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Process to cosmetic container or package parts give the semi-transparent metal appearance, and parts obtained by the process

申请号 JP2002524928 申请日 2001-08-23 公开(公告)号 JP2004508115A 公开(公告)日 2004-03-18
申请人 レクサム ビュート メタリゼイション; 发明人 アロ,ブルーノ; レニエ,ヴァンサン;
摘要 本発明は、金属被覆可能な透明なプラスチック材料からなる、化粧品容器又はその類似物の剛性部品に、半透明の金属的な様相を与える方法に関するものである。 この方法は、物理的な 真空 気相析出により、不透明でなくなるほど充分に薄い金属膜を析出させるステップと、その 薄膜 をワニスで被覆するステップとを含むことを特徴とするものである。
权利要求
  • 金属被覆可能な透明のプラスチックからなる化粧品容器等の剛性部品に半透明の金属性外観を与える工程において、不透明でなくなるほど充分に薄い金属膜を物理的な真空気相析出工程により析出させ、前記薄膜をワニスで被覆することを特徴とする工程。
  • 前記析出は真空蒸発により行われることを特徴とする請求項1に記載の工程。
  • 前記部品上の金属被覆に使用する金属は、アルミニウム、クロム、ニッケル及び銅からなる部類から選択されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の工程。
  • 前記金属被覆用の金属は一片のステンレス鋼から得られることを特徴とする請求項3に記載の工程。
  • 場合によっては染色された透明なプラスチック部品を準備するステップと、適切な場合には該部品の表面を処理するステップと、金属の真空気相析出を行うステップと、金属被覆された該部品をワニス処理するステップとを備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の工程。
  • 前記表面処理は、場合によっては着色されたワニス・アンダーコートの塗布を含むことを特徴とする請求項5に記載の工程。
  • 前記プラスチック部品はスチレン樹脂からなることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の工程。
  • 金属被覆可能な透明のプラスチックから成り、半透明の金属性外観を呈する化粧品容器等の剛性部品において、該部品は、不透明でなくなるほど充分に薄い金属膜で被覆されており、それ自体はワニスの被覆層で被覆されていることを特徴とする部品。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、化粧品用の容器、入れ物又はパッケージ、特にメーキャップ用品の容器、口紅等のためのアプリケーター、マスカラの容器、噴霧器のストッパー等の剛性部品に関する。
    【0002】
    【従来の技術】
    金属被覆された剛性プラスチックからこれらの部品を製作して不透明な外観と金属製部品の輝きとを与える方法は既知の慣用手段である。
    【0003】
    プラスチックの金属被覆は、湿式経路(文書EP第1 016 516号に記載されているような、触媒作用による電解析出)又は乾式経路(真空蒸着、特に、例えば真空下における蒸発又は陰極スパッタによる物理的な気相析出(vapor−phase deposition))を介して行うことができる。 また、使用する金属やそれを被覆するワニスの性質を変えることにより、金属コーティングに所望の色を与えることができる。
    【0004】
    更に、化粧品分野においては、例えば文書US第4 208 144号、第4 422 545号又は第5 431 177号に開示されているように、多かれ少なかれ透明な部品を使用することは既知の慣用手段である。 また、これらの部品に染料を加えることや、場合によっては、その部品に金属光沢効果又は真珠光沢効果を与えるべく、その染料に金属性又は真珠光沢性の顔料を混入することも既知の慣用手段である。 しかしながら、このようにして得られる効果は一般的に質が乏しく、特に、明るい金属光沢が望まれる場合に品質は一層乏しい。 その理由は、少量の金属性顔料を大量のプラスチックに分散させるのは比較的困難であり、大なる不均質性を引き起こすためである。
    【0005】
    本発明の目的は、ある一定レベルの透明性を維持しながら、同時に、化粧品の部品において十分な金属効果を得られるようにすることにある。
    【0006】
    本発明のこの目的は、金属被覆可能な透明のプラスチックからなる化粧品容器等の剛性部品に半透明の金属性外観を与える工程により達成され、その工程は、不透明でなくなるほど充分に薄い金属膜を、物理的な真空気相析出工程により析出し、該薄膜をワニスで被覆することを特徴とするものである。 本発明はまた、そのようにして得られる部品に関するものである。
    【0007】
    詳細には、本出願人は、上述の真空蒸着工程におけるパラメーターを制御することにより、特に、真空チャンバ内において蒸発される金属の量を低減することにより、微視的なレベルにおいては実際には不連続的であり、透明性を失うことなく、一様な金属性外観を与える非常に薄い金属膜を成膜し得ることを発見した。 その効果は非常に魅的であり、予期し得ないものである。 即ちその効果は特に観察条件に依存し、その透明性は、容器に応じて、殆ど通常の透明な外観から殆ど完全に金属的な外観までの範囲にわたる異なる陰影が認められる程度にまで、多かれ少なかれ、部屋の照明や部屋へ入射する光等に依存することは明らかである。
    【0008】
    【発明の実施の形態】
    本工程は、以下のステップを含む。
    【0009】
    使用する開始材料は、場合によってはバルク形態で染色された、一片の透明な剛性プラスチックである。 このプラスチックは、例えば、SAN(スチレン−アクリロニトリル)又はABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)等の透明なスチレン樹脂であってよい。
    【0010】
    適切であれば、例えばイオン衝撃により、若しくは、着色されたワニス又は非着色のワニスの被覆層(以下、アンダーコートと呼ぶ)を用いて、表面処理が行われる。 このワニスは、表面を非常に光沢性に為すUV−光硬化型のワニスであってよい。
    【0011】
    このアンダーコート・ワニス(存在する場合)は、紫外線により重合する。
    【0012】
    ワニス処理された部品は、真空下に置かれたチャンバ内に配される。
    【0013】
    前記チャンバ内において、金属成分がジュール効果により加熱される(例えば、該成分を収容したるつぼを用い、その成分の周囲に配した抵抗器により、ジュール効果で直接的に加熱される)。 金属は、特に、アルミニウム、クロム、ニッケル又は銅であってよく、あるいは、これらのうちの1種類又はそれ以上の金属をベースとした合金中に含まれていてよい。 使用すべき金属の量は、所望の結果に基づいて、実験により決定される。
    【0014】
    金属の蒸発、及び前記部品上におけるそれの再凝縮は、本発明に係る薄い(膜厚数オングストロームの)金属蒸着膜を生じる。
    【0015】
    次いで、この蒸着薄膜は、光沢性又は無光沢性の、着色又は無着色の、場合によっては光硬化型のワニスで保護される。
    【0016】
    青色のアンダーコートを伴う、無染色の透明なABSからなる部品(噴霧器のキャップ)を用いて種々の製造例を実施した。 真空蒸発による析出は、主に鉄、クロム及びニッケルからなる一片のステンレス鋼を前記チャンバ内のるつぼに配することにより、「素朴な(rustic)」条件下で行われた。 こうして得られた金属被覆されたプラスチック部品は、半透明且つ半反射性の魅力的な外観を呈した。

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