045】(非決済系アプリケーションについて)一方、応答サーバ300において、世帯認証処理部501
    及び個人認証処理部502の認証結果は、非決済ゲートウエイ304にも送られる。 非決済ゲートウェイ304
    は、決済不要のアプリケーション、例えば図2で説明した認証不要のテレゴング、無記名簡易アンケート、世帯認証のみが必要な簡易マーケティング及び世帯宛てDM
    等と、決済は不要であるが個人認証が必要なマーケティング、個人宛てDM、試乗会応募及び試供品応募などを実行するためのものであり、これらのアプリケーションサービスを行う外部アライアンス605と接続される。

    【0046】(電子クーポンについて)次に、本実施形態の双方向テレビジョンシステムを用いた決済系アプリケーションの他の例として、電子クーポンの手順について説明する。 このアプリケーションにおいて、ユーザがリモコン208を用いて希望する支払方法(特に、支払いに使用するクレジットカードの種類)を選択することと、認証及び決済の基本はクレジットカード決済の場合と同様である。

    【0047】(ステップ1)まず、放送局100から主番組またはそのコマーシャルに関連させて、割引クーポンなどのクーポン申し込みプログラムをデータ放送チャネルで放送する。 これによりテレビジョン受信機200
    で、クーポン申し込みプログラムが表示される。

    【0048】(ステップ2)テレビジョン受信機200
    のユーザは、このクーポン申し込みプログラムの画面を見てリモコン208によりクーポンの申し込みを行う。
    これによりテレビジョン受信機200においてコントローラ207でクーポン申し込みのデータ信号が生成され、このデータ信号がテレビジョン受信機200から応答サーバ300に伝送される。

    【0049】(ステップ3)応答サーバ300では、このクーポン申し込みのデータ信号を受け取ると、クレジットカード決済システムの場合と同様に認証及び決済を行い、電子クーポンを登録・発行し、決済代行会社や加盟店に電子クーポン登録データを転送する。 さらに、応答サーバ300ではクーポン申し込みを行ったユーザのクレジットカード番号を例えばユーザクレジットカードファイルに登録する。

    【0050】(ステップ4)以上のようにして、いわゆる電子クーポンが登録・発行されると、ユーザは上述したクーポン申し込み時に、あるいはそれ以前に既に登録したクレジットカードを使用して、買い物の際に割引などのクーポン特典を受けることができる。 この際、従来のクーポンシステムのようにクーポンチケットを持参することなく、クーポンを活用することができるという利点がある。

    【0051】ここで、電子クーポン登録データの適用方法としては、大きく(1)商品購入時(決済時)と(2)クレジット利用額精算時(利用代金支払い時)とがある。 さらに、前者には(1−1)適用店舗のPOS
    システムに電子クーポン登録データを反映させる方法と、(1−2)専用決済データ伝送端末(無線・有線)
    を利用して電子クーポン登録データを反映させる方法とがある。 これらのうち、運用面では(1)は加盟店のコスト負担、(1−1)はクレジット会社のコスト負担が大であるので、現状では(1−2)が現実的であるが、
    今後の展開によってどの方法を選択するかは任意である。

    【0052】(バーチャルチケットシステムについて)
    次に、本実施形態の双方向テレビジョンシステムを用いた決済系アプリケーションのさらに別の例として、コンサートなどのチケットの申し込みと支払いを行うシステムについて説明する。 このアプリケーションにおいても、ユーザがリモコン208を用いて希望する支払方法(特に、支払いに使用するクレジットカードの種類)を選択することと、認証及び決済の基本は、先のクレジットカード決済の場合と同様である。

    【0053】(ステップ1)まず、放送局100からコンサートなどの開催及びそのチケット受付に関する情報(チケット情報)をデータ放送チャネルで放送する。 これによりテレビジョン受信機200で、チケット情報が表示される。

    【0054】(ステップ2)テレビジョン受信機200
    のユーザは、このチケット情報の画面を見てリモコン2
    08により所望のチケットの申し込みを行う。 これによりテレビジョン受信機200においてコントローラ20
    7でチケット申し込みのデータ信号が生成され、テレビジョン受信機200から応答サーバ300に伝送される。

    【0055】(ステップ3)応答サーバ300では、このチケット申し込みのデータ信号を受け取ると、クレジットカード決済システムの場合と同様に認証及び決済を行い、チケット申し込みを登録し、その申し込みデータを例えばクレジット会社に転送する。

    【0056】(ステップ4)以上のようにして、いわゆるバーチャルチケットが発行されると、ユーザはコンサート会場などに上述したチケット申し込み時に、あるいはそれ以前に既に登録したクレジットカードを持参して、係員などに提示することによりチケット引き換え、
    つまり実際のチケットを受け取ることができる。

    【0057】なお、応答サーバ300でのチケット申し込み登録と連動した専用携帯認証端末で受付を行い、本人確認を行うこともできる。 さらに、コンサート会場などでチケット引き換えを行わず、コンサートなどの開催者(プロモータ)と連携したコンビニエンスストア、チケットショップなどで事前にチケット引き換えを行うようにすることも可能である。

    【0058】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明の双方向テレビジョンシステムによれば、テレビジョン受信機から機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号及びユーザにより入力された個人IDを応答サーバに伝送する機能を持たせ、応答サーバでは伝送されてきた機体I
    Dまたは内蔵ICカード番号及び発信電話番号を用いて世帯認証を行い、さらに個人IDを用いて個人認証を行うことにより、従来のように個人認証のための専用機器を用いることなく、2〜3桁程度の個人IDの入力のみで確実・容易に個人認証を行うが可能となる。

    【0059】また、テレビジョン受信機の機体IDまたは内蔵ICカード番号、発信電話番号、個人IDに加えて、さらに暗証番号を応答サーバに伝送する機能を持たせることによって、世帯認証、個人認証に加えて暗証番号を用いて決済を行うことができ、従来のクレジットカード決済のように多数桁のカード番号を入力することなくクレジットカードに対応した通常4桁の暗証番号を入力するだけで決済を行うことができ、クレジットカード決済システム、電子クーポン、バーチャルチケットといった種々のアプリケーションサービスを簡易に実現することが可能となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の一実施形態に係る双方向テレビジョンシステムの概略構成を示すブロック図

    【図2】 同実施形態における認証キーとアプリケーションの関係を示す図

    【図3】 同実施形態における応答サーバの詳細な構成例を示す機能ブロック図

    【図4】 同実施形態におけるクレジットカード決済システムでの処理の流れを説明するための図

    【符号の説明】

    100…放送局 101…主番組放送信号生成部 102…データ放送信号生成部 103…合成部 104…送信機 105…送信アンテナ 106…コントローラ 107…モデム 110…静止衛星 200…テレビジョン受信機 201…受信アンテナ 202…チューナ 203…主番組放送信号処理部 204…データ放送信号処理部 205…合成部 206…表示部 207…コントローラ 208…リモコン 209…リモコン受信部 210…ID処理部 211…モデム 300…応答サーバ 301…世帯認証サーバ 302…個人認証サーバ 303…決済ゲートウェイ 304…非決済ゲートウェイ 305,306…モデム 401…電話回線 402…電話回線またはネットワーク

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl. 7識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/16 (72)発明者 鳴川 竜介 東京都文京区本郷3丁目33番5号 日本信 販株式会社内 Fターム(参考) 5C063 DA01 DA07 DB02 5C064 BA01 BB03 BB04 BB07 BC01 BC07 BC23 BD01 BD02 BD04 BD14 DA01 DA08 DA10

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