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画像形成装置

阅读:1050发布:2020-06-03

专利汇可以提供画像形成装置专利检索,专利查询,专利分析的服务。并且,下面是画像形成装置专利的具体信息内容。

用紙に画像を印刷し印刷物を排出する印刷ジョブを実行する印刷部と、 ユーザーが使用するユーザー端末から印刷ジョブの実行要求を受信する通信部と、 予め登録されたユーザーの顔画像を記憶する記憶部と、 画像形成装置の近傍に存在するユーザーを撮影するカメラと、 印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識するとともに、前記カメラが撮影した撮影画像と前記記憶部に記憶された前記顔画像とに基づき前記画像形成装置の近傍に存在するユーザーを特定するユーザー特定処理を行い、前記ユーザー特定処理によって特定したユーザーが前記要求ユーザーであると判断したとき、前記要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを前記印刷部に開始させる制御部と、 前記画像形成装置の近傍におけるユーザーの存在を検知する人体検知部と、 前記画像形成装置の本体の底部に連結された回転台を含み、前記回転台を回転させることによって前記画像形成装置の本体の向きを変更する回転装置と、を備え、 前記制御部は、前記通信部が印刷ジョブの実行要求を受信して以降、前記人体検知部の検知結果に基づき前記画像形成装置の近傍にユーザーが存在すると判断したとき、前記カメラに撮影を行わせ、 前記カメラは、前記画像形成装置の本体に設置されており、 前記制御部は、前記人体検知部の検知結果に基づき前記画像形成装置の近傍に存在するユーザーの存在位置を認識し、前記回転装置を制御することにより、前記画像形成装置の近傍に存在するユーザーが前記カメラの撮影範囲に入るように前記画像形成装置の本体の向きを調整することを特徴とする画像形成装置。前記カメラは、前記画像形成装置の本体の正面前方が撮影範囲となるよう前記画像形成装置の本体に設置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

说明书全文

本発明は、用紙に画像を印刷し印刷物を排出する印刷ジョブの実行が可能な画像形成装置に関する。

従来、人感センサーが設置された画像形成装置が知られている。画像形成装置に人感センサーを設置した場合には、画像形成装置の近傍におけるユーザーの存在を検知することができる。人感センサーが設置された画像形成装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。

特許文献1の画像形成装置は、電供給モードとして、通常モードと、通常モードよりも消費電力を抑制するスリープモードとを搭載する。そして、この画像形成装置は、スリープモードのとき、人感センサーの検知結果に基づき画像形成装置の近傍にユーザーが存在すると判断したとき(画像形成装置にユーザーが近づいたとき)、スリープモードから通常モードに復帰する。これにより、ユーザーからすると、画像形成装置をスリープモードから復帰させるための操作を行わなくても、画像形成装置がスリープモードから復帰するので、利便性が良い。

特開2013−54320号公報

画像形成装置をプリンターとして使用する場合、ユーザー端末(パーソナルコンピューター)から画像形成装置に対して印刷ジョブの実行を要求した後、印刷ジョブの実行によって得られた印刷物(画像形成装置の排出トレイに排出された印刷物)を取りに行く必要がある。しかし、ユーザーによっては、画像形成装置の排出トレイに印刷物が排出されているにもかかわらず、印刷物を放置する場合がある。

仮に、先行印刷ジョブの印刷物が排出トレイに排出されたまま後行印刷ジョブが実行されると、先行印刷ジョブの印刷物と後行印刷ジョブの印刷物とが排出トレイに混在した状態になる。この場合には、先行印刷ジョブの印刷物と後行印刷ジョブの印刷物とを仕分ける作業を行わなければならないので、印刷物を取りに来たユーザーの利便性が低下する。

たとえば、画像形成装置が印刷ジョブの実行要求を受けて以降、印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーが画像形成装置に近づいてから(要求ユーザーが印刷物を取りに来てから)、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを開始すれば、複数回分の印刷ジョブの印刷物が排出トレイに混在するのを抑制することができる。言い換えると、要求ユーザーが画像形成装置に近づくまで、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを開始しなければよい。

ここで、特許文献1のように画像形成装置に人感センサーを設置すれば、画像形成装置にユーザーが近づいたか否かを判断することができる。しかし、画像形成装置に近づいたユーザーが印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーであるか否かまでは判断することができない。すなわち、印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーが画像形成装置に近づいてから印刷ジョブを開始するという制御を行うことができない。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、印刷物の仕分け作業を不要にすることによって印刷物を取りに来たユーザーの利便性を向上させることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。

上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、用紙に画像を印刷し印刷物を排出する印刷ジョブを実行する印刷部と、ユーザーが使用するユーザー端末から印刷ジョブの実行要求を受信する通信部と、予め登録されたユーザーの顔画像を記憶する記憶部と、画像形成装置の近傍に存在するユーザーを撮影するカメラと、印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識するとともに、カメラが撮影した撮影画像と記憶部に記憶された顔画像とに基づき画像形成装置の近傍に存在するユーザーを特定するユーザー特定処理を行い、ユーザー特定処理によって特定したユーザーが要求ユーザーであると判断したとき、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを印刷部に開始させる制御部と、を備える。

本発明の構成では、画像形成装置の近傍に存在するユーザーを撮影するカメラを備えるので、画像形成装置の近傍に存在するユーザーを特定するユーザー特定処理を制御部に行わせることができ、画像形成装置の近傍に存在するユーザーが印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザー(印刷物を取りに来たユーザー)であるか否かを制御部に判断させることができる。

画像形成装置の近傍に存在するユーザー(ここでは、便宜上、第1ユーザーと称する)が要求ユーザーであると制御部が判断したとき、すなわち、第1ユーザーが印刷物を取りに来たとき、第1ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを印刷部が開始する。ここで、第1ユーザーとは別のユーザー(ここでは、便宜上、第2ユーザーと称する)が印刷ジョブの実行を要求していたとしても、第2ユーザーが印刷物を取りに来るまでは、第2ユーザーが実行を要求した印刷ジョブは開始されない。したがって、第1ユーザーが印刷物を取りに来たときには、第1ユーザーが実行を要求した印刷ジョブの印刷物だけが排出された状態となる。これにより、印刷物の仕分け作業が不要となるので、印刷物を取りに来たユーザーの利便性が向上する。

また、本発明の構成では、要求ユーザーが印刷物を取りに来たとき、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブが自動的に開始されるので、要求ユーザーが何らかの操作を行う必要はない。

本発明の構成では、印刷物の仕分け作業を不要にすることによって印刷物を取りに来たユーザーの利便性を向上させることができる。

本発明の一実施形態による画像形成装置の全体構成を示す図

本発明の一実施形態による画像形成装置を上方から見た場合の図

本発明の一実施形態による画像形成装置のハードウェア構成を示す図

本発明の一実施形態による画像形成装置が印刷ジョブの実行要求を受けて以降に制御部によって行われる処理の流れを示すフローチャート

本発明の一実施形態による画像形成装置の制御部によって行われる向き調整処理について説明するための図

<装置構成> 図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部1および印刷部2を備える。画像読取部1および印刷部2は、画像形成装置100の本体100Mに設置される。画像読取部1は、原稿を光学的に読み取り原稿の画像データを生成する。印刷部2は、用紙Pに画像を印刷し、印刷物を排出トレイETに排出する印刷ジョブを実行する。

印刷部2は、給紙部21、画像形成部22および定着部23を備える。給紙部21は、ピックアップローラーおよび給紙ローラー対を含み、用紙カセットCAから用紙搬送路PPに用紙Pを給紙する。なお、用紙搬送路PPには搬送ローラー対が設けられ、用紙搬送路PPに給紙された用紙Pは搬送ローラー対によって搬送される。

画像形成部22は、用紙Pに印刷すべき画像の画像データに基づきトナー像を形成し、搬送中の用紙Pにトナー像を転写(印刷)する。定着部23は、トナー像が転写された用紙Pを加熱および加圧することによって用紙Pにトナー像を定着させる。

また、画像形成装置100は、操作パネル3を備える。操作パネル3は、画像形成装置100の本体100Mの正面に設置される。操作パネル3は、タッチパネルディスプレイおよびハードウェアキーを含む。そして、操作パネル3は、設定画面を表示し、ユーザーから各種設定(操作)を受け付ける。また、操作パネル3は、ユーザーに対する報知を行う(報知を行うための画面を表示する)。

ここで、画像形成装置100は、カメラ4を備える。カメラ4は、図2に示すように、画像形成装置100の本体100Mの正面前方が撮影範囲(図2では、2点鎖線で示す)となるよう画像形成装置100の本体100Mの正面に設置される。すなわち、カメラ4は、画像形成装置100の本体100Mの正面から本体100Mの正面前方の様子を撮影する。たとえば、カメラ4による撮影時に画像形成装置100の近傍(本体100Mの正面前方)にユーザーが存在する場合には、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーの撮影がカメラ4によって行われる。

なお、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーの撮影が可能であれば、画像形成装置100の本体100Mからカメラ4を分離してもよい。たとえば、画像形成装置100が設置された室内の天井にカメラ4を取り付け、画像形成装置100の本体100Mとカメラ4とをケーブルを介して接続してもよい。

図1に戻って、画像形成装置100は、人体検知部5を備える。人感検知部5は、画像形成装置100の近傍におけるユーザーの存在を検知する。たとえば、人体検知部5は、検知範囲が互いに異なる複数の人感センサー51(図3参照)を含む。人感センサー51としては、赤外線センサー、可視光センサーおよび超音波センサーなどを用いることができる。

たとえば、人感検知部5は、画像形成装置100が設置された室内の天井(画像形成装置100の本体100Mの上方)に取り付けられ、画像形成装置100の本体100MのI/F部10にケーブルCBを介して接続される。あるいは、画像形成装置100の本体100Mに人体検知部5が設置されてもよい。

人体検知部5は、画像形成装置100から所定距離の範囲内にユーザーが入ると、ユーザーの存在を検知したことを示す信号(ユーザー検知信号)を出力する。たとえば、画像形成装置100から1m程度の範囲内にユーザーが存在する場合にユーザー検知信号を出力するよう人感検知部5の各人感センサー51の検知範囲が設定される。

また、画像形成装置100は、回転台61を含む回転装置6を備える。回転装置6は、画像形成装置100の本体100Mの底部に設置される。回転装置6の回転台61は、画像形成装置100の本体100Mの底部に連結される。回転装置6は、回転台61をA方向(図2参照)に回転させる。回転装置6の回転台61がA方向に回転すると、画像形成装置100の本体100MもA方向に回転するので、画像形成装置100の本体100Mの向き(カメラ4の撮影方向)が変更される。

また、図3に示すように、画像形成装置100は、制御部7を備える。制御部7は、CPU71、メモリー72およびASIC73を含む。CPU71は、制御用のプログラムおよびデータに基づき、画像形成装置100の各部の動作を制御するための処理を行う。メモリー72は、制御用のプログラムおよびデータを記憶する。ASIC73は、画像処理など特定の処理を行う。

制御部7は、画像読取部1および印刷部2に接続され、画像読取部1の読取動作を制御するとともに、印刷部2の印刷動作(印刷ジョブ)を制御する。また、制御部7は、操作パネル3に接続される。そして、制御部7は、操作パネル3の表示動作を制御するとともに、操作パネル3に対して行われた操作を検知する。

また、制御部7は、カメラ4に接続され、カメラ4の撮影動作を制御する。たとえば、カメラ4は、カメラ制御回路41を含む。制御部7は、カメラ制御回路41に対して指示を与え、カメラ4による撮影を適切なタイミングで行わせる。

また、制御部7は、人体検知部5(人感センサー51)に接続される。そして、制御部7は、人体検知部5の検知結果に基づき、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在するか否か(人感センサー51の検知範囲にユーザーが入っているか否か)を判断する。言い換えると、制御部7は、画像形成装置100にユーザーが近づいたか否かを判断する。

さらに、制御部7は、人体検知部5の検知結果に基づき、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーの存在位置を認識する。なお、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在する場合には、検知範囲にユーザーが存在する人感センサー51だけがユーザー検知信号を出力する。したがって、ユーザー検知信号を出力した人感センサー51を特定することにより、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーの存在位置を認識することができる。

また、制御部7は、回転装置6に接続され、回転台61の回転動作を制御する。たとえば、回転装置6は、回転台61を回転させるモーターMおよびモーター駆動回路61を含む。そして、制御部7は、モーター駆動回路61に対して指示を与え、モーターMを適切に駆動させる。すなわち、制御部7は、回転台61を適切に回転させる(画像形成装置100の本体100Mの向きを制御する)。

画像形成装置100は、記憶部8および通信部9をさらに備える。記憶部8および通信部9は、制御部7に接続される。

記憶部8は、ROM(EEPROMなど)やHDDのような不揮発性の記憶デバイスを含む。制御部7は、記憶部8からのデータの読み出しや記憶部8へのデータの書き込みを行う。ここで、記憶部8は、予め登録された登録ユーザー(画像形成装置100の使用を許可されたユーザーであり印刷ジョブの実行を要求し得るユーザー)の顔画像を登録ユーザーのユーザーIDと対応付けて記憶する。たとえば、カメラ4による登録ユーザーの撮影によって得られた登録ユーザーの顔画像が記憶部8に記憶される。なお、画像形成装置100は複数のユーザーによって使用される。このため、記憶部8に記憶される顔画像は複数存在する。以下の説明では、記憶部8に予め記憶された登録ユーザーの顔画像を基準顔画像と称する場合がある。

通信部9は、画像形成装置100をLANなどのネットワークNTに接続するためのインターフェースである。ネットワークNTには、画像形成装置100のユーザーにより使用されるユーザー端末200が接続される。たとえば、ユーザー端末200は、パーソナルコンピューターである。そして、制御部7は、通信部9を介してネットワークNTにアクセスし、ユーザー端末200との間でデータの送受信を行う。

たとえば、画像形成装置100がプリンターとして使用される場合には、ユーザー端末200から画像形成装置100に対して印刷ジョブの実行要求が送信される(通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信する)。ユーザー端末200から画像形成装置100に送信される印刷ジョブの実行要求には、印刷ジョブの実行を要求したユーザー(印刷ジョブの実行要求を送信したユーザー端末200にログインしているユーザー)を示すユーザー情報、用紙Pに印刷すべき画像の画像データ、および、印刷ジョブの実行条件などが含まれる。そして、制御部7は、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信すると、印刷部2に印刷ジョブを実行させる。ただし、制御部7は、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信しても、直ぐには印刷部2に印刷ジョブを開始させない。詳細は後述する。

<印刷ジョブの開始タイミング> 制御部7は、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信して以降、印刷ジョブの実行を要求したユーザーである要求ユーザーが画像形成装置100の近傍に存在すると判断したとき(画像形成装置100に要求ユーザーが近づいたとき)、印刷部2に印刷ジョブを開始させる。すなわち、制御部7は、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信しても、画像形成装置100の近傍に要求ユーザーが存在しなければ、印刷部2に印刷ジョブを開始させない。

以下に、図4に示すフローチャートを参照し、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信して以降に制御部7が行う処理の流れについて説明する。図4に示すフローチャートは、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信したことを制御部7が検知したときにスタートする。

ステップS1において、制御部7は、通信部9が受信した印刷ジョブの実行要求に含まれるユーザー情報に基づき、印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識する。そして、ステップS2において、制御部7は、人体検知部5の検知結果に基づき、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在するか否か(画像形成装置100にユーザーが近づいたか否か)を判断する。その結果、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在すると制御部7が判断した場合には、ステップS3に移行する。

ステップS3に移行すると、制御部7は、画像形成装置100の本体100Mの向き(カメラ4の撮影方向)を調整する向き調整処理を行う。向き調整処理を行うとき、制御部7は、人体検知部5の各人感センサー51のうちいずれがユーザー検知信号を出力したかに基づき、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーの存在位置を認識する。

そして、図5に示すように、制御部7は、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーがカメラ4の撮影範囲に入るように画像形成装置100の本体100Mの向き(カメラ4の撮影方向)を調整する。このとき、制御部7は、回転装置6のモーターMの駆動を制御し、回転台61を回転させる。これにより、画像形成装置100の本体100Mが回転するので、画像形成装置100の本体100Mに設置されたカメラ4の撮影方向が変更される。

図5に示す例では、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーはカメラ4の撮影範囲に入っていない(図5の上図参照)。この場合、制御部7は、画像形成装置100の本体100M(回転装置6の回転台61)をA1方向に回転させる。これにより、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーがカメラ4の撮影範囲に入る(図5の下図参照)。

図4に戻り、向き調整処理の後、ステップS4において、制御部7は、カメラ4に撮影を行わせる。カメラ4による撮影時には、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーがカメラ4の撮影範囲に入った状態となっている。これにより、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーがカメラ4によって撮影される。

次に、ステップS5において、制御部7は、カメラ4による撮影によって得られた撮影画像を取得し、記憶部8に予め記憶された複数の基準顔画像(登録ユーザーの顔画像)と撮影画像とに基づき、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーを特定するユーザー特定処理を行う。このとき、制御部7は、複数の基準顔画像のうち、撮影画像に含まれる顔画像との類似度が予め定められた閾値以上の基準顔画像を抽出する抽出処理を行う。ここでの抽出処理は公知の画像認識技術(顔認識技術)を用いて行われる。そして、制御部7は、抽出処理によって抽出した基準顔画像に対応するユーザーが画像形成装置100の近傍に存在すると判断する。

その後、ステップS6において、制御部7は、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーが要求ユーザー(ステップS1で認識したユーザー)であるか否かを判断する。その結果、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーが要求ユーザーであると制御部7が判断した場合には、ステップS7に移行し、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーが要求ユーザーではないと制御部7が判断した場合には、ステップS2に移行する。そして、ステップS7に移行すると、制御部7は、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを印刷部2に開始させる。

なお、ステップS2において、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在しないと制御部7が判断した場合には、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在するか否かの判断が繰り返され、ステップ3には移行しない。すなわち、制御部7は、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信して以降、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在すると判断するまで、ユーザー特定処理(カメラ4による撮影を含む)を行わない。また、制御部7によるユーザー特定処理が行われなければ、印刷ジョブは開始されない。

本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、用紙Pに画像を印刷し印刷物を排出する印刷ジョブを実行する印刷部2と、ユーザーが使用するユーザー端末200から印刷ジョブの実行要求を受信する通信部9と、予め登録されたユーザーの顔画像を記憶する記憶部8と、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーを撮影するカメラ4と、印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザーを認識するとともに、カメラ4が撮影した撮影画像と記憶部8に記憶された顔画像とに基づき画像形成装置100の近傍に存在するユーザーを特定するユーザー特定処理を行い、ユーザー特定処理によって特定したユーザーが要求ユーザーであると判断したとき、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを印刷部2に開始させる制御部7と、を備える。

本実施形態の構成では、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーを撮影するカメラ4を備えるので、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーを特定するユーザー特定処理を制御部7に行わせることができ、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーが印刷ジョブの実行を要求した要求ユーザー(印刷物を取りに来たユーザー)であるか否かを制御部7に判断させることができる。

画像形成装置100の近傍に存在するユーザー(ここでは、便宜上、第1ユーザーと称する)が要求ユーザーであると制御部7が判断したとき、すなわち、第1ユーザーが印刷物を取りに来たとき、第1ユーザーが実行を要求した印刷ジョブを印刷部2が開始する。ここで、第1ユーザーとは別のユーザー(ここでは、便宜上、第2ユーザーと称する)が印刷ジョブの実行を要求していたとしても、第2ユーザーが印刷物を取りに来るまでは、第2ユーザーが実行を要求した印刷ジョブは開始されない。したがって、第1ユーザーが印刷物を取りに来たときには、第1ユーザーが実行を要求した印刷ジョブの印刷物だけが排出された状態となる。これにより、印刷物の仕分け作業が不要となるので、印刷物を取りに来たユーザーの利便性が向上する。

また、本実施形態の構成では、要求ユーザーが印刷物を取りに来たとき、要求ユーザーが実行を要求した印刷ジョブが自動的に開始されるので、要求ユーザーが何らかの操作を行う必要はない。

また、本実施形態では、上記のように、制御部7は、通信部9が印刷ジョブの実行要求を受信して以降、人体検知部5の検知結果に基づき画像形成装置100の近傍にユーザーが存在すると判断したとき、カメラ4に撮影を行わせる。この構成では、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在するにもかかわらず当該ユーザーの撮影が行われない、という不都合が発生するのを抑制することができる。

また、本実施形態では、上記のように、制御部7は、人体検知部5の検知結果に基づき画像形成装置100の近傍に存在するユーザーの存在位置を認識し、回転装置6を制御することにより、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーがカメラ4の撮影範囲に入るように画像形成装置100の本体100Mの向きを調整する。この構成では、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーを確実に撮影することができる。

また、本実施形態では、上記のように、画像形成装置100の本体100Mの正面前方が撮影範囲となるよう画像形成装置100の本体100Mにカメラ4が設置される。ここで、画像形成装置100の近傍にユーザーが存在する場合には、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーがカメラ4の撮影範囲に入るように画像形成装置100の本体100Mの向きが調整される。すなわち、画像形成装置100の本体100Mの正面前方が撮影範囲となるよう画像形成装置100の本体100Mにカメラ4を設置した構成では、画像形成装置100の本体100Mの正面が画像形成装置100の近傍に存在するユーザーに向く。これにより、画像形成装置100の近傍に存在するユーザーが要求ユーザー(印刷物を取りに来たユーザー)であれば、印刷物が取り出し易くなる。

今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。

2 印刷部 4 カメラ 5 人体検知部 6 回転装置 7 制御部 8 記憶部 9 通信部 61 回転台 100 画像形成装置 200 ユーザー端末

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